JP2010162806A - 画像形成装置、方法、及び、プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】新規にサブセットを挿入または差替えを行う際の印刷設定から出力までの操作性と利便性を向上できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】新たなサブセットに対して設定するフィニッシング設定を、ファイルに既に存在するサブセットに設定されているフィニッシング設定から選択する選択手段と、設定手段によりファイルに対して新たなサブセットを挿入することを設定した場合に、新たなサブセットに対して、選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、新たなサブセットを挿入する挿入手段と、設定手段により新たなサブセットをファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定した場合に、新たなサブセットに対して、選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、新たなサブセットをファイルに既に存在するサブセットと差替える差替手段とを備える。
【選択図】図９

Description

本発明は、印刷ジョブ内のサブセットに印刷設定する画像形成装置に関する。

市場では、1つのジョブ内で複数の異なるサブセット設定を可能とするサブセット・フィニッシングのニーズが強い。ここで、サブセットとは、１つのジョブ内に定義されるページの集合の単位をいう。また、異なるサブセット設定とは、例えば、あるサブセットにはステイプルを設定するが、他のサブセットにはステイプル設定をしない、というようなケースである。

このようなサブセット印刷の主なユースケースとして、配布用テキストが挙げられる。配布用テキストでは、バインダに閉じられた複数のサブセットが含まれ、各サブセットは異なる印刷設定を持つことが可能である。

このような配布用テキストでは、複数のサブセットの中から特定のサブセットを別のサブセットと差替えたり、既存のサブセットと同じ設定を新規データに適用させて配布用テキスト内の別の箇所へ挿入したりするようなケースがある。このようなケースは配布用テキストの場合、例えば、演習用のサブセットを差替えたり、解答用サブセットを新規に挿入したりするような場合が挙げられる。

また、市場では、これらのサブセット・フィニッシングの設定変更を画像コントローラに保存されたジョブに対して、サブセットの挿入や差し替えを容易に行うことが要求されている。

既存の技術において、上記のようなサブセットの挿入を実現させようとした場合に画像コントローラに保存された複数のジョブをマージする機能がある。このマージ手法においては、画像コントローラ内に保存されているデータを選択し、別のジョブの前後にマージし、1つのジョブとして新たに設定する。また、ページ単位の挿入という観点では、画像コントローラ内に保存されているＲＩＰ済みのジョブを複数開き、ページ単位でジョブ間の挿入が可能である。

特許文献１には、文書処理アプリケーションを使用した場合に、章として定義されている文書に対して、別の章として定義されている文書を挿入し、その際に、挿入元または挿入先の設定を適用させるかを選ぶことが可能な文書処理システムが記載されている。
特開２００３−１６２５１９号公報

しかしながら、特許文献１の場合には、必ず挿入先の設定か挿入元の設定が適用されてしまうため、挿入先及び挿入元とは別の任意の章が持つ設定を適用することができない。よって、挿入したい位置にユーザの意図する設定と異なる章が存在する場合には、挿入元または挿入先の章の設定を予め変更しておく必要がある。または、ユーザが意図する設定を持つ章を新規に用意しておく必要があり、ユーザの工数がかかってしまう。

本願は、章などの新たなサブセットを追加する際に容易にユーザが所望とする印刷結果を得られる画像形成装置を提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、ブック構造とされたファイルに印刷設定を行う画像形成装置において、該ファイルのうち複数のページが纏められたサブセットごとに、フィニッシング設定を行うことができる画像形成装置であって、ラスタライズ処理されたファイルに対して新たなサブセットを挿入するか、又は、新たなサブセットをファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定する設定手段と、ラスタライズ処理された他のファイルのサブセットか、又は、ラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを新たなサブセットとして決定する決定手段と、新たなサブセットに対して設定するフィニッシング設定を、ファイルに既に存在するサブセットに設定されているフィニッシング設定から選択する選択手段と、設定手段によりファイルに対して新たなサブセットを挿入することを設定した場合に、新たなサブセットに対して、選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、新たなサブセットを挿入する挿入手段と、設定手段により新たなサブセットをファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定した場合に、新たなサブセットに対して、選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、新たなサブセットをファイルに既に存在するサブセットと差替える差替手段と、決定手段によりラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを新たなサブセットとして決定した場合に、挿入手段により挿入され、又は、差替手段により差替えられた新たなサブセットのみをラスタライズするラスタライズ手段とを備えることを特徴とする。

本発明によれば、追加するサブセットに設定する印刷属性を容易に設定できる。

以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。

図１は、ディジタルプリントシステムの構成を示す図である。ここには、ネットワーク１０１に接続されたプリントサーバ１０２、クライアントＰＣ１０３、１０４、ＭＦＰ１０５が１つまたは複数個存在している。ここで、ＭＦＰ（Multifunction Peripheral：多機能周辺装置）とは、一般的に、複数の機能を搭載した複合的な周辺機器を示している。

プリントサーバ１０２は、外部から入力されたジョブの画像情報や印刷設定情報を元にＲＩＰ処理（ラスタライズ処理）を行い、接続されているＭＦＰへ送る。また、プリントサーバ１０２では、入力されたジョブを一元管理することができ、ジョブの一時停止、設定変更、印刷再開、ジョブの複製、移動、削除などの制御が行える。

クライアントＰＣ１０３、１０４は、入力されたアプリケーションファイルの編集と印刷指示、プリント・レディ・ファイルの投入の役割と、プリントサーバ１０２内で管理されているデバイスやジョブの監視や、上述の制御を補佐する役割を持っている。ＭＦＰ１０５は、スキャン、プリント、コピーなど様々な機能を有する画像形成装置である。

図２は、図１に示すプリントサーバ１０２の構成の一例を示す図である。スプールキュー２０２は、外部から入力されたプリントジョブ２０１をスプールするためのキューである。次に、ＲＩＰキュー２０３は、ＲＩＰ処理部２０５でＲＩＰ処理されたジョブを溜めるキューである。

また、一旦、ＲＩＰ処理されてＲＩＰキュー２０３に入ったジョブもラスタデータを削除することでスプールキュー２０２へ戻すことができる。プリントキュー２０４は、印刷要求があって印刷待ちのジョブを溜めるキューである。プリントキュー２０４に入ったジョブをキャンセルすることで、スプールキューまたはＲＩＰキューに戻すことができる。

ＲＩＰ処理部２０５は、入力されたジョブに対して、ジョブの画像情報や印刷設定情報を元にＲＩＰ処理を行う。印刷属性設定部２０６は、プリントサーバ１０２内で設定可能な印刷属性を保持している。出力デバイス２０７は、プリントキュー２０４から送信される印刷ジョブ（ＰＤＬデータ）を受け、出力処理を行う。出力デバイス２０７は、例えば、図１のＭＦＰ１０５である。

図３は、複数のサブセットを持つジョブの一例を示す図である。以降、複数のサブセットを持つジョブをマスタジョブという。

一般的に、印刷ジョブ等は、データと印刷属性とから構成されるが、図３に示すようなマスタジョブ３００のデータは、ブック構造とされたファイルである。更に、そのファイルは、複数のページごとにサブセットとして纏められている。サブセットとは、１つのジョブ内に定義されるページの集合の単位をいう。また、各サブセットには、それぞれ固有のフィニッシング属性（フィニッシング設定）が設定可能である。

ここで、グローバル設定３０１は、マスタジョブ全体に設定されているグローバルな印刷属性を表す。図３では、グローバル設定として、パンチ、Lｏｎｇ Ｅｄｇｅ Ｂｉｎｄ、 Ｆａｃｅ Ｄｏｗｎ設定がされている。これらの印刷属性は、全サブセットに適用される。

図３のマスタジョブは、サブセット３０２ａ（サブセットＡ）、サブセット３０２ｂ（サブセットＢ）、サブセット３０２ｃ（サブセットＣ）、サブセット３０２ｄ（サブセットＤ）で構成されている。なお、サブセットとは複数ページによって構成されるためページ群と呼ばれることもある。また、その他にも章として呼ばれることもある。つまり、サブセットとは、印刷ジョブを構成する一部分を指す。

また、サブセットの間にタブ紙３０４ａ、３０４ｂ、３０４ｃが定義され、ジョブ全体に対して表紙３０３ａと裏表紙３０３ｂが定義されている。各サブセットＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄには、サブセット固有のフィニッシング印刷属性が設定されている。但し、これらの印刷属性はグローバル設定と競合しないように設定されている。

図４は、挿入データ４０１をマスタジョブ３００へ挿入する一例を示す図である。挿入データ４０１（新たなサブセット）は、指定されたサブセット３０２ｄ（サブセットＤ）の印刷属性を引継ぎ、サブセットＡの後ろに挿入される。

図５は、複数のサブセットを持つマスタジョブ３００をプリントサーバが受信してから、印刷するまでのプリントサーバ１０２の処理の手順を示すフローチャートである。
ステップＳ５０１において、プリントサーバ１０２は、クライアントＰＣ１０３によって送信された複数のサブセットが含まれるマスタジョブ３００（印刷属性が設定済み）を受信する。

ステップＳ５０２において、ステップＳ５０１で受信されたジョブは、プリントサーバ１０２のスプールキュー２０２に格納される。

ステップＳ５０３において、プリントサーバ１０２は、スプールキューに保持されたジョブを当該ジョブの印刷属性に従って、ＲＩＰする。なお、ＲＩＰ処理とは、例えば、ＰＤＬデータからイメージデータへ展開する処理を指す。

ステップＳ５０４において、ステップＳ５０３でＲＩＰ処理されたジョブは、プリントキュー２０４へ送信され、プリントサーバ１０２から出力デバイス２０７に送信され、印刷される。

このように、本実施形態においては、予め各サブセットに印刷属性が設定されており、当該印刷属性に従ってＲＩＰ処理されたマスタジョブに対して、サブセットの挿入及び差替え処理を可能とする。

図６は、図４に示すように、挿入データ４０１をマスタジョブ３００へ挿入する処理の手順を示すフローチャートである。

ステップＳ６０１において、プリントサーバ１０２は、挿入（追加）する挿入データ４０１を受信し、スプールキュー２０２へ格納する。

ステップＳ６０２において、プリントサーバ１０２は、マスタジョブ内の指定されたサブセットと同じ設定を挿入データ４０１に適用し、挿入データ４０１を指定された位置へ挿入する。このステップの詳細は後述する。

ステップＳ６０３において、プリントサーバ１０２は、印刷属性が設定された挿入データ４０１のＲＩＰ処理をＲＩＰ処理部２０５で行う。本実施形態においては、マスタジョブ全体に対して再度、ＲＩＰ処理を行うのではなく、挿入データ４０１に対してのみＲＩＰ処理を行う。その結果、ジョブの印刷処理を高速化することができる。

ステップＳ６０４において、プリントサーバ１０２は、挿入データ４０１をプリントキュー２０４へ格納し、マスタジョブ３００と一緒に出力デバイス２０７へ送る。その後、マスタジョブ３００は、出力デバイス２０７で印刷される。

図７は、差替えデータ７０１をマスタジョブ３００内の任意のサブセットと差替える例を示す図である。差替えデータ７０１（新たなサブセット）は、指定されたサブセット３０２ｄ（サブセットＤ）と差替えられる。その際に、サブセットＤの持つ印刷属性が、差替えデータ７０１に引き継がれる。

図８は、差替えデータ７０１をマスタジョブ３００のサブセットと差替える処理の手順を示すフローチャートである。

ステップＳ８０１において、マスタジョブ３００を格納しているプリントサーバ１０２は、差替えデータ７０１を受信し、スプールキュー２０２へ格納する。

ステップＳ８０２において、プリントサーバ１０２は、選択されたマスタジョブ３００内の任意のサブセットと差替えデータ７０１との差替え処理を行う。このステップの詳細は後述する。

ステップＳ８０３において、プリントサーバ１０２は、印刷属性が設定された差替えデータ７０１のＲＩＰ処理をＲＩＰ処理部２０５で行う。本実施形態においては、マスタジョブ全体に対して再度、ＲＩＰ処理を行うのではなく、差替えデータ７０１に対してのみＲＩＰ処理を行う。その結果、ジョブの印刷処理を高速化することができる。

ステップＳ８０４において、プリントサーバ１０２は、差替えデータ７０１をプリントキュー２０４へ格納し、マスタジョブ３００と一緒に出力デバイス２０７へ送り、出力デバイス２０７で印刷される。

図９は、ステップＳ６０２、Ｓ８０２の処理の詳細を示すフローチャートである。ステップＳ９０１において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１２に示す設定画面で選択したメニューが、「挿入」を示すメニューボタン１２１０か「差替え」を示すメニューボタン１２１１のいずれであるかを判定する。

ここで、差替え処理と判定した場合には、ステップＳ９０８へ進み、挿入処理と判断した場合には、ステップＳ９０２へ進む。また、何れでもないと判断した場合には、処理を終了する。

ステップＳ９０２において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１３に示す設定画面の挿入データを選択するためのメニュー１３０２で選択した挿入データ（即ち、挿入データ４０１）を取得する。なお、Ｓ９０２の処理が、第１選択手段の一例である。

図１３は、図１２の画面から挿入処理を選択した際に表示される画面である。ユーザは、メニュー１３０２により挿入データを決定することができ、また、ラジオボタン１３０４及びメニュー１３０５によって挿入データに適用される印刷属性としてサブセットの印刷属性を選択することができる。

ステップＳ９０３において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１３に示す設定画面で選択した処理が「新規設定」を示すラジオボタン１３０３か、「引継ぎ設定」を示すラジオボタン１３０４のいずれかであるかを判定する。

ここで、新規に印刷属性を設定すると判定した場合には、ステップＳ９０５へ進む。一方、マスタジョブ３００内の既存のサブセットの印刷属性を引き継ぐと判定した場合には、ステップＳ９０４へ進む。

ステップＳ９０５において、プリントサーバ１０２は、図１３の設定画面のボタン１３０６からユーザが任意に設定した印刷の新規設定を取得し、新規に挿入データ４０１の印刷属性として設定する。

ステップＳ９０４において、プリントサーバ１０２は、メニュー１３０５で選択したサブセットの印刷設定を取得する。なお、Ｓ９０４の処理が、第２選択手段の一例である。
ステップＳ９０６において、取得したサブセットの印刷設定は、ステップＳ９０２で取得した挿入データ４０１の設定に引き継がれて適用される。なお、Ｓ９０６の処理が適用手段の一例である。例えば、図７において、プリントサーバ１０２は、挿入すべきサブセット７０１の印刷属性に、図１３のメニューから選択されたサブセットＤの印刷属性を適用する。この詳細ステップは後述する。

ステップＳ９０７において、プリントサーバ１０２は、ユーザが指定した挿入位置を検出し、挿入データ４０１を指定された挿入位置に挿入する。

次に、ステップＳ９０１において、「差替え」と判定された場合を説明する。ステップＳ９０８において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１８の設定画面のメニュー１７０２で選択した差替え元となるサブセットと、メニュー１７０３で決定したプリントサーバ１０２に保持されている差替えデータ７０１を取得する。なお、Ｓ９０８においてメニュー１７０３から差替えデータを選択する処理が、第１選択手段の一例である。

ステップＳ９０９において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１８に示す設定画面で選択した処理が「新規設定」を示すラジオボタン１７０６か、「引継ぎ設定」を示すラジオボタン１７０７のいずれかであるかを判定する。

ここで、新規に印刷属性を設定すると判定した場合には、ステップＳ９１０へ進む。一方、マスタジョブ３００内の既存のサブセットの印刷属性を引き継ぐと判定した場合には、ステップＳ９１１へ進む。

ステップＳ９１０において、プリントサーバ１０２は、図１８の設定画面のボタン１７０９からユーザが任意に設定した新たな印刷属性を取得し、新規に差替えデータ７０１の印刷属性として設定する。

ステップＳ９１１において、プリントサーバ１０２は、ユーザがメニュー１７０８で選択した例えばサブセット３０２ｄ（サブセットＤ）の印刷設定を取得する。なお、Ｓ９１１の処理が、第２選択手段の一例である。ステップＳ９１１において、プリントサーバ１０２は、取得したサブセットの印刷属性をステップＳ９０８で取得した差替えデータ７０１に適用する。なお、Ｓ９０８の処理が適用手段の一例である。この詳細ステップは後述する。

ここで、本実施形態においては、ステップＳ９１０及びＳ９１１の代わりに、差替え元のサブセット（メニュー１７０２において選択される）の印刷属性を自動的に差替えデータ７０１に適用しても良い。

ステップＳ９１２において、プリントサーバ１０２は、差替えデータ７０１の印刷属性を設定する。

ステップＳ９１３において、プリントサーバ１０２は、サブセットの挿入／差し替え処理を引き続き行うかを判断する。引き続き何れかの処理を行う場合はステップＳ９０１へ戻る。挿入／差し替え処理を終了する場合は本処理を終了する。

この挿入・差替え処理を繰り返し行うと、マスタジョブの任意の複数の個所に複数データを挿入または差替えが可能であり、マスタジョブの使い回しを効率的に、且つ、容易に行うことができる。

図１０は、図９に示すステップＳ９０６及びＳ９１０の処理の詳細を示す。以下、挿入処理の場合と差替え処理の場合とを図１０を参照して説明する。

まず、ステップＳ１００１において、プリントサーバ１０２は、マスタジョブ３００のグローバル設定３０１を取得する。プリントサーバ１０２は、サブセットを含む全てのページに共通して設定されている印刷属性を、グローバル設定として検出する。

ステップＳ１００２において、プリントサーバ１０２は、ユーザが図１３に示す設定画面で、ボタン１３０６を指定して設定された印刷属性の有無によって、挿入／差替えデータの新たな印刷属性が設定されているか否かを判定する。

ここで、新規に設定されていると判定した場合には、ステップＳ１００５へ進む。一方、新規に設定されていない場合には、ステップＳ１００３へ進む。

ステップＳ１００３において、プリントサーバ１０２は、ステップＳ９０４で指定されたサブセットから挿入データに適用される印刷属性を取得する。ここで、取得される印刷属性とは、サブセットが固有に持っている仕上がり設定や用紙サイズ等のフィニッシング印刷属性である。

ステップＳ１００４において、プリントサーバ１０２は、ステップＳ１００３で取得された印刷属性のうち、ユーザの指示に従って印刷属性を変更する。

ステップＳ１００５において、プリントサーバ１０２は、新規に挿入／差替えデータに設定した印刷属性を取得する。これは、図１３のボタン１３０６又は図１８のボタン１７０９により設定された印刷属性である。

ステップＳ１００６において、プリントサーバ１０２は、ステップＳ１００４で変更された印刷属性またはステップＳ１００５で取得した挿入データの新規印刷属性とステップＳ１００１で取得されたグローバル設定とを比較する。

ステップＳ１００７において、プリントサーバ１０２は、ステップＳ１００６で比較した結果、変更された印刷属性又は新規の印刷属性がグローバル設定と競合していると判定した場合には、ステップＳ１００８へ進む。

ここで、競合を判定する手法の一つとして、プリントサーバ１０２が、予め図２０に示すような競合表を印刷属性設定部２０６に保持し、グローバル設定の方が優先的に選択されるように競合箇所を確認していく。例えば、グローバル設定においてパンチ位置として用紙の左が設定されている状態で、Ｓ１００４にてパンチ位置が用紙の右に変更された場合、プリントサーバ１０２は両者が競合すると判定する。また、競合がないと判断した場合には、ステップＳ１０１０へ進む。

ステップＳ１００８において、プリントサーバ１０２は、ステップＳ１００７で設定に競合箇所が存在していたことを示す警告画面（例えば、図１７）を表示する。

ステップＳ１００９において、プリントサーバ１０２は、印刷属性を再度変更するか否かを判定し、再度、印刷属性を変更すると判定した場合には、ステップＳ１０１１へ進む。一方、変更しないと判定した場合には、ステップＳ１０１０へ進む。この判定は、例えば、図１７に示す警告画面において、ボタン１６０２又はボタン１６０３が押下されたかにより判定する。ボタン１６０２が押下された場合には、設定を変更すると判定し、ステップＳ１０１１に進み、ボタン１６０３が押下された場合には、そのまま印刷すると判定し、ステップＳ１０１０に進む。

本実施形態においては、図１７に示す警告画面によって、出力デバイス側でキヤンセルまたは一部の設定が有効にならないまま出力され、競合が残ったまま変更せずに印刷が開始されることを低減することができる。

ステップＳ１０１０において、プリントサーバ１０２は、挿入データまたは差替えデータに、グローバル印刷設定と、サブセットから取得された印刷属性と、ステップＳ１００４で変更された属性を設定する。

ステップＳ１０１１において、プリントサーバ１０２は、ユーザの指示に従って印刷属性を変更する。
図１１は、プリントサーバ１０２が管理するジョブ状況を表示するジョブモニタ１１０１の一例を示す図である。

表示１１０２には、プリントサーバのキューに入っているジョブのリストが表示される。表示１１０３には、印刷済みジョブの履歴がリスト表示される。ジョブ１１０４は、テキスト．ｐｄｆがＲＩＰ処理済みでＲＩＰキューに待機状態にあることを示している。
ジョブ１１０５は、ＲＩＰ処理前のデータを示している。

ジョブ１１０６は、印刷済みジョブであるテキスト．ｐｄｆであることを示す。ボタン１１０７は、印刷指定ボタンであり、待機中のジョブ１１０４または１１０５を選択後にボタン１１０７を押下することで印刷を開始する。ＲＩＰ処理前の待機ジョブであった場合にはＲＩＰ処理をした後に印刷処理される。

ボタン１１０８は、プリントサーバ１０２内のジョブを待機状態にする際に用いられる。または、印刷済みのジョブ１１０６に表示されているジョブを選択し、ボタン１１０８を押下することで印刷済みジョブを再度、待機状態に戻すことができる。また、ＲＩＰ処理前のジョブ１１０５を選択し、処理と待機を示すボタン１１０９を押下するとＲＩＰ処理を開始し、待機状態とすることができる。

ボタン１１１０を押下することにより、選択されたジョブを削除することができる。ボタン１１１１を押下することにより、選択されたジョブのプレビュー表示を行うことができる。

ボタン１１１２を押下することにより、選択されたジョブの印刷属性を設定できる。この時、印刷属性設定部２０６が保持する印刷属性をプロパティボタンから参照また編集することができる。

以下、挿入／差し換えの例に沿って説明する。図１２は、図１１のジョブ１１０４に示すＲＩＰ処理済みのテキスト．ｐｄｆにジョブ１１０５（演習Ｌｅｖｅｌ２）を挿入する際のユーザインタフェースの一例を示す図である。

画面１２０１は、ジョブ１１０４のテキスト.ｐｄｆを選択してボタン１１１１を押下した際に表示される画面である。表示１２０２は、プレビューで展開されているジョブ名を示す。表示１２０３は、テキスト.ｐｄｆのプレビュー表示を示す。

表示１２０４は、テキスト．ｐｄｆのグローバル設定を示す。図１２においては、パンチ位置が左、パンチ穴数が２穴、綴じ方法がＬｏｎｇ Ｅｄｇｅ Ｂｉｎｄｉｎｇ、排紙面指定がＦａｃｅ Ｄｏｗｎであることを示す。このグローバル設定の表示を確認することで、ユーザはマスタジョブ全体に設定されている印刷属性を一目で確認することができ、競合設定の可能性を減らすことができる。

ボタン１２０５は、表示１２０３に展開される縮小プレビューサイズを示す。ボタン１２０６を押下することで、ページ単位のプレビュー画面へ遷移する。ボタン１２０７を押下することにより、プレビュー表示中の編集を保存することができる。ボタン１２０８を押下することにより、選択されているページの複製を作成することができる。ボタン１２０９を押下することにより、指定されたページまたはサブセットを削除することができる。

メニューボタン１２１０を押下することにより、表示１２０３に展開されているテキストに新たなデータを挿入するための画面１３０１を表示することができる。メニューボタン１２１１を押下することにより、展開されているテキスト内のサブセットと新たなデータを差替えるための画面１７０１を表示する。

図１３は、ドキュメントを挿入する際に表示される設定画面の一例を示す図である。画面１３０１は、メニューボタン１２１０を押下した際に表示される挿入選択画面である。メニュー１３０２に、挿入可能なドキュメントが一覧表示される。メニュー１３０２において選択可能なドキュメントは、プリントサーバ１０２に待機状態で待機している図１１に示すジョブ１１０５である。

ラジオボタン１３０３、１３０４は、挿入データに設定する印刷属性を新規に設定するか、既存のサブセットの設定を引き継いで挿入するかを選択するためのボタンである。メニュー１３０５は、ラジオボタン１３０４を選択した際に、有効となるサブセットの一覧である。ここで一覧表示されるサブセットは、マスタジョブ３００内に設定されているサブセットである。なお、図１３の１３０５では、ＳｕｂｓｅｔＣとＳｕｂｓｅｔＤが表示されているが、スクロールすることにより、他のＳｕｂｓｅｔが表示される。これは、後述の図１８の１７０２と１７０８でも同様である。

ボタン１３０６は、新規設定ボタンであり、既存のサブセットの印刷属性を挿入データに設定するのではなく、ユーザが新規に挿入データの印刷属性を設定するための印刷設定画面を表示する。

ボタン１３０７を押下すると、取得された印刷属性を挿入ドキュメントに適用し、サブセット挿入画面を閉じ、プレビュー画面に戻る。ボタン１３０８を押下すると、画面１３０１の設定は破棄され、サブセット挿入画面を閉じて画面１２０１に戻る。

図１４は、画面１３０１で指定された挿入データの挿入位置を決定する画面を示す。図１３に示す設定画面で決定された挿入データ１４０１が画面１２０１に表示される。挿入データ１４０１は、ドラッグ・アンド・ドロップで任意の位置に挿入可能である。

図１５は、ドラッグ・アンド・ドロップされた挿入データ１４０１がマスタジョブ３００内に挿入されたことを示す図である。この挿入位置はマスタジョブ内であれば任意の箇所に挿入可能である。

図１６は、挿入されたデータに設定される印刷属性（印刷設定）を表示する画面である。挿入データ１４０１を押下すると、印刷属性を確認するための画面１５０１が表示される。表示１５０２は、サブセット２から引き継いだ印刷属性を示す。表示１５０２では、サブセット２から引き継がれた設定が左上ステイプルであることを示している。

ここで引き継がれる設定とは、挿入後にも仕上がり結果が異ならないようにするために必要な設定が主である。よって、用紙サイズなども引き継ぐ設定の１つとしてあげられる。逆に、引き継ぐ必要のない設定とは、画像のレイアウトに関する設定であり、仕上がり結果（フィニッシング）に影響を与えない設定である。

これらの引き継ぐべき設定と引き継ぐ必要のない設定は、予め定義されて、印刷属性設定部２０６に保存しておくことも可能である。または、各種印刷属性に重み付けを予め定義し、その重み付けによって引き継ぐべき設定を決めることも可能である。

表示１５０３は、挿入データである「演習Ｌｅｖｅｌ２．ｐｄｆ」が持つ入れ替え可能な印刷設定である。これらの設定を変更する場合には、ボタン１５０４を押下して設定を変更する。また、表示１５０２及び１５０３に表示されている印刷設定で問題ない場合は、ボタン１５０５を押下し、画面１５０１を閉じる。

このように設定確認画面を表示することによって、ユーザは、指定したサブセットから引き継いだ設定と入れ替え可能な設定とが明確にすることができる。その結果、意図した出力を効率よく得ることができる。このときに引き継がれる設定も確認可能であるため、別のサブセットから引き継ぎたいと考えた場合にもサブセット選択処理であるステップＳ９０４へ容易に戻ることができる。

図１７は、図１０のステップＳ１００８において、設定された印刷属性に競合設定があったことを通知する警告画面である。競合を警告する画面１６０１は、図１６のボタン１５０５を押下後に、グローバルな設定とその他の設定で競合がある場合に、ユーザに競合を警告通知するために表示される。ユーザは、ボタン１６０２を押下することにより、再度、印刷属性を設定することができる。また、ユーザは、ボタン１６０３を押下することにより、競合を無視し、印刷を実行することもできる。その場合に、競合によってサブセットの設定が適用されない可能性や、ジョブが出力デバイスによってキャンセルされる場合がある。

このような警告画面を表示することで、挿入後のマスタジョブの仕上がりを挿入前と差があることを出力前に発見することができ、印刷の無駄を省くことができる。また、ユーザが意図していない設定が存在していることを通知でき、印刷ミスを防ぐことができる。

図１８では、マスタジョブ内のサブセットを差替えるための設定画面の一例を示す図である。図１２に示すメニューボタン１２１１が押下されると、画面１７０１が表示される。メニュー１７０２によって、差替え元のサブセットを選択する。このとき表示されるサブセットは、マスタジョブ３００内に定義されているサブセットである。

メニュー１７０３によって、差し替え元のサブセットと差替える差替えデータを選択する。表示されるデータ（ここでは、ドキュメントとして図示）は、マスタジョブ３００と同じプリントサーバ１０２に格納されているデータである。

ボタン１７０４を押下すると、画面１７０１で設定した内容を有効とし、画面１７０１を閉じる。ボタン１７０５を押下した場合には、画面１７０１の設定を無効とし、画面を閉じる。

ラジオボタン１７０６、１７０７は、挿入データに設定する印刷属性を新規に設定するか、既存のサブセットの設定を引き継いで挿入するかを選択するためのボタンである。メニュー１７０８は、ラジオボタン１７０７を選択した際に、有効となるサブセットの一覧である。ここで一覧表示されるサブセットは、マスタジョブ３００内に設定されているサブセットである。

ボタン１７０９は、新規設定ボタンであり、差替え元のサブセットの設定を差替えデータに設定するのではなく、ユーザが新規に差替えデータの印刷属性を設定するための印刷設定画面を表示する。

図１９に示す表示１８０１では、画面１７０１で決定した内容で差替えデータ７０１が差替え元のサブセットと差替えられた様子が、プレビューで表示されている。

図２０では、グローバルな印刷設定とサブセット単位の印刷設定の競合を表で表した例であり、印刷属性設定部２０６に保持されている。横軸がグローバル設定、縦軸がサブセットの設定を表す。それぞれの設定が交差するところで、「×」は競合設定を表し、「○」は競合しないことを表す。競合する設定がユーザによって選択された場合には、図１７に示す警告画面によって、競合設定がユーザによって新規に設定された項目に存在することをユーザに通知する。

以上のように、本実施形態においては、複数のサブセットを含みＲＩＰ処理されたジョブにおいて、新たなデータ（サブセット）を挿入又は差替える際の利便性と操作性を向上することができる。

また、本実施形態においては、挿入または差替えるサブセットに設定する印刷設定を既存のサブセットの中から任意に選ぶことができる。また、挿入処理の場合には、新たなサブセットを任意の箇所に挿入することができる。

また、挿入または差替え処理が行われたジョブ全体を再度、ＲＩＰ処理するのではなく、挿入または差替えるサブセットのみをＲＩＰ処理する。従って、印刷設定から印刷出力までの時間を短縮し、高速化を実現することができる。

本発明には、プログラム（画像形成プログラム）コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム（ＯＳ）などが実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。

ディジタルプリントシステムの構成を示す図である。 図１に示すプリントサーバの構成の一例を示す図である。 複数のサブセットを持つジョブの一例を示す図である。 挿入データをマスタジョブへ挿入する一例を示す図である。 複数サブセットを持つジョブをプリントサーバへ送って印刷するまでのプリントサーバの処理の手順を示すフローチャートである。 挿入データをマスタジョブへ挿入する際の処理の手順を示すフローチャートである。 差替えデータをマスタジョブ内の任意のサブセットと差替える例を示す図である。 差替えデータをマスタジョブへ差替える際の処理の手順を示すフローチャートである。 ステップＳ６０２、Ｓ８０２の処理の詳細を示すフローチャートである。 新たなサブセットを挿入または差替え処理を行う際の処理の手順を示すフローチャートである。 プリントサーバが管理するジョブ状況を表示するジョブモニタの一例を示す図である。 挿入と差替えを設定する設定画面の一例を示す図である。 挿入データと挿入データに印刷設定するためのサブセットを選択する設定画面の一例を示す図である。 挿入データの挿入位置を決定する画面を示す図である。 挿入データがマスタジョブに挿入された様子を示す図である。 挿入されたデータに設定される印刷属性を表示する画面を示す図である。 設定された印刷属性に競合設定があったことを通知する警告画面の一例を示す図である。 差替えデータと差替えるサブセットを選択する設定画面の一例を示す図である。 差替えデータが差替えサブセットと差替えられた様子を示す図である。 競合表の一例を示す図である。

３００ マスタージョブ
４０１ 挿入データ
７０１ 差替えデータ

Claims (7)

1. ブック構造とされたファイルに印刷設定を行う画像形成装置において、該ファイルのうち複数のページが纏められたサブセットごとに、フィニッシング設定を行うことができる画像形成装置であって、
   ラスタライズ処理された前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入するか、又は、新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定する設定手段と、
   ラスタライズ処理された他のファイルのサブセットか、又は、ラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを前記新たなサブセットとして決定する決定手段と、
   前記新たなサブセットに対して設定するフィニッシング設定を、前記ファイルに既に存在するサブセットに設定されているフィニッシング設定から選択する選択手段と、
   前記設定手段により前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入することを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを挿入する挿入手段と、
   前記設定手段により新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替える差替手段と、
   前記決定手段によりラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを新たなサブセットとして決定した場合に、前記挿入手段により挿入され、又は、前記差替手段により差替えられた前記新たなサブセットのみをラスタライズするラスタライズ手段と
   を備えることを特徴とする画像形成装置。
2. 前記ファイルの全体に設定されている印刷設定を取得する取得手段と、
   前記新たなサブセットに設定されている印刷設定のうち、フィニッシング設定でない設定を変更する変更手段と、
   前記変更手段によって変更された設定が、前記取得手段によって取得された印刷設定と競合するか否かを判定する判定手段と、
   前記判定手段による判定の結果、競合すると判定された場合に、警告画面を表示する表示手段と
   を更に備えることを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
3. 複数のページ群によって構成される印刷ジョブに追加される新たなページ群を選択する第１選択手段と、
   前記印刷ジョブに含まれる複数のページ群から１つのページ群を選択する第２選択手段と、
   前記第１選択手段によって選択されたページ群に前記第２選択手段によって選択されたページ群の印刷属性を適用する適用手段と
   を備えることを特徴とする画像形成装置。
4. ブック構造とされたファイルに印刷設定を行う画像形成装置において、該ファイルのうち複数のページが纏められたサブセットごとに、フィニッシング設定を行うことができる画像形成装置において実行される画像形成方法であって、
   前記画像形成装置の設定手段が、ラスタライズ処理された前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入するか、又は、新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定する設定工程と、
   前記画像形成装置の決定手段が、ラスタライズ処理された他のファイルのサブセットか、又は、ラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを前記新たなサブセットとして決定する決定工程と、
   前記画像形成装置の選択手段が、前記新たなサブセットに対して設定するフィニッシング設定を、前記ファイルに既に存在するサブセットに設定されているフィニッシング設定から選択する選択工程と、
   前記画像形成装置の挿入手段が、前記設定工程において前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入することを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択工程において選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを挿入する挿入工程と、
   前記画像形成装置の差替手段が、前記設定工程において新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択工程において選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替える差替工程と、
   前記画像形成装置のラスタライズ手段が、前記決定工程においてラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを新たなサブセットとして決定した場合に、前記挿入工程において挿入され、又は、前記差替工程において差替えられた前記新たなサブセットのみをラスタライズするラスタライズ工程と
   を備えることを特徴とする画像形成方法。
5. 複数のページ群によって構成される印刷ジョブに追加される新たなページ群を選択する第１選択工程と、
   前記印刷ジョブに含まれる複数のページ群から１つのページ群を選択する第２選択工程と、
   前記第１選択工程によって選択されたページ群に前記第２選択工程によって選択されたページ群の印刷属性を適用する適用工程と
   を備えることを特徴とする画像形成方法。
6. ブック構造とされたファイルに印刷設定を行う画像形成装置において、該ファイルのうち複数のページが纏められたサブセットごとに、フィニッシング設定を行うための画像形成プログラムであって、
   ラスタライズ処理された前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入するか、又は、新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定する設定手段と、
   ラスタライズ処理された他のファイルのサブセットか、又は、ラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを前記新たなサブセットとして決定する決定手段と、
   前記新たなサブセットに対して設定するフィニッシング設定を、前記ファイルに既に存在するサブセットに設定されているフィニッシング設定から選択する選択手段と、
   前記設定手段により前記ファイルに対して新たなサブセットを挿入することを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを挿入する挿入手段と、
   前記設定手段により新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替えることを設定した場合に、前記新たなサブセットに対して、前記選択手段により選択されたフィニッシング設定を設定して、前記新たなサブセットを前記ファイルに既に存在するサブセットと差替える差替手段と、
   前記決定手段によりラスタライズ処理されていない他のファイルのサブセットを新たなサブセットとして決定した場合に、前記挿入手段により挿入され、又は、前記差替手段により差替えられた前記新たなサブセットのみをラスタライズするラスタライズ手段と
   してコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成プログラム。
7. 複数のページ群によって構成される印刷ジョブに追加される新たなページ群を選択する第１選択手段と、
   前記印刷ジョブに含まれる複数のページ群から１つのページ群を選択する第２選択手段と、
   前記第１選択手段によって選択されたページ群に前記第２選択手段によって選択されたページ群の印刷属性を適用する適用手段と
   してコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成プログラム。

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