JPH095855A - アスペクト比を記録可能なカメラ - Google Patents

アスペクト比を記録可能なカメラ

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JPH095855A
JPH095855A JP7148844A JP14884495A JPH095855A JP H095855 A JPH095855 A JP H095855A JP 7148844 A JP7148844 A JP 7148844A JP 14884495 A JP14884495 A JP 14884495A JP H095855 A JPH095855 A JP H095855A
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JP
Japan
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screen
aspect ratio
recording
display screen
camera
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Application number
JP7148844A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wakabayashi
央 若林
Akio Nishizawa
彰夫 西澤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影画面内にTV画面等の表示画面が検出さ
れたとき、自動的に画面のアスペクト比を求めて、その
アスペクト比をフィルムに記録するカメラを提供する。 【構成】 被写体像を光電変換する画像センサ2と、画
像センサ2からの画像信号により撮影画面内にTV画面
等の表示画面が存在するか否かを検出し、検出されたT
V画面等の表示画面のアスペクト比を検出して撮影終了
後にフィルムを給送するのに連動してアスペクト比を表
すフィルムフォーマット情報をフィルムに記録するとと
もに、TV画面等の表示画面に適したシャッタ速度を設
定する制御回路1とを備える。焼き付け時に、記録され
たフィルムフォーマット情報にしたがった領域が焼き付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比を記録可
能な銀塩フィルムに被写体像を露光するカメラやメモリ
カードなどに電子的に被写体像を記録する電子スチルカ
メラなど被写体像を記録媒体に記録するカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】TV画面を撮影可能なカメ
ラが例えば特開平6−51395号公報等で開示されて
いる。このカメラは、通常撮影モードスイッチ,パノラ
マ撮影モードスイッチ,TVモードスイッチおよび高品
位TVモードスイッチを備えており、撮影者が撮影対象
に応じて所望のモードスイッチに切り替えると、それに
応じたアスペクト比を磁気記録領域に記録するようにな
っている。
【0003】しかしながら、TV画面を撮影する場合、
モード選択を誤るとTV画面のアスペクト比と磁気記録
されたアスペクト比とが一致せず、撮影されたTV画面
の一部が欠けて焼き付けられたり、左右に不要な部分が
焼き付けられたりする。
【0004】本発明の目的は、撮影画面内にTV画面や
各種モニタ画面があることを判定して、表示画面のアス
ペクト比を記録したり、表示画面に適したシャッタ速度
で撮影したりすることができるカメラを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被写
体像を撮像する撮像手段と、撮像手段からの撮像信号に
基づいて撮影画面内にTV画面等の表示画面が存在する
か否かを検出するTV画面検出手段と、このTV画面検
出手段により検出されたTV画面等の表示画面のアスペ
クト比を算出するアスペクト比算出手段と、前記アスペ
クト比に関する情報を記録するアスペクト比記録手段
と、前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示
画面の存在が検出されているとき、シャッタを前記TV
画面等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動す
るとともに、前記アスペクト比算出手段で算出されたア
スペクト比に関する情報を前記アスペクト比記録手段に
より記録する制御手段とを備えることにより、上記目的
を達成する。請求項2の発明は、前記被写体像をフィル
ムに結像させる撮影光学系を備えるものである。請求項
3の発明は、請求項2のカメラにおいて、アスペクト比
記録手段は前記フィルムに設けた記録部に前記アスペク
ト比に関する情報を磁気記録するものである。請求項4
の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段か
らの撮像信号を記録媒体に記録する画像記録手段と、前
記撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示画
面が存在するか否かを検出するTV画面検出手段と、こ
のTV画面検出手段により検出されたTV画面等の表示
画面のアスペクト比を算出するアスペクト比算出手段
と、前記アスペクト比に関する情報を記録するアスペク
ト比記録手段と、前記TV画面検出手段により前記TV
画面等の表示画面の存在が検出されているとき、シャッ
タを前記TV画面等の表示画面の撮影に適したシャッタ
速度で駆動するとともに、前記アスペクト比算出手段で
算出されたアスペクト比に関する情報を前記アスペクト
比記録手段により記録する制御手段とを備えることによ
り上記目的を達成する。請求項5の発明は、請求項1〜
4のカメラにおいて、前記アスペクト比算出手段が算出
した前記TV画面等の表示画面のアスペクト比に応じて
前記シャッタ速度を演算するシャッタ速度演算手段を備
えるものである。請求項6の発明は、請求項1〜4のカ
メラにおいて、前記TV画面等の表示画面の走査周期を
検出する走査周期検出手段と、前記走査周期検出手段が
検出した前記TV画面等の表示画面の走査周期に応じて
前記シャッタ速度を演算するシャッタ速度演算手段とを
備えるものである。請求項7の発明は、請求項1〜4の
カメラにおいて、前記TV画面等の表示画面の走査周期
を検出する走査周期検出手段と、前記アスペクト比算出
手段が算出した前記TV画面等の表示画面のアスペクト
比および前記走査周期検出手段が検出した前記TV画面
等の表示画面の走査周期に応じて前記シャッタ速度を演
算するシャッタ速度演算手段とを備えるものである。請
求項8の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、前記
撮像手段からの撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画
面等の表示画面が存在するか否かを検出するTV画面検
出手段と、このTV画面検出手段によりTV画面等の表
示画面の存在が検出されたときにシャッタを前記TV画
面等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動する
制御手段とを備えることにより、上記目的を達成する。
請求項9の発明は、請求項8のカメラにおいて、前記撮
影画面内に含まれるTV画面などの表示画面が所定以上
の割合のときに、前記制御手段によって前記シャッタ速
度を前記TV画面等の表示画面に適した値に制御するも
のである。請求項10の発明は、請求項8または9のカ
メラにおいて、前記TV画面等の表示画面の走査周期を
検出する走査周期検出手段と、前記走査周期検出手段が
検出した前記TV画面等の表示画面の走査周期に応じて
前記シャッタ速度を演算するシャッタ速度演算手段とを
備えるものである。請求項11の発明は、被写体像を撮
像する撮像手段と、前記撮像手段からの撮像信号に基づ
いて撮影画面内にTV画面等の表示画面が存在するか否
かを検出するTV画面検出手段と、このTV画面検出手
段により検出されたTV画面等の表示画面のアスペクト
比を算出するアスペクト比算出手段と、前記アスペクト
比に関する情報を記録するアスペクト比記録手段と、前
記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面の
存在が検出されているとき、前記アスペクト比算出手段
で算出されたアスペクト比に関する情報を前記アスペク
ト比記録手段により記録する制御手段とを備えることに
より、上記目的を達成するものである。請求項12の発
明は、請求項11のカメラにおいて、前記撮影画面内に
含まれるTV画面などの表示画面が所定以上の割合のと
きに、前記アスペクト比を記録するように前記アスペク
ト比記録手段を前記制御手段が制御するものである。請
求項13の発明は、請求項12のカメラにおいて、前記
被写体像をフィルムに結像させる撮影光学系を備えるも
のである。請求項14の発明は、請求項13のカメラに
おいて、前記アスペクト比記録手段は前記フィルムに設
けた記録部に前記アスペクト比に関する情報を磁気記録
するものである。請求項15の発明は、被写体像を撮像
する撮像手段と、前記撮像手段からの撮像信号を記録媒
体に記録する画像記録手段と、前記撮像信号に基づいて
撮影画面内にTV画面等の表示画面が存在するか否かを
検出するTV画面検出手段と、前記TV画面検出手段に
より前記TV画面等の表示画面の存在が検出されている
とき、シャッタを前記TV画面等の表示画面の撮影に適
したシャッタ速度で駆動する制御手段とを備えることに
より、上記目的を達成するものである。請求項16の発
明は、請求項15のカメラにおいて、前記撮影画面内に
含まれるTV画面などの表示画面が所定以上の割合のと
きに、前記制御手段によって、前記シャッタ速度を前記
TV画面等の表示画面に適した値に制御するものであ
る。請求項17の発明は、請求項15のカメラにおい
て、前記TV画面等の表示画面の走査周期を検出する走
査周期検出手段と、前記走査周期検出手段が検出した前
記TV画面等の表示画面の走査周期に応じて前記シャッ
タ速度を演算するシャッタ速度演算手段とを備えるもの
である。請求項18の発明は、被写体像を撮像する撮像
手段と、前記撮像手段からの撮像信号を記録媒体に記録
する画像記録手段と、前記撮像信号に基づいて撮影画面
内にTV画面等の表示画面が存在するか否かを検出する
TV画面検出手段と、このTV画面検出手段により検出
されたTV画面等の表示画面のアスペクト比を算出する
アスペクト比算出手段と、前記アスペクト比に関する情
報を記録するアスペクト比記録手段と、前記TV画面検
出手段により前記TV画面等の表示画面の存在が検出さ
れているとき、前記アスペクト比算出手段で算出された
アスペクト比に関する情報を前記アスペクト比記録手段
により記録する制御手段とを備えることにより、上記目
的を達成するものである。請求項19の発明は、請求項
18のカメラにおいて、前記撮影画面内に含まれるTV
画面などの表示画面が所定以上の割合のときに前記アス
ペクト比を記録するように前記アスペクト比記録手段を
前記制御手段で制御するものである。請求項20の発明
は、請求項1、4、11または18のカメラにおいて、
前記アスペクト比算出手段で算出されたアスペクト比を
基準のアスペクト比と比較し、算出されたアスペクト比
が基準のアスペクト比と一致するときは算出されたアス
ペクト比を出力し、算出されたアスペクト比が前記基準
のアスペクト比と相違するときは算出されたアスペクト
比に最も近い基準のアスペクト比を出力する比較手段を
備るものである。前記アスペクト情報は前記基準のアス
ペクト比に関する情報である。請求項21のアスペクト
比記録方法は、カメラで撮影された画面内にTV画面等
の表示画面があることを検出し、検出された表示画面の
アスペクト比を算出し、算出されたアスペクト比に関す
る情報を記録することを特徴とする。請求項22のシャ
ッタ速度制御方法は、カメラで撮影された画面内にTV
画面等の表示画面があることを検出し、その検出された
TV画面等の表示画面のアスペクト比を算出し、そのア
スペクト比に応じてシャッタ速度を制御することを特徴
とする。請求項23のシャッタ速度制御方法は、カメラ
で撮影された画面内にTV画面等の表示画面があること
を検出し、その検出されたTV画面等の表示画面の周波
数を算出し、その周波数に応じてシャッタ速度を制御す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、撮影画面内にTV画面等
の表示画面が検出されると、シャッタ速度はTV画面等
の表示画面の撮影に適した値に設定されて撮影が行なわ
れる。また、TV画面などのアスペクト比が算出されて
記録される。請求項2の発明では、被写体像はフィルム
に露光される。請求項3の発明では、算出されたアスペ
クト比に関する情報がフィルムに磁気記録される。請求
項4の発明では、撮影画面内にTV画面等の表示画面が
検出されると、シャッタ速度はTV画面等の表示画面の
撮影に適した値に設定され、被写体像は撮像手段で電気
信号に変換されて画像記録手段によりメモリカード等の
記録媒体に記録されるとともに、TV画面などのアスペ
クト比が算出されて記録される。請求項5の発明では、
算出されたアスペクト比に基づいてシャッタ速度が演算
される。請求項6の発明では、TV画面等の表示画面の
走査周期が検出され、その走査周期に基づいてシャッタ
速度が演算される。請求項7の発明では、算出されたア
スペクト比とTV画面等の表示画面の走査周期とに基づ
いてシャッタ速度が演算される。請求項8の発明では、
撮像手段からの撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画
面等の表示画面が存在するか否を検出し、TV画面等の
表示画面の存在が検出されたとき、シャッタがTV画面
等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動され
る。請求項9の発明では、撮影画面内に含まれるTV画
面などの表示画面が所定以上の割合のときにシャッタ速
度が前記TV画面等の表示画面に適した値に制御され
る。請求項10の発明では、TV画面等の表示画面の走
査周期を検出し、その走査周期に応じてシャッタ速度が
演算される。請求項11の発明では、撮像手段からの撮
像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示画面が
存在するか否かを検出し、TV画面等の表示画面がある
ときはそのアスペクト比が算出されて記録される。請求
項12の発明では、撮影画面内に含まれるTV画面など
の表示画面が所定以上の割合のときに、算出されたアス
ペクト比に関する情報が記録される。請求項13の発明
では、被写体像はフィルムに結像される。請求項14の
発明では、フィルムに設けた記録部にアスペクト比に関
する情報が磁気記録される。請求項15の発明では、撮
像手段からの撮像信号が記録媒体に記録される。その撮
像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示画面が
存在するか否かを検出し、TV画面等の表示画面の存在
が検出されているとき、シャッタがTV画面等の表示画
面の撮影に適したシャッタ速度で駆動される。請求項1
6の発明では、撮影画面内に含まれるTV画面などの表
示画面が所定以上の割合のときに、シャッタ速度がTV
画面等の表示画面に適した値に制御される。請求項17
の発明では、TV画面等の表示画面の走査周期を検出
し、その走査周期に応じてシャッタ速度が演算される。
請求項18の発明では、撮像手段からの撮像信号が記録
媒体に記録される。その撮像信号に基づいて撮影画面内
にTV画面等の表示画面が存在するか否かを検出し、T
V画面等の表示画面の存在が検出されるとそのアスペク
ト比を算出してアスペクト比に関する情報が記録され
る。請求項19の発明では、撮影画面内に含まれるTV
画面などの表示画面が所定以上の割合のときにアスペク
ト比が記録される。請求項20の発明では、算出された
アスペクト比が基準のアスペクト比と一致するときは算
出されたアスペクト比が出力され、算出されたアスペク
ト比が基準のアスペクト比と相違するときは算出された
アスペクト比に最も近い基準のアスペクト比が出力され
る。請求項21の発明では、撮影画面内にTV画面等の
表示画面があることを検出したときは、検出された表示
画面のアスペクト比が算出されて記録される。請求項2
2の発明では、撮影画面内にTV画面等の表示画面があ
ることを検出したときは、検出された表示画面のアスペ
クト比が算出され、そのアスペクト比に応じてシャッタ
速度が制御される。請求項23の発明では、撮影画面内
にTV画面等の表示画面があることを検出しとときは、
検出された表示画面の周波数が算出され、その周波数に
応じてシャッタ速度が制御される。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明のアスペ
クト比を記録可能なカメラを説明する。なお、本実施例
のカメラは、磁気記録領域を有する銀塩フィルム上に撮
影光学系で被写体像を結像させて露光するものである。
【0008】図1は本実施例に係るカメラの構成を示す
ブロック図である。制御回路1はマイクロコンピュータ
および周辺回路から構成され、カメラのシーケンス制御
を司どるとともに各種の演算を実行するもので、あらか
じめ記憶した制御プログラムに沿って各種制御、演算を
実行する。
【0009】制御回路1には画像センサ2,周波数検出
部3,シャッタ4,絞り5,電子閃光装置6および情報
記録回路7が接続している。画像センサ2は、受光した
光像を電気信号に変換しその電気信号を転送する多分割
の二次元CCDを備える。画像センサ2の二次元CCD
から出力される画像信号に基づいて撮影対象の輝度分布
が求められる。
【0010】周波数検出部3は、撮影対象から受ける光
強度の単位時間当りの変化(以下では、これを画像周波
数と呼ぶ)を検出するものである。図2に示すように、
この周波数検出部3は受光素子31,バンドパスフィル
タ32および検波回路33を備えている。受光素子31
はSPD(シリコンフォトダイオード)またはCCD等
の受光素子から構成され、入射した光像を電気信号に変
換する。バンドパスフィルタ32は、制御回路1により
設定された中心周波数を中心とする狭い帯域内にある電
気信号のみを通すものである。検波回路33はバンドパ
スフィルタ32を通過した電気信号を整流して制御回路
1に出力するものである。
【0011】例えば、周波数検出部3は、次のようにし
て撮影画面内にあるTV画面の周波数を検出することが
できる。受光素子31がテレビの映像の光を受けると、
受光素子31は、その光の強度の変化、すなわちTV画
面の周波数に応じた電気信号を発生する。制御回路1
は、バンドパスフィルタ32の中心周波数を各カラーテ
レビ方式によるTV画面の周波数に順次に選択的に設定
していく。NTSC方式では59.94枚/s,PAL
およびSECAM方式では50枚/s,高品位TV方式
では60枚/sである。検波回路33からバンドパスフ
ィルタ32を通過した電気信号が出力された時、そのバ
ンドパスフィルタ32に設定された中心周波数が撮影画
面内にあるTV画面の画像周波数と判断される。ここ
で、TV画面の画像周波数は各カラーテレビの走査方式
に依存する。
【0012】また図1において、シャッタ4は撮影時に
必要な露光量をフィルムに与えるもので、フォーカルプ
レーンまたはレンズシャッタのいずれで構成されてもよ
い。絞り5は制御回路1で演算された露出値に応じた絞
り値に設定される。情報記録回路7は磁気ヘッド71に
より撮影情報をフィルムの磁気記録領域に記録するもの
で、本実施例ではとくに制御回路1で決定されたアスペ
クト比を記録する。本実施例では米国特許第48643
32号等で開示されている磁気記録領域を備えたフィル
ムを使用することができ、磁気ヘッド81によって、ア
スペクト比を表すフィルムフォーマット情報をフィルム
に設けられた磁気記録領域に記録する。
【0013】図3は、制御回路1により実行されるプロ
グラムの中で、特にTV撮影モードを行なうための処理
を示したものである。ステップS1では、次のようにし
てエッジ検出を行なう。まず、画像センサ2から出力さ
れた画像データを制御回路1内の不図示のメモリに転送
する。続いて、そのメモリに転送された画像データにお
いて輝度値が急激に変化する位置、すなわちエッジを検
出し、エッジで囲まれた領域の面積Aを求める。エッジ
検出は公知の技術であり、例えば、微分やマッチングな
どによる方法が知られている。また、周波数フィルタを
かけ、交流光として検出するとよりエッジ検出が容易と
なる。
【0014】ステップS2においては、ステップS1で
求めた領域の面積Aが所定の基準画像面積A0以上か否
か判断する(本実施例では、基準画像面積A0を撮影画
面の1/2の大きさとする)。ステップS2が肯定判断
された場合、撮影画面内のTV画面は主要被写体である
と認識し、ステップS3を実行する。ステップS3で
は、検出されたTV画面のアスペクト比を求める。ステ
ップS2が否定判断された場合は、TV画面が含まれて
いる画像であってもその面積が小さく主要被写体ではな
いので、TV撮影モードの設定処理を終了する。
【0015】ステップS4では、周波数検出部3の検出
結果に基づいて、ステップS2で主要被写体と判断され
たTV画面の周波数が上述した各テレビ方式のTV画面
の画像周波数のいずれと等しいか否かを判断する。いず
れかの周波数に等しいと判定された場合、主要被写体は
TV画面であると判断して、ステップS5を実行する。
ステップS4が否定判断された場合、主要被写体はTV
画面以外のものであるとして、TV撮影モードの設定処
理を終了する。
【0016】ステップS5では、画像センサ2からの信
号により被写体の輝度値Eを求め、この輝度値Eが、フ
ィルムラチチュードの下限値E1と上限値E2との間に
あるか否か、すなわち、E1<E<E2であるか否かを
判断する。ステップS5が肯定判断されたとき、ステッ
プS6を実行する。一方、ステップS5が否定判断され
たとき、撮影画面は極端に暗いか、または絞り5では制
御できないくらい明るい状態である。そこでこの場合、
この状態での撮影は行なえないと判断してTV撮影モー
ドの設定処理を終了する。このとき、TV画面の撮影が
行なえないことを示すエラーメッセージをファインダ内
や表示装置に表示してもよい。
【0017】続いてステップS6では、シャッタ4のシ
ャッタ速度をTV画面の撮影に適したものに設定する。
カラーテレビの方式に係わらず、シャッタ速度を1/3
0秒に設定すればほぼ良好な撮影結果が得られる。しか
し、ステップS3で求めたアスペクト比とステップS4
で求めたTV画面の周波数とを用いてシャッタ速度を決
定してもよい。つまり、アスペクト比が16:9なら高
品位テレビであるのでシャッタ速度を1/60秒の倍数
とする。アスペクト比が4:3でかつTV画面の周波数
が50枚/sならPAL方式またはSECAM方式であ
り、シャッタ速度は1/50秒の倍数とする。アスペク
ト比が4:3かつTV画面の周波数が59.94枚/s
ならNTSC方式であり、シャッタ速度は1/59.9
4秒の倍数とする。
【0018】アスペクト比だけでシャッタ速度を決定し
てもよいが、この場合、アスペクト比が4:3ではPA
L方式、SECAM方式、およびNTSC方式を区別す
ることはできない。
【0019】ステップS7では、電子閃光装置6をオフ
に設定する。電子閃光装置6を発光させるとテレビ画面
等の表面で反射してしまうからオフにする。続くステッ
プS8では、ステップS5で検出したTV画面の輝度値
とステップS6で設定したシャッタ速度とに基づいて、
絞り5の絞り値を設定する。絞り値を設定する際、TV
画面(ステップS2で求めた領域)以外の部分の輝度情
報をカットするように処理するとより適正な露出が得ら
れる。
【0020】ステップS9では、ステップS3で求めた
TV画面のアスペクト比が16:9か否か判断する。ス
テップS9が肯定判断された場合は、TV画面は高品位
テレビの画面であると判断して、ステップS10を実行
する。制御回路1はフィルムフォーマットがHサイズ
(アスペクト比16:9の高品位サイズ)であることを
該当するコマ番号とともにメモリに記憶して、TV撮影
モードの設定処理を終了する。
【0021】ステップS9が否定判断されるとステップ
S11を実行し、そこでTV画面のアスペクト比が4:
3か否か判断する。ステップS11が肯定判断された場
合は、TV画面は標準テレビの画面であると判断して、
ステップS12を実行する。制御回路1はフィルムフォ
ーマットがLサイズ(アスペクト比4:3の標準サイ
ズ)であることを該当するコマ番号とともにメモリに記
憶して、TV撮影モードの設定処理を終了する。ステッ
プS11が否定判断された場合、フィルムフォーマット
のサイズ情報を記憶することなくTV撮影モードの設定
処理を終了する。
【0022】ステップS9またはステップS11で設定
されたフィルムフォーマットは、フィルム給送時に情報
記録回路7によってフィルムの磁気領域に記録される。
【0023】本実施例において、TV画面の画像面積が
所定の面積A0以下の場合は、TV撮影モードによる撮
影は行なわないようにした。TV撮影モードボタンを設
けて、このボタンがオン操作されたとき、TV画面が撮
影画面内に占める割合に係わらずシャッタ速度をTV画
面を撮影するのに適したシャッタ速度(例えば1/30
秒)に設定して撮影を行なうことも可能である。また、
TV撮影モードボタンがオン操作されると、自動的にT
V画面にズームアップし、撮影画面に占めるTV画面の
比率をアップさせてもよい。
【0024】また、本実施例において、撮影対象となる
TV画面は直視型,投写型あるいは液晶型などその表示
方式にかかわらず有効である。さらにTV画面にとどま
らずパーソナルコンピュータ等のディスプレイの撮影も
可能である。この場合は、制御回路1が予めディスプレ
イの走査周期とその走査周期に応じたアスペクト比に関
する情報を有する必要がある。
【0025】また、図3のステップS3で算出されたア
スペクト比が16:9あるいは4:3などの予め定めた
基準値でないときは、図3のステップS9およびステッ
プS11がともに否定されてアスペクト比は記録されな
いものとしたが、図4に示すように、ステップS9およ
びステップS11がともに否定されたとき、ステップS
13において、ステップS3で算出されたアスペクト比
が16:9あるいは4:3のいずれに近いかを判定し、
16:9に近ければステップS10に進み、4:3に近
ければステップS12に進む。
【0026】図4のような処理手順を採用すれば、予め
予定していないアスペクト比の表示画面のモニタが撮影
された場合でも、モニタのアスペクト比に近いアスペク
ト比が記録され、プリントされた写真や投影される範囲
が対象となるTV画面のアスペクト比に近くなる。ま
た、16:9のTV画面を撮影したときでもエッジ検出
時の誤差等に起因して正しく16:9のアスペクト比が
算出されない場合も想定されるが、このような場合にも
図4の処理によれば、16:9のアスペクト比が記録さ
れる。
【0027】さらに、次のような変形が可能である。 画像センサにより3原色の測色を行なって色温度分布
を求め、色温度分布からTV画面の有無を検出してもよ
い。この場合、フィルムフォーマットのみならずTV画
面の色温度情報をフィルムの磁気領域に記録しておけ
ば、プリント時に色温度に適したフィルタを自動挿入し
て適正な色の写真を得ることができる。 フィルム以外の記録媒体、たとえば、磁気記録装置や
メモリカードに被写体像を記録する電子スチルカメラに
も本発明を適用できる。この場合、画像センサ2の2次
元CCDを被写体像を撮影する撮像装置として共用して
もよい。
【0028】図5は本発明を電子スチルカメラに適用し
た場合のカメラの構成の一例を示す図であり、制御回路
1Aには画像センサ2からの画像信号を処理するための
圧縮回路などの周知の信号処理回路が設けられ、処理さ
れた画像信号がメモリカード8に記録される。TV画面
などの検出、そのアスペクト比の算出、シャッタ速度の
算出などは上述したカメラと同様である。また、アスペ
クト比を示すフィルムフォーマット情報はメモリカード
に該当コマ番号とともに記録され、画像再生時にアスペ
クト比を示すフィルムフォーマット情報が同時に読み出
される。したがって、焼き付け時に必要な領域だけがメ
モリカードから出力されて所望のアスペクト比の写真が
得られる。また、メモリカードに記録した画像をモニタ
で観賞するときもアスペクト比情報が読み出され、モニ
タ上に必要な領域の画像だけが、すなわち所望のアスペ
クト比の画像が表示される。
【0029】本実施例の構成において、画像センサ2が
撮像手段を、制御回路1あるいは周波数検出部3がTV
画面検出手段を、制御回路1がアスペクト比算出手段
を、制御回路1がシャッタ速度演算手段を、情報記録回
路7および磁気ヘッド71がアスペクト比記録手段を、
制御回路1および周波数検出部3が走査周期検出手段
を、メモリカード8が記録媒体をそれぞれ構成する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影画面内にあるTV画面等の表示画面を検出したと
き、そのアスペクト比に関する情報を記録したり、ある
いはTV画面などの画面表示の撮影に適したシャッタ速
度で撮影を行なうようにしたので、TV画面等の表示画
面が適正露出で撮影され、また、TV画面などのアスペ
クト比に応じた領域が印画紙に焼き付けられたり、モニ
タ画面上に表示される。さらに、TV画面等の表示画面
のアスペクト比や走査周波数に基づいてシャッタ速度を
設定するようにすれば、撮影対象であるTV画面の走査
方式にかかわらず最適な露光が可能となる。請求項9の
発明のように、撮影画面内に含まれるTV画面などの表
示画面が所定以上の割合のときにシャッタ速度をTV画
面等の表示画面に適した値に制御したり、アルペクト比
を記録するようにすれば、表示画面が主要被写体のとき
にだけアスペクト比の記録やシャッタ制御が行なわれ
る。請求項20の発明のように、算出されたアスペクト
比が基準のアスペクト比と相違するときは算出されたア
スペクト比に最も近い基準のアスペクト比を出力するよ
うにすれば、表示画面のアスペクト比が予め予定してい
ない場合でも、極力、表示画面のアスペクト比に近いプ
リントや表示出力が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの構成例を示すブロック図
【図2】図1の周波数検出部の構成例を示すブロック図
【図3】TV撮影モードを行なうための処理手順例を示
すフローチャート
【図4】変形実施例における処理手順例を示すフローチ
ャート
【図5】本発明を電子スチルカメラに適用した場合の構
成例を示すブロック図
【符号の説明】
1、1A 制御回路 2 画像センサ 3 周波数検出部 4 シャッタ 5 絞り 6 電子閃光装置 7 情報記録回路 8 メモリカード 31 受光素子 32 バンドパスフィルタ 71 記録ヘッド

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号に基づいて撮影画面内にT
    V画面等の表示画面が存在するか否かを検出するTV画
    面検出手段と、 このTV画面検出手段により検出されたTV画面等の表
    示画面のアスペクト比を算出するアスペクト比算出手段
    と、 前記アスペクト比に関する情報を記録するアスペクト比
    記録手段と、 前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面
    が存在が検出されているとき、シャッタを前記TV画面
    等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動すると
    ともに、前記アスペクト比算出手段で算出されたアスペ
    クト比に関する情報を前記アスペクト比記録手段により
    記録する制御手段とを備えることを特徴とするアスペク
    ト比を記録可能なカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアスペクト比を記録可能
    なカメラにおいて、 前記被写体像をフィルムに結像させる撮影光学系を備え
    ることを特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のアスペクト比を記録可能
    なカメラにおいて、 前記アスペクト比記録手段は前記フィルムに設けた記録
    部に前記アスペクト比に関する情報を磁気記録すること
    を特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号を記録媒体に記録する画像
    記録手段と、 前記撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示
    画面が存在するか否かを検出するTV画面検出手段と、 このTV画面検出手段により検出されたTV画面等の表
    示画面のアスペクト比を算出するアスペクト比算出手段
    と、 前記アスペクト比に関する情報を記録するアスペクト比
    記録手段と、 前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面
    の存在が検出されているとき、シャッタを前記TV画面
    等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動すると
    ともに、前記アスペクト比算出手段で算出されたアスペ
    クト比に関する情報を前記アスペクト比記録手段により
    記録する制御手段とを備えることを特徴とするアスペク
    ト比を記録可能なカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のアスペ
    クト比を記録可能なカメラにおいて、 前記アスペクト比算出手段が算出した前記TV画面等の
    表示画面のアスペクト比に応じて前記シャッタ速度を演
    算するシャッタ速度演算手段を備えることを特徴とする
    アスペクト比を記録可能なカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のアスペ
    クト比を記録可能なカメラにおいて、 前記TV画面等の表示画面の走査周期を検出する走査周
    期検出手段と、 前記走査周期検出手段が検出した前記TV画面等の表示
    画面の走査周期に応じて前記シャッタ速度を演算するシ
    ャッタ速度演算手段とを備えることを特徴とするアスペ
    クト比を記録可能なカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載のアスペ
    クト比を記録可能なカメラにおいて、 前記TV画面等の表示画面の走査周期を検出する走査周
    期検出手段と、 前記アスペクト比算出手段が算出した前記TV画面等の
    表示画面のアスペクト比と、前記走査周期検出手段が検
    出した前記TV画面等の表示画面の走査周期に応じて前
    記シャッタ速度を演算するシャッタ速度演算手段とを備
    えることを特徴とするアスペクト比を記録可能なカメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号に基づいて撮影画面内にT
    V画面等の表示画面が存在するか否かを検出するTV画
    面検出手段と、 このTV画面検出手段によりTV画面等の表示画面の存
    在が検出されたときにシャッタを前記TV画面等の表示
    画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動する制御手段と
    を備えることを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のカメラにおいて、 前記制御手段は、前記撮影画面内に含まれるTV画面な
    どの表示画面が所定以上の割合のときに前記シャッタ速
    度を前記TV画面等の表示画面に適した値に制御するこ
    とを特徴とするカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載のカメラにおい
    て、 前記TV画面等の表示画面の走査周期を検出する走査周
    期検出手段と、 前記走査周期検出手段が検出した前記TV画面等の表示
    画面の走査周期に応じて前記シャッタ速度を演算するシ
    ャッタ速度演算手段とを備えることを特徴とするカメ
    ラ。
  11. 【請求項11】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号に基づいて撮影画面内にT
    V画面等の表示画面が存在するか否かを検出するTV画
    面検出手段と、 このTV画面検出手段により検出されたTV画面等の表
    示画面のアスペクト比を算出するアスペクト比算出手段
    と、 前記アスペクト比に関する情報を記録するアスペクト比
    記録手段と、 前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面
    の存在が検出されているとき、前記アスペクト比算出手
    段で算出されたアスペクト比に関する情報を前記アスペ
    クト比記録手段により記録する制御手段とを備えること
    を特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のカメラにおいて、 前記制御手段は、前記撮影画面内に含まれるTV画面な
    どの表示画面が所定以上の割合のときに前記アスペクト
    比を記録するように前記アスペクト比記録手段を制御す
    ることを特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のアスペクト比を記録
    可能なカメラにおいて、 前記被写体像をフィルムに結像させる撮影光学系を備え
    ることを特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のアスペクト比を記録
    可能なカメラにおいて、 前記アスペクト比記録手段は前記フィルムに設けた記録
    部に前記アスペクト比に関する情報を磁気記録すること
    を特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  15. 【請求項15】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号を記録媒体に記録する画像
    記録手段と、 前記撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示
    画面が存在するか否かを検出するTV画面検出手段と、 前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面
    の存在が検出されているとき、シャッタを前記TV画面
    等の表示画面の撮影に適したシャッタ速度で駆動する制
    御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のカメラにおいて、 前記制御手段は、前記撮影画面内に含まれるTV画面な
    どの表示画面が所定以上の割合のときに前記シャッタ速
    度を前記TV画面等の表示画面に適した値に制御するこ
    とを特徴とするカメラ。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のカメラにおいて、 前記TV画面等の表示画面の走査周期を検出する走査周
    期検出手段と、 前記走査周期検出手段が検出した前記TV画面等の表示
    画面の走査周期に応じて前記シャッタ速度を演算するシ
    ャッタ速度演算手段とを備えることを特徴とするカメ
    ラ。
  18. 【請求項18】 被写体像を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段からの撮像信号を記録媒体に記録する画像
    記録手段と、 前記撮像信号に基づいて撮影画面内にTV画面等の表示
    画面が存在するか否かを検出するTV画面検出手段と、 このTV画面検出手段により検出されたTV画面等の表
    示画面のアスペクト比を算出するアスペクト比算出手段
    と、 前記アスペクト比に関する情報を記録するアスペクト比
    記録手段と、 前記TV画面検出手段により前記TV画面等の表示画面
    の存在が検出されているとき、前記アスペクト比算出手
    段で算出されたアスペクト比に関する情報を前記アスペ
    クト比記録手段により記録する制御手段とを備えること
    を特徴とするアスペクト比を記録可能なカメラ。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のカメラにおいて、 前記制御手段は、前記撮影画面内に含まれるTV画面な
    どの表示画面が所定以上の割合のときに前記アスペクト
    比を記録するように前記アスペクト比記録手段を制御す
    ることを特徴とするカメラ。
  20. 【請求項20】 請求項1、4、11および18のいず
    れかの項に記載のカメラにおいて、 前記アスペクト比算出手段で算出されたアスペクト比を
    基準のアスペクト比と比較し、算出されたアスペクト比
    が基準のアスペクト比と一致するときは算出されたアス
    ペクト比を出力し、算出されたアスペクト比が前記基準
    のアスペクト比と相違するときは算出されたアスペクト
    比に最も近い基準のアスペクト比を出力する比較手段を
    備え、 前記アスペクト情報は前記基準のアスペクト比に関する
    情報であることを特徴とするアスペクト比を記録可能な
    カメラ。
  21. 【請求項21】 カメラで撮影された画面内にTV画面
    等の表示画面があることを検出し、検出された表示画面
    のアスペクト比を算出し、算出されたアスペクト比に関
    する情報を記録することを特徴とするアスペクト比記録
    方法。
  22. 【請求項22】 カメラで撮影された画面内にTV画面
    等の表示画面があることを検出し、その検出されたTV
    画面等の表示画面のアスペクト比を算出し、そのアスペ
    クト比に応じてシャッタ速度を制御することを特徴とす
    るシャッタ速度制御方法。
  23. 【請求項23】 カメラで撮影された画面内にTV画面
    等の表示画面があることを検出し、その検出されたTV
    画面等の表示画面の周波数を算出し、その周波数に応じ
    てシャッタ速度を制御することを特徴とするシャッタ速
    度制御方法。
JP7148844A 1995-06-15 1995-06-15 アスペクト比を記録可能なカメラ Pending JPH095855A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006197524A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 撮像装置

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JP2006197524A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Ricoh Co Ltd 撮像装置

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