JPH09152753A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH09152753A
JPH09152753A JP7311160A JP31116095A JPH09152753A JP H09152753 A JPH09152753 A JP H09152753A JP 7311160 A JP7311160 A JP 7311160A JP 31116095 A JP31116095 A JP 31116095A JP H09152753 A JPH09152753 A JP H09152753A
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JP
Japan
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mode
image forming
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ohp film
paper
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Pending
Application number
JP7311160A
Other languages
English (en)
Inventor
Aiko Matsuda
愛子 松田
Toshihiko Araki
俊彦 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OHPフィルムや合い紙に対する画像形成の
動作状況を表示可能にする。 【解決手段】 主制御部3は、OHP合い紙モードキー
46が押されるとOHP合い紙モードを設定し、表示パ
ネル41に合い紙を給紙開始したときは合い紙に対する
動作中である旨を表示させ、OHPフィルムを給紙開始
したときはOHPに対するコピー中である旨を表示させ
る。そして、コピー動作が終了すると、表示パネル41
のメッセージ表示を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OHPフィルム及
び普通紙に対して画像形成が可能な画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、OHPフィルムとOHPフィルム
に挟む普通紙(以下、合い紙という)とを識別し、合い
紙に対してOHPフィルムと同様に画像形成を行うか、
又は画像形成を禁止するようにした画像形成装置が提案
されている(特開平3−23472号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−234
72号公報記載の画像形成装置では、OHPフィルムの
複写と、合い紙の複写又は搬送とがあり、動作の種類が
多いために、装置が現在何を実行しているか等の装置の
動作状態を判別することが困難であった。
【0004】また、OHPフィルムに対して画像を形成
したとき、トナーのOHPフィルムへの定着は困難であ
るので、その画像形成状態、特に黒べた部の状態を確認
する必要がある。ところが、黒べた部は半透明状態にあ
るので、上記確認を行うためには使用者が蛍光灯などの
照明器具にすかして行っていた。
【0005】本発明は、上記問題を解決するもので、O
HPフィルムや合い紙に対する画像形成の動作状況が表
示可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、OHPフィルムに対する
画像形成状態を容易に確認できる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、OHPフィルム及び合い紙の双方に対し
て画像形成動作を行わせる第1のモードと、OHPフィ
ルムに対して画像形成動作を行わせるとともに合い紙に
対して搬送動作のみを行わせる第2のモードとを備えた
画像形成装置において、上記第1のモード及び上記第2
のモードのモード表示を行うとともに、動作状態の表示
を行う表示手段と、上記OHPフィルム及び合い紙に対
する動作状態に関するメッセージをその動作に対応させ
て上記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたも
のである(請求項1)。
【0008】この構成によれば、OHPフィルム及び合
い紙の双方に対して画像形成動作を行わせる第1のモー
ド、又はOHPフィルムに対して画像形成動作を行わせ
るとともに合い紙に対して搬送動作のみを行わせる第2
のモードのときに、そのモードであることが表示手段に
表示される。また、OHPフィルム及び合い紙に対する
動作状態に関するメッセージ、すなわちOHPフィルム
に対する画像形成動作中であるか、合い紙に対する画像
形成動作中であるか、又は合い紙に対する搬送動作中で
あるかが、その動作に対応して表示手段に表示される。
【0009】また、上記表示手段は、バックライト付き
液晶表示パネルからなるもので、上記表示制御手段は、
更に、上記OHPフィルムに対する画像形成が終了する
と、上記液晶表示パネルの少なくとも一部領域に対して
上記メッセージ表示を禁止するものである(請求項
2)。
【0010】この構成によれば、OHPフィルムに対す
る画像形成が終了すると、液晶表示パネルの少なくとも
一部領域に対してメッセージ表示が禁止され、その一部
領域が白紙状態になる。
【0011】また、OHPフィルムからなる転写紙に対
する画像形成が可能な画像形成装置において、画像形成
に関するメッセージを表示するバックライト付き液晶表
示パネルと、転写紙がOHPフィルムであることを判別
する判別手段と、OHPフィルムに対する画像形成の終
了後、上記液晶表示パネルの少なくとも一部領域に対し
て上記メッセージ表示を禁止する表示制御手段とを備え
たものである(請求項3)。
【0012】この構成によれば、転写紙としてOHPフ
ィルムが用いられたとき、このOHPフィルムに対する
画像形成の終了後には、液晶表示パネルの少なくとも一
部領域に対してメッセージ表示が禁止され、その一部領
域が白紙状態になる。
【0013】また、請求項3記載の画像形成装置におい
て、上記液晶表示パネルの表示禁止状態を解除する解除
信号を出力する解除手段を備え、上記表示制御手段は、
上記解除信号が出力されると、上記液晶表示パネルの上
記画像形成に関するメッセージ表示を復帰させるもので
ある(請求項4)。
【0014】この構成によれば、液晶表示パネルの少な
くとも一部領域に対してメッセージ表示が禁止されて白
紙状態になっているときに、解除信号が出力されると、
液晶表示パネルの画像形成に関するメッセージ表示が復
帰する。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る画像形成装
置の内部構成の一実施形態を示す正面図である。この画
像形成装置は、装置本体1と、この装置本体1の上部の
原稿押えを兼用する原稿搬送装置10、左側部のソータ
部20及び右側部の給紙部30を備えてなる。装置本体
1の上面中央にはコンタクトガラス2が、上面手前側に
は操作表示部40(図3参照)が配設され、内部には露
光部50、像形成部60、用紙搬送部70、定着部80
及び両面コピー部90が配設されている。
【0016】上記原稿搬送装置10は、左右端に配設さ
れた載置トレイ11及び排紙台16と、その間に配設さ
れた搬入ローラ対等を有する搬入駆動部12、搬送ベル
ト13、排出ローラ14及び分岐ガイド15とを備える
とともに、図略の原稿センサ及び原稿サイズ検出部を備
えている。この原稿搬送装置10は、載置トレイ11に
載置された原稿を自動的に1枚ずつコンタクトガラス2
上の所定位置まで搬入して、一旦停止させ、原稿の露光
走査後に排紙台16に排出し、あるいは分岐ガイド15
の切換動作により原稿を表裏反転させた状態でコンタク
トガラス2上にセットする両面コピー機能を有するもの
である。
【0017】上記給紙部30は、給紙デッキ部31,3
2,33及び手差し給紙部34から構成されている。給
紙デッキ部31,32,33は、それぞれ上方の給紙位
置と下方の補給位置間を昇降可能にされた用紙載置板4
0を備えており、この用紙載置板40上に転写紙が載置
される。そして、上記給紙位置において積層載置された
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ3
5に当接して順次給紙されるようになっている。手差し
給紙部34は、手差しトレイ36を備え、この手差しト
レイ36に積層載置された転写紙の最上段の転写紙が回
転駆動される給紙ローラ35に当接して順次給紙され
る。上記給紙デッキ部31,32,33では、転写紙と
して普通紙及びOHPフィルムが載置可能になってい
る。
【0018】上記露光部50は、露光ランプ51及び反
射板52からなる光源部と、反射鏡53a,53b,5
3c,53d,53e,53fと、レンズ部54とを備
えている。上記光源部及び反射鏡53aと、反射鏡53
b,53cとは、それぞれ所定の速度で図面左右方向に
往復駆動されるようになっており、この往動時に原稿画
像の走査を行って、原稿の光像を生成するものである。
【0019】上記像形成部60は、回転可能に支持され
た感光体61を備えるとともに、この感光体61の周囲
に回転方向上流側から、主帯電部62、ブランクランプ
63、現像部64、転写分離部65、クリーニング部6
6及び除電部67を備えてなる。
【0020】主帯電部62は、感光体61表面を所定電
位に均一帯電させるものである。ブランクランプ63
は、感光体61の幅方向に多数のLEDが配列されてな
り、転写紙サイズに応じて感光体61上の不要な電荷を
消去するものである。このブランクランプ63の直ぐ下
流に原稿の光像を露光する領域が設けられ、この光像に
より感光体61表面に静電潜像が形成されるようになっ
ている。現像部64は、静電潜像にトナーを付着させて
トナー像を形成するものである。転写分離部65は、感
光体61表面のトナー像を転写紙に転写するとともに、
転写後の転写紙を感光体61から分離させるものであ
る。クリーニング部66は、転写後の感光体61の表面
に残留しているトナーを清掃するものである。除電部6
7は、感光体61表面の残留電荷を消去するものであ
る。
【0021】上記用紙搬送部70は、搬送方向上流側か
ら、給紙部30から給紙された転写紙を感光体61に向
けて搬送する搬送ローラ対71、フィードローラ対7
4、露光部50の走査タイミングに同期して駆動される
レジストローラ対75、感光体61から分離された転写
紙を搬送する搬送ベルト76、転写紙上に転写されたト
ナー像を定着する定着部80、定着後の転写紙を搬送す
る搬送ローラ対77、転写紙をソータ部20へ排出する
排出ローラ対78から構成されている。
【0022】上記フィードローラ対74の上流側及び下
流側には、搬送される転写紙を検出するフィードスイッ
チ72及びレジストスイッチ73が配設されている。ま
た、搬送ローラ対77と排出ローラ対78間には転写紙
の搬送先をソータ部20と両面コピー部90とに切り換
える反転分岐ガイド91が配設されている。
【0023】上記両面コピー部90は、反転分岐ガイド
91によって下方に導かれた転写紙を第1反転路92を
介して中間ストック部93に一旦収納させるとともに、
この中間ストック部93から第2反転路94を介して感
光体61に転写紙を表裏反転させた状態で再循環させる
ように構成されている。
【0024】上記ソータ部20は、排出分岐ガイド21
と、最上段部の排出ビンからなるノンソートビン22
と、複数段の排出ビンを有するソートビン23とを備え
ている。そして、後述するソータ制御部から出力される
制御信号に応じて、上記排出分岐ガイド21が図外の駆
動部により駆動されて揺動変位することにより、転写紙
の排出方向がノンソートビン22とソートビン23に切
り換えられるようになっている。上記ソータ部20は、
ビン昇降部24を備え、装置本体1からの転写紙の排出
に同期してソートビン23の各排出ビンを順次1段ずつ
上下方向の一方向に移動させることにより、転写紙を各
ビン上にそれぞれ排出させて収納するように構成されて
いる。
【0025】次に、図3を用いて操作表示部40につい
て説明する。図3は操作表示部40の外観図である。
【0026】操作表示部40は、中央部に配設された表
示パネル41と、その右方に配設されたオールクリアキ
ー42、テンキー43及びプリントキー44と、上記表
示パネル41の下方に配設された給紙部選択キー45
と、上記表示パネル41の左方に配設されたOHP合い
紙モードキー46及びソートキー47と、その他のモー
ド設定キー等とを備えている。
【0027】上記表示パネル41は、バックライト付き
の液晶表示パネルからなり、設定されたモード等、操作
のためのメッセージを表示するものである。上記オール
クリアキー42は、全ての設定を初期状態(例えばコピ
ー倍率を100%、コピー枚数を1枚等)に戻すための
ものである。上記テンキー43は、コピー枚数などを設
定するためのものである。上記プリントキー44は、コ
ピー動作を開始させるためのものである。上記給紙部選
択キー45は、給紙デッキ部31,32,33または手
差し給紙部34の内から転写紙を給紙する給紙部を選択
するものである。
【0028】上記OHP合い紙モードキー46は、転写
紙としてOHPフィルムを用いるときに、合い紙を自動
給紙させるOHP合い紙モードを設定するためのもので
ある。このOHP合い紙モードキー46の左方には、L
EDからなるOHP合い紙モード表示部46a,46b
が設けられている。このOHP合い紙モード表示部46
aは、合い紙にコピーせずに白紙で排出する合い紙白紙
モードを表示するためのもので、上記OHP合い紙モー
ド表示部46bは、合い紙にコピーする合い紙コピーモ
ードを表示するためのものである。
【0029】上記ソートキー47は、1回押す毎にノン
ソートモード、ソートモード及びグループモードを循環
的に切り換えて設定するためのものである。上記ソート
キー47の上方には、それぞれLEDからなるソートモ
ード表示部47a,47b,47cが配設されている。
ここで、ソートモード表示部47aはノンソートモード
に対応し、ソートモード表示部47bはソートモードに
対応し、ソートモード表示部47cはグループモードに
対応している。
【0030】次に、この画像形成装置の制御構成につい
て、図1のブロック図を用いて説明する。この画像形成
装置は、装置本体1を制御する主制御部3、原稿搬送装
置10を制御する原稿搬送制御部17及びソータ部20
を制御するソータ制御部25を備え、主制御部3が他の
原稿搬送制御部17及びソータ制御部25とシリアル通
信を行って各種のデータや動作タイミングを送受信する
ことにより、各部の動作制御が行われている。
【0031】原稿搬送制御部17は、原稿搬送装置10
の制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを
保管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータから
なり、原稿搬送装置10の搬入駆動部12、搬送ベルト
13、排出ローラ14や分岐ガイド15等からなる原稿
搬送系18の各部の動作を制御するもので、載置トレイ
11に載置された原稿をコンタクトガラス2上の所定位
置にセットするものである。また、上記原稿センサによ
って載置トレイ11上の原稿の有無を判別するととも
に、上記原稿サイズ検出部によって載置トレイ11に載
置された原稿のサイズを検出するものである。
【0032】ソータ制御部25は、ソータ部20の制御
プログラムを記憶するROMや一時的にデータを保管す
るRAMが内蔵されたマイクロコンピュータからなり、
ソータ部20の搬送ローラ対、分岐ガイド21やビン昇
降部24等からなるソータ駆動系106の各部の動作を
制御するものである。
【0033】主制御部3は、装置本体1の制御プログラ
ムを記憶するROMや一時的にデータを保管するRAM
が内蔵されたマイクロコンピュータからなり、プリント
キー44が押されるとコピー動作を開始させるものであ
る。また、給紙部選択キー45で選択された給紙デッキ
の転写紙サイズ及び原稿搬送制御部17で検出された原
稿サイズからコピー倍率を算出し、これに基づいて、給
紙部30、像形成部60及び用紙搬送部70の各部の動
作を制御するものである。
【0034】また、主制御部3は、上記ソートキー47
が1回押される毎にノンソートモード、ソートモード及
びグループモードを循環的に切り換えて設定し、その設
定内容をソータ制御部25に送信するとともに、設定さ
れたモードに対応するソートモード表示部47a,47
b,47cを点灯させる。なお、電源オンの初期状態で
はノンソートモードが設定され、ソートモード表示部4
7aが点灯するようになっている。
【0035】更に、主制御部3は、次の〜の各機能
を有する。図4はOHP合い紙モードが設定されたとき
の表示パネル41の画面及び合い紙モード表示部46
a,46bの点灯状態を示す図である。
【0036】OHP合い紙モードキー46が押される
と、OHP合い紙モードの合い紙白紙モードを設定し、
合い紙モード表示部46aを点灯させる。そして、プリ
ントキー44が押されるとコピー動作を開始して、合い
紙及びOHPフィルムを交互に給紙部30から給紙させ
る。合い紙を給紙開始したときは、図4(a)に示すよ
うに表示パネル41に合い紙搬送中である旨を表示させ
るとともに、コピー動作を行わずに白紙のままで排出さ
せ、OHPフィルムを給紙開始したときは、図4(b)
に示すように表示パネル41にOHPに対するコピー中
である旨を表示させる。
【0037】OHP合い紙モードキー46が更に1回
押されると、OHP合い紙モードの合い紙コピーモード
を設定し、合い紙モード表示部46aを消灯させるとと
もに合い紙モード表示部46bを点灯させる。そして、
プリントキー44が押されるとコピー動作を開始して、
合い紙及びOHPフィルムを交互に給紙部30から給紙
させる。合い紙を給紙開始したときは、図4(c)に示
すように表示パネル41に合い紙コピー中である旨を表
示させるとともに、コピー動作を行って排出させ、OH
Pフィルムを給紙開始したときは、図4(d)に示すよ
うに表示パネル41にOHPフィルムに対するコピー中
である旨を表示させる。
【0038】OHP合い紙モードキー46が更に1回
押されると、合い紙モード表示部46bを消灯させてO
HP合い紙モードを解除する。
【0039】OHP合い紙モードの合い紙白紙モード
又は合い紙コピーモードにおいてコピー動作が終了する
と、合い紙モード表示部46a,46bを消灯させると
ともに、図4(e)に示すように表示パネル41のメッ
セージ表示を禁止する。そして、オールクリアキー42
が押されると、図4(f)に示すように表示パネル41
を初期表示に復帰させる。
【0040】なお、給紙部30からの合い紙及びOHP
フィルムの給紙は、それぞれが収納された給紙部を給紙
部選択キー45で指示し、その指示された給紙部から合
い紙及びOHPフィルムを交互に給紙するようにすれば
よい。また、給紙デッキ31〜33及び手差し給紙部3
4に合い紙及びOHPフィルムを判別するセンサを配設
し、OHP合い紙モードキー46によってOHP合い紙
モードが設定されたときに、主制御部3によって自動的
に給紙部を選択するようにしてもよい。
【0041】次に、以上のような構成の画像形成装置の
動作について説明する。給紙部選択キー45で転写紙を
給紙する給紙部が選択され、プリントキー44が押され
ると、原稿搬送装置10で検出された原稿サイズに応じ
てコピー倍率が設定され、コピー動作が開始される。そ
して、原稿が載置トレイ11から搬送されてコンタクト
ガラス2の所定位置にセットされ、光源部からの光がコ
ンタクトガラス2上の原稿で反射し、その反射光が反射
鏡53a〜53cを介してレンズ部54に導かれた後、
反射鏡53d〜53fを経て感光体61を露光する。
【0042】このとき、帯電部62により感光体61表
面が一律に帯電されており、露光部50により感光体6
1の転写領域が露光されて静電潜像が形成される。次
に、現像部64から感光体61に供給される帯電トナー
が上記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0043】一方、転写紙は、給紙ローラ35によって
給紙され、用紙搬送部70によってレジストローラ対7
5まで搬送される。次いで、転写紙は、露光部50の動
作に同期してレジストローラ対75により搬送され、感
光体61と転写分離部65の隙間に搬送され、転写分離
部65により感光体61のトナー像が転写され、次いで
感光体61から分離される。
【0044】分離された転写紙は、搬送ベルト76によ
り搬送され、定着部80でトナー像が紙面に定着されつ
つ搬送され、更に搬送ローラ対77により搬送されて、
排出ローラ対78によってソータ部20のノンソートビ
ン22等に排出される。
【0045】次に、図4、図5を用いて、OHP合い紙
モードキー46によりOHP合い紙モードが設定された
ときの動作について説明する。図5はOHP合い紙モー
ドが設定されたときの表示パネル41に対する表示制御
動作を示すフローチャートである。
【0046】OHP合い紙モードキー46によってOH
P合い紙モードが設定され、プリントキー44が押され
ると、図4の処理フローに入って、合い紙の給紙が開始
されたかどうかが判別され(ステップS1)、合い紙の
給紙が開始されていなければ(ステップS1でNO)、
ステップS3に進む。
【0047】一方、合い紙の給紙が開始されていれば
(ステップS1でYES)、合い紙に対して動作中であ
ることが表示される(ステップS2)。すなわち、上記
合い紙白紙モードであれば、図4(a)のように表示さ
れ、上記合い紙コピーモードであれば、図4(c)のよ
うに表示される。
【0048】次いで、OHPフィルムの給紙が開始され
たかどうかが判別され(ステップS3)、OHPフィル
ムの給紙が開始されていなければ(ステップS3でN
O)、ステップS5に進む。
【0049】一方、OHPフィルムの給紙が開始されて
いれば(ステップS3でYES)、OHPフィルムに対
して動作中であることが表示される(ステップS4)。
すなわち、図4(b)又は図4(d)のように表示され
る。
【0050】次に、原稿終了かどうかが判別され(ステ
ップS5)、終了でなければ(ステップS5でNO)、
ステップS1に戻って以上の動作が繰り返される。
【0051】一方、原稿終了であれば(ステップS5で
YES)、表示パネル41のメッセージ表示が禁止され
て、図4(e)に示すように全面が白紙状態にされる
(ステップS6)。そして、オールクリアキー42が押
されるまで(ステップS7でNO)、この状態が継続さ
れ(ステップS6)、オールクリアキー42が押される
と(ステップS7でYES)、図4(f)に示すように
表示パネル41に初期画面が表示されて(ステップS
8)、終了する。
【0052】このように、合い紙及びOHPフィルムに
対するそれぞれの動作中にその旨を表示パネル41に表
示するようにしたので、使用者は装置の動作状況を容易
に確認することができる。これによって、複雑な入力作
業が必要な装置において設定を誤ったときに、誤設定で
あることを早期に発見することができ、ミスコピー紙の
量を低減することができる。
【0053】また、OHPフィルムに対するコピー動作
の終了後に、表示パネル41のメッセージ表示を禁止し
て全面を白紙状態にするようにしたので、この表示パネ
ル41の上にOHPフィルムを重ねることによって、O
HPフィルムに対する特に黒べた部のコピー状態の良否
を容易に確認することができる。
【0054】なお、本発明は、以下の(1)〜(3)に
示す変形形態を採用することができる。 (1)上記表示パネル41のメッセージ表示の禁止は、
パネル全領域に対するメッセージ表示の禁止に代えて、
その一部領域に対するメッセージ表示を禁止するように
してもよい。これによって所要の白紙エリアを確保でき
るので、同様の効果が得られる。
【0055】(2)上記表示パネル41の初期画面への
復帰は、オールクリアキー42の操作によって行うのに
代えて、主制御部3にタイマーを備え、白紙状態の経過
時間をカウントし、所定時間経過後に自動的に行うよう
にしてもよい。
【0056】(3)合い紙及びOHPフィルムに対する
各動作状態の表示を行うことなく、表示パネル41に対
するメッセージ表示の禁止のみを行う形態でもよい。こ
の場合には、OHPフィルムに対するコピー動作の終了
を待つことなくメッセージ表示の禁止を行うようにして
もよい。これによって、OHPフィルムのコピー動作が
終了する前に、コピー状態の良否の確認を開始すること
ができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、OHPフィルム及び合い紙の双方に対して画像
形成動作を行わせる第1のモード及びOHPフィルムに
対して画像形成動作を行わせるとともに合い紙に対して
搬送動作のみを行わせる第2のモードのモード表示を行
うとともに、OHPフィルム及び合い紙に対する動作状
態に関するメッセージをその動作に対応させて表示させ
るようにしたので、装置の動作状態を容易に確認するこ
とができる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、OHPフ
ィルムに対する画像形成が終了すると、液晶表示パネル
の少なくとも一部領域に対してメッセージ表示を禁止す
るようにしたので、その一部領域を白紙状態にすること
ができ、これによって、OHPフィルムに対する画像形
成状態の良否を容易に確認することができる。
【0059】また、請求項3の発明によれば、転写紙と
してOHPフィルムが用いられたとき、このOHPフィ
ルムに対する画像形成の終了後、液晶表示パネルの少な
くとも一部領域に対してメッセージ表示を禁止するよう
にしたので、その一部領域を白紙状態にすることがで
き、これによって、OHPフィルムに対する画像形成状
態の良否を容易に確認することができる。
【0060】また、請求項4の発明によれば、液晶表示
パネルの少なくとも一部領域に対してメッセージ表示が
禁止されているときに、解除信号が出力されると液晶表
示パネルの画像形成に関するメッセージ表示を復帰させ
るようにしたので、装置の操作性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の制御
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の内部構成を示す正面図である。
【図3】操作表示部の外観図である。
【図4】(a)(b)(c)(d)(e)(f)はOH
P合い紙モードが設定されたときの表示パネルの画面及
び合い紙モード表示部の点灯状態を示す図である。
【図5】OHP合い紙モードが設定されたときの表示パ
ネルに対する表示制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
3 主制御部(表示制御手段、判別手段) 10 原稿搬送装置 17 原稿搬送制御部 20 ソータ部 21 排出分岐ガイド 22 ノンソートビン 23 ソートビン 25 ソータ制御部 30 給紙部 40 操作表示部 41 表示パネル(表示手段) 42 オールクリアキー(解除手段) 46 OHP合い紙モードキー 46a,46b OHP合い紙モード表示部 47 ソートキー 47a,47b,47c ソートモード表示部 50 露光部 60 像形成部 70 用紙搬送部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OHPフィルム及び合い紙の双方に対し
    て画像形成動作を行わせる第1のモードと、OHPフィ
    ルムに対して画像形成動作を行わせるとともに合い紙に
    対して搬送動作のみを行わせる第2のモードとを備えた
    画像形成装置において、上記第1のモード及び上記第2
    のモードのモード表示を行うとともに、動作状態の表示
    を行う表示手段と、上記OHPフィルム及び合い紙に対
    する動作状態に関するメッセージをその動作に対応させ
    て上記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、バックライト付き液晶
    表示パネルからなるもので、上記表示制御手段は、更
    に、上記OHPフィルムに対する画像形成が終了する
    と、上記液晶表示パネルの少なくとも一部領域に対して
    上記メッセージ表示を禁止するものであることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 OHPフィルムからなる転写紙に対する
    画像形成が可能な画像形成装置において、画像形成に関
    するメッセージを表示するバックライト付き液晶表示パ
    ネルと、転写紙がOHPフィルムであることを判別する
    判別手段と、OHPフィルムに対する画像形成の終了
    後、上記液晶表示パネルの少なくとも一部領域に対して
    上記メッセージ表示を禁止する表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
    上記液晶表示パネルの表示禁止状態を解除する解除信号
    を出力する解除手段を備え、上記表示制御手段は、上記
    解除信号が出力されると、上記液晶表示パネルの上記画
    像形成に関するメッセージ表示を復帰させるものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP7311160A 1995-11-29 1995-11-29 画像形成装置 Pending JPH09152753A (ja)

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