JPH09280278A - ブレーキディスクロータ - Google Patents

ブレーキディスクロータ

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JPH09280278A
JPH09280278A JP8086791A JP8679196A JPH09280278A JP H09280278 A JPH09280278 A JP H09280278A JP 8086791 A JP8086791 A JP 8086791A JP 8679196 A JP8679196 A JP 8679196A JP H09280278 A JPH09280278 A JP H09280278A
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JP
Japan
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rotor
rib
peripheral side
width
brake disc
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Application number
JP8086791A
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English (en)
Inventor
Takashi Matsubara
崇 松原
Katsuyuki Fujii
勝幸 藤井
Yuji Shinpo
雄二 新保
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却性能の向上を可能とする。 【解決手段】 対向する摺動板3,5間に放射状に複数
のリブ7,9を配設し、隣接するリブ7,9間にロータ
径方向内外端が開口したベンチホール11を有するブレ
ーキディスクロータ1において、リブ7,9のロータ内
周側の端部のリブ幅W1 に対してロータ外周側の端部の
リブ幅W3 が大きくなるように該リブを部分的に漸次拡
幅形成し、リブ7,9のロータ内周側の内端からロータ
外周側へリブ長Lの略1/3を上回って位置するリブ中
央部のリブ幅W2 が、ロータ内周側の端部のリブ幅W1
に対し同等以下となるように形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のディスク
ブレーキ装置のブレーキディスクロータに係り、特に、
対向する摺動板間に放射状のリブを設けることでリブ間
にベンチホールを形成し、このベンチホールを流れる冷
却風により、冷却性能の促進を図るようにしたベンチレ
ーテッド型のブレーキディスクロータに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブレーキディスクロータとして
は、特開平5−346126号公報等に示されているも
のがある。このブレーキディスクロータは、アウタ側摺
動板と、インナ側摺動板と、それらの間の複数のリブと
を有し、左右から摩擦パッドで挟圧できるように、ホイ
ールと平行な姿勢で車軸の端部に連結されている。前記
ブレーキディスクロータ(以下「ロータ」とも称す)で
は、リブが摺動板の半径方向に配置されており、リブ間
にベンチホールが形成されている。従って、ブレーキデ
ィスクロータの回転により冷却風がベンチホールをロー
タ内周側からロータ外周側へと通過し、ロータを冷却す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このブレー
キディスクロータでは、同ロータが回転した際に、ベン
チホールに角度を持って流入した冷却風が、リブに添っ
て半径方向へ流れベンチホールから流出する。この時、
冷却風はリブの内周側に対し、回転方向前方から角度を
持って流入するため、ベンチホール内でリブ側面には流
れの無い領域(剥離流領域)が形成される。
【0004】このため、従来のブレーキディスクロータ
は、冷却風の流速がほとんど0の剥離流領域と接する部
分が存在し、冷却風がベンチホールを通過する際の通気
抵抗が増大する可能性があった。
【0005】本発明は、上記事情を考慮し、ベンチホー
ル内の冷却風の通気抵抗を軽減し、冷却風の流れをスム
ーズにして、冷却性能の向上を図ることのできるブレー
キディスクロータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対向
する摺動板間に放射状に複数のリブを配設し、隣接する
リブ間にロータ径方向内外端が開口したベンチホールを
有するブレーキディスクロータにおいて、前記リブのロ
ータ内周側の端部のリブ幅に対してロータ外周側の端部
のリブ幅が大きくなるように該リブを部分的に漸次拡幅
形成し、該リブのロータ内周側の内端からロータ外周側
へリブ長の略1/3を上回って位置するリブ中央部のリ
ブ幅が、ロータ内周側の端部のリブ幅に対し同等以下と
なるように形成したことを特徴とする。
【0007】従って、ブレーキディスクロータの回転に
伴い遠心力によってベンチホール内をロータ内周側から
ロータ外周側に向かって冷却風が流れ、これによってリ
ブおよび摺動板が冷却される。
【0008】ここで、気流の説明をする。冷却風はロー
タ内周側から角度を持ってベンチホール内に流入する。
流入した流れは、リブに添ってロータ外周側へ流れる。
この流れの後半部分では、対向するリブの傾斜面が位置
しているため、流体のコアンダー効果により流れが傾斜
面に引き寄せられて、傾斜面側に偏向することになる。
流れの偏向により、傾斜面付近の剥離流領域の圧力が上
昇して、傾斜面からリブの側面に沿ってロータ内周側へ
向かう流れが生じる。この結果、冷却風の主流と相俟っ
て渦領域が形成される。渦領域の回転流による誘起速度
が主流の流速に加わる。このため、主流の流速が上昇す
る。また、外周側の偏向する流れにより、流路幅は、従
来の流れの状態に比べて拡大する。この結果、この部分
での通気抵抗が低減して、主流の流速が増大する。この
ように、冷却風は、渦による誘起流速の上昇により、冷
却効率が向上する。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のブレー
キディスクロータであって、前記リブは、ロータ内周側
の端部からロータ径方向のリブ中央部まで均一幅で形成
したことを特徴とする。
【0010】従って、請求項1の発明の作用に加え、リ
ブの形状を簡単にすることができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のブレー
キディスクロータであって、前記リブ中央部のリブ幅
を、ロータ内周側の端部のリブ幅よりも小さく形成した
ことを特徴とする。
【0012】従って、請求項1の発明の作用に加え、渦
流領域を形成する空間が広くなるため、渦流の回転流を
増大することができる。この結果、主流の流速の上昇が
促進される。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3記載のい
ずれかのブレーキディスクロータであって、前記リブ中
央部からロータ外周側の端部までリブ側面の形状を凹状
の曲面で形成したことを特徴とする。
【0014】従って、請求項1〜3のいずれかの発明の
作用に加え、外周側から内周側に向かう流れを整流する
ことができるため、渦流の形成が促進される。
【0015】請求項5の発明は、請求項3記載のブレー
キディスクロータであって、前記リブのロータ内周側の
端部からロータ外周側の端部までのリブ側面の形状を凹
状の曲面で形成したことを特徴とする。
【0016】従って、請求項3の発明の作用に加え、外
周側から内周側に向かう流れと渦流のリブ側面の流れを
整流することができ、さらに渦流領域を形成する空間を
広くとることができるため、渦流の形成が促進されると
共に渦流の回転流の増大による主流の流速上昇が促進さ
れる。
【0017】請求項6の発明は、請求項1〜5記載のい
ずれかのブレーキディスクロータであって、前記ベンチ
ホールのロータ外周側のホール幅を、同ロータ内周側の
ホール幅よりも大きく形成したことを特徴とする。
【0018】従って、請求項1〜5のいずれかの発明の
作用に加え、流路幅が内周側より外周側で広がり、通気
抵抗が減少し、主流の流速を増大することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、渦による誘起流速
の上昇により冷却効率を向上させることができる。
【0020】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、リブの構造を簡単にすることができる。
【0021】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、主流の流速の上昇が促進され、冷却性能をさ
らに向上することができる。
【0022】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかの発明の効果に加え、渦流の形成が促進され、冷却
性能をさらに向上することができる。
【0023】請求項5の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、渦流の形成が促進されると共に、渦流の回転
流の増大による主流の流速上昇が促進されて冷却性能を
さらに向上することができる。
【0024】請求項6の発明では、請求項1〜5のいず
れかの発明の効果に加え、ベンチホールの外周側での通
気低減による流速の上昇により冷却効率をさらに向上さ
せることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(実施
形態)を説明する。図1〜図3は本発明の一実施形態に
係り、図1はブレーキディスクロータの車幅方向から見
た要部拡大断面図、図2は車軸側への装着状態を示す縦
断面図、図3はブレーキディスクロータの縦断面図であ
る。
【0026】これら図1〜図3のようにブレーキディス
クロータ1は、アウタ側の摺動板3と、インナ側の摺動
板5とが対向し、これら対向する摺動板3,5間に放射
状に複数のリブ7,9が設けられ、隣接するリブ7,9
間に径方向内外端が開口したベンチホール11が設けら
れている。そして、ブレーキディスクロータ1はロード
ホイールWHと平行な姿勢で車軸WSの端部に連結さ
れ、左右から図示しない摩擦パッドで選択的に挟圧でき
るようになっている。ここで、各リブ7,9は摺動板
3,5の周方向へ傾くことなく、半径方向に沿って形成
され、これによりブレーキディスクロータ1は左右輪に
共用できるようになっている。前記リブ7,9の基本的
な幅W1 は略同一に形成され、周方向へ交互に配設され
ている。
【0027】前記リブ7は次のように形成されている。
【0028】リブ7のロータ内周側の端部のリブ幅W1
に対して、ロータ外周側の端部のリブ幅W3 が大きくな
るように部分的に漸次拡幅形成されている(条件1)。
【0029】又、リブ7のロータ内周側の内端からロー
タ外周側へリブ長の略1/3(L/3)を上回って位置
する{X>(L/3)}リブ中央部のリブ幅W2 がロー
タ内周側の端部のリブ幅W1 と同等(W2 =W1 )とな
るように端部から中央部までロータ径方向へ均一幅で形
成されている(条件2)。
【0030】前記リブ7のリブ中央部からロータ外周側
の端部までリブ7側面13の形状は直線状の傾斜面で形
成され、同内周側の端部からリブ中央部までのリブ側面
15の形状は平坦面で形成されている。
【0031】前記リブ9はロータ内周側の端部からロー
タ外周側の端部まで均一幅W1 で形成されている。
【0032】さらに、本実施形態ではベンチホール11
のロータ外周側のホール幅do が同ロータ内周側のホー
ル幅di よりも大きく形成されている(条件3)。
【0033】そして、図4に示すように、ブレーキディ
スクロータ1が矢印R方向に回転すると、遠心力によっ
てベンチホール11内をロータ内周側からロータ外周側
に向かって冷却風の主流F11が流れ、それにより、リブ
7,9および摺動板3,5が冷却される。
【0034】このときブレーキディスクロータ1の回転
に従い、主流F11はロータ内周側から角度を持ってベン
チホール11のロータ内周側の端部に流入する。流入し
た主流F11は、リブ9に沿って外周側へ流れる。この流
れの後半部分では、リブ7の側面13が位置しているた
め、流体のコアンダー効果により流れが傾斜面13に引
き寄せられて、主流F11はリブ7側に偏向することにな
る。
【0035】流れの偏向により、傾斜した側面13付近
の剥離流領域A11の圧力が上昇して、側面13に沿って
ロータ内周側の側面15に向かう流れが生じる。この結
果、渦領域A12が形成される。
【0036】該渦領域A12が形成されると、渦の回転流
による誘起速度VX が生じる。その結果、主流F11の速
度V0 に誘起速度VX が加わり、主流F11の流速が上昇
する。
【0037】また、ロータ外周側の偏向する流れによ
り、ベンチホール11内の流路幅は、流路幅B11からB
12に拡大する。この結果、この部分での通気抵抗が低減
して、主流F11の流速が増大する。
【0038】このように、冷却風の主流F11は、渦によ
る誘起流速の上昇と、外周部の通気抵抗低減による流速
との上昇とにより、冷却効率が向上する。
【0039】次に条件(1),(2),(3)の意義に
ついて図5〜図7を参照しながら説明する。尚、この図
5〜図7において仮定する形状を実線で示し、上記一実
施形態と対比する意味で、一実施形態の形状を一点鎖線
で示している。
【0040】図5に示すように、リブ7のロータ外周側
のリブ幅W3 がロータ内周側のリブ幅W1 と同等または
小さい(W3 ≦W1 )と仮定する(条件1が満たされな
い場合)。この仮定によるロータ外周側で冷却風F11
リブ7側へ偏向されることは無く、剥離流領域の圧力上
昇が生じないため、ロータ外周側からロータ内周側への
流れが発生せず、その結果下流領域も形成されず、冷却
風の主流F11の流速の上昇は期待できない。
【0041】又、図6に示すようにブレーキディスクロ
ータ1のリブ7のロータ内周側の内端からロータ外周側
へリブ長の略1/3(L/3)を下回って位置する部分
{X<(L/3)}のリブ幅W2 よりロータ内周側の端
部のリブ幅W1 が小さい(W2 >W1 )と仮定する(条
件2が満たされない場合)。この仮定によるとロータ径
方向のリブ中央部側面に形成される渦流領域A1 を形成
する空間が狭くなるため、冷却風の主流F11の主流速度
を加速させるに十分な誘起速度を持つ渦が形成されなく
なり、冷却風の主流F11の流速の上昇は期待することが
できない。
【0042】さらに、図7に示すようにベンチホール1
1のロータ内周側のホール幅di に対して、ロータ外周
側のホール幅do を小さくするようにリブ7が形成され
ていると仮定する(条件3が満たされない場合)。この
仮定によると主流F11がロータ外周側でリブ7に再付着
することになるため、流路幅が狭められて通気抵抗が上
昇し、主流F11の流速が低下する。
【0043】従って、少なくとも上記条件(1),
(2)が満たされた場合に始めてブレーキディスクロー
タ1の冷却風の主流F11の流速上昇を図ることができ、
冷却性能の向上が図れるのである。又、上記条件(3)
を加えることにより、通気抵抗が低減でき、さらに流速
の上昇が実現でき、冷却性能の一層の向上を図ることが
できるのである。
【0044】即ち、上記実施形態のブレーキディスクロ
ータ1によれば、ロータ外周側の流れを偏向させ、ベン
チホール11内に渦流領域A12を形成するようにしたの
で、冷却風の通気抵抗を低減することができ、さらに渦
流による冷却風の流速を上昇させることができて、冷却
性能を向上することができる。
【0045】図8〜図10は他の実施形態を示してい
る。尚、上記一実施形態と対応する構成部分には同符号
を付して説明し、また重複した説明は省略する。
【0046】図8に示す実施形態のブレーキディスクロ
ータ20ではロータ径方向のリブ中央部のリブ幅W2
ロータ内周側の端部のリブ幅W1 よりも小さく形成され
ている。尚、他の条件は上記実施形態と同様である。
【0047】そして、この実施形態の場合は、渦流領域
12を形成する空間がより広くなるため、渦流の回転流
を増大することができ、この結果上記実施形態の作用効
果に加え、冷却風の主流F11の流速の上昇が促進され、
冷却性能をさらに向上することができる。
【0048】図9に示す実施形態のブレーキディスクロ
ータ30では、ロータ径方向のリブ中央部からロータ外
周側の端部までリブ側面31の形状を凹状の曲面で形成
したものである。
【0049】この実施形態ではロータ外周側からロータ
内周側に向かう流れを凹状曲面のリブ側面31によって
整流することができるため、上記一実施形態の作用効果
に加え、渦流の形成が促進され、冷却性能をさらに向上
することができる。
【0050】図10に示す実施形態のブレーキディスク
ロータ40では、リブ中央部のリブ幅W2 がロータ内周
側の端部のリブ幅W1 よりも小さく形成され、さらにリ
ブ中央部からロータ外周側およびリブ中央部からロータ
内周側の側面41,43を同一の曲率を有する凹状の曲
面で形成したものである。
【0051】従って、リブ7のロータ内周側の端部から
ロータ外周側の端部までのリブ側面43,41の形状を
凹状の曲面で形成した構成となっている。従って、この
実施形態ではロータ外周側からロータ内周側に向かう流
れと、渦流のリブ側面41,43側の流れとを整流する
ことができ、さらに渦流領域A12を形成する空間を広く
することができるため、渦流の形成が促進されると共
に、渦流の回転流の増大による主流F11の流速上昇が促
進され、上記一実施形態の作用効果に加え、冷却性能を
さらに向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るブレーキディスクロ
ータの要部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るブレーキディスクロ
ータを車軸及びロードホイールと共に示す断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係るブレーキディスクロ
ータの断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係り、作用を説明する要
部拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施形態との比較を説明する要部断
面図である。
【図6】本発明の一実施形態との比較を説明する要部断
面図である。
【図7】本発明の一実施形態との比較を示す要部断面図
である。
【図8】他の実施形態に係る要部断面図である。
【図9】さらに他の実施形態に係る要部断面図である。
【図10】さらに他の実施形態に係る要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,20,30,40 ブレーキディスクロータ 3,5 摺動板 7,9 リブ 11 ベンチホール 13,15,31,41,43 リブ側面 W1 ロータ内周側端部のリブ幅 W2 リブ中央部のリブ幅 W3 ロータ外周側端部のリブ幅 L リブ長

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する摺動板間に放射状に複数のリブ
    を配設し、隣接するリブ間にロータ径方向内外端が開口
    したベンチホールを有するブレーキディスクロータにお
    いて、 前記リブのロータ内周側の端部のリブ幅に対してロータ
    外周側の端部のリブ幅が大きくなるように該リブを部分
    的に漸次拡幅形成し、 該リブのロータ内周側の内端からロータ外周側へリブ長
    の略1/3を上回って位置するリブ中央部のリブ幅が、
    ロータ内周側の端部のリブ幅に対し同等以下となるよう
    に形成したことを特徴とするブレーキディスクロータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブレーキディスクロータ
    であって、 前記リブは、ロータ内周側の端部からロータ径方向のリ
    ブ中央部まで均一幅で形成したことを特徴とするブレー
    キディスクロータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブレーキディスクロータ
    であって、 前記リブ中央部のリブ幅を、ロータ内周側の端部のリブ
    幅よりも小さく形成したことを特徴とするブレーキディ
    スクロータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のブレー
    キディスクロータであって、 前記リブ中央部からロータ外周側の端部までリブ側面の
    形状を凹状の曲面で形成したことを特徴とするブレーキ
    ディスクロータ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のブレーキディスクロータ
    であって、 前記リブのロータ内周側の端部からロータ外周側の端部
    までのリブ側面の形状を凹状の曲面で形成したことを特
    徴とするブレーキディスクロータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載のいずれかのブレーキ
    ディスクロータであって、 前記ベンチホールのロータ外周側のホール幅を、同ロー
    タ内周側のホール幅よりも大きく形成したことを特徴と
    するブレーキディスクロータ。
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