JPH09204453A - 半導体集積回路の検証方法 - Google Patents

半導体集積回路の検証方法

Info

Publication number
JPH09204453A
JPH09204453A JP8011395A JP1139596A JPH09204453A JP H09204453 A JPH09204453 A JP H09204453A JP 8011395 A JP8011395 A JP 8011395A JP 1139596 A JP1139596 A JP 1139596A JP H09204453 A JPH09204453 A JP H09204453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layout
verification
data
circuit diagram
hierarchy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8011395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Omachi
孝 大町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8011395A priority Critical patent/JPH09204453A/ja
Publication of JPH09204453A publication Critical patent/JPH09204453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 レイアウトおよびこれと比較される回路図を
それぞれ階層構造にして、各階層ごとにレイアウトデー
タおよび回路図データを作成しておき、上位の階層のデ
ータを用いて検証を行ない、この検証結果からレイアウ
トデータに対して下位の階層の対応端子情報を作成し、
この対応端子情報を用いて下位の階層の回路図とレイア
ウトを比較して検証を行ない、これを最上位の階層から
最下位の階層に向かって繰り返すようにした。 【効果】 レイアウトと回路図の対応が分かり易くなる
ため検証の際にミスが発生しにくくなるとともに、検証
に要する時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
設計技術さらには半導体集積回路のレイアウト設計後の
検証方法に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路のレイアウト設計
後に行われる検証は、素子の拡散層から配線層まですべ
ての設計が終了したレイアウト図と回路図とを比較し
て、各素子もしくは回路の端子が設計通り所定の他の素
子もしくは回路の端子に接続されているかどうか、1チ
ップ上のすべての素子および回路についてチェックする
ことで行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の検証方法に
あっては、1チップ全体の素子レベルのレイアウト設計
データに対して検証を行なうものであるため、回路規模
が増大したり回路の繰り返し性が高い場合、レイアウト
と回路図の素子の1対1の特定が困難であり、ミスが発
生しやすいという欠点があった。
【0004】この発明の目的は、回路規模が増大したり
回路の繰り返し性が高い場合にもミスの発生の少ない半
導体集積回路のレイアウト検証方法を提供することにあ
る。
【0005】この発明の他の目的は、レイアウト検証に
要する時間を短縮できるようにすることにある。
【0006】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0008】すなわち、レイアウトおよびこれと比較さ
れる回路図をそれぞれ階層構造にして、各階層ごとにレ
イアウトデータおよび回路図データを作成しておき、上
位の階層のデータを用いて検証を行ない、この検証結果
からレイアウトデータに対して下位の階層の対応端子情
報を作成し、この対応端子情報を用いて下位の階層の回
路図とレイアウトを比較して検証を行なう。これを最上
位の階層から最下位の階層に向かって繰り返すようにし
たものである。
【0009】なお、チップ上のすべての回路部分につい
て最下位の階層まで検証を行なう必要はなく、例えば以
前に使用して実績のある回路を再使用しているような場
合には、途中の階層で検証を止めるようにしてもよい。
【0010】また、階層構造がレイアウトと回路図とで
一致していないような回路部分については対応する階層
のない方については検証をとばしてその下の階層で検証
を行なうようにしても良い。
【0011】上記した手段によれば、レイアウトと回路
図の対応が分かり易くなるため検証の際にミスが発生し
にくくなるとともに、検証に要する時間を短縮すること
ができる。また、上位の階層の検証の結果に基づいて下
位の階層の対応端子情報を作成し、下位の階層の検証の
際にその情報を使用するので、上位の階層と下位の階層
との対応がとり易くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1には、本発明に係る検証方法の一実施
例の手順が示されている。
【0014】この実施例のレイアウト検証においては、
予めレイアウトデータおよび回路図データをそれぞれ階
層構造にして用意しておく。具体的には、検証対象とな
る半導体集積回路が例えば図2に示されているような構
成である場合、図3に示すように3層の階層構造とな
る。従って、この場合、セルAのデータが最上位階層の
データに、セルB,C,Dのデータが次の階層のデー
タ、セルE,Fのデータが最下位階層のデータに相当す
る。
【0015】この実施例においては、まず回路図のデー
タを1階層分検証用のコンピュータに入力する(ステッ
プS1)。最初は最上位の階層の回路図データである。
図2の例では、セルAの回路図データである。次にレイ
アウトのデータを1階層分入力する(ステップS2)。
最初は最上位の階層のレイアウトデータである。図2の
例では、セルAのレイアウトデータである。
【0016】次に、上記ステップS1,S2で入力され
たデータを比較照合する(ステップS3、図5のハッチ
ング)。具体的には、回路図におけるセルAの端子情報
(図4のX1,X2と対応するボンディングパッドとの
接続関係を示す情報)からレイアウト上のセルAの端子
(図4のA1,A2)が半導体チップ上の所定のボンデ
ィングパッドに接続されているか否かチェックする。こ
れをセルAのすべての端子について行ない、終了したな
らば下位の階層があるか否か判定する(ステップS
4)。下位の階層があるときはステップS5へ移行し
て、レイアウトデータに対して回路との対応点を決定し
て対応端子情報を作成する。図2の例では、図4に示す
ように回路図データはセルBの端子情報Y1,Y2を有
しているがレイアウトデータは端子Y1,Y2に対応す
るデータを有していないので、ステップS5で回路図の
端子Y1,Y2に対応するレイアウト上の対応点B1,
B2を、着目している配線パターンL1,L2上の適当
な位置に決定し、その対応点を示す対応端子情報を作成
する(図5参照)。
【0017】その後、ステップS1に戻ってすぐ下の階
層の回路図のデータを入力する。図2の例では、セル
B,C,Dの回路図データである。次に、この回路図デ
ータと同じ階層にあるレイアウトデータ(図2の例で
は、セルB,C,Dのレイアウトデータである)を入力
するとともに、上記ステップS5で作成したデータを引
き渡す(ステップS2)。それから、入力された上記回
路図データとレイアウトデータを比較して、回路図にお
ける検証しようとする階層のセル(B,C,D)の端子
(Y1,Y2)とその上位の階層のセル(A)の端子と
の接続情報および当該階層のセル間接続情報から、レイ
アウト上において検証階層のセル(B,C,D)の対応
する端子(B1,B2)がそれぞれ上位の階層のセル
(A)の対応する端子または他のセルの対応する端子に
接続されているか照合する(ステップS3、図6のハッ
チング)。
【0018】それから次に、再び下位の階層があるか否
か判定し、下位の階層があるときはステップS5へ移行
して、レイアウトデータについて対応端子情報を作成す
る。図2の例では、図4に示すように回路図データはセ
ルEの端子情報Z1,Z2を有しているがレイアウトデ
ータは端子Z1,Z2に対応するデータを有していない
ので、ステップS5で回路図の端子Z1,Z2に対応す
るレイアウト上の対応点C1,C2を、着目している配
線パターンL1,L2上の適当な位置に決定し、対応端
子情報を作成する(図6参照)。
【0019】その後、ステップS1に戻ってすぐ下の階
層の回路図のデータを入力する。図2の例では、セル
E,Fの回路図データである。次に、この回路図データ
と同じ階層にあるレイアウトデータ(図2の例では、セ
ルE,Fのレイアウトデータである)を入力するととも
に、上記ステップS5で作成したデータを引き渡す(ス
テップS2)。それから、上記入力された上記回路図デ
ータとレイアウトデータを比較し、回路図における検証
しようとする階層のセル(E,F)の端子(Z1,Z
2)とその上位の階層のセル(B)の端子との接続情報
および当該階層のセル間接続情報から、レイアウト上に
おいて検証階層のセル(E,F)の対応する端子(C
1,C2)がそれぞれ上位の階層のセル(B,C,D)
の対応する端子または他のセルの対応する端子に接続さ
れているか照合する(ステップS3、図7のハッチン
グ)。
【0020】それから、再び下位の階層があるか否か判
定し、下位の階層があるときは上記手順を繰り返し、下
位の階層がないときは検証作業を終了する。
【0021】次に、具体的な例として半導体メモリのレ
イアウト検証を行なう場合の階層構造の構成の仕方につ
いて説明する。
【0022】図8は、メモリを階層構造で示したもので
あり、図3に対応するものである。図8に示されている
ように、最上位の階層はチップ全体であり、ここにはボ
ンディングパッドのデータが含まれる。メモリにおける
第2階層は、メモリセルアレイ(メモリマット)と周辺
回路である。メモリにおける第3階層は、周辺回路側で
はデコーダ回路、入出力バッファ回路、制御回路等であ
る。メモリセルアレイ側には第3階層に相当するものは
存在しない。
【0023】メモリにおける第4階層は、周辺回路側で
はNANDやNORゲートなどからなる単位デコーダ、
単位入力バッファ、単位出力バッファ、外部から供給さ
れる複数の制御信号のそれぞれに対応した内部制御信号
形成回路である。ここで、外部から供給される複数の制
御信号とは、いわゆるチップセレクト信号や読出し書込
み制御信号、アドレスストローブ信号、アウトイネーブ
ル信号等である。一方、メモリセルアレイ側の第4階層
は、メモリセル、センスアンプ、カラムスイッチ(Yゲ
ート)等である。
【0024】以上説明したように、上記実施例は、レイ
アウトおよびこれと比較される回路図をそれぞれ階層構
造にして、各階層ごとにレイアウトデータおよび回路図
データを作成しておき、上位の階層のデータを用いて検
証を行ない、この検証結果からレイアウトデータに対し
て下位の階層の対応端子情報を作成し、この対応端子情
報を用いて下位の階層の回路図とレイアウトを比較して
検証を行ない、これを最上位の階層から最下位の階層に
向かって繰り返すようにしたので、レイアウトと回路図
の対応が分かり易くなるため検証の際にミスが発生しに
くくなるとともに、検証に要する時間を短縮することが
できる。また、上位の階層の検証の結果に基づいて下位
の階層の対応端子情報を作成し、下位の階層の検証の際
にその情報を使用するので、上位の階層と下位の階層と
の対応がとり易くなるという効果がある。
【0025】また、特定の回路部分については、途中の
階層で検証を止めるようにしたり、階層構造がレイアウ
トと回路図とで一致していないような回路部分について
は対応する階層のない方については検証をとばしてその
下の階層で検証を行なうようにすることによって、検証
精度を低下させることなくレイアウト検証の所要時間を
短くすることができるという効果がある。
【0026】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、レ
イアウトおよび回路図の階層数は、実施例のような3層
構造や4層構造に限定されず、半導体集積回路に応じて
さらに多数の階層構造にしても良い。
【0027】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0028】すなわち、半導体集積回路のレイアウト検
証におけるミスの発生を少なくするとともに、レイアウ
ト検証に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレイアウト検証方法の一実施例の
手順を示すフローチャートである。
【図2】検証対象となる半導体集積回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係るレイアウト検証方法におけるレイ
アウトおよび回路図の階層構造の一例を示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係るレイアウト検証方法におけるレイ
アウトデータと回路図データとの関係を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係るレイアウト検証方法における最上
位階層の検証の様子を示す説明図である。
【図6】本発明に係るレイアウト検証方法における中間
階層の検証の様子を示す説明図である。
【図7】本発明に係るレイアウト検証方法における最下
位階層の検証の様子を示す説明図である。
【図8】本発明に係るレイアウト検証方法をメモリに適
用した場合におけるレイアウトおよび回路図の階層構造
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
A1,A2,B1,B2,C1,C2‥‥レイアウト上
の対応端子 X1,X2,Y1,Y2,Z1,Z2‥‥回路上の対応
端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路のレイアウトを検証するに
    あたり、レイアウトおよびこれと比較される回路図をそ
    れぞれ階層構造にして、各階層ごとにレイアウトデータ
    および回路図データを作成しておき、上位の階層のデー
    タを用いて検証を行ない、この検証結果からレイアウト
    データに対して下位の階層の対応端子情報を作成し、こ
    の対応端子情報を用いて下位の階層の回路図とレイアウ
    トを比較して検証を行ない、これを最上位の階層から最
    下位の階層に向かって繰り返すようにしたことを特徴と
    する半導体集積回路の検証方法。
  2. 【請求項2】特定の回路部分については、途中の階層で
    検証を止めるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の半導体集積回路の検証方法。
  3. 【請求項3】階層構造がレイアウトと回路図とで一致し
    ていないような回路部分については対応する階層のない
    方については検証をとばしてその下の階層で検証を行な
    うことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集
    積回路の検証方法。
JP8011395A 1996-01-26 1996-01-26 半導体集積回路の検証方法 Pending JPH09204453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011395A JPH09204453A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体集積回路の検証方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8011395A JPH09204453A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体集積回路の検証方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09204453A true JPH09204453A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11776834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8011395A Pending JPH09204453A (ja) 1996-01-26 1996-01-26 半導体集積回路の検証方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09204453A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0367342B2 (ja)
US7370303B2 (en) Method for determining the arrangement of contact areas on the active top side of a semiconductor chip
KR19980070088A (ko) 반도체 집적회로의 칩레이아웃 및 그 검증방법
JPH09204453A (ja) 半導体集積回路の検証方法
US6886142B2 (en) Semiconductor device having embedded array
EP0609047A2 (en) Process for fabricating an ASIC device having a gate-array function block
JP2005235804A (ja) 半導体装置の設計方法及びプログラム
JP3925679B2 (ja) 半導体装置および半導体設計装置
US20010045572A1 (en) Semiconductor interated circuit and method of manufacturing the same
US20020026625A1 (en) Method for dividing a terminal in automatic interconnect routing processing, a computer program for implementing same, and an automatic interconnect routing processor using the method
JP2872216B1 (ja) マクロの設計方法
US6360354B1 (en) Automatic arrangement of wiring patterns in semiconductor device
JP2648528B2 (ja) Lsi設計方法
JPH06125007A (ja) 半導体装置のレイアウトデータ検証方法
JP3179418B2 (ja) セルベースicのレイアウトシステム及びそのレイアウト方法
JP2940950B2 (ja) 半導体検証装置
JP4561036B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置のレイアウト設計方法
JPH08278992A (ja) 半導体集積回路装置の設計方法
US20040194047A1 (en) Layout design apparatus
JPH0424957A (ja) マイクロコンピュータデバイスの製造方法
JP2002299561A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2703702B2 (ja) ゲートアレイのレイアウト方法
JPH0786415A (ja) 自動配置配線方法
JPH04322372A (ja) レイアウトパターン作成装置
JPH04291743A (ja) 半導体集積回路の設計支援装置