JPH09179713A - ウィンドウ表示方式及びデータ処理システム - Google Patents

ウィンドウ表示方式及びデータ処理システム

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JPH09179713A
JPH09179713A JP7333507A JP33350795A JPH09179713A JP H09179713 A JPH09179713 A JP H09179713A JP 7333507 A JP7333507 A JP 7333507A JP 33350795 A JP33350795 A JP 33350795A JP H09179713 A JPH09179713 A JP H09179713A
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JP
Japan
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display
window
area
display frame
processing unit
Prior art date
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Application number
JP7333507A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Sawabe
学 沢辺
Seiichi Amada
誠一 天田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/14Display of multiple viewports

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドウへの描画要素の描画速度を向上さ
せて画面表示する時間を短縮することができるととも
に、非表示の描画要素による資源の利用を抑えて表示領
域内の表示可能な描画要素数を増加させることができ
る。 【解決手段】 ウィンドウに対する表示内容のスクロー
ル操作及びウィンドウ自体の変形操作を行うマルチウィ
ンドウ機能を有するウィンドウ表示方式において、描画
領域5を生成し、生成した描画領域5内に表示対象領域
の表示枠6を設定するウィンドウ生成部4と、設定した
描画領域5内の表示枠6の内部の要素のみを描画する表
示領域描画処理部9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウィンドウ表示方
式及びデータ処理システムに係り、詳しくは、ディスプ
レイ画面上に複数のウィンドウを開き、各々のウィンド
ウ内に文書や表、図等を表示させるマルチウィンドウ機
能を有するPC、ワークステーション、クライアントサ
ーバシステム等のデータ処理システムにおけるウィンド
ウ表示方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチウィンドウ機能を有するデ
ータ処理システムにおけるウィンドウ表示方式は、一般
的に、表示領域であるか否かに拘らず、全ての描画要素
を描画領域に描画している。マルチウィンドウシステム
に対して描画する場合、通常スクロール等を行うために
仮想的な描画領域があって、そのうちディスプレイ画面
に表示する領域は、ウィンドウの大きさと同等の枠を描
画領域上に設定することにより決定される。スクロール
は、描画領域上の枠の位置をずらすことによって実現し
ている。その際、描画自身は、元々の描画領域全体に描
画している。このため、従来の一般的なウィンドウ表示
方式では、描画領域全体に対して描画を行っているた
め、スクロールを速く行うことができるという利点があ
る。
【0003】さて、スクロール時のみの描画高速化を実
現させる従来技術には、例えば特開平5ー165596
号公報で報告されたウィンドウスクロール方式が挙げら
れる。この従来のウィンドウスクロール方式では、スク
ロール時に表示領域のうち、新たにスクロールによって
露出した領域のみを描画するように構成しているため、
スクロール時の描画高速化を実現することができるとい
う利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の一般的なウィンドウ表示方式では、画面のスク
ロールを速く行うために表示領域に入っていない描画要
素も描画していたため、ウィンドウ生成時に、画面表示
するのに時間がかかるという問題があった。これは、描
画領域が大きくて覗いている領域が小さい場合に顕著に
なる傾向があった。
【0005】また、上記した従来の一般的なウィンドウ
表示方式では、描画領域に描画できる描画要素が描画の
ための資源の制約上描画できる量に上限があるため、描
画要素を全部描画したいのにも拘らず描画することがで
きなくなることがあるという問題があった。例えば、描
画要素が増加して描画のための資源を使い切ってしまう
場合は、表示領域内に存在する描画要素の数が非常に少
なくても、それ以上描画要素を描画することができなか
った。
【0006】次に、上記した特開平5ー165596号
公報で報告された従来のウィンドウスクロール方式で
は、スクロール時に表示領域のうち、新たにスクロール
によって露出した領域のみを描画することにより、スク
ロール時のみの描画高速化を実現することができるが、
この従来のウィンドウスクロール方式では、スクロール
時のみの描画高速化を実現するのみであって、ウィンド
ウ生成時やウィンドウ変形時の描画高速化を行うことが
できないという問題があった。
【0007】また、この従来のウィンドウスクロール方
式では、前述した従来の一般的なウィンドウ表示方式と
同様、描画領域に描画できる描画要素が描画のための資
源の制約上描画できる量に上限があるため、描画要素を
全部描画したいのにも拘らず、描画することができなく
なることがあるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、描画領域へ描画要素を
描画する時に、描画要素が表示領域内に存在するか否を
判定し、表示領域内の描画要素のみを描画することによ
り、画面表示する時間を短縮することができるととも
に、非表示の描画要素による資源の利用を抑えて、表示
領域内の描画要素の上限を増加させることができるウィ
ンドウ表示方式及びデータ処理システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るウィンドウ
表示方式は、ウィンドウに対する表示内容のスクロール
操作及びウィンドウ自体の変形操作を行うマルチウィン
ドウ機能を有するウィンドウ表示方式において、描画領
域を生成し、生成した描画領域内に表示対象領域の表示
枠を設定するウィンドウ生成部と、設定した描画領域内
の表示枠内部の要素のみを描画する表示領域描画処理部
とを有することを特徴とするものである。
【0010】上記ウィンドウ表示方式においては、スク
ロール操作により生じた任意方向への前記表示枠の移動
を行う表示枠移動処理部を有することを特徴とするもの
である。
【0011】上記ウィンドウ表示方式においては、ウィ
ンドウ自体の変形操作により生じた前記表示枠の変形を
行う表示枠変形処理部を有することを特徴とするもので
ある。
【0012】上記ウィンドウ表示方式においては、前記
表示枠移動処理部による表示枠の移動の結果、表示枠の
移動する以前は表示枠内の表示領域にあり、表示されて
いた描画要素が表示枠の移動の結果、表示枠外の非表示
になった時に、その表示枠外の非表示の描画要素が確保
していた描画のための描画資源を解放する非表示領域処
理部を有することを特徴とするものである。
【0013】上記ウィンドウ表示方式においては、前記
表示枠変形処理部による表示枠の変形の結果、表示枠の
変形する以前は表示枠内の表示領域にあり、表示されて
いた描画要素が表示枠の変形の結果、表示枠外の非表示
になった時に、その表示枠外の非表示の描画要素が確保
していた描画のための描画資源を解放する非表示領域処
理部を有することを特徴とするものである。
【0014】本発明に係るデータ処理システムは、前記
ウィンドウ表示方式を用いたことを特徴とするものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る実施の形態の
ウィンドウ表示方式の構成を示すブロック図であり、図
2は図1に示すウィンドウ表示方式のウィンドウ生成時
の描画領域と表示対象領域の表示枠の状態を示す図であ
る。図示例のウィンドウ表示方式は、ディスプレイ画面
上に複数のウィンドウ開き、各々のウィンドウ内に文書
や表、図等を表示させるマルチウィンドウ機能を有する
PC、ワークステーション、クライアントサーバシステ
ム等のデータ処理システムに適用することができる。
【0016】図1において、1は入力デバイスであり、
2はオペレータにより入力デバイス1から入力されるウ
ィンドウ生成操作やウィンドウ表示内容のスクロール操
作、及びウィンドウ変形操作に基づき、イベントを発行
するウィンドウ入力処理部であり、3はウィンドウ入力
処理部2から発行されたイベントに対応してデータの処
理を行うデータ処理部である。4はデータ処理部3から
転送されるウィンドウ生成命令により、描画領域5を生
成して描画領域5内に表示対象領域の表示枠6を設定す
るウィンドウ生成部であり、7はデータ処理部3から転
送されるスクロール命令により、描画領域5に対して表
示枠6の移動処理を行う表示枠移動処理部である。この
表示枠移動処理部7は、スクロール操作により生じた任
意方向への表示枠6の移動を行う。
【0017】8はデータ処理部3から転送されるウィン
ドウ変形命令により、描画領域5に対して表示枠6の変
形処理を行う表示枠変形処理部であり、この表示枠変形
処理部8は、ウィンドウ自体の変形操作により生じた表
示枠6の変形を行う。9はウィンドウ生成部4、表示枠
移動処理部7及び表示枠変形処理部8からの描画命令に
より、描画領域5内の表示枠6内部の描画要素のみを描
画する表示領域描画処理部であり、10は表示枠移動処
理部7や表示枠変形処理部8による表示枠6の移動や変
形の結果、表示枠6の移動または変形する以前は表示枠
6内の表示領域にあり、表示されていた描画要素が、表
示枠6の移動または変形の結果、表示枠6外の非表示に
なった時に、その表示枠6外の非表示の描画要素が確保
していた描画のための資源を解放する非表示領域処理部
であり、11は表示領域描画処理部9で描画した表示枠
6内の描画要素をディスプレイ装置12に映し出すウィ
ンドウ表示処理部である。
【0018】本実施の形態のウィンド表示方式は、オペ
レータにより入力デバイス1から入力されるウィンドウ
生成操作やウィンドウ表示内容のスクロール操作、及び
ウィンドウ変形操作に基づき、イベントを発行するウィ
ンドウ入力処理部2と、ウィンドウ入力処理部2から発
行されたイベントに対応してデータの処理を行うデータ
処理部3と、データ処理部3から転送されるウィンドウ
生成命令により、描画領域5を生成して表示対象領域の
表示枠6を設定するウィンドウ生成部4と、データ処理
部3からのスクロール命令により描画領域5に対して表
示枠6の移動処理を行う表示枠移動処理部7と、データ
処理部3からのウィンドウ変形命令により描画領域5に
対して表示枠6の変形処理を行う表示枠変形処理部8
と、ウィンドウ生成部4や表示枠移動処理部7、及び表
示枠変形処理部8からの描画命令により、描画領域5内
の表示枠6内部の描画要素のみを描画する表示領域描画
処理部9と、表示枠6の移動または変形する以前は表示
枠6内にあり、表示されていた描画要素が、表示枠6の
移動または変形の結果、表示枠6外の非表示になった時
に、その描画要素が確保していた描画のための資源を解
放する非表示領域処理部10と、表示領域描画処理部9
で描画した表示枠6内の描画要素をディスプレイ装置1
2に映し出すウィンドウ表示処理部11とから構成され
ている。
【0019】次に、図3は図2に示す設定した描画領域
内の表示枠内部の描画要素のみを描画する処理フローを
示すフローチャートである。オペレータは、入力デバイ
ス1からウィンドウ生成操作を行い、ウィンドウ入力処
理部2は、オペレータによる入力デバイス1からのウィ
ンドウ生成操作を受け付けると、その入力デバイス1か
らのウィンドウ生成操作に基づき、データ処理部3へウ
ィンドウ生成用のイベントを発行する(ステップS
1)。
【0020】データ処理部3は、ウィンドウ入力処理部
2から発行されたウィンドウ生成用のイベントを受け付
けると、ウィンドウ生成命令をウィンドウ生成部4へ発
行する(ステップS2)。ウィンドウ生成部4は、デー
タ処理部3から発行されたウィンドウ生成命令を受け付
けると、描画領域5を生成し、生成した描画領域5内に
表示対象領域の表示枠6を設定した後、表示領域描画命
令を表示領域描画処理部9へ発行する(ステップS
3)。この時、ウィンドウ生成部4は、ウィンドウの描
画領域5の描画資源を確保して、表示領域描画処理部9
に対して表示領域の座標値を通知して表示領域描画命令
を通知する。
【0021】表示領域描画処理部9は、ウィンドウ生成
部4から発行された表示領域描画命令を受け付けると、
表示領域内に存在する表示枠6内部の描画要素のみを描
画する(ステップS5)。この時、表示領域描画処理部
9は、表示枠6内のみに存在する描画要素からなる部品
だけでなく、表示枠6に跨って表示枠6内に存在する描
画要素からなる部品も描画する。ウィンドウ表示処理部
11は、表示領域描画処理部9により描画された表示枠
6内部の描画要素をディスプレイ装置12に映し出し
(ステップS5)、ウィンドウ生成時の処理を終了す
る。
【0022】ここで、描画領域5と表示対象領域の表示
枠6の関係を図2を用いて説明する。実際にディスプレ
イ装置12に表示されるのは、前述した通り、表示枠6
で囲まれた描画領域5内の描画要素が存在する斜線で示
した領域だけである。描画領域5内の表示枠6外の非表
示領域は、ディスプレイ装置12には映し出されない。
【0023】このように、本実施の形態では、ウィンド
ウ生成時に、ウィンドウ生成部4により描画領域5を生
成して描画領域5内に表示対象領域の表示枠6を設定し
た後、表示領域描画処理部9により設定した描画領域5
内の表示枠6内部の描画要素のみを描画するように構成
したため、従来の表示領域に入っていない描画要素を描
画する場合よりも、ウィンドウ生成時の描画時間を短縮
することができる。
【0024】また、本実施の形態では、ウィンドウ生成
時に、表示領域描画処理部9により設定した描画領域5
内の表示枠6内部の描画要素のみを描画するように構成
したため、従来の表示領域に入っていない描画要素を描
画する場合よりも、ウィンドウ生成時に、非表示の描画
要素による資源の利用を抑えることができる。このた
め、ウィンドウ生成時に、表示領域内の描画要素数の上
限を増加することができる。
【0025】次に、図4は図1に示すウィンドウ表示方
式のスクロール時における描画領域と表示対象領域の表
示枠の状態を示す図であり、図5は図4に示すスクロー
ル操作により表示枠の移動を行う処理フローを示すフロ
ーチャートである。オペレータは、入力デバイス1から
ウィンドウのスクロール操作を行い、ウィンドウ入力処
理部2は、オペレータによる入力デバイス1からのスク
ロール操作を受け付けると、その入力デバイス1からの
スクロール操作に基づき、データ処理部3へスクロール
操作用のイベントを発行する(ステップS11)。
【0026】データ処理部3は、ウィンドウ入力処理部
2から発行されたスクロール操作用のイベントを受け付
けると、スクロール命令を表示枠移動処理部7へ発行す
る(ステップS12)。表示枠移動処理部7は、データ
処理部3から発行されたスクロール命令を受け付ける
と、描画領域5に対して表示枠6を移動した後、表示領
域描画命令を表示領域描画処理部9へ発行すると同時
に、非表示描画要素解放要求を非表示領域処理部10へ
発行する(ステップS13)。
【0027】表示領域描画処理部9は、表示枠移動処理
部7から発行された表示領域描画命令を受け付けると、
移動された表示枠6内に存在する描画要素のみを描画領
域5内に描画した後(ステップS14)、ウィンドウ表
示処理部11は、描画した表示枠6内部の描画要素をデ
ィスプレイ装置12に映し出し(ステップS15)、ス
クロール操作時の処理を終了する。
【0028】非表示領域処理部10は、表示枠移動処理
部7から発行された非表示描画要素解放要求を受け付け
ると、表示枠6の移動の結果、表示枠6外となった領域
6a内の描画要素が確保していた描画のための描画資源
を解放し(ステップS16)、スクロール操作時の処理
を終了する。
【0029】ここで、描画領域5とスクロール操作によ
り移動させた表示対象領域の表示枠6の関係を図4を用
いて説明する。図4は、図2の状態から描画領域5の位
置をそのままにして表示枠6の位置を下方向へスクロー
ル移動させた一例を示している。表示枠6の移動前にデ
ィスプレイ装置12に表示されていた領域6aは、表示
枠6の移動によって表示枠6外となり、この表示枠6外
の領域6aに存在する描画要素は、非表示となる。
【0030】このように、本実施の形態では、スクロー
ル操作時に、表示領域描画処理部9により、スクロール
移動させた表示枠6内部の描画要素のみを描画するよう
に構成したため、従来の表示領域に入っていない描画要
素を描画する場合よりも、スクロール操作時に、非表示
の描画要素による資源の利用を抑えることができる。こ
のため、スクロール操作時に、表示領域内の描画要素数
の上限を増加することができる。
【0031】また、本実施の形態では、スクロール操作
時に、非表示領域処理部10により、表示枠6の移動の
結果、表示枠6外の非表示になった領域6aの描画要素
が確保していた描画のための描画資源を解放するように
構成したため、従来の表示領域に入っていない描画要素
を描画する場合よりも、スクロール操作時に、非表示の
描画要素による資源の利用を抑えることができる。この
ため、スクロール操作時に、表示領域内の描画要素数の
上限を増加することができる。
【0032】次に、図6は図1に示すウィンドウ表示方
式のウィンドウ変形時における描画領域と表示対象領域
の表示枠の状態を示す図であり、図7は図6に示すウィ
ンドウ変形操作により表示枠の変形を行う処理フローを
示すフローチャートである。オペレータは、入力デバイ
ス1からウィンドウ変形操作を行い、ウィンドウ入力処
理部2は、オペレータによる入力デバイス1からのウィ
ンドウ変形操作を受け付けると、その入力デバイス1か
らのウィンドウ変形操作に基づき、データ処理部3へウ
ィンドウ変形操作用のイベントを発行する(ステップS
21)。
【0033】データ処理部3は、ウィンドウ入力処理部
2から発行されたウィンドウ変形操作用のイベントを受
け付けると、ウィンドウ変形命令を表示枠変形処理部8
へ発行する(ステップS22)。表示枠変形処理部8
は、データ処理部3から発行されたウィンドウ変形命令
を受け付けると、描画領域5に対して表示枠6を変形し
た後、表示領域描画命令を表示領域描画処理部9へ発行
すると同時に、非表示描画要素解放要求を非表示領域処
理部10へ発行する(ステップS23)。
【0034】表示領域描画処理部9は、表示枠変形処理
部8から発行された表示領域描画命令を受け付けると、
変形された表示枠6内に存在する描画要素のみを描画領
域5内に描画した後(ステップS24)、ウィンドウ表
示処理部11は、描画した表示枠6内部の描画要素をデ
ィスプレイ装置112に映し出し(ステップS25)、
ウィンドウ変形時の処理を終了する。
【0035】非表示領域処理部10は、表示枠変形処理
部7から発行された非表示描画要素解放要求を受け付け
ると、表示枠6の変形の結果、表示枠6外となった領域
6b内の描画要素が確保していた描画のための描画資源
を解放し(ステップS26)、ウィンドウ変形時の処理
を終了する。
【0036】ここで、描画領域5とウィンドウ変形操作
により変形させた表示対象領域の表示枠6の関係を図6
を用いて説明する。図6は、図2の状態から描画領域5
の位置をそのままにして表示枠6を変形させた例を示し
ている。表示枠6の変形前にディスプレイ装置12に表
示させていた領域6bは、表示枠6の変形によって表示
枠6外となり、この表示枠6外の領域6bに存在する描
画要素は、非表示となる。
【0037】このように、本実施の形態では、ウィンド
ウ変形操作時に、表示領域描画処理部9により、変形さ
せた表示枠6内部の描画要素のみを描画するように構成
したため、従来の表示領域に入っていない描画要素を描
画する場合よりも、ウィンドウ変形操作時に、非表示の
描画要素による資源の利用を抑えることができる。この
ため、ウィンドウ変形操作時に、表示領域内の描画要素
数の上限を増加することができる。
【0038】また、本実施の形態では、ウィンドウ変形
操作時に、非表示領域処理部10により、表示枠6の移
動の結果、表示枠6外の非表示になった領域6bの描画
要素が確保していた描画のための描画資源を解放するよ
うに構成したため、従来の表示領域に入っていない描画
要素を描画する場合よりも、ウィンドウ変形操作時に、
非表示の描画要素による資源の利用を抑えることができ
る。このため、ウィンドウ変形操作時に、表示領域内の
描画要素数の上限を増加することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ウィンドウ生成時に、
ウィンドウ生成部により描画領域を生成して描画領域内
に表示対象領域の表示枠を設定した後、表示領域描画処
理部により設定した描画領域内の表示枠内部の描画要素
のみを描画するように構成することにより、従来の表示
領域に入っていない描画要素を描画する場合よりも、ウ
ィンドウ生成時の描画時間を短縮することができる。
【0040】また、本発明によれば、ウィンドウ生成時
に、表示領域描画処理部により設定した描画領域内の表
示枠内部の描画要素のみを描画するように構成すること
により、従来の表示領域に入っていない描画要素を描画
する場合よりも、ウィンドウ生成時に、非表示の描画要
素による資源の利用を抑えることができる。このため、
表示領域内の描画要素の上限を増加することができる。
【0041】本発明によれば、スクロール操作時に、表
示領域描画処理部により、スクロール移動させた表示枠
内部の描画要素のみを描画するように構成することによ
り、従来の表示領域に入っていない描画要素を描画する
場合よりも、スクロール操作時に、非表示の描画要素に
よる資源の利用を抑えることができる。このため、スク
ロール操作時に、表示領域内の描画要素数の上限を増加
することができる。
【0042】また、本発明によれば、スクロール操作時
に、非表示領域処理部により、表示枠の移動の結果、表
示枠外の非表示になった領域の描画要素が確保していた
描画のための描画資源を解放するように構成することに
より、従来の表示領域に入っていない描画要素を描画す
る場合よりも、スクロール操作時に、非表示の描画要素
による資源の利用を抑えることができる。このため、ス
クロール操作時に、表示領域内の描画要素数の上限を増
加することができる。
【0043】本発明によれば、ウィンドウ変形操作時
に、表示領域描画処理部により、変形させた表示枠内部
の描画要素のみを描画するように構成したため、従来の
表示領域に入っていない描画要素を描画する場合より
も、ウィンドウ変形操作時に、非表示の描画要素による
資源の利用を抑えることができる。このため、ウィンド
ウ変形操作時に、表示領域内の描画要素数の上限を増加
することができる。
【0044】また、本発明によれば、ウィンドウ変形操
作時に、非表示領域処理部により、表示枠6の移動の結
果、表示枠外の非表示になった領域の描画要素が確保し
ていた描画のための描画資源を解放するように構成した
ため、従来の表示領域に入っていない描画要素を描画す
る場合よりも、ウィンドウ変形操作時に、非表示の描画
要素による資源の利用を抑えることができる。このた
め、ウィンドウ変形操作時に、表示領域内の描画要素数
の上限を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態のウィンドウ表示方
式の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すウィンドウ表示方式のウィンドウ
生成時における描画領域と表示枠の状態を示す図であ
る。
【図3】 図2に示す設定した描画領域内の表示枠内部
の描画要素のみを描画する処理フローを示すフローチャ
ートである。
【図4】 図1に示すウィンドウ表示方式のスクロール
時における描画領域と表示枠の状態を示す図である。
【図5】 図4に示すスクロール操作により表示枠の移
動を行う処理フローを示すフローチャートである。
【図6】 図1に示すウィンドウ表示方式のウィンドウ
変形時における描画領域と表示枠の状態を示す図であ
る。
【図7】 図6に示すウィンドウ自体の変形操作により
表示枠の変形を行う処理フローを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 入力デバイス、2 ウィンドウ入力処理部、3 デ
ータ処理部、4 ウィンドウ生成部、5 描画領域、6
表示枠、6a 領域、7 表示枠移動処理部、8 表
示枠変形処理部、9 表示領域描画処理部、10 非表
示領域処理部、11 ウィンドウ表示処理部、12 デ
ィスプレイ装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドウに対する表示内容のスクロー
    ル操作及びウィンドウ自体の変形操作を行うマルチウィ
    ンドウ機能を有するウィンドウ表示方式において、 描画領域を生成し、生成した描画領域内に表示対象領域
    の表示枠を設定するウィンドウ生成部と、 設定した描画領域内の表示枠内部の描画要素のみを描画
    する表示領域描画処理部とを有することを特徴とするウ
    ィンドウ表示方式。
  2. 【請求項2】 スクロール操作により生じた任意方向へ
    の前記表示枠の移動を行う表示枠移動処理部を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のウィンドウ表示方式。
  3. 【請求項3】 ウィンドウ自体の変形操作により生じた
    前記表示枠の変形を行う表示枠変形処理部を有すること
    を特徴とする請求項1、2の何れかに記載のウィンドウ
    表示方式。
  4. 【請求項4】 前記表示枠移動処理部による表示枠の移
    動の結果、表示枠の移動する以前は表示枠内の表示領域
    にあり、表示されていた描画要素が表示枠の移動の結
    果、表示枠外の非表示になった時に、その表示枠外の非
    表示の描画要素が確保していた描画のための描画資源を
    解放する非表示領域処理部を有することを特徴とする請
    求項2に記載のウィンドウ表示方式。
  5. 【請求項5】 前記表示枠変形処理部による表示枠の変
    形の結果、表示枠の変形する以前は表示枠内の表示領域
    にあり、表示されていた描画要素が表示枠の変形の結
    果、表示枠外の非表示になった時に、その表示枠外の非
    表示の描画要素が確保していた描画のための描画資源を
    解放する非表示領域処理部を有することを特徴とする請
    求項3に記載のウィンドウ表示方式。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載のウィンドウ表示方
    式を用いたことを特徴とするデータ処理システム。
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