JPH09263250A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH09263250A
JPH09263250A JP7302396A JP7302396A JPH09263250A JP H09263250 A JPH09263250 A JP H09263250A JP 7302396 A JP7302396 A JP 7302396A JP 7302396 A JP7302396 A JP 7302396A JP H09263250 A JPH09263250 A JP H09263250A
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gear
shaft
electric power
power steering
steering device
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JP7302396A
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Kazuya Shibayama
和也 柴山
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Jtekt Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊理論歯形歯車を用いたコンパクトな電動
パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 ステアリングシャフトの回転を、シャフ
トに固定した電動モータの出力歯車とからなる減速機構
を介して補助する電動パワーステアリング装置におい
て、電動モータがステアリングコラムと平行に配置し、
前記減速機構の歯車を特殊理論歯形の平歯車又ははすば
歯車で形成するとともに、減速機構を収納するハウジン
グ3内の出力歯車22と従動歯車21の軸をそれぞれ回
転可能に嵌合するガイドプレート24を設けて構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車における電
動パワーステアリング装置に関するもので、特にその減
速機構に特殊理論歯形歯車を用いてコンパクト化した電
動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のパワーステアリング装置は、ス
テアリングホイールの操作力を軽減して操向性能を向上
させる装置であり、一般的には油圧を用いるが、軽自動
車にあっては電動モータを用いた電動パワーステアリン
グ装置が提供されている。
【0003】従来の電動パワーステアリング装置は、電
動モータの回転をウオームギヤを介してステアリングシ
ャフトを回転させるようにしている。この減速機構は、
ウオームギヤのトルク伝達効率が低いため(60〜80
%)、減速比を不変とすれば、より大きなモータ出力ト
ルクが必要となり、結果的にモータ外径が大きくなるか
ら、コンパクト化に欠けるという問題点があった。そこ
で、駆動用モータをコラムと平行に取り付け、減速機構
として平歯車を使用するものが多々提供されている(実
開昭62−144773号、実開昭58−149255
号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】平歯車を利用すると、
トルク伝達効率が高いため(約95%)、その分モータ
出力トルクが減り、モータのコンパクト化が可能とな
る。しかし、この減速機構は、モータピニオンギヤとそ
れに噛合するギヤの1段で必要な減速比を成立させよう
とすると、ピニオンギヤの最小歯数がインボリュート歯
形だと限られるため、ギヤの外径が大きくなり、依然と
してコンパクト化に欠けると云う問題点があった。ま
た、1段構成を断念して中間ギヤを介在させると、バッ
クラッシの増加やコストアップという新たな問題点があ
った(実開平1−145668号公報参照)。
【0005】そこで、この発明は特殊理論歯形歯車を電
動パワーステアリング装置に応用することにより上記問
題点の解決を図ろうとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は電動モータがステアリングコラムと平行
に配置され前記減速機構の歯車を特殊理論歯形の平歯車
又ははすば歯車で形成するとともに、減速機構を収納す
るハウジング内の出力歯車と従動歯車の軸をそれぞれ回
転可能に嵌合するガイドプレートを設けたことを特徴と
しており、インボリュート歯形とは異なる平歯車又はは
すば歯車であって、特殊理論歯形歯車を用いて1段の減
速機構を形成する。特殊理論歯形歯車は最小歯数が4枚
で形成でき、ギヤの外径を小さくできるために、減速機
構の小型化ができる。
【0007】そして、従動歯車を固定するステアリング
シャフトにガイドプレートを嵌合し、そのガイドプレー
トに出力歯車を回転可能に嵌合することで、出力歯車と
従動歯車との軸心間距離を精度高く保持でき耐久性の低
下を防止する。
【0008】さらに、従動歯車に噛合すべき出力歯車を
複数、すなわち、出力歯車を有する電動モータを複数配
置しこの複数の電動モータをコントローラにより選択的
に回転駆動させることにより、小さなトルクの補助で足
りるときはその内の一個が、大きなトルクを必要とする
ときは複数個が駆動されて補助することができる。
【0009】また、従動歯車は鉄製リングの外周部に樹
脂の平歯車又ははすば歯車が一体形成され、鉄製リング
をシャフトに圧入してなり、歯車に作用するトルクが所
定値を越えると鉄製リングとシャフトの間でスリップさ
せることを特徴としており、電動モータを使用すること
によるそのロックが生じてステアリングシャフトの回転
が妨害される懸念を除去する。
【0010】したがって、電動モータのロックが生じた
ときでも、ステアリングホイールを回転させる力が所定
値を越えると、鉄製リングがステアリングシャフトとの
間でスリップしてステアリングホイールを回転できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図
に基づき説明する。図1,2に示すように、ステアリン
グコラム1のロアジャケット2の下端部に、筒部3aを
嵌着してハウジング3を固定するとともに、筒部3aに
軸受4を介してステアリングシャフト5が回転自在に支
承され、ステアリングシャフト5の下端部は軸受4aを
介在して端板3bで支承され、端板3bはハウジング3
に嵌着されている。
【0012】ステアリングシャフト5の下端部には軸孔
5aが形成され、この軸孔5a内にトーションバー6が
挿入されてその上端部がピン7で連結されている。トー
ションバー6の下端部の外周面にはセレーション6aが
形成され、このセレーション6aと係合するセレーショ
ンを内周面に形成した穴8aを有するシャフト8が連結
されている。
【0013】シャフト8とステアリングシャフト5の端
面は所定の間隔を有して異形嵌合しており、ステアリン
グシャフト5とシャフト8の回転差が所定値になると当
接して直接トルクの伝達が行われる。シャフト8はセレ
ーション係合により自在継手9に締結されている。自在
継手9には中間シャフト(図示略)が連結され、この中
間シャフトにはステアリングギヤボックスに接続され
る。ステアリングシャフト5の上端部はロアジャケット
2を貫通してその上端部にステアリングホイール(図示
略)が軸着されている。
【0014】前記ハウジング3内には公知のセンサー機
構が形成されている。すなわち、シャフト8に有底筒形
のセンサー内蔵シャフト10が嵌合固着され、このセン
サー内蔵シャフト10は軸受11を介してハウジング3
に回転可能に支承されている。センサー内蔵シャフト1
0の内底部にはコイルばね12が圧接し、このコイルば
ね12に当接する断面L字形のリング13がシャフト8
付近でカラー14を介してステアリングコラム5に軸方
向移動可能に嵌合している。
【0015】カラー14には軸方向移動可能にステアリ
ングシャフト5に嵌合する摺動カラー15が係合し、こ
の摺動カラー15に設けた周溝にポテンショメータ16
のセンサアーム16aが係合している。そして、カラー
14の周面には直径方向で相対向して穴17が形成さ
れ、この穴17内にほぼ同径のボール18が挿入されて
いる。一方、摺動カラー15に面するステアリングシャ
フト5にはボール18が転動する断面半円形の溝5bを
直径方向で相対向して略らせん状に形成してある。
【0016】コントローラ19は、図2に示すように、
ステアリングコラムの上方側において、ハウジング3に
固定されるブラケット40を介しステアリングコラム1
と平行に配置される。コントローラ19はインストルメ
ントパネル41の下部に収納できる。
【0017】ついで、センサー内蔵シャフト10には鉄
製リング20が圧入して嵌着され、この鉄製リング20
の外周部には樹脂製の特殊理論歯形の平歯車又ははすば
歯車からなる従動歯車21が一体成形されている。そし
て、この従動歯車21に噛合する特殊理論歯形の平歯車
又ははすば歯車からなる出力歯車(モータピニオンギ
ヤ)22がハウジング3に回転可能に軸支され、この出
力歯車22は電動モータ23から突出している。電動モ
ータ23はハウジング3にステアリングコラムと平行に
配置されている。
【0018】センサー内蔵シャフト10と出力歯車22
の軸心間距離の精度を高く保持するため、センサー内蔵
シャフト10にガイドプレート24を回動可能に嵌合
し、このガイドプレート24をCリング25で抜け止め
する。ガイドプレート24の周縁部には出力歯車22の
端部が回転可能に嵌合される。したがって、出力歯車2
2とセンサー内蔵シャフト10の軸心間距離は精度よく
一定に保持されて変化することなく、これにより、歯車
の耐久性を向上させるものである。
【0019】センサー内蔵シャフト10に圧入した鉄製
リング20は歯車に作用するトルクが所定値を越えると
スリップを生じるように設定される。すなわち、通常の
電動モータ23の駆動トルクではスリップを生じること
はないが、万一、電動モータ23がロックした場合に、
ステアリングホイールを所定値以上の力で操作すること
で、センサー内蔵シャフト10と鉄製リング20の間で
スリップを生じ、ステアリングホイールからの操舵を可
能としている。
【0020】したがって、操向のためステアリングホイ
ールを介しステアリングシャフト5を軸中心で回転させ
ると、トーションバー6をねじりながらステアリングシ
ャフト5が回転し、このトーションバー6のねじれによ
るステアリングシャフト5とセンサー内蔵シャフト10
の回転差によって略らせん状の溝5bとボール18を介
してカラー14及び摺動カラー15がコイルばね12を
圧縮又は伸長してステアリングシャフト5の軸方向へ移
動することにより、ポテンショメーター16のセンサア
ーム16aがステアリングシャフト5の右回転又は左回
転を検出し、この信号をコントローラ19に入力する。
コントローラ19は電動モータ23に正回転又は逆回転
の駆動を指令する。そのため、電動モータ23が正回転
又は逆回転駆動し、出力歯車22が従動歯車21を回転
させてトーションバー6のねじれをなくす方向へセンサ
ー内蔵シャフト10を回転させる。したがって、ステア
リングホイールを回転させる力の軽減がなされるという
ものである。
【0021】次にこの発明の他の実施の形態例について
説明すると、図3に示すように、ロアジャケット2の下
端部にハウジング30の筒部31を嵌合して固定し、こ
のハウジング30に直径方向で相対向して形成したモー
タ固定部32,32にそれぞれ電動モータ33,33を
固定する。電動モータ33の出力歯車34は特殊理論歯
形の平歯車であって、モータ固定部32に形成した透孔
からハウジング30内へ突出している。なお、電動モー
タ33の数は2個以上の複数であって、ハウジング30
の周方向へ一定間隔で配置する。また、電動モータ33
は前例同様にコントローラで制御される。
【0022】一方、ステアリングシャフト5の下端部に
は前例同様にトーションバー6を介してシャフト8が連
結され、シャフト8には自在継手9が連結されている。
さらに、シャフト8に固定されたセンサー内蔵シャフト
10に鉄製リング20が圧入され、鉄製リング20には
樹脂製の特殊理論歯形の平歯車からなる従動歯車21が
一体成形され、この従動歯車21に前記複数の出力歯車
34が噛合する。センサー内蔵シャフト10は前例同様
にセンサーを形成する部品が関係し、トーションバー6
のねじれをコントローラに入力する。
【0023】さらに、ステアリングシャフト5と出力歯
車34との軸心間距離を常に一定に精度高く保持するた
めに、ガイドプレート35をセンサー内蔵シャフト10
に回動可能に嵌合し、このガイドプレート35をCリン
グ25で抜け止めをする。ガイドプレート35は複数の
出力歯車34を回転可能に嵌合する透孔を有する。ステ
アリングシャフト5には、図示しないが、下端部に自在
継手を介して中間シャフトが連結され、また、上端部に
ステアリングホイールが軸着されることは前例と同じで
ある。
【0024】そこで操向のため、ステアリングホイール
を回転させるとステアリングシャフト5が回転し、トー
ションバー6にねじりが生じてこれを検出したコントロ
ーラ19が電動モータ33を駆動し、出力歯車34が従
動歯車21を回転させてセンサー内蔵シャフト10が回
転することにより、シャフト8を介して自在継手9が回
転するために、ステアリングホイールを回転させる力の
軽減がなされるというものである。
【0025】そして、ステアリングシャフト5の回転力
を大きく必要とする場合には複数の電動モータ33,3
3のすべてを駆動させるとともに、小さな回転力で足り
る場合にはいずれか一つの電動モータ33を駆動させる
ようにコントローラ6で制御することができる。これに
より、一つの電動モータ33の出力トルクを小さくでき
るため、電動モータ33の小型化が図れる。
【0026】なお、特殊理論歯形の歯車について説明す
ると、このギヤは新しい歯形理論から生まれた高耐久歯
歯車であり、図4に示したように、出力歯車22は全部
で例えば6枚の歯部22aを有し、また、これと噛合す
る被駆動側の従動歯車21は全部で例えば50枚の歯部
21aを有して構成されている。歯形曲線の曲率が歯タ
ケ方向に周期的に増減する連続且つ微分可能な函数であ
ることを特徴とする歯歯車であり、特公平2−1574
3号公報に掲載された公知の歯車である。
【0027】そこで、この特殊理論歯形の歯車の概要
を、小守勉氏の論文(1990年発行の機械設計誌)から
引用すれば、図5に示したように、基準ラック歯形は、
ピッチ線P.Lとの交点に対して点対称になるよう配置
される。点対称とすることにより、歯元部は凹面に、歯
末部は凸面になる。この基準ラック歯形は、連続して微
小区間に区切られたインボリュート曲線から構成され、
実線で示したmn間が区切られた数番目(i番目)のイ
ンボリュート曲線の詳細を示している。ms間は、Ogt
を中心とする半径Gtの基礎円からできるインボリュー
ト曲線で、sn間は、Og'tを中心とする半径G1の基礎
円からできるインボリュート曲線である。歯形上のmn
点における曲率中心は、ピッチ線上に位置するようにな
っている。mn間の長さは、圧力角のパラメータである
角度デルタの大きさによって調整される。
【0028】図6は、微小区間に区切られたインボリュ
ート曲線が、接続されていく過程を示す図である。破曲
線部は前述のmnにつながるインボリュート曲線であ
る。この前後の破曲線が、m点若しくはn点に接続する
条件は、m点或いはn点で曲率半径が等しく、その中心
がピッチ線上にあることである。また、基礎円半径Gt
の大きさは圧力角の関数とし、GtからGt+2に変わる。
図のn’点でも曲率中心がピッチ線上にあり、以後この
パターンを繰り返し、ラック歯形を形成していく。
【0029】図7は前述の原理にしたがって描いた基準
ラック歯形である。斜線は小区間に区切られたインボリ
ュート曲線の接合点の曲率半径を示している。図からも
判るように、歯形の曲率中心がピッチ線上に多数存在し
ている。このラック歯形をラック工具(ホブ歯形)に置
き換えて考えてみると、このラック工具により歯切りさ
れた歯歯車は、ピッチ円上に歯形の曲率中心が多数存在
することになる。したがって、一対の歯歯車の噛合にお
いては、全接続点で相対曲率が0であり、凹面と凸面と
のかみあいとなる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、電動モ
ータとステアリングコラムとを平行に配置し、減速機構
の歯車を特殊理論歯形の平歯車又ははすば歯車で形成す
るとともに、減速機構を収納するハウジング内の出力歯
車と従動歯車の軸をそれぞれ回転可能に嵌合するガイド
プレートを設けたから、ギヤの外径が小さくなり、その
ため電動ステアリング装置のコンパクト化が可能とな
る。
【0031】また、出力歯車と従動歯車の軸心間距離の
精度を、ガイドプレートを使用することにより向上させ
るようにしたので、歯車の耐久性が向上する。そして、
減速機構に平歯車又ははすば歯車をしようしているた
め、トルク伝達効率が高くなり、その分、モータ出力ト
ルクを減少できるので、電動モータの小型化及び低コス
ト化ができる。
【0032】また、従動歯車は鉄製リングの外周部に樹
脂の歯車が一体形成されるとともに、鉄製リングをシャ
フトに圧入してなり、歯車に作用するトルクが所定値を
越えると鉄製リングとシャフトの間でスリップするた
め、万一、電動モータがロックした場合でも、ステアリ
ングホイールを操作して操舵トルクを伝達できる。した
がって、従来使用していたクラッチを廃止することがで
き、これにより低コスト化ができる。
【0033】さらに、コントローラをハウジング上に一
体化することにより、例えば助手席のグローブボックス
の下側等の、従来のコントローラの位置を考慮せずとも
よく、ユニットとして小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例を示す断面平面図
【図2】図1の断面側面図
【図3】この発明の他の実施の形態例を示す断面平面図
【図4】特殊理論歯形歯車の歯形図
【図5】特殊理論歯形の理論の説明図
【図6】特殊理論歯形の理論の説明図
【図7】特殊理論歯形の理論の説明図
【符号の説明】
1…ステアリングコラム 2…ロアジャケット 3…ハウジング 5…ステアリングシャフト 6…トーションバー 8…シャフト 9…自在継手 10…センサー内蔵シャフト 20…鉄製リング 21…従動歯車 22,34…出力歯車 23,33…電動モータ 24,35…ガイドプレート 25…Cリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトの回転をシャフト
    に固定した従動歯車と電動モータの出力歯車とからなる
    減速機構を介して補助する電動パワーステアリング装置
    において、電動モータがステアリングコラムと平行に配
    置され前記減速機構の歯車を特殊理論歯形の平歯車又は
    はすば歯車で形成するとともに、減速機構を収納するハ
    ウジング内の出力歯車と従動歯車の軸をそれぞれ回転可
    能に嵌合するガイドプレートを設けたことを特徴とする
    電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 電動モータが複数であって、その出力歯
    車がそれぞれ従動歯車に噛合しており、この複数の電動
    モータがコントローラにより選択的に回転駆動されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング
    装置。
  3. 【請求項3】 コントローラが減速機構のハウジングと
    一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項2
    記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 従動歯車は鉄製リングの外周部に樹脂の
    歯車が一体形成されるとともに、鉄製リングをシャフト
    に圧入してなり、歯車に作用するトルクが所定値を越え
    ると鉄製リングとシャフトの間でスリップできることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の電動パワース
    テアリング装置。
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