JPH09263926A - 溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめっき方法 - Google Patents
溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめっき方法Info
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- JPH09263926A JPH09263926A JP7345496A JP7345496A JPH09263926A JP H09263926 A JPH09263926 A JP H09263926A JP 7345496 A JP7345496 A JP 7345496A JP 7345496 A JP7345496 A JP 7345496A JP H09263926 A JPH09263926 A JP H09263926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊り橋ケーブル用鋼線に優れた耐食性を付与
することにより、ストランドの沿岸における保管期間の
延長を可能とし、現行の吊り橋を凌ぐ規模の長大な吊り
橋であっても、ケーブルを健全なまま架設することを可
能とする。 【解決手段】 鋼線の表面にＮｉめっき層（Ｎｉ付着量
で０．２〜２ｇ／ｍ2 ）、その上にＭｇ：０．０５〜３
重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含有する溶融Ｚｎ−
Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層（めっき付着量で１００〜４
００ｇ／ｍ2 ）を有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っき鋼線。鋼線に上記の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っきを施すには、鋼線の表面に無電解処理によりＮｉ付
着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっきを施した後、そ
の鋼線を、Ｍｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜
１重量％を含み、浴温が３８０〜５００℃である溶融Ｚ
ｎめっき浴中に浸漬することにより、Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ
系合金めっきを１００〜４００ｇ／ｍ2 付着させる。
することにより、ストランドの沿岸における保管期間の
延長を可能とし、現行の吊り橋を凌ぐ規模の長大な吊り
橋であっても、ケーブルを健全なまま架設することを可
能とする。 【解決手段】 鋼線の表面にＮｉめっき層（Ｎｉ付着量
で０．２〜２ｇ／ｍ2 ）、その上にＭｇ：０．０５〜３
重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含有する溶融Ｚｎ−
Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層（めっき付着量で１００〜４
００ｇ／ｍ2 ）を有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っき鋼線。鋼線に上記の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っきを施すには、鋼線の表面に無電解処理によりＮｉ付
着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっきを施した後、そ
の鋼線を、Ｍｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜
１重量％を含み、浴温が３８０〜５００℃である溶融Ｚ
ｎめっき浴中に浸漬することにより、Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ
系合金めっきを１００〜４００ｇ／ｍ2 付着させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、長大吊り橋ケーブ
ルの鋼線に用いる溶融Ｚｎめっき鋼線および溶融Ｚｎめ
っき方法に関するものである。
ルの鋼線に用いる溶融Ｚｎめっき鋼線および溶融Ｚｎめ
っき方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、長大吊り橋ケーブルは、ストラ
ンドと呼ばれる鋼線の平行結束体を一方の岸壁から他方
の岸壁まで一本づつ所定本数まで架設した後、これらの
ストランドをケーブルバンドにより結束して用いられ
る。そのため、架設前のケーブルはストランド毎に保管
される。ところが、ストランドの保管場所は架設工事の
現地であることが多く、特に海峡横断橋の場合には、海
岸壁のような高濃度の海塩粒子が浮遊する過酷な腐食環
境で保管されることが多い。しかも、その保管期間は通
常数年間に及ぶ。したがって、このような腐食環境の中
でストランドの構成単位である鋼線を腐食のない健全な
状態に保つ為に、従来から溶融Ｚｎめっきが施されてき
た。
ンドと呼ばれる鋼線の平行結束体を一方の岸壁から他方
の岸壁まで一本づつ所定本数まで架設した後、これらの
ストランドをケーブルバンドにより結束して用いられ
る。そのため、架設前のケーブルはストランド毎に保管
される。ところが、ストランドの保管場所は架設工事の
現地であることが多く、特に海峡横断橋の場合には、海
岸壁のような高濃度の海塩粒子が浮遊する過酷な腐食環
境で保管されることが多い。しかも、その保管期間は通
常数年間に及ぶ。したがって、このような腐食環境の中
でストランドの構成単位である鋼線を腐食のない健全な
状態に保つ為に、従来から溶融Ｚｎめっきが施されてき
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、過酷な腐食
環境下に数年以上も保管されると、溶融Ｚｎめっきを施
した鋼線であっても局所的な腐食が散見されることがあ
る。そこで、本発明は、従来よりもさらに耐食性に優れ
た溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめ
っき方法を提供する。
環境下に数年以上も保管されると、溶融Ｚｎめっきを施
した鋼線であっても局所的な腐食が散見されることがあ
る。そこで、本発明は、従来よりもさらに耐食性に優れ
た溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめ
っき方法を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋼線の表面に
Ｎｉ付着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっき層、その
上にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量
％を含有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層をめ
っき付着量で１００〜４００ｇ／ｍ2 有することを特徴
とする溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線である。
また、本発明は、前記の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っき鋼線のめっき方法として、鋼線の表面に無電解処理
によりＮｉ付着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっきを
施した後、浴温が３８０〜５００℃で、Ｍｇ：０．０５
〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含む溶融Ｚｎめ
っき浴中に浸漬し、１００〜４００ｇ／ｍ2 のめっきを
付着させることを特徴とする鋼線に溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａ
ｌ系合金めっきをする方法である。
Ｎｉ付着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっき層、その
上にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量
％を含有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層をめ
っき付着量で１００〜４００ｇ／ｍ2 有することを特徴
とする溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線である。
また、本発明は、前記の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金め
っき鋼線のめっき方法として、鋼線の表面に無電解処理
によりＮｉ付着量で０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっきを
施した後、浴温が３８０〜５００℃で、Ｍｇ：０．０５
〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含む溶融Ｚｎめ
っき浴中に浸漬し、１００〜４００ｇ／ｍ2 のめっきを
付着させることを特徴とする鋼線に溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａ
ｌ系合金めっきをする方法である。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明のめっき鋼線は、鋼線の表
面にＮｉ：０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっき層、その上
にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％
を含有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層を有す
る。鋼線表面のＮｉ付着量は、０．２ｇ／ｍ2 未満では
不めっきが生じやすい。一方、２ｇ／ｍ2 を超えるとめ
っきの密着性が低下する。従って、Ｎｉめっき量は０．
２〜２ｇ／ｍ2 とする。次に、Ｎｉめっき層の上に施す
Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層において、ＭｇとＡｌ
の量的関係を規定することによって、従来よりも耐食性
を向上させることができる。
面にＮｉ：０．２〜２ｇ／ｍ2 のＮｉめっき層、その上
にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％
を含有する溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層を有す
る。鋼線表面のＮｉ付着量は、０．２ｇ／ｍ2 未満では
不めっきが生じやすい。一方、２ｇ／ｍ2 を超えるとめ
っきの密着性が低下する。従って、Ｎｉめっき量は０．
２〜２ｇ／ｍ2 とする。次に、Ｎｉめっき層の上に施す
Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層において、ＭｇとＡｌ
の量的関係を規定することによって、従来よりも耐食性
を向上させることができる。
【０００６】Ｍｇの含有量は、耐食性の向上のためには
０．０５重量％以上が必要である。しかし、３重量％を
超えるとめっき層が脆くなって密着性が低下する。従っ
て、Ｍｇの含有量は０．０５〜３重量％とする。また、
Ａｌの含有量は、少なすぎても、また多すぎても耐食性
の向上効果が得にくいので、０．１〜１重量％とする。
０．０５重量％以上が必要である。しかし、３重量％を
超えるとめっき層が脆くなって密着性が低下する。従っ
て、Ｍｇの含有量は０．０５〜３重量％とする。また、
Ａｌの含有量は、少なすぎても、また多すぎても耐食性
の向上効果が得にくいので、０．１〜１重量％とする。
【０００７】次に、前述した本発明の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−
Ａｌ系合金めっきを鋼線に施すめっき方法について説明
する。まず、Ｎｉをめっきする方法は、良好なめっき外
観を得るために無電解めっき法を採用する。無電解Ｎｉ
めっき浴としては、特に限定しないが、硫酸ニッケルを
含ませ、浴温９０〜９１℃，ｐＨ４．５〜５の条件で３
０秒ほど浸漬してＮｉめっきするとよい。
Ａｌ系合金めっきを鋼線に施すめっき方法について説明
する。まず、Ｎｉをめっきする方法は、良好なめっき外
観を得るために無電解めっき法を採用する。無電解Ｎｉ
めっき浴としては、特に限定しないが、硫酸ニッケルを
含ませ、浴温９０〜９１℃，ｐＨ４．５〜５の条件で３
０秒ほど浸漬してＮｉめっきするとよい。
【０００８】Ｎｉめっき層の上に、溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａ
ｌ系合金めっきを施すに際しては、溶融Ｚｎめっき浴中
にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％
を含有させる。めっき浴温は３８０〜５００℃とする。
３８０℃未満では、溶融Ｚｎめっき浴の流動性が低く、
良好なめっき外観が得られない。一方、５００℃を超え
ると鋼線の強度が低下する恐れがある。
ｌ系合金めっきを施すに際しては、溶融Ｚｎめっき浴中
にＭｇ：０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％
を含有させる。めっき浴温は３８０〜５００℃とする。
３８０℃未満では、溶融Ｚｎめっき浴の流動性が低く、
良好なめっき外観が得られない。一方、５００℃を超え
ると鋼線の強度が低下する恐れがある。
【０００９】Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌめっき浴中への鋼線の浸
漬時間は、０．５〜１０分がよい。０．５分未満では、
めっきの密着性が低下し、１０分を超えるとめっき層が
脆くなる。Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっきの付着量は、
きず付き等のめっきへの機械的なダメージを考慮して１
００ｇ／ｍ2 以上とする。また、あまり厚目付にすると
めっき表面の平滑性が損なわれることがあるので、３５
０ｍｇ／ｍ2 を上限とする。
漬時間は、０．５〜１０分がよい。０．５分未満では、
めっきの密着性が低下し、１０分を超えるとめっき層が
脆くなる。Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっきの付着量は、
きず付き等のめっきへの機械的なダメージを考慮して１
００ｇ／ｍ2 以上とする。また、あまり厚目付にすると
めっき表面の平滑性が損なわれることがあるので、３５
０ｍｇ／ｍ2 を上限とする。
【００１０】
【実施例】次に、本発明を実施例にもとづいて詳細に説
明する。 実施例１ 直径５ｍｍの鋼線を１０％ＨＣｌ水溶液で酸洗した後、
めっき前処理として無電解Ｎｉめっきを行った。無電解
Ｎｉめっき浴は、硫酸ニッケル（２５ｇ／ｌ），次亜リ
ン酸ナトリウム（２０ｇ／ｌ）およびクエン酸ナトリウ
ム（１０ｇ／ｌ）の組成とし、ｐＨを約５に調整した。
浴の温度は９０℃とし、鋼線を３０秒間浸漬して処理し
た。次に、Ｍｇ−Ａｌの組成を調整した溶融Ｚｎめっき
浴（４５０℃）に、上述の前処理を施した鋼線を３分間
浸漬してめっき（めっき付着量約３５０ｇ／ｍ2 ）し
た。その後、これらのめっき鋼線の耐食性を調べるため
に塩水噴霧試験を行った。試験条件は、温度３０℃，塩
水濃度５％とし、１０００Ｈｒ試験後の赤錆の発生率を
目視で評価した。表１に評価結果を示すが、この表か
ら、Ｍｇの含有量が０．０５〜３重量％およびＡｌの含
有量が０．１〜１重量％の範囲内において、良好な耐食
性が得られ、この範囲を外れると赤錆の発生が多くなる
ことが判明した。
明する。 実施例１ 直径５ｍｍの鋼線を１０％ＨＣｌ水溶液で酸洗した後、
めっき前処理として無電解Ｎｉめっきを行った。無電解
Ｎｉめっき浴は、硫酸ニッケル（２５ｇ／ｌ），次亜リ
ン酸ナトリウム（２０ｇ／ｌ）およびクエン酸ナトリウ
ム（１０ｇ／ｌ）の組成とし、ｐＨを約５に調整した。
浴の温度は９０℃とし、鋼線を３０秒間浸漬して処理し
た。次に、Ｍｇ−Ａｌの組成を調整した溶融Ｚｎめっき
浴（４５０℃）に、上述の前処理を施した鋼線を３分間
浸漬してめっき（めっき付着量約３５０ｇ／ｍ2 ）し
た。その後、これらのめっき鋼線の耐食性を調べるため
に塩水噴霧試験を行った。試験条件は、温度３０℃，塩
水濃度５％とし、１０００Ｈｒ試験後の赤錆の発生率を
目視で評価した。表１に評価結果を示すが、この表か
ら、Ｍｇの含有量が０．０５〜３重量％およびＡｌの含
有量が０．１〜１重量％の範囲内において、良好な耐食
性が得られ、この範囲を外れると赤錆の発生が多くなる
ことが判明した。
【００１１】
【表１】
【００１２】実施例２ 実施例１と同様な条件で無電解Ｎｉめっきした鋼線を表
２に示す条件で溶融Ｚｎめっきした。その後、めっき外
観および耐食性を評価した。耐食性の評価は実施例１と
同じ条件で行った。また、鋼線のめっきによる強度低下
の有無についても、引張試験において確認した。以上の
評価結果を表２に示す。本発明のめっき方法による溶融
Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線は、めっき外観，耐
食性に優れ、強度低下もなく良好な性能を有する。
２に示す条件で溶融Ｚｎめっきした。その後、めっき外
観および耐食性を評価した。耐食性の評価は実施例１と
同じ条件で行った。また、鋼線のめっきによる強度低下
の有無についても、引張試験において確認した。以上の
評価結果を表２に示す。本発明のめっき方法による溶融
Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線は、めっき外観，耐
食性に優れ、強度低下もなく良好な性能を有する。
【００１３】
【表２】
【００１４】
【発明の効果】本発明の鋼線は、その表面にＮｉめっき
層、その上に溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層を施
すことにより、優れた耐食性を有し、沿岸における吊り
橋ケーブル用ストランドの保管期間を延長することが可
能となり、現行の吊り橋を凌ぐ規模の長大な吊り橋であ
っても、ケーブルを健全な状態のまま架設することが可
能となる。
層、その上に溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき層を施
すことにより、優れた耐食性を有し、沿岸における吊り
橋ケーブル用ストランドの保管期間を延長することが可
能となり、現行の吊り橋を凌ぐ規模の長大な吊り橋であ
っても、ケーブルを健全な状態のまま架設することが可
能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 康秀 千葉県富津市新富20−１ 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼線の表面にＮｉ付着量で０．２〜２ｇ
／ｍ2 のＮｉめっき層、その上にＭｇ：０．０５〜３重
量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含有する溶融Ｚｎ−Ｍ
ｇ−Ａｌ系合金めっき層をめっき付着量で１００〜４０
０ｇ／ｍ2 有することを特徴とする溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａ
ｌ系合金めっき鋼線。 - 【請求項２】 請求項１記載の溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系
合金めっき鋼線のめっき方法として、鋼線の表面に無電
解処理によりＮｉ付着量で０．２〜２ｇ／ｍ 2 のＮｉめ
っきを施した後、浴温が３８０〜５００℃で、Ｍｇ：
０．０５〜３重量％，Ａｌ：０．１〜１重量％を含む溶
融Ｚｎめっき浴中に浸漬し、１００〜４００ｇ／ｍ2 の
めっきを付着させることを特徴とする鋼線に溶融Ｚｎ−
Ｍｇ−Ａｌ系合金めっきをする方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345496A JPH09263926A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345496A JPH09263926A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09263926A true JPH09263926A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13518711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7345496A Withdrawn JPH09263926A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 溶融Ｚｎ−Ｍｇ−Ａｌ系合金めっき鋼線およびそのめっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09263926A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005091308A1 (en) * | 2004-03-15 | 2005-09-29 | Nv Bekaert Sa | Cable with steel core with increased yield strength for aluminum conductor |
| US7300706B2 (en) * | 2004-02-04 | 2007-11-27 | Nv Bekaert Sa | High-carbon steel wire with nickel sub coating |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP7345496A patent/JPH09263926A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7300706B2 (en) * | 2004-02-04 | 2007-11-27 | Nv Bekaert Sa | High-carbon steel wire with nickel sub coating |
| WO2005091308A1 (en) * | 2004-03-15 | 2005-09-29 | Nv Bekaert Sa | Cable with steel core with increased yield strength for aluminum conductor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |