JPH09189747A - 障害検出手段検査システム - Google Patents

障害検出手段検査システム

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JPH09189747A
JPH09189747A JP8002309A JP230996A JPH09189747A JP H09189747 A JPH09189747 A JP H09189747A JP 8002309 A JP8002309 A JP 8002309A JP 230996 A JP230996 A JP 230996A JP H09189747 A JPH09189747 A JP H09189747A
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fault
circuit
signal
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JP8002309A
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English (en)
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Kazuo Kenmoku
一男 見目
Shigeo Tominaga
茂雄 富永
Yukio Hirano
幸男 平野
Norio Sugano
典夫 菅野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/779,256 priority patent/US5757811A/en
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R35/00Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の試験信号を発生する大規模な試験信
号発生装置を使用することなく、かつ、実際の動作、運
用状態に影響を与えることなく、障害検出手段の検査を
行う障害検出手段の検査システムを得る。 【解決手段】 通常時、障害強制発出回路2は外部から
入力した伝送路信号5をそのまま通過させ、伝送路信号
5と同一の同期回路入力信号6を発出し、同期回路3へ
出力する。また、検査時においては、制御部4から出力
された同期回路検査信号9に基づいて、障害強制発出回
路2が同期回路入力信号6を強制的に‘Low’に固定
して同期回路3へ出力する。この伝送路信号6を同期回
路3が検出すると、同期はずれ警報8を発出し制御部4
へ送信する。制御部4は同期回路3からの同期はずれ警
報8を監視して、非検査時に同期はずれ警報8が出力さ
れず、検査時に同期はずれ警報8が出力されれば正常、
出力されなければ異常と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、入力信号および装置の動作状
態の障害検出手段の検査システムに関するものである。
【従来の技術】
【0003】図8は従来の入力信号の障害検出回路の動
作を検査する障害検出回路検査システムの構成を示した
構成図である。図において、1は伝送路終端装置、3は
伝送路終端装置1に設けられた同期回路、18は伝送路
終端装置1に設けられたクロック断検出回路、19は伝
送路終端装置1に設けられクロックを供給するクロック
供給基板、20はクロック供給基板19からクロック断
検出回路18へ供給されるクロック、43は試験信号発
生装置、44は試験信号発生装置43から同期回路3へ
供給される試験信号である。
【0004】次に、図8に示した障害検出回路検査シス
テムの動作を説明する。まず、伝送路終端装置1の同期
回路3の動作検査をする場合、試験信号発生装置43が
発生した試験信号44を伝送路終端装置1に入力し、試
験信号発生装置43において試験信号44に障害状態を
挿入し、そのときの同期回路3の障害検出状態を監視す
ることにより検査を行う。また、クロック供給基板19
から入力したクロック20の障害の有無を検出するクロ
ック断検出回路18の動作検査をする場合、クロック供
給基板19を抜き去る(以下、抜去するという)などし
て、クロック断検出回路18に入力されるクロック20
を強制的に断させ、そのときのクロック断検出回路18
の障害検出状態を監視することで検査を行う。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】上記のような従来の障害検出回路検査方式
は、試験信号発生装置43を被検査装置に接続して試験
信号に障害状態を挿入する必要があり、多種類の信号パ
ターンを発生する大規模な試験信号発生装置を必要とし
なければならないという問題点があった。また、装置内
の実装基板を抜去するなどして実際に供給する信号を断
させることで、障害検出回路を動作させ、その検出状態
を監視していた。そのため、実際の動作、運用状態に影
響を与えることなく障害検出回路の検査を行えないとい
う問題点があった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、障害強制発出回路により強制的に障
害検出回路に入力する信号に障害状態を挿入することに
より、障害検出回路の動作状態を検査するシステムを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる障害
検出手段検査システムは、入力信号の障害および装置動
作の障害を検出する障害検出手段を備える障害検出手段
検査システムにおいて、検査制御信号を発生する検査制
御手段と、検査を受ける上記障害検出手段を備える被検
査基板と、この被検査基板内に上記検査制御信号に基づ
き上記障害検出手段に入力される入力信号に強制的に障
害情報を挿入する障害強制発出手段とを備え、上記入力
信号に上記障害情報を挿入した状態において、上記障害
検出手段の検出結果を上記検査制御手段が監視すること
により、障害検出手段の動作を検査するものである。
【0008】第2の発明に係わる障害検出手段検査シス
テムは、検査制御手段は検査制御信号を多重化する多重
化手段と、被検査基板からの多重化された検査結果を分
離する多重分離手段とを備え、上記被検査基板は上記検
査制御手段からの多重化された検査制御信号を分離する
多重分離手段と、複数の障害検出手段の検査結果を多重
化する多重化手段を備えたものである。
【0009】第3の発明に係わる障害検出手段検査シス
テムは、障害検出手段を有する被検査基板の外部に、検
査制御手段を有する検査装置を備えたものである。
【0010】第4の発明に係わる障害検出手段検査シス
テムは、入力信号の障害および装置動作の障害を検出す
る障害検出手段を備える障害検出手段検査システムにお
いて、検査制御信号を発生する検査制御手段と、検査を
受ける障害検出手段とを備える被検査基板と、上記検査
制御信号に基づき上記障害検出手段に入力される入力信
号に強制的に障害情報を挿入する障害強制発出手段を備
える検査制御対象基板とを備え、上記入力信号に強制的
に上記障害情報が挿入された状態において、上記検査制
御手段が上記障害検出手段の障害検出結果を監視するこ
とにより、障害検出手段の動作を検査するものである。
【0011】第5の発明に係わる障害検出手段検査シス
テムは、検査制御手段は検査制御信号を多重化する多重
化手段と、被検査基板からの多重化された検査結果を分
離する多重分離手段とを備え、検査制御対象基板は上記
検査制御手段からの多重化された検査制御信号を分離す
る多重分離手段を備え、上記被検査基板は複数の障害検
出手段からの検査結果を多重化する多重化手段を備えた
ものである。
【0012】第6の発明に係わる障害検出手段検査シス
テムは、障害検出手段を有する被検査基板の外部に、検
査制御手段を有する検査装置を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態を示す伝
送路終端装置の構成図である。図1において1は伝送路
信号5を入力し、その入力信号を終端する伝送路終端装
置である。次に、伝送路終端装置1の構成について説明
する。2は伝送路信号5を入力して同期回路入力信号6
を出力する障害強制発出回路、3はこの同期回路入力信
号6の同期をとり、出力信号7を出力し、伝送路信号に
障害があって同期確立できない場合に同期はずれ警報8
を発出する同期回路、4はこの同期はずれ警報8を監視
すると共に、同期回路3の動作の検査を行うときに障害
強制発出回路2から伝送路信号5に強制的に障害を挿入
するように障害強制発出回路2へ同期回路検査制御信号
9を出力する制御部、12は障害強制発出回路2の試験
信号入力端子、13は障害強制発出回路2の制御入力端
子、14は障害強制発出回路2の試験信号出力端子であ
る。
【0014】また、図2は図1に示した障害強制発出回
路2の回路図である。図2において、図1と同符号のも
のは同一又は相当部分を示す。10はインバータ、11
はANDゲートである。
【0015】次に、図1に示した伝送路終端装置の動作
を説明する。制御部4は同期回路3の動作を検査しない
場合、同期回路検査制御信号9を‘L’(Lowの意
味)にして出力し、障害強制発出回路2は入力された伝
送路信号5をそのまま通過させ、同期回路3へ出力す
る。このとき、入力伝送路信号5が正常であれば同期回
路3は同期を確立し同期はずれ警報8は出力されない。
また、同期回路3の動作を検査する場合は制御部4は同
期回路検査制御信号9を‘H’(Highの意味)にし
て出力し、障害強制発出回路2は同期回路入力信号6を
強制的に‘L’に固定して同期回路3へ出力する。
【0016】これにより、入力伝送路信号5に元来含ま
れていた同期パターンをつぶしたことになる。このとき
同期回路3が正常に動作している場合、同期確立が行え
ず同期はずれ警報8が出力される。よって、この通常動
作時と検査時のそれぞれにおける同期はずれ警報8を制
御部4で監視することで同期回路3の動作の試験を行う
ことができる。すなわち、通常動作時に同期はずれ警報
8が出力されない状態において、検査時に同期はずれ警
報8が出力されれば同期回路3は正常に動作、検査時に
同期はずれ警報8が出力されなければ同期回路3は異常
動作であることが判定できる。
【0017】この実施の形態によれば、大規模な試験信
号発生装置を必要とせず、また、実際の動作・運用状態
に影響を与えることなく障害状態検出回路の検査を行な
うことができるという効果を奏する。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の別の実施
の形態を示す伝送路終端装置の構成図である。図3にお
いて、図1と同一符号のものは同一または相当部分を示
す。19は伝送路終端装置1に設けられたクロック供給
基板、25は伝送路終端装置1に設けられ同期回路3を
含む伝送路信号同期基板である。
【0019】次に、伝送路信号同期基板25の構成を説
明する。2aは試験時に伝送路信号5の通過を禁止して
障害を強制的に発出する障害強制発出回路、2bは試験
時にクロック20の通過を禁止して障害を強制的に発出
する障害強制発出回路、17はクロック供給基板19か
ら入力したクロック20に基づいて各種クロックを生成
するクロック生成部、18はクロック供給基板19から
のクロック20の状態を監視しクロック20が断した場
合にクロック断警報22を発出するクロック断検出回路
である。
【0020】また、15aは伝送路終端装置1に設けら
れ、制御部4から出力され同期回路3へ向かう同期回路
検査制御信号9aと、制御部4から出力されクロック断
検出回路18へ向かうクロック断検出回路検査制御信号
21aとを多重化して多重化検査制御信号23を出力す
る多重化回路、16aは伝送路信号同期基板25に設け
られ上記多重化検査制御信号23を障害強制発出回路2
aへ向かう同期回路検査制御信号9bと障害強制発出回
路2bへ向かうクロック断検出回路検査制御信号21b
とに多重分離する多重分離回路である。
【0021】また、15bは伝送路信号同期基板25に
設けられ、同期回路3からの同期はずれ警報8aとクロ
ック断検出回路18からのクロック断警報22aとを多
重化し多重化警報信号24として出力する多重化回路、
16bは伝送路終端装置1に設けられ、この多重化警報
信号24を同期はずれ警報8bとクロック断警報22b
に多重分離して制御部4へ出力する多重分離回路であ
る。
【0022】次に、図3に示した伝送路終端装置の動作
を説明する。同期回路3の動作を検査する場合の動作は
実施の形態1と同様であるため、説明を省略し、ここで
はクロック断検出回路18の検査をする場合の動作を説
明する。制御部4はクロック断検出回路18の動作を検
査しない場合はクロック断検出回路検査制御信号21を
‘L’にして出力し、これにより障害強制発出回路2b
は入力されたクロック20をそのまま通過させ、クロッ
ク断検出回路18へ出力する。このとき、入力されるク
ロック20が正常であればクロック断検出回路18はク
ロック20は正常であると判定しクロック断警報22を
出力しない。また、クロック断検出回路18の動作を検
査する場合は制御部4はクロック断検出回路検査制御信
号21のレベルを‘H’にして出力する。これにより、
障害強制発出回路2bは入力されたクロック20を強制
的に‘L’に固定してクロック断検出回路18へ出力す
る。
【0023】このときクロック断検出回路18が正常に
動作している場合、クロック断検出回路18は入力クロ
ックが断していると判定しクロック断警報22を出力す
る。よって、この通常動作時と検査時のそれぞれにおけ
るクロック断警報22を制御部4が監視することによ
り、クロック断検出回路18の動作の試験を行うことが
できる。すなわち、通常動作時にクロック断警報22が
出力されない状態において、検査時にクロック断警報2
2が出力されればクロック断検出回路18は正常に動
作、検査時にクロック断警報22が出力されなければク
ロック断検出回路18は異常動作であることが判定でき
る。
【0024】ここで、制御部4から出力され同期回路3
へ向かう同期回路検査制御信号9aと制御部4から出力
されクロック断検出回路18へ向かうクロック断検出回
路検査制御信号21aとを多重化回路15aが多重化
し、多重化検査制御信号23として出力する。この多重
化により、信号の種類は複数でも物理的な信号線の数は
1本にまとめられる。この多重化検査制御信号23を伝
送路信号同期基板25に設けられた多重分離回路16a
が再び同期回路検査制御信号9bとクロック断検出回路
検査制御信号21bに多重分離して障害強制発出回路2
aと2bへそれぞれ出力する。
【0025】さらに、同期回路3からの同期はずれ警報
8aとクロック断検出回路18からのクロック断警報2
2aとを多重化回路15bが多重化し多重化警報信号2
4として出力する。この多重化により、信号の種類は複
数でも物理的な信号線の数は1本にまとめられる。この
多重化警報信号24は伝送路信号同期基板25の内部か
ら伝送路信号同期基板25の外部へ出力され、伝送路信
号同期基板25の外部に設けられた多重分離回路16b
が再び同期はずれ警報8bとクロック断警報22bとに
多重分離する。この多重分離された同期はずれ警報8b
とクロック断警報22bを制御部4がそれぞれ監視す
る。
【0026】このように多重化回路15a及び多重分離
回路16aあるいは多重化回路15b及び多重分離回路
16bにより、同期回路3とクロック断検出回路18の
それぞれを個別にあるいは同時に検査することができ
る。また、検査箇所がさらに増えた場合でも、多重化す
る情報が増加するだけであり、多重化検査制御信号23
と多重化警報信号24の間の信号線の物理的な本数は常
に変わらないため制御信号線や監視信号線を増やすこと
なく検査を行うことができる。
【0027】実施の形態3.図4はこの発明の別の実施
の形態を示すす伝送路終端装置の構成図である。図4に
おいて、図1、図3と同一符号のものは同一または相当
部分を示す。30は制御部4と多重化回路15aと多重
分離回路16bから成る検査装置、15aは検査装置3
0に設けられ、伝送路終端装置1の複数の被検査回路2
6a、26bの動作の検査を行う場合に制御部4からの
検査制御信号27a、27bを多重化して多重化検査制
御信号23とし伝送路終端装置1へ送信する多重化回
路、16aは伝送路終端装置1に設けられ、この多重化
検査制御信号23を入力して検査制御信号27c、27
dに多重分離して障害強制発出回路2a、2bへ出力す
る多重分離回路、2a、2bはこの検査制御信号27
c、27dに基づき障害信号28a、28bを発生し被
検査回路26a、26bへ出力して被検査回路26a、
26bを検査する障害強制発出回路、15aは被検査回
路26a、26bを検査した結果である警報信号29
a、29bを多重化し、多重化警報信号24として検査
装置30へ送信する多重化回路、16bは検査装置30
に設けられ、入力した多重化警報信号24を警報信号2
9c,29dへ多重分離して制御部4へ出力する多重分
離回路である。
【0028】次に、図4に示した伝送路終端装置の動作
を説明する。伝送路終端装置1の複数の被検査回路26
a、26bの動作の検査を行う場合、検査装置30は、
制御部4からの検査制御信号27a、27bを多重化回
路15aで多重化し、多重化検査制御信号23として出
力し、伝送路終端装置1へ送信する。伝送路終端装置1
では、多重分離回路16aがこの多重化検査制御信号2
3を入力して検査制御信号27c、27dに多重分離
し、それぞれ障害強制発出回路2a、2bへ出力する。
障害強制発出回路2a、2bは、この検査制御信号に基
づき被検査回路26a、26bを検査し、その結果であ
る警報信号29a、29bを出力する。多重化回路15
aはこの警報信号29a、29bを多重化して多重化警
報信号24を出力し、検査装置30へ送信する。検査装
置30では、多重分離回路16bが入力した多重化警報
信号24を再び警報信号29c,29dへ多重分離し、
制御部4がこの警報信号29c,29dを監視する。
【0029】実施の形態2では伝送路終端装置1の数と
同じ数の検査装置30が必要であったが、この実施の形
態によれば、伝送路終端装置1の検査時のみ検査装置3
0を接続すればよいので、伝送路終端装置1の数よりも
検査装置30の数を少なくすることが可能である。従っ
て、実施の形態2よりも伝送路終端装置の回路規模を削
減することができる。
【0030】実施の形態4.図5はこの発明の別の実施
の形態を示す伝送路終端装置の構成図である。図5にお
いて、図1と同符号のものは同一または相当部分を示
す。34は制御対象基板、35は被検査基板、31は制
御対象基板34に設けられ、監視パターン38を発生す
る監視パターン発生回路、32は制御対象基板34に設
けられ、被検査基板35との間の基板間伝送監視をする
ために主信号37に障害強制発出回路2からの主信号挿
入監視パターン39を挿入して監視パターン挿入主信号
40として出力し、被検査基板35へ送信する監視パタ
ーン挿入回路、33は被検査基板35に設けられ、制御
対象基板34からの監視パターン挿入主信号40の内か
らこの特定の監視パターン39を分離し、監視パターン
分離主信号41を出力すると共に、監視パターン挿入回
路32との間で異常が発生して監視パターンに誤りが生
じた場合に監視パターン39が異常であることを示す監
視パターン異常警報42を発出する監視パターン分離回
路である。
【0031】次に、図5に示した伝送路終端装置の動作
を説明する。検査を行わない通常の動作時では、制御部
4は監視パターン分離回路検査制御信号36を‘L’に
して出力する。これにより、障害強制発出回路2は監視
パターン発生回路31より出力された監視パターン38
をそのまま通過させ、監視パターン挿入回路32へ出力
する。
【0032】図6はこの動作を示したタイムチャートで
ある。上記の動作を図6を参照して説明する。図6に示
す主信号37と監視パターン38が与えられたとき、検
査を行わない通常の動作時では、制御部4からの監視パ
ターン分離回路検査制御信号36は‘L’であるので、
主信号挿入監視パターン39は監視パターン38と同一
の信号になる。従って、監視パターン挿入主信号40は
主信号37に監視パターン38をそのまま挿入したもの
となる。このとき、監視パターン挿入回路32と監視パ
ターン分離回路33の間が正常であれば監視パターン分
離回路33は正常な監視パターンを検出するので、監視
パターン異常警報42は出力されない。
【0033】また、監視パターン分離回路33の動作を
検査する場合、制御部4は監視パターン分離回路検査制
御信号36を‘H’にして出力し、障害強制発出回路2
は、入力された監視パターン38を強制的に‘L’に固
定して監視パターン挿入回路32へ出力する。
【0034】図7はこの動作を示したタイムチャートで
ある。上記の動作を図7を参照して説明する。監視パタ
ーン分離回路33の動作を検査する場合、制御部4から
の監視パターン分離回路検査制御信号36は‘H’であ
るので、主信号挿入監視パターン39は図7に示すよう
に‘L’に固定される。従って、本来の監視パターン3
8と異なるものが監視パターン挿入回路32で主信号3
7に挿入され、監視パターン挿入回路32から出力され
る監視パターン挿入主信号40は監視パターン挿入部分
のみ‘L’に固定されることになる。このとき監視パタ
ーン分離回路33が正常に動作している場合、この監視
パターン分離回路33は正常な監視パターンの検出が行
えないので、監視パターン異常警報42が出力される。
【0035】よって、この通常動作時と検査時のそれぞ
れにおける監視パターン異常警報42を制御部4が監視
することにより監視パターン分離回路33の動作の試験
を行うことができる。すなわち、通常動作時に監視パタ
ーン異常警報42が出力されない状態において、検査時
に監視パターン異常警報42が出力されれば監視パター
ン分離回路33は正常に動作、検査時に監視パターン異
常警報42が出力されなければ監視パターン分離回路3
3は異常動作であることが判定できる。
【0036】この実施の形態によれば、障害強制発出回
路を備え被検査基板35へ信号を出力する検査制御対象
基板34を設けたので、障害検出回路を備える被検査基
板を直接制御することなく、障害検出回路の検査を行う
ことができる。また、制御部4は検査時のみに利用すれ
ばよいので、制御部4の数を制御対象基板34及び被検
査基板35の対の数よりも少なくできるので被検査装置
の回路規模を縮小することができる
【0037】なお、制御部に検査制御信号を多重化する
多重化回路と、障害検出回路からの多重化された検査結
果を分離する多重分離回路とを設け、上記検査制御対象
基板に上記制御部からの多重化された検査制御信号を分
離する多重分離回路を設け、上記被検査基板に複数の障
害検出回路からの検査結果を多重化する多重化回路を設
けてもよいことはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】上述したように第1の発明によれば、検
査制御手段からの検査制御信号に基づき、検査を行う障
害検出手段に入力する信号に強制的に障害状態を挿入す
るので、大規模な試験信号発生装置を必要とせず、ま
た、実際の動作・運用状態に影響させることなく障害状
態検出回路の検査を行うことができるという効果を奏す
る。
【0039】また、第2の発明によれば、検査制御信号
を多重化する多重手段と、多重化された検査制御信号を
多重分離する多重分離手段と、障害検出手段から発出さ
れた障害検出結果を多重化する多重手段と、多重化され
た障害検出結果を多重分離する多重分離手段とを設けた
ので、検査箇所が増えた場合でも検査制御や監視に使用
する制御部と被検査基板間の制御信号線や監視信号線の
物理的な本数を増やすことなく検査を行うことができる
という効果を奏する。
【0040】また、第3の発明によれば、障害検出手段
を有する被検査基板の外部に、検査制御手段を有する検
査装置を備えたので、検査システムの規模を縮小するこ
とができるという効果を奏する。
【0041】また、第4の発明によれば、障害強制発出
手段を備えかつ被検査基板に信号を出力する検査制御対
象基板を設けたので、障害検出手段を備える被検査基板
を直接制御することなく、障害検出手段の検査を行うこ
とができるという効果を奏する。
【0042】また、第5の発明によれば、障害強制発出
手段を備え被検査基板に信号を出力する検査制御対象基
板を設け、また、検査制御信号を多重化する多重化手段
と、多重化された検査制御信号を多重分離する多重分離
手段と、障害検出手段から発出された障害検出された障
害検出結果を多重化する多重化手段と、多重化された障
害検出結果を多重分離する多重分離手段とを設けたの
で、障害検出手段を備えた被検査基板を直接制御するこ
となく、障害検出手段の検査を行うことができるという
効果を奏する。また、検査箇所が増えた場合でも検査制
御や監視に使用する制御部と被検査基板間の制御信号線
や監視信号線を増やすことなく検査を行うことができる
という効果を奏する。
【0043】また、第6の発明によれば、障害強制発出
手段を備え被検査基板に信号を出力する検査制御対象基
板を設け、また、検査制御対象基板および被検査基板を
備えた装置外に、検査制御信号を発生し障害検出手段か
らの検出結果を監視制御部を備えた検査装置を設けたの
で、障害検出手段を備えた被検査基板を直接制御するこ
となく、障害検出手段の検査を行うことができ、また、
被検査装置の規模を縮小することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す伝送路終端装
置の構成図である。
【図2】 図1に示した障害強制発出回路2の回路図で
ある。
【図3】 この発明の別の実施の形態を示す伝送路終端
装置の構成図である。
【図4】 この発明の別の実施の形態を示すす伝送路終
端装置の構成図である。
【図5】 この発明の別の実施の形態を示す伝送路終端
装置の構成図である。
【図6】 監視パターン分離回路の動作を検査しない通
常の場合の図5に示した伝送路終端装置の動作を示した
タイムチャートである。
【図7】 監視パターン分離回路の動作を検査する場合
の図5に示した伝送路終端装置の動作を示したタイムチ
ャートである。
【図8】 従来の入力信号の障害検出回路の動作を検査
する障害検出回路検査システムの構成を示した構成図で
ある。
【符号の説明】
1 伝送路終端装置、2 障害強制発出回路、3 同期
回路、4 制御部、5伝送路信号、6 同期回路入力信
号、7 同期確立信号、8 同期はずれ警報、9 同期
回路検査制御信号、10 インバータ、11 ANDゲ
ート、12試験信号入力端子、13 制御入力端子、1
4 試験信号出力端子、15 多重化回路、16 多重
分離回路、17 クロック生成部、18 クロック断検
出回路、19 クロック供給基板、20 クロック、2
1 クロック断検出回路検査制御信号、22 クロック
断警報、23 多重化検査制御信号、24 多重化警報
信号、25 伝送路信号同期基板、26 被検査回路、
27 検査制御信号、28被検査回路入力信号、29
警報信号、30 検査装置、31 監視パターン発生回
路、32 監視パターン挿入回路、33 監視パターン
分離回路、34制御対象基板、35 被検査基板、36
監視パターン分離回路検査制御信号、37 主信号、
38 監視パターン、39 主信号挿入監視パターン、
40監視パターン挿入主信号、41 監視パターン分離
主信号、42 監視パターン異常警報、43 試験信号
発生装置、44 試験信号。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施の形態3.図4はこの発明の別の実施
の形態を示す伝送路終端装置の構成図である。図4にお
いて、図1、図3と同一符号のものは同一または相当部
分を示す。30は制御部4と多重化回路15aと多重分
離回路16bから成る検査装置、15aは検査装置30
に設けられ、伝送路終端装置1の複数の被検査回路26
a、26bの動作の検査を行う場合に制御部4からの検
査制御信号27a、27bを多重化して多重化検査制御
信号23とし伝送路終端装置1へ送信する多重化回路、
16aは伝送路終端装置1に設けられ、この多重化検査
制御信号23を入力して検査制御信号27c、27dに
多重分離して障害強制発出回路2a、2bへ出力する多
重分離回路、2a、2bはこの検査制御信号27c、2
7dに基づき障害信号28a、28bを発生し被検査回
路26a、26bへ出力して被検査回路26a、26b
を検査する障害強制発出回路、15aは被検査回路26
a、26bを検査した結果である警報信号29a、29
bを多重化し、多重化警報信号24として検査装置30
へ送信する多重化回路、16bは検査装置30に設けら
れ、入力した多重化警報信号24を警報信号29c,2
9dへ多重分離して制御部4へ出力する多重分離回路で
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 この発明の別の実施の形態を示す伝送路終端
装置の構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 典夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の障害および装置動作の障害を
    検出する障害検出手段を備える障害検出手段検査システ
    ムにおいて、検査制御信号を発生する検査制御手段と、
    検査を受ける上記障害検出手段を備える被検査基板と、
    この被検査基板内に上記検査制御信号に基づき上記障害
    検出手段に入力される入力信号に強制的に障害情報を挿
    入する障害強制発出手段とを備え、上記入力信号に上記
    障害情報を挿入した状態において、上記障害検出手段の
    検出結果を上記検査制御手段が監視することにより、障
    害検出手段の動作を検査することを特徴とする障害検出
    手段検査システム。
  2. 【請求項2】 検査制御手段は検査制御信号を多重化す
    る多重化手段と、被検査基板からの多重化された検査結
    果を分離する多重分離手段とを備え、上記被検査基板は
    上記検査制御手段からの多重化された検査制御信号を分
    離する多重分離手段と、複数の障害検出手段の検査結果
    を多重化する多重化手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の障害検出手段検査システム。
  3. 【請求項3】 障害検出手段を有する被検査基板の外部
    に、検査制御手段を有する検査装置を備えたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の障害検出手段検査システ
    ム。
  4. 【請求項4】 入力信号の障害および装置動作の障害を
    検出する障害検出手段を備える障害検出手段検査システ
    ムにおいて、検査制御信号を発生する検査制御手段と、
    検査を受ける障害検出手段とを備える被検査基板と、上
    記検査制御信号に基づき上記障害検出手段に入力される
    入力信号に強制的に障害情報を挿入する障害強制発出手
    段を備える検査制御対象基板とを備え、上記入力信号に
    強制的に上記障害情報が挿入された状態において、上記
    検査制御手段が上記障害検出手段の障害検出結果を監視
    することにより、障害検出手段の動作を検査することを
    特徴とする障害検出手段検査システム。
  5. 【請求項5】 検査制御手段は検査制御信号を多重化す
    る多重化手段と、被検査基板からの多重化された検査結
    果を分離する多重分離手段とを備え、検査制御対象基板
    は上記検査制御手段からの多重化された検査制御信号を
    分離する多重分離手段を備え、上記被検査基板は複数の
    障害検出手段からの検査結果を多重化する多重化手段を
    備えたことを特徴とする請求項4記載の障害検出手段検
    査システム。
  6. 【請求項6】 障害検出手段を有する被検査基板の外部
    に、検査制御手段を有する検査装置を備えたことを特徴
    とする請求項4または5記載の障害検出手段検査システ
    ム。
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