JPH0945753A - 物品保持装置 - Google Patents

物品保持装置

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JPH0945753A
JPH0945753A JP19385595A JP19385595A JPH0945753A JP H0945753 A JPH0945753 A JP H0945753A JP 19385595 A JP19385595 A JP 19385595A JP 19385595 A JP19385595 A JP 19385595A JP H0945753 A JPH0945753 A JP H0945753A
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carbon film
ceramics
hard carbon
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JP19385595A
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Kazuhiko Mishima
和彦 三嶋
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Original Assignee
Kyocera Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエハとの摺動に伴う保持面の摩耗を防止する
ことにより、物品保持装置の寿命を向上させるととも
に、保持面の平坦精度が損なわれないようにする。ま
た、保持面への埃塵の付着を防止することにより、半導
体ウエハに対し悪影響を与えず、ウエハへの回路転写時
における断線や短絡の防止、露光時における解像不良を
防ぐとともに、ガラス基板の露光時には光の反射を低減
し、解像不良を防止する。 【解決手段】半導体ウエハやLCD用ガラス基板などの
ウエハを保持する保持面がセラミックスからなる物品保
持装置において、上記保持面に非晶質硬質炭素膜を被覆
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、半導体ウエハやL
CD用ガラス基板などのウエハや磁気ディスク基板、さ
らには電子部品などの物品の移送や固定に好適に用いら
れる物品保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路、LCD基板、磁
気ディスク基板などの製造工程、あるいは電子部品の検
査工程においては各々の物品を移送したり所定位置に固
定したりするための種々の物品保持装置が使用されてい
る。
【0003】例えば、半導体ウエハやガラス基板などの
ウエハへの回路転写、あるいは露光処理に使用する保持
台にあっては、図5に示すような円板状をした基体11
1からなり、該基体111の保持面112には多数の吸
引孔113を備えた真空チャックタイプのものがあっ
た。
【0004】また、半導体ウエハやガラス基板などのウ
エハを所定位置まで移送する搬送アームは、図6に示す
ような先端部に保持面122を有し、該保持面122の
中央部には吸引口123を備えるとともに、内部に上記
吸引口123と連通する貫通孔124を備えた板状体1
21をした吸着タイプのものや、図7に示すような単な
る板状体131からなり、その一方の表面にウエハの形
状に合致する凹部を備え、該凹部の底面を保持面132
とした保持タイプのものがあった。
【0005】さらに、半導体や液晶基板などのウエハ上
へ薄膜を形成する時に使用する真空チャックは、図8に
示すような上面を保持面142とする円板状をした基体
141の内部に静電電極143を埋設してあり、前記基
体141の下面には上記静電電極143へ通電するため
のリード端子144を備えたものがあった。
【0006】また、この種の保持台100や搬送アーム
120,130、あるいは真空チャック140などの物
品保持装置は、保持面112,122,132,142
が優れた平坦精度に仕上げられ、かつウエハに傷を付け
ないことが要求されており、特に物品が半導体ウエハで
ある時には汚染しないようにしなければならないことか
ら、少なくとも保持面112,122,132,142
を高純度のアルミナセラミックスや炭化珪素質セラミッ
クス、さらには窒化アルミニウム質セラミックスにより
形成したものがあった(実開昭62-72062号公報、特開昭
53-96762号公報参照)。
【0007】さらに、ガラス基板の露光処理に使用する
保持台100にあっては、露光時の光がガラス基板を透
過して保持台100の表面で反射することを防止するた
めに、基体111を金属により形成するとともに、その
表面に黒色の樹脂を塗布したものがあった(特開平4-32
3670号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの物
品保持装置では、次のような課題があった。
【0009】まず、保持面112,122,132,1
42がアルミナセラミックス、炭化珪素質セラミック
ス、窒化アルミニウム質セラミックスなどのセラミック
スからなる物品保持装置にあっては、高硬度材であるも
のの、その硬度は最高でもビッカース硬度で2500k
g/mm2 程度であることから、物品の脱着に伴う摺動
により、保持面112,122,132,142の摩耗
を十分に防ぐことができず、保持面112,122,1
32,142の平坦精度が損なわれるといった課題があ
った。しかも、保持面112,122,132には微細
なボイドが多数存在することから、該ボイドに埃塵が溜
まりやすく、この保持面112,122,132,14
2に物品を載置すると、埃塵が物品に付着し、該物品の
平坦精度が損なわれるといった課題もあった。
【0010】その為、物品保持装置が搬送アーム12
0,130である時には、比較的短い期間で交換しなけ
ればならず、また、物品保持装置が保持台100である
時には、物品の回路転写時において断線や短絡を生じる
他、露光時においては解像不良を生じ、さらに、物品保
持装置が静電チャック140である時には、膜厚にバラ
ツキを生じて、物品上に均一な成膜を施すことができな
かった。
【0011】一方、金属製基体111の表面に黒色樹脂
を塗布した保持台100にあっては、基体111の表面
に被覆した樹脂がガラス基板の脱着により短期間で摩耗
するとともに、基体111が金属により形成されている
ことから保持面112の平坦精度が得難く、また、基体
111の熱膨張係数がガラス基板に比べ大き過ぎるた
め、露光時に基体111に蓄えられた熱でもってガラス
基板の平坦精度が備われ、解像不良を生じるといった課
題があった。
【0012】しかも、この種の保持台100はX−Yテ
ーブル上に配置して使用されるのであるが、基体111
が金属からなる保持台100にあっては比重が大きすぎ
ることから、高速移動させることができないといった課
題もあった。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、半導体ウエハやLCD用ガラス基板などのウ
エハや、磁気ディスク基板、さらには電子部品などの物
品を吸着あるいは載置して保持する保持面がセラミック
スからなる物品保持装置において、上記保持面に非晶質
硬質炭素膜を被覆したことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は、上記非晶質硬質炭素膜の
膜厚を0.2〜10μmとしたことを特徴とするもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】即ち、本発明は、物品保持装置の
保持面上にセラミックスより高硬度を有する非晶質硬質
炭素膜を被覆したものであり、その硬度はビッカース硬
度(Hv)で3000〜5000kg/mm2 を有して
いる。その為、物品の脱着を繰り返したとしても殆ど摩
耗することがなく、長寿命の物品保持装置とすることが
できる。
【0016】しかも、非晶質硬質炭素膜の表面にはボイ
ドが殆どないことから塵埃の付着を大幅に低減すること
ができ、ウエハの平坦精度を損なうことがない。
【0017】その上、非晶質硬質炭素膜には不純物が殆
ど含まれておらず、基本的に炭素のみからなるため、物
品が半導体ウエハであったとしても悪影響を及ぼすこと
が少ない。
【0018】また、非晶質硬質炭素膜はダイヤモンドと
異なり黒色を呈していることから、光の反射を大幅に軽
減することができる。その為、ガラス基板の露光処理に
使用する保持台の保持面として好適に用いることができ
る。
【0019】なお、本発明で言う非晶質硬質炭素膜と
は、別名、合成疑似ダイヤモンド薄膜、DLC膜、ダイ
ヤモンドライクカーボン膜、I−カーボン膜などと呼ば
れる炭素膜のことであり、その構造を透過型電子顕微鏡
(TEM)を通して見ると非常に緻密で結晶粒界が見ら
れず、ガラスを割ったような形態をした非晶質構造をし
ている。なお、若干の結晶質を含んだ非晶質構造であっ
ても構わない。
【0020】また、グラファイトやダイヤモンドの同定
に用いられるラマン分光分析装置を使って分析するとダ
イヤモンドのピーク位置である1333cm-1とグラフ
ァイトのピーク位置である1550cm-1の近傍にそれ
ぞれピークをもったものであり、そのピークはグラファ
イトあるいはダイヤモンドのいずれか一方に偏っていて
も構わない。
【0021】ただし、物品保持装置の保持面上に被覆す
る非晶質硬質炭素膜の膜厚の範囲としては、0.2〜1
0μmの範囲で設けることが好ましい。
【0022】ここで、非晶質硬質炭素膜の膜厚の範囲を
0.2〜10μmとしたのは、膜厚が0.2μm未満で
あると、高硬度を有する非晶質硬質炭素膜と言えども物
品の脱着により短時間で摩耗するからである。しかも、
物品保持装置がガラス基板の露光処理に使用する保持台
である時には、保持面上での光の反射が大きいといった
問題もある。また、逆に、膜厚が10μmより厚くなる
と、膜表面を所定の面精度に保つことができなくなると
ともに、膜の剥離を生じ易くなるためである。一方、本
発明では、物品保持装置のうち少なくとも保持面をセラ
ミックスで形成することが重要であり、これらを構成す
るセラミックスとして、アルミナセラミックス、ジルコ
ニアセラミックス、炭化珪素質セラミックス、窒化珪素
質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックス、ア
ルミナ−炭化チタン系セラミックスなどが好適である。
【0023】即ち、表1に示すように、これらのセラミ
ックスは比剛性が0.3×109 cm以上と大きいこと
から変形を生じ難く、また、ビッカース硬度が1100
〜2400kg/mm2 と高硬度を有しているため、物
品保持装置が搬送アームである時には、物品の移送時に
殆ど撓みを生じることがなく、物品を落下させずに正確
に所定位置まで移送できるとともに、物品保持装置が保
持台や静電チャックである時には、保持面を滑らかで、
かつ優れた平坦精度に仕上げることができることから、
物品の平坦精度を高め、正確に固定することができる。
しかも、物品保持装置を軽量化できることから、物品保
持装置が保持台であるときには、X−Yテーブル上に配
置して高速移動させることができ最適である。
【0024】また、上記セラミックスは熱膨張係数が1
0×10-6/℃以下と小さく、また、半導体ウエハやL
CD用ガラス基板などの物品の熱膨張係数とも近似して
いることから、物品保持装置が露光や成膜時に使用する
保持台や静電チャックであるときには、露光や成膜に伴
う熱が保持台や静電チャックに蓄積されたとしても、半
導体ウエハやLCD用ガラス基板などの物品に大きな寸
法変化を生じることがない。
【0025】
【表1】
【0026】なお、これらのセラミックスを得る場合、
例えば、アルミナセラミックスに対しては、Al23
を主原料とし、焼結助剤にCaO、SiO2 、MgOの
うち少なくとも一種を添加混合し、1400〜1800
℃程度の温度で焼成すれば良く、窒化珪素に対しては、
Si34 を主原料とし、焼結助剤に周期律表2a、3
a族元素の酸化物・窒化物のうち少なくとも一種を添加
混合し、1850〜2000℃程度の温度で焼成すれば
良い。また、炭化珪素に対しては、SiCを主原料と
し、焼結助剤にC、B、B4 C、Al23 、Y23
等の少なくとも一種を添加混合し、1850〜2000
℃程度の温度で焼成すれば良く、ジルコニアに対して
は、ZrO2 を主原料とし、安定化剤にY23 、Ca
O、MgO、CeO2 等の少なくとも一種を添加して1
500〜1700℃程度の温度で焼成すれ良い。さらに
窒化アルミニウム質セラミックスに対しては、AlNを
主原料とし、焼結助剤にEr23 、Y23 、Yb2
3 等の少なくとも一種を添加混合し、1700〜19
00℃程度の温度で焼成すれば良く、アルミナ−炭化チ
タン系セラミックスに対しては、Al23 とTiCと
を所定量配合して主原料とし、焼結助剤にTiO2 、M
gO、SiO2 、Y2 3 のうち少なくとも一種を添加
混合して1600〜1800℃程度の温度で焼成すれ
ば、強固で靱性および耐摩耗性に優れたセラミックス体
を得ることができる。
【0027】また、非晶質硬質炭素膜を被覆する物品保
持装置の保持面は中心線平均粗さ(Ra)で0. 4μm
以下の面とすることが好ましい。これは、保持面の面粗
さが中心線平均粗さ(Ra)で0. 4μmより大きくな
ると、膜厚が0.2〜10μmの非晶質硬質炭素膜を被
覆したとしても膜表面が粗すぎ、保持面の平坦精度が損
なわれるとともに、物品が半導体ウエハやガラス基板な
どのウエハである時には、ウエハ表面に傷を付ける恐れ
があるからである。
【0028】なお、物品保持装置の保持面上に非晶質硬
質炭素膜を成膜する手段としては、熱による平坦精度の
低下を極力低減するために、低温で成膜が可能なPVD
法やイオンプレーティング法などの薄膜形成手段によっ
て形成することが好ましい。例えば、PVD法による成
膜手段を説明すると、チャンバー内に備えるカソード
(陰極)盤上に物品保持装置をセットするとともに、炭
化水素(C66 )ガスをチャンバー内に導入する。そ
して、前記カソード銃中に設置したフィラメントに電圧
を与えて炭化水素ガスを熱分解し、ラジカルな炭素イオ
ンを形成したあと、アノード(陽極)盤とカソード(陰
極)盤の双方の電極間に電圧を加えると、炭素イオンが
カソード銃から飛び出して電界に沿った形でカソード盤
上に備える物品保持装置の表面に体積し、非晶質硬質炭
素膜を成膜することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明実施例を説明する。
【0030】(実施例1)図1は、本発明に係る物品保
持装置の一例である保持台10を示す図であり、(a)
は平面図、(b)はそのX−X線断面図である。
【0031】この保持台10は基体11が純度99.9
%のアルミナセラミックスからなる円板体であって、そ
の一方の表面にはリング状ピン16を同心円状に突設し
てあり、該リング状ピン16の表面を保持面12として
ある。また、上記保持面12側の基体11の表面には多
数の吸引孔13が穿設してあり、該吸引孔13と連通す
る導出孔14を基体11の側壁面に形成してある。ま
た、上記保持面22を含む基体11の表面には、膜厚
0.2〜10μmの非晶質硬質炭素膜15を被覆してあ
る。
【0032】そして、前記保持面12に物品として半導
体ウエハやガラス基板などのウエハを配置するととも
に、導出孔14より真空吸引すれば、ウエハの裏面とリ
ング状ピン16とで囲まれる空間が負圧となり、ウエハ
を保持面12の平坦精度に矯正して固定することができ
る。この時、保持台10の保持面12には薄肉の非晶質
硬質炭素膜15が被覆してあるため、膜表面には殆どボ
イドがなく、塵埃の付着を防止することができるととも
に、ウエハの脱着を繰り返したとしても殆ど摩耗するこ
とがない。しかも、基体11は比剛性が0.9×109
cm以上のアルミナセラミックスにより形成してあるこ
とから保持面を滑らかで、かつ優れた平坦精度に仕上げ
ることができる。
【0033】その為、この保持台10を用いてウエハを
固定すれば、ウエハに傷を付けずに正確に固定すること
ができるとともに、特にウエハが半導体ウエハであって
も悪影響を与えることがない。
【0034】また、この保持台10を用いて半導体ウエ
ハに回路を転写すれば、断線や短絡を生じることなく、
回路の形成を行うことができ、半導体ウエハに露光処理
を施せば解像不良を生じることなく、良好な露光処理を
施すことができる。
【0035】さらに、上記保持台10を用いてガラス基
板の露光処理を施す時には、ガラス基板を透過した光を
保持面12側の基体11表面で吸収して反射を大幅に軽
減することができるため、良好な露光処理を施すことが
できる。 (実施例2)図2は、本発明に係る物品保持装置の一例
である搬送アーム20を示す図であり、(a)は平面
図、(b)はそのY−Y線断面図である。
【0036】この搬送アーム20は純度99.9%のア
ルミナセラミックスからなる板状体21の先端部にウエ
ハを固定するための保持面22を備えてなり、該保持面
22にはウエハを真空吸引するための吸引口23を有す
るとともに、板状体21の内部には上記吸引口23に連
通する貫通孔24を設けてある。
【0037】また、上記保持面22を含む板状体21の
表面には膜厚0.2〜10μmの非晶質硬質炭素膜25
を被覆してある。
【0038】そして、前記保持面22にウエハを配置
し、貫通孔24より真空吸引してウエハを保持面22上
に吸着固定した状態で移送するようになっている。この
時、搬送アーム20の保持面22には薄肉の非晶質硬質
炭素膜25を被覆してあるため、膜表面には殆どボイド
がなく、塵埃の付着を防止することができるとともに、
物品の脱着を繰り返したとしても殆ど摩耗することがな
い。その上、膜表面は滑らかで、かつ優れた平坦精度に
仕上げることができることから、ウエハの脱着時におい
て傷を付けることもない。
【0039】また、前記非晶質硬質炭素膜25は不純物
を基本的に含まない炭素膜であるため、物品が半導体ウ
エハであったとしても悪影響を与えることがない。
【0040】(実施例3)図3は、本発明に係る物品保
持装置の一例である搬送アーム30を示す図であり、
(a)は平面図、(b)はそのZ−Z線断面図である。
【0041】この搬送アーム30は、一方の表面に物品
である半導体ウエハの形状に合致する凹部を備えた板状
体31であって、上記凹部の底面を保持面32としてあ
る。また、該保持面32を含む板状体31の表面には膜
厚0.2〜10μmの非晶質硬質炭素膜35を被覆して
ある。
【0042】そして、前記板状体31の凹部に半導体ウ
エハを嵌め込み、保持面32上で保持した状態で移送す
るようになっている。この時、半導体ウエハは板状体3
1の凹部で完全に保持されるため、移送時に位置ずれを
生じたり、落下することがない。
【0043】また、搬送アーム30の保持面32には薄
肉の非晶質硬質炭素膜35を被覆してあることから、図
2の搬送アーム20と同様に膜表面には殆どボイドがな
く、塵埃の付着を防止することができるとともに、半導
体ウエハの脱着を繰り返したとしても殆ど摩耗すること
がない。その上、膜表面は滑らかで、かつ優れた平坦精
度に仕上げることができることから、半導体ウエハの脱
着時において傷を付けることもない。しかも前記非晶質
硬質炭素膜25は不純物を基本的に含まない炭素膜であ
るため、保持する半導体ウエハに悪影響を及ぼすことも
ない。
【0044】(実施例4)図4は、本発明に係る物品保
持装置の一例である静電チャック40を示す図であり、
(a)は一部を破断した平面図、(b)はそのP−P線
断面図である。
【0045】この静電チャック40は、上面を保持面4
2とする円板状をした窒化アルミニウム質セラミックス
からなる基体41の内部に静電電極43を埋設してな
り、前記基体41の下面には上記静電電極43に連通す
るためのタングステンやモリブデンなどの金属製リード
端子44をロウ付けしてある。また、上記保持面42を
含む基体41の全面には膜厚0.2〜10μmの非晶質
硬質炭素膜45を被覆してある。
【0046】そして、上記保持面42に物品として半導
体ウエハを配置し、該半導体ウエハと静電電極43との
間に電圧を印加することで誘電分極によるクーロン力や
微小な漏れ電流によるジョンソン・ラーベック力を発生
させて半導体ウエハを保持面42上に吸着固定するよう
になっている。
【0047】この時、保持面42には薄肉の非晶質硬質
炭素膜45が被覆してあるため、膜表面には殆どボイド
がなく、塵埃の付着を防止することができるとともに、
半導体ウエハの脱着を繰り返したとしても殆ど摩耗する
ことがない。しかも、基体41は比剛性が0.9×10
9 cm以上の窒化アルミニウム質セラミックスにより形
成してあることから保持面42を滑らかで、かつ優れた
平坦精度に仕上げることができる。その為、この静電チ
ャック40を用いて半導体ウエハを固定すれば、ウエハ
に傷を付けずに正確に固定することができるとともに、
パーティクルの付着が殆どないため、半導体ウエハに悪
影響を及ぼすことがなく、均一な厚みもった膜を半導体
ウエハ上に成膜することができる。
【0048】なお、実施例4では、成膜に使用する物品
保持装置として静電チャック40について説明したが、
他に載置して保持するサセプタにも使用することができ
る。また、上記実施例では主に半導体ウエハやガラス基
板などのウエハを保持する物品保持装置について説明し
たが、これらは磁気ディスク基板や電子部品などの物品
の移送あるいは固定にも使用できることは言うまでもな
い。
【0049】(実験例1)ここで、非晶質硬質炭素膜を
被覆したセラミック板の耐摩耗性を調べるためにボール
・オン・ディスク試験を行った。
【0050】測定条件としては、本発明実施例に係る非
晶質硬質炭素膜を被覆したアルミナセラミック板からな
る試料に0.5kgの荷重をかけてボールを押圧し、上
記試料を0.17m/sの速度で10時間回転させたあ
と試料の摩耗量を測定した。また、比較例として、純度
99.9%のアルミナセラミックス、超硬合金、炭化珪
素質セラミックス、および窒化チタン膜を被覆したアル
ミナセラミックスからなる板も用意し、同様に実験を行
った。
【0051】それぞれの結果は表2に示す通りである。
【0052】
【表2】
【0053】この結果より判るように、本発明実施例に
係るものが摩耗量を2×10-3mm3 /kg/kmと最
も少なくすることができた。
【0054】このことから、本発明に係る物品保持装置
を物品の移送や固定に使用すれば、物品の脱着による摩
耗を大幅に低減し、長寿命の物品保持装置とできること
が判る。
【0055】(実験例2)次に、本発明に係る物品保持
装置として、アルミナセラミックスからなる基体11の
表面に非晶質硬質炭素膜15を被覆した保持台10を試
作し、半導体ウエハの脱着を5万回繰り返したあと、上
記半導体ウエハに付着するパーティクル数をパーティク
ルカウンターにより測定した。
【0056】なお、比較例として、純度99.9%のア
ルミナセラミックス、およびアルミナセラミックスから
なる基体11の表面に窒化チタン膜を被覆した保持台1
0もそれぞれ試作し、同様に測定を行った。
【0057】それぞれの結果は表3に示す通りである。
【0058】
【表3】
【0059】この結果より、本発明に係る保持台10を
用いたものが最もパーティクルの付着量を少なくするこ
とができた。
【0060】このことから、本発明に係る物品保持装置
が半導体ウエハを保持するのに最適であることが判る。
【0061】(実験例3)さらに、本発明に係る物品保
持装置として実施例2と同様の保持台10に、露光時に
使用する400nmの波長光と800nmの波長光をそ
れぞれ照射し、その反射率について測定した。
【0062】なお、比較例として炭化珪素質セラミック
スと窒化珪素質セラミックスからなる保持台10、およ
び金属製基体11の表面にABS樹脂を被覆した保持台
10もそれぞれ用意し、同様の実験を行った。
【0063】それぞれの結果は表4に示す通りである。
【0064】
【表4】
【0065】表4より判るように、比較例である炭化珪
素質セラミックスおよび窒化珪素質セラミックスからな
る保持台10では、それぞれ黒色を呈しているものの、
その反射率が20%前後と、いずれの波長光をも効果的
に吸収することができなかった。
【0066】また、金属製基体11の表面にABS樹脂
を被覆した保持台10にあっては、双方の波長光に対す
る反射率を16%と大幅に低減できたものの、表面が硬
度の小さい樹脂からなるため、ウエハの脱着により短期
間で摩耗してしまった。
【0067】これに対し、本発明に係る非晶質硬質炭素
膜を被覆した保持台10では、400nmおよび800
nmの波長光に対する反射率が15%と樹脂よりも光の
反射を抑えることができ、最も優れたものであった。し
かも、保持面12に高硬度の非晶質硬質炭素膜15を被
覆してあるため、ウエハの脱着においても摩耗は見られ
なかった。
【0068】このことから、保持面に非晶質硬質炭素膜
を被覆した本発明に係る物品保持装置をガラス基板の露
光処理に使用する保持台10として用いれば、ガラス基
板を透過した光の反射を抑え、解像不良のない良好な露
光処理を施すことができることが判る。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、物品を
吸着または載置して保持する保持面がセラミックスから
なる物品保持装置において、上記保持面に非晶質硬質炭
素膜を被覆したことにより、物品との摺動に伴う保持面
の摩耗を大幅に低減することができるとともに、保持面
上にはボイドが殆どないため、埃塵の付着を大幅に低減
することができる。しかも、非晶質硬質炭素膜は不純物
を殆ど含まない炭素膜からなるため、物品が半導体ウエ
ハであったとしても悪影響を与えることがない。その
為、物品保持装置が搬送アームである時には、保持面の
摩耗に伴う交換回数を大幅に低減する事ができるととも
に、物品保持装置が保持台である時には、回路転写時に
おいて断線や短絡を防止できる他、露光時の解像不良を
生じるがなく、さらには、物品保持装置が静電チャック
である時には、均一な膜を物品に成膜することができ
る。
【0070】しかも、保持面に被覆した非晶質硬質炭素
膜は黒色を呈しているため、ガラス基板の露光時におい
ては、光の反射を大幅に軽減することができるため、解
像不良を生じることなく、良好な露光処理を施すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品保持装置の一例である保持台
を示す図であり、(a)は平面図、(b)はそのX−X
線断面図である。
【図2】本発明に係る物品保持装置の一例である搬送ア
ームを示す図であり、(a)は平面図、(b)はそのY
−Y線断面図である。
【図3】本発明に係る物品保持装置の一例である搬送ア
ームの他の例を示す図であり、(a)は平面図、(b)
はそのZ−Z線断面図である。
【図4】本発明に係る物品保持装置の一例である静電チ
ャックを示す図であり、(a)は一部を破断した平面
図、(b)はそのP−P線断面図である。
【図5】従来の保持台を示す斜視図である。
【図6】従来の吸着タイプの搬送アームを示す斜視図で
ある。
【図7】従来の保持タイプの搬送アームを示す斜視図で
ある。
【図8】従来の静電チャックを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 保持台 11 基体 12 保持面 13 吸引口 14 導出孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を吸着または載置して保持する保持面
    がセラミックスからなる物品保持装置において、上記保
    持面に非晶質硬質炭素膜を被覆したことを特徴とする物
    品保持装置。
  2. 【請求項2】上記非晶質硬質炭素膜の膜厚が0.2〜1
    0μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の
    物品保持装置。
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