JPH09100036A - シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置及び自動原稿搬送装置 - Google Patents

シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置及び自動原稿搬送装置

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JPH09100036A
JPH09100036A JP7259055A JP25905595A JPH09100036A JP H09100036 A JPH09100036 A JP H09100036A JP 7259055 A JP7259055 A JP 7259055A JP 25905595 A JP25905595 A JP 25905595A JP H09100036 A JPH09100036 A JP H09100036A
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JP
Japan
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sheet
unit
tray
feeding
sheet stacking
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JP7259055A
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Kazuo Shishido
一男 宍戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャム等の給送不良を防止でき、シート積載性
に優れたシート給送装置を提供する。 【解決手段】トレイ5の昇降動作をフレーム40によっ
て案内する。又、トレイ5をアーム38やコロ39等に
よって構成される昇降手段によって下方から支持する。
そして、トレイ5が水平面に対して一定の姿勢を保持し
た状態で昇降する。よって、ピックアップローラに対す
るシートSの姿勢がトレイ5上のシート量に関わらず一
定になり、シートSの給紙条件が常時一定になるため、
シートを安定して給送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,レーザビ
ームプリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に使用さ
れるシート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像
形成装置及び自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の自動原稿搬送装置
として使用されるシート給送装置は、図5に示すよう
に、シート積載手段としてのトレイ5上に複数の原稿
(シート)Sを積載し、該原稿Sの最上紙をピックアッ
プローラ6によって送り出すようになっており、分離部
7に2枚以上の原稿が送り込まれた場合、該分離部7で
原稿Sを1枚ずつに分離して装置内(図中左方向)に搬
送する。
【0003】そして、この従来のシート給送装置は、ト
レイ5の図中上方の所定位置(給送位置)に紙面高さセ
ンサ32を配置してある。この紙面高さセンサ32は、
原稿Sの最上紙の高さを給紙中常に一定に保つために、
トレイ5上に積載された原稿Sの最上紙の紙面高さを検
知するものである。尚、給紙動作時において、不図示の
トレイ駆動手段は、前記紙面高さセンサ32に接続され
た図外の制御手段によって駆動制御され、前記紙面高さ
センサ32が常時ON状態になるように前記トレイ5を
移動させる。
【0004】即ち、この従来のシート給送装置は、トレ
イ5上に積載した原稿Sが給紙されて少なくなっていく
と、原稿Sの最上紙の高さが徐々に低くなり、紙面高さ
センサ32がOFF状態になるため、トレイ駆動手段が
制御手段から出力された制御信号によって駆動され、紙
面高さセンサ32がON状態になるまで(図中点線位置
まで)、トレイ駆動手段がトレイ5を回動させるように
なっている。尚、トレイ5は、支軸4を回動軸として上
方へ回動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシート給送装置は、トレイ5が支軸4を中心
にして上方へ回動する構成であったため、トレイ5上に
積載された原稿Sの残り枚数によってトレイの角度が変
わってしまう(θ1 >θ2 )。その結果、従来のシート
給送装置は、原稿Sの分離部7への侵入角度が変わり
(図中矢印AとB)、原稿Sの給紙条件が一定でなくな
り、原稿給送中にジャム等を生じることがあり、安定し
た給紙を行うことが難しいという問題があった。特に、
原稿の積載枚数が多いトレイ5は、その回動角度の変化
が大きくなり、上記のような不具合が顕著に現われる。
【0006】そこで、このような従来のシート給送装置
の不具合を解消するため、トレイをワイヤやチェーン等
で上方から吊し、トレイを回動させずに水平に昇降させ
るようにした技術が考案された。しかし、この改良され
たシート給送装置は、トレイの上方や周囲がワイヤ等の
駆動手段によって覆い隠されてしまうため、トレイへの
シートの積載性が著しく損なわれ、実用に供することが
困難であった。
【0007】そこで、本発明は、上記のような従来例の
不具合を解消し、給送性能及びシート積載性に優れたシ
ート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のシート給送装置
は、複数のシートを積載することができるシート積載手
段と、該シート積載手段を待機位置である下方位置から
給送位置である上方位置まで案内するガイド手段と、前
記シート積載手段を下方から支持し、該シート積載手段
の水平面に対する姿勢を一定に保持しつつ、該シート積
載手段を待機位置と給送位置との範囲内で昇降させる昇
降手段と、該昇降手段に連繋され、該昇降手段を駆動す
る駆動手段と、前記シート積載手段が給送位置にある時
に、該シート積載手段に積載されたシートを送り出す給
送手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】又、本発明のシート給送装置は、前記昇降
手段が、前記シート積載手段を昇降させる方向に回動す
るアームと、該アームの一端に取り付けられて前記シー
ト積載手段に転接するコロと、前記アームの他端に固定
されて前記駆動手段に連繋される回動力入力部材と、を
備えたことを特徴としている。
【0010】更に、本発明の自動原稿搬送装置は、上記
のいずれかのシート給送装置と、該シート給送装置から
送り出されたシートを搬送する搬送手段と、該搬送手段
によって搬送されたシートを排出シート積載手段に排出
する排出手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】更に又、本発明の画像形成装置は、上記の
いずれかのシート給送装置と、該シート給送装置から送
り出されたシートを搬送する搬送手段と、該搬送手段に
よって搬送されたシートを排出シート積載手段に排出す
る排出手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】(作用)上記本発明によれば、シート積載
手段が水平面に対する姿勢を保持した状態で待機位置と
給送位置との間を昇降する。したがって、シート積載手
段上のシート量に関わらず、給送手段に対するシートの
姿勢を一定にでき、一定の給紙条件のもとでジャム等の
給送不良を生じることなく、シートを安定して給送す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。 〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るシート給送装置Kを使用する画像読み取り装置
(画像形成装置)1の正面側断面図である。
【0014】画像読み取り装置1は、走行中(搬送中)
の原稿Sを流し読み方式で読み取る原稿読み取り部2
と、この原稿読み取り部2に原稿Sを送り込む自動原稿
搬送装置3とを備えている。
【0015】このうち、自動原稿搬送装置3は、原稿
(シート)Sを一枚づつ送り出すシート給送装置Kと、
該原稿Sを原稿読み取り部2まで搬送する搬送ローラ
8,9,10,11及び読み取りを終えた原稿Sを排出
トレイ12まで搬送する搬送ローラ13,14により構
成される搬送手段と、該搬送手段により搬送された原稿
を排出シート積載手段としての排出トレイ12上に排出
する搬送ローラ(排出手段)15と、を備えている。
【0016】そして、シート給送装置Kは、複数枚の原
稿Sを積載できるトレイ(シート積載手段)5と、該ト
レイ5上の原稿Sを一枚ずつ送り出すピックアップロー
ラ(給送手段)6と、該ピックアップローラ6により重
送された原稿Sを一枚づつに分離する分離部7と、を備
えている。尚、このシート給送装置Kの具体的構成及び
作動状態については後述する。
【0017】ここで、自動原稿搬送装置3には、トレイ
5の待機位置を検知する下限センサ31と、給送時の原
稿の最上紙の高さを常時一定に保つための紙面高さセン
サ32が設けられている。
【0018】画像読み取り装置1の本体1aは、走査光
学部としての第1ミラー台16、同じく第2・第3ミラ
ー台17、レンズ18、読み取り素子としてのCCDセ
ンサ19を備えている。
【0019】このうち、第1ミラー台16は、原稿面を
照射する露光ランプ20、反射笠21、照射された原稿
の反射光の方向を変える第1ミラー22を備えている。
又、第2・第3ミラー台17は、第1ミラー22により
角度を変えられた反射光の角度を更に変更し、反射光を
レンズ18を通してCCDセンサ19に導く第2ミラー
23及び第3ミラー24を備えている。尚、第1ミラー
台16は、コンタクトガラス26の略下方に固定されて
おり、第1の原稿読み取り部2を構成する。
【0020】次に、本発明に係る画像読み取り装置1の
動作について説明する。
【0021】画像読み取り装置1の使用者が、トレイ5
に原稿Sを積載し、図示しない操作部によりコピースタ
ートを指示(作動開始信号を入力)すると、露光ランプ
20が点灯し、次いで原稿給紙動作が開始される。トレ
イ5は、後述する駆動手段等に連繋され、待機位置から
給送位置に向けて上昇を開始する。このトレイ5は、積
載された原稿Sの最上紙が紙面高さセンサ32に検知さ
れるまで上昇を続ける。
【0022】次いで、ピックアップローラ6は、不図示
の待機位置から原稿Sの最上紙の上に落下し、図外の駆
動手段により図中時計回り方向に回転駆動されて、原稿
Sを分離部7側に送り出す。この送り出された原稿S
は、分離部7で不必要な原稿が分離され、一枚の原稿の
みが搬送ローラ8側に搬送される。そして、ピックアッ
プローラ6は、給送位置から待機位置に再び上昇する。
【0023】その後、原稿Sは、搬送ローラ8,9,1
0,11により画像読み取り部2に搬送される。そし
て、この原稿読み取り部2において、原稿Sは、搬送ロ
ーラ11,13等により搬送されながら露光ランプ20
で光りを照射される。その反射光は、ミラー22,2
3,24を介してレンズ18に導かれ、CCDセンサ1
9に結像する。
【0024】その後、原稿Sは、搬送ローラ13,1
4,15により更に下流側(図中右側)に搬送され、排
出トレイ12上に排出される。
【0025】この一連の動作は、前記原稿Sがトレイ5
上からすべて無くなる(給送される)まで繰り返され
る。そして、トレイ5上から原稿Sがすべて無くなる
と、トレイ5が給送位置から待機位置に下降して、原稿
供給動作が終了し、露光ランプ20が消灯する。
【0026】次に、図2,図3及び図4に基づいて、シ
ート給送装置Kの構成及び作動状態について詳述する。
【0027】図2は、シート給送装置Kの要部概略構成
図であり、図1における分離部7側から見た側面図であ
る。尚、図2(a)が待機位置における状態を示し、図
2(b)が給送位置における状態を示している。又、図
3は、トレイ5の下面側から見た図である。又、図4
は、紙面高さセンサ32の動作概念図である。
【0028】図2(a)は、上記したように、トレイ5
が待機位置に待機している状態を示している。この図2
(a)の状態において、画像読み取り装置1の使用者
は、トレイ5に原稿Sを積載して原稿給送に備えるが、
この際、原稿Sの搬送時の斜行を防止するために、左右
一対のサイドガイド33に原稿Sの幅方向(搬送方向と
直交する方向)の端部側面を合わせる(位置決めす
る)。そして、上記使用者が不図示の操作部においてコ
ピースタートを指示すると(原稿供給信号を入力する
と)、そのスタート信号が制御手段としてのCPU50
に入力され、該CPU50から駆動手段としての駆動モ
ータ34に制御信号が出力されて、その駆動モータ34
が駆動ギア35を反時計方向に回転させる。
【0029】その結果、扇型ギア(回動力入力部材)3
6,36に一体的に取り付けられたアーム38,38
は、扇型ギヤ36,36に噛合する駆動ギア35又はア
イドルギア37によって矢印方向に回転させられる。
尚、アーム38及び扇型ギヤ36は、軸36aを回動中
心として一体的に回動するようになっており、アーム3
8の先端にコロ39が回動自在に取り付けられている。
そして、これら、アーム38,扇型ギヤ36及びコロ3
9によってトレイ5を昇降させる昇降手段が構成され
る。
【0030】上記のように昇降手段が作動すると、該昇
降手段によって下面側を支持されたトレイ5が上昇す
る。ここで、トレイ5は、ガイド手段としてのフレーム
40によって昇降移動が案内されるようになっている。
そして、フレーム40の所定位置には、トレイ5の待機
位置を検知する下限センサ31が設置されている。又、
トレイ5の上方位置には、トレイ5の給送位置を検知す
る紙面高さセンサ32が設置されている。そして、これ
ら下限センサ31及び紙面高さセンサ32は、CPU5
0に接続され、検知信号をCPU50に出力するように
なっている。
【0031】尚、本実施の形態は、駆動モータ34から
の駆動力をギヤ35,37をによって昇降手段に伝達す
る構成を示したが、これに限られず、駆動モータ34と
昇降手段とをベルト等によって連繋するようにしてもよ
い。
【0032】次に、トレイ5の上昇動作の停止制御つい
て説明する。
【0033】図4は、紙面高さセンサ32の作動状態を
示すものである。このうち、図4(a)は、トレイ5が
待機位置に待機している時の紙面高さセンサ32の状態
を示すものである。又、図4(b)は、トレイ5が給送
位置にある時(即ち、原稿Sが給送位置にある時)の紙
面高さセンサ32の状態を示すものである。
【0034】これらの図に示すように、紙面高さセンサ
32は、光透過式のフォトセンサ32a,32aと、該
フォトセンサ32aをON/OFFするためのフラグ3
2bとで構成されている。尚、フラグ32bは、フォト
センサ32aに対して上下に昇降できるように、装置本
体(図示せず)側に支持されている。トレイ5が待機位
置に待機している場合、図4(a)のように、フラグ3
2bはフォトセンサ32aよりも下に位置している。そ
のため、フォトセンサ32aは、光を透過してOFF状
態であると認識している。そして、トレイ5が所定量上
昇すると、原稿Sの最上紙によってフラグ32bが押し
上げられ、更に原稿Sが給送位置に達すると、図4
(b)のように、フラグ32bがフォトセンサ32aの
間に入って光を遮る。その結果、フォトセンサ32aが
ON状態になり、そのON信号がCPU50に出力さ
れ、駆動モータ34の回転がCPU50によって停止さ
せられる。従って、シート給送装置Kは、図2(b)に
示す状態に至る。
【0035】その後、原稿Sが最上紙から順次給送され
ていくと、最上紙の高さが次第に下がり、それに伴って
フラグ32bも下がる。そして、フラグ32bが所定量
下降すると、フォトセンサ32aが光を透過してOFF
状態になる。そのため、駆動モータ34は、フォトセン
サ32aがON状態になるまでCPU50によって駆動
される。このようなシート給送装置Kの一連の動作は、
トレイ5上の原稿Sが無くなるまで繰り返される。
【0036】次に、トレイ5の下降動作の停止制御につ
いて説明する。
【0037】下限センサ31は、図2(b)に示すよう
に、フレーム40に支持される本体部31aと、該本体
部31aに回動可能に取り付けられたアーム部31b
と、前記本体部31aに取り付けられて前記アーム部3
1bと接触・離脱するスイッチ部31cと、からなって
いる。そして、この下限センサ31は、トレイ5が給紙
状態にある場合、図2(b)に示すように、アーム部3
1bが本体部31a及びスイッチ部31cから離れてO
FF状態にある。一方、下限センサ31は、図2(a)
に示すように、駆動モータ34が逆回転して、トレイ5
が下降し、トレイ5がアーム部31bを押して、スイッ
チ部31cがアーム部31bで押されてON状態になる
と、駆動モータ34の回転が停止する。
【0038】更に、トレイ5の昇降動作をガイドする構
成について、図3に基づき説明する。
【0039】トレイ5は、図3中左右方向の側面に回転
自在に支持された突き当てコロ41を4個備えている。
そして、このうち片側(図3中左側)の2個の突き当て
コロ41は、圧縮バネ42によってフレーム40側に加
圧された状態で突き当てられている。そのため、トレイ
5は、フレーム40の間でもって原稿の搬送方向(矢印
方向)に対して直交する方向にガタ無く位置決めされて
いる。
【0040】一方、フレーム40には、左右一対の突き
当てコロ41に係合するガイド部40aが形成されてい
る。このガイド部40aは、トレイ5が待機位置から給
送位置まで昇降できる長さに形成されており、突き当て
コロ41をガタツキを生じること無く案内するようにな
っている。そのため、トレイ5は、原稿の搬送方向(矢
印方向)に対して、ガイド部40aと突き当てコロ41
により位置決めされる。尚、図3中上方側の一対の突き
当てコロ41は、フレーム40に形成された溝40bに
所定の隙間をもって係合するようになっている。
【0041】以上のように、本実施の形態に係る画像読
み取り装置1は、トレイ5をフレーム40によって案内
すると共に、昇降手段によって水平面に対する姿勢を保
持した状態で昇降し、ピックアップローラ6及び分離部
7に対する原稿Sの姿勢をトレイ5上の原稿量に関わら
ず一定にして、原稿Sの給紙条件を常時一定にすること
ができるため、原稿Sをピックアップローラ6及び分離
部7によって一枚づつ確実に分離・給送することがで
き、ジャム等の給送不良を効果的に防止することができ
る。
【0042】又、本実施の形態に係る画像読み取り装置
1は、トレイ5が昇降手段により下方から支持されるよ
うになっているため、トレイ5上に原稿Sを補充等する
際に昇降手段が原稿の補充作業の障害となるようなこと
がなく、トレイ5上に容易に原稿を積載することができ
る。 〈第2の実施の形態〉本発明は、上記第1の実施の形態
のように、自動原稿搬送装置を備えた画像読み取り装置
に限られるものではなく、記録用のシートを画像形成手
段側に供給するシート給送装置として、電子写真複写機
等の画像形成装置に適用することができる。
【0043】このように、本発明のシート給送装置を画
像形成装置に使用すれば、シートがジャム等の給送不良
を生じることなく搬送され、該シートに確実に画像を形
成することができるため、画像形成装置に対する信頼性
を格段に向上させることができる。又、本発明のシート
給送装置を使用した画像形成装置は、シートの補充等の
作業が容易になる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のシート給送装置
は、シート積載手段をガイド手段によって案内すると共
に、昇降手段によって水平面に対する姿勢を保持した状
態で昇降し、給送手段に対するシートの姿勢をシート積
載手段上のシート量に関わらず一定にして、シートの給
紙条件を常時一定にすることができるため、シートを給
送手段によって確実に給送することができ、ジャム等の
給送不良を効果的に防止して、安定したシート給送を行
うことができる。
【0045】又、本発明のシート給送装置は、シート積
載手段が昇降手段により下方から支持されるようになっ
ているため、シート積載手段上にシートを補充等する際
に昇降手段がシートの補充作業の障害となるようなこと
がなく、シート積載手段上に容易にシートを積載するこ
とができる。
【0046】更に、本発明の画像形成装置は、上記のよ
うなシート給送性に優れたシート給送装置を備えている
ため、ジャム等の給送不良の発生を効果的に防止できる
ため、該画像形成装置に対する信頼性を格段に向上する
ことができる。
【0047】加えて、本発明の画像形成装置は、上記の
ようなシート積載性に優れたシート給送装置を備えてい
るため、シートの補充等が容易となり、画像形成作業が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装
置を使用した画像読み取り装置の正面側断面図。
【図2】同シート給送装置の要部側面図。図2(a)は
シート給送装置の待機位置における状態を示す要部側面
図、図2(b)はシート給送装置の給送位置における状
態を示す要部側面図。
【図3】同シート給送装置の要部下面図。
【図4】同シート給送装置が備える紙面高さセンサの概
念図。図4(a)は紙面高さセンサの待機位置における
状態を示す概念図、図4(b)は紙面高さセンサの給送
位置における状態を示す概念図。
【図5】従来のシート給送装置の作動状態図。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置
(画像形成装置) 5 トレイ(シート積載
手段) 6 ピックアップローラ
(給送手段) 8,9,10,11,13,14 搬送ローラ(搬送手
段) 12 排出トレイ(排出シ
ート積載手段) 15 搬送ローラ(排出手
段) 34 駆動モータ(駆動手
段) 36 扇型ギヤ(回動力入
力部材、昇降手段) 38 アーム(昇降手段) 39 コロ(昇降手段) 40 フレーム(ガイド手
段) K シート給送装置 S シート(原稿)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシートを積載することができるシ
    ート積載手段と、 該シート積載手段を待機位置である下方位置から給送位
    置である上方位置まで案内するガイド手段と、 前記シート積載手段を下方から支持し、該シート積載手
    段の水平面に対する姿勢を一定に保持しつつ、該シート
    積載手段を待機位置と給送位置との範囲内で昇降させる
    昇降手段と、 該昇降手段に連繋され、該昇降手段を駆動する駆動手段
    と、 前記シート積載手段が給送位置にある時に、該シート積
    載手段に積載されたシートを送り出す給送手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が、前記シート積載手段を
    昇降させる方向に回動するアームと、該アームの一端に
    取り付けられて前記シート積載手段に転接するコロと、
    前記アームの他端に固定されて前記駆動手段に連繋され
    る回動力入力部材と、を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1乃至請求項2のいずれか1
    項に記載のシート給送装置と、該シート給送装置から送
    り出されたシートを搬送する搬送手段と、該搬送手段に
    よって搬送されたシートを排出シート積載手段に排出す
    る排出手段と、を備えたことを特徴とする自動原稿搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項2のいずれか1
    項に記載のシート給送装置と、該シート給送装置から送
    り出されたシートを搬送する搬送手段と、該搬送手段に
    よって搬送されたシートを排出シート積載手段に排出す
    る排出手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP7259055A 1995-10-05 1995-10-05 シート給送装置及び該シート給送装置を備えた画像形成装置及び自動原稿搬送装置 Pending JPH09100036A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007276906A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Fuji Xerox Co Ltd シート供給装置及び画像形成装置

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