JP4626815B2 - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用エンジンの吸気装置に係り、特に車両前部のエンジンルームにエンジンと変速機とを車両幅方向に並べて搭載した車両において吸気系部品を効率良く配設するとともにヘッドランプの造形の自由度を向上し、意匠性を向上するエンジンの吸気装置に関する。
車両においては、車両前部にエンジンルームを形成し、このエンジンルームにエンジンと変速機とを車両幅方向に並べて搭載した構造のものがある。一般的に、車両のエンジンルームには前側角部に一対のヘッドランプが配設されており、そして、この一対のヘッドランプの間にラジエータが配設されている。また、このラジエータの車両後方側の側面には、ファンシュラウドを介してラジエータファンが取付けられている。
従来、車両用エンジンの吸気装置には、吸気ダクトをラジエータファンの車体外方側方の上方に配設し、吸気通路をラジエータファンの上方に配設し、吸気系部品がラジエータファンに干渉するのを防止するものがある。
また、車両用エンジンの吸気装置には、インタクーラの前方に遮閉部を設け、車両前後方向から視て遮閉部と変速機との間にラジエータを通過した走行風が通過する空間部を設け、インタクーラに導入される走行風の通風性を良好にするものがある。
特開平4−136473号公報 特開平6−191293号公報
ところで、従来、車両用エンジンの吸気装置においては、エンジンルーム内に、エンジン用のエアクリーナや、その上流側の吸気通路等を配設する場合に、以下の問題がある。つまり、エンジンの出力性能を向上させ且つ吸気騒音を低減させるためには、エアクリーナの容量を十分大きくするとともに、エアクリーナの上流側の吸気通路を十分長くする必要がある。その一方で、デザイン上、ヘッドランプを従来に比べて大型化したいという要求が大きく、ヘッドランプの造形に影響を与えないようにしてエアクリーナやこのエアクリーナの上流側の吸気通路をエンジンルームに配設することが困難になるという問題があった。
そこで、この発明は、エンジンルーム内のヘッドランプと隣接する位置にエンジンの吸気装置の吸気系部品を配設する車両において、吸気系部品をエンジンの出力性能や騒音性能を低下させることのない状態でエンジンルーム内に効率的に配置し、また、ヘッドランプの造形の自由度を向上させて意匠性を向上することを目的とする。
この発明は、車両前部にエンジンルームを形成し、このエンジンルームの車両幅方向両側部に車両前後方向に延びる一対のサイドメンバを配設し、この一対のサイドメンバの間にエンジンと変速機とを車両幅方向に並べて配設し、前記エンジンルームの前部に一対のヘッドランプを配設し、この一対のヘッドランプの間で前記変速機の前方に前記エンジン用のラジエータを配設し、このラジエータの車両後方側の側面にファンシュラウドを介してラジエータファンを取り付け、前記ヘッドランプと隣接する位置には前記エンジン用のエアクリーナを配設する車両用エンジンの吸気装置において、前記ファンシュラウドは前記ラジエータファンの外周を囲む円筒部を備え、この円筒部の軸芯を前記ラジエータのコアの中心を通る水平線に対して鉛直方向で下側に偏芯させる一方、前記エアクリーナを構成するエアクリーナケースの下部に前記ファンシュラウドを収容する凹部を形成し、前記エアクリーナケースを鉛直方向で前記円筒部の上方に重ね且つ車両幅方向で前記サイドメンバに対して内方側に配設したことを特徴とする。
この発明の車両用エンジンの吸気装置は、エアクリーナを、エンジンの出力性能や騒音性能が低下しないような容積を確保した状態で、車両幅方向でサイドメンバの内方側に効率的に配設することにより、ヘッドランプをエアクリーナに邪魔されることなく車両後方に大型化することができ、ヘッドランプの造形の自由度を向上させて意匠性を向上することができる。
この発明は、吸気系部品をエンジンの出力性能や騒音性能が低下しない状態でエンジンルーム内に効率的に配置し、ヘッドランプの造形の自由度を向上させて意匠性を向上するという目的を、エアクリーナケースを鉛直方向でファンシュラウドの円筒部の上方に重ね且つ車両幅方向でサイドメンバに対して内方側に配設して実現する。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図1、図2において、1は車両、2はボディ、3は前輪である。車両1の前部には、車両幅方向に延びるダッシュパネル4によりエンジンルーム5が区画形成されている。このエンジンルーム5の車両幅方向両側部には、車両前後方向に延びる一対の左サイドメンバ6L・右サイドメンバ6Rが所定間隔で離れて配設されている。また、エンジンルーム5の車両前後方向前部には、車両幅方向に延び且つ中央部位が車両前方に突出する円弧形状のフロントバンパ7が配設されているとともに、このフロントバンパ7の上下方向で走行風を取り入れる上側開口部8Aと下側開口部8Bとが配設されている。
一対の左サイドメンバ6L・右サイドメンバ6Rの間には、エンジン9と変速機10とが車両幅方向に並べられて一体的になったパワートレイン11が配設されている。エンジン9は、エンジンルーム5の略中央部位で横置きに配設されている。変速機10は、エンジン9の車両幅方向左側で低部位に連結され、車両中心線1Cよりも車両幅方向左側に配設されている。
エンジン9には、上部に、吸気装置12の吸気マニホルド13が車両幅方向に延びて配設されているとともに、この吸気マニホルド13の上方にエンジンカバー14が配設されている。
エンジンルーム5の車両前後方向前部のフロントバンパ7の車両幅方向両側部の上方のボディ2には、前側両角部で一対の左ヘッドランプ15L・右ヘッドランプ15Rが配設されている。この一対の左ヘッドランプ15L・右ヘッドランプ15Rの間で変速機10の車両前方には、車両幅方向に延びて、エンジン9用の冷却装置16のラジエータ17と空調装置18のエアコンコンデンサ19と過給装置20のインタクーラ21とが順次に配設されている。
ラジエータ17は、中央部位のコア22と、このコア22の上下に連結した上部タンク23A及び下部タンク23Bとを備えている。
インタクーラ21は、その高さがラジエータ17やエアコンコンデンサ19の高さに比べて小さく、フロントバンパ7の下部の車両1の低部位でラジエータ17やエアコンコンデンサ19よりも車両前方に配設されている。
このインタクーラ21には、車両幅方向右側でインタクーラインレットパイプ24が接続しているとともに、車両幅方向左側でインタクーラアウトレットパイプ25が接続している。インタクーラインレットパイプ24は、エンジン9の前面とラジエータ17との間の前空間S1に延びてエンジン9の前側下部位に取り付けられた過給装置20の過給機26に連結している。インタクーラアウトレットパイプ25は、インタクーラ21の下部位で後面から車両後方に延び、そして、エンジン9の車両幅方向左側の側空間S2で車両上方に延びて吸気マニホルド13の車両幅方向左側に連結している。
図4、図5に示すように、ラジエータ17の車両後方側の側面には、ファンシュラウド27を介してラジエータファン28が取り付けられている。詳しくは、ファンシュラウド27は、車両幅方向左側の左ファンシュラウド27Lと車両幅方向右側の右ファンシュラウド27Rとが車両幅方向に並べて配置されている。左ファンシュラウド27Lは、左ラジエータファン28Lの外周を囲む左円筒部29Lを備えている。右ファンシュラウド27Rは、右ラジエータファン28Rの外周を囲む右円筒部29Rを備えている。そして、左ファンシュラウド27Lにおいては、左円筒部29Lの軸芯O1をラジエータ17のコア22の中心を通る水平線であるコア中心線Cに対して鉛直方向で下側に距離L1だけ偏芯させている。また、右ファンシュラウド27Rにおいては、右円筒部29Rの軸芯O2を前記コア中心線Cに対して鉛直方向で上側に距離L2だけ偏芯させている。
ヘッドランプとしての左ヘッドランプ15Lと隣接する位置には、エンジン9とフロントバンパ7との間の空間、つまり、前空間S1と側空間S2とが交差する角空間S3で、エンジン9用の吸気装置12のエアクリーナ30が配設されている。
このエアクリーナ30は、図3に示すように、エアクリーナケース31が上部ケース32Aと下部ケース32Bとから上下方向に長く構成され、また、下部ケース32Bの上側内部にフィルタエレメント33を備えている。上部ケース32Aには、車両幅方向右側でエア出口パイプ34が備えられている。さらに、下部ケース32Bの底部には、ドレンパイプ35を備えている。
図3に示すように、エアクリーナ30を構成するエアクリーナケース31の下部である下部ケース32Bには、左ファンシュラウド27Lを収容する凹部36が形成されている。この凹部36は、左ファンシュラウド27Lの外形の一部に沿って形成されている。
エアクリーナケース31の下部ケース32Bは、図3に示すように、鉛直方向で左円筒部29Lの上方に重ねられ、且つ、図1に示すように、車両幅方向でサイドメンバである左サイドメンバ6Lに対して内方側に配設されている。
これにより、エアクリーナ30を、エンジン9の出力性能や騒音性能を低下させないような容積を確保した状態で、車両幅方向においてサイドメンバである左サイドメンバ6Lの内方側に効率良く配設することができる。この結果、ヘッドランプとしての左ヘッドランプ15Lをエアクリーナ30に邪魔されることなく車両後方に大型化することができ、左ヘッドランプ15Lの造形の自由度を向上し、意匠性を向上することができる。
図1に示すように、エアクリーナ30のエア出口パイプ34には、エアフローセンサ37が取り付けられている。このエアフローセンサ37には、吸気ホース38を介してエンジン9の前面とラジエータ17との前空間S1に延び、過給機26に連結したターボインレットパイプ39が連結している。また、この過給機26には、インタクーラインレットパイプ24が連結している。
エアクリーナ30の車両後方で且つ変速機10の上方には、エンジン9よりも車両幅方向左側でバッテリ40が配設されているとともに、このバッテリ40とエンジン9との間で車両後方に制動装置41のブレーキブースタ42が配設されている。このブレーキブースタ42は、ダッシュパネル4近傍に配設されている。
また、エアクリーナケース31の凹部36には、図3、図4に示すように、左ファンシュラウド27Lの左円筒部29Lに連続して車両後方に延びる曲面部43が形成されている。この曲面部43は、車両前後方向から視て、凹部36の曲面と略同一で、左円筒部29Lの一部の左上側の曲面に沿って円弧形状に形成されている。
これにより、図2、図3の白抜きの矢印で示すように、車両1の走行中において、車両前部の上側開口部8A及び下側開口部8Bから導入してラジエータ17を通過した冷却風を、角空間S3における左ファンシュラウド27Lの左円筒部29L内からエアクリーナケース31の凹部36及び曲面部43内を経て円滑に車両後方に排出させ、そして、エアクリーナ30の廻りに滞留させることなく、エンジンルーム5内の変速機10の上方の側空間S2から車両後方に容易に排出させることができる。この結果、エアクリーナ30内を通過する空気が加熱されることを防止することができ、エンジン9の出力性能を向上することができる。
エアクリーナケース31の下部ケース32Bには、図3に示すように、サイドメンバである左サイドメンバ6Lと左円筒部29Lとの間を下方に延びる上流側通路部44が形成されている。一方、この上流側通路部44の下端部には、車両上方に延びる吸気ダクト45が接続している。この吸気ダクト45の通路断面は、図3、図5に示すように、車両幅方向に扁平している。よって、この吸気ダクト45には、扁平部46が形成される。また、吸気ダクト45は、ラジエータ17とヘッドランプである左ヘッドランプ15Lとの間の空間である角空間S3で上下方向に延びて配設され、エンジンルーム5の上部で車体取付部47を備えているとともに車両前後方向後部では空気を取り入れる吸入孔48を備えている。
これにより、上流側通路部44と吸気ダクト45とによって吸気騒音の低減に必要な通路長さを確保しつつ、吸気ダクト45をラジエータ17と左ヘッドランプ15Lの間の狭小な空間に効率的に配設することができる。この結果、左ヘッドランプ15Lを吸気ダクト45に邪魔されることなく、車両後方に大型化することができ、左ヘッドランプ15Lの造形の自由度を向上し、意匠性を向上できる。
また、エンジン9の稼働中において、エンジンルーム5の上部で車両後方に開口した吸入孔48から導入した吸気は、図1〜図3の矢印で示すように、吸気ダクト45より下方に向かって導かれ、そして、エアクリーナ30の下部ケース32Bの前側下部から該下部ケース32B内に導かれ、さらに、上流側通路部44から上方に導かれてフィルタエレメント33により塵埃が除去され、清浄になって上部ケース32A内に至る。
そして、この清浄な空気は、吸気ホース38とターボインレットパイプ39とからエンジンルーム5の前部の過給機26に導かれ、この過給機26により過給され、そして、インタクーラインレットパイプ24から車両前部のインタクーラ21に至り、このインタクーラ21により低温化される。
その後、この空気は、インタクーラアウトレットパイプ25からエンジン9の上部の吸気マニホルド13に導かれ、そして、エンジン9に供給される。
この結果、この発明においては、ファンシュラウドとしての左ファンシュラウド27Lはラジエータファンとしての左ラジエータファン28Lの外周を囲む円筒部としての左円筒部29Lを備え、この左円筒部29Lの軸芯O1をラジエータ17のコア22の中心を通る水平線であるコア中心線Cに対して鉛直方向で下側に偏芯させる一方、エアクリーナ30を構成するエアクリーナケース31の下部に左ファンシュラウド27Lを収容する凹部36を形成し、エアクリーナケース31を鉛直方向で左円筒部29Lの上方に重ね且つ車両幅方向でサイドメンバとしての左サイドメンバ6Lに対して内方側に配設している。これにより、エアクリーナ30を、エンジン9の出力性能や騒音性能を低下させないような容積を確保した状態で、車両幅方向で左サイドメンバ6Lの内方側に効率的に配設することができる。このため、左ヘッドランプ15Lをエアクリーナ30に邪魔されることなく車両後方に大型化することができ、左ヘッドランプ15Lの造形の自由度を向上させて意匠性を向上することができる。
また、エアクリーナケース31の凹部36には、左円筒部29Lに連続して車両後方に延びる曲面部43を形成している。これにより、左ファンシュラウド27Lから車両後方に排出されるラジエータ17の冷却風を、曲面部43によって変速機10の上方の空間に導き、エアクリーナ30の廻りに滞留させることなく、エンジンルーム5から排出させることができる。このため、ラジエータ17の冷却風によりエアクリーナ30内を通過する空気が加熱されることを防止し、エンジン9の出力性能を向上することができる。
更に、エアクリーナケース31の下部には左サイドメンバ6Lと左円筒部29Lとの間を下方に延びる上流側通路部44を形成する一方、この上流側通路部44の下端部には車両上方に延びる吸気ダクト45を接続し、この吸気ダクト45の通路断面を車両幅方向に扁平させて該吸気ダクト45をラジエータ17と左ヘッドランプ15Lとの間の空間としての角空間S3に配設している。これにより、上流側通路部44と吸気ダクト45によって吸気騒音の低減に必要な通路長さを確保しつつ、吸気ダクト45をラジエータ17と左ヘッドランプ15Lの間の狭小な空間に配設できる。このため、左ヘッドランプ15Lを、吸気ダクト45に邪魔されることなく、車両後方に大型化することができ、左ヘッドランプ15Lの造形の自由度を向上させて意匠性を向上することができる。
エアクリーナケースを鉛直方向でファンシュラウドの円筒部の上方に重ね且つ車両幅方向でサイドメンバに対して内方側に配設する構成を、車両幅方向左側のみならず、車両幅方向右側でも実施することができる。
車両前部の平面図である。 車両前部の左側面図である。 吸気装置の右側面図である。 ラジエータを車両後方から視た背面図である。 エンジンを車両前方から視た正面図である。
符号の説明
1 車両
5 エンジンルーム
6L 左サイドフレーム
6R 右サイドフレーム
9 エンジン
10 変速機
15L 左ヘッドランプ
15R 右ヘッドランプ
17 ラジエータ
19 エアコンコンデンサ
21 インタクーラ
22 コア
27L 左ファンシュラウド
27R 右ファンシュラウド
28L 左ラジエータファン
28R 右ラジエータファン
29L 左円周部
29R 右円周部
30 エアクリーナ
31 エアクリーナケース
32A 上部ケース
32B 下部ケース
36 凹部
43 曲面部
44 上流側通路部
45 吸気ダクト
46 扁平部
48 吸入孔

Claims (3)

  1. 車両前部にエンジンルームを形成し、このエンジンルームの車両幅方向両側部に車両前後方向に延びる一対のサイドメンバを配設し、この一対のサイドメンバの間にエンジンと変速機とを車両幅方向に並べて配設し、前記エンジンルームの前部に一対のヘッドランプを配設し、この一対のヘッドランプの間で前記変速機の前方に前記エンジン用のラジエータを配設し、このラジエータの車両後方側の側面にファンシュラウドを介してラジエータファンを取り付け、前記ヘッドランプと隣接する位置には前記エンジン用のエアクリーナを配設する車両用エンジンの吸気装置において、前記ファンシュラウドは前記ラジエータファンの外周を囲む円筒部を備え、この円筒部の軸芯を前記ラジエータのコアの中心を通る水平線に対して鉛直方向で下側に偏芯させる一方、前記エアクリーナを構成するエアクリーナケースの下部に前記ファンシュラウドを収容する凹部を形成し、前記エアクリーナケースを鉛直方向で前記円筒部の上方に重ね且つ車両幅方向で前記サイドメンバに対して内方側に配設したことを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
  2. 前記エアクリーナケースの凹部には、前記円筒部に連続して車両後方に延びる曲面部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンの吸気装置。
  3. 前記エアクリーナケースの下部には前記サイドメンバと前記円筒部との間を下方に延びる上流側通路部を形成する一方、この上流側通路部の下端部には車両上方に延びる吸気ダクトを接続し、この吸気ダクトの通路断面を車両幅方向に扁平させて該吸気ダクトを前記ラジエータと前記ヘッドランプとの間の空間に配設したことを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジンの吸気装置。
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