JPS61219434A

JPS61219434A - プレス成形機におけるコイル材の終端送り装置

Info

Publication number: JPS61219434A
Application number: JP5811585A
Authority: JP
Inventors: Isao Kondo; 功近藤
Original assignee: YAMAKAWA KOGYO KK
Current assignee: YAMAKAWA KOGYO KK
Priority date: 1985-03-25
Filing date: 1985-03-25
Publication date: 1986-09-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）この発明は、コイル材の終端近傍において、コイルフィ
ーダーによる自動送りが停止した後に、コイル材の終端
を金型に機械送りするためのプレス成形機におけるコイ
ル材の終端送り装置に関する。

（従来技術とその問題点）例えば、プロブレシブ型などでは、プレス成形機の１シ
ヨツト毎にコイル材を順次送りつつ成形を行っている。

この種の成形機では、コイル材の終端近傍、でコイルフ
ィーダによる自動送りが停止１する。コイルフィーダと
金型間の距離は一般に長く、終端長さが相当あることか
ら、従来では移送停止時点で作業者の手により直接コイ
ル材を送る方法で材料の節減を図っていた。

しかしながら、この作業は、作業者がコイル材の幅方向
一端を持ちながら移送作業を行わなければならず、移送
方向に対し斜めにずれ易く、歩留り低下の原因となる。

また、重石が重い場合には２Å以上で、両端を持ちなが
ら移送しているが、労力の割りには非能率的な作業とな
っていた。

（発明の目的）この発明は、コイル材の終端送り作業を機械的に行うこ
とで、労力の削減を図り、また、ずれ等による歩留り低
下を防止することを目的とする。

（発明の構成）前記目的を達成するため、この発明は、プレス成形機の
金型近傍にあって、」イル材の移送方向に直交して配置
されたフレームと、フレームに両端軸支され、かつコイ
ル材の上下面に対向するフィードローラおよびピンチロ
ーラと、ピンチローラをコイル材表面に圧接し、コイル
材をフィードローラおよびピンチローラ間に挟持させる
ためのクランプ機構およびフィードローラを」イル材の
移送方向に回転させる駆動機構とを備えたことを特徴と
する。

（実施例の説明）以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図はこの発明を適用したプロブレシブ型プレス成形
装置の概略を示す側面図である。

図における成形装置は、プレス成形機１０と、プレス成
形機１０の一側部に配置されたコイル材保持装置２６と
、保持装置２６から繰り出されたコイル材２４を成形機
１０内に移送するコイルフィーダ２８とからなっている
。

プレス成形１１１０は、フレーｌ＼１２ど、フレーム１
２の下部にあってボルスタ１４十に段間された下型１６
と、フレーム１２の土部にあってラム１８の小面に固定
された上型２０と、フレーム１２十に設けたうｌ＼駆動
部２２および下型１６のコイル材供給端Ａｒｔ部にあっ
てボルスタ１４十に固定された終端送り装置３０とから
なっている。

前記コイル材２４は、プレス成形機１０の一側部より内
部に導入され、終端送り装置３０の先端に設けたガイド
板３０　ａ　にり装置３０を通過し、下型１６十に供給
される。

そして、成形機の１プレス成形動作毎に前記コイルフィ
ーダ２８がコイル材２４を所定ス１〜ロークで移送し、
次々とプレス成形が行われる。

成形によりコイル材２４が消費し、コイル材２４の終端
部が＝１イルフィーダ２８を通過した以後は自動供給が
停止する。

この段階で終端送り装置３０を稼動することにより、コ
イル材２４を終端まで無駄なく成形素材として利用でき
る。

第２図は前記終端送り装置３０の詳細を示す斜視図であ
る。

図において、装置３０は、固定フレーム３２と、固定ル
−ム３２の両側部に冒険可能に保持された本体フレーム
３４と、固定フレーム３２上にあって本体フレーム３４
の下部を支持する高さ調整用の一対のジヤツキ３６およ
び固定フレーム３２の下部に一体化されたボルスタ取付
用のブラケット３８を備えている。

ジヤツキ３６は駆動軸３６ａに連結され、かつ駆動軸３
６ａの固定フレーム３２からの側部突出端に操作ハンド
ル３６ｂを固着し、ハンドル３６ｂの操作により本体フ
レーム３４の上下位置を調整し、本体フレーム３４内を
通過するコイル材２４の高さ位置に合わせるようにして
いる。

本体フレーム３４は矩形枠状をなしており、その内部に
フィードシャフト４０およびフィードシャフト４０の下
部に平行な従動シャツ１〜４２を配置し、各シャフト４
０．４２の両端を本体フレーム３４の両側部に回転可能
に軸支している。

フィードシャツ１−４０には複数のフィード臼−ラ４４
が同軸上に固定されている。また、従動シャット４２に
は前記各フィードローラ４４に対接する複数のピンチロ
ーラ４６が同軸十に固定されている。

フィードローラ４４およびピンチローラ４６は本体ル−
ム３４を通過するコイル材２４の両面をピンチするもの
である。

そして、前記フィードシャフト４０の本体フレーム３４
からの突出端には操作用ハンドル４８が固定されるよう
になっている。

また、フィードシャフト４０および従動シャフト４２間
は一対の同径ギア５０を介して連繋し、ハンドル４０の
操作にＪ：り両ローラ４４．４６が反転駆動される結果
、ローラ４４．４６間にピンチされる］イル材２４を金
型側に移送するようにしている。

更に、各ピンチローラ４６は本体フレーム３４の下部に
固定された複数のクランプ用空圧シリンダ５２に連繋し
、シリンダ５２の非駆動時にはフィードローラ４４との
間に隙間を形成し、コイル材２４をアンクランプ状態と
し、シリンダ５２の駆動により押し上げられてコイル材
２４をピンチする。

第３図はその具体的構成を示すものである。

図において、シリンダ５２の上部に突出するプランジャ
５４の上端には押圧ブロック５６が一体化されている。

押圧ブロック５６には一対の押圧ローラ５８がピンチロ
ーラ４６の下面に対向しており、シリンダ５２の駆動に
より押圧ロー５５８がピンチローラ４６を一定圧で押し
上げる。

なお、各シリンダ５２には圧力調整弁（閃絡）が設けら
れ、クランプ圧力を各部均一に保つようにしている。

また、フィードシャフト４０の中間部は本体フレーム３
４の上部に垂設された一対のブラケツ１−６０により軸
支されている。ブラケット６０の端面とフィードローラ
４４間にはブレーキ用バネ６２が介在されている。

このバネ６２によりコイル材２４を所定位置に送った段
階でコイル材２４をブレーキ保持する。

つまり、送られたコイル材２４は］イルロケ−１〜穴と
金型ロケートピンにより精度よく位置決めされるが、こ
のバネ６２によりプレス時における月利移動を許容する
範囲内での制動を行う。

なお、ピンチローラ４６はフィードローラ４４の回転に
伴って甲に従動回転すればよいので、ギア５０は必ずし
も必要でない。

次に以上の構成の終端送り装置３０の使用り法について
説明する。

先ずボルスタ取付用ブラケット３８を介して装置３０の
固定ル−ム３２をボルスタ１４上に据え付け、ハンドル
３６ｂの操作により本体フレーム３７１の高さをコイル
材２４の高さに合わせれば第１図に示すように装置３０
の配置が定まる。コイル材２４のストック量が十分にあ
り、コイルフィーダ２８により間欠移送が行われている
間は、シリンダ５２を非駆動状態としておけばフィード
ローラ４４とピンチローラ４６の隙間は十分にあり、コ
イル材２４はこの隙間を通って金型側に自動的に移送さ
れる。

コイル材２４が消費され、コイルフィーダ２８による自
動供給が停止した時点でシリンダ５２を駆動すると、ピ
ンチローラ４６が押し上げられ、コイル材２４をピンチ
ローラ４６とフィードローラ４４間にピンチする。

ピンチ後、−成形動作毎にハンドル４８を一定量回転さ
せれば、第３図に矢印で示すように各ローラ４４，４’
６が回転し、コイル材２４を金型側に移動させることに
なる。

つまり、従来人手でコイル材の終端察金型側に送つ工い
た場合、比し工、単な。２、ア、光回転操作のみで移送
でき、しかもコイル材の各部は平均的なピンチ力でピン
チされているので、移送方向に蛇行することなく正確な
移送が可能となる。

なお、実施例ではハンドル４８の回転操作により、移送
作業を行ったが、フィードシャフト４０を駆動部２２と
連繋する間欠回転伝達機構に連結し、金型の一ショット
毎に同期して一定のピッチで回転駆動させるようにして
もよい。

（発明の効ｉ）以上説明したように、この発明ではコイル材の終端、を
機械で送れるようにしたので、従来の人手で送っていた
場合に□比して労力を極端に低減でき、しかも正確に送
ることができるため、歩留りを向上でき゛る。

【図面の簡単な説明】

第１図１．はこの発明を適用したプレス成形装置の概略
側面図、第２図はこの発明に係る終端送り装置の斜視図
、第３図は第２図の■−■線における要部断面図である
。１０・・・プレス成形機、１６・・・下型、２ｏ・・・
上型、２４・・・コイル材、３０・・・終端送り装置、
３２・・・固定フレーム、３４・・・本体フレーム、４
４・・・フィードローラ、４６・・・ピンチローラ、４
８・・・フィードハンドル（駆動機構）、５２．５４．
５６・・・クランプ機構（５２・・・シリンダ、５４・
・・プランジャ。５６・・−押圧ローラ）。

Claims

【特許請求の範囲】

プレス成形機の金型近傍にあって、コイル材の移送方向
に直交して配置されたフレームと、フレームに両端軸支
され、かつコイル材の上下面に対向するフィードローラ
およびピンチローラと、ピンチローラをコイル材表面に
圧接し、コイル材をフィードローラおよびピンチローラ
間に挟持させるためのクランプ機構およびフィードロー
ラをコイル材の移送方向に回転させる駆動機構とを備え
たことを特徴とするプレス成形機におけるコイル材の終
端送り装置。