JPH07214872A - プリンタ選択装置およびプリントシステム - Google Patents

プリンタ選択装置およびプリントシステム

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JPH07214872A
JPH07214872A JP6012632A JP1263294A JPH07214872A JP H07214872 A JPH07214872 A JP H07214872A JP 6012632 A JP6012632 A JP 6012632A JP 1263294 A JP1263294 A JP 1263294A JP H07214872 A JPH07214872 A JP H07214872A
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JP
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JP6012632A
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English (en)
Inventor
Takanobu Suzuki
孝信 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク上に情報処理装置やプリンタなど
の処理機能が分散配置されたプリントシステムにおい
て、ユーザがプリンタ装置の機能やフォーマットなどを
意識することなしに、簡単な操作で所望のジョブを実行
することができるようにする。 【構成】プリンタ選択手段63はプリンタ情報記憶手段
61から読み出されたプリンタ情報を参照して、ジョブ
に指定された仕上がり体裁のドキュメントを出力可能な
プリンタを選択する。プリンタ機能判断手段64はジョ
ブに係わるドキュメントのフォーマットが選択されたプ
リンタがを解釈できない場合は、フォーマット変換指示
手段65を通じてフォーマットコンバータを起動し、ジ
ョブに係わるドキュメントのフォーマットを選択された
プリンタで解釈できるフォーマットに変換させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のプリンタが接
続されたプリントシステムに用いることのできるプリン
タ選択装置および複数のプリンタが接続されたプリント
システムに関する。
【0002】この明細書において、プリント処理とは複
写処理を含むものとし、これらの処理を実行する装置を
総称してプリンタ装置(または単にプリンタ)という。
【0003】
【従来の技術】一般に、プリンタ装置などの画像記録シ
ステムは、原稿を読み取る原稿入力部、プリント処理の
内容、例えばプリント枚数、拡大/縮小などを指示する
プリント内容指示部、および原稿を用紙にプリント出力
するプリント処理実行部からなり、通常これらの各部は
一体に構成されている。これに対して、上記各部をネッ
トワーク上に分散して配置し、紙の原稿や電子原稿など
のプリント処理を居ながらにして実行できるようにした
分散型プリントシステム(以下、プリントシステムとい
う)が実用化されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザがプリント内容
指示部から送信するプリント要求(以下、ジョブとい
う)には、ドキュメントの仕上がり体裁、すなわち2ア
ップなどのドキュメントのページ加工、両面プリント、
ステープル止めというような、ドキュメントをプリント
した媒体の加工を指定するためのプリントオプションが
含まれている。したがって、ユーザは所望のプリントオ
プションを指定するとともに、指定したプリントオプシ
ョンに応じた仕上がり体裁のドキュメントを出力可能な
プリンタ装置をあらかじめ選択する必要があった。例え
ば、ユーザの指定したプリントオプションが両面プリン
ト(またはコピー)であるならば、両面印刷機能を持つ
プリンタ装置を選択してからジョブを出す必要があっ
た。
【0005】すなわち、ユーザは自分の持つ情報システ
ム内にどのような機能を持つプリンタ装置が存在するか
をあらかじめ知っていて、ジョブの内容に応じて各々の
プリンタ装置に対して論理上の割当てを行う必要があ
り、さらに割当てた論理上のプリンタ装置にジョブを出
力しなければならなかった。また、操作ミスによりジョ
ブを所望のプリンタ装置でないものに出力した場合に
は、ジョブを再送する必要があった。このように、従来
のプリントシステムではジョブの出力に手間と時間がか
かるため、ユーザにとっては大きな負担となっていた。
【0006】また、従来のプリントシステムでは、ジョ
ブに係わるドキュメントのフォーマットについては何ら
考慮されていなかったため、選択されたプリンタ装置が
プリントすべきドキュメントのフォーマットを解釈でき
ない場合には、ジョブを正常に実行できないという問題
点があった。
【0007】この発明は、ユーザがプリンタ装置の機能
やフォーマットなどを意識することなしに、簡単な操作
で所望のジョブを実行することができるプリンタ選択装
置およびプリントシステムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるプリ
ンタ選択装置は、ドキュメントの仕上がり体裁を指定す
るプリントオプションを含むジョブを通信媒体を介して
受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けたジョ
ブに含まれるプリントオプションに応じた仕上がり体裁
のドキュメントを出力可能なプリンタ装置を選択するプ
リンタ選択手段と、前記ジョブに係わるドキュメントの
フォーマットが、前記選択されたプリンタ装置で解釈可
能か否かを判断するフォーマット判断手段と、前記フォ
ーマット判断手段によって解釈不能と判断されたジョブ
に係わるドキュメントのデータに基づいて、前記プリン
タ選択手段で選択されたプリンタ装置が解釈可能なフォ
ーマットのデータを出力するフォーマット変換手段とを
具えたことを特徴とする。
【0009】第2の発明に係わるプリントシステムは、
ドキュメントの仕上がり体裁を指定するプリントオプシ
ョンを含むジョブを送信する情報処理装置と、受信した
ジョブに係わるドキュメントのプリント処理を実行す
る、少なくとも2つのプリンタ装置と、ドキュメントの
仕上がり体裁を指定するプリントオプションを含むジョ
ブを通信媒体を介して受け付ける受付手段、前記受付手
段で受け付けたジョブに含まれるプリントオプションに
応じた仕上がり体裁のドキュメントを出力可能なプリン
タを選択するプリンタ選択手段、前記ジョブに係わるド
キュメントのフォーマットが、前記選択されたプリンタ
装置で解釈可能か否かを判断するフォーマット判断手
段、前記フォーマット判断手段によって解釈不能と判断
されたジョブに係わるドキュメントのデータに基づい
て、前記プリンタ装置選択手段で選択されたプリンタ装
置が解釈可能なフォーマットのデータを出力するフォー
マット変換手段からなるプリンタ選択装置とを具え、そ
れぞれが通信媒体上に接続されて相互にデータの送受信
が可能に構成されている。
【0010】
【作用】受付手段でユーザからのジョブを受け付ける
と、プリンタ選択手段は受け付けたジョブに含まれるプ
リントオプションに応じた仕上がり体裁のドキュメント
を出力可能なプリンタ装置を選択する。プリンタ選択手
段で適当なプリンタ装置が選択されると、フォーマット
判断手段は受け付けたジョブに係わるドキュメントのフ
ォーマットが、前記選択されたプリンタ装置で解釈可能
か否かを判断する。ここで、選択されたプリンタ装置が
ジョブに係わるドキュメントのフォーマットを解釈不可
と判断した場合はフォーマット変換手段にジョブを渡
す。フォーマット変換手段は渡されたジョブに係わるド
キュメントのデータに基づいて、前記プリンタ選択手段
で選択されたプリンタ装置が解釈可能なフォーマットの
データを出力する。この後、ジョブは選択されたプリン
タ装置に送信され、プリント出力が実行される。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係わるプリンタ選択装置お
よびプリントシステムを適用したプリントシステムの一
実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図2は、プリントシステムの全体構成図で
あり、従来プリンタ装置として一体化されていた、原稿
入力部、プリント内容指示部、プリント処理実行部が分
散環境下で実現されている。図2において、A〜Dはエ
ンドシステムであり、それぞれLAN10上に分散配置
されている。エンドシステムA〜Dはジョブを送信する
クライアントマシンとして機能する。
【0013】エンドシステムAはコンピュータ11とプ
リンタ12で構成され、プリント処理実行部21として
機能する。エンドシステムBはコンピュータ11とプリ
ンタ13とで構成され、プリント処理実行部21として
機能すると同時に、原稿入力部22、プリント内容指示
部23としても機能する。エンドシステムCはコンピュ
ータ11で構成され、原稿入力部22、プリント内容指
示部23として機能する。エンドシステムDはコンピュ
ータ11およびスキャナ14で構成され、原稿入力部2
2およびプリント内容指示部23として機能する。
【0014】なお、エンドシステムBの原稿入力部22
は紙の原稿と電子原稿を入力する機能を備えているが、
エンドシステムCの原稿入力部22は電子原稿だけを入
力する。また、いずれの形態においても、説明の都合
上、コンピュータとプリンタ(もしくはスキャナ)を分
離して図示しているが、コンピュータがプリンタ(もし
くはスキャナ)に内蔵されている構成をとることもでき
る。
【0015】エンドシステムAとBとは、共にプリント
処理実行部21を備えている点で共通性がある。この点
を判りやすくするため、これらを破線31で囲んで示
す。なお、エンドシステムAとBではプリント出力を実
行するためのプリンタを直接駆動しているが、これは本
システムを構成する上で必須の要件ではなく、プリンタ
のみがネットワークを介して接続されるような構成をと
ることもできる。この実施例においてプリンタ装置と
は、このエンドシステムA、Bのいずれかを指し、図中
の#1〜#3を示すものとする。また、エンドシステム
CとDとは、共に原稿入力部22およびプリント内容指
示部23を備えている点で共通性がある。この点を判り
やすくするため、これらを破線32で囲んで示す。
【0016】エンドシステムC、Dは原稿入力部22、
プリント内容指示部23が稼動する機器の例を示し、図
2ではオフィスで使用されているパーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、ホスト(メインフレーム)と
いうような一般的なコンピュータを適用している。これ
らの機器の上では、原稿を作成するアプリケーションが
稼動していても良いし、原稿をファイルもしくはこれに
類する形式で取り扱う機能を持つだけでもかまわない。
また、これらの機器はアプリケーションによって、原稿
をプリント処理実行部21に送出する機能、およびプリ
ント内容の指示を行う機能を持つ。プリント内容の指示
は特別なアプリケーションを用いることも可能であると
同時に、アプリケーションがすでに持っているプリント
内容指示機能、ファイル転送機能、電子メール送信機能
により、これを実施することが可能である。
【0017】図3は、上述した原稿入力部22およびプ
リント内容指示部23を実現するための機能的な構成を
示すブロック図である。
【0018】原稿入力部22は、次の各機能モジュール
により構成されている。
【0019】電子原稿管理部31は、原稿入力部22が
稼動するコンピュータ上のファイルシステムなどにより
構成され、コンピュータに接続されるハードディスク、
CD−ROM、フロッピ−ディスクといった記憶装置に
蓄積される電子原稿をデータとして取り扱う。この電子
原稿管理部31からプリントの対象となる電子原稿をプ
リント指示起動部34に伝達することができる。図4の
下方に、この操作を実施するときのユーザインターフェ
ースの一例を示す。電子原稿選択ウィンドウ51には、
図示せぬファイルシステムに格納されている電子原稿の
テキストアイコン52がテキスト名とともに表示され
る。仮想プリンタ装置アイコン53はプリント処理を実
行するプリンタ装置を表している。原稿入力は、所望の
電子原稿を表すテキストアイコン52を仮想プリンタ装
置アイコン53の上に重ねるなどの操作を行うことによ
り実行される。図4において、仮想プリンタ装置アイコ
ン53は図2のプリンタ装置#1〜#3を象徴的に表し
たもので、#1〜#3のいずれかを示している。プリン
タ装置#1〜#3で表わされる実際の物理プリンタ装置
群を破線54内に示す。これら物理プリンタ装置群は、
画面上にアイコン表示してもよい。
【0020】画像読取り部32は、紙などの物理的な原
稿をスキャナなどの画像読取り装置を駆動してイメージ
データとして入力する。読み取った原稿は画像処理部3
3に渡される。
【0021】画像処理部33は、読み取ったイメージデ
ータに対して、必要に応じてノイズの除去やデータ圧縮
などの所定の画像処理を実施する。処理されたイメージ
データは、電子原稿として保存されるときは電子原稿管
理部31に渡され、プリント処理されるときはプリント
指示起動部34に渡される。
【0022】プリント指示起動部34は、システムの利
用状況などに応じて、あるいはデフォルトで指定された
プリント内容実行部21のプリント指示入力部35を起
動する。このとき、プリント指示起動部34は該当する
原稿をプリント指示入力部35に渡す。原稿のフォーマ
ットはプリンタ装置で使用されるページ記述言語、画像
読取り装置から読んだイメージ情報、アプリケーション
の作成する固有のフォーマットであってもよい。さら
に、それぞれが圧縮もしくは暗号化されたフォーマット
であることも可能である。
【0023】プリント内容指示部23は次の各機能モジ
ュールにより構成されている。
【0024】プリント指示入力部35は、ユーザインタ
ーフェースを通じてユーザからのプリントに伴う指示を
受け付ける。図4の上方に、この操作を実施するときの
ユーザインターフェースの一例を示す。ユーザインター
フェースとなるプリンタ装置用のメニュー55には、こ
のプリント内容指示部23から操作できるプリント処理
項目として、3台のプリンタ装置全ての機能がメニュー
上の各ボタンに対応して表示される。ただし、個々の機
能がどのプリンタで実現されるかは提示されない。ユー
ザは、メニュー55に表示された項目を必要に応じて指
示/選択することにより、ドキュメントの仕上がり体裁
を指定する。これらの内容はプリントオプションとして
ジョブに含まれる。
【0025】なお、メニュー55のボタン56をマウス
などで選択することにより、図4下方の電子原稿選択ウ
ィンドウ51を表示させることができる。プリント指示
入力部35は、プリント指示起動部34から渡された原
稿に相当するデータと、プリント指示入力部35で収集
したプリントに関する指示をジョブ生成部36に送る。
ジョブ生成部36は、原稿のデータとプリントに関する
指示からジョブを生成する。ジョブの形態には、原稿と
指示を合成した形態や、指示を原稿の属性として合成す
る形態、指示の組み合わせに対して論理名を対応させて
これを指定する形態などが考えられる。生成したジョブ
を必要に応じて転送用原稿処理部37に渡す。転送用原
稿処理部37では、転送データ量を減少させるためにデ
ータ圧縮などの処理を実施し、ジョブ生成部36に返
す。
【0026】ジョブ送出部38は、ジョブ生成部36か
ら渡されたジョブを、指定されたプリント処理実行部2
1に送出する。
【0027】図5は、プリント処理実行部21を実現す
るための機能的な構成を示すブロック図である。
【0028】ジョブ受付部39は、プリント内容指示部
23で作成されたジョブを受け付け、正規化してジョブ
制御部40に受け渡す。正規化とは、各種フォーマット
で送られてくるジョブを、このプリント処理実行部21
で定めるジョブのフォーマットに統一することをいう。
ジョブ受付部39はn個設けられており(ジョブ受付部
(1)〜(n))、プリント内容指示部23から送出さ
れたジョブは、そのジョブのフォーマットに適合するジ
ョブ受付部31で受け付ける。
【0029】ジョブ制御部40は、ジョブ受付部39で
正規化されたジョブを制御するモジュールである。ジョ
ブ制御部40では、ジョブに付随したプリント指示を実
行するために、指示が全て終了するまで指示に対応した
ジョブ処理部41にジョブを渡して処理を依頼するとい
うようなスケジューリングを繰り返す。ジョブはプリン
ト処理実行部21内に同時に複数滞留するため、スプー
リング・待ち行列管理がジョブ制御部40で実行され
る。
【0030】また、ジョブ制御部40は渡されたジョブ
のプリント処理を実行可能なプリンタ装置を選択し、こ
のプリンタ装置に対応するジョブ出力部42(プリンタ
装置)にジョブの実行を依頼する。プリント処理を依頼
するジョブ出力部の選択は、ジョブ制御部40内におい
て、図1に示すような機能モジュールと、これら各部の
動作を制御する図示せぬ制御モジュールにより実現され
る。ここで、図1に示す機能モジュールの構成を説明す
る。
【0031】プリンタ情報記憶手段61は、各プリンタ
装置の名称とそのプリンタ装置の機能、および当該プリ
ンタ装置が解釈可能なフォーマットを対応させてプリン
タ情報として記憶している。プリンタ情報の構成例を図
6に示す。ここでは説明の都合上、各プリンタ装置の機
能を簡単に表現したが、機能の種類が多い場合には単純
に機能を追加すればよい(例えば、カラーやメールボッ
クスなど)。これらのプリンタ情報は、プリンタ情報読
み出し手段62によって読み出される。なお、プリンタ
情報の読み出しはジョブ処理部で行ってもよい。
【0032】プリンタ選択手段63は、ジョブ処理部4
1(プリスキャン)から渡されたジョブの解析結果と、
プリンタ情報記憶手段61から読み出されたプリンタ情
報を参照して、ジョブに含まれるプリントオプションに
応じた仕上がり体裁のドキュメントを、どのプリンタ装
置であれば問題なくかつ効率的に処理できるか判断し、
当該プリント処理を実行可能なプリンタ装置を選択す
る。選択されたプリンタ装置のプリンタ情報は、ジョブ
とともにプリンタ機能判断手段64に渡される。
【0033】プリンタ機能判断手段64は、ジョブに係
わるドキュメントのフォーマットが、選択されたプリン
タ装置で解釈可能か否かをプリンタ情報を参照して判断
するとともに、選択されたプリンタ装置がこのプリント
処理実行部21に接続されているかどうかを判断する。
選択されたプリンタ装置で解釈できるフォーマットであ
れば、ジョブ出力部42(プリンタ装置)にジョブを渡
し、前記選択されたプリンタ装置に出力するよう依頼す
る。また、選択されたプリンタ装置で解釈できないフォ
ーマットであれば、ジョブをフォーマット変換指示手段
65に渡し、フォーマット変換を依頼する。また、選択
されたプリンタ装置に対応するジョブ出力部42(プリ
ンタ装置)が接続されていなければ、ジョブ出力部42
(リダイレクタ)にジョブを渡し、ネットワーク上に接
続される他のプリント処理実行部21にジョブを転送さ
せる。
【0034】フォーマット変換指示手段65は、渡され
たジョブのフォーマットをジョブ処理部41(フォーマ
ットコンバータ)に渡し、前記選択されたプリンタ装置
で解釈可能なフォーマットに変換させる。ここでフォー
マット変換されたジョブは再びプリンタ機能判断手段6
4に戻され、ジョブ出力部42(プリンタ装置)に渡さ
れる。
【0035】なお、プリンタ情報記憶手段61はジョブ
制御部40の外部に接続されていてもよい。
【0036】ジョブ処理部41は、1つまたは複数のプ
リント指示を処理する部分であり、n個のジョブ処理部
41を配置している。ジョブ処理部(1)はジョブのデ
ータ・コマンドの内容を解析する機能を持つプリスキャ
ン、ジョブ処理部(2)は原稿のフォーマットを他のフ
ォーマットに変換する機能を持つフォーマットコンバー
タ、ジョブ処理部(n)はジョブの処理が終了したこと
をプリント指示を発行したユーザに通知するノティファ
イアである。
【0037】前記プリスキャンでは、ジョブに含まれる
プリントオプションに対してプリンタ装置が持つ機能の
どれを必要とするか判断し、この結果をジョブ制御部4
0内のプリンタ選択手段63に返す。
【0038】ジョブ出力部42は、1つまたは複数のプ
リンタ装置に対応して設けられ、同様に図示せぬネット
ワークインターフェースにも接続される。ジョブ出力部
42はn個設けられており、ジョブ出力部(1)、
(2)はジョブの出力、すなわち出力媒体へのプリント
を実行し(プリント装置)、ジョブ出力部(n)はリダ
イレクトを実行する(リダイレクタ)。ここで、出力媒
体へのプリントとは、実際に用紙にプリント出力するこ
とをいう。これを実行する出力部はプリント処理実行部
21が制御するプリンタ装置に応じて存在する。例えば
図2のAやBでは、プリンタ装置が一台づつ接続した例
を示しているが、これが複数接続していてもプリント処
理実行部21は対応するジョブ出力部を起動すること
で、これらを制御することができる。また、リダイレク
タとは、このプリント処理実行部21で処理ができない
場合に、そのジョブを他のプリント処理実行部21に転
送することをいう。
【0039】次に、上述したプリント処理実行部21に
おいて、ジョブのプリント処理を実行可能なプリンタ装
置を選択する場合の処理手順を図7のフローチャートに
より説明する。
【0040】まず、ジョブ制御部40はジョブ受付部3
9で正規化されたジョブの内容を変更する必要があるか
どうか知るため、ジョブのデータ・コマンドの解析をジ
ョブ処理部41(プリスキャン)に依頼する(ステップ
101)。ジョブ処理部41(プリスキャン)はジョブ
のデータ・コマンドの内容を解析して、プリンタ選択手
段63に渡す。
【0041】ジョブ制御部40のプリンタ情報読み出し
手段62は、プリンタ情報記憶手段61からプリンタ情
報を読み出し(ステップ102)、プリンタ選択手段6
3に渡す。
【0042】プリンタ選択手段63はプリンタ情報読み
出し手段62から渡されたプリンタ情報を参照して、ジ
ョブ処理部41(プリスキャン)から渡されたジョブに
含まれるプリントオプションに応じた仕上がり体裁のド
キュメントを出力可能かどうかを順次判定し(ステップ
103〜ステップ107)、ジョブのプリント処理を実
行可能なプリンタ装置を選択する(ステップ108〜ス
テップ110)。例えば、ジョブのプリントオプション
に指定された仕上がり体裁がA4サイズ、片面、ソータ
なし、ページ数10枚であればプリンタ装置#1を選択
する。
【0043】次に、ジョブ制御部40のプリンタ機能判
断手段64は、ジョブに係わるドキュメントのフォーマ
ットが、前記選択されたプリンタ装置で解釈可能か否か
をプリンタ情報を参照して判断する(ステップ11
1)。ここで、選択されたプリンタ装置で解釈できない
フォーマットであれば、ジョブをフォーマット変換指示
手段65に渡す。フォーマット変換指示手段65はジョ
ブ処理部41(フォーマットコンバータ)にジョブを渡
し、当該ジョブに係わるドキュメントのフォーマットの
データを、前記選択されたプリンタ装置で解釈可能なフ
ォーマットのデータに変換させる(ステップ112)。
【0044】次に、プリンタ機能判断手段64は選択さ
れたプリンタ装置が、このプリント処理実行部21に接
続されているかどうかを判断する(ステップ113)。
選択されたプリンタ装置が接続されていれば、対応する
ジョブ出力部42(プリンタ装置)にジョブを渡して、
プリント出力を依頼する(ステップ114)。また、プ
リンタ装置が接続されていなければ、ジョブ出力部42
(リダイレクタ)にジョブを渡し、他のプリント処理実
行部21にジョブを転送させる(ステップ115)。
【0045】ジョブ出力部42(プリンタ装置)は、ジ
ョブの出力が正常に終了すると、その旨をジョブ制御部
40に通知する。ジョブ制御部40は、ジョブの処理が
終了したことをプリント指示を発行したユーザに通知す
るため、ジョブ処理部41(ノティファイア)を起動す
る(ステップ116)。ジョブ処理部41(ノティファ
イア)は、プリント内容指示部23のノティファイアか
らの入力処理部(図示せず)を介してプリント指示入力
部35に出力終了のメッセージを出力する。これによ
り、ユーザはプリント指示入力部35のユーザインター
フェースを通じて、ジョブの出力が終了したことを確認
することができる。なお、ジョブ出力部42(プリンタ
装置)でジョブの出力が正常に終了しなかったときは、
エラーメッセージなどを出力する。
【0046】上述した実施例では、各プリンタ装置の名
称とそのプリンタ装置の機能、および当該プリンタ装置
が解釈可能なフォーマットを対応させてプリンタ情報と
したが、さらにプリンタ装置とその設置場所を対応付け
ることにより、ユーザのジョブをユーザに最も近い場所
に設置された(あるいはユーザの希望する)プリンタ装
置に送るようにすることもできる。この場合、あらかじ
めプリンタ装置の位置情報をプリント内容指示部23に
入力しておくことで、ジョブを出力する場所をユーザイ
ンターフェースに表示することもできる。
【0047】また、プリンタ情報記憶手段61をプリン
ト処理実行部21内に置かず、他のエンドシステム上に
配置し、必要に応じてプリント処理実行部21に読み込
むようにしてもよい。
【0048】さらに、上述した実施例ではジョブの出力
が正常に終了しなかったときは、ノティファイアを通じ
てエラーメッセージなどを出力するようにしているが、
プリンタ装置に何らかの異常が発生した時には、ジョブ
を使用可能なプリンタ装置に自動的にリダイレクトする
こともできる。例えば図8において、プリンタ装置#1
の電源がオフされていてジョブの出力を依頼出来ない場
合には、ジョブをプリンタ装置#3にリダイレクトす
る。ただし、プリンタ装置#1からプリンタ装置#3
(または#2)へのリダイレクトは可能でも、その逆は
不可能な場合もある。その時は、ノティファイアを通じ
てメッセージを送り、ユーザにその旨を知らせることも
できる。なお、プリンタ装置#1でジョブ出力中に異常
が発生した場合も、同様の手順で対処することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
プリンタ選択装置およびプリントシステムにおいては、
ジョブの内容を解析してプリント処理に必要な機能を判
断し、当該ジョブに指定された仕上がり体裁のドキュメ
ントを出力可能なプリンタを選択するとともに、当該ジ
ョブに係わるドキュメントのフォーマットが、選択され
たプリンタで解釈できないときは、前記選択されたプリ
ンタ装置で解釈可能なフォーマットに変換してから出力
するようにしたため、ユーザはシステム上にどのような
プリンタ装置が存在するかをあらかじめ知る必要がない
うえ、ジョブを出力する度に最適なプリンタを選択する
必要がないので、ジョブを出力する際のユーザの負担を
軽減することができる。また、選択されたプリンタ装置
がどのようなフォーマットを解釈できるかをあらかじめ
知る必要がないので、ユーザの負担が軽減されるととも
に、ジョブをより確実に実行することができる。さら
に、ジョブは最適なプリンタ装置に出力されるので、ジ
ョブを意図しないプリンタ装置に出力するというユーザ
の操作ミスを防止することができる。
【0050】したがって、この発明に係わるプリンタ選
択装置およびプリントシステムによれば、ユーザがプリ
ンタ装置の機能や、プリンタ装置が解釈可能なフォーマ
ットなどを意識することなしに、簡単な操作で所望のジ
ョブを実行させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ装置を選択する機能モジュールの構成
を示すブロック図
【図2】プリントシステムの全体構成図
【図3】原稿入力部、プリント内容指示部の機能的な構
成を示すブロック図
【図4】ユーザインターフェースの一例を示す図
【図5】プリント処理実行部の機能的な構成を示すブロ
ック図
【図6】プリンタ情報の構成例を示す図
【図7】プリント処理実行部の処理手順を示すフローチ
ャート
【図8】異常発生時における他の操作例を示す図
【符号の説明】 21…プリント処理実行部、22…原稿入力部、23…
プリント内容指示部、31…電子原稿管理部、32…画
像読取り部、33…画像処理部、34…プリント指示起
動部、35…プリント指示入力部、36…ジョブ生成
部、37…転送用原稿処理部、38…ジョブ送出部、3
9…ジョブ受付部、40…ジョブ制御部、41…ジョブ
処理部、42…ジョブ出力部、61…プリンタ情報記憶
手段、62…プリンタ情報読み出し手段、63…プリン
タ選択手段、64…プリンタ機能判断手段、65…フォ
ーマット変換指示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドキュメントの仕上がり体裁を指定する
    プリントオプションを含むプリント要求を通信媒体を介
    して受け付ける受付手段と、 前記受付手段で受け付けたプリント要求に含まれるプリ
    ントオプションに応じた仕上がり体裁のドキュメントを
    出力可能なプリンタ装置を選択するプリンタ選択手段
    と、 前記プリント要求に係わるドキュメントのフォーマット
    が、前記選択されたプリンタ装置で解釈可能か否かを判
    断するフォーマット判断手段と、 前記フォーマット判断手段によって解釈不能と判断され
    たプリント要求に係わるドキュメントのデータに基づい
    て、前記プリンタ選択手段で選択されたプリンタ装置が
    解釈可能なフォーマットのデータを出力するフォーマッ
    ト変換手段と、 を具えたことを特徴とするプリンタ選択装置。
  2. 【請求項2】 ドキュメントの仕上がり体裁を指定する
    プリントオプションを含むプリント要求を送信する情報
    処理装置と、 受信したプリント要求に係わるドキュメントのプリント
    処理を実行する、少なくとも2つのプリンタ装置と、 ドキュメントの仕上がり体裁を指定するプリントオプシ
    ョンを含むプリント要求を通信媒体を介して受け付ける
    受付手段と、前記受付手段で受け付けたプリント要求に
    含まれるプリントオプションに応じた仕上がり体裁のド
    キュメントを出力可能なプリンタを選択するプリンタ選
    択手段と、前記プリント要求に係わるドキュメントのフ
    ォーマットが、前記選択されたプリンタ装置で解釈可能
    か否かを判断するフォーマット判断手段と、前記フォー
    マット判断手段によって解釈不能と判断されたプリント
    要求に係わるドキュメントのデータに基づいて、前記プ
    リンタ装置選択手段で選択されたプリンタ装置が解釈可
    能なフォーマットのデータを出力するフォーマット変換
    手段とを有するプリンタ選択装置と、 を具え、それぞれが通信媒体上に接続されて相互にデー
    タの送受信が可能なプリントシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09146731A (ja) * 1995-09-20 1997-06-06 Fuji Xerox Co Ltd 印刷指示装置
US7046383B1 (en) 1998-07-02 2006-05-16 Tohoku Ricoh Co., Ltd. Printing system including different kinds of printers and a printer selecting device therefor
US7716718B2 (en) 2003-01-29 2010-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Electronic device network system and data receiver search method using electronic device network system

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