JPH0963486A - ガス放電表示装置及び該装置に用いるセルの形成方法 - Google Patents

ガス放電表示装置及び該装置に用いるセルの形成方法

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JPH0963486A
JPH0963486A JP7218373A JP21837395A JPH0963486A JP H0963486 A JPH0963486 A JP H0963486A JP 7218373 A JP7218373 A JP 7218373A JP 21837395 A JP21837395 A JP 21837395A JP H0963486 A JPH0963486 A JP H0963486A
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JP
Japan
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substrate
electrode
electrodes
intermediate substrate
gas discharge
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Application number
JP7218373A
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English (en)
Inventor
Takao Kanehara
隆雄 金原
Ichiro Koiwa
一郎 小岩
Mitsuro Mita
充郎 見田
Aya Yamanaka
綾 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度表示が可能な装置構造を安価に実現す
ることができるガス放電表示装置及びその装置に用いる
セルの形成方法を提供する。 【解決手段】 前面基板10と背面基板26の間に中間
基板18を設け、前面基板10と中間基板18との間、
及び背面基板26と中間基板18との間にセル、互いに
所定ピッチ分づつそれぞれの基板間で位置をずらして設
けてなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス放電表示装置
及びその装置に用いるセルの形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のガス放電表示装置の一構
成例を示す分解斜視図である。図12において、このガ
ス放電表示装置は、前面基板110、X電極111、誘
電体112、保護膜113、蛍光体114、背面基板1
15、Y電極116、誘電体117、保護膜118、隔
壁119とで構成されている。
【0003】図13は図12に示した従来装置における
前面基板110側の製作工程図であり、図14は図12
に示した従来装置における背面基板115側の製作工程
図である。まず、図13の前面基板110側の製作工程
を工程(1)〜(5)の順に説明する。「(1)基板の
工程」では、前面基板110が用意される。「(2)電
極形成の工程」では、前面基板110上にスクリーン印
刷法等を用いて金(Au),銀(Ag)等でX電極111を
形成する。「(3)誘電体形成の工程」では、X電極1
11を被覆するようにして透明誘電体112を20〜3
0μmの厚さで形成する。「(4)保護層形成の工程」
では、誘電体112を保護する目的で、この上に誘電体
112と同様のパターンで保護膜113を10μmの厚
さで形成する。「(5)蛍光体形成の工程」では、X電
極111を除く部分に蛍光体114を形成する。
【0004】次に、図14の背面基板115側の製作工
程を工程(1)〜(4)の順に説明する。「(1)基板
の工程」では、背面基板115が用意される。「(2)
電極形成の工程」では、背面基板115上にスクリーン
印刷法等を用いて金(Au),銀(Ag)等でY電極116
を形成する。「(3)誘電体形成の工程」では、Y電極
116を被覆するようにして透明誘電体117を20〜
30μmの厚さで形成する。「(4)保護層形成の工
程」では、誘電体117を保護する目的で、この上に誘
電体117と同様のパターンで保護膜118を10μm
の厚さで形成する。これにより、ユニット化された前面
基板110側と背面基板115側とがそれぞれ形成され
る。
【0005】次いで、この従来装置では、前面基板11
0の下側にX電極111と平行な方向に隔壁119を形
成し、この隔壁119を間に挟み、かつ前面基板110
側に形成されているX電極111と背面基板115側の
Y電極116とを約90度交差させた状態で、前面基板
110と背面基板115とを突き合わせ、さらに前面基
板110と背面基板115との間の周囲を図示せぬ鉛ガ
ラスにより封止し、この前面基板110と背面基板11
5との間に例えばネオン(Ne)とキセノン(Xe)の混合
ガスである放電ガスを圧力が300〜400トル(Tor
r)程度となる状態に封入すると完成する。こうして完
成された装置はセルがマトリックス状に配列されて構成
される。なお、図12に示した従来装置では、4×4セ
ル形となる。
【0006】図15は従来装置における駆動回路の概略
図を示すもので、図16はその駆動回路における駆動波
形を示しており、セルがXm×Yn、マトリックス状に
配列された構成となっている。なお、図15において、
符号120で示す領域は表示パネル面を示している。そ
こで、図16に示す駆動波形と共に図15に示した駆動
回路の動作を説明すると、この駆動回路では、まずY電
極駆動回路121によりY電極を第1ラインY1から最終
ラインYnに向かって順に走査する。また、出力(−Vs)
を提示しているところの点灯させたいセルに来たとき
に、X電極駆動回路122によりX電極にアドレス電圧
パルス(+Va)を印加し、「書き込み」動作を行わせ
る。この書き込み動作により点灯したセルは、放電電荷
が電極上に蓄積され、次の維持パルス(+Vs)で再び点
灯する。これが、各ラインY1〜Yn毎に行われることによ
って、装置の表示パネル面120上に所定のパターンが
表示される。また、続いて新しい表示パターンを出すた
めには、全てのX電極に消去電圧パルス(−VE)を印加
し、蓄積した電荷を消滅させ、再び書き込み動作を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置において、スクリーン印刷法を用いて高密度化
する場合、各電極を形成する場合を始めとして、パネル
の要素を全て高精度化する必要がある。このため、技術
的に難しく、高度な技術を必要とすることからコストが
高くなっていると言う問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はパネルを構成している要素部品等
を高精度化することなく、高密度表示ができるように
し、コストを下げて安価に実現することが可能なガス放
電表示装置及びその装置に用いるセルの形成方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のガス放電表示装置にあっては、前面基板と
背面基板の間に中間基板を設けるとともに、前記前面基
板と前記中間基板との間、及び前記背面基板と前記中間
基板との間にセルを、それぞれの基板間で互いに位置を
ずらして設けてなる構成としたものである。
【0010】また、上記目的を達成するため、本発明の
ガス放電表示装置に用いるセルの形成方法は、表面と裏
面との間で互いに所定ピッチ分づつ位置をずらして、そ
の表裏面にY電極をそれぞれ複数ライン形成し、前記中
間基板の一面側と対向して配置される前面基板に前記Y
電極と交差してマトリックス状に配設されて第1のセル
を構成するためのX電極を複数ライン設けるとともに、
前記中間基板の他面側と対向して配置される背面基板に
前記Y電極と交差してマトリックス状に配設されて第2
のセルを構成するためのX電極を複数ライン設け、かつ
前記前面基板側に形成された前記X電極と前記背面側に
形成された前記X電極とを互いに所定ピッチ分づつ位置
をずらして形成するようにしたものである。
【0011】これによれば、前面基板と中間基板との
間、及び背面基板と中間基板との間にそれぞれ形成され
ているセルの位置が、それぞれ基板間で互いにずらされ
ているので、一面側(パネル面側)から見ると、1つの
セルに2つの交点ができた状態となり、実効的に高密度
化が図られる。これにより、パネルを構成している要素
部品を実際に高精細化することなく、高密度表示を達成
することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1乃至図6は本発明に係る
ガス放電表示装置の一実施の形態を概略的に示す図で、
図1はその分解斜視図、図2は図1の矢印A方向より見
た側面図、図3は図1の矢印B方向より見た側面図、図
4は組立後の状態で示す上面図、図5は図4の矢印C方
向より見た側面図、図6は図4の矢印D方向より見た側
面図である。
【0013】図1乃至図6において、このガス放電表示
装置は、前面基板10、第1X電極11、誘電体12、
保護膜13、蛍光体14、保護膜15、誘電体16、第
1Y電極17、中間基板18、第2Y電極19、誘電体
20、保護膜21、蛍光体22、保護膜23、誘電体2
4、第2X電極25、背面基板26、隔壁27、隔壁2
8等で形成されている。
【0014】図7乃至図9は図1乃至図6に示したガス
放電表示装置における要部構造の製作工程図で、図7は
前面基板10側の製作工程、図8は背面基板26側の製
作工程をそれぞれ示しており、図9は中間基板18の製
作工程を示している。そこで、この各部の製作工程と共
にガス放電表示装置の細部構造を次に説明する。
【0015】まず、図7に示す前面基板10側の製作工
程を工程(1)〜(5)の順に説明する。「(1)基板
の工程」では、ガス封入穴9を有している前面基板10
が用意される。「(2)電極形成の工程」では、前面基
板10に第1X電極11が形成される。なお、この第1
X電極11はスクリーン印刷法が用いられ、例えば金
(Au),銀(Ag)等でなるラインを、幅約100μm、
間隔約1mmで複数ライン、前面基板10に塗布して形
成した後、150℃で約15分間乾燥させ、さらに58
0℃で焼成する。「(3)誘電体形成の工程」では、第
1X電極11を被覆するようにして例えば鉛ガラスでな
る透明誘電体12を20〜30μmの厚さで設け、これ
を150℃で約15分間乾燥させ、さらに580℃で焼
成する。「(4)保護層形成の工程」では、誘電体12
を保護する目的で、この上に誘電体12と同様のパター
ンで例えばMgOでなる保護膜13を10μmの厚さで設
け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さらに58
0℃で焼成する。「(5)蛍光体形成の工程」では、第
1Y電極17と交差する電極を除き、例えばZn2Si O4
:Mn(緑色蛍光体)でなる蛍光体14を設け、これを
150℃で約15分間乾燥させ、さらに580℃で焼成
する。
【0016】次に、図8に示す背面基板26側の製作工
程を工程(1)〜(4)の順に説明する。「(1)基板
の工程」では、ガス封入穴8を有した背面基板26が用
意される。「(2)電極形成の工程」では、背面基板2
6に第2X電極25が、前面基板10に形成されている
第1X電極11に対して約2分の1ピッチ分ずらして形
成される。また、この第2X電極25でも第1X電極1
1の場合と同様にスクリーン印刷法が用いられ、例えば
金(Au),銀(Ag)等でなるラインを、幅約100μ
m、間隔約1mmで複数ライン、背面基板26に塗布し
て形成した後、150℃で約15分間乾燥させ、さらに
580℃で焼成する。「(3)誘電体形成の工程」で
は、第2X電極25を被覆するようにして例えば鉛ガラ
スでなる透明誘電体24を20〜30μmの厚さで設
け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さらに58
0℃で焼成する。「(4)保護層形成の工程」では、誘
電体24を保護する目的で、この上に誘電体24と同様
のパターンで例えばMgOでなる保護膜23を10μmの
厚さで設け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さ
らに580℃で焼成する。
【0017】次に、図9に示す中間基板18側の製作工
程を工程(1)〜(8)の順で説明する。まず、
「(1)基板の工程」では、中間基板18が用意され
る。「(2)電極形成の工程」では、中間基板18の背
面基板26と対向して配置される面に、第2X電極25
と約90度交差する方向に第2Y電極19が形成され
る。この第2Y電極19はスクリーン印刷法が用いら
れ、例えば金(Au),銀(Ag)等でなるラインを、幅約
100μm、間隔約1mmで複数ライン、中間基板18
に塗布して形成した後、150℃で約15分間乾燥さ
せ、さらに580℃で焼成する。「(3)誘電体形成の
工程」では、第2Y電極19を被覆するようにして例え
ば鉛ガラスでなる透明誘電体20を20〜30μmの厚
さで設け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さら
に580℃で焼成する。「(4)保護層形成の工程」で
は、誘電体20を保護する目的で、この上に誘電体20
と同様のパターンで例えばMgOでなる保護膜23を10
μmの厚さで設け、これを150℃で約15分間乾燥さ
せ、さらに580℃で焼成する。「(5)蛍光体形成の
工程」では、第2X電極25と交差する電極を除き、例
えばZn2Si O4 :Mn(緑色蛍光体)でなる蛍光体22を
設け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さらに5
80℃で焼成する。以上で、背面基板26と対向配置さ
れている一面側の製作が完了する。
【0018】次に、前面基板10と対向配置される他面
側の製作を開始する。まず、「(6)電極形成の工程」
では、中間基板18の前面基板10と対向して配置され
る面に第1X電極11と約90度交差する方向に第1Y
電極17が、他面側に形成されている第2Y電極19に
対して約2分の1ピッチ分ずらして形成される。この第
1Y電極17でも第2Y電極の場合と同様にスクリーン
印刷法が用いられ、例えば金(Au),銀(Ag)等でなる
ラインを、幅約100μm、間隔約1mmで中間基板1
8に塗布して形成した後、150℃で約15分間乾燥さ
せ、さらに580℃で焼成する。「(7)誘電体形成の
工程」では、第1Y電極17を被覆するようにして例え
ば鉛ガラスでなる透明誘電体16を20〜30μmの厚
さで設け、これを150℃で約15分間乾燥させ、さら
に580℃で焼成する。「(8)保護層形成の工程」で
は、誘電体16を保護する目的で、この上に誘電体16
と同様のパターンで例えばMgOでなる保護膜15を10
μmの厚さで設け、これを150℃で約15分間乾燥さ
せ、さらに580℃で焼成する。以上で、前面基板10
と対向配置される他面側の製作が完了する。また、これ
により各々ユニット化された前面基板10側と、背面基
板26側と、中間基板18側とが、それぞれ形成され
る。
【0019】次いで、この装置では、前面基板10にお
ける蛍光体14の下側に第1X電極11に平行な方向に
隔壁27を約150μmの高さで形成し、この隔壁27
を間に挟み、かつ前面基板10側に形成されている第1
X電極11と中間基板18の他面側とを突き合わせると
ともに、前面基板10と中間基板18との間を鉛ガラス
29で封着し、これを約460℃で焼成して封止する。
また、背面基板26における保護層23の上側に第2X
電極25と平行な方向に隔壁28を約150μmの高さ
で形成し、この隔壁28を間に挟み、かつ背面基板26
側に形成されている第2電極25と中間基板18の一面
側とを突き合わせるとともに、背面基板26と中間基板
18との間を鉛ガラス29で封着し、これを約460℃
で焼成して封止する。また、前面基板10と中間基板1
8との間、及び背面基板26と中間基板18との間をそ
れぞれ鉛ガラス29で封着するとき、前面基板10側の
ガス封入穴9と背面基板26側のガス封入穴8に例えば
He+Xe(1%)、Ne+Xe(8%)でなる放電ガスを圧力が3
00〜400トル(Torr)程度となる状態に入れ、これ
を同じく鉛ガラス29により封着すると完成する。
【0020】こうして、形成された装置では、各電極1
1,17,19,25の間隔が約1mmで、また第1X電
極11と第2X電極25、及び第1Y電極17と第2Y
電極19とは互いに0.5mm づつ変位されている。したが
って、前面基板10と中間基板18との間のセルの交
点、及び背面基板26と中間基板18との間のセルの交
点は、互いに約0.5mm づつ変位していることになる。こ
れにより、前面基板10側(表示パネル側)から見る
と、図10に模式的に示すように、1つのセルに2つの
交点ができた状態となり、実効的に高密度化が得られ
る。よって、パネルを構成している要素で品を実際に高
精細化しなくても、高密度化が達成されることが分か
る。なお、図10において、符号30で示す領域は表示
パネル面を示している。
【0021】図10は本発明のガス放電表示装置におけ
る駆動回路の概略構成図で、図11はその駆動回路にお
ける駆動波形を示しており、セルがXam×Yan及びXbm
×Ybnのマトリックス状に各々配列された構成となって
いる。そこで、図11に示す駆動波形と共に図10に示
した駆動回路の動作を説明すると、この駆動回路では、
任意のセルを点灯させる場合、Ya ,Yb 電極駆動回路
31a,31bの制御により、各Ya ,Yb 電極(以
下、これを総称して「Y電極」と言う)を先頭の第1ラ
インから順番に、Ya1→Yb1→Ya2→Yb2・・・→Yan
→Ybnと負の電圧パルス(−VS=−180V)を走査し
て行く。そして、負の電圧パルス(−VS)を提示してい
るところの点灯させたいセルに来たときに、Xa ,Xb
電極駆動回路32a,32bの制御により、対応するX
a ,Xb 電極(以下、これを総称して「X電極」と言
う)にアドレス電圧パルス(+Va=50V)を印加し、
放電させ、「書き込み」動作を行わせる。この書き込み
動作により選択されたセルは、放電で発生した電荷(電
子陽イオン)を放電終了後に電極上の保護膜に蓄積す
る。そして、維持動作期間で選択されたセルは、維持電
圧パルス(+VS)と蓄積された電荷による電圧(Vw=5
0V)により再度放電して点灯する。しかし、選択され
なかったセルは蓄積電荷による電圧が働かないため放電
せず、点灯しない。また、「X電極」と「Y電極」に交
互に維持パルスを印加することで、任意の期間、放電を
保持して点灯を継続させることができる。さらに、新し
い表示パターンにするためには、蓄積した電荷を消去す
る必要がある。これは、選択されていないセルでも維持
パルスが印加されると放電するためであり、このため全
ての「X電極」に消去電圧パルス(+VE=100V)を
印加し、蓄積した電荷を消滅させ、再び書き込み動作を
行う。
【0022】なお、上記実施の形態例では、一枚の中間
基板18の表裏面にYa ,Yb 電極をそれぞれ形成して
なる構造を開示したが、前面基板用の中間基板と背面基
板用の中間基板とをそれぞれ用意し、これを2枚重ねて
配置して一枚の中間基板18としてなる構造にしても差
し支えないものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
前面基板と中間基板との間、及び背面基板と中間基板と
の間にそれぞれ形成されているセルの位置が、それぞれ
基板間で互いにずらされているので、一面側(パネル
面)から見ると、1つのセルに2つの交点ができた状態
となり、実効的に高密度化が図られる。これにより、パ
ネルを構成している要素部品を実際に高精細化しなくて
も、高密度表示ができるガス放電表示装置を安価に実現
することが可能になる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態として示すガス放電表示装
置の分解斜視図である。
【図2】図1の矢印A方向より見た側面図である。
【図3】図1の矢印B方向より見た側面図である。
【図4】本実施形態装置を組立後の状態で示す上面図で
ある。
【図5】図4の矢印C方向より見た側面図である。
【図6】図4の矢印D方向より見た側面図である。
【図7】本実施形態における要部の製作工程説明図であ
る。
【図8】本実施形態における要部の製作工程説明図であ
る。
【図9】本実施形態における要部の製作工程説明図であ
る。
【図10】本実施形態における駆動回路の概略図であ
る。
【図11】本実施形態の駆動回路における駆動波形図で
ある。
【図12】従来のガス放電表示装置の一例を示す分解斜
視図である。
【図13】従来装置における前面基板側の製作工程図で
ある。
【図14】従来装置における背面基板側の製作工程図で
ある。
【図15】従来装置における駆動回路の概略図である。
【図16】従来の駆動回路における駆動波形図である。
【符号の説明】
10 前面基板 11 第1X電極 17 第1Y電極 18 中間基板 19 第2Y電極 25 第2X電極 26 背面基板 27,28 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 綾 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面基板と背面基板の間に中間基板を設
    けるとともに、 前記前面基板と前記中間基板との間、及び前記背面基板
    と前記中間基板との間にセルを、それぞれの基板間で互
    いに位置をずらして設けてなることを特徴とするガス放
    電表示装置。
  2. 【請求項2】 表面と裏面との間で互いに所定ピッチ分
    づつ位置をずらして、その表裏の各面にY電極をそれぞ
    れ複数ライン形成してなる中間基板と、 前記中間基板の一面側に形成された前記Y電極と交差し
    てマトリックス状に配設されるX電極を複数ライン有
    し、前記中間基板の一面側に前記X電極を対向配置させ
    て前記中間基板とともに第1のセルを形成している前面
    基板と、 前記中間基板の他面側に形成された前記Y電極と交差し
    てマトリックス状に配設されるX電極を複数ライン有
    し、前記中間基板の他面側に前記X電極を対向配置させ
    て前記中間基板とともに第2のセルを形成している前面
    基板とを備え、 前記前面基板側に形成された前記X電極と前記背面側に
    形成された前記X電極とを互いに所定ピッチ分づつ位置
    をずらして形成してなることを特徴とするガス放電表示
    装置。
  3. 【請求項3】 表面と裏面との間で互いに所定ピッチ分
    づつ位置をずらして、その表裏面にY電極をそれぞれ複
    数ライン形成し、 前記中間基板の一面側と対向して配置される前面基板に
    前記Y電極と交差してマトリックス状に配設されて第1
    のセルを構成するためのX電極を複数ライン設けるとと
    もに、 前記中間基板の他面側と対向して配置される背面基板に
    前記Y電極と交差してマトリックス状に配設されて第2
    のセルを構成するためのX電極を複数ライン設け、 かつ前記前面基板側に形成された前記X電極と前記背面
    側に形成された前記X電極とを互いに所定ピッチ分づつ
    位置をずらして形成してなることを特徴とするガス放電
    表示装置に用いるセルの形成方法。
JP7218373A 1995-08-28 1995-08-28 ガス放電表示装置及び該装置に用いるセルの形成方法 Pending JPH0963486A (ja)

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