JPH09275664A - モータ制御システム - Google Patents

モータ制御システム

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JPH09275664A
JPH09275664A JP8025096A JP8025096A JPH09275664A JP H09275664 A JPH09275664 A JP H09275664A JP 8025096 A JP8025096 A JP 8025096A JP 8025096 A JP8025096 A JP 8025096A JP H09275664 A JPH09275664 A JP H09275664A
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JP
Japan
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motor
base
refrigerant
refrigerant passage
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP8025096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Hayashi
泰行 林
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP8025096A priority Critical patent/JPH09275664A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、長時間にわたってモータを効率
よく稼働させることができるモータ制御システムを提供
することを課題とする。 【解決手段】 コントローラ28からの指令によりコン
プレッサ22が駆動されてラジエータ21で冷却された
冷媒がコントロールバルブ24及び25を介してモータ
11のケーシング12内の冷媒通路14及びベース13
内の冷媒通路17に供給される。コントローラ28は第
1及び第2の温度センサ26及び27で検出された温度
がそれぞれ第1及び第2の設定値になるようにコンプレ
ッサ22の駆動及びコントロールバルブ24及び25に
おける流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータをコント
ローラで駆動制御するモータ制御システムに係り、特に
冷却装置を備えたモータ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御システムを図7に示
す。モータ1のケーシング内に形成された冷媒通路に配
管2を介してポンプ3とラジエータ4とが接続され、ポ
ンプ3によりモータ1とラジエータ4との間で水あるい
は油等の冷媒が循環されてモータ1が冷却される。モー
タ1にはワイヤハーネス5を介してコントローラ6が電
気的に接続されている。コントローラ6は、モータ1を
駆動制御するためのもので、冷却ファン7を備えたアル
ミベース8上に搭載されており、冷却ファン7の駆動に
よりコントローラ6で発生した熱がアルミベース8を介
して大気中に放散される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータ1を高効率で長
時間稼働させるためには、モータ1とコントローラ6と
をそれぞれ最適温度に保つ必要がある。しかしながら、
ポンプ3によりモータ1に冷媒を循環させる一方、冷却
ファン7でコントローラ6を冷却するだけでは、長時間
にわたってモータ1及びコントローラ6をそれぞれ最適
温度に保持することが困難であった。
【0004】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、長時間にわたってモータを効率よ
く稼働させることができるモータ制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るモータ制
御システムは、ケーシングに冷媒通路が形成されたモー
タと、内部に冷媒通路が形成されたベースと、ラジエー
タと、ラジエータにモータ及びベースの冷媒通路を並列
に接続する配管と、配管を介してラジエータとモータ及
びベースの冷媒通路との間で冷媒を循環させるコンプレ
ッサと、モータの冷媒通路とベースの冷媒通路に流れる
冷媒の流量比を調整するためのコントロールバルブと、
モータに設けられた第1の温度センサと、ベースに設け
られた第2の温度センサと、ベース上に搭載され且つモ
ータを駆動制御すると共に第1及び第2の温度センサで
検出された温度がそれぞれ第1及び第2の設定値になる
ようにコンプレッサ及びコントロールバルブを制御する
コントローラとを備えたものである。なお、モータとベ
ースとを一体にアルミダイカスト成形することもでき
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の一実施形
態に係るモータ制御システムを示す。モータ11のケー
シング12とベース13とが互いに一体にアルミダイカ
スト成形により形成されている。モータ11のケーシン
グ12内には、図2に示されるように、冷媒通路14が
形成されており、冷媒通路14の両端にそれぞれ配管1
5及び16が接続されている。一方、図3に示されるよ
うに、ベース13にも、その内部に冷媒通路17が形成
され、冷媒通路17の両端にそれぞれ配管18及び19
が接続されている。
【0007】図1に示されるように、配管15及び18
は一本の配管20に合流した状態で、ラジエータ21の
冷媒送入口に接続されている。ラジエータ21の冷媒送
出口にはコンプレッサ22が接続され、さらにコンプレ
ッサ22に接続された配管23が二股に分岐してそれぞ
れ配管16及び19に接続されている。これらの配管1
6及び19には、それぞれコントロールバルブ24及び
25が設けられている。これにより、モータ11内の冷
媒通路14とベース13の冷媒通路17とがラジエータ
21及びコンプレッサ22に並列に接続された冷媒の循
環経路が形成されている。
【0008】モータ11及びベース13には、それぞれ
の温度を検出するための第1の温度センサ26及び第2
の温度センサ27が設けられている。また、ベース13
にコントローラ28が搭載されており、このコントロー
ラ28にワイヤハーネス29を介してモータ11が電気
的に接続されると共にコンプレッサ22、コントロール
バルブ24及び25、第1及び第2の温度センサ26及
び27がそれぞれ電気的に接続されている。ラジエータ
21には、冷媒の液量を確保するためのリザーブタンク
30が連結されると共に、ラジエータ22に近接してフ
ァンシュラウド31が設けられている。なお、32は図
示しないバッテリ等からコントローラ28へ電源を供給
するためのワイヤハーネスである。
【0009】次に、このモータ制御システムの動作につ
いて説明する。まず、コントローラ28からの指令によ
りコンプレッサ22が駆動され、水あるいは油等からな
る冷媒が循環経路内を循環する。すなわち、ラジエータ
21を通過する際に冷媒が冷却され、さらにコンプレッ
サ22によって冷やされた後、コントロールバルブ24
及び25を介してそれぞれモータ11内の冷媒通路14
及びベース13の冷媒通路17に供給される。これらの
冷媒通路14及び17を通過した後、冷媒は配管15及
び18から配管20に合流し、再びラジエータ21に入
る。
【0010】ここで、冷媒通路14は、モータ11のケ
ーシング12内においてモータシャフトを支持するベア
リング部の周辺とケーシング12の外周面の内側に沿っ
て多数の通路に分岐されており、これらの通路を冷媒が
通過することにより、モータ11は全体的に効率よく冷
却される。同様に、冷媒通路17は、ベース13の内部
で多数の通路に分岐され、これらの通路を冷媒が通過す
ることにより、ベース13が全体的に効率よく冷却され
る。
【0011】このようにして冷却されたモータ11及び
ベース13の温度がそれぞれ第1及び第2の温度センサ
26及び27で検出され、コントローラ28に伝送され
る。コントローラ28には、予めモータ11の最適温度
を示す第1の設定値と、コントローラ28が最適温度と
なるときのベース13の温度を示す第2の設定値が記憶
されており、温度センサ26及び27で検出された温度
がそれぞれ第1及び第2の設定値になるようにコンプレ
ッサ22の駆動及びコントロールバルブ24及び25に
おける流量を制御する。
【0012】以上説明したように、このモータ制御シス
テムによれば、モータ11及びコントローラ28をそれ
ぞれの最適温度に保持することができ、モータ11を高
効率で長時間稼働させることが可能となる。
【0013】第1及び第2の温度センサ26及び27
は、それぞれ一つずつモータ11及びベース13に設け
たが、複数個の温度センサをモータ11とベース13に
それぞれ分散させて配設すれば、さらに正確に温度の管
理を行うことができる。
【0014】なお、モータ11のケーシング12とベー
ス13とを互いに一体に形成したが、これに限るもので
はなく、図4に示されるように、互いに独立に形成され
たモータ41とベース43とを別置きしても、同様の効
果が得られる。
【0015】また、図1のシステムでは、配管15及び
18内の冷媒が配管20内で合流し、配管23内の冷媒
が配管16及び19に分流するように構成されていた
が、配管20及び23の代わりに、図5に示されるよう
に中央に分離壁を設けて内部が2層に分離された配管3
5を使用することもできる。この場合、図6に示される
ように、配管35内の分離壁に開口部を形成すると共に
この開口部にヒンジ式に開閉する弁体36を設け、弁体
36の角度を制御自在としたものをコントロールバルブ
24及び25の代わりに配管35の任意の一カ所に配設
するとよい。弁体36の角度を調整することにより、配
管35の各層内の冷媒の流量比、すなわち、モータ11
の冷媒通路14とベース13の冷媒通路17に流れる冷
媒の流量比が制御される。このような配管35を用いる
と共に図6に示される構造のコントロールバルブを用い
ることにより、一つのコントロールバルブのみで済むと
いう利点が生じる。
【0016】なお、上記の説明では、冷媒によりモータ
及びコントローラを冷却する場合について述べたが、寒
冷地等においては、この発明のシステムによってモータ
及びコントローラを冷媒(温度媒体)で温めて最適温度
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るモータ制御システ
ムを示す斜視図である。
【図2】実施形態で用いられたモータ部分を示す斜視図
である。
【図3】実施形態で用いられたベース部分を示す斜視図
である。
【図4】他の実施形態におけるモータとベースとを示す
斜視図である。
【図5】配管の変形例を示す断面図である。
【図6】変形例に係る配管に使用されるコントロールバ
ルブを示す断面図である。
【図7】従来のモータ制御システムを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11,33 モータ 12 ケーシング 13,34 ベース 14,17 冷媒通路 15,16,18,19,20,23,35 配管 21 ラジエータ 22 コンプレッサ 24,25 コントロールバルブ 26 第1の温度センサ 27 第2の温度センサ 28 コントローラ 29,32 ワイヤハーネス 36 弁体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに冷媒通路が形成されたモー
    タと、 内部に冷媒通路が形成されたベースと、 ラジエータと、 前記ラジエータに前記モータ及び前記ベースの冷媒通路
    を並列に接続する配管と、 前記配管を介して前記ラジエータと前記モータ及び前記
    ベースの冷媒通路との間で冷媒を循環させるコンプレッ
    サと、 前記モータの冷媒通路と前記ベースの冷媒通路に流れる
    冷媒の流量比を調整するためのコントロールバルブと、 前記モータに設けられた第1の温度センサと、 前記ベースに設けられた第2の温度センサと、 前記ベース上に搭載され且つ前記モータを駆動制御する
    と共に前記第1及び第2の温度センサで検出された温度
    がそれぞれ第1及び第2の設定値になるように前記コン
    プレッサ及び前記コントロールバルブを制御するコント
    ローラとを備えたことを特徴とするモータ制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記モータと前記ベースとが一体にアル
    ミダイカスト成形されたことを特徴とする請求項1に記
    載のシステム。
JP8025096A 1996-04-02 1996-04-02 モータ制御システム Pending JPH09275664A (ja)

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