JPH0885691A - エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置 - Google Patents

エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置

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Publication number
JPH0885691A
JPH0885691A JP22446294A JP22446294A JPH0885691A JP H0885691 A JPH0885691 A JP H0885691A JP 22446294 A JP22446294 A JP 22446294A JP 22446294 A JP22446294 A JP 22446294A JP H0885691 A JPH0885691 A JP H0885691A
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JP
Japan
Prior art keywords
escalator
tread
display device
user
cleat
Prior art date
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Pending
Application number
JP22446294A
Other languages
English (en)
Inventor
Riyuuzou Okazaki
▲りゅう▼三 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication of JPH0885691A publication Critical patent/JPH0885691A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エスカレータ等の利用者を整列させ、エスカ
レータ等の利用効率を向上させるエスカレータ又は移動
歩道の中央表示装置を提供する。 【構成】 踏板14の上面の中央部にエスカレータの進
行方向に沿って、利用者が踏むことにより違和感がある
程度の高さの段差を形成する突起クリート部12と、エ
スカレータの進行方向に沿って突起クリート部12の間
に配設された照明窓8と、を有する。また、踏板14の
下方のトラス内に踏段11が通過する際に光が照明窓8
から通過されるように照明10が設けられており、更に
案内放送を流すスピーカを配設し、立ってエスカレータ
を利用する者が左右に位置するように喚起しエスカレー
タの歩行利用を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エスカレータ又は移動
歩道を移動する利用者の流れをスムーズにさせるエスカ
レータ又は移動歩道の中央表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、エスカレータの踏板の要部を示
した概略図である。図9に示したように、エスカレータ
は、同じ構造の踏段1を複数有しており、踏段1を連ね
ることにより階段を形成し上又は下の階に利用者を搬送
する。各踏段1の上面には、図10に示したように、複
数のクリートライザー2が進行方向に沿って同一の高さ
で並設された踏板4が設けられている。利用者は、1つ
の踏板4の右・左・中央など任意の位置に、また、一人
若しくは複数で利用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エスカ
レータ等が配置されている場所、エスカレータ等を利用
する時間帯などによっては、利用者は、立ち止まったま
までなくエスカレータ等の上を歩いて利用する場合があ
る。かかる場合、歩行する利用者は、踏板の上の任意の
位置に立っている利用者をよけながら歩行しなければな
らない。仮に、1つの踏板に複数の利用者がいると、急
いでいたとしてもそれ以上前に進めなくなってしまい、
輸送効率が低下してしまう。また、歩行せずに利用して
いる利用者にとっては、突然後ろからぶつかられてしま
うおそれがあり危険である。
【0004】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、エスカレータ等の
利用者を整列させ、エスカレータ等の利用効率を向上さ
せるエスカレータ又は移動歩道の中央表示装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、踏板上面の中央部
にエスカレータ又は移動歩道の進行方向に沿って段差を
設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、踏板上面の中央部
にエスカレータ又は移動歩道の進行方向に沿って設けら
れた照明窓と、踏板の下方に設けられた照明と、を有す
ることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1乃至請求
項2記載のエスカレータ又は移動歩道の中央表示装置に
おいて、エスカレータ又は移動歩道付近に利用位置指示
手段を配置したことを特徴とする。
【0008】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係るエスカ
レータ又は移動歩道の中央表示装置は、踏板上面の中央
部に進行方向に沿って段差を設けると、利用者は、その
段差により違和感を感じ左右に分かれてエスカレータ等
を利用することになる。また、照明窓から照明の光を照
らすことで、利用者は、照明窓からの明かりを避け、自
然に左右に分かれてエスカレータ等を利用することにな
る。従って、立ち止まって利用している利用者は、左右
いずれかに位置し、左側又は右側の一方あるいは中央が
開くようになり、歩行してのエスカレータ等の利用が容
易になる。
【0009】また、利用位置指示手段を設け、「急ぐ方
は、右側をご利用下さい。」など放送又は表示すること
によりエスカレータ等の片側を歩行利用者用にできるよ
う喚起することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0011】実施例1.図1乃至図4は、本発明に係る
エスカレータの中央表示装置の第1実施例を説明するた
めの図であり、図1は、踏板の構造を説明するために要
部のみを示した図、図2は踏板の中央部の平面図、図3
は踏板の中央部の要部斜視図、図4は踏板の断面図であ
る。踏板14の上面には、従来と同様にクリートライザ
ー2が設けられているが、本実施例においては踏板上面
の中央部にエスカレータの進行方向に沿って突起クリー
ト部12を設けたことを特徴としている。突起クリート
12部は、踏板14に利用者が踏むことにより違和感が
ある程度の高さの段差を形成する。エスカレータの乗降
口のクシ板は、この突起クリート部12の形状に合わせ
て形成されることになる。
【0012】また、踏板上面の中央部にはエスカレータ
の進行方向に沿って照明窓8が設けられている。図2に
示したように、前記突起クリート部12は複数のクリー
トライザーで構成されているので、照明窓8はクリート
ライザー間の溝の部分に形成されている。更に、踏板1
4の下方のトラス内には、踏段11を照らす方向に照明
10が設けられている。本実施例においては、棒状の照
明10をエスカレータの進行方向に沿って複数取り付け
られている。
【0013】以下、本実施例の作用について説明する。
例えば、エスカレータの上昇運転時、突起クリート部1
2は、全ての踏板14に設けられているので、エスカレ
ータの乗口から降口まで踏板14の中央部に連続した状
態になる。また、照明窓8は、照明10からの光を透過
し、利用者に踏板14の中央部を知らせることになる。
利用者は、エスカレータを利用する際、突起クリート部
12を踏むと、その段差により違和感を感じ左右に分か
れてエスカレータ等を利用することになる。また、照明
窓8からの光を避け、自然に左右に分かれてエスカレー
タ等を利用することになる。照明10の配置は、照明窓
8から光が通過すればどのような配置、種類であっても
かまわないが、図1に示したように照明10を連続でな
く離散的に配設すれば、照明10の真上を踏段11が通
過するときには照明窓8を通過する光も強くなるのでこ
の光の強弱の繰り返しにより利用者に喚起することがで
きる。
【0014】従って、立ち止まって利用している利用者
は、左右いずれかに位置し、左側又は右側の一方あるい
は中央が開くようになる。更に、利用位置指示手段とし
て音声を出力するスピーカ等をエスカレータ乗口に配設
し、「エスカレータを利用する方はステップの左側をご
利用下さい。お急ぎの方はステップの右側をご利用下さ
い。」などの案内放送をして利用ルールを喚起すれば左
右に分かれてエスカレータ等を利用することになる。ま
た、利用位置指示手段として文字を表示する手段を配設
し、音声でなく文字でその旨を利用者に伝えることもで
きる。更に、前述した通過する光が強くなるときに合わ
せて音声を出力するようにすればより効果的である。
【0015】このようにして、利用者の五感に違和感等
を感じさせることで自然と左右に分かれて利用するよう
に踏板14の中央部に段差、明かりを設けたことで、立
ち止まってエスカレータを利用している利用者は、左右
いずれかに位置し、左側又は右側の一方あるいは中央が
開くようになり、エスカレータを歩行して利用する者の
通行が容易になる。これにより、急ぐ利用者にとっても
早く目的地まで到達することができ、利用者間の衝突が
避けられ、更にエスカレータの輸送効率をも向上させる
ことができる。
【0016】なお、突起クリート部12は、踏板14の
一部として一体成形してもよい。また、利用者に中央部
を踏んだときに違和感を感じさせればよいので、クリー
トライザーの数は設計事項である。
【0017】実施例2.図5は、本発明に係るエスカレ
ータの中央表示装置の第2実施例を説明するための図で
あり、踏板の断面図である。その他の構成は、上記第1
実施例と同様である。第1実施例における突起クリート
部は、同一の高さのクリートライザーを有していたが、
本実施例においては突起クリート部22の中央部を高く
した形状をしていることを特徴とする。この形状によ
り、利用者はより違和感を感じ、自然に踏板24上の左
右いずれかに位置するようになる。従って、エスカレー
タを歩行して利用する者の通行が容易になる。これによ
り、急ぐ利用者にとっても早く目的地まで到達すること
ができ、利用者間の衝突が避けられ、更にエスカレータ
の輸送効率をも向上させることができる。
【0018】実施例3.図6は、本発明に係るエスカレ
ータの中央表示装置の第3実施例を説明するための図で
あり、踏板の断面図である。その他の構成は、上記第1
実施例と同様である。第1、2実施例においては突出し
た突起クリート部を有していたが、本実施例においては
中央部にエスカレータの進行方向に沿って溝型クリート
部32を設けて中央部周辺のクリートライザー2より低
い高さにし段差を形成したことを特徴とする。この溝型
形状により、利用者はより違和感を感じ、自然に踏板3
4上の左右いずれかに位置するようになる。従って、エ
スカレータを歩行して利用する者の通行が容易になる。
これにより、急ぐ利用者にとっても早く目的地まで到達
することができ、利用者間の衝突が避けられ、更にエス
カレータの輸送効率をも向上させることができる。
【0019】実施例4.図7は、本発明に係るエスカレ
ータの中央表示装置の第4実施例を説明するための図で
あり、踏板の中央部に設けられた照明窓8を上から見た
ときの図である。その他の構成は、上記第1実施例と同
様である。本実施例において特徴的なことは、突起クリ
ート部12の各クリートライザーの間に設けられた照明
窓8に「左右にお乗り下さい」等の表示を入れることに
より利用者を乗口で左右のいずれかに乗るように喚起す
ることである。各照明窓8に同じ文字を入れてもよい
し、照明窓8の大きさを考慮して矢印等の記号や複数の
照明窓8をつないで大きな文字を表示するようにしても
よい。このようにして、上記各実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0020】実施例5.図8は、本発明に係るエスカレ
ータの中央表示装置の第5実施例を説明するための図で
あり、エスカレータの乗口と踏板の要部の平面図であ
る。その他の構成は、上記第1実施例と同様である。エ
スカレータの乗口の踏板が現れてくる境目に複数のクシ
板16を配設しているが、本実施例において特徴的なこ
とは中央部のクシ板16aの色を他のクシ板16と異な
るようにしたり、図8に示したようにクシ板16aに双
方向の矢印を書いたりすることである。もちろん、クシ
板16aは、突起クリート部12と対応した位置にある
ことは言うまでもない。これにより、利用者にエスカレ
ータに乗る時点で左右に分かれて乗るように喚起するこ
とができる。このようにして、上記各実施例と同様の効
果を得ることができる。
【0021】また、突起クリート部12に黄色等注意を
促す色、縞模様等種々の色を配色すれば、段差と同様の
効果を得ることができる。
【0022】なお、上記各実施例においては、本発明に
係る中央表示装置をエスカレータに使用した例で説明し
たが、移動歩道においても同様に使用することができ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、踏板上面の中央部にエ
スカレータ又は移動歩道の進行方向に沿って段差、又は
踏板の下方に設けられた照明からの明かりを透過させる
ように照明窓を設けたので、立ち止まってエスカレータ
等を利用している利用者は、左右いずれかに位置し、踏
板の左側又は右側の一方あるいは中央が開くようになる
ので、エスカレータ等を歩行して利用する者の通行が容
易にすることが可能となる。これにより、急ぐ利用者に
とっても早く目的地まで到達することが可能となる。ま
た、利用者間の衝突が避けられ、更にエスカレータの輸
送効率をも向上させることが可能となる。
【0024】また、利用位置指示手段を設けたことで、
利用者に利用ルールを喚起させ、上記効果をより容易に
達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエスカレータの中央表示装置の第
1実施例を説明するために踏板の構造の要部を示した図
である。
【図2】第1実施例における踏板の中央部の平面図であ
る。
【図3】第1実施例における踏板の中央部の要部斜視図
である。
【図4】第1実施例における踏板の断面図である。
【図5】本発明に係るエスカレータの中央表示装置の第
2実施例における踏板の断面図である。
【図6】本発明に係るエスカレータの中央表示装置の第
3実施例における踏板の断面図である。
【図7】本発明に係るエスカレータの中央表示装置の第
4実施例における踏板の中央部に設けられた照明窓を上
から見たときの図である。
【図8】本発明に係るエスカレータの中央表示装置の第
5実施例におけるエスカレータの乗口と踏板の要部の平
面図である。
【図9】従来のエスカレータの踏板の要部を示した概略
図である。
【図10】従来の踏板の断面図である。
【符号の説明】
1、11 踏段 2 クリートライザー 4、14、24、34 踏板 8 照明窓 10 照明 12、22 突起クリート部 16、16a クシ板 32 溝型クリート部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏板上面の中央部にエスカレータ又は移
    動歩道の進行方向に沿って段差を設けたことを特徴とす
    るエスカレータ又は移動歩道の中央表示装置。
  2. 【請求項2】 踏板上面の中央部にエスカレータ又は移
    動歩道の進行方向に沿って設けられた照明窓と、 踏板の下方に設けられた照明と、 を有することを特徴とするエスカレータ又は移動歩道の
    中央表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至請求項2記載のエスカレー
    タ又は移動歩道の中央表示装置において、 エスカレータ又は移動歩道付近に利用位置指示手段を配
    置したことを特徴とするエスカレータ又は移動歩道の中
    央表示装置。
JP22446294A 1994-09-20 1994-09-20 エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置 Pending JPH0885691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22446294A JPH0885691A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22446294A JPH0885691A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0885691A true JPH0885691A (ja) 1996-04-02

Family

ID=16814169

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22446294A Pending JPH0885691A (ja) 1994-09-20 1994-09-20 エスカレータ又は移動歩道の中央表示装置

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JP (1) JPH0885691A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024100700A1 (ja) * 2022-11-07 2024-05-16 株式会社日立製作所 乗客コンベアの誘導システム、及び、乗客コンベア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024100700A1 (ja) * 2022-11-07 2024-05-16 株式会社日立製作所 乗客コンベアの誘導システム、及び、乗客コンベア

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