JPH05244160A - フレーム削除機能を持つブリッジ装置 - Google Patents

フレーム削除機能を持つブリッジ装置

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Publication number
JPH05244160A
JPH05244160A JP4043437A JP4343792A JPH05244160A JP H05244160 A JPH05244160 A JP H05244160A JP 4043437 A JP4043437 A JP 4043437A JP 4343792 A JP4343792 A JP 4343792A JP H05244160 A JPH05244160 A JP H05244160A
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JP
Japan
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frame
address
lan
ring
source address
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JP4043437A
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English (en)
Inventor
Takamasa Koga
高雅 古賀
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランスレーション方式を適用しても、リング
型LANを一巡して戻ってきたフレームがブリッジ装置
にて確実に且つ高速に削除できるようにする。 【構成】バス型LAN10からの受信フレームの各フィ
ールドの内容がFDDIリング用フレームの対応フィー
ルドの内容となる変換をマイクロプロセッサ101で行
って、その変換フレームをFDDIリング1に送出させ
る際に、そのフレーム中の送信元アドレスをSA検出器
107で検出し、そのアドレスに対応するアドレスメモ
リ109の位置にその送信元アドレスを登録する。FD
DIリング1からのフレーム受信時には、その受信フレ
ーム中の送信元アドレスをSA検出器108で検出し、
その送信元アドレスに対応するアドレスメモリ109の
位置の登録内容とその送信元アドレスとを比較器111
で比較し、一致している場合には、フレーム削除回路1
12により受信フレームを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リング型の第1のL
AN(ローカルエリアネットワーク)と他の同種または
異種の第2のLANとを接続するためのブリッジ装置に
係り、特に、第2のLANからのフレームが本装置にて
第1のLANのフレームフォーマットに変換されて第1
のLANに送出され、この第1のLANを一巡して本装
置に戻ってきたフレームを削除するためのフレーム削除
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のLANを結合して大規模
ネットワークを構築するには、同種または異種のLAN
同士を接続するためのブリッジ装置が必要となる。この
ブリッジ装置では、同装置により接続されるLANの1
つがリング型のLANの場合には、以下に述べるフレー
ム削除が必要となる。
【0003】まず、ブリッジ装置によって、リング型の
LAN、例えばリング型光LANであるFDDI(Fibe
r Distributed Data Interface)リングと、他の任意の
種類のネットワーク、例えばCSMA/CD(Carrier
Sense Multiple Access withCollision Detection)方
式のバス型LANとが、接続されているものとする。
【0004】バス型LANとFDDIリングとの間は、
このバス型LANとFDDIリングとを接続するブリッ
ジ装置により、いわゆるカプセル化による通信が行われ
るのが一般的であった。カプセル化とは、バス型LAN
からFDDIリングへの通信を例にとると、図4に示す
ように、符号F1で示されるフォーマットのバス型LA
Nのフレームを、符号F3で示されるフォーマットのF
DDIリング用フレームの情報フィールド(INFOフ
ィールド)にそのまま入れてしまい、このフレームF3
の宛先アドレスフィールド(DAフィールド),送信元
アドレスフィールド(SAフィールド)には、FDDI
リング上の宛先ノードのアドレス,送信元ノードのアド
レスを設定する方式である。
【0005】なお、フレームF1中のDAフィールドに
は宛先の端末装置等を示す宛先アドレスが、SAフィー
ルドには送信元の端末装置等を示す送信元アドレスが、
INFOフィールドには転送すべき情報が、そしてFC
Sフィールドにはフレームチェックのための情報が、そ
れぞれ設定される。また、フレームF3中のSDフィー
ルドにはスタートデリミタが、FCフィールドにはフレ
ームコントロール情報が、EDフィールドにはエンドデ
リミタが、FSフィールドにはフレームステータスが、
それぞれ設定される。
【0006】ここで、バス型LANに接続された端末装
置からFDDIリングに接続された端末装置へデータを
転送するために、図4に示すフレームF1がバス型LA
Nには送出されたものとする。
【0007】バス型LANとFDDIリングとを接続す
るブリッジ装置は、このフレームF1を受信すると、図
4に示したように、このフレームF1がINFOフィー
ルドにそのまま入れられ、同フィールドの前にFDDI
リング上の宛先ノードのアドレス,送信元ノードのアド
レスが設定されたDAフィールド,SAフィールドが付
加された、FDDIリングのフレームF3を組立て、F
DDIリング上に送出する。
【0008】ブリッジ装置からFDDIリングに送出さ
れたフレームF3は、同リングを一巡して戻ってくる。
この場合、ブリッジ装置は、自身が送出したフレームF
3が戻ってきたことを検出して、同フレームF3を削除
(ストリッピング)する必要がある。この検出は、FD
DIリングからフレームを受信する都度、そのフレーム
のSAフィールドの示すアドレスが、自身のノードアド
レスに一致するか否かを調べることにより、簡単に行え
る。
【0009】ところが、FDDIリングを伝送されるフ
レームF3のINFOフィールドには、フレームF1中
の転送すべき本来の情報(フレームF1のINFOフィ
ールドの内容)の他に、フレームF1中のDAフィール
ド,SAフィールドの内容も含まれている。このため、
FDDIリングに接続されている端末装置は、このフレ
ームF3のINFOフィールド全体の内容を転送情報と
して扱ってしまう。したがって、カプセル化による通信
では、バス型LANに接続された端末装置からFDDI
リングに接続された端末装置へデータを正しく転送する
ことができないという問題があった。
【0010】そこで、バス型LANに接続された端末装
置からFDDIリングに接続された端末装置へのデータ
転送を正しく行えるように、バス型LANからのフレー
ムF1のDA,SA,INFO,FCSの各フィールド
の内容を、図3において符号F2で示されるフォーマッ
トのFDDIリング用フレームのように、そのままFD
DIリングのフレームのDA,SA,INFO,FCS
の各フィールドの内容とするトランスレーション方式が
考えられている。
【0011】しかし、トランスレーション方式において
は、FDDIリングのフレームF2のDA,SAの各フ
ィールドの内容は、バス型LANからのフレームF1の
DA,SAの各フィールドの内容をそのまま用いたもの
であり、フレームF2のDA,SAで示されるノードは
そのFDDIリング上には存在しない。このためブリッ
ジ装置は、FDDIリングに送出したフレームF3が同
リングを一巡して戻ってきても、そのフレームF2を自
身が送出したのか否かをそのフレームF2のSAから判
別することができず、正しいフレーム削除が行えないと
いう問題があった。この問題は、FDDIリング(リン
グ型LAN)と接続されるLANが、バス型LAN以外
(例えば、FDDIリング)であっても同様であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、リン
グ型の第1のLANと他の同種または異種の第2のLA
Nとを接続する従来のブリッジ装置では、第1のLAN
と第2のLANとの間の通信にトランスレーション方式
を適用しようとすると、第2のLANからのフレームの
DA,SAの各フィールドの内容が、そのまま第1のL
ANに送出されるフレームのDA,SAの各フィールド
の内容となり、SAフィールドで示されるノードが第1
のLAN上に存在しないため、第1のLANを一巡した
フレームを検出して削除することができないという問題
があった。
【0013】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、リング型LANと他の同種または異種の
LANとの間の通信にトランスレーション方式を適用し
ても、自身がリング型LANに送出したフレームが同L
ANを一巡して戻ってきた際に、そのフレームを確実に
且つ高速に削除できるブリッジ装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、リング型の
第1のLANと他の同種または異種の第2のLANとの
間の通信にトランスレーション方式を適用するブリッジ
装置において、第2のLANを介して送られた第1のフ
レームをトランスレーション方式で第2のフレームに変
換して第1のLANに送出する際に、この第2のフレー
ムの送信元アドレスを検出する第1のアドレス検出手段
と、この第1のアドレス検出手段によって検出された送
信元アドレスが登録されるアドレス記憶手段と、第1の
LANを介して送信される第3のフレームを受信する受
信手段と、この受信手段によって受信された第3のフレ
ームの送信元アドレスを検出する第2のアドレス検出手
段と、第1のアドレス検出手段によって検出された送信
元アドレスをもとに、この送信元アドレスのアドレス記
憶手段内登録先を指定するための書込みアドレスを生成
すると共に、第2のアドレス検出手段によって検出され
た送信元アドレスをもとに、アドレス記憶手段の読出し
アドレスを生成するアドレス生成手段と、第2のアドレ
ス検出手段によって検出された送信元アドレスと、この
送信元アドレスをもとにアドレス生成手段によって生成
された読出しアドレスの指定に応じてアドレス記憶手段
から読出された送信元アドレスとを比較して一致を検出
するための比較手段と、この比較手段によって一致が検
出された場合に、上記受信手段によって受信された第3
のフレームを自装置が送出して戻ってきた第2のフレー
ムであるものとして削除するフレーム削除手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記の構成において、第2のLANから送られ
た第1のフレームを第1のLANに送出する必要がある
際には、その第1のフレームをトランスレーション方式
で第2のフレームに変換し、この第2のフレームを第1
のLANに送出する。この第2のフレームは、そのIN
FOフィールドに、第1のフレームのINFOフィール
ドの内容が設定され、そのDA,SAフィールドに、第
1のフレームのDA,SAフィールドの内容がそのまま
設定されたものである。
【0016】さて、第2のフレームが第1のLANに送
出される際には、同フレーム中のSAフィールドの内容
(送信元アドレス)が第1のアドレス検出手段によって
検出され、アドレス記憶手段に登録される。この検出さ
れた送信元アドレスのアドレス記憶手段内登録先を示す
書込みアドレスは、アドレス生成手段により生成される
もので、例えばこの送信元アドレスを所定の論理で圧縮
することにより生成される。
【0017】さて、第1のLAN上を伝送されるフレー
ム(第3のフレーム)は、受信手段により受信される。
第2のアドレス検出手段は、この受信フレーム(第3の
フレーム)のSAフィールドの内容(送信元アドレス)
を検出する。アドレス生成手段は、この検出された送信
元アドレスを所定の論理で圧縮し、アドレス記憶手段に
対する読出しアドレスを生成する。この読出しアドレス
がアドレス記憶手段に与えられると、その読出しアドレ
スの指定に応じて同記憶手段から送信元アドレスが読出
される。
【0018】比較手段は、アドレス記憶手段から読出さ
れた送信元アドレスと受信フレームのSAフィールドか
ら検出された送信元アドレスとを比較し、両アドレスが
一致している場合には、一致検出信号を出力する。フレ
ーム削除手段は、比較手段から一致信号が出力される
と、その際の受信フレーム(第3のフレーム)は、自装
置から第1のLANに送出されて同LANを一巡して戻
ってきたフレーム(第2のフレーム)であるものとし
て、この受信フレームを削除して第1のLANに中継さ
れるのを抑止する。
【0019】このように上記の構成によれば、リング型
の第1のLANと他の同種または異種の第2のLANと
の間の通信にトランスレーション方式を適用しても、第
2のLANからの第1のフレームを変換して第1のLA
Nに送出された第2のフレームがこの第1のLANを一
巡して戻ってきたことを確実に且つ高速に検出して、削
除することがてきる。
【0020】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係るブリッジ装
置(100)のブロック構成図、図2は図1のブリッジ
装置(100)を含むLANシステムのシステム構成図
である。
【0021】図2において、1はリング光LANである
FDDIリング、10,20はCSMA/CD方式のバ
ス型LANである。100はFDDIリング1とバス型
LAN10とを接続するためのブリッジ装置、200は
FDDIリング1とバス型LAN20とを接続するため
のブリッジ装置である。11はバス型LAN10に接続
された例えばワークステーション(WS)、12はFD
DIリング1に接続された例えばワークステーション
(WS)である。なお、ブリッジ装置100,200に
接続されるバス型LANは必ずしも1つとは限らない。
【0022】ブリッジ装置100は、図1に示すよう
に、装置全体を制御するマイクロプロセッサ101と、
バス型LAN10との間の送受信制御を行うCSMA/
CDコントローラ102と、FDDIリング1との間の
送受信データおよびバス型LAN10との間の送受信デ
ータを格納するためのバッファメモリ103と、内部バ
ス104とを備えている。この内部バス104には、マ
イクロプロセッサ101、CSMA/CDコントローラ
102およびバッファメモリ103等が接続されてい
る。
【0023】ブリッジ装置100はまた、FDDIリン
グ1へのフレーム送信を行うドライバ105と、FDD
Iリング1からのフレーム受信を行うレシーバ106
と、2つのSA検出器107,108とを備えている。
SA検出器107は、マイクロプロセッサ101から内
部バス104を介して転送されるFDDIリング1への
送信フレームからSAフィールドの内容(送信元アドレ
ス)を検出すると共に、その送信フレームをドライバ1
05に出力する。またSA検出器108は、レシーバ1
06で受信されたフレーム(受信フレーム)からSAフ
ィールドの内容(送信元アドレス)を検出すると共に、
その受信フレームを内部バス104および後述するフレ
ーム削除回路112に出力する。
【0024】ブリッジ装置100は更に、SA検出器1
07によって検出された送信元アドレスが登録されるア
ドレスメモリ109と、SA検出器107,108によ
って検出された送信元アドレスをもとに、アドレスメモ
リ109に対する読出しアドレス,書込みアドレスを生
成するアドレス生成回路110と、SA検出器108に
よって検出された送信元アドレスとアドレスメモリ10
9から読出された送信元アドレスとを比較して一致の有
無を検出する比較器111と、フレーム削除回路112
とを備えている。このフレーム削除回路112は、比較
器111によって一致が検出された場合には、SA検出
器108により送信元アドレスが検出された受信フレー
ムを削除し、不一致が検出された場合には、その受信フ
レームをそのままドライバ105に出力する。なお、図
2における他のブリッジ装置200も、図1に示したブ
リッジ装置100の構成と同様である。
【0025】次に、本発明の一実施例の動作を、バス型
LAN10に接続されたワークステーション11からF
DDIリング1に接続されたワークステーション12に
データを転送する場合を例に説明する。
【0026】まず、ワークステーション11からバス型
LAN10上に、ワークステーション21宛ての図3に
示すフォーマットのフレームF1が送出されたものとす
る。この場合、フレームF1のDAフィールドにはワー
クステーション12を示す宛先アドレスが設定され、S
Aフィールドにはワークステーション11を示す送信元
アドレスが設定されている。
【0027】ブリッジ装置100内のCSMA/CDコ
ントローラ102は、バス型LAN10からフレームF
1を受信すると、その受信フレームF1を内部バス10
4を介してバッファメモリ103に格納し、マイクロプ
ロセッサ101に受信通知を行う。マイクロプロセッサ
101はバッファメモリ103に格納された(バス型L
AN10からの)受信フレームF1のDAフィールドの
内容から、同フレームF1(のINFOフィールドのデ
ータ)をFDDIリング1を介して宛先(ワークステー
ション21)に送信する必要があるか否かを判断する。
この判断は周知のアドレス学習結果をもとに行われる
が、本発明に直接関係しないため、説明を省略する。
【0028】マイクロプロセッサ101は、FDDIリ
ング1を用いた送信が必要であるものと判断した場合、
フレームF1を図3に示すフォーマットのFDDIリン
グ用フレームF2に変換する。このフレームF2のIN
FOフィールドには、フレームF1のINFOフィール
ドの内容がそのまま設定され、フレームF2のDAフィ
ールド,SAフィールドには、フレームF1のそれぞれ
DAフィールド,SAフィールドの内容がそのまま設定
される。
【0029】マイクロプロセッサ101は、フレームF
1をフレームF2に変換すると、同フレームF2を内部
バス104を介してSA検出器107に出力する。SA
検出器107は、このフレームF2のSAフィールドの
内容、即ち送信元アドレス(ここでは、ワークステーシ
ョン11を示す送信元アドレス)を検出する。そしてS
A検出器107は、検出した送信元アドレスをアドレス
メモリ109およびアドレス生成回路110に出力する
と共に、書込みイネーブル信号を所定タイミングでアド
レスメモリ109に出力する。またSA検出器107
は、フレームF2をそのままドライバ105に出力す
る。ドライバ105は、SA検出器107からのフレー
ムF2をFDDIリング1上に送出する。
【0030】さてアドレス生成回路110は、SA検出
器107によって検出された送信元アドレスを受取る
と、同アドレスをもとに、同アドレスのアドレスメモリ
109内登録先を指定する書込みアドレスを生成する。
本実施例において、この書込みアドレスは、SA検出器
107によって検出された送信元アドレスを生成多項式
(圧縮用データ)を用いて圧縮することにより生成され
る(送信元アドレスに対応する)CRC(Cyclic Redun
duncy Check )符号である。
【0031】アドレス生成回路110によって生成され
た書込みアドレスはアドレスメモリ109に出力され、
この書込みアドレスの指定するアドレスメモリ109内
位置に、SA検出器107によって検出された送信元ア
ドレスが登録される。
【0032】ブリッジ装置100内のドライバ105か
らFDDIリング1上に送出されたフレームF2は、こ
のFDDIリング1上を高速伝送される。FDDIリン
グ1に接続されているワークステーション12は、同F
DDIリング1からフレームF2を受信すると、そのフ
レームF2が自分宛てであるか否かをフレームF2中の
DAフィールドの内容(宛先アドレス)をもとに判断
し、自分宛てであればこのフレームF2を取込む。
【0033】さて、FDDIリング1上を伝送される上
記のフレームF2は、同リング1を一巡してブリッジ装
置100に戻ってくる。一方、ブリッジ装置100内の
レシーバ106は、FDDIリング1を伝送されるフレ
ームを受信している。
【0034】今、レシーバ106が、FDDIリング1
を一巡して戻ってきたフレームF2を同リング1から受
信したものとする。レシーバ106によって受信された
フレームF2はSA検出器108に出力される。
【0035】SA検出器108は、この受信フレームF
2のSAフィールドの内容、即ち送信元アドレスを検出
する。そしてSA検出器108は、検出した送信元アド
レスをアドレス生成回路110および比較器111に出
力すると共に、読出しイネーブル信号を所定タイミング
でアドレスメモリ109に出力する。またSA検出器1
08は、受信フレームF2をそのまま内部バス104お
よびフレーム削除回路112に出力する。
【0036】アドレス生成回路110は、SA検出器1
08によって検出された送信元アドレスを受取ると、同
アドレスをもとに、前記した書込みアドレス生成と同様
にして、アドレスメモリ109に対する読出しアドレス
を生成する。
【0037】アドレス生成回路110によって生成され
た読出しアドレスはアドレスメモリ109に出力され、
この読出しアドレスの指定するアドレスメモリ109内
位置の登録内容が比較器111に読出される。比較器1
11は、このアドレスメモリ109から読出された登録
内容とSA検出器108によって検出されて同検出器1
08から出力されている送信元アドレスとを比較する。
【0038】ここで、アドレスメモリ109に対する読
出しアドレスは、受信フレームF2のSAフィールドの
内容、即ちワークステーション11を示す送信元アドレ
スをもとに生成されたものであり、この読出しアドレス
で指定されるアドレスメモリ109内位置には、FDD
Iリング1に対するフレームF2の送出に際して検出さ
れたSAフィールドの内容(ワークステーション11を
示す送信元アドレス)が登録されている。
【0039】したがって、上記のようにFDDIリング
1を一巡して戻ってきたフレームF2のSAフィールド
の内容(ワークステーション11を示す送信元アドレ
ス)がSA検出器108によって検出された場合には、
アドレスメモリ109からはそのSAフィールドの内容
に一致する送信元アドレスが読出される。この場合、比
較器111は一致を検出し、その旨をフレーム削除回路
112に通知する。
【0040】フレーム削除回路112は、比較器111
からの一致検出通知を受取ると、SA検出器108から
出力された受信フレームF2を削除(ストリッピング)
する。したがって、FDDIリング1を一巡して戻って
きたフレームF2が、再びFDDIリング1上に送出さ
れることはない。なお、フレーム削除回路112による
フレーム削除は、対象となるフレームを破壊することに
より実現される。
【0041】これに対し、ブリッジ装置100(内のレ
シーバ106)で受信されたフレームが、他の例えばブ
リッジ装置200に接続されているバス型LAN20上
のワークステーションからのフレームをFDDIリング
1のフォーマットに変換して、同ブリッジ装置200か
らFDDIリング1に送出されたフレームである場合に
は、比較器111では不一致が検出される。
【0042】フレーム削除回路112は、比較器111
で不一致が検出された場合には、SA検出器108によ
るSAフィールド検出の対象となった受信フレームを、
そのままドライバ105に出力して、同ドライバ105
からFDDIリング1上に送出(中継)させる。
【0043】さて、SA検出器108から内部バス10
4に出力された受信フレームはバッファメモリ103に
格納される。マイクロプロセッサ101は、バッファメ
モリ103に格納された(FDDIリング1からの)受
信フレームのDAフィールドの内容から、同フレーム
(のINFOフィールドのデータ)をバス型LAN10
を介して宛先に送信する必要があるか否かを判断する。
【0044】もし、送信する必要があるならば、バス型
LAN10は、その受信フレームのバス型LAN用のフ
ォーマットの部分だけを内部バス104を介してCSM
A/CDコントローラ102に送り、バス型LAN10
に送出させる。これに対し、上記の例のようにワークス
テーション12宛てのフレームF2を受信した場合であ
れば、バス型LAN10へのフレーム送出は不要であ
り、マイクロプロセッサ101は受信フレームを廃棄す
る。勿論、フレーム削除回路112の削除対象となる受
信フレームについては、バッファメモリ103に格納せ
ずに廃棄するようにしてもよい。
【0045】なお、前記実施例では、説明を簡単にする
ために、SA検出器107,108自身がアドレスメモ
リ109に対してそれぞれ書込みイネーブル信号,読出
しイネーブル信号を出力するものとしているが、SA検
出器107,108で同時にSAフィールドの検出が行
われる場合を考慮して、SA検出器107からの書込み
要求とSA検出器108からの読出し要求とを調停する
調停回路を設けることが好ましい。また、アドレス生成
回路110についても、この調停回路の制御のもとでア
ドレス生成を行う構成とすることが好ましい。
【0046】また、前記実施例では、リング型LANが
FDDIリングである場合について説明したが、他のリ
ング型LANであっても同様に適用できる。また、FD
DIリング(リング型LAN)とブリッジ装置を介して
接続されるLANがFDDIリング(リング型LAN)
であっても同様に適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
リング型の第1のLANと他の同種または異種の第2の
LANとの間の通信にトランスレーション方式を適用し
ても、第2のLANを介して送られてブリッジ装置から
第1のLANに送出すべきフレームを第1のLAN用に
変換してこの第1のLANに送出する際に、その送信元
アドレスを、同アドレスに対応するアドレス記憶手段の
位置に登録しておき、第1のLANからのフレーム受信
時には、その受信フレーム中の送信元アドレスに対応す
るアドレス記憶手段の位置の登録内容とその受信フレー
ム中の送信元アドレスとを比較し、一致が検出された場
合にその受信フレームを削除するようにしたので、ブリ
ッジ装置から送信されたフレームが第1のLANを一巡
して戻ってきた場合に、そのフレームを確実にかつ高速
に削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るブリッジ装置のブロ
ック構成図。
【図2】図1のブリッジ装置を含むLANシステムのシ
ステム構成図。
【図3】トランスレーション方式によるFDDIリング
とバス型LANとの間の通信を説明するためのフレーム
フォーマット図。
【図4】カプセル化によるFDDIリングとバス型LA
Nとの間の通信を説明するためのフレームフォーマット
図。
【符号の説明】
1…FDDIリング(第1のLAN)、10,20…バ
ス型LAN(第2のLAN)、11,12…ワークステ
ーション(WS)、101…マイクロプロセッサ(フレ
ーム変換手段)、102…CSMA/CDコントロー
ラ、103…バッファメモリ、104…内部バス、10
5…ドライバ、106…レシーバ、107…SA検出器
(第1のアドレス検出手段)、108…SA検出器(第
2のアドレス検出手段)、109…アドレスメモリ(ア
ドレス記憶手段)、110…アドレス生成回路、111
…比較器、112…フレーム削除回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング型の第1のLANと任意の種類の
    少なくとも1つの第2のLANとを接続するためのブリ
    ッジ装置において、 前記第2のLANを介して送られて前記第1のLANに
    送出すべき第1のフレームを前記第1のLANで適用さ
    れる形式の第2のフレームに変換するフレーム変換手段
    であって、前記第1のフレームの宛先アドレスおよび送
    信元アドレスの両フィールドの内容をそのまま前記第2
    のフレームの宛先アドレスおよび送信元アドレスの両フ
    ィールドの内容とするフレーム変換手段と、 このフレーム変換手段によって変換された前記第2のフ
    レームの送信元アドレスを検出する第1のアドレス検出
    手段と、 この第1のアドレス検出手段によって検出された送信元
    アドレスが登録されるアドレス記憶手段と、 前記第1のアドレス検出手段によって送信元アドレスが
    検出された前記第2のフレームを前記第1のLAN上に
    送出する送信手段と、 前記第1のLANを介して送信される第3のフレームを
    受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記第3のフレームの
    送信元アドレスを検出する第2のアドレス検出手段と、 前記第1のアドレス検出手段によって検出された送信元
    アドレスをもとに、この送信元アドレスの前記アドレス
    記憶手段内登録先を指定するための書込みアドレスを生
    成すると共に、前記第2のアドレス検出手段によって検
    出された送信元アドレスをもとに、前記アドレス記憶手
    段の読出しアドレスを生成するアドレス生成手段と、 前記第2のアドレス検出手段によって検出された送信元
    アドレスと、この送信元アドレスをもとに前記アドレス
    生成手段によって生成された前記読出しアドレスの指定
    に応じて前記アドレス記憶手段から読出された送信元ア
    ドレスとを比較して一致を検出するための比較手段と、 この比較手段の比較結果に応じ、前記受信手段によって
    受信された前記第3のフレームを削除するフレーム削除
    手段と、 を具備し、前記比較手段によって一致が検出された場合
    には、前記受信手段によって受信された前記第3のフレ
    ームが、前記送信手段によって前記第1のLANに送出
    されて、同LANを一巡して戻ってきた前記第2のフレ
    ームであるものとして、同フレームを削除するようにし
    たことを特徴とするフレーム削除機能を持つブリッジ装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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