JPH09209861A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH09209861A
JPH09209861A JP8037382A JP3738296A JPH09209861A JP H09209861 A JPH09209861 A JP H09209861A JP 8037382 A JP8037382 A JP 8037382A JP 3738296 A JP3738296 A JP 3738296A JP H09209861 A JPH09209861 A JP H09209861A
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弘 斉藤
Koji Hirose
幸司 広瀬
Junichi Hoshino
淳一 星野
Nobuyoshi Horie
伸佳 堀江
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    • B60K13/00Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units
    • B60K13/02Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning intake

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、エアクリーナをエンジンルームの
略中央部位に位置させ、組付ラインにおける作業を軽減
し、コストの低減するとともに、エアクリーナの体積を
増加させることが可能となり、しかも車両を自然吸気態
様あるいはターボ態様とする際に、両方の態様に対応し
得ることを目的としている。 【構成】 このため、車両のエンジンルーム内に横置き
状態にクロスフロー方式の内燃機関を搭載するとともに
マルチポイントインジェクションを採用した内燃機関の
吸気装置において、車両進行方向と平行な車体中心線に
対して右側部位のエンジンルーム内に内燃機関を位置さ
せるとともに左側部位のエンジンルーム内にトランスミ
ッションを位置させて、トランスミッション側から内燃
機関にエアクリーナを取り付けてエアクリーナを内燃機
関の右端及びトランスミッションの左端よりも内側のエ
ンジンルームの略中央部位に位置させる構成としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の吸気装
置に係り、特にエアクリーナを内燃機関の右端及びトラ
ンスミッションの左端よりも内側のエンジンルームの略
中央部位に位置させる構成とし、組付ラインにおける作
業を軽減し、コストの低減するとともに、エアクリーナ
の体積を増加させることが可能となり、しかもエアクリ
ーナの新気出口を内燃機関側として車両を自然吸気態様
あるいはターボ態様とする際に、両方の態様に対応し得
る内燃機関の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には駆動源となる内燃機関が搭載さ
れている。この内燃機関の搭載・駆動方策としては、F
F(フロントエンジン・フロントドライブ)方式やFR
(フロントエンジン・リヤドライブ)方式、ミッドシッ
プ方式等がある。
【0003】また、FF(フロントエンジン・フロント
ドライブ)方式とすべく搭載される内燃機関は、内燃機
関からの駆動力の伝達を容易とするために、車両のエン
ジンルーム内に横置き状態に搭載されている。
【0004】前記内燃機関の吸気装置としては、実開昭
64−13254号公報に開示されるものがある。この
公報に開示される車両用エンジンのエアクリーナは、エ
ンジンルームの車両進行方向に対して一側方の車体側壁
近傍にエアクリーナを配置し、吸音用穴をエアクリーナ
のエンジンルームの中央部に面した側壁に設け、吸音用
穴の車両進行方向前後両側のエアクリーナ側壁外面に水
侵入防止用リブを配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関の吸気装置、特に自然吸気態様のものにおいては、
図5に示す如く、車両102のエンジンルーム114内
の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して右側部位
に内燃機関116を横置き状態に搭載し、エンジンルー
ム114内の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対し
て左側部位にトランスミッション120を搭載してい
る。
【0006】また、内燃機関116の吸気系に連絡する
サージタンク136にスロットルボディ138を取り付
ける際に、サージタンク136の車両進行方向に対して
直交する左側方向に指向する部位にスロットルボディ1
38を取り付けている。
【0007】更に、前記車両102の車体104におい
て、右側サイドメンバ108にエアクリーナ122を配
設し、エアクリーナ122のインレットパイプ142を
車両進行方向に対して逆方向の車両後退方向に指向させ
るべく配設する。
【0008】そして、このエアクリーナ122と前記ス
ロットルボディ138とをアウトレットパイプ144に
よって接続する際に、アウトレットパイプ144の一端
側をエアクリーナ122に接続し、このエアクリーナ取
付部位から車両進行方向に対して直交する左側方向に内
燃機関116上部を通過すべく配設し、トランスミッシ
ョン120上部に至ったアウトレットパイプ144をト
ランスミッション120上部において車両進行方向に対
して直交する右側方向に指向させるべく湾曲させ、前記
スロットルボディ138に接続させている。
【0009】この結果、エアクリーナとスロットルボデ
ィとを接続するアウトレットパイプの長さが大となり、
レイアウト上不利であるという不都合がある。
【0010】また、前記車両の車体において、右側サイ
ドメンバにエアクリーナを配設することにより、内燃機
関やトランスミッションの搭載工程と別工程にてエアク
リーナを搭載する必要があり、工程数が多いとともに、
エアクリーナが、ボンネットフード高さの一番大なるエ
ンジンルームの略中央部位に配設されず、エアクリーナ
の体積を増加させることができず、実用上不利であり、
いかもエアクリーナを通して内燃機関からの振動が車体
側に伝達されるという不都合がある。
【0011】また、図6に示す如く、内燃機関216に
ターボチャージャ252を取り付け、ターボ態様とする
場合には、自然吸気態様のものと同様に、前記内燃機関
216とトランスミッション220とを車両202のエ
ンジンルーム214内に搭載するとともに、エアクリー
ナ222及びサージタンク236を取り付ける。
【0012】そして、内燃機関216の車両進行方向側
にターボチャージャ252を装着し、このターボチャー
ジャ252とエアクリーナ222とを第1アウトレット
パイプ254−1により接続して設けるとともに、ター
ボチャージャ252とスインタクーラ256とを第2ア
ウトレットパイプ254−2により接続して設け、イン
タクーラ256とサージタンク236のスロットルボデ
ィ238とを第3アウトレットパイプ254−3により
接続して設ける。
【0013】このとき、インタクーラ256は、図6に
示す如く、トランスミッション220の上面部位に配設
されている。
【0014】この結果、インタクーラがトランスミッシ
ョンの上面を隠しており、内燃機関やトランスミッショ
ンを車体に搭載した後に、トランスミッション上のケー
ブル等を接続し、次にインタクーラを搭載させなければ
ならず、工程が多く、実用上不利であるという不都合が
ある。
【0015】また、エアクリーナは、単体で車体に取り
付けられることにより、内燃機関やトランスミッション
等とは別工程にて搭載する必要があり、手間がかかり、
工程が多く、実用上不利であるという不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両のエンジンルーム内に
横置き状態にクロスフロー方式の内燃機関を搭載すると
ともにマルチポイントインジェクションを採用した内燃
機関の吸気装置において、車両進行方向と平行な車体中
心線に対して右側部位のエンジンルーム内に前記内燃機
関を位置させるとともに左側部位のエンジンルーム内に
トランスミッションを位置させて設け、このトランスミ
ッション側から内燃機関にエアクリーナを取り付けてこ
のエアクリーナを内燃機関の右端及びトランスミッショ
ンの左端よりも内側の前記エンジンルームの略中央部位
に位置させる構成としたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
内燃機関の車両の車体への搭載時には、内燃機関やトラ
ンスミッションにエアクリーナやサージタンク、スロッ
トルボディ等の吸気系部品を取り付け、この取付作業の
後に車体に搭載し、組付ラインにおける作業を軽減し、
コストの低減するとともに、エアクリーナの体積を増加
させることが可能となり、しかもエアクリーナの新気出
口を内燃機関側として車両を自然吸気態様あるいはター
ボ態様とする際に、両方の態様に対応させている。
【0018】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0019】図1、図2はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1において、2は車両、4は車両2の車
体、6はフロント側バンパ、8は右側サイドメンバ、1
0は左側サイドメンバ、12はクロスメンバ、14は車
両2のフロント側に形成されるエンジンルーム、16は
エンジンルーム14内に配設される自然吸気態様の内燃
機関である。
【0020】この内燃機関16は、図1に示す如く、車
両2のエンジンルーム14内に横置き状態且つクロスフ
ロー方式に搭載され、マルチポイントインジェクション
18を採用している。
【0021】そして、前記内燃機関16を車両2のエン
ジンルーム14内に横置き状態に搭載する際に、図1に
示す如く、車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して
右側部位のエンジンルーム14内に内燃機関16を位置
させるとともに、左側部位のエンジンルーム14内にト
ランスミッション20を位置させて設け、このトランス
ミッション20側から内燃機関16にエアクリーナ22
を取り付けてこのエアクリーナ22を内燃機関16の右
端及びトランスミッション20の左端よりも内側の前記
エンジンルーム14の略中央部位に位置させる構成とす
る。
【0022】詳述すれば、先ず、前記エンジンルーム1
4内の車両進行方向と平行な車体中心線Cに対して右側
部位に内燃機関16を位置させるとともに、エンジンル
ーム14内の左側部位にトランスミッション20を位置
させ、内燃機関16にエアクリーナ22を取り付ける際
に、トランスミッション20側から内燃機関16にエア
クリーナ22を取り付け、エアクリーナ22を内燃機関
16の右端16R及びトランスミッション20の左端2
0Lよりも内側、つまり前記エンジンルーム14の略中
央部位に位置させるものである。
【0023】また、前記エアクリーナ22は、図2に示
す如く、内燃機関16のヘッドカバー24に設けた第
1、第2ブラケット26−1、26−2を介して内燃機
関16に結合されるとともに、第3ブラケット28を介
して図示しないシリンダヘッドに設けたサーモケース3
0に結合され、内燃機関16にのみエアクリーナ22が
取り付けられることとなる。
【0024】すなわち、図2に示す如く、ヘッドカバー
24の上部に第1、第2ブラケット26−1、26−2
を固設し、これら第1、第2ブラケット26−1、26
−2にエアクリーナ22の側面に突出形成された第1、
第2突起32−1、32−2を水平方向への移動によっ
て係合させて結合する。
【0025】前記第3ブラケット28は、エアクリーナ
22と図示しないシリンダヘッドに設けたサーモケース
30とを結合する。
【0026】更に、図1に示す如く、内燃機関16の吸
気マニホルド34に連絡するサージタンク36にスロッ
トルボディ38を取り付ける際に、サージタンク36の
車両進行方向側にスロットルボディ38を取り付ける。
【0027】なお符号40は前記内燃機関16に接続さ
れる排気マニホルド、42は前記エアクリーナ22に新
気を導入すべくクロスメンバ12に上流側が開口するイ
ンレットパイプ、44はエアクリーナ22とサージタン
ク36のスロットルボディ38とを接続するアウトレッ
トパイプ、46は左側サイドメンバ10上に配設される
バッテリである。
【0028】次に作用について説明する。
【0029】前記内燃機関16の車両2の車体4への搭
載時には、先ず、内燃機関16やトランスミッション2
0にエアクリーナ22やサージタンク36、スロットル
ボディ38等の吸気系部品を取り付け、この取付作業の
後に、車体4に搭載する。
【0030】また、前記内燃機関16の駆動時には、内
燃機関16からの振動がトランスミッション20やエア
クリーナ22に伝達される。しかし、エアクリーナ22
が内燃機関16にのみに取り付けられているので、エア
クリーナ22から車両の車体側に振動が伝達されること
がない。
【0031】これにより、トランスミッション20の上
面が部品の陰にならず、内燃機関16やトランスミッシ
ョン20に吸気系部品を取り付けた後に、車体に搭載す
ることができ、組付ラインにおける作業を軽減し得て、
コストの低減し得るとともに、品質の向上をも果たし得
る。
【0032】また、エアクリーナ22が、ボンネットフ
ード高さの一番大なるエンジンルーム14の略中央部位
に配設されることにより、エアクリーナ22の体積を増
加させることが可能となり、実用上有利である。
【0033】更に、エアクリーナ22をトランスミッシ
ョン20側から内燃機関に取り付けることにより、エア
クリーナ22の新気出口を内燃機関16側とすることが
でき、車両2を自然吸気態様あるいはターボ態様とする
際に、両方の態様に対応することができる。
【0034】更にまた、前記エアクリーナ22が、内燃
機関16のヘッドカバー24に設けた第1、第2ブラケ
ット26−1、26−2を介して内燃機関16に結合さ
れるとともに、第3ブラケット28を介して図示しない
シリンダヘッドに設けたサーモケース30に結合され、
内燃機関16にのみエアクリーナ22が取り付けられる
ことにより、従来の如き工程が増加する惧れがないとと
もに、内燃機関16からの振動が車体4側に伝達される
のを確実に防止し得る。
【0035】また、内燃機関16の吸気系に連絡するサ
ージタンク36にスロットルボディ38を取り付ける際
に、サージタンク36の車両進行方向側にスロットルボ
ディ38を取り付けることにより、エアクリーナ22の
インレットパイプ42を除く全ての吸気系部品を内燃機
関に搭載することが可能となるとともに、スロットルボ
ディ38がエアクリーナ22の陰にならず、アクセルケ
ーブルの調整等の作業に不具合が生じないものである。
【0036】図3、図4はこの発明の第2実施例を示す
ものである。この第2実施例において、上述第1実施例
と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0037】この第2実施例の特徴とするところは、内
燃機関16にターボチャージャ52を取り付け、ターボ
態様とした点にある。
【0038】すなわち、図3に示す如く、前記内燃機関
16を車両2のエンジンルーム14内に横置き状態に搭
載する際に、車両進行方向と平行な車体中心線Cに対し
て右側部位のエンジンルーム14内に内燃機関16を位
置させるとともに、左側部位のエンジンルーム14内に
トランスミッション20を位置させて設け、このトラン
スミッション20側から内燃機関16にエアクリーナ2
2を取り付けてこのエアクリーナ22を内燃機関16の
右端16R及びトランスミッション20の左端20Lよ
りも内側の前記エンジンルーム14の略中央部位に位置
させる。
【0039】前記エアクリーナ22の取付方策は、上述
第1実施例のものと同様であるので、ここでの説明は省
略する。
【0040】そして、図3及び図4に示す如く、前記内
燃機関16の車両進行方向側にターボチャージャ52を
装着し、このターボチャージャ52とエアクリーナ22
とを第1アウトレットパイプ54−1により接続して設
けるとともに、ターボチャージャ52とスインタクーラ
56とを第2アウトレットパイプ54−2により接続し
て設け、インタクーラ56とサージタンク36のスロッ
トルボディ38とを第3アウトレットパイプ54−3に
より接続して設け、第1アウトレットパイプ54−1
を、車体中心線Cを通過すべく配設する。
【0041】また、前記内燃機関16にターボチャージ
ャ52とインタクーラ56とスロットルボディ38とを
配設する際には、車両前方から車両後方に向かって略直
線状に配設する。
【0042】つまり、ターボチャージャ52の過給温度
を低下させるインタクーラ56を前記内燃機関16の上
部且つターボチャージャ52とスロットルボディ38間
に配設する。
【0043】さすれば、前記第1アウトレットパイプ5
4−1を、車体中心線Cを通過すべく配設することによ
り、ボンネットフード形状によってパイプ径の大きさを
自由に選択でき(つまり、余裕度があり)、実用上有利
である。
【0044】また、前記ターボチャージャ52とインタ
クーラ56とスロットルボディ38とを、車両前方から
車両後方に向かって略直線状に配設することにより、夫
々の補機をつなぐパイプ類の長さを短縮できるととも
に、全長の短縮によって支持用ブラケットの個数を減少
させることができ、しかも他の部品との干渉度合いを減
少し得るものである。
【0045】更に、吸気系が無駄に長くならないことに
より、吸気損失を軽減でき、ターボチャージャを有する
内燃機関のような高出力追求型には有効である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、車両のエンジンルーム内に横置き状態にクロスフロ
ー方式の内燃機関を搭載するとともにマルチポイントイ
ンジェクションを採用した内燃機関の吸気装置におい
て、車両進行方向と平行な車体中心線に対して右側部位
のエンジンルーム内に内燃機関を位置させるとともに、
左側部位のエンジンルーム内にトランスミッションを位
置させて設け、トランスミッション側から内燃機関にエ
アクリーナを取り付けてエアクリーナを内燃機関の右端
及びトランスミッションの左端よりも内側のエンジンル
ームの略中央部位に位置させる構成としたので、トラン
スミッション上面が部品の陰にならず、内燃機関やトラ
ンスミッションに吸気系部品を取り付けた後に、車体に
搭載することができ、組付ラインにおける作業を軽減し
得て、コストの低減し得るとともに、品質の向上をも果
たし得る。また、エアクリーナが、ボンネットフード高
さの一番大なるエンジンルームの略中央部位に配設され
ることにより、エアクリーナの体積を増加させることが
可能となり、実用上有利である。更に、エアクリーナを
トランスミッション側から内燃機関に取り付けることに
より、エアクリーナの新気出口を内燃機関側とすること
ができ、車両を自然吸気態様あるいはターボ態様とする
際に、両方の態様に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両のエンジンル
ームの概略平面図である。
【図2】内燃機関のヘッドカバーへのエアクリーナの取
付状態を示す組立斜視図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す車両のエンジンル
ームの概略平面図である。
【図4】内燃機関の概略拡大平面図である。
【図5】この発明の第1の従来技術を示す車両のエンジ
ンルームの概略平面図である。
【図6】この発明の第2の従来技術を示す車両のエンジ
ンルームの概略平面図である。
【符号の説明】
2 車両 4 車体 6 フロント側バンパ 8 右側サイドメンバ 10 左側サイドメンバ 12 クロスメンバ 14 エンジンルーム 16 内燃機関 18 マルチポイントインジェクション C 車体中心線 20 トランスミッション 22 エアクリーナ 24 ヘッドカバー 26−1 第1ブラケット 26−2 第2ブラケット 28 第3ブラケット 30 サーモケース 32−1 第1突起 32−2 第2突起 34 吸気マニホルド 36 サージタンク 38 スロットルボディ 40 排気マニホルド 42 インレットパイプ 44 アウトレットパイプ 46 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 淳一 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 堀江 伸佳 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルーム内に横置き状態に
    クロスフロー方式の内燃機関を搭載するとともにマルチ
    ポイントインジェクションを採用した内燃機関の吸気装
    置において、車両進行方向と平行な車体中心線に対して
    右側部位のエンジンルーム内に前記内燃機関を位置させ
    るとともに左側部位のエンジンルーム内にトランスミッ
    ションを位置させて設け、このトランスミッション側か
    ら内燃機関にエアクリーナを取り付けてこのエアクリー
    ナを内燃機関の右端及びトランスミッションの左端より
    も内側の前記エンジンルームの略中央部位に位置させる
    構成としたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記エアクリーナは、内燃機関のヘッド
    カバーに設けた第1、第2ブラケットを介して結合する
    とともに、第3ブラケットを介してシリンダヘッドに設
    けたサーモケースに結合するエアクリーナである特許請
    求の範囲の請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記内燃機関は、サージタンクにスロッ
    トルボディを取り付ける際に、サージタンクの車両進行
    方向側にスロットルボディを取り付けた内燃機関である
    特許請求の範囲の請求項1に記載の内燃機関の吸気装
    置。
  4. 【請求項4】 前記内燃機関は、ターボチャージャを有
    するとともに、エアクリーナのアウトレットパイプが車
    体中心線を通過すべく配設した内燃機関である特許請求
    の範囲の請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記内燃機関は、ターボチャージャを有
    するとともに、ターボチャージャとインタクーラとスロ
    ットルボディとを車両前方から車両後方に向かって略直
    線状に配設した内燃機関である特許請求の範囲の請求項
    1に記載の内燃機関の吸気装置。
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