JP3370835B2 - インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクカートリッジ及びインクジェット記録装置

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JP3370835B2
JP3370835B2 JP29892095A JP29892095A JP3370835B2 JP 3370835 B2 JP3370835 B2 JP 3370835B2 JP 29892095 A JP29892095 A JP 29892095A JP 29892095 A JP29892095 A JP 29892095A JP 3370835 B2 JP3370835 B2 JP 3370835B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】 本発明は、記録用のインクを収
容したインクカートリッジ及びインク色の異なる複数の
インクカートリッジを左右方向に並べて着脱可能に装着
したインクジェット記録装置に関し、特に相互に隣接す
る複数のインクカートリッジのうちの所望の1つだけを
確実に取り外しし得るように、インクカートリッジに設
ける取手部の形状を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、記録ヘッドに設けた複数の噴射
ノズルからインクを噴射させて、画像を用紙に印字する
インクジェット記録装置においては、往復移動可能なキ
ャリッジ上に、記録ヘッドが設けられるとともに、その
記録ヘッドと一体的に又は別体的にカートリッジホルダ
ーが設けられ、記録ヘッドには、記録ヘッドに連通する
インク供給路を形成した筒状の連結筒部(所謂マニホー
ルド)が設けられ、またカートリッジホルダーには、連
結筒部を介して記録ヘッドに供給する記録用のインクを
収容するとともに、インク導出孔を設けたインクカート
リッジを着脱可能に装着するようになっている。
【0003】ここで、インクカートリッジをカートリッ
ジホルダーに装着するときには、連結筒部の先端部をイ
ンク導出孔からインクカートリッジの内部に挿入させ、
最終的には、インクカートリッジのインク導出孔と反対
側の前壁部を、カートリッジホルダー又はキャリッジの
前端部に設けた係合溝に係合させることで、インクカー
トリッジを連結筒部に密着させて取付けでき、インクカ
ートリッジ内のインクが外部に漏れることなく、連結筒
部を介して記録ヘッドに確実に供給し得るようになって
いる。
【0004】ところで、この種のインクジェット記録装
置では、最近、カラー印字が可能なものが実用化されて
いる。即ち、キャリッジ上には、連結筒部を一体形成し
た複数の記録ヘッドとカートリッジホルダーとが設けら
れ、そのカートリッジホルダーには、各記録ヘッドに対
応して、インク色の異なる複数のインクカートリッジが
相互に隣接する並列状に着脱可能に装着される。そし
て、この場合にも同様に、各インクカートリッジの前壁
部を、カートリッジホルダー又はキャリッジの前端部の
係合溝に夫々係合させることで、複数のインクカートリ
ッジをカートリッジホルダーに着脱可能に装着するよう
になっている。そして、インク切れのインクカートリッ
ジを交換するときには、交換するインクカートリッジの
前壁部に設けた取手部だけを指(例えば、親指)で上方
に押し上げて、先ずその前壁部の係合を解除して、イン
クカートリッジを取り外すようになっている。
【0005】ところで、インク切れのインクカートリッ
ジを交換する為に、その所望のインクカートリッジの取
手部を指で上方に押し上げるときに、特に小型化された
インクカートリッジの場合には、そのインクカートリッ
ジの左右方向の幅寸法が、例えば、約12〜15mmと小
さいので、取手部の幅も同様に狭くなっており、取り外
し操作する指で、所望のインクカートリッジに隣接する
インクカートリッジの取手部も同時に押し上げ操作し
て、その隣接するインクカートリッジも同時に取り外す
場合がある。その場合、誤操作で取り外したインクカー
トリッジについても、交換したインクカートリッジと同
様に、装着後には、連結筒部に入り込んだ空気を除去す
る為に、吸引処理(所謂パージ処理)をすることにな
り、余分なインクを浪費することから、所望のインクカ
ートリッジだけを確実に取り外しできるインクカートリ
ッジが種々提案されている。
【0006】例えば、特開平7─68781号公報に
は、カラーインクジェット記録装置に着脱可能に装着さ
れた4つのインクカートリッジの各々に設ける取手部の
高さ位置を相互に異ならせることで、隣接するインクカ
ートリッジ同士の取手部間の距離を十分に確保して、所
望のインクカートリッジの取り外しの際に、隣接するイ
ンクカートリッジも同時に取り外す誤操作を防止するよ
うにしたインクジェット記録装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、前
記特開平7─68781号公報に記載のインクジェット
記録装置においては、相互に隣接して並列状に装着した
複数のインクカートリッジの各々の取手部の高さ位置を
相互に異ならせることで、所望のインクカートリッジ以
外のインクカートリッジを取り外す誤操作を防止するよ
うにしているが、インクカートリッジ毎に取手部の高さ
位置が異なることから、インクカートリッジの取り外し
操作を共通化できないこと、複数色分に相当する複数種
類のインクカートリッジを作製することになり、インク
カートリッジの製造工程及び部品管理が複雑化するだけ
でなく、製作コストがコスト高になること、などの問題
がある。
【0008】本発明の目的は、左右方向に並べて装着し
た複数のインクカートリッジから、所望の1つのインク
カートリッジのみを確実に着脱でき、しかも着脱操作の
操作性を向上できるとともに、製造工程や部品管理を簡
単化し得るようなインクカートリッジ及びインクジェッ
ト記録装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1に係るインク
カートリッジは、インクジェット記録装置の記録ヘッド
と一体的に又は別体的に設けたカートリッジホルダーに
着脱可能に装着されて記録ヘッドに連結された連結筒部
インクを供給するインクカートリッジにおいて、前記
連結筒部に供給するインクの導出孔を有する後壁部と、
この後壁部と反対側の前壁部を有し、前記前壁部に、イ
ンクジェット記録装置側に設けられてインクカートリッ
ジの前端部を支持する支持部に クリック的に上方から係
合する係合部を設け、前記前壁部に、前記係合部から間
隔をあけて係合部よりも上方に位置する取手部であって
前記係合部の前記支持部との係合を外す方向に前記前壁
部を押し上げる為の取手部を前方へ突出状に設け、前記
カートリッジホルダーに複数のインクカートリッジを左
右方向に並べて装着した状態で、所望の1つのインクカ
ートリッジのみを操作できるように、前記取手部を、イ
ンクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小さい幅に
形成したものである。
【0010】作用について説明すると、カートリッジホ
ルダーに装着されたインクカートリッジにおいて、イン
クカートリッジを装着する際には、インクカートリッジ
をカートリッジホルダーに接近させ、後壁部の導出孔に
連結筒部を挿入し、前壁部に設けた取手部を押し下げる
と係合部が支持部に係合して装着状態となる。 インクカ
ートリッジを取り外す際には、取手部を押し上げて係合
部の支持部との係合を解除して、インクカートリッジを
カートリッジホルダーから取り出す。 前記取手部は、イ
ンクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小さい幅に
形成したので、カートリッジホルダーに複数のインクカ
ートリッジを左右方向に並べて装着した状態で、所望の
1つのインクカートリッジのみを取り外し操作する場
合、左右両側に隣接する2つのインクカートリッジの取
手部間距離を、インクカートリッジの左右方向幅に、そ
の左右方向幅から取手部の幅を差し引いたスペースと、
インクカートリッジ間スペースの2つ分とを加算した大
きな操作許容スペースとして拡大でき、所望のインクカ
ートリッジの取手部に、例えば親指を押し当てた場合で
も、その親指が左右両側の取手部の何れにも接触しない
ようになることから、左側又は右側のインクカートリッ
ジを同時に取り外すような誤操作を防止して、所望のイ
ンクカートリッジだけを確実に取り外すことができる。
【0011】また、取手部を設けた複数のインクカート
リッジを同形状に製作できることから、インクカートリ
ッジの製造工程及び部品管理を簡単化できる上、インク
カートリッジ毎に設ける取手部の高さ位置が同一になる
ので、インクカートリッジの取り外し操作を共通化する
ことができる。
【0012】
【0013】
【0014】請求項に係るインクカートリッジは、請
求項1の発明において、前記取手部の左右方向幅を、イ
ンクカートリッジの左右方向幅の約1/2以下に設定し
たものである。作用について説明すると、請求項1と
様の作用を奏するが、取手部の左右方向幅は、インクカ
ートリッジの左右方向幅の約1/2以下に設定されてい
るので、所望の1つのインクカートリッジのみを取り外
し操作する場合、左右両側に隣接する2つのインクカー
トリッジの取手部間距離を、インクカートリッジの左右
方向幅の約1.5倍以上に拡大した大きな操作許容スペ
ースとして確保でき、左側又は右側のインクカートリッ
ジを同時に取り外すような誤操作をより確実に防止する
ことができる。
【0015】請求項に係るインクジェット記録装置
は、インク色の異なるインクが収容された複数のインク
カートリッジを、記録ヘッドと一体的に又は別体的に設
けたカートリッジホルダーに着脱可能に装着するインク
ジェット記録装置において、前記カートリッジホルダー
に前記記録ヘッドに連結された連結筒部を設け、前記イ
ンクカートリッジに、前記連結筒部に供給するインクの
導出孔を有する後壁部と、この後壁部と反対側の前壁部
を設け、前記インクカートリッジの前壁部に、インクジ
ェット記録装置側に設けられてインクカートリッジの前
端部を支持する支持部にクリック的に上方から係合する
係合部を設け、前記前壁部に、前記係合部から間隔をあ
けて係合部よりも上方に位置する取手部であって前記係
合部の前記支持部との係合を外す方向に前記前壁部を押
し上げる為の取手部を前方へ突出状に設け、前記カート
リッジホルダーに複数のインクカートリッジを左右方向
に並べて装着した状態で、所望の1つのインクカートリ
ッジのみを操作できるように、各取手部を、インクカー
トリッジの左右方向幅よりも格段に小さい幅に形成した
ものである。
【0016】作用について説明すると、カートリッジホ
ルダーに装着された複数のインクカートリッジの各々に
おいて、インクカートリッジをカートリッジホルダーに
装着する際の作用と、インクカートリッジをカートリッ
ジホルダーから取り外す際の作用は、請求項1の作用と
同様である。 前記インクカートリッジの前壁部に形成さ
れた取手部は、インクカートリッジの左右方向幅よりも
格段に小さい幅に形成しているので、カートリッジホル
ダーに複数のインクカートリッジを左右方向に並べて装
着した状態で、所望の1つのインクカートリッジのみを
取り外し操作する場合、左右両側に隣接する2つのイン
クカートリッジの取手部間距離を、インクカートリッジ
の左右方向幅に、その左右方向幅から取手部の幅を差し
引いたスペースと、インクカートリッジ間スペースの2
つ分とを加算した大きな操作許容スペースとして拡大で
き、所望のインクカートリッジの取手部に、例えば親指
を押し当てた場合でも、その親指が左右両側の取手部の
何れにも接触しないようになることから、左側又は右側
のインクカートリッジを同時に取り外すような誤操作を
防止して、所望のインクカートリッジだけを確実に取り
外すことができる。
【0017】また、取手部を設けた複数のインクカート
リッジを同形状に製作できることから、インクカートリ
ッジの製造工程及び部品管理を簡単化できる上、インク
カートリッジ毎に設ける取手部の高さ位置が同一になる
ので、インクカートリッジの取り外し操作を共通化する
ことができる。
【0018】
【0019】
【0020】請求項に係るインクジェット記録装置
は、請求項の発明において、前記各取手部の左右方向
幅を、インクカートリッジの左右方向幅の約1/2以下
に設定したものである。作用について説明すると、請求
と同様の作用を奏するが、取手部の左右方向幅は、
インクカートリッジの左右方向幅の約1/2以下に設定
されているので、所望の1つのインクカートリッジのみ
を取り外し操作する場合、左右両側に隣接する2つのイ
ンクカートリッジの取手部間距離を、インクカートリッ
ジの左右方向幅の約1.5倍以上にまで拡大した大きな
操作許容スペースとして確保でき、左側又は右側のイン
クカートリッジを同時に取り外すような誤操作をより確
実に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、4色のイ
ンクを噴射することでフルカラー印字が可能なインクジ
ェット記録装置に本発明を適用した場合のものである。
図1に示すように、インクジェット記録装置1は、基本
的に、本体カバー2内に設けた本体フレーム3に、ゴム
製のプラテン10と、キャリッジ21を駆動するキャリ
ッジ駆動機構20と、4つのインクカートリッジ32〜
35に収容した記録用のインクを記録ヘッド36〜39
に形成した複数の噴射ノズルから夫々噴射させて記録用
紙Pに印字するインク噴射機構30とを設けたものであ
る。
【0022】前記プラテン10は、図1・図2に示すよ
うに、左右方向向きに配設され、そのプラテン軸11は
左右両端部において、本体フレーム3の側壁板3a,3
cに夫々回転可能に枢支され、プラテン軸11の左端部
には、プラテンギヤ12が取り付けられている。そし
て、側壁板3cには、プラテンギヤ12に噛合する第1
ギヤ14と、第2ギヤ15とを有する複合ギヤ13が回
転可能に枢支され、その第2ギヤ15に噛合する駆動ギ
ヤ16はフィードモータ17に取付けられている。即
ち、フィードモータ17が所定回転方向に駆動されて駆
動ギヤ16が回転することにより、複合ギヤ13とプラ
テンギヤ12とを介してプラテン10が所定の用紙送り
方向に回転駆動される。
【0023】次に、キャリッジ駆動機構20について、
図1・図2に基づいて説明する。前記プラテン10の前
側には、キャリッジ21が水平状に配設され、そのキャ
リッジ21は後端部において、プラテン10と平行に配
設され、本体フレーム3に支持されたガイドロッド22
により左右方向移動自在に支持されるとともに、その前
端部において、本体フレーム3の前端部のガイドレール
部3dにより左右方向移動自在に支持されている。
【0024】一方、キャリッジ21の移動範囲の左側に
は、従動プーリー23が側壁板3bに回転可能に枢支さ
れ、その右側には、キャリッジ駆動モータ25が設けら
れ、キャリッジ駆動モータ25の駆動軸に取り付けられ
た駆動プーリー24と従動プーリ23とに亙って無端状
のタイミングベルト26が掛け渡され、キャリッジ21
の下端部においてこのタイミングベルト26に連結され
ている。そして、キャリッジ駆動モータ25が回転駆動
されることにより、これら両プーリー23,24とタイ
ミングベルト26とを介して、キャリッジ21が、これ
らガイドロッド22及びガイドレール部3dに支持され
て、往復移動駆動される。即ち、キャリッジ21の往復
移動に伴って印字が実行される。
【0025】次に、記録用紙Pに、「ブラック」と「シ
アン」と「マゼンタ」と「イエロー」とからなる4色の
インクを噴射してカラー印字するインク噴射機構30に
ついて、図1〜図4に基づいて説明する。前記キャリッ
ジ21上には、上方及び前方開放状の箱状のカートリッ
ジホルダー31が略水平状に固着されている。そのカー
トリッジホルダー31には、左側から順番に、ブラック
用インクカートリッジ32と、シアン用インクカートリ
ッジ33と、マゼンタ用インクカートリッジ34と、イ
エロー用インクカートリッジ35とが夫々着脱可能に装
着されている。そして、キャリッジ21の前端部には、
カートリッジホルダー31に装着されたインクカートリ
ッジ32〜35の前端部を支持する為の支持部21aが
立設されるとともに、その支持部21aの上端部には、
インクカートリッジ32〜35の係合部32a〜35a
の各々に係合する係合溝21bが、支持部21aの全幅
に亙って形成されている。
【0026】カートリッジホルダー31の立壁部31a
には、これら4つのインクカートリッジ32〜35の各
々に対応させて、4つの記録ヘッド36〜39が取付け
られるとともに、これら記録ヘッド36〜39に連結さ
れた連結筒部35が設けられている。そして、その連結
筒部40〜43の各々には、装着したインクカートリッ
ジ32〜35からのインク漏れを防止する為に、ゴム製
で環状のシール部材44(図4にマゼンタ用についての
み図示)が嵌め込まれている。これにより、インクカー
トリッジ32〜35のインクが対応する記録ヘッド36
〜39から夫々噴射されて、給紙された記録用紙Pに4
色のインクによりフルカラー印字が行なわれる。
【0027】次に、4つのインクカートリッジ32〜3
5について、図1〜図4に基づいて説明する。ここで、
これらインクカートリッジ32〜35は、同様の構成な
ので、マゼンタ用インクカートリッジ34について、図
4に基づいて説明する。マゼンタ用インクカートリッジ
34は、合成樹脂製の容器体34aに、「マゼンタ」の
記録用インクを十分に浸み込ませたウレタンフォームな
どの多孔性材料からなるインク収容材34bを収容し、
蓋部材34cを接着したものである。更に、容器体34
aの後壁部には、連結筒部42に外嵌可能な円形のイン
ク導出孔34dが形成されている。
【0028】更に、インク導出孔34dが形成された後
壁部と反対側の前壁部の下端部には、キャリッジ21に
形成された係合溝21bに係合可能な突起状の係合部3
4eが形成されるとともに、その前壁部の上端部分に
は、インクカートリッジ34の幅方向の中央部におい
て、上下方向に延び且つ所定幅を有する取手部34fが
前方へ突出状に形成され、この取手部34fを指で上方
に押し上げることで、インクカートリッジ34の係合部
34eとキャリッジ21の係合溝21bとの係合を解除
して、カートリッジホルダー31から取り外しできるよ
うになっている。尚、係合溝21bには、突起状の係合
部34eの上方肩部にクリック的に係合して、不意の離
脱を防止するための突状部が形成されており、その突状
部を越えるようにインクカートリッジ34の前部を持上
げることで取外し可能とされる。
【0029】ここで、図5に示すように、この取手部3
4fの幅寸法aは、インクカートリッジ34の幅寸法W
に対して格段に小さい約1/3の寸法に設定されてい
る。つまり、取手部34fの左端及び右端からインクカ
ートリッジ34の左端及び右端までの各スペースbも同
様に、インクカートリッジ34の幅寸法Wの約1/3に
夫々設定されている。ところで、ブラック用インクカー
トリッジ32と、シアン用インクカートリッジ33と、
イエロー用インクカートリッジ35にも、マゼンタ用イ
ンクカートリッジ34と同様に、係合部32e,33
e,35eが夫々設けられるとともに、取手部32f,
33f,35fが夫々設けられている。
【0030】これにより、左右方向に相互に隣接して並
列状にカートリッジホルダー31に装着された4つのイ
ンクカートリッジ32〜35のうちから、例えば、イン
ク切れの所望の1つのインクカートリッジ34のみを取
り外す場合、通常、親指Fを取手部34fの前端部に下
側から上向きに押し当てて、その親指Fを上方に押し上
げるこのとき、人指し指を支持部21aの上端部に上方
から押し当てるようにしてもよいことで、係合部34e
と係合溝21bとの係合を解除することになる。
【0031】ここで、左右両側に隣接するインクカート
リッジ33,35の2つの取手部33f,35f間距離
を、インクカートリッジ34の幅寸法Wに、その幅寸法
Wから取手部34fの幅aを差し引いたスペース、即ち
スペースbの2つ分と、インクカートリッジ間隙間αの
2つ分とを加算した大きな許容スペースSとして拡大で
き、所望のインクカートリッジ34を取り外す為に、そ
の取手部34fに親指Fを押し当てた場合でも、その親
指Fが左右両隣のインクカートリッジ33,35の取手
部33f,35fの何れにも接触しないようになること
から、所望のインクカートリッジ34だけを確実に取り
外せる。
【0032】次に、これら4つのインクカートリッジ3
2〜35をカートリッジホルダー31から取り外すとき
の作用について、図1〜図5に基づいて説明する。前述
したように、各インクカートリッジ32〜35は、対応
する連結筒部40〜44を、インク導出孔を挿通させて
内部に侵入させた状態で、インクカートリッジ32〜3
5の前端部を下方に押圧して、係合部32e〜35eを
係合溝21bに夫々係合させることで、インクカートリ
ッジ32〜35をカートリッジホルダー31の所定の装
着位置に装着されている。
【0033】そして、例えば、インク切れしたマゼンタ
用インクカートリッジ34を交換する為に取り外す場
合、前述したように、図5・図6に示すように、親指F
を取手部34fの前端部に下側から上向きに押し当て
て、その親指Fを上方に押し上げることで、係合部34
eと係合溝21bとの係合を解除する際に、左右両側に
隣接するインクカートリッジ33,35の2つの取手部
33f,35f間距離を、インクカートリッジ34の幅
寸法Wに、スペースbの2つ分と、インクカートリッジ
間隙間αの2つ分とを加算した大きな許容スペースSと
して拡大できる。
【0034】即ち、インクカートリッジ34の幅寸法W
が、例えば約12mmのときには、この操作許容スペース
Sは、約21〜22mmとなり、インクカートリッジ34
の幅寸法Wの約2倍近くまで拡大している。これによ
り、所望のマゼンタ用インクカートリッジ34の取り外
しの際に、親指Fが両隣のインクカートリッジ33,3
5の取手部33f,35fの何れにも同時に接触するよ
うなことがなく、これら隣接するインクカートリッジ3
3,35を取り外すような誤操作を防止して、図6及び
図4に2点鎖線に示すように、所望の1つのインクカー
トリッジ34だけを確実に取り外せる。
【0035】このように、カートリッジホルダー31に
装着された複数のインクカートリッジ32〜35の各々
について、インクカートリッジの幅寸法Wよりも格段に
小さい幅の取手部32f〜35fを、前壁部の左右方向
の中央部に形成したので、複数のインクカートリッジ3
2〜35を左右方向に並べて装着した状態で、所望の1
つのインクカートリッジのみを親指Fで取り外し操作す
る場合、その親指Fが左右両側の取手部の何れにも接触
しないような大きな操作許容スペースSを確保でき、左
側又は右側のインクカートリッジを同時に取り外すよう
な誤操作を防止して、所望のインクカートリッジだけを
確実に取り外すことができるとともに、取手部32f〜
35fを設けた複数のインクカートリッジ32〜35を
同形状に製作できることから、インクカートリッジ32
〜35の製造工程及び部品管理を簡単化できる上、イン
クカートリッジ32〜35毎に設ける取手部32f〜3
5fの高さ位置が同一になるので、インクカートリッジ
32〜35の取り外し操作を共通化することができる。
【0036】ところで、図7に示すように、4つのイン
クカートリッジ32A〜35Aに設ける取手部32g〜
35gを、インクカートリッジ32A〜35Aの前壁部
の上端部部分で且つ左右方向の右部に設けるようにして
もよい。この場合、前記実施形態と同様に、マゼンタ用
インクカートリッジ34Aをカートリッジホルダー31
Aから取り外す場合には、操作許容スペースSとして
は、インクカートリッジ34Aの幅寸法W(例えば、約
12mm)に、幅寸法Wから取手部34gの幅寸法を差し
引いたスペースdと、インクカートリッジ間隙間αの2
つ分とを加算した大きなスペース(例えば、21〜22
mm)に拡大して設けられる。
【0037】即ち、インクカートリッジ34Aの取り外
しの際に、親指Fが両隣のインクカートリッジ33A,
35Aの取手部33g,35gの何れにも接触すること
がなく、これらのインクカートリッジ33,35を取り
外すような誤操作を防止して、所望の1つのインクカー
トリッジ34Aだけを確実に取り外せる。この場合に
も、前記実施形態と同様に、所望のインクカートリッジ
だけを確実に取り外すことができるとともに、取手部3
2g〜35gを設けた複数のインクカートリッジ32A
〜35Aを同形状に製作できることから、インクカート
リッジ32A〜35Aの製造工程及び部品管理を簡単化
できる上、インクカートリッジ32A〜35A毎に設け
る取手部32g〜35gの高さ位置が同一になるので、
インクカートリッジ32A〜35Aの取り外し操作を共
通化することができる。
【0038】更に、図8・図9に示すように、4つのイ
ンクカートリッジ32B〜35Bに設ける取手部32h
〜35hとしては、インクカートリッジ32B〜35B
の上端部分に、インクカートリッジ32B〜35Bの幅
寸法と同幅であるが、その略下半部の左右両端部分に湾
曲状のスペースを設けて、略T字状に形成するようにし
てもよい。但し、この場合には、インクカートリッジ3
2B〜35Bの後端部分を上側から覆うホルダカバー5
0をカートリッジホルダー31Bに連結して設ける。
【0039】即ち、マゼンタ用インクカートリッジ34
Bをカートリッジホルダー31Bから取り外す場合、同
様にして、親指Fを取手部34hの前端部に下側から上
向きに押し当てて、その親指Fを上方に押し上げる際
に、インクカートリッジ34Bの係合部34eとキャリ
ッジ21Bの支持部21aの係合溝21bとの係合が外
れたときに、図9に2点鎖線で示すように、インクカー
トリッジ34Bは、その上端がホルダカバー50の前端
に当接して、上方への移動が阻止されるので、押し上げ
操作する親指Fが、これら湾曲状のスペースを介して、
左右両側に隣接するインクカートリッジ33B,35B
の取手部33h,35hの何れも押し上げないので、こ
れらのインクカートリッジ33B,35Bを取り外すよ
うな誤操作をすることなく、所望の1つのインクカート
リッジ34Bだけを確実に取り外すことができる。
【0040】この場合にも、前記実施形態と同様に、所
望のインクカートリッジだけを確実に取り外すことがで
きるとに、取手部32h〜35hを設けた複数のイン
クカートリッジ32B〜35Bを同形状に製作できるこ
とから、インクカートリッジ32B〜35Bの製造工程
及び部品管理を簡単化できる上、インクカートリッジ3
2B〜35B毎に設ける取手部32h〜35hの高さ位
置が同一になるので、インクカートリッジ32B〜35
Bの取り外し操作を共通化することができる。
【0041】尚、インクカートリッジの取手部32f〜
35fを前壁部の上端部の左部に設けたり、インクカー
トリッジの取手部32f〜35f,32g〜35gの幅
寸法を、インクカートリッジの幅寸法Wの約1/2以下
の任意の寸法に設定するなど、前記実施形態に関し、既
存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加
えることもあり得る。例えば、図10に第3の変更形態
として示すように、インクカートリッジ32C〜35C
(32C,33Cのみ図示)前壁部上部において、前方
に向かって先細り状に突出する突出部を設け、その各突
出部の先端寄りの部分(先端からインクカートリッジの
左右方向幅の約1/2の幅に至るまでの部分であって、
図10に斜線で示す部分)を取手部32j〜35j(3
2j,33jのみ図示)として利用するようにしてもよ
い。これによっても、上記と同様の効果を奏し得る。更
に、記録用のインクを収納した各種のインクカートリッ
ジや、記録ヘッドと一体的に又は別体的に設けたカート
リッジホルダーに複数のインクカートリッジを着脱可能
に装着するようにした各種のカラーインクジェット記録
装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0042】
【発明の効果】請求項1インクカートリッジによれ
ば、インクカートリッジの前記前壁部に、インクジェッ
ト記録装置側に設けられてインクカートリッジの前端部
を支持する支持部にクリック的に上方から係合する係合
部を設け、前記前壁部に、前記係合部から間隔をあけて
係合部よりも上方に位置する取手部であって前記係合部
の前記支持部との係合を外す方向に前記前壁部を押し上
げる為の取手部を前方へ突出状に設けたので、インクカ
ートリッジを装着する際には、取手部を押し下げて係合
部を支持部に係合させればよい。また、インクカートリ
ッジを取り外す際には、取手部を押し上げて係合部の支
持部への係合を外せばよい。こうして、インクカートリ
ッジを簡単な操作で着脱することができる。 前記取手部
をインクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小さい
幅に形成したので、複数のインクカートリッジを左右方
向に並べて装着した状態で、所望の1つのインクカート
リッジのみを指で取り外し操作する場合、その指が左右
両側の取手部の何れにも接触しないような大きな操作許
容スペースを確保でき、左側又は右側のインクカートリ
ッジを同時に取り外すような誤操作を防止して、所望の
インクカートリッジだけを確実に取り外すことができる
とともに、取手部を設けた複数のインクカートリッジを
同形状に製作できることから、インクカートリッジの製
造工程及び部品管理を簡単化できる上、インクカートリ
ッジ毎に設ける取手部の高さ位置が同一になるので、イ
ンクカートリッジの取り外し操作を共通化することがで
きる。
【0043】
【0044】請求項に係るインクカートリッジによれ
ば、請求項1と同様の効果を奏するが、取手部の左右方
向幅は、インクカートリッジの左右方向幅の約1/2以
下に設定されているので、所望の1つのインクカートリ
ッジのみを取り外し操作する場合、左右両側に隣接する
2つのインクカートリッジの取手部間距離を、インクカ
ートリッジの左右方向幅の約1.5倍以上にまで拡大し
た大きな操作許容スペースとして確保でき、左側又は右
側のインクカートリッジを同時に取り外すような誤操作
をより確実に防止することができる。
【0045】請求項に係るインクジェット記録装置に
よれば、カートリッジホルダーに装着された複数のイン
クカートリッジの各々について、インクカートリッジの
前壁部に、インクジェット記録装置側に設けられてイン
クカートリッジの前端部を支持する支持部にクリック的
に上方から係合する係合部を設け、前記前壁部に、前記
係合部から間隔をあけて係合部よりも上方に位置する取
手部であって前記係合部の前記支持部との係合を外す方
向に前記前壁部を押し上げる為の取手部を前方へ突出状
に設けたので、請求項1の発明と同様に、インクカート
リッジを簡単な操作で着脱することができる。 前記取手
部を、インクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小
さい幅に形成したので、請求項1の発明と同様に、複数
のインクカートリッジを左右方向に並べて装着した状態
で、所望の1つのインクカートリッジのみを指で取り外
し操作する場合、その指が左右両側の取手部の何れにも
接触しないような大きな操作許容スペースを確保でき、
左側又は右側のインクカートリッジを同時に取り外すよ
うな誤操作を防止して、所望のインクカートリッジだけ
を確実に取り外すことができるとともに、取手部を設け
た複数のインクカートリッジを同形状に製作できること
から、インクカートリッジの製造工程及び部品管理を簡
単化できる上、インクカートリッジ毎に設ける取手部の
高さ位置が同一になるので、インクカートリッジの取り
外し操作を共通化することができる。
【0046】
【0047】請求項に係るインクジェット記録装置に
よれば、請求項3と同様の効果を奏するが、カートリッ
ジホルダーに装着された複数のインクカートリッジにつ
いて、各取手部の左右方向幅は、インクカートリッジの
左右方向幅の約1/2以下に設定されているので、所望
の1つのインクカートリッジのみを取り外し操作する場
合、左右両側に隣接する2つのインクカートリッジの取
手部間距離を、インクカートリッジの左右方向幅の約
1.5倍以上にまで拡大した大きな操作許容スペースと
して確保でき、左側又は右側のインクカートリッジを同
時に取り外すような誤操作をより確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態インクジェット記録装置の
概略斜視図である。
【図2】インクジェット記録装置の部分平面図である。
【図3】カートリッジホルダーに装着された4つのイン
クカートリッジの斜視図である。
【図4】図2のA─A線縦断側面図である。
【図5】つのインクカートリッジを取り外すときの部
分正面図である。
【図6】つのインクカートリッジを取り外したときの
図5相当図である。
【図7】第1変更形態に係る図5相当図である。
【図8】第2変更形態に係る図5相当図である。
【図9】図8のB─B線縦断側面図である。
【図10】第3変更形態に係るインクカートリッジの斜
視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 31 カートリッジホルダー 32,32A,32B,32C ブラック用インクカ
ートリッジ 32f,32g,32h,32j 取手部 33,33A,33B,33C シアン用インクカー
トリッジ 33f,33g,33h,33j 取手部 34,34A,34B マゼンタ用インクカートリッ
ジ 34f,34g,34h 取手部 35,35A,35B イエロー用インクカートリッ
ジ 35f,35g,35h 取手部 36〜39 記録ヘッド

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置の記録ヘッドと
    一体的に又は別体的に設けたカートリッジホルダーに着
    脱可能に装着されて記録ヘッドに連結された連結筒部に
    インクを供給するインクカートリッジにおいて、前記連結筒部に供給するインクの導出孔を有する後壁部
    と、この後壁部と反対側の前壁部を有し、 前記前壁部に、インクジェット記録装置側に設けられて
    インクカートリッジの前端部を支持する支持部にクリッ
    ク的に上方から係合する係合部を設け、 前記前壁部に、前記係合部から間隔をあけて係合部より
    も上方に位置する取手部であって前記係合部の前記支持
    部との係合を外す方向に前記前壁部を押し上げる為の
    手部を前方へ突出状に設け、 前記カートリッジホルダーに複数のインクカートリッジ
    を左右方向に並べて装着した状態で、所望の1つのイン
    クカートリッジのみを操作できるように、前記取手部
    を、インクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小さ
    い幅に形成したことを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記取手部の左右方向幅を、インクカー
    トリッジの左右方向幅の約1/2以下に設定したことを
    特徴とする請求項に記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 インク色の異なるインクが収容された複
    数のインクカートリッジを、記録ヘッドと一体的に又は
    別体的に設けたカートリッジホルダーに着脱可能に装着
    するインクジェット記録装置において、前記カートリッジホルダーに前記記録ヘッドに連結され
    た連結筒部を設け、 前記インクカートリッジに、前記連結筒部に供給するイ
    ンクの導出孔を有する後壁部と、この後壁部と反対側の
    前壁部を設け、 前記インクカートリッジの前壁部に、インクジェット記
    録装置側に設けられてインクカートリッジの前端部を支
    持する支持部にクリック的に上方から係合する係合部を
    設け、 前記前壁部に、前記係合部から間隔をあけて係合部より
    も上方に位置する取手部であって前記係合部の前記支持
    部との係合を外す方向に前記前壁部を押し上げる為の
    手部を前方へ突出状に設け、 前記カートリッジホルダーに複数のインクカートリッジ
    を左右方向に並べて装着した状態で、所望の1つのイン
    クカートリッジのみを操作できるように、前記各取手部
    を、インクカートリッジの左右方向幅よりも格段に小さ
    い幅に形成したことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各取手部の左右方向幅を、インクカ
    ートリッジの左右方向幅の約1/2以下に設定したこと
    を特徴とする請求項に記載のインクジェット記録装
    置。
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