JPH0996805A - 投写型表示装置及び液晶パネル - Google Patents

投写型表示装置及び液晶パネル

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JPH0996805A
JPH0996805A JP8192448A JP19244896A JPH0996805A JP H0996805 A JPH0996805 A JP H0996805A JP 8192448 A JP8192448 A JP 8192448A JP 19244896 A JP19244896 A JP 19244896A JP H0996805 A JPH0996805 A JP H0996805A
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JP
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crystal panel
light
thin film
substrate
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JP8192448A
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English (en)
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Hirosada Horiguchi
宏貞 堀口
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投写型表示装置において、TFT液晶パネル
に対してその出射側からの戻り光を防止してTFTのリ
ーク電流の増大による映像品位の低下を防止し、高品
位、高輝度、高コントラストの投写画像を実現できるよ
うにする。 【解決手段】 投写型表示装置において、TFT液晶パ
ネルの光出射面に反射率が最小となる光の波長が400
nmから500nmの間に存在する反射防止膜を形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の基板間に液
晶を封入し、一方の基板内面に薄膜トランジスタ、それ
に接続された画素電極が形成されてなる液晶パネル(以
下、TFT液晶パネル)に関する。また、このTFT液
晶パネルをライトバルブとして用いた投写型表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】TFT液晶パネルを用いてカラー画像を
投写表示するための投写型液晶表示装置としては、各種
のものが知られている。
【0003】図1には、一般的に使用されている投写型
液晶表示装置の光学系の構成を示してある。図におい
て、1は光源ランプであり、ここからの光は反射板2を
介して色分離光学系3の側に向けて出射される。色分離
光学系3は、ダイクロイックミラー31、32とミラー
33を備えている。ダイクロイックミラー31は、赤色
光束Rを透過するが、緑および青色光束G、Bを反射す
るものであり、他方のダイクロイックミラー32は緑色
光束Gを反射するが、青色光束Bを透過するものであ
る。これらの2枚のダイクロイックミラー31、32に
よって白色光束Wは、赤、緑、青の各色光束R、G、B
に分離される。分離された後の各色光束は、それぞれ入
射側偏光板41、42、43を透過し直線偏光になって
から各色に対応する3枚のTFT液晶パネル51、5
2、53に入射する。
【0004】各TFT液晶パネル51、52、53の出
射面にはそれぞれ出射側偏光板61、62、63が光学
的に密着するように貼り付けてあり、与えられた画像情
報に基づき、入射した光束を変調する。変調後の各色の
光束R、G、Bは、ダイクロイックミラー71、72と
ミラー73を備えた色合成光学系7に入射し、ここにお
いて合成される。合成された変調光束は投写レンズ光学
系8を介して、装置の外のスクリーンの表面に拡大投写
される。図1では、3枚のTFT液晶パネルと投写レン
ズ光学系との光学的距離が各色で異なっているように描
かれているが、実際の投写型表示装置ではそれらの距離
を等しくしている。なお、色合成光学系としては、図1
に示すようなダイクロイックミラーの代わりに、ダイク
ロイックプリズムを用いたプリズム光学系を用いたもの
も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】TFT液晶パネルの各
画素の表示状態を制御するTFTに強い光が照射される
と、その光が照射されたTFTはリーク電流が増大す
る。TFTのリーク電流が増大すると、与えられた画像
信号に対応した正確な変調が実現できずスクリーン上に
拡大投写された画像の品位が著しく低下することにな
る。そのため、TFTより光源側にブラックマトリクス
等の光遮蔽手段が施され、TFTには光源からの光が直
接照射されないようになっている。
【0006】しかしながら、TFT液晶パネルの出射側
表面で光が界面反射されるとTFTに光が照射されてし
まう。図2を参照して説明すると、TFT液晶パネル5
1の出射面には偏光板61が貼り合わされているが、こ
の偏光板61の出射面は空気界面となり、屈折率が大幅
に変化する界面なので、この面で、偏光板61から色合
成光学系のダイクロイックミラー71に向かう光束の一
部が反射されてしまう。この反射光R1はTFT液晶パ
ネル51の出射側からパネル内に入射する。これはTF
T液晶パネル52、TFT液晶パネル53でも同様であ
る。
【0007】図9はコプラナー型のポリシリコンTFT
を用いたTFT液晶パネルの断面を示す図である。TF
T液晶パネルのTFT素子側基板501の上には、TF
Tのソース・ドレイン・チャネルとなるポリシリコン薄
膜504が形成され、このシリコン薄膜504上にはゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極503が形成される。シ
リコン膜膜504のソースにはソース配線502が接続
され、ドレインには画素電極505が接続される。TF
T素子側基板と対向して配置されるガラス基板507に
は光を遮蔽するブラックマトリクス508と透明導電膜
(ITO)の対向電極509が形成されており、画素電
極505と対向電極509により液晶層506に電気信
号を印加することができるようになっている。投射型表
示装置の場合には液晶パネルへの入射光束はガラス基板
507側から液晶パネルに入射させるので。ブラックマ
トリクス508により遮光してTFTのチャネル部50
4には直接光は照射されない構造であるが、TFT素子
側基板からはチャネル部504は露出している。このた
め、TFT液晶パネルの出射面での反射光及び偏光板6
1の出射面での反射光が屈折して入射すると、TFTの
チャンネル部504に光が照射されるのでTFTのリー
ク電流が増大する。
【0008】一方、逆スタガー型のアモルファスシリコ
ンTFT液晶パネルは図10に示すような断面をしてい
る。TFT液晶パネルのTFT素子側基板501の上に
は、TFTのゲート電極503が形成され、このゲート
電極上にはゲート絶縁膜を介してチャネルとなるアモル
ファスシリコン膜504が形成されている。さらに、こ
のシリコン膜にはソース・ドレインとなるアモルファス
シリコン薄膜が形成され、ソースにはソース配線502
が接続され、ドレインには画素電極505が接続され
る。TFT素子側基板と対向して配置されるガラス基板
507には光を遮蔽するブラックマトリクス508と透
明導電膜(ITO)の対向電極509が形成されてお
り、画素電極505と対向電極509により液晶層50
6に電気信号を印加することができるようになってい
る。このタイプのTFTでは、ゲート電極503は光を
遮蔽する金属を用いているのが普通である。このため、
TFT液晶パネルの出射面及び偏光板61の出射面から
の反射光が入射しても、チャネル部504には直接光が
照射されない構造をしている。しかしながら、このよう
な場合であっても、反射光が屈折してTFTのソース・
ゲート端部には光が照射されるので、強い光がTFT液
晶パネルの出射面から入射するとTFTのリーク電流は
増大する。
【0009】どちらのTFTにおいても、TFTの下に
光遮蔽手段を形成する方法も提案されているが、プロセ
スの複雑化をさけ、開口率を確保する観点から種々の制
約を受け、ほとんどの投写型表示装置においては、TF
T液晶パネルの出射側表面での界面反射光を完全に防止
することはできていないのが現状である。
【0010】このような界面反射を防止するために、一
般に、光学素子の界面に反射防止膜の表面処理が施され
る。ところで、投射型表示装置においては光源からの光
は液晶パネルに入射する前に赤外線や紫外線などの可視
光以外の成分は光学フィルターで除去されるのが普通で
ある。また、偏光板は400nmよりも短波長の光は殆
ど吸収してしまうので、反射防止膜は400nmよりも
長波長の可視光の全波長領域に対して反射率が零に近く
なるような特性にすることが望ましい。しかし、実際に
は可視光の全波長領域で反射率が零に近い反射防止膜を
作成することは非常に困難である。ところで、人間の目
の視感度は図3に示すような波長依存性を持つ。視感度
は550nmにピークがあり、これよりも短波長や長波
長では感度が低くなる。同じ光量の反射光でも視感度の
高い波長の光は目立ち易く、視感度の低い波長の光は目
立ち難い。このため、従来の反射防止膜の特性は目に見
える反射光が最少になるように、すなわち視感度の最も
高い550nm付近での反射率が最小になるように設計
されていた。このような反射防止膜は500nm付近か
ら600nm付近の波長の光に対しては反射防止の効果
が高いので界面反射を防止できるが、視感度が低い短波
長や長波長の光に対しては反射防止の効果が低く十分な
界面反射の防止ができなかった。
【0011】ところが、TFT液晶パネルのTFTのリ
ーク電流が増大しやすい波長の光と人間の目に見えやす
い光とは異なる。図4にトランジスタを構成するポリシ
リコンの吸収係数の波長依存性を示す。ここで紫外線を
含む400nmよりも短波長の光は偏光板が殆ど吸収し
てしまい、実際には問題にならないので図に記載してな
い。図4より吸収係数は短波長の光ほど大きく、波長が
長くなるにしたがって単調に小さくなっている。このこ
とから、TFTは短波長ほど少ない光量でリーク電流が
増大することがわかる。
【0012】したがって、従来の反射防止膜では視感度
が低い短波長の光に対しては反射防止の効果が小さいの
で、光によるTFT液晶パネルのトランジスタのリーク
電流が増大する不具合を防止するための効果的な反射防
止ができないのが実状である。
【0013】ここで、このような反射光R1の量は、当
然ではあるが、TFT液晶パネルへの照射照度が高まれ
ば、それに応じて多くなる。光源の光強度を高めてTF
T液晶パネルの照射照度を高めれば、それだけスクリー
ン上での投写画像の照度が高まるので、明るい室内等に
おいても高輝度及び高コントラスト比の画像を投写する
ことができる。したがって、スクリーン照度を高めるた
めにも、TFT液晶パネルに対して短波長の光の逆方向
からの入射を防止する必要がある。
【0014】本発明の課題は、この点に着目して、TF
T液晶パネルに対してその出射側からの戻り光による光
入射を低減させて画像品位の低下を防止することのでき
る高品位の投写型液晶表示装置を提案することにある。
【0015】また、本発明の課題は、TFT液晶パネル
に対してその出射側からの戻り光による光入射のうちT
FTのリーク電流を増大させる効果の高い短波長の波長
成分の光を重点的に低減させて、高輝度及び高コントラ
スト比の投写画像を実現することのできる投写型液晶表
示装置を提案することにある。
【0016】さらに、本発明の課題は、そのような高品
位、高輝度、高コントラストの投写型表示装置のライト
バルブとして最適な液晶パネルを提案することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、光源と、該光源からの入射光束を変調して出射光
束として出射する液晶パネルと、該出射光束をスクリー
ン上に拡大投写するための投写光学手段とを有する投写
型表示装置において、前記液晶パネルは、一対の基板間
に液晶が封入され、一方の該基板の内面に薄膜トランジ
スタと、該薄膜トランジスタに接続された画素電極とを
配置してなり、且つ出射側の該基板の外側に偏光板を配
置してなり、前記液晶パネルは、前記偏光板の表面に、
反射率が最小となる光の波長が400nmから500n
mの間に存在する反射防止膜が形成されてなることを特
徴とする。
【0018】また、光源と、該光源からの入射光束を変
調して出射光束として出射する液晶パネルと、該出射光
束をスクリーン上に拡大投写するための投写光学手段と
を有する投写型表示装置において、前記液晶パネルは、
一対の基板間に液晶が封入され、出射側の該基板の内面
に薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続され
た画素電極とを配置してなり、且つ該出射側の基板の外
側に偏光板を配置してなり、前記液晶パネルは、前記偏
光板の表面に、反射率が最小となる光の波長が400n
mから500nmの間に存在する反射防止膜が形成され
てなることを特徴とする。
【0019】さらに、光源と、該光源からの入射光束を
変調して出射光束として出射する液晶パネルと、該出射
光束をスクリーン上に拡大投写するための投写光学手段
とを有する投写型表示装置において、前記液晶パネル
は、一対の基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内
面に薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続さ
れた画素電極とを配置してなり、且つ出射側の該基板の
外表面に、反射率が最小となる光の波長が400nmか
ら500nmの間に存在する反射防止膜が形成されてな
ることを特徴とする。
【0020】さらに、光源と、該光源からの入射光束を
変調して出射光束として出射する液晶パネルと、該出射
光束をスクリーン上に拡大投写するための投写光学手段
とを有する投写型表示装置において、前記液晶パネル
は、一対の基板間に液晶が封入され、出射側の該基板の
内面に薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続
された画素電極とを配置してなり、且つ該出射側の基板
の外表面に、反射率が最小となる光の波長が400nm
から500nmの間に存在する反射防止膜が形成されて
なることを特徴とする。
【0021】また、互いに対向するように配置された一
対の基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内面には
薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された
画素電極とを配置してなり、出射側の該基板の外側の面
に偏光板を有する液晶パネルにおいて、前記偏光板の表
面には、反射率が最小となる光の波長が400nmから
500nmの間に存在する反射防止膜が形成されてなる
ことを特徴とする。
【0022】さらに、互いに対向するように配置された
一対の基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内面に
は薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続され
た画素電極とを配置し、該一対の基板の外側の面には偏
光板を配置してなる液晶パネルにおいて、前記偏光板の
表面には、反射率が最小となる光の波長が400nmか
ら500nmの間に存在する反射防止膜が形成されてな
ることを特徴とする。
【0023】さらにまた、互いに対向するように配置さ
れた一対の基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内
面には薄膜トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続
された画素電極とを配置してなる液晶パネルにおいて、
前記一方の基板の外表面には、反射率が最小となる光の
波長が400nmから500nmの間に存在する反射防
止膜が形成されてなることを特徴とする。
【0024】さらにまた、前記薄膜トランジスタは、前
記基板内面にチャネルとなるシリコン薄膜が形成され、
該シリコン薄膜上にゲート絶縁膜を介してゲート電極が
形成されて構成であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
説明する。
【0026】(実施例1)図5は、本発明の第1の実施
例として、図9又は図10に示す1枚の透過型TFT液
晶パネルを用いた投写型液晶表示装置を示す図である。
本装置では、光源1から放射される光束は、反射板2を
介して入射側偏光板4を透過し直線偏光になったのちに
TFT液晶パネル5に入射する。TFT液晶パネル5の
出射面には出射側偏光板6を光学的に密着するように貼
り合わせてある。TFT液晶パネルを透過した光は投写
用光学系8を介してスクリーンに投影される。TFT液
晶パネル5の出射面は出射側偏光板6の出射面であり空
気との界面である。この界面に反射防止の処理を行わな
いときは、その表面反射は図6に示すように可視光全域
で平均約4.5%であった。スクリーンに投影される画
像を調べたところ、この状態ではTFT液晶パネル5の
照射照度が約60万ルクス以上になると界面反射による
TFT液晶パネル5への戻り光によりTFTのリーク電
流が増大し映像に不具合が発生することが確認された。
【0027】次に出射側偏光板6を従来の一般的な反射
防止膜を出射面に形成した偏光板に取り替えて同様の確
認を行った。この偏光板表面の反射率は図7に示すよう
に視感度の高い550nmの周辺の波長の光に対しては
反射率がほとんど0.2%以下に抑えられている。しか
し、視感度の低い短波長や長波長の光に対しては反射防
止の効果が低い。スクリーンに投影される画像を調べた
ところ、TFT液晶パネル5の照射照度が約200万ル
クス以上になると界面反射によるTFT液晶パネル5へ
の戻り光によりTFTのリーク電流が増大し画像に不具
合が発生することが確認された。
【0028】次に出射側偏光板6を表面反射が図8に示
すように短波長側の反射を重点的に防止する反射防止膜
(反射率が最小となる光の波長が400nm〜500n
mの間に存在する膜)を、光出射面に形成した偏光板に
取り替えて同様の確認を行った。この偏光板表面の反射
率は図7に示す反射防止膜の特性に比べて視感度の高い
550nmの周辺の波長の光に対しては反射防止の効果
が低いが、スクリーンに投影される画像を調べたとこ
ろ、TFT液晶パネル5の照射照度が約330万ルクス
まで界面反射によるTFT液晶パネルへの戻り光による
TFTのリーク電流の増大による画像の不具合は確認さ
れなかった。なお、TFT素子側基板501と出射側偏
光板6との界面での反射が問題になる場合には、偏光板
の光入射面側表面又は基板501の出射側表面に上記反
射防止膜を形成してもよい。
【0029】本発明の投写型に晶表示装置は、従来の一
般的な装置と比較してTFT液晶パネルの照射照度を約
1.5倍にしても、TFTパネルへの反射光による悪影
響を防止できることが確認された。本発明の実施例では
従来よりも高照度の光をTFTパネルに照射することが
可能となり、これにより従来よりも高輝度かつ高コント
ラスト比の投写画像をスクリーン上に再現することが可
能となった。
【0030】(実施例2)図1は、本発明の第2の実施
例として、図9又は図10に示す透過型TFT液晶パネ
ルを3枚用いた投写型液晶表示を示す図である。図にお
いて、1は光源ランプであり、ここからの光は反射板2
を介して色分離光学系3の側に向けて出射される。色分
離光学系3は、ダイクロイックミラー31、32とミラ
ー33を備えている。ダイクロイックミラー31は、赤
色光束Rを透過するが、緑および青色光束G、Bを反射
するものであり、他方のダイクロイックミラー32は緑
色光束Gを反射するが、青色光束Bを透過するものであ
る。これらの2枚のダイクロイックミラー31、32に
よって白色光束Wは、赤、緑、青の各色光束R、G、B
に分離される。分離された後の各色光束は、それぞれ入
射側偏光板41、42、43を透過し直線偏光になって
から各色に対応する3枚のTFT液晶パネル51、5
2、53に入射する。
【0031】各TFT液晶パネル51、52、53の出
射面にはそれぞれ表面反射が図8に示すように短波長側
の反射を重点的に防止する反射防止膜(反射率が最小と
なる光の波長が400nm〜500nmの間に存在する
膜)を、光出射面に形成した出射側偏光板61、62、
63が光学的に密着するように貼り付けてあり、与えら
れた画像情報に基づき、入射した光束を変調する。変調
後の各色の光束R、G、Bは、ダイクロイックミラー7
1、72とミラー73を備えた色合成光学系7に入射
し、ここにおいて合成される。合成された変調光束は投
写レンズ光学系8を介して、装置の外のスクリーンの表
面に拡大投写される。なお、TFT素子側基板501と
出射側偏光板6との界面での反射が問題になる場合に
は、偏光板の光入射面側表面又は基板501の出射側表
面に上記反射防止膜を形成してもよい。
【0032】従来の投写型液晶表示装置では光源1の光
量を大きくしていくと、TFT液晶パネルへの反射光が
原因となり表示に不具合が発生する。この不具合は短波
長側の光を有する青色光束を変調するTFT液晶パネル
53が最初に発生する。このため光源1の光量はTFT
液晶パネル53で不具合の発生しない範囲で制限する必
要があった。
【0033】本発明の投写型液晶表示装置ではTFT液
晶パネル53の照射照度を従来の約3倍にしても、反射
光による悪影響を防止できることが確認された。このた
め従来よりも高照度の光をTFT液晶パネルに照射する
ことが可能となり、従来よりも高輝度かつ高コントラス
ト比の投写画像をスクリーン上に再現することが可能と
なった。なお、本発明では、短波長側の光を変調する液
晶パネルによって問題が発生しやすいので、青色光を変
調するTFT液晶パネル53の出射側偏光板63だけに
上記反射防止膜を形成することにより、コストダウンを
図ることもできる。
【0034】なお、以上の実施例では、TFT液晶パネ
ルとしてその出射側の表面に偏光板が形成されているも
のを例にとって説明したが、出射側偏光板(検光子)が
TFT液晶パネルと分離して構成されている投写型表示
装置や偏光板を用いない投写型表示装置などの場合に
は、TFT液晶パネルの基板の出射側の表面に、反射率
が最小となる光の波長が400nmから500nmの間
に存在する反射防止膜を形成することにより、同様の効
果を有する。
【0035】また、TFT液晶パネルの基板内面に、光
出射側からの反射光を遮光する遮光膜を形成したTFT
液晶パネルであっても、遮光部は開口率を向上するため
に大きくできないので、界面からの屈折した反射光がT
FT素子まで達しやすい。従って、このようなパネルで
あっても、パネル基板の出射側表面に、反射率が最小と
なる光の波長が400nm〜500nmの間に存在する
反射防止膜を形成することにより、同様の効果を得るこ
とができる。
【0036】(実施例3)図11は、本発明の第3の実
施例として、図9又は図10に示すTFT液晶パネルを
3枚用いた投写型液晶表示を示す図である。図におい
て、1は光源ランプであり、ここからの光は反射板2に
より反射され、熱線カットフィルター601により赤外
域の熱線がカットされ、色分離光学系側に向けて出射さ
れる。色分離光学系は、ダイクロイックミラー602、
603を備えている。ダイクロイックミラー602は、
青色反射ダイクロイックミラーであり、青色光束(おお
むね500nm以下の波長)を反射し、その他の光(黄
色光)を透過する。反射した青色光束は反射ミラー60
4により方向を変え、青色光束を変調するTFT液晶パ
ネル53に入射される。ダイクロイックミラー602を
透過した光は、緑色反射ダイクロイックミラーに入射
し、緑色光束(おおむね500nm〜600nmの間の
波長の光)を反射し、その他の光である赤色光束(おお
むね600nm以上の波長の光)を透過する。反射した
緑色光は、緑色光束を変調するTFT液晶パネル52に
入射される。ダイクロイックミラー603を透過した赤
色光束は、反射ミラー605、606により方向を変
え、赤色光束を変調するTFT液晶パネル51に入射さ
れる。各色光は、それぞれの透過型TFT液晶パネルに
より変調され、ダイクロイックプリズムによって合成さ
れる。ダイクロイックプリズムは、青色光反射面60
7、赤色光反射面608とが互いに直交するように構成
されている。こうして合成されたカラー画像は、投写レ
ンズ8によってスクリーンに拡大投写される。
【0037】各TFT液晶パネル51、52、53の入
射側にはそれぞれ入射側偏光板41、42、43が密着
されて貼り合わされている。一方、パネルの出射面には
それぞれ表面反射が図8に示すように短波長側の反射を
重点的に防止する反射防止膜(反射率が最小となる光の
波長が400nm〜500nmの間に存在する膜)を、
光出射面に形成した出射側偏光板61、62、63が光
学的に密着するように貼り付けてあり、与えられた画像
情報に基づき、入射した光束を変調する。なお、TFT
素子側基板501と出射側偏光板6との界面での反射が
問題になる場合には、偏光板の光入射面側表面又は基板
501の出射側表面に上記反射防止膜を形成してもよ
い。
【0038】従来の投写型液晶表示装置では光源1の光
量を大きくしていくと、TFT液晶パネルへの反射光が
原因となり表示に不具合が発生する。この不具合は短波
長側の光を有する青色光束を変調するTFT液晶パネル
53が最初に発生する。このため光源1の光量はTFT
液晶パネル53で不具合の発生しない範囲で制限する必
要があった。
【0039】本発明の投写型液晶表示装置ではTFT液
晶パネル53の照射照度を従来の約3倍にしても、反射
光による悪影響を防止できることが確認された。このた
め従来よりも高照度の光をTFT液晶パネルに照射する
ことが可能となり、従来よりも高輝度かつ高コントラス
ト比の投写画像をスクリーン上に再現することが可能と
なった。なお、本発明では、短波長側の光を変調する液
晶パネルによって問題が発生しやすいので、青色光を変
調するTFT液晶パネル53の出射側偏光板63だけに
上記反射防止膜を形成することにより、コストダウンを
図ることもできる。
【0040】また、ダイクロイックプリズムの入射表面
に、上記反射防止膜を形成し、プリズムの入射面からの
反射光によるTFT素子での光リークを防止することも
できる。なお、この場合も、青色光を入射するダイクロ
イックプリズムの入射面だけに上記反射防止膜を形成し
て、コストダウンを図ることもできる。
【0041】また、以上の実施例では、TFTが出射側
基板の内側の面に形成されているものを例にとって説明
したが、TFTが入射側基板の内側の面に形成されてい
るものでも、同様の効果を有する。
【0042】また、TFT液晶パネルの基板内面に、光
出射側からの反射光を遮光する遮光膜を形成したTFT
液晶パネルであっても、遮光部は開口率を向上するため
に大きくできないので、界面からの屈折した反射光がT
FT素子まで達しやすい。従って、このようなパネルで
あっても、パネル基板の出射側表面に、反射率が最小と
なる光の波長が400nm〜500nmの間に存在する
反射防止膜を形成することにより、同様の効果を得るこ
とができる。
【0043】また、以上の実施例では、TFT液晶パネ
ルとして、投写型表示装置のライトバルブとして用いる
TFT液晶パネルを例にとって説明したが、直視型のT
FT液晶パネルの場合であっても、同様の効果があり、
開口率をぎりぎりまで大きくした明るいTFT液晶パネ
ルの場合に特に効果がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の投写型表
示装置は、TFT液晶パネルの出射側の表面に、反射率
が最小となる光の波長が400nmから500nmの間
に存在する反射防止膜を形成している。したがって、T
FT液晶パネルの出射面の界面反射光が入射してTFT
のリーク電流が増大することを抑制できるので、より強
い光をTFT液晶パネルに照射することができる。これ
により、高輝度、高コントラスト比を有すると共に、色
再現性の優れた高品位の投写映像を実現することができ
る。
【0045】また、本発明のTFT液晶パネルは、液晶
パネルの出射側表面には、反射率が最小となる光の波長
が400nmから500nmの間に存在する反射防止膜
が形成されている。したがって、TFT液晶パネルの出
射面の界面反射光が入射してTFTのリーク電流が増大
してしまうことを抑制できるので、より強い光をTFT
液晶パネルに照射することができる。これにより、高輝
度、高コントラスト比を有すると共に、色再現性の優れ
た高品位の画像を実現することができる。また、このT
FT液晶パネルを投写型表示装置のライトバルブに用い
た場合には、その投写型表示装置の高輝度化、高コント
ラスト化、高品位化に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3板式の投写型液晶表示装置の光学系を示す
概略構成図である。
【図2】 従来における投写型液晶表示装置の問題点を
説明するための説明図である。
【図3】 人間の目の視感度の光の波長依存性を示す図
である。
【図4】 ポリシリコンの光の吸収係数の波長依存性を
示す図である。
【図5】 本発明を適用した投写型液晶表示装置の光学
系を示す概略構成図である。
【図6】 従来の投写型液晶表示装置の液晶パネルの出
射面の反射率を示す図である。
【図7】 従来の投写型液晶表示装置の液晶パネルの出
射面の反射率を示す図である。
【図8】 本発明を適用した投写型液晶表示装置図の液
晶パネルの出射面の反射率を示す図である。
【図9】 コプラナー型のポリシリコンTFTを用いた
TFT液晶パネルの断面を示す図である。
【図10】 逆スタガー型のアモルファスシリコンTF
Tを用いたTFT液晶パネルの断面を示す図である。
【図11】 本発明を適用した投写型液晶表示装置の光
学系を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 光源 2 反射板 3 色分離光学系 31、32、71、72 ダイクロイックミラー 33、73 ミラー 4、41、42、43 入射側偏光板 5、51、52、53 TFT液晶パネル 6、61、62、63 出射側偏光板 7 色合成光学系 8 投写レンズ(投写光学系) R1 界面反射光

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの入射光束を変調し
    て出射光束として出射する液晶パネルと、該出射光束を
    スクリーン上に拡大投写するための投写光学手段とを有
    する投写型表示装置において、 前記液晶パネルは、一対の基板間に液晶が封入され、一
    方の該基板の内面に薄膜トランジスタと、該薄膜トラン
    ジスタに接続された画素電極とを配置してなり、且つ出
    射側の該基板の外側に偏光板を配置してなり、 前記液晶パネルは、前記偏光板の表面に、反射率が最小
    となる光の波長が400nmから500nmの間に存在
    する反射防止膜が形成されてなることを特徴とする投写
    型表示装置。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源からの入射光束を変調し
    て出射光束として出射する液晶パネルと、該出射光束を
    スクリーン上に拡大投写するための投写光学手段とを有
    する投写型表示装置において、 前記液晶パネルは、一対の基板間に液晶が封入され、出
    射側の該基板の内面に薄膜トランジスタと、該薄膜トラ
    ンジスタに接続された画素電極とを配置してなり、且つ
    該出射側の基板の外側に偏光板を配置してなり、 前記液晶パネルは、前記偏光板の表面に、反射率が最小
    となる光の波長が400nmから500nmの間に存在
    する反射防止膜が形成されてなることを特徴とする投写
    型表示装置。
  3. 【請求項3】 光源と、該光源からの入射光束を変調し
    て出射光束として出射する液晶パネルと、該出射光束を
    スクリーン上に拡大投写するための投写光学手段とを有
    する投写型表示装置において、 前記液晶パネルは、一対の基板間に液晶が封入され、一
    方の該基板の内面に薄膜トランジスタと、該薄膜トラン
    ジスタに接続された画素電極とを配置してなり、且つ出
    射側の該基板の外表面に、反射率が最小となる光の波長
    が400nmから500nmの間に存在する反射防止膜
    が形成されてなることを特徴とする投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 光源と、該光源からの入射光束を変調し
    て出射光束として出射する液晶パネルと、該出射光束を
    スクリーン上に拡大投写するための投写光学手段とを有
    する投写型表示装置において、 前記液晶パネルは、一対の基板間に液晶が封入され、出
    射側の該基板の内面に薄膜トランジスタと、該薄膜トラ
    ンジスタに接続された画素電極とを配置してなり、且つ
    該出射側の基板の外表面に、反射率が最小となる光の波
    長が400nmから500nmの間に存在する反射防止
    膜が形成されてなることを特徴とする投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 互いに対向するように配置された一対の
    基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内面には薄膜
    トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素
    電極とを配置してなり、出射側の該基板の外側の面に偏
    光板を有する液晶パネルにおいて、 前記偏光板の表面には、反射率が最小となる光の波長が
    400nmから500nmの間に存在する反射防止膜が
    形成されてなることを特徴とする液晶パネル。
  6. 【請求項6】 互いに対向するように配置された一対の
    基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内面には薄膜
    トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素
    電極とを配置し、該一対の基板の外側の面には偏光板を
    配置してなる液晶パネルにおいて、 前記偏光板の表面には、反射率が最小となる光の波長が
    400nmから500nmの間に存在する反射防止膜が
    形成されてなることを特徴とする液晶パネル。
  7. 【請求項7】 互いに対向するように配置された一対の
    基板間に液晶が封入され、一方の該基板の内面には薄膜
    トランジスタと、該薄膜トランジスタに接続された画素
    電極とを配置してなる液晶パネルにおいて、 前記一方の基板の外表面には、反射率が最小となる光の
    波長が400nmから500nmの間に存在する反射防
    止膜が形成されてなることを特徴とする液晶パネル。
  8. 【請求項8】 前記薄膜トランジスタは、前記基板内面
    にチャネルとなるシリコン薄膜が形成され、該シリコン
    薄膜上にゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成されて
    構成であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 前記薄膜トランジスタは、前記基板内面
    にチャネルとなるシリコン膜が形成され、該シリコン薄
    膜上にゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成されて構
    成であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに
    記載の液晶パネル。
  10. 【請求項10】 前記薄膜トランジスタは、前記基板内
    面にゲート電極が形成され、該ゲート電極上にゲート絶
    縁膜を介してチャネルとなるシリコン膜が形成される構
    成であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 前記薄膜トランジスタは、前記基板内
    面にゲート電極が形成され、該ゲート電極上にゲート絶
    縁膜を介してチャネルとなるシリコン膜が形成される構
    成であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに
    記載の液晶パネル。
JP8192448A 1995-07-21 1996-07-22 投写型表示装置及び液晶パネル Pending JPH0996805A (ja)

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JP8192448A JPH0996805A (ja) 1995-07-21 1996-07-22 投写型表示装置及び液晶パネル

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JP7-186018 1995-07-21
JP18601895 1995-07-21
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018201A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Sharp Kabushiki Kaisha Revêtement antireflet, plaque de polariseur, élément d'affichage à cristaux liquides et élément d'affichage
US8218108B2 (en) 2006-09-28 2012-07-10 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display panel and liquid crystal display device

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WO2008018201A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Sharp Kabushiki Kaisha Revêtement antireflet, plaque de polariseur, élément d'affichage à cristaux liquides et élément d'affichage
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Effective date: 20011218