JP2933894B2 - 車体側部のエネルギ吸収構造 - Google Patents

車体側部のエネルギ吸収構造

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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体側部にその外部か
ら比較的大きな衝撃が加えられたときその衝撃による衝
撃エネルギを吸収して車室内の乗員の保護を図る、いわ
ゆる側面衝突対策としての車体側部のエネルギ吸収構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両において、イン
フレータとエアバッグとを有するエアバッグ装置を設
け、衝突時等において車体に比較的大きな衝撃力が作用
したとき通常時において収縮状態にあるエアバッグを膨
張させて、この膨張したエアバッグによって車室内の乗
員に作用する衝撃力を緩和して乗員の保護を図ることは
知られている。
【0003】そのようなものにおいて、特に側面衝突対
策用として、例えば実開平1−117957号公報に記
載されるように、車体側部に側方から入力される衝撃力
でオンする衝撃センサを設け、車体側部内側のアームレ
スト内に、折り畳まれたエアバッグと、上記センサより
の信号によってエアバッグを膨張させる推進手段を設け
たものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の側面
衝突対策用のエアバッグ装置は1つのエアバッグを1度
に膨張させるものである為、側面衝突時におけるエネル
ギ吸収を十分に行おうとすると大きなエアバッグを長い
時間膨張させておく必要があり、エアバッグの気体抜け
を抑える為の材質改善、起爆量の増大、コストアップ、
騒音等様々な問題が生じるということを本出願人は発見
した。
【0005】すなわち、側面衝突時においてはシートに
着座している乗員の腰付近がまずドアに衝突し衝撃力が
作用し、次いで所定のタイミング後に胸がドアに衝突し
て衝撃力が作用するような動きを示すことに起因するも
のである。よって、このようにタイミングの異なる2つ
の部位を1度に展開させたエアバッグだけでエネルギを
吸収させようとすると高い圧力で長い時間エアバッグを
膨張させておく必要があり上記問題を生じるものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
側部を構成する車体側壁部と乗員の間に展開する側面衝
突用エアバッグ装置が、前後方向にスライド調整可能な
シートに配設された車体側部のエネルギ吸収構造におい
て、上記車体に入力された衝撃力を検出する衝撃検出手
段と、上記衝撃検出手段からの信号に基づいて作動する
インフレータ及び、該インフレータに固定され該インフ
レータの作動によって展開するエアバッグを有したエア
バッグユニットとを備え、該エアバッグユニットは、上
記シートの上記車体側壁部側端部に配設されているとと
もに、上記エアバッグは、上記乗員の車体側面腰部に対
応する下部エアバッグ部と、乗員の車体側面胸部に対応
する上部エアバッグ部との2気室となるように一体的に
構成され、かつ、下部エアバッグに対して上部エアバッ
グが遅れて膨張するよう膨張タイミング遅延部材が設け
られていることを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、アームレストを
有した車体側部を構成する車体側壁部と乗員の間に展開
する側面衝突用エアバッグ装置が、前後方向にスライド
調整可能なシートに配設された車体側部のエネルギ吸収
構造において、上記車体に入力された衝撃力を検出する
衝撃検出手段と、上記衝撃検出手段からの信号に基づい
て作動するインフレータ及び、該インフレータに固定さ
れ該インフレータの作動によって展開するエアバッグを
有したエアバッグユニットとを備え、該エアバッグユニ
ットは、上記シートの上記車体側壁部側端部に配設され
ているとともに、上記エアバッグは、上記アームレスト
より下方に展開する下部エアバッグと、上記アームレス
トより上方に展開する上部エアバッグとが一体に形成さ
れ、かつ、下部エアバッグに対して上部エアバッグが遅
れて膨張するよう膨張タイミング遅延部材が設けられて
いることを特徴とする。
【0008】ここで、請求項3の発明では、上記請求項
1又は2の発明において、上記上部エアバッグは、下部
エアバッグに比較して車幅方向の寸法が小に形成されて
いることを特徴とする。また、請求項4の発明では、上
記請求項1又は2の発明において、上記エアバッグは、
下部エアバッグから上部エアバッグへのガス流入量を規
制する圧力制御弁を備え、該圧力制御弁は上記アームレ
ストの高さに配設されていることを特徴とする。
【0009】
【作用・効果】請求項1〜4の発明によれば、下部エア
バッグに対して上部エアバッグの膨張タイミングが遅延
されるよう構成されている為、上記問題の発生を抑えつ
つ側面衝突時における乗員の腰部、胸部のドア等への衝
突タイミングに合致させたエネルギ吸収が可能となり乗
員保護性能を向上できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
【0011】−実施例1− 図1において、1は車両の座席シートで、シートクッシ
ョン2と、シートバック3と、ヘッドレスト4とからな
り、シートクッション2の側部にエアバッグユニットと
してのエアバッグ装置5が埋設されている。
【0012】エアバッグ装置5は、図2及び図3に示す
ように、開閉可能にエアバッグリッド6が取付けられた
ケーシング7内にインフレータ8とエアバッグ9とが収
納されてなり、シートクッション2のクッション材2a
内に埋設されている。シート表皮2bには、エアバッグ
リッド6の開放時に、縫い目が切断するように破断部2
cが形成されている。そして、側面衝突時などにおい
て、エアバッグ9の展開圧力によってエアバッグリッド
6が押圧されると、上記破断部2cを破断してシートク
ッション2のリッド部2dが、エアバッグリッド6と共
に開放され、エアバッグ9が上下方向に下方から上方
に、車体側壁部であるドア10と乗員Mとの間に展開す
るように構成されている。11はシートフレーム、12
は補強板、13はドアトリム14に形成されたアームレ
ストである。
【0013】エアバッグリッド6は、図4及び図5に示
す展開角度を規制するガイド手段15が設けられてお
り、所定開度以上開かないように構成され、エアバッグ
9が側方に逃げないようになっている。これは、エアバ
ッグリッド6の開放角度が規制されないと、図2に鎖線
で示すように、アームレスト13下側にエアバッグ9が
展開し、乗員Mの胸部M1まで展開せず、乗員Mの胸部M1
を保護しないおそれが生じるからである。
【0014】エアバッグリッド6は、リッド本体部6a
の左右に側板部6bを有し、該側板部6bが、スライド
板16とともにケーシング7に回動可能に枢着されてい
る。側板部6bには、回動軸17を中心とする円弧状の
長孔6c,6dが形成され、該長孔6c,6dに、スラ
イド板16より立設されたストッパピン18,18がス
ライド可能に係合している。スライド板16は、その端
部に、リッド開放時にケーシング7の側縁部の係止部7
aに係合する係止部16aが形成されている。また、長
孔6c(6d)の端部には、図6に示すように、最狭部
19aを有する板バネ部材19が取付けられ、エアバッ
グリッド6とスライド板16との関係を規制するように
なっている。
【0015】上記のように構成すれば、ドア10に配設
され側面衝突を検出する衝撃センサSによる衝突検出機
構(車両の左右に2系統独立配置されている)によっ
て、側面衝突が検出されると、インフレータ8へ、エア
バッグ9を展開させるための起爆信号が送られる。
【0016】この信号により、インフレータ8が爆発し
てエアバッグ9が膨張し、エアバッグリッド6を開放方
向に押圧する。この押圧力によってシート表皮2bの破
断部2cが破断され、リッド部2dと共にエアバッグリ
ッド6が開放される(図3破線参照)。
【0017】このエアバッグリッド6の開放は、側板部
6bとスライド板16とにおいて、長孔6c,6dとス
トッパピン18,18との係合関係でエアバッグリッド
6が、まず、第1の設定開度まで開放される。このと
き、ストッパピン18は板バネ部材19の最狭部19a
を通過し、該最狭部19aと端部との間に位置して移動
し難くなるので、エアバッグリッド6とスライド板16
とは所定の結合状態に保持される。
【0018】それから、エアバッグリッド6の回動に伴
われてスライド板16が回動し、スライド板16の係止
部16aがケーシング7の係止部7aに係合するまで回
動する。これによって、エアバッグリッド6の開度は第
2の設定開度まで変化し規制される。
【0019】その結果、エアバッグ装置5は、アームレ
スト13下方のシートクッション2(座席シート1)に
配設されているが、エアバッグリッド6によって、エア
バッグ9の展開方向が規制されるので、アームレスト1
3の下側方向には展開せず、ドア10と員Mの間を上下
方向に下方から上方に展開することになり、乗員Mの保
護が確実となる。
【0020】上記実施例では、スライド板16を用いて
いるが、図7に示すように、それを省略することもでき
る。この場合には、エアバッグリッド6の長孔6e,6
fに係合するストッパピン18,18はケーシング7に
立設されている。また、長孔6e,6fの端部には、開
状態を保持するように板バネ部材19と同様の板バネ部
材が配設されている。
【0021】また、図8に示すように、アームレスト1
3内の上部位置にエアバッグ装置(図示せず)を設け、
その上側部分に形成されたエアバッグリッド13aより
エアバッグを展開させる構造に対しても、例えば図4及
び図5に示すガイド手段15を適用することができる。
【0022】さらに、乗員Mの腰部M2をまず保護するた
めに、図9及び図10に示すように、シートクッション
2の側部に配設したエアバッグ装置20のエアバッグ2
1を、上部エアバッグ21Aと下部エアバッグ21Bと
に分割し、その間の仕切部21Cに圧力制御弁22を介
設し、下部エアバッグ21Bを上部エアバッグ21Aよ
りも先に膨張させるようにすることもできる。このよう
にすれば、シートクッション2の側部より上下方向に展
開したエアバッグ21は、まず、乗員Mの腰部M2の高さ
まで膨らみ、乗員Mの腰部M2を保護し、それから胸部M1
の高さへと展開していく。したがって、ドア10の内面
との接触タイミングに対応して乗員Mの腰部M1、胸部M2
の順でエアバッグ21が展開するため、より効率的な衝
撃吸収を行うことができる。なお、Pはバンパー位置を
示す。
【0023】−実施例2− 本例はシートバックにエアバッグ装置を配設した例であ
る。
【0024】図11及び図12に示すように、シート1
のシートバック3の側部にエアバッグ装置31が配設さ
れ、側面衝突時に、ドア10と乗員Mとの間をエアバッ
グ32が前後方向に後方から前方に展開するようになっ
ている。
【0025】エアバッグ装置31は、ケーシング33内
に、エアバッグ32と共にインフレータ34が収納され
てなり、シートバック3のクッション材3a内に埋設さ
れている。エアバッグ32は乗員の側部を十分に保護で
きるように薄型楕円形状である。
【0026】ケーシング33には、具体的に図示してい
ないが、エアバッグリッド35を、例えば図4及び図5
に示すものと同様に開度規制するガイド手段が設けられ
ている。ケーシング33は、取付用補強部材36を介し
てシートフレーム37に固定されている。
【0027】上記のように構成すれば、側面衝突時にお
いて、インフレータ34へ、エアバッグ32を展開させ
るための起爆信号が送られると、インフレータ34が爆
発してエアバッグ32が膨張し、エアバッグリッド35
を開放方向に押圧する。この押圧力によってエアバッグ
リッド35が開放される。
【0028】このとき、エアバッグリッド35は、エア
バッグリッド35の開度規制を行うガイド手段によって
前述した如くリッド開度が規制され、設定開度開放され
るだけである。
【0029】その結果、エアバッグリッド35によっ
て、エアバッグ32の展開方向が規制され、ドア10と
乗員Mの間を前後方向に乗員側に指向されて展開するこ
とになり、乗員Mの保護が確実となる。
【0030】−実施例3− 本例は、乗員側にエアバッグを指向させるためにエアバ
ッグ装置を回動させるものである。
【0031】図13及び図14において、エアバッグ装
置41は、実施例2の場合と同様に、ケーシング42が
シートバック3の側部に埋設され、そのシートフレーム
43に取付用補強部材44を介して取付固定されている
フレーム45に、外側方変位可能に取付けられている。
【0032】具体的には、ケーシング42において、後
端部は、上下面に軸部材46が立設され、該軸部材46
がフレーム45の第1規制部45aによって外側方側へ
の所定量以上の移動が規制されるようになっている。一
方、前端部は、リンク部材47を介してフレーム45に
回動可能に連結され、リンク部材47の係合部47aと
フレーム45の第2規制部45bとの係合で外側方側へ
の所定量以上の移動が規制されるようになっている。こ
のようにして、エアバッグ48の展開時に、エアバッグ
装置41を回動させてエアバッグ48を乗員側に指向し
て展開させるガイド手段が構成されている。なお、49
はインフレータ、50はエアバッグリッドである。
【0033】このように構成すれば、エアバッグ膨張時
に、インフレータ49の爆発力によってケーシング42
の前端部が大きく外側方向に移動する一方、後端部が小
さく外側方向に移動する。そして、軸部材46の外側方
への、所定量以上の移動がフレーム45の第1規制部4
5aで抑制される一方、リンク部材47によって前端部
の外側方への移動量もリンク部材47の係合部47aと
フレーム45の第2規制部45bとの係合で規制され、
結果として、ケーシング42の前端部が後端部よりも大
きく外側方に変位する。
【0034】このように、ケーシング42の前端部が後
端部よりも大きく外側方に変位して、ケーシング42の
前端部がドアと乗員との間に向けられ、その状態でケー
シング42よりエアバッグ48が膨張展開するので、ド
アと乗員との間をエアバッグ48が前後方向に後方から
前方に乗員側に指向されて展開することなり、乗員Mの
側部の保護が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の車体側部のエネルギ吸収構造を示す
概略図である。
【図2】エアバッグの展開方向の説明図である。
【図3】図1のA−A線における断面図である。
【図4】エアバッグリッドの閉状態の斜視図である。
【図5】エアバッグリッドの開状態の斜視図である。
【図6】長孔の端部の斜視図である。
【図7】変形例の図4と同様の図である。
【図8】アームレストにエアバッグ装置を配設する場合
の説明図である。
【図9】エアバッグを上部バッグと下部バッグとで構成
する場合の説明図である。
【図10】エアバッグの仕切部の斜視図である。
【図11】実施例2についての図1と同様の図である。
【図12】図11のB−B線における断面図である。
【図13】実施例3の、エアバッグリッドの閉状態の断
面図である。
【図14】エアバッグリッド開状態の断面図である。
【符号の説明】
1 座席シート 2 シートクッション 3 シートバック 5,31,41 エアバッグ装置 6,35,50 エアバッグリッド 8,34,49 インフレータ 9,32,48 エアバッグ 10 ドア 13 アームレスト 15 ガイド手段 S 衝撃センサ(衝撃検出手段)
フロントページの続き (72)発明者 西竹 秀樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−240535(JP,A) 実開 平1−117957(JP,U) 実開 昭58−130850(JP,U) 実開 平2−132555(JP,U) 実公 昭47−29298(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16 - 21/32 B60N 2/00 - 2/54

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部を構成する車体側壁部と乗員の
    間に展開する側面衝突用エアバッグ装置が、前後方向に
    スライド調整可能なシートに配設された車体側部のエネ
    ルギ吸収構造において、 上記車体に入力された衝撃力を検出する衝撃検出手段
    と、 上記衝撃検出手段からの信号に基づいて作動するインフ
    レータ及び、該インフレータに固定され該インフレータ
    の作動によって展開するエアバッグを有したエアバッグ
    ユニットとを備え、 該エアバッグユニットは、上記シートの上記車体側壁部
    側端部に配設されているとともに、上記エアバッグは、
    上記乗員の車体側面腰部に対応する下部エアバッグ部
    と、乗員の車体側面胸部に対応する上部エアバッグ部と
    の2気室となるように一体的に構成され、かつ、下部エ
    アバッグに対して上部エアバッグが遅れて膨張するよう
    膨張タイミング遅延部材が設けられている ことを特徴と
    する車体側部のエネルギ吸収構造。
  2. 【請求項2】 アームレストを有した車体側部を構成す
    る車体側壁部と乗員の間に展開する側面衝突用エアバッ
    グ装置が、前後方向にスライド調整可能なシートに配設
    された車体側部のエネルギ吸収構造において、 上記車体に入力された衝撃力を検出する衝撃検出手段
    と、 上記衝撃検出手段からの信号に基づいて作動するインフ
    レータ及び、該インフレータに固定され該インフレータ
    の作動によって展開するエアバッグを有したエアバッグ
    ユニットとを備え、 該エアバッグユニットは、上記シートの上記車体側壁部
    側端部に配設されているとともに、上記エアバッグは、
    上記アームレストより下方に展開する下部エアバッグ
    と、上記アームレストより上方に展開する上部エアバッ
    グとが一体に形成され、かつ、下部エアバッグに対して
    上部エアバッグが遅れて膨張するよう膨張タイミング遅
    延部材が設けられている ことを特徴とする車体側部のエ
    ネルギ吸収構造。
  3. 【請求項3】 上記上部エアバッグは、下部エアバッグ
    に比較して車幅方向の寸法が小に形成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の車体側部のエネルギ吸
    収構造。
  4. 【請求項4】 上記エアバッグは、下部エアバッグから
    上部エアバッグへのガス流入量を規制する圧力制御弁を
    備え、該圧力制御弁は上記アームレストの高さに配設さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の車体側
    部のエネルギ吸収構造。
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