JPH09194173A - 乗客コンベアの案内装置 - Google Patents
乗客コンベアの案内装置Info
- Publication number
- JPH09194173A JPH09194173A JP710396A JP710396A JPH09194173A JP H09194173 A JPH09194173 A JP H09194173A JP 710396 A JP710396 A JP 710396A JP 710396 A JP710396 A JP 710396A JP H09194173 A JPH09194173 A JP H09194173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- colored
- guide body
- balustrade
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】乗客コンベアの踏板上の歩行及び立止まり位置
を左右色別表示により明確化する一方、乗降床に達した
乗客には踏板上に至る前に踏板左右の利用位置を認知さ
せ、より便利な乗客コンベアを提供する。 【解決手段】踏板３の表面凹凸部３ａの凹溝部３ｂに、
乗客に対して歩行及び立止まり等の位置を表示する着色
案内体６Ａを設け、着色案内体６Ａに近い側の欄干の一
部に、着色案内体６Ａと同系色の案内体６Ｂを設けた。
また、近くのハンドレール５の色調も着色案内体６Ａと
同系色としたものである。
を左右色別表示により明確化する一方、乗降床に達した
乗客には踏板上に至る前に踏板左右の利用位置を認知さ
せ、より便利な乗客コンベアを提供する。 【解決手段】踏板３の表面凹凸部３ａの凹溝部３ｂに、
乗客に対して歩行及び立止まり等の位置を表示する着色
案内体６Ａを設け、着色案内体６Ａに近い側の欄干の一
部に、着色案内体６Ａと同系色の案内体６Ｂを設けた。
また、近くのハンドレール５の色調も着色案内体６Ａと
同系色としたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ，電
動道路等の乗客コンベアに係り、特に踏板と欄干及びハ
ンドレールで構成される乗客コンベアの案内装置に関す
る。
動道路等の乗客コンベアに係り、特に踏板と欄干及びハ
ンドレールで構成される乗客コンベアの案内装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の乗客コンベアで踏板（エスカレー
タの踏段を含む）の上面に足型マーク等を付けて乗客の
乗る位置を明示することは特開平5−278072 号公報で知
られている。また、足型マークのほかに矢印マークを表
示して踏板上での歩行を促すことも知られており、最近
では急ぐ人のために踏板の片側一方に矢印を、片側他方
に足型を表示して歩行者と立止まり者を区分する案も提
案されている。
タの踏段を含む）の上面に足型マーク等を付けて乗客の
乗る位置を明示することは特開平5−278072 号公報で知
られている。また、足型マークのほかに矢印マークを表
示して踏板上での歩行を促すことも知られており、最近
では急ぐ人のために踏板の片側一方に矢印を、片側他方
に足型を表示して歩行者と立止まり者を区分する案も提
案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、足型
であれ矢印であれ乗客が乗降床から踏板に乗り移ってか
ら足元を確かめた上で立止まり側、あるいは歩行側の利
用位置を知ることとなっていた。このため、乗客数が多
い場合でも、乗降床から踏板へ一歩を踏み出した後、踏
板の右側あるいは左側の表示を見てから、歩行あるいは
立止まり位置を判断して希望位置側に移る再動作が必要
となり、極めて不都合，不便であった。
であれ矢印であれ乗客が乗降床から踏板に乗り移ってか
ら足元を確かめた上で立止まり側、あるいは歩行側の利
用位置を知ることとなっていた。このため、乗客数が多
い場合でも、乗降床から踏板へ一歩を踏み出した後、踏
板の右側あるいは左側の表示を見てから、歩行あるいは
立止まり位置を判断して希望位置側に移る再動作が必要
となり、極めて不都合，不便であった。
【０００４】このため、踏板上の歩行，立止まりを表示
した乗客コンベアでは乗降床付近（踏板上に至る前の位
置）で、踏板上の利用位置（歩行，立止まり位置）を認
識させるのが有効であることが判る。
した乗客コンベアでは乗降床付近（踏板上に至る前の位
置）で、踏板上の利用位置（歩行，立止まり位置）を認
識させるのが有効であることが判る。
【０００５】本発明の目的は、踏板上における歩行，立
止まりの位置を幅方向左右色別表示により明確化する一
方、乗降床に達した乗客に対しては踏板上に至る前に踏
板左右の利用位置を事前に認知させ得る便利な乗客コン
ベアの案内装置を提供することにある。
止まりの位置を幅方向左右色別表示により明確化する一
方、乗降床に達した乗客に対しては踏板上に至る前に踏
板左右の利用位置を事前に認知させ得る便利な乗客コン
ベアの案内装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の乗降床
から他方の乗降床にかけて無端状に連結されて移動する
踏板と、この踏板の両側に直立する欄干と、この欄干の
上端を移動するハンドレールを備えたものにおいて、こ
の踏板の表面凹凸部の凹溝部に、乗客に対して踏板上で
歩行，立止まり等の利用位置を示す着色案内体を設け、
この着色案内体の近く（着色案内体に近い側）の欄干の
一部に、この着色案内体と同系色の案内体を設けた。ま
た、この着色案内体の近傍（着色案内体に近い側）のハ
ンドレールの色調を着色案内体と同系色とした。
から他方の乗降床にかけて無端状に連結されて移動する
踏板と、この踏板の両側に直立する欄干と、この欄干の
上端を移動するハンドレールを備えたものにおいて、こ
の踏板の表面凹凸部の凹溝部に、乗客に対して踏板上で
歩行，立止まり等の利用位置を示す着色案内体を設け、
この着色案内体の近く（着色案内体に近い側）の欄干の
一部に、この着色案内体と同系色の案内体を設けた。ま
た、この着色案内体の近傍（着色案内体に近い側）のハ
ンドレールの色調を着色案内体と同系色とした。
【０００７】なお、着色案内体が踏板上の幅方向左右両
側に別形状で各々設けられる場合は、左側の着色案内体
に対して左側の欄干にそれと同系色の案内体を、右側の
着色案内体に対して右側の欄干にそれと同系色の案内体
を設ける。この左右区分は、左側及び右側に配置される
ハンドレールの色調についても同様である。
側に別形状で各々設けられる場合は、左側の着色案内体
に対して左側の欄干にそれと同系色の案内体を、右側の
着色案内体に対して右側の欄干にそれと同系色の案内体
を設ける。この左右区分は、左側及び右側に配置される
ハンドレールの色調についても同様である。
【０００８】踏板上面の、例えば、幅方向中央線の左側
に乗客の「立止まり」を意味する黄色の「足型マーク」
を付した場合には、このマークに近い側の欄干意匠材に
黄色の案内体を付加する。あるいは、このマークに近い
側のハンドレールの色調を黄色とする。この二方法は、
乗客が度々乗客コンベアを利用するうちに「黄色は立止
まり側」と認識していき、乗降床やその手前で案内体あ
るいはハンドレールの色を見ただけで踏板上の立止まり
位置は左側であることを察知し、戸惑うことなく利用位
置側に乗り込めるようになり便利性が向上する。
に乗客の「立止まり」を意味する黄色の「足型マーク」
を付した場合には、このマークに近い側の欄干意匠材に
黄色の案内体を付加する。あるいは、このマークに近い
側のハンドレールの色調を黄色とする。この二方法は、
乗客が度々乗客コンベアを利用するうちに「黄色は立止
まり側」と認識していき、乗降床やその手前で案内体あ
るいはハンドレールの色を見ただけで踏板上の立止まり
位置は左側であることを察知し、戸惑うことなく利用位
置側に乗り込めるようになり便利性が向上する。
【０００９】また、例えば、幅方向中央線の右側に乗客
への「歩行」を促す青色の「矢印マーク」を付した場合
には、このマークに近い側の欄干意匠材に青色の案内体
を付加する。あるいは、このマークに近い側のハンドレ
ールの色調を青色とする。この二方法も、上記と同様の
認識と察知をもたらし、歩行の利用位置側に乗り込むよ
うになり便利性が向上する。なお、黄色，青色の区分は
一例であり、他の色を用いても問題はない。
への「歩行」を促す青色の「矢印マーク」を付した場合
には、このマークに近い側の欄干意匠材に青色の案内体
を付加する。あるいは、このマークに近い側のハンドレ
ールの色調を青色とする。この二方法も、上記と同様の
認識と察知をもたらし、歩行の利用位置側に乗り込むよ
うになり便利性が向上する。なお、黄色，青色の区分は
一例であり、他の色を用いても問題はない。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１，
図２により詳細に説明する。
図２により詳細に説明する。
【００１１】図１において、乗客コンベア１は、一方の
乗降床２から他方の乗降床（図示省略）にかけて無端状
に連結されて移動する踏板３と、踏板３の両側（図示は
左側のみに省略）に直立する欄干４と、欄干４の周縁や
上端を、踏板３と同速度が同一方向に移動するハンドレ
ール５等で構成されている。ここで、幅方向中心線Ｓよ
りも左側の踏板３には足型マーク３Ａが、例えば黄色に
着色され、配置されている。そして、欄干４は図１およ
び図２に示したように、乗降床２側（反踏板３側）に大
きく張り出して、全長方向に伸びる欄干パネル４Ａ，デ
ッキカバー４Ｂ，スカートガード４Ｃで構成されこれの
周縁や上端部分にハンドレール５が配されている。さら
に、踏板３の表面凹凸部３ａの凹溝部３ｂの溝底部に
は、本発明の案内装置６を構成する黄色の着色案内体６
Ａが複数固着され、これを上から見ると図１の足型マー
ク３Ａとして視認される。
乗降床２から他方の乗降床（図示省略）にかけて無端状
に連結されて移動する踏板３と、踏板３の両側（図示は
左側のみに省略）に直立する欄干４と、欄干４の周縁や
上端を、踏板３と同速度が同一方向に移動するハンドレ
ール５等で構成されている。ここで、幅方向中心線Ｓよ
りも左側の踏板３には足型マーク３Ａが、例えば黄色に
着色され、配置されている。そして、欄干４は図１およ
び図２に示したように、乗降床２側（反踏板３側）に大
きく張り出して、全長方向に伸びる欄干パネル４Ａ，デ
ッキカバー４Ｂ，スカートガード４Ｃで構成されこれの
周縁や上端部分にハンドレール５が配されている。さら
に、踏板３の表面凹凸部３ａの凹溝部３ｂの溝底部に
は、本発明の案内装置６を構成する黄色の着色案内体６
Ａが複数固着され、これを上から見ると図１の足型マー
ク３Ａとして視認される。
【００１２】一方、着色案内体６Ａの近くにある欄干４
のデッキカバー４Ｂには、案内装置６を構成する黄色の
案内体６Ｂを取付けてある。なお、案内体６Ｂは図１に
示したように乗降床２（反踏板３側）の上側まで大きく
張り出して配置され、これを乗降床２の位置まで歩行し
てきた乗客が踏板３に至る前に色調認識して黄色の足型
マーク３Ａ、すなわち「立止まり」側であることを察知
する。
のデッキカバー４Ｂには、案内装置６を構成する黄色の
案内体６Ｂを取付けてある。なお、案内体６Ｂは図１に
示したように乗降床２（反踏板３側）の上側まで大きく
張り出して配置され、これを乗降床２の位置まで歩行し
てきた乗客が踏板３に至る前に色調認識して黄色の足型
マーク３Ａ、すなわち「立止まり」側であることを察知
する。
【００１３】さらに、案内体６Ｂと一緒、あるいは案内
体６Ｂの代わりの方策として、着色案内体６Ａの近くに
あるハンドレール５は、着色案内体６Ａと同系色の色調
の黄色になっていて、これも乗降床２への大きな張り出
し部分によって踏板２に向けて歩行してくる乗客に対し
て、踏板３に至る前に黄色、すなわち「立止まり」側で
あることを察知させる。
体６Ｂの代わりの方策として、着色案内体６Ａの近くに
あるハンドレール５は、着色案内体６Ａと同系色の色調
の黄色になっていて、これも乗降床２への大きな張り出
し部分によって踏板２に向けて歩行してくる乗客に対し
て、踏板３に至る前に黄色、すなわち「立止まり」側で
あることを察知させる。
【００１４】上記説明の反対側である幅方向中心線Ｓよ
り右側に「歩行」側であることを示す矢印マーク３Ｂ
が、例えば、青色に着色されて配置される場合には、右
側の案内体（案内体６Ｂ相当）とハンドレール（ハンド
レール５相当）が青色で構成されて左側と同様の効果を
発揮する。
り右側に「歩行」側であることを示す矢印マーク３Ｂ
が、例えば、青色に着色されて配置される場合には、右
側の案内体（案内体６Ｂ相当）とハンドレール（ハンド
レール５相当）が青色で構成されて左側と同様の効果を
発揮する。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、踏板上の歩行及び立止
まりの利用位置を左右色別表示により明確化する一方、
乗降床に達した乗客には踏板上に至る前に踏板左右の利
用位置を認知させることができ、より便利な乗客コンベ
アを提供できる。
まりの利用位置を左右色別表示により明確化する一方、
乗降床に達した乗客には踏板上に至る前に踏板左右の利
用位置を認知させることができ、より便利な乗客コンベ
アを提供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す要部の斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う部分の断面図。
２…乗降床、３…踏板、３ａ…表面凹凸部、３ｂ…凹溝
部、４…欄干、５…ハンドレール、６Ａ…着色案内体、
６Ｂ…案内体、６Ｂ…案内装置。
部、４…欄干、５…ハンドレール、６Ａ…着色案内体、
６Ｂ…案内体、６Ｂ…案内装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｂ 31/00 Ｂ６６Ｂ 31/00 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】一方の乗降床から他方の乗降床にかけて無
端状に連結されて移動する踏板と、前記踏板の両側に直
立する欄干と、前記欄干の上端を移動するハンドレール
を備えたものにおいて、前記踏板の表面凹凸部の凹溝部
に、乗客に対して歩行，立止まりの利用位置を示す着色
案内体を設け、前記踏板の前記着色案内体の近くの欄干
の一部に前記着色案内体と同系色の案内体を設けたこと
を特徴とする乗客コンベアの案内装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記着色案内体の近く
の前記ハンドレールの色調を前記着色案内体と同系色と
した乗客コンベアの案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP710396A JPH09194173A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 乗客コンベアの案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP710396A JPH09194173A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 乗客コンベアの案内装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09194173A true JPH09194173A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11656760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP710396A Pending JPH09194173A (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 乗客コンベアの案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09194173A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113213319A (zh) * | 2021-02-18 | 2021-08-06 | 上海超白玻璃雕塑有限公司 | 自动扶梯护栏 |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP710396A patent/JPH09194173A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113213319A (zh) * | 2021-02-18 | 2021-08-06 | 上海超白玻璃雕塑有限公司 | 自动扶梯护栏 |
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