JPH10100426A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH10100426A
JPH10100426A JP25647496A JP25647496A JPH10100426A JP H10100426 A JPH10100426 A JP H10100426A JP 25647496 A JP25647496 A JP 25647496A JP 25647496 A JP25647496 A JP 25647496A JP H10100426 A JPH10100426 A JP H10100426A
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JP
Japan
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wiper
ink jet
wiping
ink
moved
Prior art date
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JP25647496A
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English (en)
Inventor
Yuji Akao
赤尾  祐司
Hiroyuki Tsugaru
浩之 津軽
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパー部材1の付着物が完全に除去され
ず、ワイピング時に該付着物がノズル面に再転移するた
めに、良好な印字ができなくなるといった問題を解決す
る。 【解決手段】 ワイパー部材が相対的に移動する事によ
り、回転可能な第2除去部材2a、2bに当接しワイパ
ー部材の付着物を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を飛翔さ
せて、記録紙等の記録媒体上にインク像を形成するイン
クジェットプリンタのメンテステーションに関し、特に
メンテステーションのワイパー部材の付着物除去方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタはインクジェッ
トヘッドの複数のノズルからインクを方向、液滴径、吐
出速度を一定に保ちながら吐出させることにより良好な
印字品質を得ることができるプリンタである。更にイン
クジェットプリンタはノズルの数とインクの種類を容易
に増加できるのでカラー化が進み現在では主流のプリン
タになっている。しかし反面、1ノズルでも良好な吐出
が出来なくなると良好な印字が出来なくなるといった欠
点もある。この欠点を克服するためにインクジェットプ
リンタには良好な吐出を保証するためのメンテステーシ
ョンが具備されている。
【0003】メンテステーションの役割は印字中や長期
保存等様々な要因によりインクジェットヘッドからイン
クが良好に吐出できなくなったとき、吐出状態を良好な
状態に回復させることにより良好な印字を行えるように
する機能を備えたものである。
【0004】良好な吐出状態に復帰させるための手段と
しては一般にワイパーをインクジェットヘッドのノズル
面に当接させワイパーとノズル面を相対的に移動させる
ことによりノズル面に付着したインクを取り除くワイピ
ング手段と、吸引ポンプに接続された吸引口と、大気と
連通するための弁を装備した大気連通口を具備したメン
テキャップをノズル面に押しつけ強制的に吸引すること
によりノズル内に詰まったゴミをノズル外へ排出するこ
とで回復させる吸引手段を組み合わせている。実際のメ
ンテナンスの手順としてはインクジェットヘッドのノズ
ルにメンテキャップを当接させた後、大気連通口を閉じ
たままキャップ内を負圧にする事でノズルからインクを
吸引する。次にキャップ内に溜まったインクを除去する
ため大気連通口を開いた状態で再び吸引を行う。キャッ
プ内のインクが除去できたらメンテキャップをノズルよ
り分離しワイピングを行いノズル近傍に付着した不要な
インクを取り除くという一連の動作を繰り返している。
【0005】従来インクジェットプリンタに用いられる
メンテステーションのワイピング機構を図5に示す。ワ
イパー1はワイパーホルダー3を介して駆動源に接続し
ている。ワイピング待機時ワイパー1はYの位置にあ
り、ワイピング時は駆動源からの動力によりワイパー1
を移動しXの位置にする。この状態でインクジェットヘ
ッド5を走査させワイピングを行う。ワイピング後は再
びYの位置に戻りワイピング待機状態となる。このワイ
ピング機構を用いてワイピングを行うとノズル近傍のイ
ンク、紙粉、ゴミ等の付着物がワイパーに転移し、ワイ
パーに転移した付着物はワイパーに付着したままとな
る。その状態で、再度ワイピングを行うとワイパーに付
着したままの付着物がノズル面に再び転移し、逆にノズ
ル近傍を汚してしまい、良好な印字が出来ないといった
問題を生じる。
【0006】これを解決するために、特公平7−126
66では、インクを吐出するインクジェットヘッドを搭
載したキャリッジに、ワイパー部材に摺接してワイパー
部材にノズル面から転移した付着物を除去する第2の除
去部材が設けられて、前記キャリッジの走査によって、
ワイパー部材がインクジェットヘッドのノズル面に摺接
してノズル近傍の不要な付着物を除去した後、さらにキ
ャリッジの走査によって第2の除去部材がワイパー部材
に摺接してワイパー部材に転移した付着物を除去してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
構造でワイパー部材の付着物を除去すると、ワイパー部
材の先端部分の付着物を除去することは可能だが、ワイ
パー部材の根本部分の付着物を除去することは困難であ
る。また、顔料インクは完全耐水性のある印字を得るこ
とが可能という特徴を持っているが、その反面乾燥固化
すると再分散性がないと言う欠点を持っている。このイ
ンクを使用したインクジェット記録装置に於いては、ワ
イパー部材の付着物を完全に除去できない場合、ワイパ
ー部材の付着物が乾燥固化してしまう。このような状態
で再度ワイピングを行うと、乾燥固化した付着物がノズ
ル面に転移し、ノズルを詰まらせたりするため、良好な
印字が出来なくなったり、場合によってはインクジェッ
トヘッドを破壊してしまうことになりかねないという問
題がある。その他、従来の第2の除去方法では構造上大
きな第2除去部材を装着する事は困難なため、第2除去
部材にインクが吸収されるとすぐに飽和状態になり、使
用可能時間に制限があると言う問題もある。
【0008】そこで本発明の目的は、かかる問題を解決
するために、ワイパー部材の付着物を完全に除去し、更
に耐久性のあるワイピング機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクジェット記録装置は、ワイパー部材を相
対的に移動させることにより、回転自在なローラーまた
はキャタピラ状の第2除去部材に摺接させ、ワイパー部
材の付着物を除去することを特徴とする。
【0010】上記第2除去部材は多孔質材で形成されて
いることを特徴とする。
【0011】上記第2除去部材は多孔質材で、インクを
溶解するための液体を染み込ませておくことを特徴とす
る。
【0012】上記第2除去部材は常にインクを溶解する
ための液体と接触していて、該第2除去部材に常にイン
クを溶解するための液体が供給されることを特徴とす
る。上記第2除去部材は交換可能であることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例1から3)以下に添付した図を参照して、本発
明の実施例の詳細を説明するが、本発明は以下の構造に
限定されるものではない。図1に本発明のインクジェッ
ト記録装置のワイパー部材の付着物除去方法の構成を示
す。駆動源に連結し回転自在の回転プレート4と、ワイ
ピング時にインクジェットヘッド5とワイパー1が当接
したときに一定の押し圧で当接するように押圧調整スプ
リング10を用い回転プレート4に固定したワイパーホ
ルダー3と、ワイパーホルダー3に固定したワイパー1
と、又、ワイパー1が通過したとき当接する様にスプリ
ング6で押し圧を与えワイパー1を対称軸として対称位
置に2個設けた回転自在の第2除去部材2aと、ワイパ
ー1の先端部と当接するように設置された第2除去部材
2bで構成される。
【0014】ワイピング時に駆動源からの動力により回
転プレート4をB方向に回転させることにより、ワイパ
ー1をワイピング位置Xに移動する。次にインクジェッ
トヘッド5を搭載したキャリッジ7を移動し、インクジ
ェットヘッドノズル面5aとワイパー1を相対的に移動
しノズル面の付着物を除去する。ワイピング終了後は駆
動源からの動力により回転プレート4をA方向に回転さ
せ、回転プレート4に固定しているワイパー1を回転さ
せる。ワイパー1は回転することにより、第2除去部材
2aの間を通過し、また、そのまま回転を続けることに
でワイパー1の先端は第2除去部材2bに当接する。ワ
イパー1が第2除去部材2aに当接することで、ワイパ
ー1の側面の付着物を除去することができ、2bに当接
することで先端部の付着物を除去する事が出来る。この
様にワイパー1が第2除去部材2a、2bを通過するこ
とでワイパー1の付着物は完全に除去することが出来
る。ワイパー1が第2除去部材2a、2bを通過した
後、ワイパー1はワイピング待機位置Yに戻る。
【0015】図6に本実施例に用いたインクジェット記
録装置を示す。インクジェット記録装置はインクジェッ
トヘッド5及びカートリッジ11から構成される印字部
と、被記録媒体を移動させる紙送り機構12と、インク
が良好に吐出するようにするメンテステーション部13
で構成されており、動作としてはインクジェットヘッド
5からインクを出力データに応じて被記録媒体14上に
記録するため、公知の方法でインクジェットヘッド5を
長手方向に走査したり、被記録媒体14を紙送り機構1
2を用いて移動させることにより印字を行うものであ
る。メンテステーション部13は印字領域外に位置して
おり必要に応じて公知の方法でインクジェットヘッド5
を移動し稼働できるよう設置されている。本実施例では
メンテステーション部に前述のワイピング機構を搭載し
たインクジェット記録装置を用いて、1枚当たり400
0文字の印字を10枚連続して行い、次にメンテナンス
を行うという繰り返し動作をインク及び記録紙を補充し
ながら2500回行ったところ、0℃、25℃及び40
℃環境下で良好な印字を得ることが出来た。
【0016】(実施例4から6)図2に本発明のインク
ジェット記録装置のワイパー部材の付着物除去方法の構
成を示す。駆動源に連結し水平運動が可能なワイパーベ
ース8と、ワイピング時にインクジェットヘッド5とワ
イパー1が当接したときに一定の押し圧で当接するよう
に押圧調整スプリング10を用いワイパーベース8に固
定したワイパーホルダー3と、ワイパーホルダー3に固
定されたワイパー1と、又、ワイパー1が通過したとき
当接する様にスプリング6で押し圧を与えワイパー1を
対称軸として対称位置に2個設けた回転自在の第2除去
部材2aと、ワイパー1の先端部と当接するように設置
された第2除去部材2bで構成される。
【0017】ワイピング時に駆動源からの動力によりワ
イパーベース8をB方向に移動させることにより、ワイ
パーベース8に固定したワイパー1をワイピング位置X
に移動する。次にインクジェットヘッド5を搭載したキ
ャリッジ7を移動し、インクジェットヘッドノズル面5
aとワイパー1を相対的に移動しノズル面の付着物を除
去する。ワイピング終了後は駆動源からの動力によりワ
イパーベース8をA方向に移動させ、ワイパーベース8
に固定しているワイパー1をワイピング待機位置Yに移
動させる。ワイパー1はワイピング位置Xからワイピン
グ待機位置Yに移動することにより、第2除去部材2a
の間を通過し、ワイパー1の先端は第2除去部材2bに
当接する。ワイパー1が第2除去部材2aに当接するこ
とで、ワイパー1の側面の付着物を除去することがで
き、2bに当接することで先端部の付着物を除去する事
が出来る。この様にワイパー1が第2除去部材2a、2
bを通過することでワイパー1の付着物は完全に除去す
ることが出来る。ワイパー1が第2除去部材2a、2b
を通過した後、ワイパー1はワイピング待機位置Yに戻
る。このようなワイピング機構を有した他は実施例1と
同様のメンテステーションを搭載したのインクジェット
記録装置を用いて、1枚当たり4000文字の印字を1
0枚連続して行い次にメンテナンスを行うという繰り返
し動作をインク及び記録紙を補充しながら2500回行
ったところ、0℃、25℃及び40℃環境下で良好な印
字を得ることが出来た。
【0018】(実施例7から9)図3に本発明のインク
ジェット記録装置のワイパー部材の付着物除去方法の構
成を示す。駆動源に連結し上下運動が可能なワイパーベ
ース8と、ワイピング時にインクジェットヘッド5とワ
イパー1が当接したときに一定の押し圧で当接するよう
に押圧調整スプリング10を用いワイパーベース8に固
定したワイパーホルダー3と、ワイパーホルダー3に固
定されたワイパー1と、又、前述実施例4から6と同じ
構成の第2除去部材と、駆動源に連結し第2除去部材を
固定している第2除去部材ベース9で構成される。
【0019】ワイピング時に駆動源からの動力によりワ
イパーベース8をB方向に移動させることにより、ワイ
パーベース8に固定したワイパー1をワイピング位置X
に移動する。次にインクジェットヘッド5を搭載したキ
ャリッジ7を移動し、インクジェットヘッドノズル面5
aとワイパー1を相対的に移動しノズル面の付着物を除
去する。ワイピング終了後は駆動源からの動力によりワ
イパーベース8をA方向に移動させ、ワイパーベース8
に固定しているワイパー1をワイピング待機位置Yに移
動させる。その後、駆動源からの動力により第2除去部
材ベース9をC方向に移動させる。この動作によって第
2除去部材2a、2bはワイパー1に当接しながら通過
する。ワイパー1が第2除去部材2aに当接すること
で、ワイパー1の側面の付着物を除去することができ、
2bに当接することで先端部の付着物を除去する事が出
来る。ワイパー1を通過した後は第2除去部材ベース9
をD方向に移動し、再度第2除去部材2a、2bをワイ
パー1に当接させる。これを数回繰り返すことによって
ワイパー1の付着物は完全に除去することができる。こ
のようなワイピング機構を有した他は実施例1と同様の
メンテステーションを搭載したインクジェット記録装置
を用いて、1枚当たり4000文字の印字を10枚連続
して行い次にメンテナンスを行うという繰り返し動作を
インク及び記録紙を補充しながら2500回行ったとこ
ろ、0℃、25℃及び40℃環境下で良好な印字を得る
ことが出来た。
【0020】(実施例10から12)図4に本発明のイ
ンクジェット記録装置のワイパー部材の付着物除去方法
の構成を示す。駆動源に連結し回転自在の回転プレート
4と、ワイピング時にインクジェットヘッド5とワイパ
ー1が当接したときに一定の押し圧で当接するように押
圧調整スプリング10を用い回転プレート4に固定した
複数個のワイパーホルダー3と、ワイパーホルダー3に
固定した複数個のワイパー1で構成される。尚、複数個
のワイパー1はインクジェットヘッド5が印字走査時に
接触しない様な間隔があいている。本実施例においいて
は4個のワイパー1a、1b、1c、1dで説明してい
るが数に限定されるものではない。又、第2除去に関し
ては、前述実施例1から3と同じ構成である。
【0021】インクジェットヘッド5が印字走査中でワ
イピング待機状態の時、ワイパー1aは図4のXの様
に、インクジェットヘッド5が接触しない位置(a)で
待機している。ワイピング時には、インクジェットヘッ
ド5は複数個のワイパー1が回転しても接触しない位置
に待機し、駆動源からの動力により回転プレート4をA
方向に回転させることにより、回転プレート4に連結し
たワイパー1aを回転させる。図4のYの様にワイパー
1aがインクジェットヘッド5に当接する位置(b)で
ワイパー1aを止める。次にインクジェットヘッド5を
搭載したキャリッジ7を移動し、インクジェットヘッド
ノズル面5aとワイパー1aを相対的に移動しノズル面
の付着物を除去する。ワイピング終了後は、駆動源から
の動力により回転プレート4をA方向に回転させ、回転
プレート4に固定しているワイパー1aを回転させるこ
とによりワイパー1aはキャリッジに接触しない位置
(C)に移動し、ワイパー1bはワイピング待機位置
(a)に移動する。この状態でインクジェットヘッド5
を走査させ、ヘッドワイピング待機位置に移動させる。
ワイパー1b、1c、1dについても前述と同様の動作
を繰り返し行いワイピングを行う。この動作によって複
数のワイパー1は回転を続け、第2除去部材2aの間を
通過し、又、ワイパー1の先端は第2除去部材2bに当
接する。ワイパー1が第2除去部材2aに当接すること
で、ワイパー1の側面の付着物を除去することができ、
2bに当接することで先端部の付着物を除去する事が出
来る。この様にワイパー1が第2除去部材2a、2bを
通過することでワイパー1の付着物は完全に除去するこ
とが出来る。より完全にワイパーの付着物を除去したい
ときは駆動源を用い回転プレート4を数回回転させる。
前述回転プレート4の回転方向はAとしたが回転方向は
問わずどちらに回転しても第2除去部材を通過すること
ができる。又、複数個のワイパー1の数が多くインクジ
ェットヘッド5と接触しないように設置できない場合
は、駆動源を用い回転プレート4を上下運動させ、ワイ
ピング時には回転プレート4を上方に移動しワイピング
させる。ワイピング待機時は下方に移動させ待機する。
このようなワイピング機構を有した他は実施例1と同様
のメンテステーションを搭載したインクジェット記録装
置を用いて、1枚当たり4000文字の印字を10枚連
続して行い次にメンテナンスを行うという繰り返し動作
をインク及び記録紙を補充しながら2500回行ったと
ころ、0℃、25℃及び40℃環境下で良好な印字を得
ることが出来た。
【0022】(実施例13から15)実施例10から1
2と同様のワイピング機構を有したメンテナンスステー
ションを搭載したカラーインクジェット記録装置で、4
個のワイパー1a、1b、1c、1dをシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各色に対応させた。この様に
して1枚当たり4000文字の印字を10枚連続して行
い、次にメンテナンスを行うという繰り返し動作をイン
ク及び記録紙を補充しながら2500回行ったところ、
0℃、25℃及び40℃環境下で混色無い良好な印字を
得ることが出来た。
【0023】(比較例1から3)図5に示す従来のワイ
ピング機構を有した他は実施例1と同様のメンテナンス
ステーションを搭載したインクジェット記録装置を用い
た他は実施例1と同様に1枚当たり4000文字の印字
を10枚連続して行い次にメンテナンスを行うという繰
り返し動作をインク及び記録紙を補充しながら200回
行ったところ、0℃、25℃及び40℃環境下で目詰ま
りが発生し、良好な印字を得ることが出来なかった。
【0024】(比較例4から6)図5に示す従来のワイ
ピング機構を有した他は実施例1と同様のメンテナンス
ステーションを搭載したインクジェット記録装置を用い
た他は実施例13から15同様の試験を行ったところ、
インクの混色が発生し良好な印字を得ることが出来なか
った。
【0025】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、メンテナン
スステーションのワイパー部材の付着物を常に完全に除
去することができるのでワイピング時にノズル面を汚さ
ず良好な印字が可能となり、耐久面での信頼性が向上す
る。更に複数のワイパーを取り付けることで混色を防ぐ
ことができ、又、ワイパーの耐久性も向上し信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイピング機構の図である。
【図2】本発明のワイピング機構の図である。
【図3】本発明のワイピング機構の図である。
【図4】本発明のワイピング機構の図である。
【図5】従来のワイピング機構の図である。
【図6】インクジェット記録装置の図である。
【符号の説明】
1 ワイパー 2a 第2除去部材 2b 第2除去部材 3 ワイパーホルダー 4 回転プレート 5 インクジェットヘッド 5a インクジェットヘッドノズル板 6 第2除去スプリング 7 キャリッジ 8 ワイパーベース 9 第2除去部材ベース 10 押圧調整スプリング 11 カートリッジ 12 紙送り機構 13 メンテステーション部 14 被記録媒体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドから被記録材へインクを吐出
    して記録を行うインクジェット記録装置において、ワイ
    パー部材を相対的に移動させることにより、回転自在な
    ローラーまたはキャタピラ状の第2除去部材に摺接さ
    せ、ワイパー部材の付着物を除去することを特徴とする
    メンテナンスステーションを具備したインクジェット記
    録装置。
  2. 【請求項2】 第2除去部材が多孔質材で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
    装置。
  3. 【請求項3】 第2除去部材は多孔質材で、インクを溶
    解するための液体を染み込ませておくことを特徴とする
    請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 第2除去部材は常にインクを溶解するた
    めの液体と接触していて、該第2除去部材に常にインク
    を溶解するための液体が供給されることを特徴とする請
    求項2及び請求項3記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 第2除去部材は交換可能であることを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3及び請求項4記
    載のインクジェット記録装置。
JP25647496A 1996-09-27 1996-09-27 インクジェット記録装置 Pending JPH10100426A (ja)

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