JP3197567B2 - タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法 - Google Patents

タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法

Info

Publication number
JP3197567B2
JP3197567B2 JP02486991A JP2486991A JP3197567B2 JP 3197567 B2 JP3197567 B2 JP 3197567B2 JP 02486991 A JP02486991 A JP 02486991A JP 2486991 A JP2486991 A JP 2486991A JP 3197567 B2 JP3197567 B2 JP 3197567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
cylinder
pressure
roll
crimping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02486991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05467A (ja
Inventor
平吉 中目
浩司 須川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP02486991A priority Critical patent/JP3197567B2/ja
Publication of JPH05467A publication Critical patent/JPH05467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197567B2 publication Critical patent/JP3197567B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤ材料圧着装置
の圧着力制御方法に係わり、更に詳しくは供給されて来
るタイヤ構成材料を、タイヤ成形ドラムに対して圧着ロ
ールの圧着力を適性に制御することにより、タイヤ構成
材料を変形, 蛇行させることなくタイヤ成形ドラムに精
度良く貼付けることができるタイヤ材料圧着装置の圧着
力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】タイヤの成形工程においては、従来からタ
イヤ構成材料の自動貼り化が進められているが、タイヤ
成形ドラムに対して供給された材料を精度良く圧着させ
る装置が要望されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来では、供給材料
ラック毎に、圧着ロールを設置する場合や、固定フレー
ムに圧着ロールを設置する等の方式が取られていた。ま
た、圧着ロールによりタイヤ構成材料をタイヤ成形ドラ
ムに圧着させる場合、一般的に圧着ロールを支持するフ
レームをシリンダーで揺動させ、圧着ロールでタイヤ構
成材料を貼つける構成をとっているが、圧着ロールの姿
勢、つまり成形ドラムとの平行度を確保する為、比較的
強固な構造となり重量的に重くなってしまう。また軽量
構造としてもこれらの自重がロール圧着力に加算されて
しまう為、必要以上の荷重がかかりタイヤ構成材料Wを
変形させたり、タイヤ構成材料Wを蛇行させたりしてし
まい正しく貼る事が出来なくなってしまうという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる従来
の課題に着目して案出されたもので、タイヤ構成材料
を、タイヤ成形ドラムに対して圧着ロールの圧着力を適
性に制御することにより、タイヤ構成材料を変形, 蛇行
させることなくタイヤ成形ドラムに精度良く貼付けるこ
とができるタイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法を提供
することを目的とするものである。
【0005】この発明は上記目的を達成するため、材料
圧着ロールを回転自在に支持する門型フレームを揺動支
点を中心に揺動する旋回アームに連結支持させ、前記門
型フレームを旋回アームを介して前後移動させるシリン
ダーの伸縮作動を、前記材料圧着ロールの関連部品重量
第1の減圧弁の設定圧力によるシリンダーの出力との
和から、第2の減圧弁によりシリンダーに供給される圧
力による戻り圧力を減算した差により、タイヤ構成材料
に応じて制御し、これにより前記材料圧着ロールの圧着
力を制御することを要旨とするものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、タイ
ヤ成形ドラムに供給されたタイヤ構成材料の先端を圧着
力を適性に制御された圧着ロールにより圧着するので、
タイヤ構成材料を常に適性な位置(材料が接線方向にく
り出されたドラムとの接点付近)で圧着でき、変形, 蛇
行させることなくタイヤ成形ドラムに精度良く貼付ける
ことができるものである。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明を実施したタイヤ
構成材料Wをタイヤ成形ドラム1に自動供給する多段状
のサービサー装置の全体正面図を示し、前記タイヤ構成
材料Wは、ライナーRxと積層されて巻付けられている
材料ロール2a, 2bから巻出して複数本のセパレート
ローラ3a, 3b, 3cを介してタイヤ構成材料Wとラ
イナーRxとを分離し、ライナーRxは巻取りロール4
a, 4bにより順次巻取られる。
【0008】一方、タイヤ構成材料Wはフェスツナー部
5a, 5bを通してサービサフレーム6a, 6b上の搬
送コンベア7a, 7b上に供給され、その先端側に設置
された自動切断装置8a, 8bにより、所定の長さに定
尺切断される。なお、9a,9bは光電管スイッチ等の
検出手段で、前記サービサフレーム6a, 6bに固定さ
れており、非接触でフェスツナー部5a, 5bのタイヤ
構成材料Wのたるみ量を検出し、タイヤ構成材料Wが、
搬送コンベア7a, 7bにより搬送され、たるみ量が減
少したとき巻取ロール4a, 4bの回転駆動装置に巻き
出しの信号を出すシステムである。前記搬送コンベア7
a, 7bにはフェスツナー5a, 5b側にタイヤ構成材
料Wの位置を正しく決める為の、所謂センタリングガイ
ド装置(図示せず)を有しているものである。
【0009】上記のようにして定尺切断されたタイヤ構
成材料Wは、材料自動供給装置10a, 10bにより前
記タイヤ成形ドラム1の接線方向から供給されてタイヤ
材料圧着装置11によりタイヤ成形ドラム1上に圧着さ
れる。タイヤ成形ドラム1の主軸12は図2及び図3に
示すように本体フレーム13に回転可能に支持され、本
体フレーム13内には主軸12を回転可能に支持するベ
アリング、主軸回転駆動モータ及びこの駆動モータから
主軸へ回転力を伝達する手段を内包している。
【0010】前記材料自動供給装置10a, 10bは、
ベースプレート14上に設置された支柱15a, 15b
に任意の角度に調整可能なベースフレーム16a, 16
bが揺動可能に取付けられ、ベースフレーム16a, 1
6b上には、夫々左右一対のガイドレール17a, 17
b(片側のみ図示)が取付けられている。このガイドレ
ール17a, 17bには、複数のスライドベアリング1
8を介してフレーム19a, 19bが取付けられ、図示
しない駆動装置、例えばエアーシリンダー等により適時
成形ドラム1に対して接近、離反可能に取付けられてい
る。フレーム19a, 19bはタイヤ成形ドラム1の外
径に応じてタイヤ構成材料を略ドラム接線方向に送り出
すラック20a, 20b(本実施例ではベルトコンベ
ア)の基本フレームをなすもので、上記ベースフレーム
16a, 16bが角度変更可能なラックベースであるこ
とにより略ドラム接線方向への送り出しを可能としてい
る。
【0011】前記タイヤ材料圧着装置11を構成する圧
着ロール21は、図1及び図2に示すように揺動支点2
2を前記ベースフレーム16aの左右に有する門型フレ
ーム23の成形ドラム1側に設置されている。前記支柱
15aの上端には、アームフレーム24が固着され、そ
の中央にブラケット25が固設され、ピン26を介して
シリンダー27のクレビス27aと揺動可能に連結され
ている。
【0012】シリンダー27の出力軸28は、クレビス
金具29, ピン30, ブラケット31を介して旋回アー
ム32と揺動可能に連結され、これらの機構によりアー
ム32は、シリンダー27により適時揺動可能となって
いる。圧着ロール21の構成を、図2及び図3に基づい
て更に詳細に説明すると、前記門型フレーム23には、
タイヤ成形ドラム1側に向ってブラケット33, 34が
固着され、ブラケット33にはアリ溝35を介して図2
の上下方向、即ち垂直方向のみスライド調整、固定可能
(長孔と固定ボルト等から成る)なボス36が嵌合さ
れ、調整押しボルト38により微調整可能になってい
る。ボス36の先端側には、図示しない自動調芯ベアリ
ングが内包されており、圧着ロール21のシャフト39
を回転自在に支持している。
【0013】また他方のブラケット34には、ボス40
が組付けられており、図2の前後方向、即ち略水平方向
にのみ長孔と固定ボルト等により調整・固定可能になっ
ており、また押しボルト42を有する事により、スライ
ド微調整可能となっている。ボス40の先端側には、ボ
ス36と同様に自動調芯ベアリングが内包されており、
圧着ロール21のシャフト39を回転自在に支持してい
る。
【0014】また図4及び図5は、シリンダー27の圧
力を制御する空気制御回路を示し、この制御回路でシリ
ンダー27の作動を制御することによって圧着ロール2
1の圧着力を適正な状態にして貼付けるようにしてい
る。次に上記のような装置を用いて定尺切断されたタイ
ヤ構成材料Wの自動貼りをする方法について説明する。
【0015】まず図6に示すように上段側ラックコンベ
ア20aが成形ドラム1に接近し定尺切断され、正しく
準備されたタイヤ構成材料Wを成形ドラム1の表面速度
と同じスピードでドラム1の略接線方向に供給し、その
表面に弾性材、例えばスポンジゴム等をコーティングし
た圧着ロール21によりタイヤ構成材料Wを変形等させ
る事なく正しく貼るのであるが、このとき第1に重要な
条件として成形ドラムセンターと圧着ローラー21の平
行度がある。
【0016】すなわち図2に於けるD1−D2ドラムセ
ンターラインと圧着ロール21のR1−R2のセンター
ラインとの平行度、つまり正面からみたときの垂直面で
の平行と、図3に於けるD1−D2のドラムセンターラ
インと圧着ロールR1−R2のセンターラインとの平行
度、つまり水平面での平行度が重要である。これらの平
行度が十分に出ていないと正しく準備された材料がずれ
て貼られてしまい所謂蛇行貼りとなってしまう。
【0017】この圧着ロール21と成形ドラム1との平
行度を調整する場合、この発明の実施例によれば図2に
おいて左側、すなわちボス36の側で略垂直方向の平行
度調整を行ない、右側すなわちボス40の側で、略水平
方向の平行度調整を行なうので、片側で水平、垂直の両
方向の調整を行なう機構や両側とも水平, 垂直の両方向
の調整を行なえる機構と比べ的確に調整することが出
来、機構としてもシンプルとなっている。
【0018】またこの発明の実施例に示すように、多段
ラックのサービサー(自動供給装置)において、単一の
圧着ロール21で材料を貼りつける場合は、機構的にシ
ンプルであり安価であるが各段からドラム1の略接線方
向に供給される材料の接点が接近していることと、成形
ドラム1と圧着ロール21との圧着点もしくはサービサ
ー側にあることが必要であるとともに図6における成形
ドラム1と圧着ロール21との圧着点における力の作用
方向Qは、タイヤ構成材料Wを変形無くスムースに貼る
為にはドラム表面に対して略垂直方向であるのが望まし
い。
【0019】この発明の実施例では、旋回アーム32の
揺動支点22を成形ドラム1の外径に応じて角度(位
置)変更可能なラックベースフレーム16aの適切な位
置に設定する事により、成形ドラム1の径が変わる、す
なわち成形タイヤサイズが変わっても常に適正な姿勢で
圧着ロール21による圧着, 貼り動作が行なえるように
なっている。
【0020】この発明の実施例では、上段側ラックベー
スフレーム16aに揺動支点を設けているが成形ドラム
1とサービサーの位置関係によっては下段側ラックベー
スフレーム16bに設ける場合がある事は言うまでもな
い。一般的にこの実施例のごとく門型フレーム23をシ
リンダー27で揺動させ、門型フレーム23に取り付け
られた圧着ロール21でタイヤ構成材料Wを貼つける機
構では圧着ロール21の姿勢、つまり成形ドラム1との
平行度を確保する為比較的強固な構造となり重量的に重
くなってしまう。
【0021】また軽量構造としてもこれらの自重がロー
ル圧着力に加算されてしまう為必要以上の荷重がかか
りタイヤ構成材料Wを変形させたり、タイヤ構成材料W
を蛇行させたりしてしまい正しく貼る事が出来なくなっ
てしまう。このためこの発明に於いてはロール圧着時
に、シリンダー27の出力ロッド側に重量軽減の為のエ
アー圧を供給し適正な圧着力で貼る事を可能とするた
め図4及び図5の空気制御回路によりシリンダー27の
ロール圧着力を制御している。
【0022】図4の制御回路では、3位置電磁切換弁X
を使用し、図の中央位置で圧着ロール21による圧着動
作を行なうものでアーム機構等、揺動する関係部品重量
と、第1の減圧弁Gの設定圧によるシリンダー27の出
力との和から、第2の減圧弁Hよりシリンダー27に供
給される圧力による戻り圧力を減算した差が圧着力と
るものである。また、圧着ロール21の成形ドラム1側
への「出」, 「戻り」のときには、通常のエアー回路と
なるため動作速度が早くでき、生産性を向上させること
ができる。即ち、通常の圧着ロール21による圧着動作
は、3位置電磁切換弁Xの中央ポート位置で行い、圧着
ロール21の成形ドラム1側への「出」, 「戻り」のと
きには、3位置電磁切換弁Xの左右のポート位置に切り
換えて行うものである。
【0023】また、図5は2位置電磁切換弁Yを使用
し、図に示す圧着ロール21の戻りの場合は通常のエア
ー回路となるため動作速度が早くでき、圧着時は常にバ
ランスされた状態で「出」の動作を行なうため円滑であ
り、また作業に万一危険が生じた場合でも圧着ロール2
1が戻り側に移動するので安全である。なお、「出」の
動作を速くするためには、リリーフ弁Sを高性能な物に
選定使用すれば良く、安全のため圧着シリンダーとして
ブレーキ付シリンダーとすることが望ましい。
【0024】また、図7,図8及び図9は、上記第1実
施例のシリンダー27を2段ストロークシリンダー50
とした場合の他の実施例を示し、この2段ストロークシ
リンダー50は、第1シリンダー51と、第2シリンダ
ー52とが直列に接続され、第1シリンダー51の出力
ロッド53は、クレビス金具54を介してアームフレー
ム24のブラケット25に、ピン26によって揺動可能
に連結されている。また、第2シリンダー52の出力ロ
ッド55は、クレビス金具56及びピン30を介して圧
着装置11に揺動可能に連結されている。
【0025】上記の2段ストロークシリンダー50の作
動としては、図7に示すように第1シリンダー51の出
力ロッド53が引き込まれて戻り源となっており、また
第2シリンダー52の出力ロッド55も引き込まれて待
機状態となっている。このような状態から、まず第1シ
リンダー51の出力ロッド53が伸張作動してストロー
クし、圧着ロール21がタイヤ成形ドラム1の近傍(実
施例では、タイヤ成形ドラム1上約100 mmまで接近さ
せる)まで移動する。この時、第1シリンダー51側は
通常のエアー回路となっており、その動作スピードは速
く、かつ円滑である。
【0026】次に、ラック20aが接近し、タイヤ構成
材料Wを自動供給する直前に、第2シリンダー52が動
作し、圧着ロール21がタイヤ成形ドラム1に接触しタ
イヤ構成材料を貼付ける。この時、第2シリンダー52
側には、図8及び図9に示すような圧着制御回路が適用
されるので、圧着ロール21を適性な圧着力で附勢し、
タイヤ構成材料Wを変形,蛇行させることなく貼付けを
可能としている。
【0027】次に、第2シリンダー52の出力ロッド5
5のみが戻り、圧着ロール21を所定距離だけ戻し、作
業者の作業に支障がないようにする。作業者がタイヤ構
成材料Wの貼付け状況をチェックし、所定の作業を行う
間にラック20aが戻り、ラック20bがタイヤ成形ド
ラム1側に接近する。作業者の動作終了を受けて直ちに
第2シリンダー52が動作し、2枚目のタイヤ構成材料
Wの貼付ける動作に入る。この場合、圧着ロール21は
タイヤ成形ドラム1のすぐそばで待機しているので、動
作時間としては単純に、1本のシリンダーで大きく待機
位置まで戻り動作させ、そこから出て来る場合と較べて
大幅に短縮され、生産性に寄与することが出来るもので
ある。
【0028】この実施例では、2段のサービサー装置を
使用しているが、所定の枚数のタイヤ構成材料Wを貼終
わったら、第1シリンダー51,第2シリンダー52の
出力ロッド53,55を戻し、圧着ロール21を所定の
待機位置まで戻してやる。次に、この実施例における圧
着制御回路を説明すると、第2シリンダー52の圧着制
御回路は、上記第1実施例と全く同様なので説明は省略
し、第1シリンダー51の圧着制御回路を説明すると、
図8に示す圧着制御回路は、3位置電磁切換弁Z1を使
用する場合で、図示の中央位置において圧着動作を行う
ものである。
【0029】即ち、旋回アーム32等の揺動する関係部
品重量と、第1の減圧弁Gの設定圧によるシリンダー2
7の出力との和から、第2の減圧弁Hよりシリンダー2
7に供給される圧力による戻り圧力を減算した差が圧着
となるものであるが、圧着ロール21のタイヤ成形ド
ラム1側への『出』, 『戻り』のときには、通常のエア
ー回路となるため動作速度が早くでき、生産性の面で有
利である。
【0030】また、図9に示す圧着制御回路の場合は、
2位置電磁切換弁Z2を使用する場合で、図示の圧着ロ
ール21の戻りの場合は、通常のエアー回路となるた
め、動作速度が速くでき、圧着の時は常にバランスされ
た状態で『出』の動作を行うため円滑であり、また作業
に万一危険が生じ非常停止装置を作動させ、電磁弁の電
源の切れた場合、圧着ロール21が戻り側に移動するの
で安全である。『出』の動作を速くする為には、リーリ
フ弁Sを高性能な物を選定して使用すれば良い。
【0031】上記の第1シリンダー51,第2シリンダ
ー52については、供給エアー圧が停止した時の自重に
よる圧着装置11の下降防止や、機械破損防止等におい
て万一の場合の作業者の安全のため、ブレーキ付きシリ
ンダーとすることが更に望ましい。
【0032】
【発明の効果】この発明は、上記のように材料圧着ロー
ルを回転自在に支持する門型フレームを揺動支点を中心
に揺動する旋回アームに連結支持させ、前記門型フレー
ムを旋回アームを介して前後移動させるシリンダーの伸
縮作動を、前記材料圧着ロールの関連部品重量と第1の
減圧弁の設定圧力によるシリンダーの出力との和から、
第2の減圧弁によりシリンダーに供給される圧力による
戻り圧力を減算した差により、タイヤ構成材料に応じて
制御し、これにより前記材料圧着ロールの圧着力を制御
するので、タイヤ構成材料を常に適性な位置(材料が接
線方向にくり出されたドラムとの接点付近)で圧着で
き、変形, 蛇行させることなくタイヤ成形ドラムに精度
良く貼付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したタイヤ構成材料をタイヤ成
形ドラムに自動供給する多段状のサービサー装置の全体
正面図である。
【図2】図1のAーA矢視側面図である。
【図3】図2のBーB矢視断面図である。
【図4】シリンダーの圧力を制御する空気圧制御回路図
である。
【図5】シリンダーの圧力を制御する空気圧制御回路図
である。
【図6】タイヤ構成材料をタイヤ成形ドラムに自動供給
している状態の多段状のサービサー装置の正面図であ
る。
【図7】この発明の他の実施例を示す多段状のサービサ
ー装置の正面図である。
【図8】この発明の他の実施例の空気圧制御回路図であ
る。
【図9】この発明の他の実施例の空気圧制御回路図であ
る。
【符号の説明】
1 タイヤ成形ドラム 10a,10b 材
料自動供給装置 11 タイヤ材料圧着装置 16a,16b ベ
ースフレーム 21 圧着ロール 22 旋回軸芯 27 シリンダー 39 シャフト W タイヤ構成材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/20 - 30/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ成形ドラムに、材料自動供給装置
    により定尺切断されたタイヤ構成材料を供給し、このタ
    イヤ構成材料の先端をタイヤ材料圧着ロールにより所定
    の圧力で圧着させるタイヤ材料圧着装置の圧着力制御方
    法において、前記材料圧着ロールを回転自在に支持する
    門型フレームを揺動支点を中心に揺動する旋回アームに
    連結支持させ、前記門型フレームを旋回アームを介して
    前後移動させるシリンダーの伸縮作動を、前記材料圧着
    ロールの関連部品重量と第1の減圧弁の設定圧力による
    シリンダーの出力との和から、第2の減圧弁によりシリ
    ンダーに供給される圧力による戻り圧力を減算した差に
    より、タイヤ構成材料に応じて制御し、これにより前記
    材料圧着ロールの圧着力を制御するタイヤ材料圧着装置
    の圧着力制御方法。
JP02486991A 1991-02-19 1991-02-19 タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法 Expired - Fee Related JP3197567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02486991A JP3197567B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02486991A JP3197567B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05467A JPH05467A (ja) 1993-01-08
JP3197567B2 true JP3197567B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=12150216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02486991A Expired - Fee Related JP3197567B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197567B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05467A (ja) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4343440A (en) Additional device for rolling installations and procedures for rolling of pressure-sensitive materials
GB2106873A (en) Splicing web
JPS5817105B2 (ja) 自動紙継ぎ給紙装置
WO2023000600A1 (zh) 一种薄膜的复合机
EP0485908A1 (en) Wind-up lay-on roll apparatus and method
JP3197567B2 (ja) タイヤ材料圧着装置の圧着力制御方法
JP2021510137A (ja) ウエブ案内装置
CN210026297U (zh) 放膜装置
JP2508899Y2 (ja) タイヤ材料圧着装置
JPH0413270B2 (ja)
EP0387365B1 (en) Mill roll stand
CN111299351A (zh) 带钢导向装置及其使用方法、带钢卷取***
JP3035025B2 (ja) 型材曲げ機
KR100408694B1 (ko) 권취기의 코일 텔레스코프 방지장치
CN220282987U (zh) 一种不停机换卷装置
JP2915685B2 (ja) 巻取り機のサイドガイド装置
JPS6061449A (ja) 紙継装置
JPH03115044A (ja) 巻取紙自動仕立装置
JPH04308141A (ja) 紙継ぎ装置
CN220555576U (zh) 用于相对于轮胎部件引导衬里的引导装置、卷绕工位
CN220011635U (zh) 异步贴合装置
JP2502533Y2 (ja) 金属箔圧延機のアイアニングロ―ラ
CN217050940U (zh) 一种拥有覆盖膜自动供给装置的裁剪机
JPH0687178A (ja) テープ貼付装置
JP2699267B2 (ja) ロール巻シートの支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees