JPH09294286A - 衛星通信用携帯端末装置 - Google Patents
衛星通信用携帯端末装置Info
- Publication number
- JPH09294286A JPH09294286A JP8107116A JP10711696A JPH09294286A JP H09294286 A JPH09294286 A JP H09294286A JP 8107116 A JP8107116 A JP 8107116A JP 10711696 A JP10711696 A JP 10711696A JP H09294286 A JPH09294286 A JP H09294286A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patch antenna
- antenna
- patch
- satellite communication
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Waveguide Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】衛星通信用のパッチアンテナでは、セルラーホ
ンやＰＨＳ移動端末等のアンテナと違い、形状が大きい
ため携帯端末の筺体内に収納することが困難である。ま
た、パッチアンテナは近くの障害物によりアンテナ特性
に影響を受け易く、通話時には人体から離す必要があ
る。 【解決手段】パッチアンテナと、前記パッチアンテナを
支持し端末筺体に収納及び引き出し自在にされた支持手
段と、端末筺体に前記支持手段を収納したとき前記パッ
チアンテナが合致する段差とを具備するようにした。ま
た、パッチアンテナが端末筺体の上端部に配置され、マ
イクロホンが端末筺体の下端部に回動支持されたフリッ
プの先端部に配置され、表示部が端末装置の上部に配置
され、イヤスピーカーが端末筺体の前記表示部よりも下
に配置されるようにした。
ンやＰＨＳ移動端末等のアンテナと違い、形状が大きい
ため携帯端末の筺体内に収納することが困難である。ま
た、パッチアンテナは近くの障害物によりアンテナ特性
に影響を受け易く、通話時には人体から離す必要があ
る。 【解決手段】パッチアンテナと、前記パッチアンテナを
支持し端末筺体に収納及び引き出し自在にされた支持手
段と、端末筺体に前記支持手段を収納したとき前記パッ
チアンテナが合致する段差とを具備するようにした。ま
た、パッチアンテナが端末筺体の上端部に配置され、マ
イクロホンが端末筺体の下端部に回動支持されたフリッ
プの先端部に配置され、表示部が端末装置の上部に配置
され、イヤスピーカーが端末筺体の前記表示部よりも下
に配置されるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッチアンテナを
用いた衛星通信用の携帯端末装置に関する。
用いた衛星通信用の携帯端末装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、衛星通信においては、誘電体
（基板）上にパッチ導体を配し、誘電体（基板）下にグ
ランド導体を配した垂直方向に円偏波を放射するパッチ
アンテナを用いられることが一般的である。
（基板）上にパッチ導体を配し、誘電体（基板）下にグ
ランド導体を配した垂直方向に円偏波を放射するパッチ
アンテナを用いられることが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衛星通
信用のパッチアンテナは形状が大きく、セルラー電話や
ＰＨＳ等の小型のアンテナとは違い、携帯可能な端末装
置の筺体内に収納することは困難である。また、パッチ
アンテナは、周囲の環境に影響を受けやすく、非常にデ
リケートな特性を持っており、人体に触れると、アンテ
ナの特性に変化が生じるため、通話時には、アンテナを
人体から離して使用する必要がある。
信用のパッチアンテナは形状が大きく、セルラー電話や
ＰＨＳ等の小型のアンテナとは違い、携帯可能な端末装
置の筺体内に収納することは困難である。また、パッチ
アンテナは、周囲の環境に影響を受けやすく、非常にデ
リケートな特性を持っており、人体に触れると、アンテ
ナの特性に変化が生じるため、通話時には、アンテナを
人体から離して使用する必要がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッチアンテ
ナと、前記パッチアンテナを支持し端末筺体に収納及び
引き出し自在にされた支持手段と、端末筺体に前記支持
手段を収納したとき前記パッチアンテナが合致する段差
とを具備するようにした。
ナと、前記パッチアンテナを支持し端末筺体に収納及び
引き出し自在にされた支持手段と、端末筺体に前記支持
手段を収納したとき前記パッチアンテナが合致する段差
とを具備するようにした。
【０００５】また、本発明は、パッチアンテナが端末筺
体の上端部に配置され、マイクロホンが端末筺体の下端
部に回動支持されたフリップの先端部に配置され、表示
部が端末装置の上部に配置され、イヤスピーカーが端末
筺体の前記表示部よりも下に配置されるようにした。
体の上端部に配置され、マイクロホンが端末筺体の下端
部に回動支持されたフリップの先端部に配置され、表示
部が端末装置の上部に配置され、イヤスピーカーが端末
筺体の前記表示部よりも下に配置されるようにした。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態を説明する。図１〜図４はそれぞれ本発明の第１〜
第４の実施形態を示すもので、各図において同一箇所に
は同一符号を付している。
形態を説明する。図１〜図４はそれぞれ本発明の第１〜
第４の実施形態を示すもので、各図において同一箇所に
は同一符号を付している。
【０００７】図１は本発明の第１の実施形態を示す衛星
通信用携帯電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視
図、（ｂ）は通話時の斜視図である。
通信用携帯電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視
図、（ｂ）は通話時の斜視図である。
【０００８】端末筺体１の上面にパッチアンテナ２が配
置され、待ち受け時は同図（ａ）のように端末筺体１と
一体になり、通話時は手動・自動又は直接手で同図
（ｂ）のようにパッチアンテナ２が取付けられている支
持部材３を端末筺体１内の収納部から引き出してパッチ
アンテナ２を人体から遠ざける。端末筺体１の上面には
パッチアンテナ２の寸法に一致させた段差４が形成され
ており、通話時以外は支持部材３を端末筺体１内に収納
し、同図（ａ）に示すようにパッチアンテナ２を段差４
に合致させて端末筺体１と一体にし、携帯に便利なよう
にする。同図（ａ）の状態で、パッチ導体２ａが配置さ
れたパッチ導体面は端末筺体１の上面側に有り、着信に
支障を来すことはない。
置され、待ち受け時は同図（ａ）のように端末筺体１と
一体になり、通話時は手動・自動又は直接手で同図
（ｂ）のようにパッチアンテナ２が取付けられている支
持部材３を端末筺体１内の収納部から引き出してパッチ
アンテナ２を人体から遠ざける。端末筺体１の上面には
パッチアンテナ２の寸法に一致させた段差４が形成され
ており、通話時以外は支持部材３を端末筺体１内に収納
し、同図（ａ）に示すようにパッチアンテナ２を段差４
に合致させて端末筺体１と一体にし、携帯に便利なよう
にする。同図（ａ）の状態で、パッチ導体２ａが配置さ
れたパッチ導体面は端末筺体１の上面側に有り、着信に
支障を来すことはない。
【０００９】図２は本発明の第２の実施形態を示す衛星
通信用携帯電話を背面側から見たもので、（ａ）は着信
の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図であ
る。本例では、支持手段３に対しパッチアンテナ２が矢
印で図示した双方向に回動自在になっている。回動に
は、ヒンジ等の角度切り換え機構を必要とするが、図示
は省略する。同図（ａ）に示すように、待ち受け時は、
段差部４にあってパッチアンテナ２はパッチ導体２を配
したパッチ導体面を背面側に向けて端末筺体１と合致し
て略一体になり、端末筺体１は背面側を上方向に向けて
着信を待ち受ける。また、同図（ａ）の状態でパッチア
ンテナ２を回動し、パッチ導体２ａを端末筺体１の上面
方向に向けて着信を待ち受けてもよい。発着信時には、
手動・自動又は直接手で同図（ｂ）のように支持手段３
を引き出して通話を行う。なお、本例は、待ち受け時に
パッチ導体２ａを背面側にする構造のものであるが、こ
れに限定されることなく、正面側又は側面側にパッチ導
体２ａを向けるように段差等を構成しても構わない。
通信用携帯電話を背面側から見たもので、（ａ）は着信
の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図であ
る。本例では、支持手段３に対しパッチアンテナ２が矢
印で図示した双方向に回動自在になっている。回動に
は、ヒンジ等の角度切り換え機構を必要とするが、図示
は省略する。同図（ａ）に示すように、待ち受け時は、
段差部４にあってパッチアンテナ２はパッチ導体２を配
したパッチ導体面を背面側に向けて端末筺体１と合致し
て略一体になり、端末筺体１は背面側を上方向に向けて
着信を待ち受ける。また、同図（ａ）の状態でパッチア
ンテナ２を回動し、パッチ導体２ａを端末筺体１の上面
方向に向けて着信を待ち受けてもよい。発着信時には、
手動・自動又は直接手で同図（ｂ）のように支持手段３
を引き出して通話を行う。なお、本例は、待ち受け時に
パッチ導体２ａを背面側にする構造のものであるが、こ
れに限定されることなく、正面側又は側面側にパッチ導
体２ａを向けるように段差等を構成しても構わない。
【００１０】図３（ａ）（ｂ）は本発明の第３の実施形
態を示す衛星通信用携帯電話で、（ａ）は待ち受け時の
斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図である。端末筺体１
は、表示部９が正面上部に配置され、イヤスピーカー８
が表示部９よりも下の中央部に配置されている。そし
て、イヤスピーカー８とその下の操作部１０を覆うフリ
ップ６を有し、通話時は手動又は直接手で同図（ｂ）の
ようにフリップ６を開けて使用する。パッチアンテナ２
は端末筺体１の上面部の段差に合致させて一体に固定し
ているが、イヤスピーカー８が表示部９よりも下にある
から通話状態ではパッチアンテナ２が頭部から１インチ
以上離れ、頭部による影響を受け難く、小型の携帯端末
装置であっても良好な衛星通信による通話が実現でき
る。なお、本例でも、図１に示した第１の実施形態同様
にパッチアンテナ２が取り付けられた支持手段３を引き
出せる構造にしてもよい。また、本例でも図２の第２の
実施形態同様にパッチアンテナ２を回動自在に構成して
もよい。
態を示す衛星通信用携帯電話で、（ａ）は待ち受け時の
斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図である。端末筺体１
は、表示部９が正面上部に配置され、イヤスピーカー８
が表示部９よりも下の中央部に配置されている。そし
て、イヤスピーカー８とその下の操作部１０を覆うフリ
ップ６を有し、通話時は手動又は直接手で同図（ｂ）の
ようにフリップ６を開けて使用する。パッチアンテナ２
は端末筺体１の上面部の段差に合致させて一体に固定し
ているが、イヤスピーカー８が表示部９よりも下にある
から通話状態ではパッチアンテナ２が頭部から１インチ
以上離れ、頭部による影響を受け難く、小型の携帯端末
装置であっても良好な衛星通信による通話が実現でき
る。なお、本例でも、図１に示した第１の実施形態同様
にパッチアンテナ２が取り付けられた支持手段３を引き
出せる構造にしてもよい。また、本例でも図２の第２の
実施形態同様にパッチアンテナ２を回動自在に構成して
もよい。
【００１１】図４は本発明の第４の実施形態で、本例
は、スティック状のフリップ７にマイクロホン５を取り
付けた例で、その他は図３の第３の実施形態と同様であ
る。
は、スティック状のフリップ７にマイクロホン５を取り
付けた例で、その他は図３の第３の実施形態と同様であ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、パッチアンテナを用いた衛生
通信用携帯端末装置において、端末筺体の小型化がで
き、しかも頭部からパッチアンテナを離して通話ができ
る。
通信用携帯端末装置において、端末筺体の小型化がで
き、しかも頭部からパッチアンテナを離して通話ができ
る。
【００１３】また、パッチアンテナが端末筺体と合致し
て一体になるので、持ち運び等で大きなパッチアンテナ
が邪魔にならず、落下、衝撃からパッチアンテナの破損
を防ぐことができ、意匠的にも優れたものになる。
て一体になるので、持ち運び等で大きなパッチアンテナ
が邪魔にならず、落下、衝撃からパッチアンテナの破損
を防ぐことができ、意匠的にも優れたものになる。
【図１】本発明の第１の実施形態を示す衛星通信用携帯
電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は
通話時の斜視図。
電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は
通話時の斜視図。
【図２】本発明の第２の実施形態を示す衛星通信用携帯
電話を背面側から見たもので、（ａ）は着信の待ち受け
時の斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図。
電話を背面側から見たもので、（ａ）は着信の待ち受け
時の斜視図、（ｂ）は通話時の斜視図。
【図３】本発明の第３の実施形態を示す衛星通信用携帯
電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は
通話時の斜視図。
電話で、（ａ）は着信の待ち受け時の斜視図、（ｂ）は
通話時の斜視図。
【図４】本発明の第４の実施形態を示す衛星通信用携帯
電話を示す斜視図。
電話を示す斜視図。
１：端末筺体 ２：パッチアンテナ ２ａ：パッチ導体 ３：支持手段 ４：段差 ５：マイクロホン ６：フリップ ７：スティック状フリップ ８：イヤスピーカー ９：表示部 １０：操作部
Claims (3)
- 【請求項１】パッチアンテナと、前記パッチアンテナを
支持し端末筺体に収納及び引き出し自在にされた支持手
段と、端末筺体に前記支持手段を収納したとき前記パッ
チアンテナが合致する段差とが具備されたことを特徴と
する衛星通信用携帯端末装置。 - 【請求項２】前記パッチアンテナが角度切り換え機構を
伴い前記支持手段に支持されたことを特徴とする請求項
１記載の衛星通信用携帯端末装置。 - 【請求項３】パッチアンテナが端末筺体の上端部に配置
され、マイクロホンが端末筺体の下端部に回動支持され
たフリップの先端部に配置され、表示部が端末装置の上
部に配置され、イヤスピーカーが端末筺体の前記表示部
よりも下に配置されたことを特徴とする衛星通信用携帯
端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107116A JPH09294286A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 衛星通信用携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107116A JPH09294286A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 衛星通信用携帯端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09294286A true JPH09294286A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14450891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107116A Pending JPH09294286A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 衛星通信用携帯端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09294286A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6405064B1 (en) | 1999-01-14 | 2002-06-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable wireless device |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107116A patent/JPH09294286A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6405064B1 (en) | 1999-01-14 | 2002-06-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable wireless device |
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