JPH0920019A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0920019A
JPH0920019A JP19599495A JP19599495A JPH0920019A JP H0920019 A JPH0920019 A JP H0920019A JP 19599495 A JP19599495 A JP 19599495A JP 19599495 A JP19599495 A JP 19599495A JP H0920019 A JPH0920019 A JP H0920019A
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JP
Japan
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ink
cartridge
color
head holder
colors
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JP19599495A
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English (en)
Inventor
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク色の異なる複数のインクカートリッジ
のヘッドホルダーへの取付け位置を容易に判別でき、し
かも取付け位置の判別機能を長期に亙って維持できるよ
うなインクジェット記録装置を提供する。 【構成】 複数色のインク噴射機構33,37,41,
45を備えたヘッドホルダー31に、複数色のインクカ
ートリッジ50,60,70,80を着脱可能に装着す
るものにおいて、各インク噴射機構のインクカートリッ
ジのインク供給用開口に嵌合する連結筒部35,39,
43,47またはシール部材36,40,44,48
を、装着されるインクカートリッジのインク色と同系色
の材料で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、インク色の異なる複数
のインクカートリッジを装着してカラー記録が可能なイ
ンクジェット記録装置に関し、特にインクカートリッジ
のヘッドホルダーへの取付け位置をインク色で指示する
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドに設けた複数の噴射ノ
ズルからインクを噴射させて、文字や画像を用紙に記録
するインクジェット記録装置においては、記録方向に移
動可能なキャリッジ上にヘッドホルダーが設けられ、そ
のヘッドホルダーには、用紙に対向状の記録ヘッドと、
記録ヘッドに連通するインク供給路を形成した筒状の連
結筒部(所謂マニホールド)とからなるインク噴射機構
が設けられ、また記録ヘッドに供給する記録用のインク
を収容するとともに、インク供給口を設けたインクカー
トリッジを着脱可能に装着するようになっている。
【0003】ところで、この種のインクジェット記録装
置では、一般に、カラー記録が可能なものが実用化され
ている。即ち、ヘッドホルダーには、インク色の異なる
複数のインクカートリッジを装着する為の複数のカート
リッジ収容部が設けられるとともに、これら複数のカー
トリッジ収容部の各々に対応させて、複数のインク噴射
機構が設けられ、更に、操作者から見えるヘッドホルダ
ーの部分には、各カートリッジ収容部に対応させて、
「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」などの装着す
るインクカートリッジのインク色を印刷したシールが貼
付されている。即ち、インク色の異なる複数のインクカ
ートリッジの各々を、そのインク色シールのインク色で
指示された専用の取付け位置に夫々装着するようになっ
ている。
【0004】一方、特開昭60─192637号公報に
は、インク色の異なるインクを収容したインクタンクを
有する2つの記録ヘッドを、ヘッドホルダーを兼用して
いるキャリッジ上の所定の記録ヘッド取付け位置に間違
うことなく夫々取付ける為に、各記録ヘッドの下端面に
は、4つの色分け突部の幾つかをインク色に応じて組み
合わせて夫々形成される一方、キャリッジの上面には、
色指示マークを設けるとともに、取付ける記録ヘッドの
色分け突部の組み合わせに対応する色分け凹部が形成さ
れ、キャリッジ上の所定の記録ヘッド取付け位置に、指
定されたインク色の記録ヘッドを容易に取付けできるよ
うにしたインクジェット記録装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ヘッ
ドホルダーに設けられた複数のカートリッジ収容部の各
々に、指示されたインク色のインクカートリッジを間違
いなく装着する為に、装着するインクカートリッジのイ
ンク色を印刷したインク色シールを貼付するようにした
インクジェット記録装置においては、これら複数色分の
インク色シールの製作コストを必要とするだけでなく、
そのインク色シールを自動化して貼付するシール貼付装
置を製造する場合には、その製造コストが加算され、イ
ンク色シールのコストがコスト高になるという問題があ
る。更に、そのインク色シールの貼付位置によっては、
インクカートリッジから漏れたインクで汚れてインク色
の識別ができなくなるという問題がある。
【0006】また、前記特開昭60─192637号公
報に記載のインクジェット記録装置においては、インク
色の異なるインクを収容した記録ヘッドを装着するキャ
リッジ上に設けた色指示マークが、記録ヘッドから漏れ
たインクで汚れてインク色の識別ができなくなること、
キャリッジに設けた色分け凹部にその漏れたインクが溜
まって乾燥したときには、色分け凹部が塞がれることに
なり、記録ヘッドを装着できないこと、などの問題があ
る。
【0007】本発明の目的は、インク色の異なる複数の
インクカートリッジのヘッドホルダーへの取付け位置を
容易に判別でき、しかも取付け位置の判別機能を長期に
亙って維持できるようなインクジェット記録装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るインクジ
ェット記録装置は、インク色の異なる記録用のインクを
夫々収容した複数のインクカートリッジを装着する為の
複数のカートリッジ収容部を有するヘッドホルダーと、
複数のカートリッジ収容部の各々に対応させてヘッドホ
ルダーに設けられた複数のインク噴射機構とを備えたイ
ンクジェット記録装置において、複数のインク噴射機構
の各々は、インクカートリッジのインク供給用の開口と
接触するシール部材を含んで構成され、各インク噴射機
構において、シール部材を、装着されるインクカートリ
ッジのインク色と同系色に着色した材料で構成したもの
である。
【0009】作用について説明すると、ヘッドホルダー
に設けられた複数のインク噴射機構の各々は、インクカ
ートリッジのインク供給用の開口と接触するシール部材
を含んで構成され、各インク噴射機構において、そのシ
ール部材を、装着されるインクカートリッジのインク色
と同系色に着色した材料で構成したので、複数のインク
カートリッジをヘッドホルダーに装着する際に、シール
部材の着色されたインク色を介して、ヘッドホルダーへ
の取付け位置を容易に判別できるとともに、その装着し
たインクカートリッジからインクが漏れたときでも、そ
の漏れたインクのインク色とシール部材の色とは同系色
なので、取付け位置の判別機能を長期に亙って維持する
ことができる。
【0010】請求項2に係るインクジェット記録装置
は、インク色の異なる記録用のインクを夫々収容した複
数のインクカートリッジを装着する為の複数のカートリ
ッジ収容部を有するヘッドホルダーと、複数のカートリ
ッジ収容部の各々に対応させてヘッドホルダーに設けら
れた複数のインク噴射機構とを備えたインクジェット記
録装置において、複数のインク噴射機構の各々は、イン
クカートリッジのインク供給用の開口に嵌合するように
カートリッジ収容部側に突出した連結筒部を含んで構成
され、各インク噴射機構において、連結筒部を、装着さ
れるインクカートリッジのインク色と同系色に着色した
材料で構成したものである。
【0011】作用について説明すると、ヘッドホルダー
に設けられた複数のインク噴射機構の各々は、インクカ
ートリッジのインク供給用の開口に嵌合するようにカー
トリッジ収容部側に突出した連結筒部を含んで構成さ
れ、各インク噴射機構において、その連結筒部を、装着
されるインクカートリッジのインク色と同系色に着色し
た材料で構成したので、複数のインクカートリッジをヘ
ッドホルダーに装着する際に、連結筒部の着色されたイ
ンク色を介して、ヘッドホルダーへの取付け位置を容易
に判別できるとともに、その装着したインクカートリッ
ジからインクが漏れたときでも、その漏れたインクのイ
ンク色と連結筒部の色とは同系色なので、取付け位置の
判別機能を長期に亙って維持することができる。
【0012】請求項3に係るインクジェット記録装置
は、インク色の異なる記録用のインクを夫々収容した複
数のインクカートリッジを装着する為の複数のカートリ
ッジ収容部を有するヘッドホルダーと、複数のカートリ
ッジ収容部の各々に対応させてヘッドホルダーに設けら
れた複数のインク噴射機構とを備えたインクジェット記
録装置において、複数のカートリッジ収容部の各々の少
なくとも一部を、装着されるインクカートリッジのイン
ク色と同系色に着色した材料からなる着色部材で構成し
たものである。
【0013】作用について説明すると、複数のインクカ
ートリッジを装着する為にヘッドホルダーに設けられた
複数のカートリッジ収容部の各々の少なくとも一部を、
装着されるインクカートリッジのインク色と同系色に着
色した材料からなる着色部材で構成したので、複数のイ
ンクカートリッジをヘッドホルダーに装着する際に、着
色部材の着色されたインク色を介して、ヘッドホルダー
への取付け位置を容易に判別できるとともに、その装着
したインクカートリッジからインクが漏れたときでも、
その漏れたインクのインク色と着色部材の色とは同系色
なので、取付け位置の判別機能を長期に亙って維持する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、4色のイ
ンクを用いたカラー記録が可能なインクジェット記録装
置に本発明を適用した場合のものである。図1に示すよ
うに、インクジェット記録装置1は、基本的に、本体ケ
ース2内に、プラテン10と、キャリッジ21を駆動す
るキャリッジ駆動機構20と、インクカートリッジ5
0,60,70,80に収容したインクを記録ヘッド3
4,38,42,46の各々に設けた複数の噴射ノズル
から噴射させて用紙Pに記録する4つのインク噴射機構
33,37,41,45を有する記録機構30とを設け
たものである。
【0015】前記プラテン10は、図1・図2に示すよ
うに、左右方向向きに配設され、そのプラテン軸11の
左右両端部において、各側壁板3,4に回転可能に枢支
され、プラテン軸11の左端部には、プラテンギヤ12
が取り付けられている。そして、側壁板3には、プラテ
ンギヤ12に噛合する第1従動ギヤ14と、第2従動ギ
ヤ15とを有する複合ギヤ13が回転可能に枢支され、
その第2従動ギヤ15に噛合する駆動ギヤ16はフィー
ドモータ17に取り付けられている。即ち、フィードモ
ータ17が所定回転方向に駆動されて駆動ギヤ16が回
転することにより、複合ギヤ13とプラテンギヤ12と
を介してプラテン10が所定の用紙送り方向に駆動され
る。
【0016】次に、キャリッジ駆動機構20について、
図1〜図3に基づいて説明する。前記プラテン10の前
側には、略板状のキャリッジ21が水平に配設され、そ
のキャリッジ21は、プラテン10と並行に配設された
ガイドロッド22によりその後端部において左右方向移
動自在に支持されるとともに、そのガイドロッド22と
並行に配設されたガイドレール23によりその前端部に
おいて左右方向移動自在に支持されている。これらガイ
ドロッド22とガイドレール23とは、その左右両端部
において、側壁板4,5で夫々支持されている。
【0017】一方、キャリッジ21の移動範囲の左端部
には、従動プーリー24が図示外のフレームに回転可能
に枢支されるととに、その右端部には、キャリッジ駆動
モータ26の駆動軸に取り付けた駆動プーリー25が設
けられ、無端状のタイミングベルト27がこれら両プー
リー24,25に亙って掛け渡され、キャリッジ21の
下端部においてこのタイミングベルト27に連結されて
いる。そして、キャリッジ駆動モータ26が回転駆動さ
れると、これら両プーリー24,25とタイミングベル
ト27とを介して、キャリッジ21が、これらガイドロ
ッド22及びガイドレール23に支持されて、記録方向
(右方向)及び反記録方向(左方向)に移動駆動され
る。
【0018】次に、キャリッジ21に載置され、インク
の噴射により用紙Pにカラー記録する記録機構30につ
いて、図1〜図4に基づいて説明する。前記キャリッジ
21上には、上方及び前方開放状の箱状のヘッドホルダ
ー31が固着されている。そのヘッドホルダー31に
は、1対の側壁部31a,31bと3つの仕切り壁32
とで、左側から順番に、ブラックのインクカートリッジ
50を装着するカートリッジ収容部31dと、シアンの
インクカートリッジ60を装着するカートリッジ収容部
31eと、マゼンタのインクカートリッジ70を装着す
るカートリッジ収容部31fと、イエローのインクカー
トリッジ80を装着するカートリッジ収容部31gとが
夫々設けられている。
【0019】更に、ヘッドホルダー31の後壁部31c
には、これら4つのカートリッジ収容部31d,31
e,31f,31gの各々に対応させて、4つのインク
噴射機構33,37,41,45が夫々設けられてい
る。これら4つのインク噴射機構33,37,41,4
5の構成は同様であり、カートリッジ収容部31dに対
応するインク噴射機構33について説明すると、後壁部
31cの後端面には、複数の噴射ノズルとこれに連通す
る複数本のインク供給路が形成された記録ヘッド34
(図2参照)が取付けられ、これら複数本のインク供給
路に連通するインク通路を内部に形成された連結筒部3
5が、カートリッジ収容部31d側に突出して設けられ
ている。そして、その連結筒部35には、装着したイン
クカートリッジ50のインク供給口52aからのインク
漏れを防止する為に、ゴム製で環状のシール部材36が
嵌め込まれている。
【0020】即ち、インク噴射機構33は、記録ヘッド
34と、この記録ヘッド34に連通する連結筒部35
と、この連結筒部35に嵌め込まれたシール部材36な
どからなり、インク噴射機構37は、記録ヘッド38
と、この記録ヘッド38に連通する連結筒部39と、こ
の連結筒部39に嵌め込まれたシール部材40などから
なり、インク噴射機構41は、記録ヘッド42と、この
記録ヘッド42に連通する連結筒部43と、この連結筒
部43に嵌め込まれたシール部材44などからなり、ま
たインク噴射機構45は、記録ヘッド46と、この記録
ヘッド46に連通する連結筒部47と、この連結筒部4
7に嵌め込まれたシール部材48などから構成されてい
る。これにより、インク噴射機構33,37,41,4
5の各記録ヘッド34,38,42,46から水平方向
に噴射されるインクで、給紙された用紙Pにカラー画像
が記録されるようになっている。
【0021】ところで、ブラック用のインク噴射機構3
3において、連結筒部35は、これに嵌合されるブラッ
ク用のインクカートリッジ50のインク色と同系色つま
り「ブラック」に着色された材料で構成され、シアン用
のインク噴射機構37において、連結筒部39は、これ
に嵌合されるシアン用のインクカートリッジ60のイン
ク色と同系色つまり「シアン」に着色された材料で構成
され、マゼンタ用のインク噴射機構41において、連結
筒部43は、これに嵌合されるマゼンタ用のインクカー
トリッジ70のインク色と同系色つまり「マゼンタ」に
着色された材料で構成され、更にイエロー用のインク噴
射機構45において、連結筒部47は、これに嵌合され
るイエロー用のインクカートリッジ80のインク色と同
系色つまり「イエロー」に着色された材料で構成されて
いる。
【0022】次に、4色のインクカートリッジ50,6
0,70,80について、図1〜図4に基づいて説明す
る。ここで、これら4色のインクカートリッジ50,6
0,70,80の各々は、同様の構成なので、「ブラッ
ク」のインクを収容したブラック用インクカートリッジ
50について、図4に基づいて説明する。ブラック用の
インクカートリッジ50の容器体51は、合成樹脂製で
上面開放状の箱状の容器本体52と、その容器本体52
の上面を塞ぐ合成樹脂製の蓋部材53とから構成され、
そのインクカートリッジ50は、「ブラック」のインク
を十分に浸み込ませたウレタンフォームなどの多孔性材
料からなるインク収容材54を容器本体52の内部に設
け、蓋部材53を接着材などで接着して構成したもので
ある。また、容器本体52の後端壁には、連結筒部35
に外嵌可能な円形のインク供給口52aが形成されてい
る。
【0023】ここで、その蓋部材53は、収容した「ブ
ラック」のインク色と同系色に着色した材料からなる着
色部材で構成されている。同様に、「シアン」のインク
を収容したインクカートリッジ60の容器体61は、上
面開放状の箱状の容器本体62と、その容器本体62の
上面を塞ぐ蓋部材63とから構成され、その蓋部材63
は、収容した「シアン」のインク色と同系色に着色した
材料からなる着色部材で構成されている。
【0024】また、「マゼンタ」のインクを収容したイ
ンクカートリッジ70の容器体71は、上面開放状の箱
状の容器本体72と、その容器本体72の上面を塞ぐ蓋
部材73とから構成され、その蓋部材73は、収容した
「マゼンタ」のインク色と同系色に着色した材料からな
る着色部材で構成されている。更に、「イエロー」のイ
ンクを収容したインクカートリッジ80の容器体81
は、上面開放状の箱状の容器本体82と、その容器本体
82の上面を塞ぐ蓋部材83とから構成され、その蓋部
材83は、収容した「イエロー」のインク色と同系色に
着色した材料からなる着色部材で構成されている。ここ
で、各蓋部材53,63,73,83の上面には、イン
クカートリッジをヘッドホルダー31に装着する際の向
きを示すマーク90が一体に形成されている。
【0025】次に、これら4色のインクカートリッジ5
0,60,70,80をヘッドホルダー31に装着する
ときの作用について、図3・図4に基づいて説明する。
前述したように、インクカートリッジ50,60,7
0,80の蓋部材53,63,73,83は、「ブラッ
ク」、「シアン」、「マゼンタ」、「イエロー」に着色
した着色部材で夫々構成されるとともに、インク噴射機
構33,37,41,45の連結筒部35,39,4
3,47は、「ブラック」、「シアン」、「マゼン
タ」、「イエロー」に着色された材料で夫々構成されて
いるので、図2に示すように、ブラック用のインクカー
トリッジ50を「ブラック」に着色した連結筒部35に
対応するカートリッジ収容部31dに装着することがで
きる。
【0026】同様にして、シアン用のインクカートリッ
ジ60を「シアン」に着色した連結筒部39に対応する
カートリッジ収容部31eに装着することができ、マゼ
ンタ用のインクカートリッジ70を「マゼンタ」に着色
した連結筒部43に対応するカートリッジ収容部31f
に装着することができ、イエロー用のインクカートリッ
ジ80を「イエロー」に着色した連結筒部47に対応す
るカートリッジ収容部31gに装着することができる。
【0027】このように、ヘッドホルダー31に設けら
れた複数のインク噴射機構33,37,41,45の各
々に含まれる連結筒部35,39,43,47を、装着
されるインクカートリッジ50,60,70,80のイ
ンク色と同系色に着色した材料で構成したので、インク
カートリッジ50,60,70,80をヘッドホルダー
31に装着する際に、連結筒部35,39,43,47
の着色されたインク色を介して、ヘッドホルダー31へ
の取付け位置を容易に判別できるとともに、その装着し
たインクカートリッジ50,60,70,80からイン
クが漏れたときでも、その漏れたインクのインク色と連
結筒部35,39,43,47の色とは同系色なので、
取付け位置の判別機能を長期に亙って維持することがで
きる。
【0028】ここで、複数のインク噴射機構33,3
7,41,45の各々に含まれるシール部材36,4
0,44,48を、装着されるインクカートリッジ5
0,60,70,80のインク色と同系色に着色した材
料で構成してもよく、この場合にも同様に、インクカー
トリッジ50,60,70,80をヘッドホルダー31
に装着する際に、シール部材36,40,44,48の
着色されたインク色を介して、ヘッドホルダー31への
取付け位置を容易に判別できるとともに、その装着した
インクカートリッジ50,60,70,80からインク
が漏れたときでも、その漏れたインクのインク色とシー
ル部材36,40,44,48の色とは同系色なので、
取付け位置の判別機能を長期に亙って維持することがで
きる。
【0029】ところで、図5に示すように、ヘッドホル
ダー91の形状を部分的に変更し、ヘッドホルダー91
の各カートリッジ収容部91d〜91gの前端部分を若
干低くして、着色部材取付け部を夫々形成するととも
に、カートリッジ収容部91d〜91gの各着色部材取
付け部に、ブラック用インクカートリッジ50のインク
色と同系色に着色した材料からなる着色部材92と、シ
アン用インクカートリッジ60のインク色と同系色に着
色した材料からなる着色部材93と、マゼンタ用インク
カートリッジ70のインク色と同系色に着色した材料か
らなる着色部材94と、イエロー用インクカートリッジ
80のインク色と同系色に着色した材料からなる着色部
材95とを、対応させて夫々貼付するようにしてもよ
い。
【0030】この場合にも、インクカートリッジ50,
60,70,80をヘッドホルダー91に装着する際
に、着色部材92〜95の着色されたインク色を介し
て、ヘッドホルダー91への取付け位置を容易に判別で
きるとともに、その装着したインクカートリッジ50,
60,70,80からインクが漏れたときでも、その漏
れたインクのインク色と着色部材92〜95の色とは同
系色なので、取付け位置の判別機能を長期に亙って維持
することができる。
【0031】尚、インク噴射機構33,37,41,4
5の各々において、連結筒部35,39,43,47と
シール部材36,40,44,48とを、インク色と同
系色に着色した材料で構成したり、これら連結筒部3
5,39,43,47とシール部材36,40,44,
48以外の各種の部品をインク色と同系色に着色した材
料で構成するなど、前記実施形態に関し、既存の技術や
当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加えることも
あり得る。更に、記録ヘッド34,38、42,46を
ヘッドホルダー31の下側に設け、ヘッドホルダー31
の下側に水平方向に供給される用紙Pに対して下方に向
けてインクを噴射する下方噴射タイプや、4色以外の複
数色による画像記録が可能な各種のインクジェット記録
装置にも本発明を適用し得ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係るインクジェット記録装置
によれば、ヘッドホルダーに設けられた複数のインク噴
射機構の各々に含まれるシール部材を、装着されるイン
クカートリッジのインク色と同系色に着色した材料で構
成したので、複数のインクカートリッジをヘッドホルダ
ーに装着する際に、シール部材の着色されたインク色を
介して、ヘッドホルダーへの取付け位置を容易に判別で
きるとともに、その装着したインクカートリッジからイ
ンクが漏れたときでも、その漏れたインクのインク色と
シール部材の色とは同系色なので、取付け位置の判別機
能を長期に亙って維持することができる。
【0033】請求項2に係るインクジェット記録装置に
よれば、ヘッドホルダーに設けられた複数のインク噴射
機構の各々に含まれる連結筒部を、装着されるインクカ
ートリッジのインク色と同系色に着色した材料で構成し
たので、複数のインクカートリッジをヘッドホルダーに
装着する際に、連結筒部の着色されたインク色を介し
て、ヘッドホルダーへの取付け位置を容易に判別できる
とともに、その装着したインクカートリッジからインク
が漏れたときでも、その漏れたインクのインク色と連結
筒部の色とは同系色なので、取付け位置の判別機能を長
期に亙って維持することができる。
【0034】請求項3に係るインクジェット記録装置に
よれば、ヘッドホルダーに設けられた複数のカートリッ
ジ収容部の各々の少なくとも一部を、装着されるインク
カートリッジのインク色と同系色に着色した材料からな
る着色部材で構成したので、複数のインクカートリッジ
をヘッドホルダーに装着する際に、着色部材の着色され
たインク色を介して、ヘッドホルダーへの取付け位置を
容易に判別できるとともに、その装着したインクカート
リッジからインクが漏れたときでも、その漏れたインク
のインク色と着色部材の色とは同系色なので、取付け位
置の判別機能を長期に亙って維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、インクジェット記録
装置の概略斜視図である。
【図2】インクジェット記録装置の部分平面図である。
【図3】記録機構の部分拡大斜視図である。
【図4】ブラック用インクカートリッジの分解斜視図で
ある。
【図5】変更形態に係るヘッドホルダーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 30 記録機構 31 ヘッドホルダー 31d〜31g カートリッジ収容部 33 インク噴射機構 37 インク噴射機構 41 インク噴射機構 45 インク噴射機構 35 連結筒部 39 連結筒部 43 連結筒部 47 連結筒部 36 シール部材 40 シール部材 44 シール部材 48 シール部材 91 ヘッドホルダー 92〜95 着色部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク色の異なる記録用のインクを夫々
    収容した複数のインクカートリッジを装着する為の複数
    のカートリッジ収容部を有するヘッドホルダーと、前記
    複数のカートリッジ収容部の各々に対応させてヘッドホ
    ルダーに設けられた複数のインク噴射機構とを備えたイ
    ンクジェット記録装置において、 前記複数のインク噴射機構の各々は、インクカートリッ
    ジのインク供給用の開口と接触するシール部材を含んで
    構成され、 各インク噴射機構において、前記シール部材を、装着さ
    れるインクカートリッジのインク色と同系色に着色した
    材料で構成したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 インク色の異なる記録用のインクを夫々
    収容した複数のインクカートリッジを装着する為の複数
    のカートリッジ収容部を有するヘッドホルダーと、前記
    複数のカートリッジ収容部の各々に対応させてヘッドホ
    ルダーに設けられた複数のインク噴射機構とを備えたイ
    ンクジェット記録装置において、 前記複数のインク噴射機構の各々は、インクカートリッ
    ジのインク供給用の開口に嵌合するようにカートリッジ
    収容部側に突出した連結筒部を含んで構成され、 各インク噴射機構において、前記連結筒部を、装着され
    るインクカートリッジのインク色と同系色に着色した材
    料で構成したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 インク色の異なる記録用のインクを夫々
    収容した複数のインクカートリッジを装着する為の複数
    のカートリッジ収容部を有するヘッドホルダーと、前記
    複数のカートリッジ収容部の各々に対応させてヘッドホ
    ルダーに設けられた複数のインク噴射機構とを備えたイ
    ンクジェット記録装置において、 前記複数のカートリッジ収容部の各々の少なくとも一部
    を、装着されるインクカートリッジのインク色と同系色
    に着色した材料からなる着色部材で構成したことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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