JPH07174099A - 真空ポンプの冷却装置 - Google Patents

真空ポンプの冷却装置

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JPH07174099A
JPH07174099A JP21689292A JP21689292A JPH07174099A JP H07174099 A JPH07174099 A JP H07174099A JP 21689292 A JP21689292 A JP 21689292A JP 21689292 A JP21689292 A JP 21689292A JP H07174099 A JPH07174099 A JP H07174099A
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JP
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cooling
vacuum pump
heat exchanger
liquid
cooling liquid
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JP21689292A
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Masatoshi Sotozaki
雅敏 外崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から冷却水を導くための配管工事を省略
でき、真空ポンプの設置場所の制約を受けず、複数個所
に冷却部を形成した真空ポンプであっても、その複数個
の冷却部を個々に適正温度に、確実に冷却し得る真空ポ
ンプの冷却装置を提供すること。 【構成】 複数個の冷却部を形成した真空ポンプにおい
て、第1,第2の熱交換器15a,15bと、これら第
1,第2熱交換器15a,15bに対向させて配置され
た第1,第2の冷却ファン16a,16bとを備えた空
冷式熱交換器を設置し、前記第1,第2の熱交換器15
a,15bと真空ポンプの各冷却部とを、第1,第2の
熱交換器15a,15bに取り付けられた給液通路17
a,17bと冷却液循環ポンプ13を含む冷却液循環系
統により完全閉ループに接続し、前記第1,第2の冷却
ファン16a,16bの動力源を個々に制御する冷却フ
ァン制御部20を設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造装置
の排気ポンプとして用いられる真空ポンプの冷却装置に
係り、さらに詳しくは吐出口を大気圧近傍の圧力で運転
する真空ポンプの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライ型の真空ポンプは、吸気口から流
入する気体が通過する流路に油や水が無いため、クリー
ンな真空が得られるという優れた特性を持っている。一
方、このドライ型の真空ポンプは気体を圧縮する際の発
熱を取り去る効果がなくなるため、ポンプ内の温度が高
くなり、またモータにより駆動されるため、ポンプ内部
およびモータ部を冷却する必要がある。その冷却装置と
しては、従来特開昭64−24181号公報、特開平1
−195993号公報および特開平3−290091号
公報に記載の技術がある。
【0003】前掲特開昭64−24181号公報に記載
の技術では、真空ポンプの周りに水冷ジャケットを設
け、真空ポンプの外部に恒温槽を設置し、この恒温槽と
水冷ジャケットとを給水路と排水路とにより連結してい
る。また、真空ポンプの吐出口側には吐出側温度センサ
を設け、恒温槽側には温度コントロール部を設け、前記
吐出側温度センサと温度コントロール部とを、温度フィ
ードバック回路を介して接続している。そして、吐出側
温度センサにより真空ポンプの吐出口付近の温度を検出
し、その検出値を温度フィードバック回路を通じて温度
コントロール部に送り、この温度コントロール部により
恒温槽から給水路→水冷ジャケット→排水路に流れる水
量を制御し、吐出口付近の温度を所定温度に制御するよ
うにしている。
【0004】一方、前掲特開平1−195993号公報
に記載の技術では、ベース部上にポンプ本体を据え付
け、ベース部下にオイルタンクを連設し、前記ベース部
とオイルタンクの少なくとも一方に冷却水パイプを巻装
し、前記ポンプ本体の外筒部外周にも冷却水パイプを巻
装し、各冷却水パイプに冷却水を流し、冷却するように
している。
【0005】他方、前掲特開平3−290091号公報
に記載の技術では、真空ポンプの外周に冷却ジャケット
を設け、真空ポンプの外部にオイルクーラを設置してい
る。前記オイルクーラと冷却ジャケットとを、オイルポ
ンプを有する給油系統と、排油系統とにより閉ループに
接続している。前記オイルクーラには、給水管と排水管
とを結び、給水管を通じてオイルクーラに、その外部よ
り冷却水を挿通するようになっている。そして、オイル
ポンプを有する給油系統を通じて前記冷却ジャケットに
冷却液体として油を送り、この油により、気体を圧縮す
ることによってポンプ機構部の周りに発生した熱を奪
い、高温になった油を排油系統を通じてオイルクーラに
導き、このオイルクーラで高温の油と冷却水とを熱交換
し、油を冷却したのち、その油をオイルポンプを通じて
再び循環させるようにしている。
【0006】また、同じく特開平3−290091号公
報には、真空ポンプの他の冷却装置も記載されている。
すなわち、真空ポンプの外部に水タンクを設置し、この
水タンクとポンプ機構部のステータの外周に設けられた
冷却ジャケットとを、給液ポンプを有する給水系統と、
排水系統とにより閉ループに接続している。前記水タン
クには給水管と、温調弁を有する排水管とを設け、水タ
ンクに外部より冷却水を入れ、冷却ジャケットに供給す
る水の温度を冷却するようにしている。前記温調弁は、
水タンクから排出する水量を制御し、水タンク内の水温
を調整するようになっている。そして、この冷却装置で
は水タンク内の水を、給液ポンプを有する給水系統を通
じて冷却ジャケット内に水を供給し、この水により、気
体を圧縮することによってポンプ機構部の周りに発生し
た熱を奪い、高温になった水を(温水)を排水系統を通
じて水タンクに戻す。ついで、水タンクに戻した温水
と、給水管を通じて水タンク内に導入した冷却水とを混
合し、さらに温調弁を通じて水タンクから排水する水量
を調整することによって、水タンク内の水温を調整した
うえで、その水を再び給液ポンプを介して循環させるよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
は真空ポンプの発熱部を、外部から供給された水により
冷却するか、または真空ポンプの発熱部に送る冷却液
を、外部から供給された水で温度調整するようにしてい
る。
【0008】したがって、従来技術では真空ポンプの設
置時、外部から導く水の流入,流出配管工事を行わなけ
ればならず、その配管工事に多くの機材や手数を要する
問題がある。また、外部から冷却用または温度調整用の
水を導くための配管工事を少なくするには、真空ポンプ
を冷却水源に近い場所に設置しなければならず、その場
合には真空ポンプの設置場所に制約を受けるという問題
が生じる。さらに、季節により冷却水源の気温が異なっ
たり、冷却水源の近くに水温を左右するような熱源が存
在したり、冷却水源の水量が大幅に変動するような場合
には、真空ポンプの冷却温度にバラツキが生じ、思わぬ
事態が生じる可能性がある。そして、従来技術ではその
いずれも、真空ポンプの複数個所に冷却部を形成した場
合に、その冷却部を個々に適正温度に冷却することが難
しいという問題もある。
【0009】本発明の目的は、外部から冷却水を導くた
めの配管工事を省略でき、真空ポンプの設置場所の制約
を受けず、複数個所に冷却部を形成した真空ポンプであ
っても、その複数個の冷却部を個々に適正温度に、しか
も確実に冷却し得る真空ポンプの冷却装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的は、熱交換器
と、この熱交換器に対向させかつ互いに間隔をおいて配
置された複数個の冷却ファンとを備えた空冷式熱交換器
を設置し、前記熱交換器と真空ポンプの各冷却部とを、
熱交換器における互いに異なる位置に取り付けられた給
液通路を有する冷却液循環系統により完全閉ループに接
続するとともに、前記冷却ファンの動力源を個々に制御
し、真空ポンプの各冷却部に供給する冷却液の温度を調
整する制御部を設けたことにより、達成される。
【0011】また、前記目的は熱交換器と、この熱交換
器に対向させて配置された冷却ファンとを備えた空冷式
熱交換器を設置し、前記熱交換器と真空ポンプの各冷却
部とを、熱交換器に取り付けられた給液通路を有する冷
却液循環系統により完全閉ループに接続するとともに、
前記熱交換器に取り付けられた給液通路側に冷却液流量
制御手段を設け、この冷却液流量制御手段を制御し、真
空ポンプの各冷却部に冷却液を適正流量配分する制御部
を設けたことによっても、達成される。
【0012】さらに、本発明の目的は前記冷却液流量制
御手段として電磁流量制御弁を用い、前記冷却ファンま
たは冷却液流量制御手段の制御部としてマイコンを用
い、前記真空ポンプの冷却器と熱交換器と冷却液循環系
統の少なくとも一つに状態変化検出器を設け、この状態
変化検出器を制御部に接続することにより、前記状態変
化検出器として温度センサを用い、前記冷却液として
水,エチレングリコール,アルコール,鉱物油の単体ま
たはこれらの混合物を用い、前記冷却ファンを電気式,
流体式,油圧式または燃焼式動力源により駆動するよう
に構成することによって、より良く達成される。
【0013】
【作用】本発明では、熱交換器と、複数個の冷却ファン
とを備えた空冷式熱交換器を設置している。また、前記
熱交換器と、真空ポンプの複数個の冷却部とを、冷却液
循環系統により完全閉ループに接続している。前記冷却
液循環系統における熱交換器と各冷却部とを結ぶ給液通
路を、熱交換器における互いに異なる位置に取り付けて
いる。さらに、前記冷却ファンの動力源を制御部により
個々に制御し、真空ポンプの各冷却部に供給する冷却液
の温度を調整するようにしている。
【0014】このように、本発明では空冷式熱交換器を
用い、しかも冷却液を循環させる回路を完全閉ループに
構成しているので、外部から冷却水を導くための配管工
事を省略できるし、真空ポンプを冷却水源近くに設置す
る必要がないので、真空ポンプの設置場所の自由度を広
げることができる。また、熱交換器と真空ポンプの各冷
却部とを結ぶ給液通路を、熱交換器における互いに異な
る位置に取り付け、さらに熱交換器に対向させかつ互い
に間隔をおいて配置された複数個の冷却ファンの動力源
を、制御部により個々に制御するようにしているので、
真空ポンプの複数個所に形成された各冷却部を個々に適
正温度に、確実に冷却することができる。
【0015】また、本発明では冷却液循環系統の給液通
路側に冷却液流量制御手段を設け、この冷却液流量制御
手段を制御部により、真空ポンプの各冷却部に冷却液を
適正流量配分すべく制御するようにしている。
【0016】したがって、この発明によっても、真空ポ
ンプの複数個所に形成された各冷却部を個々に適正温度
に、確実に冷却することができる。
【0017】さらに、本発明では冷却液流量制御手段と
して電磁流量制御弁を用い、前記制御部としてマイコン
を用いており、それぞれ真空ポンプの各冷却部を適正温
度に、より一層確実に冷却することが可能となる。
【0018】さらにまた、本発明では前記真空ポンプの
冷却部と熱交換器と冷却液循環系統の少なくとも一つ
に、状態変化検出器を設け、この状態変化検出器を前記
制御部に接続しており、また前記状態変化検出器として
温度センサを用いているので、それぞれ真空ポンプの各
冷却部を適正温度に、より一層確実に冷却することが可
能となる。
【0019】そして、本発明では前記冷却液として水,
エチレングリコール,アルコール,鉱物油の単体または
これらの混合物を用いており、また前記冷却ファンを電
気式,流体式,油圧式または燃焼式動力源により駆動す
るようにしているので、それぞれ真空ポンプの各冷却部
を適正温度に、より一層確実に冷却することが可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0021】図1は本発明の第1の実施例を示す縦断側
面図、図2は要部である冷却装置の系統図である。
【0022】その図1に示す真空ポンプでは、ハウジン
グ1は円筒体1aと、上端板1bと、下端板1cとで構
成されている。前記上端板1bには、吸気口2が形成さ
れており、下端板1cには排気口3が形成され、また下
端板1cの下方にはモータハウジング4が設けられてい
る。
【0023】前記モータハウジング4の内部は、仕切り
板によりモータ室27と、油タンク21とに区画されて
いる。前記ハウジング1の下端板1cにはころがり軸受
5aが設けられ、前記仕切り板にはころがり軸受5bが
設けられている。さらに、前記仕切り板には油通過孔が
形成されている。
【0024】前記ころがり軸受5a,5bにはモータシ
ャフト22が支持されている。このモータシャフト22
は、前記モータ室27内に設置されたロータ用のモータ
6に連結されている。また、前記モータシャフト22の
内部には油通路23が形成され、さらにモータシャフト
22における前記下端板1c寄りの部分には油通路23
の開口端24が設けられており、しかもモータシャフト
22の下端部は前記油タンク21内に溜められた潤滑油
の中に挿入されている。
【0025】前記モータシャフト22におけるハウジン
グ1の円筒体1a側に延びている部分には、ロータ7が
取り付けられている。一方、前記円筒体1aの内部に
は、ロータ7を囲むようにステータ8が取り付けられて
いる。そして、前記ロータ7とステータ8とにより、ポ
ンプ機構部9が構成されている。
【0026】前記ポンプ機構部9と、下端版1cに設け
られたころがり軸受5a間には、軸封部25が設けられ
ている。この軸封部25には、下端版1cに形成された
シールガス供給口26を通じて外部からシールガスが供
給されるようになっている。このシールガスとしては、
吸気口2から吸入される気体と反応することがないよう
に、乾燥窒素などが用いられる。
【0027】前記真空ポンプには、図1に示すように、
発熱部を冷却する冷却部として、ポンプ機構部9のステ
ータ8の外周に冷却ジャケット10が形成され、モータ
ハウジング4の外周にモータ冷却部11が形成され、油
タンク21の外周に潤滑油冷却部12が形成されてい
る。
【0028】一方、真空ポンプの冷却装置は図1および
図2に示すように、真空ポンプ取り付け架台14上に設
置された空冷式熱交換器と、モータハウジング4の下方
の外周部に取り付けられた冷却液循環ポンプ13を含む
冷却液循環系統と、状態変化検出器である第1,第2の
温度センサ19a,19bと、冷却ファン制御部20と
を備えて構成されている。
【0029】前記空冷式熱交換器は、図2に示すよう
に、シリーズに連結された第1,第2の熱交換器15
a,15bと、第1,第2の熱交換器15a,15bに
対向させて配置された第1,第2の冷却ファン16a,
16bとで構成されている。この第1,第2の熱交換器
15a,15bには、好ましくは一般乗用車に使用され
ているような、ラジエータが用いられる。前記第1,第
2の冷却ファン16a,16bは、動力源である電動機
により回転駆動されるようになっている。
【0030】前記冷却液循環系統は、第1の熱交換器1
5aと前記ポンプ機構部9のステータ8の外周に形成さ
れた冷却ジャケット10の下部とを結ぶ給液通路17a
と、第2の熱交換器15bとモータハウジング4の外周
に形成されたモータ冷却部11とを結ぶ給液通路17b
と、前記モータ冷却部11とモータハウジング4の下方
の油タンク21の外周に形成された潤滑油冷却部12と
を結ぶ給液通路17cと、前記冷却ジャケット10の上
部に結ばれた排出通路18aと、前記潤滑油冷却部12
に結ばれた排出通路18bと、前記排出通路18a,1
8bと第1の熱交換器15aの入口側とを結ぶ排出通路
18cと、この排出通路18cの途中に設けられた冷却
液循環ポンプ13とにより完全閉ループに構成されてい
る。
【0031】前記第1の温度センサ19aは、第1の熱
交換器15aの出口側に挿入されており、前記第2の温
度センサ19bは第2の熱交換器15bの出口側に挿入
されていて、当該第1,第2の熱交換器15a,15b
内の冷却液の温度を検出し、その検出値を冷却ファン制
御部20に送り込むようになっている。
【0032】前記冷却ファン制御部20には、マイコン
が用いられている。そして、この冷却ファン制御部20
は第1,第2の温度センサ19a,19bからそれぞれ
第1,第2の熱交換器15a,15b内の冷却液の温度
を個別に取り込み、その検出値に基づいて第1,第2の
冷却ファン16a,16bの電動機を個々に制御し、第
1,第2の冷却ファン16a,16bを介して第1,第
2の熱交換器15a,15b内の冷却液をそれぞれ設定
温度に調整するようになっている。
【0033】前記冷却液には、例えば水,エチレングリ
コール,アルコール,鉱物油の単体またはこれらの混合
物が用いられるが、好ましくは防食性がありかつ経年劣
化に強く、エンジン冷却用として使用されているエチレ
ングリコールが用いられる。
【0034】次に、前記第1の実施例の真空ポンプおよ
び冷却装置の動作を説明する。
【0035】真空ポンプに起動指令が発せられると、モ
ータ6が高速回転し、これに連結されたロータ7がモー
タ6の回転力を受けて高速回転する。
【0036】前記ロータ7が回転すると、ハウジング1
に設けられた吸気口2から気体が吸い込まれる。この吸
気口2から吸い込まれた気体は、ロータ7とステータ8
から成るポンプ機構部9の流路内で順次圧縮され、ハウ
ジング1に設けられた排気口3を通って大気へ排出され
る。
【0037】一方、モータ6の回転に伴い、油タンク2
1内の潤滑油がモータシャフト22に形成された油通路
23をリフトコーン作用により上昇し、油通路23の上
部の開口端24から飛散し、モータシャフト22のころ
がり軸受5a,5bに供給され、各ころがり軸受5a,
5bを潤滑しかつ冷却する。
【0038】他方、ハウジング1の下端板1cに形成さ
れシールガス供給口26に外部からシールガスが供給さ
れ、そのシールガスはポンプ機構部9ところがり軸受5
a間に設けられた軸封部25に供給され、この軸封部2
5で上下2方向に分かれて流れる。前記軸封部25で分
かれたシールガスの一部は、ポンプ機構部9へ流入し、
吸気口2から吸入した気体と一緒に排気口3から排気さ
れ、残りは上部のころがり軸受5aを通ってモータ室2
7へ流入する。この2方向に分かれて流れるシールガス
によりころがり軸受5aに供給された潤滑油がポンプ機
構部9に流入するのを防ぐとともに、吸気口2から吸入
した気体がモータ室27に流入するのを防止している。
【0039】以上の動作中、排気過程において、ロータ
7が高速回転している部分では気体が高温になり、その
熱がステータ7に伝導され、そのままでは気体温度が高
くなり、ポンプ機構部9での圧縮性能が低下し、ポンプ
性能の低下または熱変形によりロータ7とステータ8と
が接触するおそれがある。したがって、冷却ジャケット
10を介してポンプ機構部9の周りを冷却し、一定温度
に保つ必要がある。
【0040】しかし、例えば真空ポンプの吸気口2が半
導体製造装置のアルミドライエッチング装置の反応炉に
連結されている場合は、エッチング後の反応生成物とし
て塩化アルミニウム(Alcl3)が生成される。この
場合、冷却温度が低いとAlcl3が固体化し、ステー
タ8の内壁にAlcl3が付着堆積し、ロータ7とステ
ータ8間で固着を惹き起こすという問題があり、冷却ジ
ャケット10の冷却温度をモータ6の冷却温度に対して
ある程度高めに維持する必要がある。したがって、モー
タ冷却部6と冷却ジャケット10に流入させる冷却液の
温度を異なる温度に調整する必要がある。
【0041】そこで、この第1の実施例の冷却装置で
は、冷却液循環系統を通じて冷却ジャケット10とモー
タ冷却部11とに異なる温度の冷却液を供給し得るよう
にしている。
【0042】すなわち、冷却液循環ポンプ13から圧送
された冷却液は、第1の熱交換器15aに流入する。こ
の第1の熱交換器15aに流入した冷却液は、第1の冷
却ファン16aにより冷却され、その冷却液の一部は給
液通路17aを通って冷却ジャケット10の下部に流入
し、上部に向かって流れる。前記冷却ジャケット10内
に流入した冷却液は、ポンプ機構部9で発生した気体の
圧縮熱を奪い、温度が上昇し、温まった冷却液は冷却ジ
ャケット10の上部より排出通路18a→排出通路18
cを通り、冷却液循環ポンプ13により第1の熱交換器
15aに循環する。
【0043】前記第1の熱交換器15aで冷却された冷
却液の残部は、第2の熱交換器15bに流入する。この
第2の熱交換器15bに流入した冷却液は、第2の冷却
ファン16bにより冷却され、給液通路17bを通じて
モータ冷却部11に流入する。
【0044】このモータ冷却部11に流入した冷却液
は、モータ6で発生した熱を奪ったのち、給液通路17
cを通って潤滑油冷却部12に流入する。この潤滑油冷
却部12に流入した冷却液は、油タンク21内の潤滑油
を冷却したのち、排出通路18b→排出通路18cに流
れ、この排出通路18cで冷却ジャケット10から排出
された冷却液と合流し、冷却液循環ポンプ13により再
び第1の熱交換器15aへ循環する。
【0045】また、前記第1の熱交換器15aで冷却さ
れた冷却液の温度は、第1の熱交換器15aの出口側に
挿入された第1の温度センサ19aにより検出され、そ
の検出値は冷却ファン制御部20に送り込まれる。さら
に、前記第2の熱交換器15bで冷却された冷却液の温
度は、第2の熱交換器15bの出口側に挿入された第2
の温度センサ19bにより検出され、この検出値も冷却
ファン制御部20に送り込まれる。
【0046】而して、冷却ファン制御部20では、第1
の温度センサ19aから送り込まれた検出値に基づき、
第1の熱交換器15a内の冷却液を、冷却ジャケット1
0の冷却に適する設定温度に冷却すべく、第1の冷却フ
ァン16aの電動機の回転数を制御する。また、同冷却
ファン制御部20は第2の温度センサ19bから送り込
まれた検出値に基づき、第2の熱交換器15b内の冷却
液を、モータ冷却部11や潤滑油冷却部12の冷却に適
する設定温度に冷却すべく、前記第1の冷却ファン16
aの電動機とは別に第2の冷却ファン16bの電動機の
回転数を制御する。これにより、冷却ジャケット10
と、モータ冷却部11や潤滑油冷却部12に、それぞれ
適正温度の冷却液を供給することができる。
【0047】また、この第1の実施例の冷却装置では、
完全閉ループに構成しているので、従来技術においては
必要であった外部から冷却水を導くための配管工事を省
略することができるし、真空ポンプを冷却水の水源近く
に設置する必要がなく、したがって真空ポンプの設置場
所の自由度を広げることができる。
【0048】さらに、この第1の実施例では、図1に示
すように、真空ポンプ取り付け架台14上に空冷式熱交
換器を取り付け、モータハウジング4の外周の一部に冷
却液循環ポンプ13を取り付けているので、真空ポンプ
とその冷却装置とをコンパクトにまとめることができ
る。
【0049】ついで、図3は本発明の第2の実施例を示
すもので、要部の系統図である。
【0050】この図3に示す第2の実施例では、第2の
熱交換器15bのほぼ中間部に、冷却ジャケット10に
冷却液を供給する給液通路17aが結ばれている。な
お、モータ冷却部11や潤滑油冷却部12に冷却液を供
給する給液通路17bは、前記第1の実施例と同様、第
2の熱交換器15bの出口側の部分に結ばれている。
【0051】ところで、真空ポンプの吸気口2が半導体
製造装置のシリコンエッチング装置の反応炉に連結され
ている場合は、弗素系ガスが使用されることが多く、反
応炉より酸性雰囲気のガスが流入する。この場合、ロー
タ7とステータ8の設定温度が高いと、ポンプ部品の酸
化が促進され、ポンプ部品の母材が腐食し、真空ポンプ
の性能が低下する問題がある。その場合、冷却ジャケッ
ト10に流入する冷却液の温度を低く抑える必要があ
り、第1の熱交換器15aだけでは冷却能力が足りない
場合がある。
【0052】そこで、この第2の実施例では第2の熱交
換器15bの途中から冷却ジャケット10に冷却液を流
入させるようにしているので、低温の冷却液を供給する
ことが可能となる。
【0053】なお、この第2の実施例の他の構成,作用
については、前記第1の実施例と同様である。
【0054】続いて、図4は本発明の第3の実施例を示
すもので、要部の系統図である。
【0055】この図4に示す第3の実施例では、空冷式
熱交換器が1個の熱交換器15と、これに対向させて配
置された1個の冷却ファン16とで構成されている。
【0056】前記熱交換器15の出口側の部分には、給
液通路17が接続されており、この給液通路17には冷
却ジャケット10に冷却液を供給する給液通路17a
と、モータ冷却部11側に冷却液を供給する給液通路1
7bとが結ばれている。また、熱交換器15の出口側に
は、状態変化検出器として温度センサ19が挿入されて
いる。
【0057】前記給液通路17aには、冷却液流量制御
手段として電磁流量制御弁29が設けられている。前記
電磁流量制御弁29には、冷却水流量制御部30が接続
されており、この冷却水流量制御部30にはマイコンが
用いられている。また、冷却水流量制御部30には前記
温度センサ19が接続されており、前記冷却水流量制御
部30は温度センサ19により検出された冷却液の温度
に基づいて、冷却ジャケット10とモータ冷却部11側
に冷却液を適正流量配分するように構成されている。
【0058】この第3の実施例における他の構成は、前
記第1の実施例と同様である。
【0059】前記構成の第3の実施例では、冷却液循環
ポンプ13から圧送された冷却液は熱交換器15に流入
する。
【0060】前記熱交換器15に流入した冷却液は、冷
却ファン16により冷却され、給液通路17から取り出
され、ついで給液通路17a,17bに分岐される。
【0061】そして、温度センサ19により熱交換器1
5で冷却された冷却液の温度が検出され、その検出値は
冷却水流量制御部30に送り込まれる。この冷却水流量
制御部30では、熱交換器15で冷却された冷却液の温
度が設定以上のときは、冷却ジャケット10に分配する
冷却液の流量を増加させるべく、電磁流量制御弁29の
開度を制御する。一方、熱交換器15で冷却された冷却
液の温度が設定値未満のときは、冷却ジャケット10に
分配する冷却液の流量を減少させるべく、電磁流量制御
弁29の開度を制御する。なお、前記冷却ジャケット1
0に分配する冷却液の流量を増加させると、モータ冷却
部11側に分配される冷却液の流量が相対的に減少し、
反対に冷却ジャケット10に分配する冷却液の流量を減
少させると、モータ冷却部11に分配される冷却液の流
量が相対的に増加する。これにより、冷却ジャケット1
0に供給される冷却液の流量を適正に制御し、真空ポン
プの冷却上、最も重要なポンプ機構部9を適正温度に的
確に冷却することが可能となる。
【0062】この第3の実施例の他の作用については、
前記第1の実施例と同様である。
【0063】なお、本発明では冷却ファンの動力源は、
図面に示す電気式としての電動機に限らず、流体式、油
圧式または燃焼式等のいずれであってもよい。
【0064】また、状態変化検出器も図面に示す温度セ
ンサに限らず、熱歪センサ等を用いてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、空冷式熱交換器を用い、しかも冷却液を循
環させる回路を完全閉ループに構成しているので、外部
から冷却水を導くための配管工事を省略し得る効果があ
り、真空ポンプを冷却水源近くに設置する必要がないの
で、真空ポンプの設置場所の自由度を広げることができ
るという効果もある。また、熱交換器と真空ポンプの各
冷却部とを結ぶ給液通路を、熱交換器における互いに異
なる位置に取り付け、さらに熱交換器に対向させかつ互
いに間隔をおいて配置された複数個の冷却ファンの動力
源を、制御部により個々に制御するようにしているの
で、真空ポンプの複数個所に形成された各冷却部を個々
に適正温度に、しかも確実に冷却し得る効果もある。
【0066】また、本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、冷却液循環系統の給液通路側に冷却液流量制御手段
を設け、この冷却液流量制御手段を制御部により、真空
ポンプの各冷却部に冷却液を適正流量配分するように制
御するようにしているので、この発明によっても真空ポ
ンプの複数個所に形成された各冷却部を個々に適正温度
に、確実に冷却し得る効果がある。
【0067】さらに、本発明の請求項3記載の発明によ
れば、前記真空ポンプの冷却部として、少なくともステ
ータの周りに形成された冷却ジャケットと、ロータ用の
モータの周りに形成されたモータ冷却部と、油タンクの
周りに形成された潤滑油冷却部とを有しているので、こ
れらの冷却部をそれぞれ適正温度に、確実に冷却し得る
効果がある。
【0068】また、本発明の請求項4記載の発明によれ
ば、前記冷却液流量制御手段として電磁流量制御弁を用
い、さらに本発明の請求項5記載の発明によれば、前記
制御部としてマイコンを用い、さらにまた本発明の請求
項6記載の発明によれば、前記真空ポンプの冷却部と熱
交換器と冷却液循環系統の少なくとも一つに状態変化検
出器を設け、この状態変化検出器を前記制御部に接続し
ており、また本発明の請求項7記載の発明によれば、前
記状態変化検出器として温度センサを用い、さらに本発
明の請求項8記載の発明によれば、前記冷却液として
水,エチレングリコール,アルコール,鉱物油の単体ま
たは混合物を用い、そして本発明の請求項9記載の発明
では、前記冷却ファンを電気式,流体式,油圧式,燃焼
式動力源のいずれかにより駆動するように構成している
ので、それぞれ真空ポンプの各冷却部を適正温度に、よ
り一層確実に冷却し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断側面図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の要部である冷却装置の系統
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すもので、要部であ
る冷却装置の系統図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示すもので、要部であ
る冷却装置の系統図である。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…吸気口、3…排気口、6…モー
タ、7…ロータ、8…ステータ、9…ポンプ機構部、1
0…冷却ジャケット、11…モータ冷却部、12…潤滑
油冷却部、13…冷却液循環ポンプ、15a,15b…
第1,第2の熱交換器、15…熱交換器、16a,16
b…第1,第2の冷却ファン、16…冷却ファン、1
7,17a,17b,17c…給液通路、18a,18
b,18c…排出通路、19,19a,19b…温度セ
ンサ、20…冷却ファン制御部、29…電磁流量制御
弁、30…冷却水流量制御部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の冷却部を形成した真空ポンプに
    おいて、熱交換器と、この熱交換器に対向させかつ互い
    に間隔をおいて配置された複数個の冷却ファンとを備え
    た空冷式熱交換器を設置し、前記熱交換器と真空ポンプ
    の各冷却部とを、熱交換器における互いに異なる位置に
    取り付けられた給液通路を有する冷却液循環系統により
    完全閉ループに接続するとともに、前記冷却ファンの動
    力源を個々に制御し、真空ポンプの各冷却部に供給する
    冷却液の温度を調整する制御部を設けたことを特徴とす
    る真空ポンプの冷却装置。
  2. 【請求項2】 複数個の冷却部を形成した真空ポンプに
    おいて、熱交換器と、この熱交換器に対向させて配置さ
    れた冷却ファンとを備えた空冷式熱交換器を設置し、前
    記熱交換器と真空ポンプの各冷却部とを、熱交換器に取
    り付けられた給液通路を有する冷却液循環系統により完
    全閉ループに接続するとともに、前記熱交換器に取り付
    けられた給液通路側に冷却液流量制御手段を設け、この
    冷却液流量制御手段を制御し、真空ポンプの各冷却部に
    冷却液を適正流量配分する制御部を設けたことを特徴と
    する真空ポンプの冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記真空ポンプの冷却部として、少なく
    ともステータの周りに形成された冷却ジャケットと、ロ
    ータ用のモータの周りに形成されたモータ冷却部と、油
    タンクの周りに形成された潤滑油冷却部とを設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の真空ポンプの冷却
    装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却液流量制御手段として、電磁流
    量制御弁を用いたことを特徴とする請求項2記載の真空
    ポンプの冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部として、マイコンを用いたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の真空ポンプの冷
    却装置。
  6. 【請求項6】 前記真空ポンプの冷却部と熱交換器と冷
    却液循環系統の少なくとも一つに状態変化検出器を設
    け、この状態変化検出器を前記制御部に接続したことを
    特徴とする請求項1または2記載の真空ポンプの冷却装
    置。
  7. 【請求項7】 前記状態変化検出器として、温度センサ
    を用いたことを特徴とする請求項6記載の真空ポンプの
    冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却液として、水,エチレングリコ
    ール,アルコール,鉱物油の単体とこれらの混合物のい
    ずれかを用いたことを特徴とする請求項1または2記載
    の真空ポンプの冷却装置。
  9. 【請求項9】 前記冷却ファンを電気式,流体式,油圧
    式,燃焼式動力源のいずれかにより駆動するように構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の真空ポン
    プの冷却装置。
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