JP2008199443A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像に含まれる顔を検出し、検出結果に基づく撮影制御を行う撮像装置で、真の人間の顔以外のものを顔として検出することを防ぐ。
【解決手段】デジタルカメラ1は、画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出部24と、赤外線センサ2などにより画像データを利用することなく人を検知する人検知部35とを備える。顔検出部24が顔を検出し、且つ人検知部35が真の人間を検知したときのみ、撮影制御に顔の検出結果を利用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、顔の検出処理を行い、その結果を利用して撮影その他の処理を行う撮像装置と、そのような撮像装置の制御方法に関する。
顔検出機能を備えたデジタルカメラとして、事前の撮影により取得された被写体の画像データから人物の顔を検出し、顔にピントが合うように自動で焦点調節をし、顔が適切な明るさとなるように自動で露出調整をしてから撮影を行うカメラが知られている(特許文献1参照)。また、エリアセンサにより測距を行うときに、人物形状とのパターンマッチングにより人物を検出し、人物が検出された領域を優先的に測距することで、人物へのピント合わせを行うデジタルカメラも提案されている(特許文献2参照)。このほか、人物が発する声を検出し、声が検出された方向を撮影して得た画像データから人物の顔を検出する方法も提案されている(特許文献3参照)。
特開2006−145629号公報 特開2001−304855号公報 特開2001−067098号公報
画像処理による顔検出の精度は年々向上してはいるものの、画像に占める顔の割合が小さかったり、顔が横を向いていたりしたときの検出精度は、未だ十分とはいえない。画像処理による顔検出の精度を高めるためには、より高度で且つ複雑な画像処理を行う必要があるが、撮像装置の制御を目的とした顔検出は、撮像装置の消費電力を抑えつつ短時間で行う必要があるため、処理時間が長く消費電力も大きい複雑な画像処理を採用することは難しい。また、画像処理のみによる顔検出では、生身の人間と等身大の人物写真とを区別できないといった問題もある。
特許文献2が提案する方法は、画像処理のみによる顔検出の問題を解決しようとするものであるが、形状のみに基づいて判定を行うため、人物以外の物体を誤検出する可能性がある。特許文献3が提案する方法によれば、人物以外の物体や人物写真にカメラが向けられることはないが、この方法では、壁に隠れてカメラに移らない人物の声に反応して撮影制御が行われてしまう可能性がある。また、この方法は、人物が声を発することが前提であるため、無言の人物の撮影には利用できない。
顔の検出結果を利用して撮影制御を行う装置は、顔を正確に検出できて初めて有用といえるのであり、誤検出が生じると撮影者の期待通りの画像が得られないばかりか、顔検出機能を備えない装置にも劣る画像しか得られないときもある。本発明は、被写体に含まれる人物を確実に検出し、顔の検出結果を利用した制御機能を常に有効に働かせることを目的とする。
本発明の第1および第2の撮像装置は、被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、顔検出処理の実行要否を示す設定値を記憶する設定手段と、撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、顔検出手段が出力する検出結果に基づいて撮像装置の動作、例えば焦点、露出、フラッシュ発光動作などを制御する制御手段とを備え、さらに、被写体に含まれる真の人物を、その人物の状態に拘わらず且つ画像データを利用することなく検知する人検知手段を備えることを特徴とするものである。本発明の第1および第2の制御方法は、そのような構成の装置の制御方法である。
「被写体に含まれる真の人物を〜検知する人検知手段」は、被写体に含まれる人物であって、写真でも人形でもなく真の人間のみを検知する手段である。検知する対象は被写体に含まれる人物に限られ、撮影範囲外にいる人物や、撮影範囲内にいるが間に何らかの遮蔽物があり撮影できない人物は、検知の対象とならない。撮像装置の操作者も、自らを撮影する場合を除き、一般には検知の対象とならない。また、「人物の状態に拘わらず」とは、人物を検知するにあたり人物側からの働きかけを必要としないことを意味する。例えば人物との接触を必要とする接触センサや、人物が音声を発しないと検知できない音声センサは、除外される。人検知手段は、具体的には、赤外線センサを用いるものとすることが好ましい。但し、マイクロ波センサや超音波センサにより構成することも可能である。
第1の撮像装置および制御方法では、顔検出手段は、設定手段が記憶する設定値と人検知手段の出力を参照し、設定値が実行不要を示す値であるときは顔検出処理を実行せず、設定値が実行要を示す値であるときは、人検知手段の出力値が人物を検出したことを示す値であるときのみ顔検出処理を実行する。この装置及び制御方法によれば、顔検出機能がオンの状態になっていても、人検知手段により真の人間の存在が確認されなければ、顔検出処理は行われない。よって、例えば街の風景を撮影しようとしたところ等身大ポスターの顔が顔として検出されてしまい、自動焦点調節機能によりポスターにピントが合ってしまったといったことがなくなる。さらには、顔検出処理は真に検出が必要なときにしか実行されないため、顔検出処理による消費電力を低く抑えることができる。
一方、第2の撮像装置および制御方法では、顔検出手段が、設定手段が記憶する設定値と人検知手段の出力値を参照し、設定値が実行要を示す値であるときは顔検出処理を実行し、設定値が実行不要を示す値であるときは人検知手段の出力値が人物を検知したことを示す値であるときのみ顔検出処理を実行する。すなわち、顔検出機能がオフの状態でも、人検知手段により生身の人間の存在が確認されれば、顔検出処理が実行されるので、普段から顔検出機能をオフに設定しておくことで、撮像装置の消費電力を抑えることができる。
本発明の第3の撮像装置は、被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記顔検出手段が出力する検出結果に基づいてフラッシュの発光動作を制御するフラッシュ制御手段とを備えた撮像装置であって、被写体に含まれる真の人物を、その人物の状態に拘わらず且つ画像データを利用することなく検知する人検知手段を備えることを特徴とするものである。本発明の第3の制御方法は、そのような構成の装置の制御方法である。
第3の撮像装置および制御方法では、フラッシュ制御手段は、顔検出手段が出力する検出結果と人検知手段の出力値を参照し、検出結果に顔の情報が含まれており且つ人検知手段の出力値が人物を検知したことを示す値であるときに、赤目軽減発光を伴うフラッシュ発光を行う。この装置及び制御方法によれば、フラッシュ機能がオンになっている場合、人検知手段により生身の人間の存在が確認されれば、自動的に赤目軽減発光を伴うフラッシュ発光が行われる。このため、人物の有無によって赤目軽減発光機能をオンまたはオフに切り替える必要はなく、撮影者は設定を切り替える煩わしさから解放される。
本発明の第4の撮像装置は、被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、撮像手段により生成された画像データに顔検出手段により検出された顔を示す目印画像が合成された合成画像を生成する画像処理手段と、画像処理手段により生成された合成画像をモニタに出力する表示制御手段とを備えた撮像装置であって、さらに、被写体に含まれる真の人物を、その人物の状態に拘わらず且つ画像データを利用することなく検知する人検知手段を備えることを特徴とする。本発明の第4の制御方法は、そのような構成の装置の制御方法である。
第4の撮像装置および制御方法では、画像処理手段は、人検知手段の出力値を参照し、その出力値が人物を検知したことを示す値であるときと人物を検知できなかったことを示す値であるときとで、異なる目印画像が合成された合成画像を生成する。目印画像とは、例えば顔が検出された範囲を示す枠や、顔付近に配置される文字、図形などである。また、目印画像を異ならせるとは、例えば、目印画像の表示色や形状を異ならせることを意味する。
この装置および制御方法によれば、顔検出機能により等身大ポスターの人物の顔が検出されたときと、生身の人間の顔が検出されたときとで、表示される目印が異なるので、撮影者はモニタで顔の検出状況を確認しながら、撮影を行うことができる。顔検出状況を確認できれば、必要に応じて顔検出機能の設定を変更することもできる。よって、例えば風景の撮影を行うときに顔検出機能がオンに設定されていることに気づかず撮影を行ってしまい、意図せずしてポスターの顔にピントがあってしまったといったことがなくなる。撮像装置の操作者は、顔の検出状況をモニタで確認しながら思い通りの設定を行うことで、常に期待どおりの画像を得ることができる。
本発明の第5の撮像装置は、被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、顔検出手段が出力する検出結果に基づいて撮像装置の動作を制御する制御手段と、撮影操作が行われたときに撮像手段により生成された画像データをメモリに記録する記録手段とを備え、さらに被写体が真の人物を含むものであるときに、その被写体を表す画像データを利用することなく、被写体に含まれる人物のみを人として検知する人検知手段を備えることを特徴とする。本発明の第5の制御方法は、そのような構成の装置の制御方法である。
第5の撮像装置および制御方法では、記録手段が、撮影操作が行われたときの人検知手段の出力値を、画像データに付随させてメモリに記録する。あるいは出力値に代えて出力値相当の情報(例えば人が「いる」「いない」という文字など)を記録する。この装置および制御方法によれば、撮影後にメモリに記録された画像を再生するときに、人検知手段による検出結果を利用した再生表示を行うことができる。
なお、本発明の第3、第4および第5の発明は、第1または第2の発明と組み合わせて実施することができる。
以下、本発明の実施形態として、顔検出機能を備えた一眼レフのデジタルカメラと、そのデジタルカメラの制御方法を示す。実施形態1は第1の装置と第3の装置の構成を兼ね備えた形態、実施形態2は第2の装置と第3の装置の構成を兼ね備えた形態、実施形態3は第4の装置と第5の装置の構成を兼ね備えた形態である。但し、本発明が提案する各装置は、それぞれ独立して実施可能であり、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
はじめに実施形態1、2および3に共通の構成および動作について説明する。図1Aおよび図1Bは、デジタルカメラ1の外観を示す図である。図1Aに示すように、デジタルカメラ1の前面には、撮像レンズのほかに、赤外線センサ2、外部エリアセンサ8その他AF補助光ランプなどが備えられている。赤外線センサ2は、人物が動く際に発生する赤外線を検出する。本実施形態では、赤外線センサ2として焦電センサを採用する。焦電センサは、図2に例示するように、マルチレンズ41、光学フィルタ42、焦電素子43、電源および増幅回路により構成される。デジタルカメラ1の前方で発生した赤外線はマルチレンズにより集光され、光学フィルタを介して焦電素子に照射される。焦電素子は赤外線が照射されたことによる温度変化を検出し、電圧値として出力する。
また、デジタルカメラ1の上面には、シャッタレリーズボタン3、内蔵フラッシュ4、各種設定操作を行うためのモードダイヤル5、コマンドダイヤル6、フラッシュボタン7などの操作ボタンが備えられている。
シャッタレリーズボタン3は、2段階の押下により2種類の動作を指示できる構造を有する。例えば、自動露出調整機能(AE:Auto Exposure)、自動焦点調節機能(AF:Auto Focus)を利用した撮影では、デジタルカメラ1は、シャッタレリーズボタン3が軽く押下(半押しともいう)されたときに、露出調整、焦点合わせなどの撮影準備を行う。その状態で、シャッタレリーズボタン3が強く押下(全押しともいう)されると、デジタルカメラ1は露光を開始し、露光により得られた1画面分の画像データをメモリカードに記録する。
内蔵フラッシュ4は、脇にあるフラッシュポップアップボタン6を押すことにより、カメラ上部方向に開き、シャッタレリーズボタン3の2段階目の押下操作と連動して発光動作を行う。フラッシュの発光動作は、設定された撮影モードおよびフラッシュモードによって決まる。撮影モードとしては、撮影に係る全設定をカメラが自動で行うAUTOモード、撮影に係る全設定をユーザが手動で行うマニュアルモードのほか、プログラムオートモード、シャッタ優先オートモード、絞り優先オートモード、ブレ軽減モード、ナチュラルフォトモード、その他人物、風景、夜景など撮影シーンごとのモードが用意されている。撮影モードは、モードダイヤル5の操作により設定することができる。また、フラッシュモードとしては、周囲の明るさから発光の要否を判断して自動的に発光するオートフラッシュモード、周囲の明るさに拘わらず発光する強制発光モードなどが用意されている。フラッシュモードは、フラッシュボタン7を押下し、設定画面において設定する。
また、図1Bに示すように、デジタルカメラ1の背面には、液晶モニタ(LCD:Liquid Crystal Display)9と、設定を行うときの選択操作に用いられる十字キー11が備えられている。またデジタルカメラ1の右側面に備えられたスロットカバー10は開閉可能であり、中にはメモリカード用スロットが備えられている。
続いて、図3を参照して、デジタルカメラ1の内部構成について、概要を説明する。この図に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ12、レンズ駆動部16、絞り13、絞り駆動部17、CCD14およびタイミングジェネレータ(TG)18からなる撮像系を備える。レンズ12は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ、ズーム機能を実現するためのズームレンズなど複数の機能別レンズにより構成される。レンズ駆動部16はステッピングモータなど小型のモータで、CCD14から各機能別レンズのまでの距離が目的に適った距離となるように各機能別レンズの位置を調整する。絞り13は複数の絞り羽根からなる。絞り駆動部17は、ステッピングモータなど小型のモータで、絞りの開口サイズが目的に適ったサイズになるように絞り羽根の位置を調整する。CCD14は原色カラーフィルタを伴う500〜1200万画素のCCDで、タイミングジェネレータ18からの指示信号に応じて蓄積された電荷を放出する。タイミングジェネレータ18は、CCD14に所望の時間のみ電荷が蓄積されるようにCCD14に対して信号を送り、これによりシャッタ速度を調整する。
また、デジタルカメラ1は、CCD14の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部15と、A/D変換部15が出力した画像データをシステムバス34を介して他の処理部に転送する画像入力制御部23と、画像入力制御部23から転送された画像データを一時記憶するSDRAM22を備える。SDRAM22に記憶される画像データはRAWデータである。
また、デジタルカメラ1は、フラッシュ4と、フラッシュ4の発光タイミングや発光量を制御するフラッシュ制御部19と、レンズ駆動部16にレンズの移動を指示して焦点合わせを行う焦点調節部20と、絞り値とシャッタ速度を決定し、絞り駆動部17とタイミングジェネレータ18に指示信号を送出する露出調整部21と、SDRAM22に記憶されている画像データを対象として顔の検出処理を実行し、顔の有無を示す値、さらに顔が有る場合には検出された顔に相当する領域を示す情報(以下、領域情報)を出力する顔検出処理部24を備える。顔検出の方法としては公知のあらゆる方法を採用することができるが、撮影動作を遅延させない程度の時間で顔を検出できる手法を採用することが好ましい。
フラッシュ制御部19、焦点調節部20および露出調整部21は、SDRAM22に記憶されている画像データのほか、顔検出処理部24が実行した検出処理の結果を参照して処理を行うこともある。顔の検出結果を参照して露出調整を行う方法としては、例えば特開2001−215404号公報、特開2003−107555号公報などに開示されている方法を用いることができる。また、顔の検出結果を参照して焦点調節を行う方法としては、例えば特開2006−145629号公報に開示されている方法を用いることができる。フラッシュ制御部19、焦点調節部20および露出調整部21が、顔検出処理部24から出力される検出結果を参照するか否かは、撮影モードその他の設定値によって決まる。
また、デジタルカメラ1は、レンズ12が捉える情景(すなわち被写体)の中に存在する真の人物を検知する人検知部35を備える。人検知部35は、赤外線センサ2の出力をデジタル信号に変換し、人物の有無を示す情報として供給する。
また、デジタルカメラ1は、SDRAM22に記憶されている画像データに対して画像処理を施す画像処理部25を備える。画像処理部25は、画像を自然な色合い、明るさにするための色階調補正や明るさ補正、また画像データが赤目を含むものであるときに赤目を黒目に修正する処理など、画像の見栄えを良くするための各種仕上げ処理を行う。また画像処理部25は、撮影により取得された画像に顔枠を合成する処理も行う。画像処理部25により処理された処理済画像データは、再度SDRAM22に格納される。
また、デジタルカメラ1は、SDRAM22に記憶されている画像データの液晶モニタ9への出力を制御する表示制御部26を備える。表示制御部26は、SDRAM22に記憶されている画像データの画素数を、表示に適した大きさとなるように間引きしてから液晶モニタ9に出力する。
また、デジタルカメラ1は、SDRAM22に記憶されている画像データのメモリカード29への書込み、およびメモリカード29に記録されている画像データのSDRAM22へのロードを制御する記録読出制御部28を備える。記録読出制御部28は、ユーザの設定に応じてRAWデータをそのまま、もしくは圧縮符号化によりJPEGデータに変換してからメモリカード29に記録する。JPEGデータをロードするときは、その逆の変換を行ってからデータをSDRAM22にロードする。
デジタルカメラ1は、この他、CPU(Central Processor Unit)31、操作/制御プログラムが格納されたRAM(Random Access Memory)32、各種設定値が記憶されているEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)33からなる全体制御部30を備える。EEPROMに設定される設定値としては、前述した撮影モードやフラッシュモードの設定値のほか、顔検出処理の実行要否を示す顔検出モードの設定値がある。顔検出モードは、ONまたはOFFのいずれかの値に設定される。撮影モードなどの値は、全体制御部30がユーザが行う各種設定操作を検出し、設定された内容をEEPROM33に記憶せしめることにより設定される。そして、CPU31は、RAM32に記憶されているプログラムに従い、EEPROMに記憶された設定値を参照し、その値に基づいて、前述したフラッシュ制御部19、焦点調節部20、露出調整部21、画像入力制御部23、顔検出処理部24、画像処理部25、表示制御部26、記録読出制御部29に対し、指示信号を送出する。
続いて、デジタルカメラ1の撮影動作について、実施形態ごとに説明する。
[実施形態1]
図4は、実施形態1におけるデジタルカメラ1の撮影動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに示される動作を、図3に示したデジタルカメラ1の構成と関連付けて説明する。
電源が投入されデジタルカメラ1が撮影可能な状態になると、撮像部による撮像が開始され、取得された像がスルー画像として液晶モニタ9に表示される(S101)。詳細には、レンズ12、CCD14、A/D変換部15、画像入力制御部23を経てSDRAM22に記憶された画像が、表示制御部26により読み出され、液晶モニタ9に出力される。この状態は、全体制御部30が何らかの操作を検出するまで続く。
全体制御部30は、シャッタレリーズボタン2の半押し操作を検出すると(S102)、EEPROM33に記憶されている顔検出モードの設定値を参照する(S103)。参照した設定値が、顔検出モードがONに設定されていることを示しているときは、全体制御部30は、人検知部35の出力を参照する(S104)。そして、人検知部35の出力値が、人の存在を示しているときは、全体制御部30は顔検出処理部24に対し、顔検出処理を実行するよう指示する信号を送出する。この指示信号を受けて、顔検出処理部24は、SDRAM22に記憶されている画像を対象として、顔検出処理を実行する(S105)。
顔の検出結果は、焦点調節部20、露出調整部21および画像処理部25に供給される。焦点調節部20は、顔の検出結果を利用して測距および焦点調節を行い、検出された顔にピントを合わせる(S106)。露出調整部21も、顔の検出結果を利用して、顔周辺の明るさが最適な明るさになるように露出を調整する。焦点調節および露出の調整は、複数の顔が検出された場合には、画像中央に最も近い位置にある顔を対象として実行される。
画像処理部25は、SDRAM22に記憶されている画像に対して色および階調の補正処理を施した後、顔の検出結果を利用して、顔枠が合成された画像を生成する(S107)。前述したとおり、顔検出処理部24が出力する情報の中には顔の領域情報が含まれている。画像処理部25は、この領域情報を参照して、顔の大きさと同等の大きさの矩形あるいは楕円からなる枠画像を生成し、生成した枠画像を、領域情報が示す領域に配置(合成)する。なお、複数の顔がある場合には、顔検出処理部24から顔ごとの領域情報が出力される。この場合、画像処理部25は、各顔用の枠画像を生成し、1つの画像の中に複数の顔枠を配置する。
この際、画像処理部25は、焦点調節や露出調整において重視された顔に、他の顔と異なる色あるいは異なる形の顔枠を合成する。画像処理部25により生成された合成画像は、一端SDRAM22に記憶され、表示制御部26により読み出され、液晶モニタ9に出力される。これにより、液晶モニタ9には、顔枠付きの画像が表示されることとなる(S108)。焦点調節や露出調整において重視された顔については、他の顔と異なる色あるいは異なる形の顔枠が表示されるため、ユーザはどの顔にピントが合わせられたか、どの顔に合わせて露出調整が行われたか、モニタの表示を見て知ることができる。
ここで、ユーザは、十字キー11の操作により、焦点を合わせたい顔を指定することもできる。図5Aおよび図5Bは、ステップS108における液晶モニタ9の表示例と、十字キー11が操作されたときの表示の変化を例示した図である。図5Aに例示するように、3つの顔が検知された場合には、それぞれの顔に対し顔枠が合成され、中央に位置する顔には他の顔と異なる顔枠が付与される。この状態で、ユーザが十字キー11の右端を押下すると、その操作を検出した全体制御部30は(S109)、焦点調節部20、露出調整部21および画像処理部25に、再処理を指示する。焦点調節部20、露出調整部21および画像処理部25は、この指示を受け、十字キー操作により指定された右側の顔を対象として、再度ステップS106〜S108までの処理を実行する。この場合、液晶モニタ9には、図5Bに例示するように、右側の顔に他の顔と異なる顔枠が付与された合成画像が表示される。
全体制御部30は、十字キーの操作の検出に続き、シャッタレリーズボタンの全押し操作の検出を行う(S110)。所定時間を過ぎてもシャッタレリーズボタンの全押し操作が検出されなかった場合には、ステップS101の状態に戻る。
全体制御部30は、シャッタレリーズボタン2の全押し操作を検出すると(S110)、EEPROM33に記憶されているフラッシュモードの設定値を参照する(S111)。フラッシュモードがオートフラッシュ、強制発光など、フラッシュ発光を行うこと(フラッシュON)を示す値に設定されているときは、全体制御部30は、フラッシュ制御部19に対し赤目軽減発光を伴うフラッシュ発光を行うよう指示する。この指示を受けて、フラッシュ制御部19は赤目軽減発光と、本発光時の発光量の制御を行う(S112)。
続いて、全体制御部30は、フラッシュの発光(本発光)と撮影(画像の取得)とが同期して行われるように各部を制御する(S113、S114)。フラッシュ制御部19は、全体制御部30から指示されたタイミングで、ステップS112において決定された発光量でフラッシュを発光させる。また、画像入力制御部23は、A/D変換部15から供給される画像データを、記録読出制御部28に転送する。記録読出制御部28はその画像データをメモリカード29に記録する(S115)。以上により、撮影が完了する。
なお、ステップS111において参照したフラッシュモードの設定値が、フラッシュの発光を行わないことを示しているときは、ステップS112、S113の処理は行われず、ステップS114の撮影およびステップS115の画像記録処理のみが行われる。
また、ステップS103において参照した設定値が、顔検出モードがOFFに設定されていることを示していれば、顔の検出処理は実行されない。顔検出モードがONに設定されていても、ステップS104において参照した人検知部35の出力値が、人がいないことを示しているときは、顔の検出処理は実行されない。この場合、焦点調節部20は顔の検出結果を利用せずに、例えば、中央に位置するものを対象として、測距および焦点調節を行う(S121)。その後、全体制御部30は、シャッタレリーズボタンの全押し操作の検出を行う(S122)。所定時間を過ぎてもシャッタレリーズボタンの全押し操作が検出されなかった場合には、ステップS101の状態に戻る。
なお、シャッタレリーズボタンが一気に押下された場合、すなわちステップS102において半押し操作が検出されることなく、ステップS122において全押し操作が検出された場合も、顔の検出処理は行われない。
顔の検出処理が行われなかった場合には、全体制御部30は、EEPROM33に記憶されているフラッシュモードの設定値を参照し(S123)、フラッシュ制御部19に対しフラッシュの発光量制御(S124)および本発光(S125)を行うよう指示する。顔の検出処理が行われなかった場合には、赤目軽減発光は行われない。
以上に説明したように、本実施形態では、顔検出モードがONに設定されていても、赤外線センサ2により生身の人間の存在が確認されなければ、顔検出処理は実行されないので、生身の人間以外を対象とした顔検出処理が行われてしまうことがない。これにより、例えば、顔写真が掲載されたポスターを含む情景を1つの風景として撮影しようとしたところ、露出および焦点がポスターの顔に自動的に合わせられてしまい、意図したとりの仕上がりが得られない、といった問題の発生を防ぐことができる。また、生身の人間の存在が確認されない限り、顔検出処理部24は処理を実行しないので、消費電力を低く抑えることができる。
また、本実施形態では、赤外線センサ2により生身の人間の存在が確認され、且つフラッシュの発光が必要と判断されたときには、自動的に赤目軽減発光が行われる。よって、ユーザは、赤目軽減発光を行うか否かの設定を手動で行う必要がなく、常に赤目の発生を予防することができる。
[実施形態2]
図6は、実施形態2におけるデジタルカメラ1の撮影動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに示される動作を、図3に示したデジタルカメラ1の構成と関連付けて説明する。
電源が投入されデジタルカメラ1が撮影可能な状態になると、撮像部による撮像が開始され、取得された像がスルー画像として液晶モニタ9に表示される(S201)。全体制御部30は、シャッタレリーズボタン2の半押し操作を検出すると(S202)、EEPROM33に記憶されている顔検出モードの設定値を参照する(S203)。
参照した設定値が、顔検出モードがOFFに設定されていることを示しているときは、全体制御部30は、人検知部35の出力を参照する(S204)。そして、人検知部35の出力値が、人の存在を示しているときのみ、顔検出処理部24に対し、顔検出処理を実行するよう指示する信号を送出する。一方、参照した設定値が、顔検出モードがONに設定されていることを示しているときは、全体制御部30は、直ちに顔検出処理部24に対し、顔検出処理を実行するよう指示する信号を送出する。この指示信号を受けて、顔検出処理部24は、SDRAM22に記憶されている画像を対象として、顔検出処理を実行する(S205)。
図6に示される以降のステップS206〜S215およびステップS221〜S225は、実施形態1のステップS106〜S115およびステップS121〜S125と同じであるため、説明を省略する。
本実施形態では、顔検出モードがOFFに設定されていても、赤外線センサ2により生身の人間の存在が確認されれば、顔検出処理が実行される。このため、設定し忘れを防止するために常時顔検出モードをONにしておく必要はなく、普段顔検出モードをOFFに設定しておくことで、消費電力を低く抑えることができる。また赤目軽減発光について、実施形態1と同様の利点を有する。
[実施形態3]
図7は、実施形態3におけるデジタルカメラ1の撮影動作を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに示される動作を、図3に示したデジタルカメラ1の構成と関連付けて説明する。
電源が投入されデジタルカメラ1が撮影可能な状態になると、撮像部による撮像が開始され、取得された像がスルー画像として液晶モニタ9に表示される(S301)。全体制御部30は、シャッタレリーズボタン2の半押し操作を検出すると(S302)、EEPROM33に記憶されている顔検出モードの設定値を参照する(S303)。参照した設定値が、顔検出モードがONに設定されていることを示しているときは、全体制御部30は、顔検出処理部24に対し、顔検出処理を実行するよう指示する信号を送出する。顔検出処理部24は、この指示信号を受けて、SDRAM22に記憶されている画像を対象として、顔検出処理を実行する(S304)。
顔の検出結果は、焦点調節部20、露出調整部21および画像処理部25に供給される。焦点調節部20は、顔の検出結果を利用して測距および焦点調節を行い、検出された顔にピントを合わせる(S305)。露出調整部21も、顔の検出結果を利用して、顔周辺の明るさが最適な明るさになるように露出を調整する。焦点調節および露出の調整は、複数の顔が検出された場合には、画像中央に最も近い位置にある顔を対象として実行される。
続いて全体制御部30は、人検知部35の出力を参照する(S306)。そして、人検知部35の出力値が人の存在を示しているときと示していないときとで、顔枠の色を異なる色に設定する(S307、S308)。図7の例は、人検知部35が真の人間を検知したときは枠色を緑に、検知しなかったときには赤に設定しているが、他の色により区別してもよい。また色のみならず形状あるいは所定のマークにより区別できるようにしてもよい。例えば人検知部35が真の人間を検知したときは顔枠を矩形に、検知しなかったときには楕円形にするといった形態も考えられる。また、人検知部35が真の人間を検知したときは検出された顔の周辺に○印をつけ、検知しなかったときには検出された顔の周辺に×印をつける形態も考えられる。
画像処理部25は、SDRAM22に記憶されている画像に対して色および階調の補正処理を施した後、顔の検出結果を利用して、ステップS307またはS308で設定された色の顔枠を配置した合成画像を生成する(S309)。ステップS310〜S316およびステップS321〜S325は、実施形態1のステップS108〜S114およびステップS121〜S125と同じである。但し、本実施形態では、ステップS317において画像をメモリに記録するときに、画像のみならず、人の検知結果を合わせて記録する。人の検知結果は、例えば画像ファイルのファイルヘッダに記録され、以降画像に付随する情報として取り扱われる。
本実施形態によれば、顔検出処理においてポスターに掲載された顔など生身の人物の顔以外の顔が検出されてしまった場合、ユーザは、液晶モニタに表示される目印画像(枠、マークなど)により誤検出を知ることができる。これにより、ユーザは、撮影前に設定を変更するなど、適切な処置をすることができ、意図に反する焦点調節あるいは露出調整が行われることを未然に防止することができる。
また、本実施形態では、画像とともに人検知結果がメモリに記録されるため、撮影後メモリに記録された画像を再生するときに、人検知手段による検出結果を利用した再生表示を行うことができる。例えば、撮影時に液晶モニタ9に表示した画像と同様の顔枠付き画像を、パソコンの画面に表示することができる。
[他の実施形態]
上記各実施形態は、赤外線センサにより人の存在を確認するものであるが、生身の人間とポスター画像などとを区別して検知できるセンサであれば異なるタイプのセンサを用いてもよい。また、上記各実施形態では赤外線センサ2はデジタルカメラ1の本体部分に備えられているが、デジタルカメラ1本体に対し外付けできるものとしてもよい。
本発明の撮像装置の一実施形態における外観を示す図(正面・上部) 本発明の撮像装置の一実施形態における外観を示す図(背面) 赤外線センサの一例を示す図 本発明の撮像装置の一実施形態における内部構成を示す図 本発明の撮像装置の一実施形態における動作フローを示す図 液晶モニタの表示例を示す図 液晶モニタの表示例を示す図 本発明の撮像装置の他の実施形態における動作フローを示す図 本発明の撮像装置のさらに他の実施形態における動作フローを示す図
符号の説明
1 デジタルカメラ、 2 赤外線センサ、 3 シャッタレリーズボタン、
4 フラッシュ、 5 モードダイヤル、 6 コマンドダイヤル、
7 フラッシュボタン、 8 外部エリアセンサ、 9 液晶モニタ(LCD)、
10 スロットカバー、 11 十字キー、
41 マルチレンズ、 42 光学フィルタ、 43 焦電素子。

Claims (12)

  1. 被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、顔検出処理の実行要否を示す設定値を記憶する設定手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記顔検出手段が出力する検出結果に基づいて撮像装置の動作を制御する制御手段とを備えた撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知する人検知手段を備え、
    前記顔検出手段が、前記設定手段が記憶する設定値および前記人検知手段の出力値を参照し、前記設定値が実行不要を示す値であるときは顔検出処理を実行せず、該設定値が実行要を示す値であるときは前記人検知手段の出力値が人物を検出したことを示す値であるときのみ顔検出処理を実行することを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、顔検出処理の実行要否を示す設定値を記憶する設定手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記顔検出手段が出力する検出結果に基づいて撮像装置の動作を制御する制御手段とを備えた撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知する人検知手段を備え、
    前記顔検出手段が、前記設定手段が記憶する設定値および前記人検知手段の出力値を参照し、前記設定値が実行要を示す値であるときは顔検出処理を実行し、該設定値が実行不要を示す値であるときは前記人検知手段の出力値が人物を検知したことを示す値であるときのみ顔検出処理を実行することを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記顔検出手段が出力する検出結果に基づいてフラッシュの発光動作を制御するフラッシュ制御手段とを備えた撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知する人検知手段を備え、
    前記フラッシュ制御手段は、前記顔検出手段が出力する検出結果および前記人検知手段の出力値を参照し、前記検出結果に顔の情報が含まれており且つ前記人検知手段の出力値が人物を検知したことを示す値であるときに、前記フラッシュに赤目軽減発光を伴う発光動作を行わせることを特徴とする撮像装置。
  4. 被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記撮像手段により生成された画像データに前記顔検出手段により検出された顔を示す目印画像が付与された合成画像を生成する画像処理手段と、該画像処理手段により生成された合成画像をモニタに出力する表示制御手段とを備えた撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知する人検知手段を備え、
    前記画像処理手段は、前記人検知手段の出力値を参照し、該出力値が人物を検知したことを示す値であるときと人物を検知できなかったことを示す値であるときとで、異なる目印画像が付与された合成画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  5. 被写体を表す画像データを生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像データを対象として顔検出処理を実行する顔検出手段と、前記顔検出手段が出力する検出結果に基づいて撮像装置の動作を制御する制御手段と、撮影操作が行われたときに前記撮像手段により生成された画像データをメモリに記録する記録手段とを備えた撮像装置であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知する人検知手段を備え、
    前記記録手段が、前記撮影操作が行われたときの前記人検知手段の出力値を、前記画像データに付随させてメモリに記録することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記人検知手段が、赤外線センサを用いるものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の撮像装置。
  7. 被写体を表す画像データを生成し、生成された画像データを対象として顔検出処理を実行し、前記顔検出処理の結果に基づいて撮像装置の動作を制御する撮像装置の制御方法であって、
    顔検出処理の実行要否を示す設定値をメモリに記憶せしめ、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知し得るセンサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知し、
    前記メモリに記憶された設定値が実行不要を示す値であるときは前記顔検出処理を実行せず、該設定値が実行要を示す値であるときは前記センサにより被写体に含まれる人物を検知したときのみ顔検出処理を実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 被写体を表す画像データを生成し、生成された画像データを対象として顔検出処理を実行し、前記顔検出処理の結果に基づいて撮像装置の動作を制御する撮像装置の制御方法であって、
    顔検出処理の実行要否を示す設定値をメモリに記憶せしめ、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知し得るセンサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知し、
    前記メモリに記憶された設定値が実行要を示す値であるときは前記顔検出処理を実行し、該設定値が実行不要を示す値であるときは、前記センサにより被写体に含まれる人物を検知したときのみ顔検出処理を実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 被写体を表す画像データを生成し、生成された画像データを対象として顔検出処理を実行し、前記顔検出処理の結果に基づいてフラッシュの発光動作を制御する撮像装置の制御方法であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知し得るセンサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知し、
    前記顔検出処理の検出結果に顔の情報が含まれており且つ前記センサにより被写体に含まれる人物を検知したときに、前記フラッシュに赤目軽減発光を伴う発光動作を行わせることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 被写体を表す画像データを生成し、生成された画像データを対象として顔検出処理を実行し、前記画像データに検出された顔を示す目印画像が付与された合成画像を生成し、該合成画像をモニタに出力する撮像装置の制御方法であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知し得るセンサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知し、
    人物を検知できたときと人物を検知できなかったときとで、異なる目印画像が付与された合成画像を生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 被写体を表す画像データを生成し、生成された画像データを対象として顔検出処理を実行し、前記顔検出処理の結果に基づいて撮像装置の動作を制御し、撮影操作が行われたときに生成された画像データをメモリに記録する撮像装置の制御方法であって、
    前記被写体に含まれる真の人物を、該人物の状態に拘わらず且つ前記画像データを利用することなく検知し得るセンサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知し、
    検知した内容を、前記画像データに付随させてメモリに記録することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 赤外線センサを用いて、前記被写体に含まれる人物を検知することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項記載の撮像装置の制御方法。
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