JPH1086784A - 自動車用座席カバー - Google Patents

自動車用座席カバー

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JPH1086784A
JPH1086784A JP8265309A JP26530996A JPH1086784A JP H1086784 A JPH1086784 A JP H1086784A JP 8265309 A JP8265309 A JP 8265309A JP 26530996 A JP26530996 A JP 26530996A JP H1086784 A JPH1086784 A JP H1086784A
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JP
Japan
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cover
gore
seat
backrest
engagement
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Pending
Application number
JP8265309A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Katayama
準一 片山
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Original Assignee
Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • B60R2021/2076Removable covers with tear seams

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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 座席襠部の任意位置に配備されるサイドエア
バッグの飛び出しを許容する自動車用座席カバーを提供
する。 【構成】 座席背凭れ62の側面襠部66にサイドエア
バッグ2が内蔵された自動車座席を覆うカバーであっ
て、背凭れカバー3の前面カバー部31に対し側面襠カ
バー部33を切離し、前面カバー部31に係合受け部1
2を備えると共に、この係合受け部12に対し係脱可能
に係合する係合部11を側面襠カバー部33に備え、サ
イドエアバッグ2の飛び出しで上記係合が外れるように
設定したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、座席の背凭れ上
部のみを覆う所謂ハーフカバー、及び座席を覆うシート
カバーであって、サイドエアバッグを搭載する自動車座
席に装着使用される自動車用座席カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車座席カバーは、座席背凭れ
の略全面を覆う所謂シートカバーと、座席背凭れの上周
部のみを覆う所謂ハーフカバーが存在する。いずれの座
席カバーも、下開口の袋状に構成され、座席背凭れ62
の前面63、上面64、背面65及び両側面(襠部)6
6を覆う構成となっている(図5及び図6参照)。座席
への装着に際しては、座席背凭れ62上面64の上方側
から、カバー体の下開口部を下にした状態で座席背凭れ
62に対し外嵌状に装着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車のフロン
ト側座席(コンソールボックス67を介して配備される
運転席6A及び助手席6)には、それぞれドア側の背凭
れ襠部66にサイドエアバッグ(衝撃により飛び出す衝
撃緩衝装置)2が内蔵されている。このサイドエアバッ
グ2は、通常は加わる衝撃によって開閉する蓋板21内
に収納されている(図5及び図6参照)。一方、従来の
座席カバーは、上記のように下開口の袋状であって、座
席背凭れ62の少なくとも上部の全面を覆うように構成
されている。つまり、カバーは座席背凭れ62の襠部6
6を覆うように形成してある。このため、従来の座席カ
バー(シートカバー、ハーフカバー)では、背凭れ襠部
66から飛び出すサイドエアバッグ2の飛び出しを阻害
することとなり、使用に耐え得ない。
【0004】この発明は、以上のような課題を解消さ
せ、座席襠部の任意位置に配備されるサイドエアバッグ
の飛び出しを許容する自動車用座席カバーを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するために、この発明の自動車用座席カバーでは、次の
ような構成としている。自動車用座席カバーは、座席背
凭れの側面襠部にサイドエアバッグが内蔵された自動車
座席を覆うカバーであって、背凭れカバーの前面カバー
部に対し側面襠カバー部を切離し、前面カバー部に係合
受け部を備えると共に、この係合受け部に対し係脱可能
に係合する係合部を側面襠カバー部に備え、サイドエア
バッグの飛び出しで上記係合が外れるように設定したこ
とを特徴としている。
【0006】このような構成を有する自動車用座席カバ
ーでは、側面襠カバー部の一端辺が前面カバー部に対し
切り離されて自由端となっている。常態において、側面
襠カバー部の係合部(例えば磁石)が、前面カバー部の
係合受け部(例えば薄板状鉄板)に磁気吸着すること
で、側面襠カバー部の端部が前面カバー部の端部に接面
している。従って、この状態で、座席背凭れのサイドエ
アバッグが内蔵される背凭れ襠部は、側面襠カバー部で
覆われており外観し得ない。車両に大きな衝撃が加わる
と、背凭れ襠部に内蔵されるサイドエアバッグは襠部か
ら外方へ飛び出す。この時、サイドエアバッグの大きな
飛び出し圧力で、前面カバー部の係合受け部と側面襠カ
バー部の係合部との磁気吸着による係合が外れ、側面襠
カバー部がサイドエアバッグの飛び出しと同時に開放す
る。従って、側面襠カバー部はサイドエアバッグの飛び
出しを許容し、飛び出しを阻害することがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
自動車用座席カバーの具体的な実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態を示す斜視図であり、図2は
部分拡大断面図である。
【0008】自動車用座席カバーとしては、座席の背凭
れ62の全体を覆う、所謂シートカバーと、座席背凭れ
62の上部のみを覆う所謂ハーフカバーとが対象とな
る。この実施の形態では、シートカバーの側面襠カバー
部33と前面カバー部31との間に、サイドエアバッグ
2の飛び出しを許容する係脱可能な係合手段1を配備し
た例を示している。
【0009】座席カバー(シートカバー)は、フロント
側座席の座部61の上面及び周面襠部を覆う座部カバー
5と、座席背凭れ62を覆う背凭れカバー3とから成
る。背凭れカバー3は、座席背凭れ62の前面63を覆
う前面カバー部31と、前面カバー部31の上辺に連続
し背凭れの上面64を覆う上面カバー部32と、上面カ
バー部32の先端辺に連続し背凭れの背面65を覆う背
面カバー部34と、背凭れ襠部66を覆う側面襠カバー
部33とから成る。側面襠カバー部33の一端辺は、背
面カバー部34の一端辺に縫着し、側面襠カバー部33
の他端辺(上辺を含む)は、自由端としている。
【0010】第1の実施の形態では、側面襠カバー部3
3の自由端である他端辺には、係合部11を設け、前面
カバー部31に係合部11と係脱可能な係合受け部12
を設けて係合手段1を構成している。係合部11は、平
板状磁石、例えば極めて厚みの薄い金属磁石、ゴム磁
石、プラスチック磁石等が使用される。更に、係合受け
部12は平板状金属板、例えば極めて厚みの薄い薄板状
の鉄板が使用される。
【0011】係合部(磁石)11及び係合受け部(鉄
板)12は、それぞれ接着剤を介して側面襠カバー部3
3、前面カバー部31に対し複数個所定間隔を開いて上
下方向へ接着して取付けられる。或いは、他の取付けと
しては、係合部(磁石)11、係合受け部(鉄板)12
を布帛でくるみ、この布帛を側面襠カバー部33、前面
カバー部31に対し縫着することで取付けても良い。
【0012】磁石11と、磁気被吸着体(鉄板)12と
の吸着力の相対的大きさは、サイドエアバッグの瞬間的
飛び出し圧力よりも小さく、圧力を受けて吸着が容易に
外れる程度のものであれば良い。実施の形態では、図1
で明らかなように、磁力面積の小さい、磁気力の弱い小
型で薄い磁石を使用し、所謂仮止め状に吸着させるよう
になっている。
【0013】上記第1の実施の形態の係合部11は、磁
石、係合受け部12は鉄板である例を示したが、実施に
際しては、係合部11はループ状繊維群、係合受け部1
2は鉤状繊維群である所謂面ファスナーとしても良く、
また、他の形態としては係合部11を雄ホック、係合受
け部12が雌ホックである雌雄係止具であっても良い。
要は、サイドエアバッグの大きな飛び出し圧力で、係合
が容易に外れる程度の弱い係合度合いのものであれば、
多種公知の係合手段1が使用できる。
【0014】図3は、他の実施の形態を示す部分拡大断
面図である。先の実施の形態では、前面カバー部31の
端部の表面に、長さの短い係合受け部12を設けた例を
示したが、この実施の形態では、前面カバー部31の端
部の裏面に長尺な係合受け部(鉄板)12を取付け、端
部より突出する鉄板12の先端部は座席背凭れの襠部6
6コーナー(隅部)に沿うように折り曲げている。これ
により、側面襠カバー部33の端部内面に設けた係合部
(磁石)11を吸着するようにしている。この実施の形
態の場合は、先の実施の形態(図1)のように、前面カ
バー部31の端部に側面襠カバー部33の端部が重合
し、厚みが大きくなる不利を解消し得る。
【0015】このような構成を有する自動車用座席カバ
ーでは、図1で示すように、カバーを座席に被せ、係合
部11と係合受け部12とを係合させた状態において、
側面襠カバー部33は、背凭れ62の襠部66を完全に
覆っている。従って、この常態において、サイドエアバ
ッグ2を内蔵する襠部66の蓋板21は、襠カバー部3
3により覆われ外観し得ない。
【0016】車両に大きな衝撃が加わると、背凭れ襠部
66に内蔵されるサイドエアバッグ2は開閉蓋板21が
開放することで襠部66から外方へ飛び出す。この時、
開閉蓋板21及びサイドエアバッグ2の飛び出し圧力
で、前面カバー部31の係合受け部(薄板状鉄板)12
と側面襠カバー部33の係合部(磁石)11との磁気吸
着による係合が外れ、側面襠カバー部33がサイドエア
バッグ2の飛び出しと同時に開放する(図4参照)。従
って、側面襠カバー部33は、常態においては従来のシ
ートカバーと同様に座席背凭れ62の襠部66を完全に
包み込み状に覆っているが、大きな衝撃が加わることで
サイドエアバッグ2の飛び出しを許容し、飛び出しを阻
害することがない。
【0017】
【発明の効果】この発明では、以上のように、座席背凭
れの側面襠部にサイドエアバッグが内蔵された自動車座
席を覆うカバーであって、背凭れカバーの前面カバー部
に対し側面襠カバー部を切離し、前面カバー部に係合受
け部を備えると共に、この係合受け部に対し係脱可能に
係合する係合部を側面襠カバー部に備え、サイドエアバ
ッグの飛び出しで上記係合が外れるように設定すること
としたから、背凭れ全体を覆う所謂シートカバー或いは
背凭れの上部のみを覆う所謂ハーフカバーにおいて、カ
バー装着状態のまま、側面襠カバー部のみが開放するこ
とでサイドエアバッグの飛び出しが可能となる。従っ
て、従来のカバーのように背凭れ襠部から飛び出すサイ
ドエアバッグの飛び出しを側面襠カバー部が阻害する虞
れはない。また、背凭れ襠部に配備されるサイドエアバ
ッグの配置位置、特に上下方向の位置が、各種自動車メ
ーカー、各種車種によりまちまちであるが、係合が外れ
ることによって側面襠カバー部が全長にわたって開放す
るから、各種車種に汎用的に装着使用し得る等、発明目
的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態である自動車用座席カバーを
示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態である自動車用座席カバーを
示す部分拡大断面図である。
【図3】第2の実施の形態である自動車用座席カバーを
示す部分拡大断面図である。
【図4】サイドエアバッグの飛び出し状態を示す斜視図
である。
【図5】サイドエアバッグを搭載した自動車座席を示す
斜視図である。
【図6】サイドエアバッグが飛び出した状態を示す自動
車座席の正面図である。
【符号の説明】
1 係合手段 2 サイドエアバッグ 3 背凭れカバー 11 係合部 12 係合受け部 21 サイドエアバッグの蓋板 31 前面カバー部 33 側面襠カバー部 66 背凭れ側面襠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席背凭れの側面襠部にサイドエアバッ
    グが内蔵された自動車座席を覆うカバーであって、背凭
    れカバーの前面カバー部に対し側面襠カバー部を切離
    し、前面カバー部に係合受け部を備えると共に、この係
    合受け部に対し係脱可能に係合する係合部を側面襠カバ
    ー部に備え、サイドエアバッグの飛び出しで上記係合が
    外れるように設定した自動車用座席カバー。
  2. 【請求項2】 係合受け部と係合部は、一方が磁石であ
    り、他方が金属板であって、磁気吸着により係合するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の自動車用座席
    カバー。
  3. 【請求項3】 係合受け部と係合部は、一方がループ状
    繊維群であり、他方が鈎状繊維群である面フアスナーと
    して構成されることを特徴とする請求項1記載の自動車
    用座席カバー。
JP8265309A 1996-09-12 1996-09-12 自動車用座席カバー Pending JPH1086784A (ja)

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JP8265309A JPH1086784A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 自動車用座席カバー

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JP8265309A JPH1086784A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 自動車用座席カバー

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ID=17415415

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JP8265309A Pending JPH1086784A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 自動車用座席カバー

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JP (1) JPH1086784A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10100845A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Mazda Motor Corp 車両側部のエネルギ吸収構造
US7686392B2 (en) 2005-08-02 2010-03-30 Shell Oil Company Vehicle seat cover
CN102211563A (zh) * 2011-05-13 2011-10-12 徐中宝 一种新型的可释放安全气囊的汽车椅套
JP2015508737A (ja) * 2012-03-01 2015-03-23 インターナショナル ツール カンパニー リミテッド 座席カバー、保守キット及び車両
JP2019129967A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社オカムラ 什器構成部材および什器製造方法

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