JPH05314911A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
- Publication number
- JPH05314911A JPH05314911A JP4114389A JP11438992A JPH05314911A JP H05314911 A JPH05314911 A JP H05314911A JP 4114389 A JP4114389 A JP 4114389A JP 11438992 A JP11438992 A JP 11438992A JP H05314911 A JPH05314911 A JP H05314911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- base plate
- electrodes
- rib
- reduce
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電極数が少なく、駆動回路を少ない安価なプラ
ズマディスプレイパネルを提供する。 【構成】バリアリブの両側面に維持電極を形成し、隣合
うラインで共通の維持電極を持たせた。バリアリブの両
側面の維持電極はバリアリブの上面で互いに接続されて
いる。
ズマディスプレイパネルを提供する。 【構成】バリアリブの両側面に維持電極を形成し、隣合
うラインで共通の維持電極を持たせた。バリアリブの両
側面の維持電極はバリアリブの上面で互いに接続されて
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイパ
ネルに関する。
ネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイパネルは、
断面図を図３に示す様に面放電型の電極構造をしてい
た。ガス放電空間を挾んで対向配置した一対の絶縁基板
１，７のうち一方の絶縁基板上にのみ２本ずつを対とし
た平行な維持放電用の電極Ｘ1 〜Ｘm 、Ｙ1 〜Ｙm を配
して誘電体膜４で被覆し、さらにこれら電極Ｘ1 〜
Ｘm 、Ｙ1 〜Ｙm と立体的に交差する様に書き込み電極
Ｗを形成している。書き込み電極ＷはＸ1 〜Ｘm 、Ｙ1
〜Ｙm を支持する絶縁基板１とは別の絶縁基板上に形成
され誘電体膜８で被覆される。電極Ｘ1 〜Ｘm 、Ｙ1 〜
Ｙm 及び書き込み電極Ｗを被覆する誘電体膜は更に保護
膜、例えば酸化マグネシウムからなる膜１０で覆われる
（例えば特開平１−３１１５４０号公報）。
断面図を図３に示す様に面放電型の電極構造をしてい
た。ガス放電空間を挾んで対向配置した一対の絶縁基板
１，７のうち一方の絶縁基板上にのみ２本ずつを対とし
た平行な維持放電用の電極Ｘ1 〜Ｘm 、Ｙ1 〜Ｙm を配
して誘電体膜４で被覆し、さらにこれら電極Ｘ1 〜
Ｘm 、Ｙ1 〜Ｙm と立体的に交差する様に書き込み電極
Ｗを形成している。書き込み電極ＷはＸ1 〜Ｘm 、Ｙ1
〜Ｙm を支持する絶縁基板１とは別の絶縁基板上に形成
され誘電体膜８で被覆される。電極Ｘ1 〜Ｘm 、Ｙ1 〜
Ｙm 及び書き込み電極Ｗを被覆する誘電体膜は更に保護
膜、例えば酸化マグネシウムからなる膜１０で覆われる
（例えば特開平１−３１１５４０号公報）。
【０００３】隣合う電極ＸＹ間での面放電を利用して表
示を行い、書き込み電極は所望の放電セルを選択する為
に使われる。書き込み電極側の基板内面に紫外線励起の
蛍光体を塗布するとカラー表示も可能である。
示を行い、書き込み電極は所望の放電セルを選択する為
に使われる。書き込み電極側の基板内面に紫外線励起の
蛍光体を塗布するとカラー表示も可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプラズ
マディスプレイパネルは、１表示ライン当たり２本ずつ
の維持電極が必要であるため、例えば４００ラインの表
示では４００×２＝８００本の維持電極が必要であり、
駆動回路およびその接続コストが効果になるという問題
があった。
マディスプレイパネルは、１表示ライン当たり２本ずつ
の維持電極が必要であるため、例えば４００ラインの表
示では４００×２＝８００本の維持電極が必要であり、
駆動回路およびその接続コストが効果になるという問題
があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイパネルは、第１の絶縁基板１と、該第１の絶縁基
板上に、互いに平行に形成した複数本のバリアリブ２
と、該バリアリブの２つの側面を含む該バリアリブ上に
形成した維持電極３と、該維持電極を被覆する誘電体膜
４と、該維持電極と立体的に交差する様に形成した書き
込み電極５と、前記第１の絶縁基板とガス放電空間６を
挾んで対向する様に配設した第２の絶縁基板７とを有す
る事を特徴としている。
プレイパネルは、第１の絶縁基板１と、該第１の絶縁基
板上に、互いに平行に形成した複数本のバリアリブ２
と、該バリアリブの２つの側面を含む該バリアリブ上に
形成した維持電極３と、該維持電極を被覆する誘電体膜
４と、該維持電極と立体的に交差する様に形成した書き
込み電極５と、前記第１の絶縁基板とガス放電空間６を
挾んで対向する様に配設した第２の絶縁基板７とを有す
る事を特徴としている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の第一の実施例の断面図である。書き
込み電極５は前面基板である第２の絶縁基板７に設けら
れている。後面基板である第１の絶縁基板１上に書き込
み電極５と交差するようにバリアリブ２が形成され、バ
リアリブの両側面を含むバリアリブ上に維持電極３が形
成されている。即ち、バリアリブの２つの側面に設けら
れた維持電極３はバリアリブ上で互いに接続され、共通
の電極となっている。維持電極３は更に誘電体膜４で覆
われている。書き込み電極５も誘電体膜８で覆われてい
る。書き込み電極５は酸化スズ膜をＣＶＤ法により形成
する。前面基板上の誘電体膜８はスクリーン印刷法で形
成する。後面基板上のバリアリブ２もスクリーン印刷法
で形成する。維持電極３はバリアリブ２の上から導電性
ペーストをスクリーン印刷しバリアリブ２の側面にペー
ストをだれさせて形成する。後面基板上の誘電体膜４も
スクリーン印刷法で形成する。
る。図１は本発明の第一の実施例の断面図である。書き
込み電極５は前面基板である第２の絶縁基板７に設けら
れている。後面基板である第１の絶縁基板１上に書き込
み電極５と交差するようにバリアリブ２が形成され、バ
リアリブの両側面を含むバリアリブ上に維持電極３が形
成されている。即ち、バリアリブの２つの側面に設けら
れた維持電極３はバリアリブ上で互いに接続され、共通
の電極となっている。維持電極３は更に誘電体膜４で覆
われている。書き込み電極５も誘電体膜８で覆われてい
る。書き込み電極５は酸化スズ膜をＣＶＤ法により形成
する。前面基板上の誘電体膜８はスクリーン印刷法で形
成する。後面基板上のバリアリブ２もスクリーン印刷法
で形成する。維持電極３はバリアリブ２の上から導電性
ペーストをスクリーン印刷しバリアリブ２の側面にペー
ストをだれさせて形成する。後面基板上の誘電体膜４も
スクリーン印刷法で形成する。
【０００７】上述のようにして形成した前面基板と後面
基板とを誘電体膜４，８が対向するようにして組み合わ
せ、周囲を気密封止したのち内部に放電可能な希ガス、
例えばＨｅ−ＸｅガスあるいはＮｅ−Ｘｅガスを封入す
る。この構造のプラズマディスプレイパネルは、互いに
隣り合うバリアリブ２で挟まれた空間がガス放電空間６
になっている。
基板とを誘電体膜４，８が対向するようにして組み合わ
せ、周囲を気密封止したのち内部に放電可能な希ガス、
例えばＨｅ−ＸｅガスあるいはＮｅ−Ｘｅガスを封入す
る。この構造のプラズマディスプレイパネルは、互いに
隣り合うバリアリブ２で挟まれた空間がガス放電空間６
になっている。
【０００８】次に、維持電極と書き込み電極の電極接続
を示す図２を参照して駆動方法を説明する。
を示す図２を参照して駆動方法を説明する。
【０００９】上述の様にして製作したプラズマディスプ
レイパネルでは、維持電極３のうちの隣接した対となる
維持電極Ｘi ，Ｙj （i ＝１，２、j ＝１〜ｍ）間で放
電を起こし１ラインを一旦全点灯させる。次に、非選択
にしたいセルに交差する書き込み電極Ｗk （ｋ＝１〜
ｎ）と、対応する維持電極Ｙj との間で消去放電を起こ
し消去する。次に、隣のラインを構成する電極対
Ｘi+1 ，Ｙj 間で放電を起こし１ラインを一旦全点灯さ
せる。次に、非選択にしたいセルに交差する書き込み電
極と、対応する維持電極Ｙj との間で消去放電を起こし
消去する。但し、このとき前のラインで点灯している必
要な表示セルまで消去されないように、この消去パルス
より少し前のタイミングで電極Ｘi に維持放電パルスを
印加しておく。この維持放電パルスにより電極Ｘi ，Ｙ
j 間に放電を起こしておき、消去放電の効果を打ち消
す。以下、同様にして順次ライン毎に書き込み、消去を
行っていく。
レイパネルでは、維持電極３のうちの隣接した対となる
維持電極Ｘi ，Ｙj （i ＝１，２、j ＝１〜ｍ）間で放
電を起こし１ラインを一旦全点灯させる。次に、非選択
にしたいセルに交差する書き込み電極Ｗk （ｋ＝１〜
ｎ）と、対応する維持電極Ｙj との間で消去放電を起こ
し消去する。次に、隣のラインを構成する電極対
Ｘi+1 ，Ｙj 間で放電を起こし１ラインを一旦全点灯さ
せる。次に、非選択にしたいセルに交差する書き込み電
極と、対応する維持電極Ｙj との間で消去放電を起こし
消去する。但し、このとき前のラインで点灯している必
要な表示セルまで消去されないように、この消去パルス
より少し前のタイミングで電極Ｘi に維持放電パルスを
印加しておく。この維持放電パルスにより電極Ｘi ，Ｙ
j 間に放電を起こしておき、消去放電の効果を打ち消
す。以下、同様にして順次ライン毎に書き込み、消去を
行っていく。
【００１０】このようにして維持放電電極Ｘ，Ｙを隣の
ラインと共用する構造とする事により、従来では２ｍ＋
ｎの電極が必要であったパネルが、ｍ＋ｎ＋２の電極数
となりｍ＞２の場合には電極数は少なくする事ができ
る。例えば、ｍ＝６４０、ｎ＝４８０のとき２ｍ＋ｎ＝
１７６０、ｍ＋ｎ＋２＝１１２２となり６３８もの電極
を減らすことができる。
ラインと共用する構造とする事により、従来では２ｍ＋
ｎの電極が必要であったパネルが、ｍ＋ｎ＋２の電極数
となりｍ＞２の場合には電極数は少なくする事ができ
る。例えば、ｍ＝６４０、ｎ＝４８０のとき２ｍ＋ｎ＝
１７６０、ｍ＋ｎ＋２＝１１２２となり６３８もの電極
を減らすことができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば維持
放電電極Ｘ，Ｙをとなりのラインと共用する構造とする
ことにより電極数を従来よりおおきく減らすことができ
る。従ってこれに伴う駆動回路も大幅に減らすことがで
き、安価な表示装置を提供できるという効果がある。
放電電極Ｘ，Ｙをとなりのラインと共用する構造とする
ことにより電極数を従来よりおおきく減らすことができ
る。従ってこれに伴う駆動回路も大幅に減らすことがで
き、安価な表示装置を提供できるという効果がある。
【図１】本発明によるプラズマディスプレイパネルの断
面図である。
面図である。
【図２】本発明によるプラズマディスプレイパネルの電
極接続を示す電極配置の平面図である。
極接続を示す電極配置の平面図である。
【図３】従来のプラズマディスプレイパネルの断面図で
ある。
ある。
１ 第１の絶縁基板 ２ バリアリブ ３ 維持電極 ４，８ 誘電体膜 ５ 書き込み電極 ６ ガス放電空間 ７ 第２の絶縁基板
Claims (1)
- 【請求項１】 第１の絶縁基板と、該第１の絶縁基板上
に、互いに平行に形成した複数本のバリアリブと、該バ
リアリブの２つの側面を含む該バリアリブ上に形成した
維持電極と、該維持電極を被覆する誘電体膜と、該維持
電極と立体的に交差する様に形成した書き込み電極と、
前記第１の絶縁基板とガス放電空間を挾んで対向配設し
た第２の絶縁基板とを有する事を特徴とするプラズマデ
ィスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114389A JPH05314911A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114389A JPH05314911A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314911A true JPH05314911A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14636456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114389A Withdrawn JPH05314911A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314911A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1258024A1 (en) * | 1999-10-29 | 2002-11-20 | Orion Electric Co., Ltd. | Plasma display panel |
| KR100377635B1 (ko) * | 2000-03-14 | 2003-03-29 | 오리온전기 주식회사 | 레일형 전극을 지니는 교류형 플라즈마 표시 패널 |
| KR100696634B1 (ko) * | 2005-01-31 | 2007-03-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가스 방전 표시 장치 및 그 제조 방법 |
| KR100739847B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2007-07-16 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조 방법 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP4114389A patent/JPH05314911A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1258024A1 (en) * | 1999-10-29 | 2002-11-20 | Orion Electric Co., Ltd. | Plasma display panel |
| EP1258024A4 (en) * | 1999-10-29 | 2005-11-09 | Orion Electric Co Ltd | PLASMA DISPLAY DEVICE |
| KR100377635B1 (ko) * | 2000-03-14 | 2003-03-29 | 오리온전기 주식회사 | 레일형 전극을 지니는 교류형 플라즈마 표시 패널 |
| KR100739847B1 (ko) * | 2001-10-30 | 2007-07-16 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 제조 방법 |
| KR100696634B1 (ko) * | 2005-01-31 | 2007-03-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가스 방전 표시 장치 및 그 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |