JPH0916318A - タブレットポインタ - Google Patents

タブレットポインタ

Info

Publication number
JPH0916318A
JPH0916318A JP18227295A JP18227295A JPH0916318A JP H0916318 A JPH0916318 A JP H0916318A JP 18227295 A JP18227295 A JP 18227295A JP 18227295 A JP18227295 A JP 18227295A JP H0916318 A JPH0916318 A JP H0916318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
switch
drag mode
mouse
tablet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18227295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3568638B2 (ja
Inventor
Osamu Yoshikawa
治 吉川
Ryo Okamura
量 岡村
Minekazu Miyazaki
峰和 宮崎
Noriyuki Nakanishi
紀之 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP18227295A priority Critical patent/JP3568638B2/ja
Priority to US08/661,451 priority patent/US5786812A/en
Publication of JPH0916318A publication Critical patent/JPH0916318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3568638B2 publication Critical patent/JP3568638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • G06F3/04883Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures for inputting data by handwriting, e.g. gesture or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03547Touch pads, in which fingers can move on a surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブレットシート(2)の操作面が狭く、ド
ラッグモードにおいてタブレットシートの押圧を一時解
除しなければならない場合であっても、ドラッグモード
を継続することができるタブレットポインタを提供す
る。 【構成】 タブレットポインタに設けられたスイッチデ
ータ発生手段は、マウススイッチの操作状態を表すスイ
ッチデータ(R)を発生し、タブレットポインタのデバ
イス出力データをドラッグモードなどマウス特有の操作
の出力として、パーソナルコンピュータ(1)へ出力す
る。スイッチデータ発生手段は、キープドラッグモード
では、通常のドラッグ解除の入力があってもドラッグモ
ードを解除せず、ドラッグ操作においてドラッグ解除が
入力されてしまうような場合でも、意図的にドラッグモ
ードを継続させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タブレットシートを押
圧しながら押圧位置を移動させ、マウスと同様にパーソ
ナルコンピュータのディスプレーに表示されたカーソル
を制御するタブレットポインタに関し、更に詳しくは、
マウスのドラッグモードに対応するデバイスデータを出
力するタブレットポインタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、GUI(グラフィカル ユーザー
インターフェース)環境の進展に伴い、パーソナルコ
ンピュータ(以下パソコンという)のポインティングデ
バイスにマウスが広く用いられている。
【0003】すなわち、マウスを操作パッド上で移動さ
せ、その移動操作量をマウス相対移動データとしてパソ
コンへ出力し、パソコンのディスプレーに表示されたカ
ーソルの移動を制御するものである。そして、このカー
ソルをディスプレーに表示させたアイコン上に移動させ
ながら、マウスに備えられたマウススイッチを操作し
て、クリック、ダブルクリック、ドラッグなどマウス特
有の操作を行い、アイコンに連動した命令をパソコンへ
入力するものである。
【0004】図7は、このマウス特有の操作の内、ドラ
ッグモードにおけるマウスの操作とマウス出力データと
の関係示す波形図である。
【0005】
【表1】
【0006】表1は、このマウス出力データの出力フォ
ーマットを示すもので、3バイトからなるデバイス出力
データの中に、マウスの左スイッチと右スイッチの状態
をそれぞれ表すスイッチデータ(L、R)とx方向の相
対移動量Xとy方向の相対移動量Yからなる相対移動デ
ータが含まれている。x方向の相対移動量Xは、X0か
らX7で表されたビット位置に、y方向の相対移動量Y
は、Y0からY7で表されたビット位置に含まれる。
【0007】
【表2】
【0008】また、表2は、図7において、表1の出力
フォーマットで出力されたマウス出力データ(1)〜
(6)のスイッチデータ(L、R)と相対移動データ
(X、Y)を示している。
【0009】図7に示すように、ドラッグモードとする
ときには、通常マウスの左スイッチを押し下げながら、
マウスを操作パッド上で移動させるものであり、図5の
「O」から「B」まで移動させると、マウスからは図7
のようにマウス出力データ(1)〜(4)がパソコン1
へ出力される。
【0010】パソコン1では、このような操作によるマ
ウス出力データが入力されたときに、ドラッグモードと
してマウス出力データを処理するので、スイッチデータ
Lがマウス左スイッチの押し下げを示す例えば「1」
で、相対移動データ(X、Y)がマウスの相対移動を示
す所定の値XA、YAのマウス出力データ(2)は、ドラ
ッグモードのマウス出力データとなる。
【0011】また、マウス出力データ(4)のように、
ドラッグモードにおいて出力されたマウス出力データか
ら、スイッチデータが押し下げ解除を示す「0」に変化
したマウス出力データが出力されたときに、ドラッグモ
ードは解除される。
【0012】従って、ドラッグモードにおいて、マウス
を図6の操作位置Cで一時的に操作パッドから離し、再
びO2から移動操作させる場合にも、この間にマウス左
スイッチの押し下げを解除しなければ、ドラッグモード
は解除しない。
【0013】すなわち、マウス出力データ(5)の相対
移動データXD、YDは、それぞれ操作位置Cに対する相
対移動量を示すもので、連続したドラッグモードにおけ
るマウス出力データとしてパソコンで判断される。
【0014】しかしながら、マウスは、このように操作
パッド上で移動させる必要があるため、ノート型パソコ
ンなどポータブルタイプのパソコンにあっては、移動先
で操作スペースを確保しづらく、また、パソコンと共に
持ち運ぶ際に収納に適さない大きさと形状であった。
【0015】このため、図4に示すようにタブレットシ
ート2を入力面とした薄板状のタブレットポインタ10
0をポインティングデバイスとするものが開発されてい
る。
【0016】このタブレットポインタ100は、タブレ
ットシート2の押圧位置を、公知の静電容量方式、抵抗
接触方式などタブレットにおいて用いられる位置検出手
段と同じ手段によって検出するものである。
【0017】タブレットシート2を指で押圧しながら移
動させると、押圧位置の変化を検出する毎に、移動した
押圧位置と直前の押圧位置との差から相対移動データが
算出される。相対移動データは、x方向の相対移動量X
とy方向の相対移動量Yで構成され、デバイス出力デー
タの相対移動データ(X、Y)としてパソコン1に出力
される。
【0018】このデバイス出力データは、マウス出力デ
ータに相当するもので、マウスの出力フォーマットと同
一のフォーマットとすることで、タブレットポインタ1
00をマウスとコンパチブルに使用できるようにしてい
る。
【0019】従って、タブレットシート2の押圧を移動
させることによって、あたかもマウスを操作するように
パソコン1のディスプレーに表示されたカーソルを移動
させることができる。
【0020】図のように、このタブレットポインタ10
0にも、マウススイッチに対応する左右一組の押釦スイ
ッチ4、5が備えられ、前述のマウス特有の操作に相当
する操作が可能となっている。しかしながら、既述の通
りタブレットポインタ100は、薄板状で小さく、片手
でタブレットシート2と押釦スイッチ4、5の操作を行
うことは困難なものであった。
【0021】そこで、タブレットシート2を軽くたたく
(以下タッピングという)回数とタブレットシート2の
押圧状態を組み合わせた操作パターンによって、クリッ
ク、ダブルクリックなどで変化するスイッチデータを発
生させるタブレットポインタ100が開発されている。
【0022】この従来のタブレットポインタ100のド
ラッグモードにおける操作とデバイス出力データの波形
図を、同じドラッグモードにおけるマウスの各操作とマ
ウス出力データの波形図と比較して、図7に示す。
【0023】ドラッグモードに移行するためには、同図
のように、タブレットシート2を一回ta時間押圧して
タッピングし、その後、再びtb時間内にタブレットシ
ート2を押圧し、押圧しながら押圧位置を移動させるも
のである。
【0024】これらの操作におけるta、tbが、予め定
義したドラッグモードの定義操作パターン条件を満たす
と、タブレットポインタ100は、マウススイッチの押
し下げを示すスイッチデータを発生させ、パソコン1へ
ドラッグモードにおけるデバイス出力データを出力する
ものである。
【0025】また、ドラッグモードにおいて、タブレッ
トシート2の押圧を解除すると、マウススイッチの押し
下げ解除を示すスイッチデータが形成され、このスイッ
チデータを含むデバイス出力データ(4)´が出力され
て、ドラッグモードが解除される。
【0026】このようにして出力されたデバイス出力デ
ータ(1)´〜(4)´は、対応するマウス操作によっ
て出力されたマウス出力データ(1)〜(4)と同一で
ある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従って、この従来のタ
ブレットポインタ100は、マウスとの互換性を保ちつ
つ、タブレットシート2をタッピングすることでドラッ
グモードに移行させることができるが、タブレットシー
ト2の押圧を解除しなければならないときには、ドラッ
グモードを継続させることができなかった。
【0028】すなわち、図6のように、ドラッグモード
でカーソルをO1からEまで移動させようとする場合
に、タブレットシート2での押圧移動は、Cで中断し再
びO2から操作を開始しなければならない。図7に示す
ように、このときCの位置では、タブレットシート2の
押圧が一時解除されるので、マウススイッチの押し下げ
解除を示すスイッチデータを含むデバイス出力データ
(7)が出力され(表3参照)、ドラッグモードは解除
される。
【0029】
【表3】
【0030】なお、表3は、図7において、表1の出力
フォーマットで出力されたデバイス出力データ(7)〜
(9)のスイッチデータ(L、R)と相対移動データ
(X、Y)を示している。
【0031】そこで、再びO2からドラッグモードで操
作するためには、O2において同図のように、タッピン
グ操作を行う必要があり、このようにしてドラッグモー
ドとしても、O1からEの一連の操作に対してドラッグ
処理が実行されるものとはならない。つまり、O1から
Cの操作に対して、パソコン1で一度ドラッグ処理が行
われ、O2からEの操作に対して、再びドラッグ処理が
行われる。
【0032】従って、パソコン1のディスプレー上のC
の位置でドラッグ処理が実行され、この位置でドラッグ
処理が実行できないものである場合には、結局エラーと
なり、ディスプレー上のO1からEへのドラッグ操作が
できないこととなる。
【0033】一方、タブレットポインタ100は、上述
の通り、収納に適する形状とする必要があるため、その
タブレットシート2を狭い操作面とせざるを得ず、この
ような問題は、従来のタブレットポインタ100に特有
な問題として解決しなければならない課題となってい
た。
【0034】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、タブレットシート2の操作面が狭く、
ドラッグモードにおいてタブレットシートの押圧を一時
解除しなければならない場合であっても、ドラッグモー
ドを継続することができるタブレットポインタを提供す
る。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1のタブレットポ
インタは、タブレットシートと、タブレトシートの押圧
移動操作量を表す相対移動データを発生する相対移動デ
ータ発生手段と、マウススイッチの操作状態を表すスイ
ッチデータを発生するスイッチデータ発生手段と、相対
移動データとスイッチデータを含むデバイス出力データ
をマウスの出力フォーマットでパーソナルコンピュータ
へ出力するデータ出力手段を備え、データ出力手段は、
押圧移動操作を示す相対移動データと、マウススイッチ
の押し下げを示すスイッチデータが含まれたデバイス出
力データを、マウスのドラッグモードにおけるデバイス
出力データとして出力し、ドラッグモードにおけるデバ
イス出力データに含まれるスイッチデータが、マウスス
イッチの押し下げ解除を示すスイッチデータに変化した
ときに、該スイッチデータが含まれたデバイス出力デー
タをドラッグモードを解除するデバイス出力データとし
て出力するタブレットポインタにおいて、スイッチデー
タ発生手段は、タブレットポインタに更に備えられたキ
ープドラッグモード選択手段から出力されたキープドラ
ッグ信号によってキープドラッグモードに移行したとき
には、再びキープドラッグモード選択手段から出力され
たキープドラッグ解除信号によってキープドラッグモー
ドが解除されるまで、マウススイッチの押し下げ解除を
示すスイッチデータを発生しないことを特徴とする。
【0036】請求項2のタブレットポインタは、スイッ
チデータ発生手段は、タブレットシートの押圧時間と押
圧時間間隔を組み合わせてなる操作パターンによって、
マウススイッチの操作状態を表すスイッチデータを発生
させたことを特徴とする。
【0037】請求項3のタブレットポインタは、キープ
ドラッグモード選択手段は、タブレットポインタに備え
られた押釦スイッチであり、押釦スイッチの押し下げ操
作毎に、キープドラッグ信号とキープドラッグ解除信号
を交互に出力することを特徴とする。
【0038】請求項4のタブレットポインタは、キープ
ドラッグモード選択手段は、キープドラッグモード選択
回路であり、スイッチデータを発生させる操作パターン
と異なる操作パターンであって、タブレットシートの押
圧時間と押圧時間間隔を組み合わせた操作パターンから
キープドラッグ信号とキープドラッグ解除信号を出力す
ることを特徴とする。
【0039】請求項5のタブレットポインタは、タブレ
ットシートを一回タッピングした後タブレットシートを
押圧すると、ドラッグモードでのマウススイッチの押し
下げを示すスイッチデータが発生し、ドラッグモード
で、タブレットシートの押圧を解除させると、マウスス
イッチの押し下げ解除を示すスイッチデータが発生し、
タブレットシートを二回タッピングした後、タブレット
シートを押圧すると、キープドラッグモードでのマウス
スイッチの押し下げを示すスイッチデータが発生し、キ
ープドラッグモードで、タブレットシートを一回タッピ
ングすると、キープドラッグモードが解除され、マウス
スイッチの押し下げ解除を示すスイッチデータが発生す
ることを特徴とする。
【0040】請求項6のタブレットポインタは、タブレ
ットシートと、タブレトシートの押圧移動操作量を表す
相対移動データを発生する相対移動データ発生手段と、
マウススイッチの操作状態を表すスイッチデータを発生
するスイッチデータ発生手段と、相対移動データとスイ
ッチデータを含むデバイス出力データをマウスの出力フ
ォーマットでパーソナルコンピュータへ出力するデータ
出力手段を備え、データ出力手段は、押圧移動操作を示
す相対移動データと、マウススイッチの押し下げを示す
スイッチデータが含まれたデバイス出力データを、マウ
スのドラッグモードにおけるデバイス出力データとして
出力し、ドラッグモードにおけるデバイス出力データに
含まれるスイッチデータが、マウススイッチの押し下げ
解除を示すスイッチデータに変化したときに、該スイッ
チデータが含まれたデバイス出力データをドラッグモー
ドを解除するデバイス出力データとして出力するタブレ
ットポインタにおいて、スイッチデータ発生手段は、タ
ブレットシートの押圧時間と押圧時間間隔を組み合わせ
てなる操作パターンによって、マウススイッチの押し下
げを示すスイッチデータを発生させ、ドラッグモードに
移行したときには、タブレットシートの押圧が解除され
た後、タブレットシートが少なくとも一回タッピングさ
れるまで、マウススイッチの押し下げ解除を示すスイッ
チデータを発生しないことを特徴とする。
【0041】
【作用】請求項1の発明は、タブレットシートの押圧移
動操作を示す相対移動データとマウススイッチの押し下
げを示すスイッチデータとが含まれたデバイス出力デー
タを、マウスの出力フォーマットで出力すると、マウス
のドラッグモードにおけるデバイス出力データとしてパ
ーソナルコンピュータは認識する。
【0042】ドラッグモードと認識されたデバイス出力
データのスイッチデータが、マウススイッチの押し下げ
解除を示すスイッチデータに変化すると、ドラッグモー
ドを解除するデバイス出力データとしてパーソナルコン
ピュータは認識する。
【0043】スイッチデータ発生手段は、キープドラッ
グ信号によって、キープドラッグモードとなると、意図
せずにドラッグモード解除の操作を行っても、マウスス
イッチの押し下げ解除を示すスイッチデータを発生しな
いので、ドラッグモードは解除されない。
【0044】スイッチデータ発生手段は、キープドラッ
グ解除信号を入力すると、キープドラッグモードは解除
される。
【0045】請求項2の発明は、タブレットシートの押
圧時間と押圧時間間隔を組み合わせた操作パターンによ
って、マウススイッチの押し下げを示すスイッチデータ
とマウススイッチの押し下げ解除を示すスイッチデータ
を発生させる。従って、相対移動データを発生させるた
めのタブレットシートを兼用できるので、スイッチデー
タを発生させるための押釦スイッチが不要となる。
【0046】請求項3の発明は、タブレットポインタに
備えられた押釦スイッチを押し下げ操作する毎に、キー
プドラッグモードへの移行とキープドラッグモードの解
除が交互に繰り返される。押釦スイッチの操作によっ
て、キープドラッグモードを選択できるので、ドラッグ
モードにおいてタブレットシートを押圧しながら、必要
に応じてキープドラッグモードへの移行とキープドラッ
グモードの解除を行うことができる。
【0047】請求項4の発明は、キープドラッグモード
選択回路において、タブレットシートの押圧時間と押圧
時間間隔を組み合わせた操作パターンを判定し、キープ
ドラッグモードへの移行とキープドラッグモードを解除
を行う。従って、相対移動データを発生させるためのタ
ブレットシートと兼用できるので、キープドラッグモー
ドを選択させるための押釦スイッチが不要となる。
【0048】請求項5の発明は、タブレットシートを一
回タッピングした後タブレットシートを押圧移動操作す
ると、ドラッグモードにおけるデバイス出力データが出
力され、タブレットシートの押圧を解除すると、ドラッ
グモードが解除される。
【0049】タブレットシートを二回タッピングした
後、タブレットシートを押圧移動操作すると、キープド
ラッグモードでドラッグモードのデバイス出力データが
出力され、キープドラッグモードにおいて、タブレット
シートを一回タッピングすると、キープドラッグモード
が解除され、キープドラッグモードでのドラッグモード
も解除される。従って、スイッチデータの発生とキープ
ドラッグモードの選択を、相対移動データを発生させる
ためのタブレットシートの操作で兼用できるので、スイ
ッチデータの発生やキープドラッグモードを選択させる
ための押釦スイッチが不要となる。
【0050】請求項6の発明は、タブレットシートの押
圧移動操作を示す相対移動データとマウススイッチの押
し下げを示すスイッチデータとが含まれたデバイス出力
データを、マウスの出力フォーマットで出力すると、マ
ウスのドラッグモードにおけるデバイス出力データとし
てパーソナルコンピュータは認識する。
【0051】ドラッグモードと認識されたデバイス出力
データのスイッチデータが、マウススイッチの押し下げ
解除を示すスイッチデータに変化すると、ドラッグモー
ドを解除するデバイス出力データとしてパーソナルコン
ピュータは認識する。
【0052】ドラッグモードにおいて、タブレットシー
トの押圧を解除しただけでは、スイッチデータ発生手段
はマウススイッチの押し下げ解除を示すスイッチデータ
を発生しないので、ドラッグモードは解除されない。
【0053】ドラッグモードにおいて、タブレットシー
トの押圧を解除した後、すくなくとも一回タッピングす
ると、ドラッグモードは解除される。
【0054】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、従来と同一の構成について
は、同一の符号を用いてその説明を省略する。
【0055】図2は、本実施例に係るタブレットポイン
タ3の構成を示すブロック図である。
【0056】本実施例に係るタブレットポインタ3に備
えられたタブレットシート2は、いわゆる抵抗接触方式
のタブレットを利用したものである。この抵抗接触方式
は、絶縁間隙を隔てて対向配置された二枚のタブレット
シート2の一方に均一の電位勾配を形成し、タブレット
シート2の押圧による接触位置の電位を他方のタブレッ
トシート2を介して読み取り、該電位からその接触位置
(押圧位置)を読み取るものである。押圧位置のx座標
とy座標は、二枚のタブレットシート2に交互に互いに
直交するように電位勾配を形成し、他方から読み取るこ
とにより検出している。
【0057】この電位勾配は、タブレットシート2に接
続し、中央制御回路6により制御された入力面駆動回路
7によって形成される。
【0058】タブレットシート2には、更にペンオン検
出回路8と押圧位置検出回路9が接続されている。ペン
オン検出回路8は、一方のタブレットシート2の電位を
監視し、タブレットシート2が押圧されて他方のシート
と接触することにより生じる電位変動から、押圧及び押
圧解除を検出している。
【0059】押圧位置検出回路9は、非印加側のタブレ
ットシート2に交互に接続し、x座標とy座標の押圧位
置での電位をA/D変換して8ビットの絶対位置データ
とするもので、周期的にA/D変換したx座標とy座標
の絶対位置データは、位置データ補正回路10へ出力さ
れる。
【0060】位置データ補正回路10は、ペンオン検出
回路8と位置検出回路9の出力に接続し、ペンオン検出
回路8でタブレットシートの押圧を検出した後、位置検
出回路9から入力された複数の絶対位置データの互いの
相関をとり、異常値の絶対位置データを排除するもので
ある。
【0061】位置データ補正回路10の出力側には、相
対移動データ発生回路11が接続している。相対移動デ
ータ発生回路11は、位置データ補正回路10から絶対
位置データが入力される毎に、直前に入力された絶対位
置データとの差を算出し、相対移動データ(X、Y)と
するものである。この相対移動データの算出は、x座標
とy座標毎に行われ、従って相対移動データは、タブレ
ットシート2の押圧移動操作量をx方向とy方向の8ビ
ットの移動量(X、Y)で表したものとなる。
【0062】この相対移動データ(X、Y)は、新たな
絶対位置データが入力される毎に算出され、送信データ
変換回路14へ出力される。
【0063】また、ペンオン検出回路8の出力は、位置
データ補正回路10の他に、キープドラッグモード選択
回路12とスイッチデータ発生回路13に接続してい
る。
【0064】キープドラッグモード選択回路12は、キ
ープドラッグモード選択手段となるもので、ペンオン検
出回路8の出力をもとにキープドラッグ信号とキープド
ラッグ解除信号を出力するものである。
【0065】すなわち、ペンオン検出回路8から入力さ
れたタブレットシート2の押圧及び押圧解除を示す信号
をもとにタブレットシート2の押圧時間と押圧時間間隔
を求め、この押圧時間と押圧時間間隔が、表4に示すい
ずれかの定義操作条件を満たすときに、キープドラッグ
モードを求める操作パターン若しくは、キープドラッグ
モード解除を求める操作パターンが入力されたものと判
定し、キープドラッグ信号、若しくはキープドラッグ解
除信号をスイッチデータ発生回路13へ出力するもので
ある。
【0066】
【表4】
【0067】表4(a)は、キープドラッグモードへ移
行する操作パターンの条件を示すもので、タブレットシ
ート2を二回タッピングした後、再びタブレットシート
2を押圧して押圧移動操作したときに、キープドラッグ
モードに移行するように、定義操作条件を定めている。
【0068】タッピングは、タブレットシート2を軽く
たたく操作であり、このタッピング操作と他の押圧操作
を識別するため、本実施例においては、タッピングによ
る押圧時間taが10msecから200msecであ
るときにタッピングと、次のタッピングまでの押圧時間
間隔tcが30msecから300msecであるとき
に、二回続けてタッピング操作があったものとしてい
る。
【0069】更に、キープドラッグモードと判定するた
めには、二回目のタッピングから1秒以内にタブレット
シート2が押圧されることを判定条件としている。
【0070】また、表4(b)は、キープドラッグモー
ドを解除する操作パターンの条件を示すもので、キープ
ドラッグモードにおいて、タブレットシート2の押圧を
解除し、解除後一回タッピングすると、キープドラッグ
モードが解除されるように、定義操作条件を定めてい
る。
【0071】タブレットシートの押圧解除から1秒以内
にタッピング操作があることを、キープドラッグモード
解除の判定条件とし、他の操作による誤動作を防止して
いる。
【0072】キープドラッグモード選択回路12に接続
されたスイッチデータ発生回路13は、キープドラッグ
モード選択回路12から出力されたキープドラッグ信号
及びキープドラッグ解除信号と、ペンオン検出回路8か
ら出力されたタブレットシート2の押圧及び押圧解除を
示す信号をもとにマウススイッチの操作状態を表すスイ
ッチデータを発生する。
【0073】スイッチデータ発生回路13は、キープド
ラッグ信号を受けるとキープドラッグモードとなり、キ
ープドラッグ解除信号を受けるとキープドラッグモード
が解除される。
【0074】マウスで操作するクリック、ドラッグなど
マウス特有の操作は、通常左右2つ備えられたマウスス
イッチの左スイッチを用いるものであり、従って、この
スイッチデータ発生手段13で発生するスイッチデータ
は、マウス左スイッチの操作状態を表すものである。
【0075】キープドラッグモードとなっていない間
(以下単にノーマルモードという)では、スイッチデー
タ発生手段13は、キープドラッグモード選択回路12
に拘束されずに、マウス特有の操作に対応したスイッチ
データを発生する。
【0076】すなわち、スイッチデータ発生手段13に
おいても、ペンオン検出回路8から入力されたタブレッ
トシート2の押圧及び押圧解除を示す信号をもとにタブ
レットシート2の押圧時間と押圧時間間隔を求め、この
押圧時間と押圧時間間隔を表5に示す定義操作パターン
条件と比較する。
【0077】押圧時間と押圧時間間隔が、いずれかの定
義操作条件を満たすと、マウス特有の操作に相当する操
作パターンが入力されたものと判定し、対応するスイッ
チデータRを発生するものである。
【0078】
【表5】
【0079】表5(c)乃至(f)は、これらのマウス
特有の操作と定義操作条件との関係を示すもので、それ
ぞれ、タブレットシート2を一回タッピングすると、
「シングルクリック」と、二回続けてタッピングすると
「ダブルクリック」と、一回タッピングした後、再びタ
ブレットシート2を押圧して押圧移動操作すると「ドラ
ッグモード」と、「ドラッグモード」においてタブレッ
トシート2の押圧を解除すると「ドラッグモード解除」
となるように、定義操作条件を定めている。
【0080】スイッチデータ発生回路13は、「シング
ルクリック」と判定すると、マウス左スイッチの押し下
げと押し下げ解除を示す「1」と「0」のスイッチデー
タRを順次形成する。同様に、「ダブルクリック」と判
断すると、マウス左スイッチの押し下げと押し下げ解除
が繰り返されたことを示す「1」、「0」、「1」、
「0」のスイッチデータRを順次形成する。
【0081】また、「ドラッグモード」と判定すると、
マウス左スイッチの押し下げを示す「1」が形成され、
「ドラッグモード解除」と判定すると、マウス左スイッ
チの押し下げ解除を示す「0」が形成される。
【0082】スイッチデータ発生回路13でこれらのス
イッチデータRが形成される毎に、スイッチデータR
は、スイッチデータ発生回路13の出力側に接続された
送信データ変換回路14へ出力される。
【0083】一方、キープドラッグモード選択回路12
からキープドラッグ信号が入力されると、キープドラッ
グモードとなり、「ドラッグモード」と判定したと同様
に、マウス左スイッチの押し下げを示す「1」を形成
し、送信データ変換回路14へ出力する。
【0084】キープドラッグモードにおいては、次にキ
ープドラッグモード解除信号を受けるまで、ペンオン検
出回路8から入力される信号は無視され、表5(c)乃
至(f)の定義操作の判定は行わない。
【0085】従って、仮にキープドラッグモードにおい
て、タブレットシート2の押圧を解除しても「ドラッグ
モード解除」と判定されることはなく、マウス左スイッ
チの押し下げ解除を示す「0」のスイッチデータが形成
されることもない。
【0086】また、キープドラッグモード解除信号を入
力すると、キープドラッグモードを解除し、上述のノー
マルモードとすると共に、「ドラッグモード解除」と判
定したと同様に、マウス左スイッチの押し下げ解除を示
す「0」を形成し、送信データ変換回路14へ出力す
る。
【0087】尚、本実施例においては、キープドラッグ
モード選択とスイッチデータ発生をいずれもタブレット
シート2の操作で行っているので、キープドラッグモー
ド選択の操作パターンとスイッチデータを発生させるた
めの操作パターンを異なる操作パターンとしている。
【0088】送信データ変換回路14は、スイッチデー
タ発生回路13から出力されたスイッチデータRと、相
対移動データ発生回路11から出力された相対移動デー
タ(X、Y)を入力し、直前に入力されたスイッチデー
タRと異なるスイッチデータRが入力されるか、「0」
でない相対移動データ、すなわち押圧移動を示す相対移
動データが入力されると、表1に示すマウスのフォーマ
ットでデバイス出力データを形成する。
【0089】通常、スイッチデータRが変化するときに
は、押圧位置が変化していないので、デバイス出力デー
タは、変化したスイッチデータRと相対移動データが
「0」の相対移動データ(0、0)で形成される。
【0090】また、押圧移動を示す相対移動データが入
力されたときには、相対移動量を表す相対移動データ
(X、Y)と最後に入力されたスイッチデータRによっ
てデバイス出力データが形成される。
【0091】送信データ変換回路14で形成されたデバ
イス出力データは、入出力インターフェース15を経
て、パソコン1へ出力される。
【0092】尚、図のように、位置データ補正回路1
0、相対移動データ発生回路11、送信データ変換回路
14、出力インターフェース15は、いずれも中央制御
回路6に接続し、中央制御回路6によってデータの入出
力が制御されている。また、タブレットシート2を除い
た図中波線内に示す各回路は、1チップのマイコン16
に集積化されている。
【0093】このように構成されたタブレットポインタ
3の作用を、図1、図5及び図6で説明する。図1は、
ドラッグモードとキープドラッグモードにおけるタブレ
ットポインタ3の操作とデバイス出力データの関係を示
した波形図である。
【0094】図5の「O」から「B」までの押圧移動の
ように、タブレットシート2上の一度の押圧移動でドラ
ッグ操作ができる場合には、図1に示すように、ノーマ
ルモードでのドラッグ操作とし、「O」の位置で一回タ
ッピングした後、1秒以内に再びタブレットシート2を
押圧し、B方向へ押圧しながら移動する。この操作パタ
ーンは、表5(e)の「ドラッグモード」の操作パター
ンと判定され、スイッチデータRが「1」に変化したデ
バイス出力データ(10)が出力される(表6参照)。
【0095】
【表6】
【0096】その後、押圧移動操作によって押圧移動操
作を示す相対移動データ(X、Y)を含むデバイス出力
データ(11)(12)がドラッグモードのデバイス出
力データとして出力される。
【0097】「B」の位置でタブレットシート2の押圧
を解除すると、「ドラッグモード解除」と判定され、ス
イッチデータRが「0」に変化したデバイス出力データ
(13)が、ドラッグモードを解除するデバイス出力デ
ータとして出力される。
【0098】これらのデバイス出力データ(10)乃至
(13)は、対応するドラッグモードにおけるマウス出
力データ(1)乃至(4)と同一であり、あたかもマウ
スでドラッグ操作したようにドラッグ操作を行うことが
できる。
【0099】図6の「O1」から「E」までの押圧移動
のように、タブレットシート2上で二度以上の押圧移動
操作に分けてドラッグ操作を行う場合には、キープドラ
ッグモードでのドラッグ操作とする。
【0100】図1に示すように、キープドラッグモード
へ移行させる場合には、「O1」の位置で二回タッピン
グした後、1秒以内に再びタブレットシート2を押圧
し、C方向へ押圧しながら移動する。この操作パターン
は、キープドラッグモード選択回路12において、表4
(a)の「キープドラッグ」の操作パターンと判定さ
れ、スイッチデータRが「1」に変化したデバイス出力
データ(14)が出力される(表6参照)。
【0101】その後、タブレットシート2を「C」の位
置まで押圧移動すると、押圧移動操作を示す相対移動デ
ータ(X、Y)を含むデバイス出力データがドラッグモ
ードのデバイス出力データとして出力される。
【0102】ドラッグ操作は、「C」の位置でタブレッ
トシート2の押圧を一時解除し、再び「O2」の位置か
ら「E」に向かって押圧移動を継続するが、この間ペン
オン検出回路8から出力する信号は無視されるので、タ
ブレットシート2の押圧解除と押圧があってもスイッチ
データRは変化せず、従って、図1のようにドラッグモ
ードを解除するデバイス出力データは出力されない。
【0103】再び、「O2」からの押圧移動によって相
対移動データ(XD、YD)を含むデバイス出力データ
(15)が出力されるが、このデバイス出力データ(1
5)は、「C」の位置まで押圧移動した際に出力された
デバイス出力データと同じドラッグモードで連続する。
【0104】「E」の位置で、タブレットシート2の押
圧を解除した後、一回タッピングすると、キープドラッ
グモード選択回路12において、「キープドラッグ解
除」と判定され、スイッチデータ発生回路13がノーマ
ルモードに復帰すると共に、「0」のスイッチデータR
を送信データ変換回路14へ出力する。従って、スイッ
チデータRが「0」に変化したデバイス出力データ(1
6)が、ドラッグモードを解除するデバイス出力データ
として出力される。
【0105】このように、キープドラッグモードとした
ドラッグ操作では、仮にその操作中にタブレットシート
2の押圧が解除されても、直ちにドラッグ操作が中断す
ることとならない。
【0106】この第1実施例では、タブレットシート2
の一時的な押圧解除によるドラッグ操作の中断を、キー
プドラッグモードとノーマルモードに分けることにより
防いでいるが、必ずしもキープドラッグモードを設定す
る必要はない。
【0107】表7は、キープドラッグモードを設定しな
い本発明の第2実施例に係るタブレットポインタ11の
「ドラッグモード」と「ドラッグモード解除」の定義操
作パターンを示すもので、このように第1実施例の「ド
ラッグモード解除」の定義操作を変更するだけで、第1
実施例に係るキープドラッグモード選択回路12を省略
することができる。
【0108】
【表7】
【0109】第2実施例において、「ドラッグモード解
除」とするためには、「ドラッグモード」においてタブ
レットシート2の押圧を解除した後、tb以内にタブレ
ットシート2をタッピングする。従って、単にタブレッ
トシート2の押圧を解除しただけでは、ドラッグモード
は解除されない。なお、本実施例においてtbは、1秒
としている。
【0110】このタブレットポインタ11によって、図
5及び図6のドラッグ操作を行った場合について、図3
で説明する。
【0111】図のように、「O」から「B」までのドラ
ッグ操作では、それぞれ「O」と「B」の位置でタブレ
ットシートの押圧を解除した後、タッピングして、ドラ
ッグモードへの移行と解除を行う。
【0112】本実施例のタブレットポインタ11によれ
ば、「O1」から「E」までのドラッグ操作のように、
予め二度の押圧移動操作に分けてドラッグ操作を行うと
予想される場合にも、「O」から「B」までのドラッグ
操作と同じ操作パターン、すなわち一度のタッピング操
作で「ドラッグモード」へ移行させることができる。
【0113】また、図のように「C」と「O2」の間
で、一時的にタブレットシート2の押圧を解除しても、
「ドラッグモード解除」の定義操作パターンではないの
で、スイッチデータRは変化せず、ドラッグモードを解
除するデバイス出力データも出力されない。
【0114】ドラッグモードを解除させるときも、
「E」の位置でタブレットシートの押圧を解除した後、
タッピングするもので、前述の「B」の位置での操作と
同一である。
【0115】従って、図5に示す操作と図6に示す操作
を意識して変える必要がなく、しかも一時的にタブレッ
トシート2の押圧を解除しても、ドラッグモードを継続
させることができる。
【0116】本発明は、上記実施例に限定されることな
く種々変更が可能である。
【0117】例えば、第1実施例においては、キープド
ラッグモードの選択をタブレットシート2の操作パター
ンで選択したが、図4に示すようなタブレットポインタ
3に設けられた押釦スイッチ4を用い、押釦スイッチ4
の押し下げによって選択してもよい。
【0118】押釦スイッチ4の操作毎に交互に、キープ
ドラッグ信号とキープドラッグ解除信号をスイッチデー
タ発生回路13へ出力すれば、押釦スイッチ4をキープ
ドラッグモード選択回路12に代用させることができ
る。
【0119】この押釦スイッチ4での選択によれば、ノ
ーマルモードでドラッグ操作を行っている途中で、キー
プドラッグモードへ移行させたり、逆にキープドラッグ
モードの途中でノーマルモードのドラッグ操作へ戻すこ
とができる。
【0120】また、キープドラッグモードへ移行する
「キープドラッグ」とキープドラッグモードを解除する
「キープドラッグ解除」の操作パターンは、表4の定義
操作パターンに限らず、表5のスイッチデータRを発生
させる定義パターンと重複するものでなければ、他の操
作パターンとすることができる。
【0121】更に、タブレットシート2は、タブレット
シート2の押圧位置での電位から、押圧位置を検出する
いわゆる抵抗接触方式のタブレットシートで説明した
が、従来の他のタブレットで採用されている位置検出手
段と同様の手段をタブレットシートに用いてもよい。例
えば、タブレットシートに指などを近づけた際に、その
位置で変化する靜電容量からタブレットシートへの接近
位置を検出する位置検出手段であってもよいが、このよ
うないわゆる靜電容量方式を採用した場合には、タブレ
ットシートに接近した操作位置が、タブレットシートの
押圧位置となる。
【0122】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、タブレットシ
ート2の操作面が狭く、ドラッグモードにおいてタブレ
ットシートの押圧を一時解除しなければならない場合で
あっても、キープドラッグモードとして、タブレットシ
ート2の押圧解除だけでは、ドラッグモードを解除する
デバイス出力データを出力しないようにしたので、ドラ
ッグモードを継続することができる。
【0123】キープドラッグモードが解除されていると
きには、従来と同一の操作でドラッグ操作ができるの
で、通常の動作においては、新たな操作を覚える必要が
なく、また、従来のタブレットポインタにキープドラッ
グモード選択手段を加え、キープドラッグモードにおけ
る処理を変更するだけで、本発明に係るタブレットポイ
ンタとすることができる。
【0124】請求項2の発明は、タブレットシートの押
圧時間と押圧時間間隔を組み合わせた操作パターンによ
って、「ドラッグモード」とすることができるので、片
手でタブレットポインタを操作することができ、また、
マウス左スイッチに相当するような押釦スイッチをタブ
レットポインタに設ける必要がない。
【0125】請求項3の発明によれば、押釦スイッチの
操作でキープドラッグモードを選択できるので、ノーマ
ルモードでドラッグ操作を行っている途中で、キープド
ラッグモードへ移行させたり、逆にキープドラッグモー
ドの途中でノーマルモードのドラッグ操作へ戻すことが
できる。
【0126】請求項4の発明によれば、タブレットシー
トの押圧時間と押圧時間間隔を組み合わせた操作パター
ンによって、キープドラッグモードを選択できるので、
ドラッグ操作の開始位置と終了位置で、ドラッグ操作と
連続した操作によってキープドラッグモードを選択する
ことができる。
【0127】請求項5の発明によれば、スイッチデータ
の発生とキープドラッグモードの選択を、相対移動デー
タを発生させるためのタブレットシートの操作で兼用で
きるので、スイッチデータの発生やキープドラッグモー
ドを選択させるための押釦スイッチが不要となる。
【0128】請求項6の発明によれば、タブレットシー
ト2の操作面が狭く、ドラッグモードにおいてタブレッ
トシートの押圧を一時解除しなければならない場合であ
っても、タブレットシート2の押圧解除だけでは、ドラ
ッグモードを解除するデバイス出力データを出力しない
ようにしたので、ドラッグモードを継続することができ
る。
【0129】また、通常のドラッグ操作と、二度以上の
押圧移動操作に分けられるドラッグ操作を区別すること
なく、同じ操作パターンとすることができるので、ドラ
ッグ操作毎に操作を意識して変える必要がなく、しかも
一時的にタブレットシート2の押圧移動の間で押圧を解
除しても、ドラッグモードを継続させることができる。
【0130】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るタブレットポインタ
3の操作とデバイス出力データの関係を示した波形図で
ある。
【図2】タブレットポインタ3の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第2実施例に係るタブレットポインタ
3の操作とデバイス出力データの関係を示した波形図で
ある。
【図4】タブレットポインタの斜視図である。
【図5】一度の押圧移動で操作するドラッグ操作とパソ
コン1のディスプレー上のカーソルの関係を示す説明図
である。
【図6】二度の押圧移動で操作するドラッグ操作とパソ
コン1のディスプレー上のカーソルの関係を示す説明図
である。
【図7】従来のタブレットポインタ100の各操作とデ
バイス出力データを示す波形図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 タブレットシート 4 押釦スイッチ 11 相対移動データ発生手段 12 キープドラッグモード選択手段 13 スイッチデータ発生手段 14 データ出力手段 R スイッチデータ(R) X、Y 相対移動データ
フロントページの続き (72)発明者 中西 紀之 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エスエ ムケイ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレットシート(2)と、タブレット
    シート(2)の押圧移動操作量を表す相対移動データ
    (X、Y)を発生する相対移動データ発生手段(11)
    と、マウススイッチの操作状態を表すスイッチデータ
    (R)を発生するスイッチデータ発生手段(13)と、
    相対移動データ(X、Y)とスイッチデータ(R)を含
    むデバイス出力データをマウスの出力フォーマットでパ
    ーソナルコンピュータ(1)へ出力するデータ出力手段
    (14)を備え、 データ出力手段(14)は、押圧移動操作を示す相対移
    動データ(X、Y)と、マウススイッチの押し下げを示
    すスイッチデータ(R)が含まれたデバイス出力データ
    を、マウスのドラッグモードにおけるデバイス出力デー
    タとして出力し、 ドラッグモードにおけるデバイス出力データに含まれる
    スイッチデータ(R)が、マウススイッチの押し下げ解
    除を示すスイッチデータ(R)に変化したときに、該ス
    イッチデータ(R)が含まれたデバイス出力データをド
    ラッグモードを解除するデバイス出力データとして出力
    するタブレットポインタにおいて、 スイッチデータ発生手段(13)は、タブレットポイン
    タに更に備えられたキープドラッグモード選択手段
    (4)(12)から出力されたキープドラッグ信号によ
    ってキープドラッグモードに移行したときには、再びキ
    ープドラッグモード選択手段(4)(12)から出力さ
    れたキープドラッグ解除信号によってキープドラッグモ
    ードが解除されるまで、マウススイッチの押し下げ解除
    を示すスイッチデータ(R)を発生しないことを特徴と
    するタブレットポインタ。
  2. 【請求項2】 スイッチデータ発生手段(13)は、タ
    ブレットシート(2)の押圧時間と押圧時間間隔を組み
    合わせてなる操作パターンによって、マウススイッチの
    操作状態を表すスイッチデータ(R)を発生させたこと
    を特徴とする請求項1記載のタブレットポインタ。
  3. 【請求項3】 キープドラッグモード選択手段は、タブ
    レットポインタに備えられた押釦スイッチ(4)であ
    り、押釦スイッチ(4)の押し下げ操作毎に、キープド
    ラッグ信号とキープドラッグ解除信号を交互に出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のタブレットポイ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 キープドラッグモード選択手段は、キー
    プドラッグモード選択回路(12)であり、スイッチデ
    ータ(R)を発生させる操作パターンと異なる操作パタ
    ーンであって、タブレットシート(2)の押圧時間と押
    圧時間間隔を組み合わせた操作パターンから、キープド
    ラッグ信号とキープドラッグ解除信号を出力することを
    特徴とする請求項2記載のタブレットポインタ。
  5. 【請求項5】タブレットシート(2)を一回タッピング
    した後タブレットシート(2)を押圧すると、ドラッグ
    モードでのマウススイッチの押し下げを示すスイッチデ
    ータ(R)が発生し、ドラッグモードで、タブレットシ
    ート(2)の押圧を解除させると、マウススイッチの押
    し下げ解除を示すスイッチデータ(R)が発生し、 タブレットシート(2)を二回タッピングした後、タブ
    レットシート(2)を押圧すると、キープドラッグモー
    ドでのマウススイッチの押し下げを示すスイッチデータ
    (R)が発生し、キープドラッグモードで、タブレット
    シート(2)を一回タッピングすると、キープドラッグ
    モードが解除され、マウススイッチの押し下げ解除を示
    すスイッチデータ(R)が発生することを特徴とする請
    求項4記載のタブレットポインタ。
  6. 【請求項6】 タブレットシート(2)と、タブレトシ
    ート(2)の押圧移動操作量を表す相対移動データ
    (X、Y)を発生する相対移動データ発生手段(11)
    と、マウススイッチの操作状態を表すスイッチデータ
    (R)を発生するスイッチデータ発生手段(13)と、
    相対移動データ(X、Y)とスイッチデータ(R)を含
    むデバイス出力データをマウスの出力フォーマットでパ
    ーソナルコンピュータ(1)へ出力するデータ出力手段
    (14)を備え、 データ出力手段(14)は、押圧移動操作を示す相対移
    動データ(X、Y)と、マウススイッチの押し下げを示
    すスイッチデータ(R)が含まれたデバイス出力データ
    を、マウスのドラッグモードにおけるデバイス出力デー
    タとして出力し、 ドラッグモードにおけるデバイス出力データに含まれる
    スイッチデータ(R)が、マウススイッチの押し下げ解
    除を示すスイッチデータ(R)に変化したときに、該ス
    イッチデータ(R)が含まれたデバイス出力データをド
    ラッグモードを解除するデバイス出力データとして出力
    するタブレットポインタにおいて、 スイッチデータ発生手段(13)は、タブレットシート
    (2)の押圧時間と押圧時間間隔を組み合わせてなる操
    作パターンによって、マウススイッチの押し下げを示す
    スイッチデータ(R)を発生させ、 ドラッグモードに移行したときには、タブレットシート
    (2)の押圧が解除された後、タブレットシート(2)
    が少なくとも一回タッピングされるまで、マウススイッ
    チの押し下げ解除を示すスイッチデータ(R)を発生し
    ないことを特徴とするタブレットポインタ。
JP18227295A 1995-06-27 1995-06-27 タブレットポインタ Expired - Fee Related JP3568638B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18227295A JP3568638B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 タブレットポインタ
US08/661,451 US5786812A (en) 1995-06-27 1996-06-11 Tablet pointer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18227295A JP3568638B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 タブレットポインタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0916318A true JPH0916318A (ja) 1997-01-17
JP3568638B2 JP3568638B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=16115371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18227295A Expired - Fee Related JP3568638B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 タブレットポインタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5786812A (ja)
JP (1) JP3568638B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021334A (ja) * 2007-10-09 2008-01-31 Fujitsu Ltd 入力処理方法及び入力制御装置
JP2008059603A (ja) * 2007-10-09 2008-03-13 Fujitsu Ltd 入力処理方法及び入力制御装置
JP2009110092A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Alps Electric Co Ltd 入力処理装置
JP2010157268A (ja) * 2003-11-26 2010-07-15 Immersion Corp 接触感知式入力装置からの入力の適応型解釈を行うシステム及び方法
JP2011053972A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11514277A (ja) 1995-10-26 1999-12-07 ピュアパルス テクノロジーズ インコーポレイテッド 高輝度パルス多色光を用いて微生物を不活化させる改善方法
US6565803B1 (en) 1998-05-13 2003-05-20 Calgon Carbon Corporation Method for the inactivation of cryptosporidium parvum using ultraviolet light
CN100501647C (zh) * 2005-08-12 2009-06-17 深圳华为通信技术有限公司 手机键盘及其使用方法
US8502789B2 (en) * 2010-01-11 2013-08-06 Smart Technologies Ulc Method for handling user input in an interactive input system, and interactive input system executing the method
JP5488622B2 (ja) * 2012-01-16 2014-05-14 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5327161A (en) * 1989-08-09 1994-07-05 Microtouch Systems, Inc. System and method for emulating a mouse input device with a touchpad input device
US5481278A (en) * 1992-10-21 1996-01-02 Sharp Kabushiki Kaisha Information processing apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157268A (ja) * 2003-11-26 2010-07-15 Immersion Corp 接触感知式入力装置からの入力の適応型解釈を行うシステム及び方法
JP2008021334A (ja) * 2007-10-09 2008-01-31 Fujitsu Ltd 入力処理方法及び入力制御装置
JP2008059603A (ja) * 2007-10-09 2008-03-13 Fujitsu Ltd 入力処理方法及び入力制御装置
JP2009110092A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Alps Electric Co Ltd 入力処理装置
JP2011053972A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US5786812A (en) 1998-07-28
JP3568638B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10585493B2 (en) Touch sensitive mechanical keyboard
EP1873621A1 (en) Driving method and input method for touch panel
US20110265021A1 (en) Touchpad controlling method and touch device using such method
JP2003296015A (ja) 電子機器
JP2009104268A (ja) 座標検出装置、及びタッチパネルを用いた操作方法
JPH11203044A (ja) 情報処理システム
US7688313B2 (en) Touch-sense apparatus available for one-dimensional and two-dimensional modes and control method therefor
JP2006345209A (ja) 入力装置、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2001134382A (ja) 図形処理装置
JP3705455B2 (ja) 抵抗感圧式座標入力装置
JP3568638B2 (ja) タブレットポインタ
JP3909997B2 (ja) 入力制御装置
JPH08221201A (ja) タッチパネル座標操作方法およびその方法を用いた情報処理装置
TWI316679B (ja)
JP3672642B2 (ja) 座標入力装置及び座標入力装置の入力システム
JPH04127314A (ja) タッチパネルのタッチポジション判別方法
JP2003296026A (ja) タッチパネルへのマウス機能割り当て方法及び装置
JPH09258901A (ja) 座標入力装置と座標入力装置によるカーソル制御方式
JP2003345511A (ja) タッチパネル付き画像記録再生装置
JPH0793094A (ja) 座標入力装置
JP3350339B2 (ja) ドラッグモード設定方法
JP2000047807A (ja) アナログタッチパネルを使用したデータ入力方法
JPH11126132A (ja) 入力装置
US20050099392A1 (en) Mouse having scrolling function
JPH08171453A (ja) 圧力感応型入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees