JPH0899746A - ロール巻シートの支持装置 - Google Patents
ロール巻シートの支持装置Info
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- JPH0899746A JPH0899746A JP26166594A JP26166594A JPH0899746A JP H0899746 A JPH0899746 A JP H0899746A JP 26166594 A JP26166594 A JP 26166594A JP 26166594 A JP26166594 A JP 26166594A JP H0899746 A JPH0899746 A JP H0899746A
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- sheet
- wound sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架台に設けた軸受け部に支持したロール巻シ
ートの幅方向の位置を調整可能に構成し、ロール巻シー
トから送り出されるシートの幅方向の蛇行を防止する。 【構成】 架台を固定台１１と、軸受け部１４を備え固
定台１１にロール巻シート２０の幅方向へ移動可能に設
けた可動台１２とにより構成し、固定台１１と可動台１
２との間に可動台１２をロール巻シート２０の幅方向に
移動させる位置調整手段１６を設け、位置調整手段１６
の操作により可動台１２の幅方向に位置調整して、可動
台１２の軸受け部１４に支持したロール巻シート２０を
正確な位置に位置調整する。
ートの幅方向の位置を調整可能に構成し、ロール巻シー
トから送り出されるシートの幅方向の蛇行を防止する。 【構成】 架台を固定台１１と、軸受け部１４を備え固
定台１１にロール巻シート２０の幅方向へ移動可能に設
けた可動台１２とにより構成し、固定台１１と可動台１
２との間に可動台１２をロール巻シート２０の幅方向に
移動させる位置調整手段１６を設け、位置調整手段１６
の操作により可動台１２の幅方向に位置調整して、可動
台１２の軸受け部１４に支持したロール巻シート２０を
正確な位置に位置調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール巻シートの支持
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ロール巻シートの支持装置の一形式とし
て特開昭６３−４７２５０号公報に示されているよう
に、架台上に設けられて長尺のシートを巻回してなるロ
ール巻シートを同ロール巻シートの軸心である支持軸の
両端部にて支持する軸受け部を備え、同軸受け部にて支
持した前記ロール巻シートからシートを順次送り出すよ
うにしたロール巻シートの支持装置がある。当該支持装
置に支持されるロール巻シートは大重量のものが多く、
適宜のリフトやクレーンで運搬されて架台上の軸受け部
に直接載置されるか、一旦架台の後端部に載置された後
架台上を移送されて先端部に設けた軸受け部に受承され
て支持されるようになっている。
て特開昭６３−４７２５０号公報に示されているよう
に、架台上に設けられて長尺のシートを巻回してなるロ
ール巻シートを同ロール巻シートの軸心である支持軸の
両端部にて支持する軸受け部を備え、同軸受け部にて支
持した前記ロール巻シートからシートを順次送り出すよ
うにしたロール巻シートの支持装置がある。当該支持装
置に支持されるロール巻シートは大重量のものが多く、
適宜のリフトやクレーンで運搬されて架台上の軸受け部
に直接載置されるか、一旦架台の後端部に載置された後
架台上を移送されて先端部に設けた軸受け部に受承され
て支持されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該支持装
置の軸受け部に支持されたロール巻シートにおいては、
回転しつつシートを順次送り出してシートの加工工程へ
供給されるものであるが、ロール巻シートの軸受け部に
対する支持状態がシートの幅方向に正確でない場合に
は、送り出されるシートが蛇行し、シートを加工工程へ
円滑かつ正確には供給し得ないとともに、最悪の場合に
はシートが長手方向に裂かれたり、シートの供給自体が
停止されるおそれがある。ロール巻シートがその幅方向
に正確に支持されていない場合には、ロール巻シートを
幅方向に移動して正確な位置に位置調整することが考え
られる。しかしながら、ロール巻シートが大重量である
場合には、ロール巻シートの幅方向への移動が容易では
なく、特に微小な寸法の位置調整は困難なことである。
置の軸受け部に支持されたロール巻シートにおいては、
回転しつつシートを順次送り出してシートの加工工程へ
供給されるものであるが、ロール巻シートの軸受け部に
対する支持状態がシートの幅方向に正確でない場合に
は、送り出されるシートが蛇行し、シートを加工工程へ
円滑かつ正確には供給し得ないとともに、最悪の場合に
はシートが長手方向に裂かれたり、シートの供給自体が
停止されるおそれがある。ロール巻シートがその幅方向
に正確に支持されていない場合には、ロール巻シートを
幅方向に移動して正確な位置に位置調整することが考え
られる。しかしながら、ロール巻シートが大重量である
場合には、ロール巻シートの幅方向への移動が容易では
なく、特に微小な寸法の位置調整は困難なことである。
【０００４】従って、本発明の目的は、ロール巻シート
を軸受け部に支持した状態で、同ロール巻シートの幅方
向の微小な位置調整をも可能にした支持装置を提供する
ことにある。
を軸受け部に支持した状態で、同ロール巻シートの幅方
向の微小な位置調整をも可能にした支持装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、架台上に設け
られて長尺のシートを巻回してなるロール巻シートを同
ロール巻シートの軸心である支持軸の両端部にて支持す
る軸受け部を備え、同軸受け部にて支持した前記ロール
巻シートからシートを順次送り出すようにしたロール巻
シートの支持装置において、前記架台を固定台と、前記
軸受け部を備え前記固定台に前記ロール巻シートの幅方
向へ移動可能に設けた可動台とにより構成するととも
に、これら固定台と可動台との間に同可動台を前記ロー
ル巻シートの幅方向に移動させる位置調整手段を設けた
ことを特徴とするものである。
られて長尺のシートを巻回してなるロール巻シートを同
ロール巻シートの軸心である支持軸の両端部にて支持す
る軸受け部を備え、同軸受け部にて支持した前記ロール
巻シートからシートを順次送り出すようにしたロール巻
シートの支持装置において、前記架台を固定台と、前記
軸受け部を備え前記固定台に前記ロール巻シートの幅方
向へ移動可能に設けた可動台とにより構成するととも
に、これら固定台と可動台との間に同可動台を前記ロー
ル巻シートの幅方向に移動させる位置調整手段を設けた
ことを特徴とするものである。
【０００６】当該支持装置においては、前記固定台が前
記ロール巻シートを同ロール巻シートの支持軸の両端部
にて受承して移送する移送路を備え、かつ前記可動台が
前記固定台の移送路に接続される移送路を備えていると
ともに同移送路の先端部に前記軸受け部を備えた構成に
すること、前記位置調整手段を、前記固定台側に回転可
能に支持されたネジと、前記可動台側に固定されて前記
ネジに螺合するナットとにより構成すること、等の態様
を採用することができる。
記ロール巻シートを同ロール巻シートの支持軸の両端部
にて受承して移送する移送路を備え、かつ前記可動台が
前記固定台の移送路に接続される移送路を備えていると
ともに同移送路の先端部に前記軸受け部を備えた構成に
すること、前記位置調整手段を、前記固定台側に回転可
能に支持されたネジと、前記可動台側に固定されて前記
ネジに螺合するナットとにより構成すること、等の態様
を採用することができる。
【０００７】
【発明の作用・効果】本発明に係る支持装置において
は、位置調整手段によって可動台を固定台に対してロー
ル巻シートの幅方向へ移動せることができる。このた
め、ロール巻シートを可動台に設けた軸受け部に支持さ
せた状態で同可動台をロール巻シートの幅方向へ移動さ
せれば、ロール巻シートを幅方向の正確な位置に位置調
整することができる。この場合、固定台および可動台の
両者の上にロール巻シートの移送路を設けておけば、ロ
ール巻シートを固定台における移送路の後端部上に載置
した後に可動台の移送路を経て搬入させて軸受け部に支
持させることができる。このため、ロール巻シートを支
持装置のシート送り出し機構、その後の加工工程の各構
成部材等とは遠距離の位置に載置することができ、かつ
同位置にて取り出すことができ、ロール巻シートを搬
入、搬出する運搬作業を上記した各構成部材等に支障さ
れることなく容易にすることができる。また、位置調整
手段を、固定台側に回転可能に支持されたネジと可動台
側に固定されてネジに螺合するナットとにより構成すれ
ば、ネジを回転操作することによりナットをネジ上にて
進退させて、可動台をロール巻シートの幅方向へ移動さ
せることができる。このような位置調整手段は構成が簡
単で、かつ操作が容易である。
は、位置調整手段によって可動台を固定台に対してロー
ル巻シートの幅方向へ移動せることができる。このた
め、ロール巻シートを可動台に設けた軸受け部に支持さ
せた状態で同可動台をロール巻シートの幅方向へ移動さ
せれば、ロール巻シートを幅方向の正確な位置に位置調
整することができる。この場合、固定台および可動台の
両者の上にロール巻シートの移送路を設けておけば、ロ
ール巻シートを固定台における移送路の後端部上に載置
した後に可動台の移送路を経て搬入させて軸受け部に支
持させることができる。このため、ロール巻シートを支
持装置のシート送り出し機構、その後の加工工程の各構
成部材等とは遠距離の位置に載置することができ、かつ
同位置にて取り出すことができ、ロール巻シートを搬
入、搬出する運搬作業を上記した各構成部材等に支障さ
れることなく容易にすることができる。また、位置調整
手段を、固定台側に回転可能に支持されたネジと可動台
側に固定されてネジに螺合するナットとにより構成すれ
ば、ネジを回転操作することによりナットをネジ上にて
進退させて、可動台をロール巻シートの幅方向へ移動さ
せることができる。このような位置調整手段は構成が簡
単で、かつ操作が容易である。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１および図２には、本発明に係るロール巻シ
ートの支持装置１０が示されている。当該支持装置１０
を構成する架台は、固定台１１と可動台１２とにより構
成されている。固定台１１は長方体状の枠台１１ａと、
これと一体の前側起立壁１１ｂとからなるもので、これ
ら両者１１ａ、１１ｂ間の凹所１１ｃ内に可動台１２が
組付けられている。固定台１１の枠台１１ａ上には前後
方向に互いに並列して延びる左右一対の移送路１１ｄが
形成されている。固定台１１の前側起立壁１１ｂの上端
部には後述するロール巻シート２０に巻回されたシート
２１を送り出す送り出し機構１３が配設されている。送
り出し機構１３は送りローラ１３ａ、押えローラ１３ｂ
およびエアシリンダ１３ｃからなり、押えローラ１３ｂ
はエアシリンダ１３ｃの作用により送りローラ１３ｂに
圧接するようになっている。送り出し機構１３において
は、シート２１を両ローラ１３ａ、１３ｂにて挟持した
状態で次工程へ順次送り出すべく機能する。
明する。図１および図２には、本発明に係るロール巻シ
ートの支持装置１０が示されている。当該支持装置１０
を構成する架台は、固定台１１と可動台１２とにより構
成されている。固定台１１は長方体状の枠台１１ａと、
これと一体の前側起立壁１１ｂとからなるもので、これ
ら両者１１ａ、１１ｂ間の凹所１１ｃ内に可動台１２が
組付けられている。固定台１１の枠台１１ａ上には前後
方向に互いに並列して延びる左右一対の移送路１１ｄが
形成されている。固定台１１の前側起立壁１１ｂの上端
部には後述するロール巻シート２０に巻回されたシート
２１を送り出す送り出し機構１３が配設されている。送
り出し機構１３は送りローラ１３ａ、押えローラ１３ｂ
およびエアシリンダ１３ｃからなり、押えローラ１３ｂ
はエアシリンダ１３ｃの作用により送りローラ１３ｂに
圧接するようになっている。送り出し機構１３において
は、シート２１を両ローラ１３ａ、１３ｂにて挟持した
状態で次工程へ順次送り出すべく機能する。
【０００９】可動台１２は長方体状の枠台１２ａからな
るもので、枠台１２ａ上には前後方向に互いに並列して
延びる左右一対の移送路１２ｂが形成されている。各移
送路１２ｂは、固定台１１の凹所１１ｃに組付けられた
状態において固定台１１の各移送路１１ｄの前端に接続
されるもので、各移送路１２ｂの先端部には図３に示す
ように、移送路１２ｂに連通する凹所１４ａと凹所１４
ａに上端部が臨む一対の支持ローラ１４ｂとからなる軸
受け部１４が形成されている。この可動台１２にはブレ
ーキ機構１５が配設されている。
るもので、枠台１２ａ上には前後方向に互いに並列して
延びる左右一対の移送路１２ｂが形成されている。各移
送路１２ｂは、固定台１１の凹所１１ｃに組付けられた
状態において固定台１１の各移送路１１ｄの前端に接続
されるもので、各移送路１２ｂの先端部には図３に示す
ように、移送路１２ｂに連通する凹所１４ａと凹所１４
ａに上端部が臨む一対の支持ローラ１４ｂとからなる軸
受け部１４が形成されている。この可動台１２にはブレ
ーキ機構１５が配設されている。
【００１０】ブレーキ機構１５は、シリンダ部の底部側
にて互いに連結された一対のエアシリンダ１５ａ、１５
ｂ、およびブレーキレバー１５ｃにて構成されている。
エアシリンダにおいては、下側エアシリンダ１５ｂのピ
ストンロッドの先端にて可動台１２の先端面の下方に連
結され、かつ上側エアシリンダ１５ａのピストンロッド
の先端にてブレーキレバー１５ｃの後端部に連結されて
いる。ブレーキレバー１５ｃにおいては先端側の基部に
て、可動台１２における軸受け部１４の前部に回動可能
に支持されていて、後端部が上側エアシリンダ１５ａの
ピストンロッドの先端部に連結され、先端部が軸受け部
１４の上方に延びている。
にて互いに連結された一対のエアシリンダ１５ａ、１５
ｂ、およびブレーキレバー１５ｃにて構成されている。
エアシリンダにおいては、下側エアシリンダ１５ｂのピ
ストンロッドの先端にて可動台１２の先端面の下方に連
結され、かつ上側エアシリンダ１５ａのピストンロッド
の先端にてブレーキレバー１５ｃの後端部に連結されて
いる。ブレーキレバー１５ｃにおいては先端側の基部に
て、可動台１２における軸受け部１４の前部に回動可能
に支持されていて、後端部が上側エアシリンダ１５ａの
ピストンロッドの先端部に連結され、先端部が軸受け部
１４の上方に延びている。
【００１１】ブレーキ機構１５は、軸受け部１４に支持
されたロール巻シート２０に制動力を付与してロール巻
シート２０の回転を規制するもので、上側エアシリンダ
１５ａを作動させてそのピストンロッドを前進させるこ
とによりブレーキレバー１５ｃを下方へ回動させて、そ
の先端部のブレーキシューをロール巻シート２０の支持
軸２２の外周に圧接させる。なお、ブレーキレバー１５
ｃの先端部の側面には支承部材１５ｄが固着されてい
る。支承部材１５ｄはブレーキレバー１５ｃと一体に上
下方向に回動するもので、下側エアシリンダ１５ｂを作
動させてそのピストンロッドを後退させることによりブ
レーキレバー１５ｃとともに上方へ回動され、ロール巻
シート２０の支持軸２２の各端部を持ち上げて同支持軸
２２を可動台１２の移送路１２ｂ上に移行させる。
されたロール巻シート２０に制動力を付与してロール巻
シート２０の回転を規制するもので、上側エアシリンダ
１５ａを作動させてそのピストンロッドを前進させるこ
とによりブレーキレバー１５ｃを下方へ回動させて、そ
の先端部のブレーキシューをロール巻シート２０の支持
軸２２の外周に圧接させる。なお、ブレーキレバー１５
ｃの先端部の側面には支承部材１５ｄが固着されてい
る。支承部材１５ｄはブレーキレバー１５ｃと一体に上
下方向に回動するもので、下側エアシリンダ１５ｂを作
動させてそのピストンロッドを後退させることによりブ
レーキレバー１５ｃとともに上方へ回動され、ロール巻
シート２０の支持軸２２の各端部を持ち上げて同支持軸
２２を可動台１２の移送路１２ｂ上に移行させる。
【００１２】しかして、可動台１２は図１、図２および
図４に示すように、固定台１１の凹所１１ｃの底部の前
後に形成した左右一対の支持部１１ｅ上に摺動部材１２
ｃを介して組付けられており、固定台１１の左右の幅方
向へ移動可能になっている。また、固定台１１と可動台
１２との間には位置調整手段１６が配設されている。位
置調整手段１６は図４に示すように、固定台１１の凹所
１１ｃにおける側面の中央部に設けたブラケット１６ａ
にベアリング１６ｂを介して回転可能に支持された調整
ネジ１６ｃと、可動台１２における下方側面の中央部に
設けたウェルドナット１６ｄとからなるもので、ネジ１
６ｃとナット１６ｄは互いに螺合するように構成されて
いる。従って、位置調整手段１６においては、ネジ１６
ｃを回転させることによりナット１６ｄをネジ１６ｃ上
を移動させて、可動台１２を摺動部材１２ｃを介して固
定台１１の支持部１１ｅ上を固定台１１の左右幅方向へ
移動させることができる。
図４に示すように、固定台１１の凹所１１ｃの底部の前
後に形成した左右一対の支持部１１ｅ上に摺動部材１２
ｃを介して組付けられており、固定台１１の左右の幅方
向へ移動可能になっている。また、固定台１１と可動台
１２との間には位置調整手段１６が配設されている。位
置調整手段１６は図４に示すように、固定台１１の凹所
１１ｃにおける側面の中央部に設けたブラケット１６ａ
にベアリング１６ｂを介して回転可能に支持された調整
ネジ１６ｃと、可動台１２における下方側面の中央部に
設けたウェルドナット１６ｄとからなるもので、ネジ１
６ｃとナット１６ｄは互いに螺合するように構成されて
いる。従って、位置調整手段１６においては、ネジ１６
ｃを回転させることによりナット１６ｄをネジ１６ｃ上
を移動させて、可動台１２を摺動部材１２ｃを介して固
定台１１の支持部１１ｅ上を固定台１１の左右幅方向へ
移動させることができる。
【００１３】このように構成した支持装置１０において
は、固定台１１における移送路１１ｄの後端部上に運搬
されてきたロール巻シート２０がその支持軸２２の両端
部にて載置され、移送路１１ｄを転動されて可動台１２
の移送路１２ｂ上に搬入され、さらには移送路１２ｂ上
を移送されて先端部の軸受け部１４に移行され、支持軸
２２の両端部が軸受け部１４に受承されて支持される。
支持されたロール巻シート２０においては、シート２１
が送り出し機構１３の各ローラ１３ａ、１３ｂ間を挿通
して送り出され、次工程へ順次供給される。本実施例に
おいては、シートは樹脂シートであり、次工程は樹脂シ
ートをプレス加工するプレス工程である。
は、固定台１１における移送路１１ｄの後端部上に運搬
されてきたロール巻シート２０がその支持軸２２の両端
部にて載置され、移送路１１ｄを転動されて可動台１２
の移送路１２ｂ上に搬入され、さらには移送路１２ｂ上
を移送されて先端部の軸受け部１４に移行され、支持軸
２２の両端部が軸受け部１４に受承されて支持される。
支持されたロール巻シート２０においては、シート２１
が送り出し機構１３の各ローラ１３ａ、１３ｂ間を挿通
して送り出され、次工程へ順次供給される。本実施例に
おいては、シートは樹脂シートであり、次工程は樹脂シ
ートをプレス加工するプレス工程である。
【００１４】このように構成した支持装置１０において
は、位置調整手段１６のネジ１６ｃを治具を使用して回
転せると、ナット１６ｄがネジ１６ｃの回転方向に対応
して進退する。このため、ナット１６ｄが溶接されてい
る可動台１２が固定台１１に対して左右方向へ移動し、
可動台１２の軸受け部１４に支持されているロール巻シ
ート２０をその幅方向に移動させることができ、ロール
巻シート２０を固定台１１の送り出し機構１３に対して
正確に位置調整することができる。従って、ロール巻シ
ート２０から送り出されるシート２１の蛇行を防止する
ことができる。
は、位置調整手段１６のネジ１６ｃを治具を使用して回
転せると、ナット１６ｄがネジ１６ｃの回転方向に対応
して進退する。このため、ナット１６ｄが溶接されてい
る可動台１２が固定台１１に対して左右方向へ移動し、
可動台１２の軸受け部１４に支持されているロール巻シ
ート２０をその幅方向に移動させることができ、ロール
巻シート２０を固定台１１の送り出し機構１３に対して
正確に位置調整することができる。従って、ロール巻シ
ート２０から送り出されるシート２１の蛇行を防止する
ことができる。
【００１５】また、当該支持装置１０においては、固定
台１１および可動台１２の両者の上に移送路１１ｄ、１
２ｂが設けられており、ロール巻シート２０を固定台１
１における移送路１１ｄの後端部上に載置した後に可動
台１２の移送路１２ｂを経て軸受け部１３に支持するこ
とができる。このため、ロール巻シート２０を支持装置
１０のシート送り出し機構１３、その後の加工工程の各
構成部材等とは離れた位置に載置し、かつ架台上から取
り出すことができ、ロール巻シート２０を搬入、搬出す
る運搬作業を上記した各構成部材等に支障されることな
く容易にすることができる。
台１１および可動台１２の両者の上に移送路１１ｄ、１
２ｂが設けられており、ロール巻シート２０を固定台１
１における移送路１１ｄの後端部上に載置した後に可動
台１２の移送路１２ｂを経て軸受け部１３に支持するこ
とができる。このため、ロール巻シート２０を支持装置
１０のシート送り出し機構１３、その後の加工工程の各
構成部材等とは離れた位置に載置し、かつ架台上から取
り出すことができ、ロール巻シート２０を搬入、搬出す
る運搬作業を上記した各構成部材等に支障されることな
く容易にすることができる。
【００１６】さらにまた、位置調整手段１６を、固定台
１１側に回転可能に支持されたネジ１６ｃと、可動台１
２側に固定されてネジ１６ｃに螺合するナット１６ｄと
により形成して、ネジ１６ｃを回転操作することにより
ナット１６ｄをネジ１６ｃ上にて進退させて可動台１２
をロール巻シート２０の幅方向へ移動させるように構成
している。このため、位置調整手段１６は構成が簡単で
あり、かつ可動台１２の位置調整操作も極めて容易であ
る。
１１側に回転可能に支持されたネジ１６ｃと、可動台１
２側に固定されてネジ１６ｃに螺合するナット１６ｄと
により形成して、ネジ１６ｃを回転操作することにより
ナット１６ｄをネジ１６ｃ上にて進退させて可動台１２
をロール巻シート２０の幅方向へ移動させるように構成
している。このため、位置調整手段１６は構成が簡単で
あり、かつ可動台１２の位置調整操作も極めて容易であ
る。
【図１】本発明の一実施例に係る支持装置の側面図
【図２】同支持装置の一部省略正面図
【図３】同支持装置の軸受け部の拡大側面図
【図４】同支持装置における位置調整手段を示す拡大縦
断面図
断面図
１０→支持装置 １１→固定台 １１ａ→枠台 １１ｂ
→起立壁 １１ｃ→凹所 １１ｄ→移送路 １１ｅ→支持部 １２
→可動台 １２ａ→枠台 １２ｂ→移送路 １２ｃ→摺動部材 １
３→送り出し機構 １３ａ→送りローラ １３ｂ→押えローラ １３ｃ→エ
アシリンダ １４→軸受け部 １４ａ→凹所 １４ｂ→支持ローラ
１５→ブレーキ機構 １５ａ、１５ｂ→エアシリンダ １５ｃ→ブレーキレバ
ー １５ｄ→支承部材 １６→位置調整手段 １６ａ→ブラケット １６ｂ→ベ
アリング １６ｃ→調整ネジ １６ｄ→ナット ２０→ロール巻シ
ート ２１→シート ２２→支持軸
→起立壁 １１ｃ→凹所 １１ｄ→移送路 １１ｅ→支持部 １２
→可動台 １２ａ→枠台 １２ｂ→移送路 １２ｃ→摺動部材 １
３→送り出し機構 １３ａ→送りローラ １３ｂ→押えローラ １３ｃ→エ
アシリンダ １４→軸受け部 １４ａ→凹所 １４ｂ→支持ローラ
１５→ブレーキ機構 １５ａ、１５ｂ→エアシリンダ １５ｃ→ブレーキレバ
ー １５ｄ→支承部材 １６→位置調整手段 １６ａ→ブラケット １６ｂ→ベ
アリング １６ｃ→調整ネジ １６ｄ→ナット ２０→ロール巻シ
ート ２１→シート ２２→支持軸
Claims (3)
- 【請求項１】架台上に設けられて長尺のシートを巻回し
てなるロール巻シートを同ロール巻シートの軸心である
支持軸の両端部にて支持する軸受け部を備え、同軸受け
部にて支持した前記ロール巻シートからシートを順次送
り出すようにしたロール巻シートの支持装置において、
前記架台を固定台と、前記軸受け部を備え前記固定台に
前記ロール巻シートの幅方向へ移動可能に設けた可動台
とにより構成するとともに、これら固定台と可動台との
間に同可動台を前記ロール巻シートの幅方向に移動させ
る位置調整手段を設けたことを特徴とするロール巻シー
トの支持装置。 - 【請求項２】請求項１に記載のロール巻シートの支持装
置において、前記固定台が前記ロール巻シートを同ロー
ル巻シートの支持軸の両端部にて受承して移送する移送
路を備え、かつ前記可動台が前記固定台の移送路に接続
される移送路を備えているとともに同移送路の先端部に
前記軸受け部を備えていることを特徴とするロール巻シ
ートの支持装置。 - 【請求項３】請求項１または２に記載のロール巻シート
の支持装置において、前記位置調整手段を、前記固定台
側に回転可能に支持されたネジと、前記可動台側に固定
されて前記ネジに螺合するナットとにより構成したこと
を特徴とするロール巻シートの支持装置。
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|---|---|---|---|
| JP6261665A JP2699267B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ロール巻シートの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP6261665A JP2699267B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ロール巻シートの支持装置 |
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| JPH0899746A true JPH0899746A (ja) | 1996-04-16 |
| JP2699267B2 JP2699267B2 (ja) | 1998-01-19 |
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ID=17365058
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6261665A Expired - Fee Related JP2699267B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ロール巻シートの支持装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012025496A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Iwatsu Electric Co Ltd | プリンタのロール紙着脱機構 |
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-
1994
- 1994-09-30 JP JP6261665A patent/JP2699267B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN103224153B (zh) * | 2013-04-23 | 2015-09-30 | 江苏万工科技集团有限公司 | 退布装置 |
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