JPH0688861A - 信号処理基板の自己診断テスト方法 - Google Patents

信号処理基板の自己診断テスト方法

Info

Publication number
JPH0688861A
JPH0688861A JP4238291A JP23829192A JPH0688861A JP H0688861 A JPH0688861 A JP H0688861A JP 4238291 A JP4238291 A JP 4238291A JP 23829192 A JP23829192 A JP 23829192A JP H0688861 A JPH0688861 A JP H0688861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
cpu
test
input
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4238291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Wakui
井 博 充 涌
Takayuki Kasahara
原 隆 幸 笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4238291A priority Critical patent/JPH0688861A/ja
Publication of JPH0688861A publication Critical patent/JPH0688861A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の論理回路やメモリを用いた画像処理基板
などの信号処理基板を用いる画像処理装置などの信号処
理装置に簡単なテスト回路を追加することにより、この
テスト回路を用いて信号処理基板の故障箇所を迅速かつ
容易に特定することのできる信号処理基板の自己診断テ
スト方法の提供。 【構成】所定パターンに配置された複数の論理回路と複
数メモリとを有する信号処理基板の自己診断テストを行
うに際し、自己診断テストモードにおいて、セレクト信
号の入力によりセレクタは信号データからCPUによっ
て生成された所定のテストパターンを有するテストデー
タに切り換え、この入力テストパターンを前記信号処理
基板の前記論理回路およびメモリの各々に入力し、その
出力応答パターンを再び前記CPUに帰環させ、前記C
PUが前記入力テストパターンと前記出力応答パターン
を比較することにより不良箇所を診断する信号処理基板
の自己診断テスト方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号処理基板の自己診
断テスト方法に関し、特に印刷製版装置などの印刷機器
や複写装置やプリンタなどの画像形成装置の画像露光装
置や画像記録装置に用いられる画像処理基板などの信号
処理基板の自己診断テスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷製版装置などの印刷機
器、複写装置、プリンタなどの画像形成装置において
は、原稿台に載置された原稿画像を読み取る画像読取装
置、電気信号化された読取画像やコンピュータやワープ
ロによって作成された画像や文字情報を処理する画像処
理装置および画像処理された画像情報を感光材料などの
記録材料に露光し、顕像または潜像として記録する画像
記録が用いられている。
【0003】このような画像形成装置の画像露光装置や
画像記録装置などの画像処理装置においては、多数の画
素データを処理するために多数の制御回路や多数の論理
回路や多数のメモリが用いられている。これらの多数の
制御回路、論理回路やメモリは、所定パターンの複数の
電気回路基板にICやLSI(CPU,TTL,PLD
(PAL),LCA,ゲートアレイ,スタンダードセ
ル,エンベッデッドアレイ,ROM,RAM)などの半
導体素子を実装することによって構成される。また、こ
れらの画像処理用電気回路をゲートアレイ,スタンダー
ドセル,エンベッデッドアレイなどの論理構成可能な素
子を用いて構成することにより、少ない画像処理基板で
画像処理回路全体を構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの印刷製版装置
や複写装置などにおいて故障が生じた場合、メンテナン
スサービスマンがオシロスコープやロジックアナライザ
などの測定器で解析を繰り返して、故障している基板を
特定していた。このため、特定する作業が繁雑で、特定
までに時間がかかるという問題があった。また、このよ
うな基板の製造工程において、各基板毎に高価な機能確
認用テスタ(ファンクションテスタ)を開発する必要が
あるという問題があった。
【0005】また、画像処理基板にゲートアレイを用い
て画像処理用電気回路を構成する場合などにおいては、
ゲートアレイの製造メーカにおいては、ゲートアレイ単
品に対しては、IIH,IOH,IIL,IOLなどの
DC特性試験や機能試験(ファンクションテスト)、特
に、メモリ組み込みロジック回路の試験やスキャンパス
組み込みロジック回路の試験などなど数多くのテストが
行われているが、これらのテストを同様のテストパター
ンを使って基板上に実装されたゲートアレイに行うのは
困難である。すなわち、ゲートアレイを開発した時のテ
ストパターンの全部を基板上で行って、ゲートアレイが
持っているすべての機能を基板上で確認するには、莫大
な時間を要するし、また、そのための機能を種々基板に
付加する必要があるため、基板を大きくしなければなら
ず、そのために、さらに時間が必要となり、結果的にま
すます基板規模が大きくなり、テスト時間が長大化する
ことから、極めて困難であるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、複数の論理回路やメモリを用いた画像処理基板
などの信号処理基板を用いる画像処理装置などの信号処
理装置に簡単なテスト回路を追加することにより、この
テスト回路を用いて信号処理基板の故障箇所を迅速かつ
容易に特定することのできる信号処理基板の自己診断テ
スト方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、CPUインターフェースを介してCPU
とそれぞれ接続され、所定のパターンに配列された複数
の論理回路と、これらの論理回路を所定のパターンで接
続する配線と、前記論理回路間の配線に接続されたメモ
リとを有する信号処理基板の自己診断テストを行うに際
し、自己診断テストモードにおいて、前記CPUインタ
ーフェースからのセレクト信号の入力によりセレクタは
信号データから前記CPUによって生成された所定のテ
ストパターンを有するテストデータに切り換え、この入
力テストパターンを前記CPUインターフェースを介し
て前記信号処理基板の前記論理回路およびメモリの各々
に入力し、その出力応答パターンを再び前記CPUイン
ターフェースを介して前記CPUに帰環させ、前記CP
Uが前記入力テストパターンと前記出力応答パターンを
比較することにより不良箇所を診断することを特徴とす
る信号処理基板の自己診断テスト方法を提供するもので
ある。ここで、前記論理回路は、ゲートアレイ等の実装
寸法を小型化する素子に構成されるのが好ましい。ま
た、前記信号処理基板は画像処理基板であるのが好まし
い。
【0008】
【発明の作用】本発明の信号処理基板の自己診断テスト
方法においては、追加されたテスト回路を用いることに
より、実画像データなどの信号データとCPUで作成さ
れたテストパターンデータとを切り換えて、CPUがテ
ストプログラムを実行させることにより、これらのテス
トデータを実装された画像処理基板などの信号処理基板
の多数の論理回路およびメモリに入力して出力応答デー
タを得、入力テストデータと出力応答データとを比較し
て異常があれば、CPU自身において画像処理基板など
の信号処理基板の故障箇所を特定する。
【0009】従って、本発明の信号処理基板の自己診断
テスト方法によれば市場において、画像処理装置などの
信号処理装置に画像処理基板などの信号処理基板を実装
した時に、故障が生じた場合においても、CPU自身に
テストプログラムを実行させるだけで、画像処理基板な
どの信号処理基板の故障箇所を迅速に特定できる。
【0010】
【実施例】本発明に係る信号処理基板の自己診断テスト
方法を添付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説
明する。
【0011】図1は、本発明の信号処理基板の自己診断
テスト方法を実施する自己診断テストのための信号処理
回路である画像処理回路の構成を示すブロック図であ
る。以下の説明では信号処理基板として代表的に画像処
理基板を用いて説明するが、本発明はこれに限定されな
い。同図において、10はレジスタ、12はCPU(中
央処理装置)、14はCPUインターフェース(CPU
I/F)、16はマルチプレクサ(MPX)、18は本
発明の自己診断テスト方法が行われる画像処理基板であ
る。図1に示す画像処理回路は、本発明に自己診断テス
ト方法を実施するために、CPUで生成されるテストデ
ータおよびテストクロックを保持するレジスタ10およ
び実画像データとテストデータとを切り換えるMPX1
6とが付加されている。
【0012】本発明の自己診断テスト方法に用いられる
テストパターンデータおよびテストクロックはCPU1
2によって生成されるもので、予めCPU12に接続さ
れたROMやRAMなどのメモリ(例えば、図3に示す
メモリ38)にプログラムされていてもよいし、また本
発明では電気回路基板にそのためのハードウエア、例え
ばテストパターンを作成するために乱数を発生させる手
段などを有していてもよい。レジスタ10は、CPU1
2において作成される8ビットまたは12ビットのテス
トパターンデータを保持するためのもので、テストクロ
ックに従ってシリアルまたはパラレルに出力する。マル
チプレクサ(MPX)16は実クロック(画像クロッ
ク)で動作される8ビットまたは12ビットの実データ
(画像データ)と、テストクロックで動作される8また
は12ビットのテストパターンデータとを切り換えるも
のである。ここで、マルチプレクサ16の代りにセレク
タを用いてもよい。
【0013】例えば、レジスタ10およびマルチプレク
サ16は、図2に示すように構成することができる。レ
ジスタ10は、テストデータを保持する部分10aとセ
レクト信号SELを出力する部分10bとからなり、セ
レクト信号出力部10bはデコーダ20とDラッチ22
からなり、セレクト信号SELを出力する。また、マル
チプレクサ16は、AND回路24および26とOR回
路28とからなり、一方のAND回路24の入力端子の
一方には実画像データが入力され、他方にはセレクト信
号SELの反転信号が入力され、他方のAND回路26
の入力端子の一方にはテストデータ、他方にはセレクト
信号SELが入力される。そして両AND回路24およ
び26の出力はOR回路28の両入力端子に入力され
る。
【0014】このため、例えば、レジスタ10のセレク
ト信号出力部10のラッチ22から出力されるセレクト
信号SELが“L”である時、“L”信号が入力される
AND回路26は非アクティブであり、テストデータは
AND回路26から出力されないが、セレクト信号SE
Lの反転出力が“H”となるのでAND回路24がアク
ティブとなり、実画像データはAND回路24から出さ
れる。その結果、OR回路28には実画像データのみが
入力され、OR回路28からは実画像データのみが出力
され、画像処理基板18に入力される。従って、セレク
ト信号SELが“L”の場合は、両データのうち実画像
データが選択されることになる。一方、セレクト信号S
ELが“H”の場合には、上述の場合とは逆にAND回
路26がアクティブとなるので、OR回路28からはテ
ストデータが出力され、両データからテストデータのみ
が選択されることになる。
【0015】画像処理基板18は、例えば、図3に示す
ように複数の所定機能を発揮する論理回路が形成された
ゲートアレイ30a,30b,30c,30d,30e
および複数のメモリ34a,34b,34c,34dな
らびにこれらの間の配線を所定パターンで配置したもの
である。各ゲートアレイ30a,30b,30c,30
d,30eにはレジスタ32a,32b,32c,32
d,32eが形成され、これらのレジスタ30a〜30
eは、いずれもCPUインターフェース14を介して、
CPU基板36に組み込まれたCPU12に接続されて
いる。ここでCPU基板36にはCPU12の動作プロ
グラムやプログラム実行に必要なデータ、実行結果のデ
ータなどを記憶するためのメモリ38が配置され、CP
U12と接続されている。
【0016】本発明の自己診断テスト方法が実施される
画像処理基板18は、図3に示すように所定の機能の論
理回路(ロジック)をゲートアレイ30a〜30eによ
って構成したものに限定されず、TTL,PLD(PA
L,GAL),LCAによって論理回路を構成してもよ
いし、論理回路をあるいは論理回路にメモリなどをも含
めてスタンダード・セルまたはエンベッデッドアレイな
どの論理構成可能な素子を用いて構成してもよい。
【0017】以上のような構成の画像処理回路によっ
て、本発明の自己診断テスト方法が行われる。図1に示
す画像処理回路において、まず、例えば、実装後および
使用時または故障時に画像モードからテストモードに切
り換えられると、CPU12からレジスタ10を介し
て、マルチプレクサ16に入力される。この時、セレク
ト信号SELが、例えば“L”から“H”に変化し、こ
のセレクト信号SELがマルチプレクサ16に入力され
ると、マルチプレクサ16は実画像データからCPU1
2で作成されたテストクロックで動作されるCPUで作
成されたテストパターンデータに切り換える。こうして
マルチプレクサ16によって選択されたテストパターン
データが画像処理基板18に入力され、複数のゲートア
レイ30a〜30eで所定の機能を発揮させ、その中の
レジスタ32a〜32eに保持されたデータがCPUイ
ンターフェース14を介してCPU12に出力応答デー
タとして戻される。
【0018】そこで、CPU12は、画像処理基板18
のゲートアレイ30a〜30eの各レジスタ32a〜3
2eの保持データ(応答データ)がはじめに作成したテ
ストパターンデータによる正しい応答データであるかを
比較して判定し、データの異常を読み出して、異常箇
所、すなわち故障したゲートアレイがどのゲートアレイ
であるかを特定する。CPU12によって特定された異
常箇所や故障箇所は、直接、図示しないディスプレイ装
置(表示装置)に表示され、あるいは一旦、同一のCP
U基板36に組み込まれ、CPU12に接続されたメモ
リに記憶された後に必要に応じて読み出されて表示さ
れ、あるいはハードコピーとしてプリントされる。こう
して、本発明法によれば、実装後の検査時、使用中の故
障時に画像処理基板の故障箇所や異常箇所を容易かつ迅
速に特定することができる。
【0019】本発明の自己診断テスト方法を実施する画
像処理回路において、例えば、図1に示す画像処理回路
において、レジスタ10およびマルチプレクサ16、さ
らにはCPUインターフェース14の一部または全部
は、画像処理基板18と同一の基板あるいは別の基板に
ゲートアレイによって構成してもよい。もちろん他の論
理回路と同様にゲートアレイの代りに他のPLD(PA
L,GAL)あるいはLCAによって構成してもよい
し、CPU12やCPUインターフェース14をも含
め、スタンダード・セルやエンベッデッドアレイなどの
論理構成可能な素子によって構成してもよい。
【0020】次に、本発明法によって自己診断テストが
実施される画像処理基板のCPUインターフェースおよ
びゲートアレイ中の具体的回路構成の一例を図4および
図5に、この例における自己診断テスト時のフローチャ
ートを図6および図7に、同タイムチャートを図8に示
す。
【0021】図4は、CPUインターフェース14の回
路構成の一例を示し、図5は、選択されたゲートアレイ
中構成されたレジスタ10およびマルチプレクサ(セレ
クタ)16の回路構成の一例を示す。図4に示すインタ
ーフェース14においてCPU12から延在するCPU
アドレスバス40は、バッファ(多入力3ステートゲー
ト)50およびPAL51(アドレスデコーダ)に入力
され、その出力はGALによって構成される論理回路
(機能:デコーダ)52に入力され、この回路52から
チップセレクト(CS)信号が出力され、所定のチップ
(ゲートアレイ80)が選択され、このチップに入力さ
れる。一方CPU12で生成されたテストパターンデー
タ(8ビット)が入力されるCPUデータバス(8ビッ
ト)41はバストランシーバ(多入力双方向3ステート
ゲート)53および54を経由してCPUデータバス
(8ビット)42となり、CPUアドレスバスによって
選択されたゲートアレイ80に入力される。一方、参照
符号55はバッファ(多入力3ステートゲート)であ
り、56はインバータである。
【0022】CPUインターフェース14からのチップ
セレクト信号CSはNOR回路57に入力され、その出
力はパラレルレジスタ58のクロック端子に入力され
る。このレジスタ58の入力にはCPUデータバス42
から8ビットのテストデータが入力され、その出力はデ
マルチプレクサ(デコーダ)59に入力され、B,C,
D指令信号他が出力される。一方、CPUインターフェ
ース14のバッファ50の出力CA0およびバッファ5
5の出力nWRが3入力1出力NOR回路57の残りの
入力となる。またこの出力CA0はインバータ60によ
り反転され、2入力1出力NOR回路61の一方の入力
となり、上述のチップセレクト信号CSは分岐してNO
R回路61の他方の入力となる。このNOR回路61の
出力および上述の出力nWRはデマルチプレクサ(デコ
ーダ)59のイネーブル入力となる。なお、信号nRS
Tはクリア信号を示す。
【0023】次に、図5に示すレジスタ10(62,6
3,64)およびマルチプレクサ16(66,67,6
8,69)は、ゲートアレイ80内に構成されており、
レジスタ10は、B指令信号がそのクロック端子に入力
されるBレジスタ62と、C指令信号がそのクロック端
子に入力されるCレジスタ63と、D指令信号がそのク
ロック端子に入力されるDレジスタ64とを有し、Bレ
ジスタ62とCレジスタ63は、テストデータ保持部1
0aを構成し、Dレジスタ64はセレクト信号出力部1
0bを構成する。一方、マルチプレクサ16は、実画像
データ用バッファ66および67とテストデータ用バッ
ファ68および69から構成され、これらのバッファ6
6および67の制御端子には、Dレジスタ64のbit
2出力(セレクト信号SEL)が直接入力され、バッフ
ァ68および69の制御端子には、bit2出力がイン
バータ65で反転された後に入力され、これらのバッフ
ァ66,67,68および69は制御端子に“L”が入
力された時にアクティブとなるように構成されている。
【0024】ここで、B,C,Dレジスタ62,63,
64にはCPUデータバス42から8ビットのテストデ
ータが入力され、B,Cレジスタ62,63からは、そ
れぞれデータバス43,44によって後述するバッファ
68および69に入力される。一方Dレジスタ64から
は、bit0出力、bit1出力、bit2出力および
bit3出力が出力され、bit0出力はバッファ68
にテストクロック1として、bit1出力はバッファ6
8にライン周期信号(LSYNC)として入力され、b
it2出力は、セレクト信号SELとしてバッファ6
6,67に直接、バッファ68,69にはインバータ6
5を介して入力され、bit3出力はバッファ69にテ
ストクロック2として入力される。
【0025】12ビットの画像データは画像バス45か
らバッファ66,67に入力され、また、実クロック4
6,47、バッファ66,67に入力される。バッファ
66,67,68,69からは、12ビットの画像デー
タがいずれも画像バス48に出力される。なお、図5中
参照符号70,71はイクスクルーシブオア回路、7
2,73,74,75はインバータ、76はバッファで
ある。
【0026】このように構成された図4および5に示す
CPUインターフェース14とレジスタ10とマルチプ
レクサ16とは、図6および図7に示すフローならびに
図8に示すタイムチャートに従って自己診断テストを行
う。
【0027】まず、CPUインターフェース14の
(a)チップセレクト信号CSに負のパルスが出力さ
れ、テストモードが指定されると、Dレジスタ64に同
じタイミングで負のパルスの(b)Dレジスタ指定信号
が入力され、この負パルスの立ち上がりのタイミングで
(g),(h),(d),(i)bit0〜3出力を
“1”にするようにDレジスタ64に書き込まれる。次
のテストクロックタイミングで、Bレジスタ62に
(e)Bレジスタ指定信号(負パルス)が入力され、そ
の立ち上がりのタイミングでCPUデータバス42から
入力される8ビットテストデータを書き込む。同様に次
のテストクロックタイミングでCレジスタ63に(f)
Cレジスタ指定信号(負パルス)が入力され、その立ち
上りのタイミングでCPUデータバス42から入力され
る8ビットテストデータを書き込む。
【0028】次に、Dレジスタ64の(g)bit0出
力,(h)bit1出力,(i)bit3出力を全部
“1”にし、次にそれぞれ“1”,“0”,“1”にす
ることを10回繰り返す。この繰り返し回数(ループ回
数)が10回になったら、同じくDレジスタ64の
(g)bit0出力,(h)bit1出力,(i)bi
t3出力を“0”,“1”,“0”にし、続けて
“1”,“1”,“1”にすることを50回繰り返す。
この繰り返しが50回になったらテストを終了するかど
うかの判断をする。終了しない場合には、Bレジスタ6
2に8ビットテストデータを書き込むところに戻ってテ
ストを再び繰り返す。テストを終了する場合にはDレジ
スタ64の(d)bit2出力を“0”にする。このよ
うにして、自己診断のテストを行うことができる。
【0029】本発明の自己診断テスト方法は、画像処理
基板のみならず、実装時または故障点検時に故障診断が
必要な電気回路やその信号処理基板に適用可能なことは
もちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
簡単なテスト回路を追加するだけで、画像処理回路基板
などの信号処理基板の故障箇所を迅速に特定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号処理基板の自己診断テスト方
法を実施する画像処理回路の一実施例のブロック図であ
る。
【図2】図1に示す画像処理回路の一部分の詳細構成図
である。
【図3】図1に示す画像処理回路の別の部分の詳細構成
図である。
【図4】図1に示す画像処理回路の一部分の具体的な構
成図である。
【図5】図1に示す画像処理回路の別の部分の具体的な
構成図である。
【図6】本発明の信号処理基板の自己診断テスト方法の
フローの一部を示すフローチャートの一例である。
【図7】本発明の信号処理基板の自己診断テスト方法の
フローの別の一部を示すフローチャートの一例である。
【図8】図4および図5に示す回路の各部のタイムチャ
ートの一例である。
【符号の説明】
10 レジスタ 12 CPU 14 CPUインターフェース 16 マルチプレクサ(セレクタ) 18 画像処理回路基板 20 デコーダ 22 ラッチ回路 24,26 AND回路 28 OR回路 30a,30b,30c,30d,30e ゲートアレ
イ 32a,32b,32c,32d,32e レジスタ 34a,34b,34c,34d メモリ 36 CPU基板 38 メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUインターフェースを介してCPUと
    それぞれ接続され、所定のパターンに配列された複数の
    論理回路と、これらの論理回路を所定のパターンで接続
    する配線と、前記論理回路間の配線に接続されたメモリ
    とを有する信号処理基板の自己診断テストを行うに際
    し、自己診断テストモードにおいて、前記CPUインタ
    ーフェースからのセレクト信号の入力によりセレクタは
    信号データから前記CPUによって生成された所定のテ
    ストパターンを有するテストデータに切り換え、この入
    力テストパターンを前記CPUインターフェースを介し
    て前記信号処理基板の前記論理回路およびメモリの各々
    に入力し、その出力応答パターンを再び前記CPUイン
    ターフェースを介して前記CPUに帰環させ、前記CP
    Uが前記入力テストパターンと前記出力応答パターンを
    比較することにより不良箇所を診断することを特徴とす
    る信号処理基板の自己診断テスト方法。
  2. 【請求項2】前記論理回路は、ゲートアレイに構成され
    る請求項1に記載の信号処理基板の自己診断テスト方
    法。
  3. 【請求項3】前記信号処理基板は画像信号処理基板であ
    る請求項1または2に記載の信号処理基板の自己診断テ
    スト方法。
JP4238291A 1992-09-07 1992-09-07 信号処理基板の自己診断テスト方法 Withdrawn JPH0688861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238291A JPH0688861A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 信号処理基板の自己診断テスト方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238291A JPH0688861A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 信号処理基板の自己診断テスト方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0688861A true JPH0688861A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17028010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4238291A Withdrawn JPH0688861A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 信号処理基板の自己診断テスト方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0688861A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032264A1 (en) * 1995-04-12 1996-10-17 Eastman Kodak Company Block fault tolerance in integrated printing heads
US5757811A (en) * 1996-01-10 1998-05-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for testing a fault detecting means
KR100374645B1 (ko) * 2001-02-28 2003-03-03 삼성전자주식회사 에러 발생위치를 검출할 수 있는 에러검출회로
KR100470250B1 (ko) * 1996-04-11 2005-06-22 소니 가부시끼 가이샤 회로사이의고장을검출하기위한방법및장치
JP2006052970A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Fujitsu Ltd Cpu内蔵lsiおよびcpu内蔵lsiの実機試験方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032264A1 (en) * 1995-04-12 1996-10-17 Eastman Kodak Company Block fault tolerance in integrated printing heads
US5757811A (en) * 1996-01-10 1998-05-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for testing a fault detecting means
KR100470250B1 (ko) * 1996-04-11 2005-06-22 소니 가부시끼 가이샤 회로사이의고장을검출하기위한방법및장치
KR100374645B1 (ko) * 2001-02-28 2003-03-03 삼성전자주식회사 에러 발생위치를 검출할 수 있는 에러검출회로
JP2006052970A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Fujitsu Ltd Cpu内蔵lsiおよびcpu内蔵lsiの実機試験方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1377981B1 (en) Method and system to optimize test cost and disable defects for scan and bist memories
US4736373A (en) Memory tester having concurrent failure data readout and memory repair analysis
TW484016B (en) Semiconductor integrated circuit and recording medium
JP2868213B2 (ja) 個別試験可能論理モジュールを有する論理回路
US4460999A (en) Memory tester having memory repair analysis under pattern generator control
US6587979B1 (en) Partitionable embedded circuit test system for integrated circuit
US4460997A (en) Memory tester having memory repair analysis capability
US6493839B1 (en) Apparatus and method for testing memory in a microprocessor
US6766486B2 (en) Joint test action group (JTAG) tester, such as to test integrated circuits in parallel
US7870448B2 (en) In system diagnostics through scan matrix
JP2007501586A (ja) SoCのための再設定可能なファブリック
EP0174236B1 (en) Semiconductor integrated circuit device having a test circuit
US6862704B1 (en) Apparatus and method for testing memory in a microprocessor
US4335425A (en) Data processing apparatus having diagnosis function
JPH0418793B2 (ja)
JPH0688861A (ja) 信号処理基板の自己診断テスト方法
US6978406B2 (en) System and method for testing memory arrays
JP2988380B2 (ja) 半導体試験装置およびこの試験装置を用いた試験方法
JP3597972B2 (ja) プログラマブルロジックデバイス及びその試験方法並びに試験用データ作成方法
JP4176944B2 (ja) 半導体集積回路及び記録媒体
JP2897660B2 (ja) 半導体集積回路検査装置のテストパターンメモリの制御方式
JPH06213971A (ja) 以前の応答信号からテスト信号を局所的に導出する方法と装置
JP2583057B2 (ja) Icテストシステム
JPH0843494A (ja) 電子回路
Rajsuman Extending EDA environment from design to test

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130