JPH08248805A - 画像形成装置の定着部温度制御装置 - Google Patents

画像形成装置の定着部温度制御装置

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JPH08248805A
JPH08248805A JP7047424A JP4742495A JPH08248805A JP H08248805 A JPH08248805 A JP H08248805A JP 7047424 A JP7047424 A JP 7047424A JP 4742495 A JP4742495 A JP 4742495A JP H08248805 A JPH08248805 A JP H08248805A
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JP
Japan
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temperature
fixing
unit
save
key
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Pending
Application number
JP7047424A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshizuka
健 吉塚
Tsukasa Sugiyama
司 杉山
Yoshiaki Tabata
義明 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Priority to US08/607,982 priority patent/US5681493A/en
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が複数の省エネルギーレベルから選択
可能にする。 【構成】 主制御部8は、ROM8aやRAM8bが内
蔵されたマイクロコンピュータからなり、温度センサ8
4で検出される加熱ローラ81の温度に基づいて駆動回
路86を制御して電源85からヒータ83への通電を例
えばオン、オフ制御する。また、主制御部8は、セーブ
モードキー205の高レベルキー205a、中レベルキ
ー205bまたは低レベルキー205cが選択される
と、定着部80の温度制御を動作モードからエナジーセ
ーブモードに切り換える。このとき、選択された各レベ
ルキー205a,205b,205cに応じて加熱ロー
ラ81を異なる温度に低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着部のエネルギー消
費を低減する画像形成装置の定着部温度制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成装置は、感光体等からな
る像形成部で形成されたトナー像が、給紙部から感光体
位置に搬入された転写紙に転写部で転写され、この転写
紙が分離部で感光体から分離され、定着部でそのトナー
像が定着された後、排出されるようになっている。
【0003】定着部は、一般に、高速化、安全性の点か
ら加熱ローラと加圧ローラにより構成される熱ローラ定
着方式が採用されている。熱ローラ定着方式では、加圧
ローラは加熱ローラに所定の圧力で押し付けられてお
り、トナー像が転写された転写紙は加熱ローラと加圧ロ
ーラの間に通されて、加熱ローラからの熱と加圧ローラ
の圧力によってトナー像が転写紙に定着されるようにな
っている。加熱ローラのヒータは、熱変化を防止するた
めに熱容量が大きく、消費電力も大きい。一方、画像形
成装置は、使用されない時間も短くない。
【0004】従来、定着部におけるエネルギー消費を低
減するために、プレヒート機能を備えた画像形成装置が
実用化されている。このような画像形成装置では、使用
されない時間中はプレヒート動作に移行して加熱ローラ
の温度を予熱温度まで低下させることにより、結果的に
省エネルギーを図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプレヒート機能を備えた画像形成装置では、予熱温
度は一通りであったので、像形成指示から実際に像形成
動作可能となるまでの復帰時間も一定になっており、省
エネルギーレベルと復帰時間の一方に対して優先を与え
るものではなかった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するもので、使
用者が複数の省エネルギーレベルから選択可能にする画
像形成装置の定着部温度制御装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヒータを加熱して得られる定着温度で転
写トナー像を転写紙に定着させる定着部を備えた画像形
成装置において、上記定着温度より低い第1のセーブ温
度を指示する第1の指示手段と、上記第1のセーブ温度
より低い第2のセーブ温度を指示する第2の指示手段
と、上記第1の指示手段が操作されたときは上記定着部
の温度が上記第1のセーブ温度に設定されるように上記
ヒータ制御を行い、上記第2の指示手段が操作されたと
きは上記定着部の温度が上記第2のセーブ温度に設定さ
れるように上記ヒータ制御を行うセーブ制御手段とを備
えたものである(請求項1)。
【0008】また、請求項1記載の画像形成装置の定着
部温度制御装置において、上記定着部の温度が上記第1
のセーブ温度または上記第2のセーブ温度から上記定着
温度に復帰するように上記セーブ制御手段の動作を解除
する解除指示手段を備えたものである(請求項2)。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1の指示手段
が操作されたときは定着部の温度が定着温度から低下し
て第1のセーブ温度に設定される。一方、第2の指示手
段が操作されたときは定着部の温度が定着温度から低下
して第2のセーブ温度に設定される。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、解除
指示手段が操作されたときは、通常のヒータ加熱が行わ
れて定着部の温度が第1のセーブ温度または第2のセー
ブ温度から定着温度に復帰する。
【0011】
【実施例】図2は、本発明が適用される画像形成装置の
内部構成の一実施例を示す正面図である。この画像形成
装置は、装置本体1と、この装置本体1の上部の原稿押
えを兼用する原稿搬送装置10、右側部の給紙部30及
び左側部のソータ部100を備えてなる。装置本体1の
上面中央にはコンタクトガラス7が、上面手前側には操
作表示パネル200(図1参照)が配設され、内部には
光学系50、像形成系60、用紙搬送系70、定着部8
0及び両面コピー部90が配設されている。
【0012】原稿搬送装置10は、給紙ローラ121や
搬送ベルト13等からなる原稿搬送系25(図1参
照)、原稿搬送系25の上流側に配設された原稿載置部
11及び原稿搬送系25の下流側に配設された排紙台1
7,18等から構成されている。
【0013】原稿載置部11は、載置トレイ110や原
稿セットセンサ21等からなる。載置トレイ110は、
フェイスダウンで原稿を載置するものである。原稿セッ
トセンサ21は、載置トレイ110の先端近傍に配設さ
れ、例えば発光部及び受光部からなる反射型光センサ
で、載置トレイ110にセットされた原稿を検出するも
のである。
【0014】原稿搬送系25(図1)は、給紙ローラ1
21、搬入ローラ対122、搬送ベルト13、排出ロー
ラ14及び分岐ガイド151,152等からなる。給紙
ローラ121は、載置トレイ110先端の上方適所に配
設され、セットされた原稿の最上段に当接して給紙する
もので、給紙された原稿は搬入ローラ対122及び搬送
ベルト13によってコンタクトガラス7上の所定位置ま
で搬入される。
【0015】そして、コンタクトガラス7上の原稿は、
光学系50による走査終了後に、搬送ベルト13及び排
出ローラ14によって、排紙台17または18に排出さ
れるようになっている。
【0016】ここで、原稿表面の片面のみを走査する場
合には、原稿は分岐ガイド151,152により反転さ
れてフェイスアップの状態で排紙台17に排出される。
一方、原稿の両面を走査する場合には、原稿は分岐ガイ
ド151,152により裏表が反転した状態でコンタク
トガラス7上に戻され、裏面の走査が終了すると分岐ガ
イド151によりフェイスアップの状態で排紙台18に
排出される。
【0017】また、搬送される原稿を検出するセンサ2
2,23,24が原稿搬送路に臨んで配設されている。
レジストセンサ22は、搬入ローラ対122の原稿搬送
方向直ぐ下流側に配設され、反転センサ23は、搬送ベ
ルト13の原稿搬送方向下流側に配設され、排出センサ
24は、排出ローラ14の原稿搬送方向直ぐ下流側であ
って排紙台17の直ぐ上流側に配設されている。各セン
サ22,23,24は、例えば原稿搬送路に突出し、原
稿が搬送されて当接すると原稿搬送方向に回動するとと
もに、原稿が通過し終わると原位置に復帰して突出する
ように支持された検出片と、この検出片の回動を検出す
る検出部材とからなる。そして、検出片の回動のオフか
らオンへのエッジにより搬送原稿の先端が、検出片の回
動のオンからオフへのエッジにより搬送原稿の後端が、
それぞれ検出可能になっている。
【0018】給紙部30は、給紙デッキ部31,32,
33及び手差し給紙部34から構成されている。給紙デ
ッキ部31,32,33は、上方の給紙位置と下方の補
給位置間を昇降可能にされた用紙載置板40上に転写紙
が載置されるようになっており、給紙位置では、積層載
置された転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙
ローラ41に当接して順次給紙される。手差し給紙部3
4は、手差しトレイ341が配設され、このトレイに積
層載置された転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される
給紙ローラ41に当接して順次給紙される。
【0019】また、給紙デッキ部31,32,33及び
手差し給紙部34には、給紙される転写紙を検出する給
紙センサ38が給紙搬送路に臨んで各給紙部出口に配設
されている。給紙センサ38は、例えば給紙搬送路に突
出し、転写紙が搬送されて当接すると転写紙搬送方向に
回動するとともに、転写紙が通過し終わると原位置に復
帰して再度突出するように支持された検出片と、この検
出片の回動を検出する検出部材とからなる。そして、検
出片の回動のオフからオンへのエッジにより搬送転写紙
の先端が、検出片の回動のオンからオフへのエッジによ
り搬送転写紙の後端がそれぞれ検出可能になっている。
【0020】光学系50は、露光ランプ51及び反射板
52からなる光源部、反射鏡53a,53b,53c,
53d,53e,53f及びレンズ部54を備えてい
る。露光ランプ51及び反射板52からなる光源部と反
射鏡53a、及び反射鏡53b,53cは、それぞれ所
定の速度で図面左右方向に往復駆動されるようになって
おり、この往動時に原稿画像の走査を行って、原稿の光
像を生成するものである。
【0021】像形成系60は、回転可能に支持された感
光体61を有するとともに、感光体61の周囲に回転方
向上流側から、主帯電部62、現像部63、転写分離部
64、クリーニング部65及び除電部66を備えてな
る。主帯電部62は感光体61表面を所定電位に均一帯
電させるもので、その直ぐ下流に原稿の光像を露光する
領域が設けられ、この光像により感光体61表面に静電
潜像が形成されるようになっている。現像部63は静電
潜像にトナーを付着させて顕在化させるものである。転
写分離部64は感光体61表面のトナー像を転写紙に転
写するとともに、転写後の転写紙を感光体61から分離
させるものである。クリーニング部65は転写後の感光
体61の表面に残留しているトナーを清掃するものであ
る。除電部66は感光体61表面の残留電荷を消去する
ものである。
【0022】用紙搬送系70は、搬送方向上流側から、
給紙部30から給紙された転写紙を感光体61に向けて
搬送する搬送ローラ対71、フィードローラ対74、光
学系50の走査タイミングに同期して駆動されるレジス
トローラ対75、感光体61から分離された転写紙を定
着部80に搬送する搬送ベルト76から構成されてい
る。
【0023】フィードローラ対74の上流側及び下流側
には、搬送される転写紙を検出するフィードスイッチ7
2及びレジストスイッチ73が配設されている。
【0024】定着部80は、加熱ローラ81及び加圧ロ
ーラ82などからなる。加熱ローラ81は、表面が例え
ばテフロンゴムで形成され、ローラ内部にヒータ83
が、ローラ周面適所に温度センサ84が配設されてい
る。加圧ローラ82は、表面が加熱ローラ81の表面よ
り若干軟らかい、例えばシリコンゴムで形成され、加熱
ローラ81に所定の圧力で押し付けられている。
【0025】ヒータ83は、リレーなどからなる駆動回
路86(図1)を介して電源85(図1)に接続されて
おり、加熱ローラ81を所定温度に加熱するものであ
る。温度センサ84は、サーミスタなどからなり、加熱
ローラ81の温度を検出するものである。
【0026】定着部80の下流側には、定着後の転写紙
を搬送する搬送ローラ対77、転写紙をソータ部100
へ排出する排出ローラ対78が配設されている。
【0027】また、搬送ローラ対77と排出ローラ対7
8間には転写紙の搬送先をソータ部100と両面コピー
部90とに切り換える分岐ガイド91が配設されてい
る。
【0028】両面コピー部90は、分岐ガイド91で分
岐された転写紙を両面搬入路92を介して中間ストック
部93に一旦収納させるとともに、この中間ストック部
93から両面搬出路94を介して感光体61に再循環さ
せるものである。
【0029】ソータ部100は、分岐ガイド101、ノ
ンソートビン102及び図略の複数段を有するソートビ
ン等から構成され、分岐ガイド101の切り換えで転写
紙をノンソートビン102とソートビンに分岐するよう
になっている。ソータ部100は、図略のビン昇降機構
を備え、装置本体1からの転写紙の排出に同期してソー
トビンを順次1段ずつ上下方向の一方向に移動させるこ
とで、転写紙を連続するビンに排出収納するようにして
いる。
【0030】次に、この画像形成装置の制御構成につい
て、図1のブロック図を用いて説明する。この画像形成
装置は、装置本体1を制御する主制御部8、原稿搬送装
置10を制御する原稿搬送制御部16及びソータ部10
0を制御するソータ制御部103を備え、主制御部8が
他の原稿搬送制御部16及びソータ制御部103とシリ
アル通信を行って各種のデータや動作タイミングを送受
信することにより、各部の動作制御が行われている。
【0031】操作表示パネル200には、給紙部選択キ
ー201、プリントキー202、部数セットキー203
や複写倍率設定キー、セーブモードキー205等の設定
キーや表示部204等が配設されている。給紙部選択キ
ー201は、給紙デッキ部31,32,33または手差
し給紙部34の内から転写紙を給紙する給紙部を選択す
るものである。プリントキー202は、複写動作を開始
させるものである。部数セットキー203は、各原稿に
対する複写部数をセットするものである。
【0032】セーブモードキー205は、高レベルキー
205a、中レベルキー205b、低レベルキー205
c及び解除キー205dからなり、定着部80の加熱ロ
ーラ81の温度を後述する動作モードとエナジーセーブ
モードとに切換指示するものである。
【0033】表示部204は、例えば液晶パネルやLE
Dからなり、給紙部選択キー201で選択された給紙
部、部数セットキー203でセットされた部数や複写倍
率設定キーで設定された倍率等を表示するものである。
また、セーブモードキー205でエナジーセーブモード
に移行するとその旨を表示するとともに、セーブモード
の選択されたレベルを表示するものである。
【0034】なお、セーブモードキー205は、選択キ
ー及び設定キーから構成し、選択キーを押すと、高レベ
ル、中レベル、低レベルがサイクリックに表示部204
に表示され、設定キーが押されると、表示中のレベルが
選択されるとともに、エナジーセーブモードに移行する
ようにしてもよい。
【0035】原稿搬送制御部16は、原稿搬送装置10
の制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを
保管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータから
なり、原稿搬送系25の各部の動作を制御するものであ
る。また、原稿の給紙動作中にレジストセンサ22で搬
送原稿の先端を検出してから後端を検出するまでの時間
をカウントし、カウントされた時間が所定時間以上であ
れば給紙ジャムと判別する。
【0036】また、原稿搬送制御部16は、両面コピー
時の原稿裏面への反転動作中または原稿の排出動作中に
反転センサ23で搬送原稿の先端を検出してから後端を
検出するまでの時間をカウントし、カウントされた時間
が所定時間以上であれば反転ジャムと判別する。また、
原稿の排紙台17への排出動作中に排出センサ24で搬
送原稿の先端を検出してから後端を検出するまでの時間
をカウントし、カウントされた時間が所定時間以上であ
れば排出ジャムと判別する。
【0037】また、原稿搬送制御部16は、原稿搬送中
にジャムが生じると、その旨及びジャムの種類を主制御
部6に送信する。
【0038】主制御部8は、装置本体1の制御プログラ
ムを記憶するROM8aや一時的にデータを保管するR
AM8bが内蔵されたマイクロコンピュータからなり、
プリントキー202が押されると複写動作を開始させる
ものである。また、複写倍率設定キー等の設定キーで設
定された内容に基づき、光学系50、像形成系60及び
用紙搬送系70の各部の動作を制御するものである。ま
た、給紙部選択キー201で選択された内容に基づき、
給紙部30の各部の動作を制御するものである。また、
モータなどからなる回転駆動部87を介して加熱ローラ
81及び加圧ローラ82の回転を制御するものである。
【0039】また、主制御部8は、温度センサ84で検
出される加熱ローラ81の温度に基づいて駆動回路86
を制御して電源85からヒータ83への通電を例えばオ
ン、オフ制御するもので、定着部80の制御モードを動
作モード及びエナジーセーブモードに切り換え制御す
る。動作モードは、加熱ローラ81の温度を例えば20
0℃の定着温度に維持するモードで、通常はこの動作モ
ードになっている。
【0040】また、エナジーセーブモードは、加熱ロー
ラ81の温度を低下させて省エネルギーを図るモード
で、セーブモードキー205の高レベルキー205a、
中レベルキー205bまたは低レベルキー205cが選
択されると、定着部80の温度制御を動作モードからエ
ナジーセーブモードに切り換えて、それぞれ第1のセー
ブ温度(例えば190℃)、第2のセーブ温度(182
℃)、第3のセーブ温度(160℃)に低下させる。
【0041】また、解除キー205dが選択されると、
エナジーセーブモードが解除されて定着部80の制御モ
ードが動作モードに戻される。
【0042】表1は、各レベルキー205a,205
b,205cが選択されたときに低下させる加熱ローラ
81のセーブ温度の一例を示すとともに、加熱ローラ8
1の温度が各セーブ温度から定着温度(200℃)に復
帰するまでに要する時間を示している。
【0043】
【表1】
【0044】なお、加熱ローラ81を表1に示す各セー
ブ温度に維持する場合には、定着温度に維持する場合に
比べて、高レベルで10%、中レベルで50%、低レベ
ルで80%の省エネルギーが図れている。
【0045】また、主制御部8は、定着部80の制御モ
ードがエナジーセーブモード中のときには、プリントキ
ー202が押されても複写動作の開始を禁止する。これ
によって、加熱ローラ81が定着温度に達していない状
態で複写動作が行われて複写不良が生じることが防止で
きる。
【0046】また、主制御部8は、エナジーセーブモー
ド中に解除キー205dが押されてエナジーセーブモー
ドが解除されて動作モードに戻された後に、プリントキ
ー202が押されたときに、加熱ローラ81が未だ定着
温度に復帰していないときは定着温度に復帰するまで複
写動作の開始を待機させ、定着温度に復帰したときに複
写動作を開始させる。これによって、複写不良の発生を
確実に防止できる。また、使用者が加熱ローラ81の定
着温度への復帰を待つことなくプリントキー202を押
しておいて他の作業を行えるので、作業性の向上が図れ
る。
【0047】なお、エナジーセーブモード中にプリント
キー202が押されたときは、エナジーセーブモードを
解除して動作モードに戻して待機し、加熱ローラ81が
定着温度に復帰したときに複写動作を開始させるように
してもよい。この場合には、解除キー205dを省略し
てもよい。これによって、複写不良が防止できるととも
に、解除キー205dを省略すれば、部品点数を削減で
きる。
【0048】ソータ制御部103は、ソータ部100の
制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを保
管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータからな
り、ソータ部100の搬送ローラ対、ビン昇降機構や分
岐ガイド101等からなるソータ駆動系104の各部の
動作を制御するものである。
【0049】次に、以上のような構成の画像形成装置の
動作について説明する。操作表示パネル200で複写倍
率などが設定され、部数セットキー203で複写部数が
セットされ、給紙部選択キー201で給紙部が選択され
て、プリントキー202が押されると、複写動作が開始
される。
【0050】すなわち、載置トレイ110に載置された
原稿がコンタクトガラス7上に搬送され、光源部からの
光がコンタクトガラス7上に載置された原稿で反射し、
該反射光が反射鏡53a〜53cを介してレンズ部54
に導かれた後、反射鏡53d〜53fを経て感光体61
を露光する。
【0051】このとき、帯電部62により感光体61表
面が均一に帯電されており、光学系50により感光体6
1の転写領域が露光されて静電潜像が形成される。次
に、現像部63から感光体61に供給される帯電トナー
が上記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0052】一方、転写紙は、給紙部30の給紙搬送系
37(図1)や用紙搬送系70によってレジストローラ
対75まで搬送される。次いで、転写紙は、光学系50
の動作に同期してレジストローラ対75により搬送さ
れ、感光体61と転写分離部64の隙間に搬送される。
【0053】そして、転写分離部64により感光体61
のトナー像が転写され、次いで感光体61から分離さ
れ、分離された転写紙は搬送ベルト76により定着部8
0に搬送される。定着部80において、回転駆動部87
(図1)により回転駆動される両ローラ81,82に挾
まれて転写紙が搬送されるとともに、転写紙上に転写さ
れたトナー像が加熱ローラ81からの熱と加圧ローラ8
2の圧力によって転写紙に定着される。そして、定着後
の転写紙は、搬送ローラ対77により搬送され、例えば
排出ローラ対78によってソータ部100に排出され
る。
【0054】以上のような動作により、部数セットキー
203でセットされた部数の複写が終了すると、原稿搬
送装置10においてコンタクトガラス7上の原稿が排出
されるとともに、載置トレイ110に載置された次の原
稿がコンタクトガラス7上に搬送されて、複写動作が継
続される。
【0055】そして、長時間複写動作を行わない場合や
使用頻度の低い時間帯などに、使用者がセーブモードキ
ー205の各レベルキー205a,205b,205c
から所望のレベルキーを選択すると、加熱ローラ81の
温度が第1、第2または第3セーブ温度に低下する。こ
のとき、省エネルギーを優先する場合には、低レベルキ
ー205cを選択し、再使用するときの復帰時間を優先
する場合には、高レベルキー205aを選択し、中間程
度であれば、中レベルキー205bを選択すればよい。
【0056】このように、セーブモードキー205に高
レベルキー205a、中レベルキー205b及び低レベ
ルキー205cを備え、エナジーセーブモードにおける
加熱ローラ81の温度を複数のレベルから選択できるよ
うにしたので、省エネルギーを優先するか、または再使
用時の復帰時間を優先するかを、使用者が所望に応じて
選択することができる。従って、エナジーセーブモード
が一定レベルであれば復帰時間を考慮しなくてはならな
いため省エネルギーレベルをあまり向上できなかった
が、本実施例によれば、省エネルギーレベルを更に向上
できる。
【0057】なお、上記実施例では、セーブ温度を3種
類にしているが、本発明は、これに限られず、2種類ま
たは4種類以上にしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1の指示手段が操作されたときは定着部の温
度を定着温度から低下して第1のセーブ温度に設定し、
第2の指示手段が操作されたときは定着部の温度を定着
温度から低下して第2のセーブ温度に設定するようにし
たので、使用者が省エネルギーのレベルを選択すること
ができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、解除指示
手段が操作されたときは定着部の温度を定着温度に復帰
させるようにしたので、使用者が所望に応じて像形成動
作が可能な状態に復帰させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一実施例の
制御構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例の内部構成を示す正面図である。
【符号の説明】
8 主制御部(セーブ制御手段) 80 定着部 81 加熱ローラ 82 加圧ローラ 83 ヒータ 84 温度センサ 85 電源 86 駆動回路 87 回転駆動部 200 操作表示パネル 205 セーブモード設定キー 205a 高レベルキー(第1の指示手段) 205b 中レベルキー(第2の指示手段) 205c 低レベルキー 205d 解除キー(解除指示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを加熱して得られる定着温度で転
    写トナー像を転写紙に定着させる定着部を備えた画像形
    成装置において、上記定着温度より低い第1のセーブ温
    度を指示する第1の指示手段と、上記第1のセーブ温度
    より低い第2のセーブ温度を指示する第2の指示手段
    と、上記第1の指示手段が操作されたときは上記定着部
    の温度が上記第1のセーブ温度に設定されるように上記
    ヒータ制御を行い、上記第2の指示手段が操作されたと
    きは上記定着部の温度が上記第2のセーブ温度に設定さ
    れるように上記ヒータ制御を行うセーブ制御手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置の定着部温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置の定着部温
    度制御装置において、上記定着部の温度が上記第1のセ
    ーブ温度または上記第2のセーブ温度から上記定着温度
    に復帰するように上記セーブ制御手段の動作を解除する
    解除指示手段を備えたことを特徴とする画像形成装置の
    定着部温度制御装置。
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