JPH09301230A - 排土装置付クローラベルト - Google Patents

排土装置付クローラベルト

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Publication number
JPH09301230A
JPH09301230A JP11649396A JP11649396A JPH09301230A JP H09301230 A JPH09301230 A JP H09301230A JP 11649396 A JP11649396 A JP 11649396A JP 11649396 A JP11649396 A JP 11649396A JP H09301230 A JPH09301230 A JP H09301230A
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JP
Japan
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crawler belt
earth
belt
crawler
rolling surface
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Withdrawn
Application number
JP11649396A
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English (en)
Inventor
Seimitsu Kitano
誠満 北野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装軌車両のフレームに堆積する土砂の防止を
可能とした。 【解決手段】 走行部分に巻装される無端のゴムベルト
に起動輪3の1歯ごとに噛み合う金属芯金8を埋設した
クローラベルトにおいて前記クローラベルト7の転動面
9側の左右端部に排土用プレート10を突設させること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不整地運搬車やブル
ドーザ、油圧掘削機等の建設機械をはじめとする装軌車
両に巻装する排土装置付クローラベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の装軌車両においては、遊動輪と軌
道輪との間に設けられたトラックフレームに上転輪およ
び下転輪を取付け、これらの各輪にゴムベルト又は鉄履
帯を巻装して起動輪に伝達された動力によりゴムベルト
又は鉄履帯を回転させ車両を走行させるのが一般的であ
るが、従来泥濘等の作業時には転動面側に乗り上げた土
砂がベルト又は鉄履帯の回転とともに巻き上げられトラ
ックフレーム上に堆積するのを防止するために、トラッ
クフレーム上面にプレートを溶接してテーパを設けトラ
ックフレーム上面に土砂がかかっても堆積しにくい構造
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
建設機械を中心とした装軌車両においてはトラックフレ
ームの構造を工夫して土砂等を堆積を防止しようとして
いるが、泥濘地等、粘土質の地域での作業においては、
土砂の粘着力が強くトラックフレーム構造を変更しただ
けでは土砂がトラックフレーム上に残ってしまう。この
ような場合、土砂を残したままにすると気温が高ければ
乾燥し、寒冷時には水分が凝固して土砂が非常に固くな
り、ゴムクローラベルトであれば転動面側がこすれて傷
発生や早期摩耗の原因となる。
【0004】このような粘性の高い土質に対しては上記
のようなトラックフレームの構造変更のみでは不充分で
あり積極的に土砂を粉砕し排出する必要性がある。本発
明はかかる問題点に対処するため開発されたものであっ
て、走行中に積極的に排土することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、走行部分に巻装される無端のゴム
ベルトに起動輪の1歯ごとに噛み合う金属芯金を埋設し
たクローラベルトまたは左右一対のリンクに鉄履板をボ
ルトにより締結し、隣合うリンク同士をピンにより無端
結合して一体としたクローラベルトにおいて前記クロー
ラベルトの転動面側の左右端部に排土用プレートを突設
させることを特徴とする。
【0006】又前記排土用プレートを、ベルトの周長を
2〜3等分する点に突設させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明すると1は走行装置を示し、該走行装置1の
遊動輪2と起動輪3との間に設けられたトラックフレー
ム4に上転輪5および下転輪6を取付け、これら各輪に
巻装される無端のゴムのクローラベルト7には図2に示
すように起動輪3の1歯ごとに噛み合う金属芯金8を埋
設し該クローラベルト7の転動面9側の左右端部に排土
用プレート10を突設した。そして、この排土用プレー
ト10は転動面側でベルト周長を2〜3等分する点にあ
る金属芯金8に図3に示すようにボルト11により締着
した。
【0008】かくて起動輪3が回転する事によりクロー
ラベルト7が矢印イ又はロの方向に移動すると同時にク
ローラベルト7上に設置される排土用プレート10も同
時に移動し、泥濘地帯等を上記走行装置にて走行すると
下転輪6の間から進入した土砂が、クローラベルト7の
転動面9上に乗り、クローラベルト7の移動方向イまた
はロへ移動する。土砂は遊動輪2側又は起動輪3側より
トラックフレーム4の上に乗り上げ走行が続いた場合、
堆積するが、ある程度の高さになると排土用プレート1
0により排出される。
【0009】排土用プレート10は次の排土用プレート
10までかなり間隔があるので、排土用プレート10自
体に土砂が付着しても回転している間に落ちて性能に影
響しない。なお排土用プレート10は土質が粘性の高い
所で使用するゴムのクローラベルトに使用すると高い効
果が得られるが、これに限るものでない。
【0010】
【発明の効果】上述した如く本発明によるときはクロー
ラベルトの転動面側の左右端部に排土用プレートを突設
させるものであるからトラックフレーム上に堆積する土
砂もクローラベルトの転動面側の左右端部に突設する排
土用プレートによって積極的に排出されて作業終了時の
清掃及びメンテナンスを容易にすると共に上転輪等の機
械の寿命が延び更に高額なゴムクローラへ利用した場合
クローラの傷や摩耗防止となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【符号の説明】
3 起動輪 7 クローラベルト 8 芯金 9 転動面 10 排土用プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部分に巻装される無端のゴムベルト
    に起動輪の1歯ごとに噛み合う金属芯金を埋設したクロ
    ーラベルトまたは左右一対のリンクに鉄履板をボルトに
    より締結し隣合うリンク同士をピンにより無端に結合し
    て一体としたクローラベルトにおいて前記クローラベル
    トの転動面側の左右端部に排土用プレートを突設させる
    ことを特徴とする排土装置付クローラベルト。
  2. 【請求項2】 前記排土用プレートをベルトの周長を2
    〜3等分する点に突設させることを特徴とする請求項1
    記載の排土装置付クローラベルト。
JP11649396A 1996-05-10 1996-05-10 排土装置付クローラベルト Withdrawn JPH09301230A (ja)

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JP11649396A JPH09301230A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 排土装置付クローラベルト

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JP11649396A JPH09301230A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 排土装置付クローラベルト

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JPH09301230A true JPH09301230A (ja) 1997-11-25

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JP11649396A Withdrawn JPH09301230A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 排土装置付クローラベルト

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