JPH0871513A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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Publication number
JPH0871513A
JPH0871513A JP23220994A JP23220994A JPH0871513A JP H0871513 A JPH0871513 A JP H0871513A JP 23220994 A JP23220994 A JP 23220994A JP 23220994 A JP23220994 A JP 23220994A JP H0871513 A JPH0871513 A JP H0871513A
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JP
Japan
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cleaning
tank
liquid
cleaning liquid
rinsing
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Pending
Application number
JP23220994A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakou Komatsu
裟孝 小松
Kiyoshi Iwabuchi
清志 岩渕
Norio Koide
則夫 小井出
Motoki Yamada
基樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO KOKI KK
Original Assignee
NAGANO KOKI KK
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Publication date
Application filed by NAGANO KOKI KK filed Critical NAGANO KOKI KK
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板等のワークをフロンを用いずに
洗浄する洗浄装置に関し、洗浄液の発泡を抑制すること
により、洗浄およびすすぎの両方を行える洗浄槽を小型
化して省スペースで廉価な洗浄装置を提供する。 【構成】 洗浄時は、洗浄槽2とアクアタンク12を第
1および第2の系統16Aおよび17Aで接続し、洗浄
槽の回収部2bに回収された洗浄液をいったんアクアタ
ンクに導き、アクアタンクで消泡する。第2の系統17
Aに繋がった導水パイプ80を介して、気泡のない洗浄
液を循環ポンプ22に供給することによってキャビテー
ションを防止して洗浄効率の低下を防止する。従って、
洗浄槽2を小型にしても洗浄液の発泡は防止でき、小型
で洗浄効率の高い洗浄装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板等のワー
クを洗浄するための簡易型の洗浄装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板等からのフラックスの除
去、あるいは金属部品の脱脂等を行うためにワークの製
造工程に洗浄を行う工程が必要である。従来は洗浄のた
めにフロンが用いられていたが、オゾン破壊の問題から
有機溶媒等の洗浄液と純水等のすすぎ液とで洗浄する方
法が近年採用されている。この洗浄液とすすぎ液の2種
類の液体を用いて洗浄を行う従来の洗浄装置は、それぞ
れの液体を貯めて、それぞれの液体によってワークを洗
浄するために複数の洗浄槽を備え、さらに、それらの洗
浄槽から次の洗浄槽へワークを搬送する搬送機構が必要
である。
【0003】これらの洗浄槽にはそれぞれワークの洗浄
あるいはすすぎの効率を向上させるためにスプレイある
いはシャワーといった機構が設置されている。従って、
各々の洗浄槽の大きさは単にワークを設置する容量に加
え、これらの機構を収納できるスペース、またシャワー
などを設置できる容量が必要となるので大型の洗浄装置
となる。
【0004】また、従来の洗浄装置においては、複数の
洗浄槽の間を、搬送機構によってワークを移動させるた
め、搬送機構によるワークを移動させるための移動スペ
ースも必要である。これに加えて、すすぎ液の入った洗
浄槽の汚染を出来るかぎり低くおさえるためには、ワー
クを移動させる際に水切りを行うスペースも必要とな
る。
【0005】このように、従来の洗浄装置は、非常に大
きな容積が必要となり、この装置を設置するスペースも
非常に大きくなる。また、搬送機構および水切り機構を
設置することから駆動系の機構も複雑となり、装置の重
量は大きく、高価である。従って、洗浄装置を工場に導
入するためには、洗浄装置を購入する費用が高いと共
に、収納スペースを確保する費用も大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願出願人
は、洗浄液およびすすぎ液が供給される単一の洗浄槽を
用いた洗浄装置を開発し、洗浄装置を小型化することに
よって専有面積を縮小できるようにした。このような洗
浄装置であると、洗浄槽が1つで良いので、ワークを移
動する駆動系も不要であり、構造も簡易にでき、信頼性
も向上できる。
【0007】このように洗浄槽等の数量や、駆動機構、
あるいは水切りの機構を省けるようにすることによって
洗浄装置を小型化できる。そして、さらに洗浄装置を小
型化するには、洗浄槽の容量を小さくしたり、あるいは
洗浄液を貯める洗浄液タンクの容量を小さくすることが
有効である。少ない洗浄液で効率良く洗浄するには、洗
浄槽内で洗浄液を循環させたり、高濃度の洗浄液を用い
ることが考えられる。しかし、ワークを洗浄する際は、
洗浄液が発泡するので、洗浄液を循環させたり、洗浄液
の濃度をあげると発泡率が上がる。このため、洗浄液中
に占める気泡の割合が高くなり、洗浄効率の低下や、循
環系のポンプにキャビテーションが発生する原因とな
る。このように小型で効率の高い洗浄装置を実現するた
めには、洗浄液の発泡を抑制することが重要である。
【0008】そこで、本発明においては、洗浄中に洗浄
液が発泡するのを抑制し、小さな洗浄槽で、高濃度の洗
浄液を使用できる小型で高性能の洗浄装置を提供するこ
とを目的としている。さらに、単一の洗浄槽で洗浄を行
う際にすすぎを効率的に行えるように、洗浄液の液切れ
も良い洗浄装置を提供することも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】洗浄液の液面が乱される
ことのない消泡領域に気泡の発生した洗浄液を滞留させ
ることによって、洗浄液の発泡を防止でき、また、発生
した気泡を消すことが可能である。しかし、洗浄装置を
小型化するためには、洗浄槽の容量を小さくし、また、
ワークを洗浄する部分の下に洗浄液を回収する部分を設
けることによって装置の配置効率を上げることが望まし
い。また、洗浄槽の容量を少なくするためには、回収す
る部分の容量は小さい方が望ましい。従って、上記のよ
うな消泡のための領域を洗浄槽内に確保できず、さら
に、洗浄液の滞留時間も延ばせない。
【0010】そこで、本発明においては、洗浄中は、洗
浄液を貯めておく洗浄液タンクを洗浄槽と接続すること
によって、洗浄液タンクに洗浄後の洗浄液を導き、洗浄
液タンクで消泡できるようにしている。さらに、洗浄液
タンクを洗浄槽と接続することによって、洗浄槽の容量
を増加させることなく洗浄液の滞留時間を延ばせるよう
にしている。すなわち、本発明に係る洗浄液とすすぎ液
とを用いてワークを洗浄する洗浄装置は、洗浄液を貯め
る洗浄液タンクと、洗浄液およびすすぎ液の供給を別々
に受けてワークの洗浄を行う単一の洗浄槽とを有し、洗
浄槽がワークを設定する洗浄部と、洗浄液を回収する回
収部とを備えており、さらに、回収された洗浄液を洗浄
部へ循環させる循環系統と、回収部に回収された洗浄液
の液面下および洗浄液タンクを開閉可能に接続する第1
の系統と、洗浄液タンクおよび循環系統を開閉可能に接
続する第2の系統とを設けるようにしている。
【0011】これらの第1の系統と第2の系統とを開く
ことによって、洗浄液が洗浄液タンクから洗浄槽へ供給
され、循環系統を用いてワークの洗浄を行える。回収部
に回収された洗浄液は第1の系統を通っていったん洗浄
液タンクへ導かれ、ここに滞留することによって洗浄液
に含まれる気泡は消泡される。そして、気泡の少ない洗
浄液が第2の系統を通って循環系統に供給されるので、
循環系統のポンプにキャビテーションが発生することは
なく、送出圧力を維持できる。従って、循環系統によっ
て、高圧で液相の洗浄液がワークに連続的に供給される
ので、洗浄効率は高い。さらに、洗浄液タンクに貯えら
れた洗浄液を全部使用して洗浄ができるので、洗浄液の
循環率を低く抑えることができ、消泡効率を高くできる
と同時に洗浄液の劣化を防止し、この点からも洗浄効率
も向上できる。このように本発明によれば、洗浄槽や他
の装置を大きくすることなく洗浄効率の高い洗浄装置を
提供できる。
【0012】第1の系統の接続する部分を回収部へ回収
された洗浄液の気泡の濃度の高い回収部の上方は避け
て、洗浄液の液層の部分から洗浄液を洗浄液タンク側へ
導くようにすれば、消泡の効率をさらに上げられる。ま
た、第1の系統および第2の系統を開くことによって洗
浄液を洗浄槽に供給できるので、洗浄液の供給系統を省
き洗浄装置の小型を図ることも可能である。
【0013】循環系統は回収部の底部に設けられた吸入
口から洗浄液を吸入する循環ポンプを備えている場合
は、第2の系統を洗浄液タンクおよび回収部の底部を接
続する系統として、洗浄液タンクから洗浄液を吸入口の
近傍まで導く導水ノズルを設ければ気泡のない洗浄液を
循環ポンプに効率良く供給できる。
【0014】また、本発明に係る洗浄装置は、洗浄槽が
すすぎも行うので、洗浄終了後、洗浄液の液切れをでき
るだけ行って、すすぎ効率を向上することが望ましい。
そこで、導水ノズルおよび吸入口の間に隙間を設け、導
水ノズル中の洗浄液の液切れが可能なようにしている。
さらに、第1および第2の系統の開閉を行うバルブは洗
浄槽に対しできだけ近い位置に配置してあり、これらの
系統を洗浄槽に接続するノズル中に洗浄液ができるだけ
残らないようにしてある。また、ノズルに傾きを持たせ
液切れし易いようにしても良い。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0016】図1ないし図4に本発明の実施例に係る洗
浄装置1の概略構成を示し、図5に本例の洗浄装置1の
系統を示してある。また、図2および3には、説明のた
め装置1内に設置されたタンク等を一点鎖線等の破線に
よって示してある。本例の洗浄装置1は、略方形をした
1台の洗浄槽2を台盤7のほぼ中心に備えている。この
洗浄槽2の一方の側に、洗浄液を貯えるアクアタンク1
2を配置してある。また、このタンク12と洗浄槽2を
挟んで反対の側に後述する中間水を貯える中間水タンク
32と純水を貯える純粋タンク52を配置してある。洗
浄槽2の上部はワーク(不図示)を内部に設置して洗浄
する洗浄部2aとなっており、ワークの搬出、搬入がで
きるように開閉パイプ3が付いたフード4を設けてあ
る。ワークを洗浄槽2の内部に設定するときは、フード
4を開放する。設置されたワークに、後述する洗浄系と
すすぎ系のそれぞれから洗浄液およびすすぎ液が供給さ
れ、洗浄およびすすぎが行われる。ワークの洗浄中は、
フード4を閉めることにより、洗浄液あるいはすすぎ液
が漏れだすことはない。フード4には、洗浄中のワーク
が観察できるように透明な覗き窓6も設けられており、
この覗き窓6の設けられた装置の前面には、さらに、圧
力計16、制御パネル5も配置されている。
【0017】洗浄槽2の下部はワークを洗浄した液を貯
めて回収する回収部2bとなっており、この回収部2b
の裏面側に洗浄液を循環する循環ポンプ22を配置して
ある。さらに、洗浄装置1の裏面には、各系統のポン
プ、配管、弁等が配置されており、これらのタンク、ポ
ンプ、配管、弁等も台盤7の上に設置してある。洗浄槽
2の裏面には、洗浄後にワークを乾燥させる乾燥機構8
も設けてある。
【0018】図5に基づき、本装置1の系統を説明す
る。本洗浄装置1は、アクアタンク12と洗浄槽の回収
部2bとを接続した2つの系統16Aおよび17Aによ
ってアクアタンク12の洗浄液を洗浄槽2に供給し、ま
た、アクアポンプ11によって洗浄液を回収する洗浄系
10を備えている。また、洗浄液によって洗浄されたワ
ークを洗浄槽2においてすすぐためのすすぎ系として
は、粗すすぎ系30と仕上げすすぎ系50を備えてい
る。粗すすぎ系30は、粗すすぎポンプ31によって中
間水タンク32に貯えられた回収水を洗浄槽2に供給
し、排出できる系統であり、仕上げすすぎ系50は、純
水タンク52に蓄えられた純水を仕上げポンプ51によ
って洗浄槽2に給水できる系統である。なお、仕上げす
すぎ系50は洗浄槽2に供給された純水を粗すすぎポン
プ31によって排水、あるいは中間水タンク32に回収
する機能も備えている。
【0019】洗浄系10は、アクアポンプ11を備えて
おり、このポンプ11の吸入側11aに、吸入元弁13
の設置されたアクアタンク12からの洗浄液吸入系統1
3Aと、回収元弁14の設置された洗浄槽2からの洗浄
液回収系統14Aと、さらに、アクア供給元弁15の設
置されたアクア供給系統15Aとが接続されている。ま
た、アクアポンプ11の放出側11bに、アクアタンク
12に洗浄液を回収する洗浄液回収弁18の設置された
回収放出系統18Aと、手動弁21を介してアクアタン
ク12内の洗浄液を排出できるようにアクア排出系統2
1Aが接続されている。
【0020】洗浄系10は、さらに、アクアタンク12
と洗浄槽の回収部2bの上方を結ぶ第1の系統16A
と、アクアタンク12と洗浄槽の回収部2bの底部を結
ぶ第2の系統17Aとを備えている。それぞれの系統は
元弁16および17を備えており、これらの元弁16お
よび17は、洗浄液を供給するときと洗浄液によって洗
浄が行われているときに開き、その他のときは閉じてい
る。第1の系統16Aは洗浄槽の回収部2bの通常水位
より若干水位の低い位置で接続しており、第2の系統1
7Aは回収部2bの底面の近傍で接続している。第2の
系統17は洗浄槽2の内部に用意してある配管80に接
続されており、この配管80によって第2の系統17か
ら供給された洗浄液は循環ポンプ22の吸入口22aの
近傍まで導かれるようになっている。
【0021】洗浄槽2の内部には設定された基板(ワー
ク)に向かって洗浄液などを噴射し洗浄を行う洗浄部2
aと、洗浄液などを回収する回収部2bとに別れてい
る。回収部2bには、洗浄液を循環する循環ポンプ22
が設置されており、このポンプ22によって、回収部2
bに回収された洗浄液は吸引され、洗浄部2aの回転ス
プレー23に供給される。そして、洗浄液は、スプレー
23から洗浄部2a内に設定されたワークに万遍なく噴
射・供給される。循環ポンプ22はオートドレイン型が
採用されており、洗浄槽2の洗浄液が回収元弁14を介
して回収される際には、循環ポンプ22内の洗浄液も回
収できるようになっている。循環ポンプ22にアクアタ
ンク12から洗浄液を導く配管80と、循環ポンプ22
の吸入側22aとの間には若干の隙間81を設けてあ
り、洗浄液を回収するときは、この隙間81から導水パ
イプ80の内部の洗浄液の液切れもできる。
【0022】粗すすぎ系30は、粗すすぎポンプ31を
備えており、このポンプ31の吸入側31aに、中間水
供給元弁33の設置された中間水タンク32からの中間
水供給系33Aと、排水元弁34の設置された洗浄槽2
からの排水系統34Aが接続されている。粗すすぎポン
プ31の放出側31bには、中間水供給弁35の設置さ
れた中間水放出系統35Aと、洗浄槽2の回収部2bか
らの排水を中間水タンク31に回収する中間水回収弁3
6の設置された中間水回収系統36Aと、さらに、洗浄
槽2からの排水を排出する排出弁37の設置された排出
系統37Aが接続されている。また、中間水放出系統3
5Aからは洗浄槽2の上部である洗浄シャワー室2aに
設置されたスプレーシャワー38によって中間水が洗浄
槽2の洗浄部2aに設定されたワーク(不図示)にかか
るようになっている。
【0023】仕上げすすぎ系50は、仕上げすすぎポン
プ51を備えており、このポンプ51の吸入側51a
に、純水タンク52からの純水供給系統53Aが接続さ
れている。また、ポンプ51の放出側51bに、純水を
洗浄槽2に供給する純水放水弁54の設置された純水放
出系統54Aが接続されている。この純水放出系統54
Aから、洗浄槽2に設置された回転スプレー55を介し
て純水がワークにかかるようになっている。
【0024】本例の洗浄装置は1台の洗浄槽2を備えて
いるだけであり、従来の洗浄装置では洗浄液を用いてワ
ークを洗浄する槽および、すすぎ液を用いてワークをす
すぐ槽との少なくとも2つの槽が必要なのに対し、本装
置1においては1つの洗浄槽2のみで洗浄およびすすぎ
の両方を実行できる。従って、従来の装置のような複数
の槽の間でワークを搬送する搬送機構は不要であり、本
例の洗浄装置は非常にコンパクトに、また、機構も簡単
にでき、装置重量も少なくて済む。
【0025】さらに、本例の洗浄装置1は、洗浄液を供
給する洗浄系10と、すすぎ液である純水を供給するす
すぎ系とを別々に備えている。また、本例の装置1で
は、粗すすぎ系30および仕上げすすぎ系50をさらに
別々に備えている。従って、これらの系はそれぞれ専用
のポンプ、弁、配管等を備えており、効果の異なる洗浄
液とすすぎ液とを別々に洗浄槽2に供給、排出あるいは
回収できるようになっている。このように本例の洗浄装
置は各々の液に対応した系統を備えているので、複数の
液体を供給し洗浄する間に洗浄液とすすぎ液とが混在す
ることはなく、洗浄時間の短縮でき、洗浄液およびすす
ぎ液の浪費などを防止できる。
【0026】さらに、本例の装置1においては、図3お
よび図5に示すように、洗浄系10の洗浄液を回収する
回収元弁14と、粗すすぎ系30のすすぎ液を排出する
排出元弁34とが洗浄槽2の下方で、弁が設定できる限
り洗浄槽2との距離を短くなるように設置してある。こ
れによって、洗浄系10あるいは粗すすぎ系30から洗
浄液あるいはすすぎ液が洗浄槽2に逆流したり、洗浄液
などが配管に多量に溜まってすすぎ中に漏れだすことは
なく、洗浄時間、洗浄液およびすすぎ液が浪費されない
ようになっている。また、本例の装置1においては、仕
上げすすぎ系50によって洗浄する際の排水を中間水タ
ンク32に回収し、粗すすぎ系30のすすぎ液として用
いることによりさらにすすぎ液、すなわち純水の消費を
抑制している。
【0027】なお、本例の装置1においては、洗浄系1
0と粗すすぎ系30とに共通の排出ノズルが洗浄槽2に
用意されているが、別々のノズルを洗浄槽2に設置して
いも勿論良い。また、アクアタンク12内の洗浄液は、
濃度が薄まったとき、洗浄液を交換するときなど必要に
応じてアクア原液タンク62からアクア供給系統15A
を介してアクアタンク12に洗浄液の原液が補給できる
ようになっている。また、排水系統37Aからの排水
は、排水処理システム70を介して下水排水に排出でき
る。排水処理システム70は図示されているものに限ら
ないが、本例で採用したシステムでは、中和タンク72
に貯蔵された希硫酸等の中和液を中和液ポンプ73を介
して排水が貯蔵された排水タンク71に供給し、まず排
水の中和を行っている。排水タンク71内の排水は、排
水ポンプ74によって再循環弁75を介して攪拌され、
所定のpHになった排水は、排水ポンプ74から排水弁
76を介して放出され、さらに、活性炭77、および金
属イオン等を除去するイオン交換装置78などによって
排水許容範囲に制御され、下水排水に放出される。
【0028】図6に示したフローチャートを用いて本例
の装置1の動作を説明する。先ず、ステップST1にお
いて、開閉パイプ3を用いて洗浄槽2のフード4を開放
し、洗浄部2aにワークを搬入し、設定する。
【0029】ステップST2において洗浄を開始する。
これに先立って、初期処理として、所定の濃度の洗浄液
をアクアタンク12に用意しておく必要がある。本例に
おいては、ロジン系フラックスの洗浄に適した山栄化学
株式会社製で本願出願人が提供しているアクアクリーナ
ー210SEPが用いられている。この洗浄液は、アク
ア原液タンク62からアクア供給系統15Aを介してア
クアタンク12に供給される。洗浄液の濃度は、原液タ
ンク62の内部、あるいはアクアタンク12に供給され
た後、純水を用いて調整できる。
【0030】アクアタンク12と洗浄槽2とを接続して
いる第1および第2の系統16Aおよび17Aの元弁1
6および17を開けると、アクアタンク12から洗浄槽
2の回収部2bへ洗浄液が流れだし、洗浄槽へ洗浄液を
供給できる。所定の時間経過して回収部2bに洗浄液が
溜まると、循環ポンプ22を起動し、スプレー23から
洗浄液をワークに吹きつけ洗浄を開始する。本洗浄装置
の元弁16および17はモーター駆動、ソレノイド駆動
などの自動弁であり、後述する各弁も同様であるが、こ
れらの弁は電気的に制御パネル5から操作され、洗浄か
ら乾燥までの工程を自動、半自動および手動のいずれで
も行えるようになっている。
【0031】ワークに吹きつけられた洗浄液は、洗浄部
2aの下部に用意されている回収部2bに回収される。
洗浄液は回収部2bから第1の系統16Aと通って、い
ったんアクアタンク12に導かれる。洗浄液はワークに
吹きつけられ、回収部2bの液面に落下するので、回収
部の上部には発泡して気泡の濃度の高い洗浄液が存在す
る。そこで、本例の洗浄装置では、気泡の濃度の高い表
層の部分を避けて、液面の下側から洗浄液を一端アクア
タンク12に流している。アクアタンク12内は、液面
が乱されることもないので発泡が進むことはなく、洗浄
液の消泡が行われる。さらに、回収部2bに比べアクア
タンク12は非常に大きな容量を備えているので、アク
アタンク12内を通過させることによって十分な滞留時
間を得ることができる。従って、アクアタンク12内で
洗浄液と共に入ってきた気泡の殆どは消え、アクアタン
ク12の下部と回収部2bの底面付近を接続した第2の
系統17Aによって気泡を殆ど含んでいない洗浄液を循
環ポンプ22へ供給できる。
【0032】さらに、本例の洗浄装置1では、図2およ
び図3に示してあるように、第2の系統17Aに導水パ
イプ80を接続し、回収部2bを通って気泡の消えた洗
浄液を循環ポンプ22の吸入側22aの近傍に導いてい
る。従って、回収部2bに回収された洗浄液の多くが発
泡している場合であっても、循環ポンプ22には消泡し
た洗浄液が供給され、循環ポンプ22にキャビテーショ
ンが発生することはない。従って、スプレー23からは
常に高い圧力で液状の洗浄液がワークに噴射される。こ
のように本例の洗浄装置は、回収時に洗浄液が発泡して
も高い洗浄効率を維持できる。また、洗浄液を消泡する
ために消泡用の装置やスペースを設ける必要はないの
で、洗浄槽を含め洗浄装置を小型化することができる。
【0033】さらに、本例の洗浄装置では、回収した洗
浄液をいったんアクアタンク12に導き、アクアタンク
12から洗浄液の供給を受けて洗浄している。従って、
アクアタンク12にある洗浄液全部を用いて洗浄するこ
とができる。このため、循環比を低下でき、洗浄液の劣
化を抑制し、効率の良い洗浄を行える。なお、アクアタ
ンク12と循環ポンプ22を直に接続して洗浄液を循環
させてももちろん良い。この場合は、後述するような循
環ポンプ22の液切りを行う手段を別途設けるか、ある
いは、循環ポンプ22の系統がすすぎ系と混じり合わな
いようにして液切りを不要とすることが望ましい。
【0034】洗浄中は、元弁16および17以外の弁は
閉となっており、上記以外の系統はそれぞれの弁によっ
て遮断されている。回収部2bに接続するすすぎ系の元
弁34は、洗浄タンク2bの近傍に設置されているの
で、すすぎ液が洗浄液側に逆流することはなく、また、
粗すすぎ系30の配管中のすすぎ液が洗浄液に溶けだし
て洗浄液の濃度の低下を招くようなこともない。
【0035】洗浄が終了するとステップST3におい
て、液切りを行い、洗浄槽2の洗浄液をアクアタンク1
2に回収する。先ず、洗浄ポンプ22を停止し、洗浄液
を回収部2bに戻す。同時に、元弁16および17を遮
断し、アクアタンク12を洗浄槽2と分離する。回収部
2b内の洗浄液を、洗浄液回収系統14A、アクアポン
プ11、回収放出系統18Aを介してアクアタンク12
に回収する。この工程の動作時間は、主に洗浄槽2に供
給された洗浄液の量によって決まるが、液切りの効率向
上を図るため、計算された時間に所定の時間を追加した
時間、すなわち、空引きとなる時間を追加しておくこと
が望ましい。また、このステップST3が終了した時
は、洗浄槽2の近傍に配置された回収元弁14を閉とす
ることにより、洗浄液が洗浄槽2に逆流すること、およ
び、次の工程においてすすぎ液に洗浄液が溶けだすこと
を抑制している。
【0036】すすぎを効率良く行うには、洗浄槽2の内
部に残留する洗浄液をできるかぎり少なくすることが望
ましい。本例の洗浄装置1では、オートドレイン型の循
環ポンプ22を採用しているので、このポンプ内のドレ
インは吸入側22aから回収部2bに放出される。さら
に、回収部2bに設置してある導水管80の内部の洗浄
液は、導水管80とポンプの吸入側22aとの隙間81
から回収部2bに放出される。このように、本例の装置
1では配管およびポンプ内の洗浄液をできるかぎり回収
してすすぎの効率を高めるようにしている。
【0037】ステップST4において、粗すすぎが行
う。この工程において、中間水タンク32に貯蔵された
中間水を用いて洗浄後の最初のすすぎを行う。後述する
ように中間水は、仕上げすすぎの排水を回収した液であ
り、純度としては純水がほぼ近いものである。従って、
洗浄液による汚染度が大きくなる最初のすすぎ液として
は中間水で十分であり、また、これによって純水の消費
量を低減することができる。中間水タンク32に貯蔵さ
れた中間水は、中間水供給系統33A、粗すすぎポンプ
31、中間水放出系統35Aを介して洗浄槽2に供給さ
れる。この際、中間水は、中間水放出系統35Aからス
プレーシャワー38を介してワークに噴射され粗すすぎ
が効率良く行われる。
【0038】粗すすぎが終了すると、ステップST5に
おいて、汚染された粗すすぎ液を排水する。洗浄槽2の
回収部2bに溜まった粗すすぎ後の水は、排水系統34
A、粗すすぎポンプ31、排出系統37Aを介して装置
外の排水処理システム70に排出され、排水処理された
後に廃棄される。
【0039】粗すすぎが終了すると、ステップST6に
おいて、中すすぎを行う。この工程では仕上げすすぎ系
50を用い、純水タンク52に蓄えられた純水を純水供
給系統53A、仕上げポンプ51、純水放出系統54
A、さらに、回転スプレー55を介してワークに向かっ
て噴出し、すすぎを行う。この中すすぎが終了すると、
ステップST7において、洗浄タンク2bのすすぎ液を
排出する。この工程はステップST5と同じである。
【0040】中すすぎのすすぎ液を排出すると、さら
に、ステップST8において、仕上げすすぎを行う。こ
の工程は、ステップST6と同様の系統で純水タンク5
2内の純水を回転スプレー55からワークに向かって噴
出し、仕上げすすぎを行う。この仕上げすすぎ工程を終
了すると、ステップST9において洗浄タンク2b内の
すすぎ液を排出する。このステップでは、排水系統34
A、粗すすぎポンプ31、さらに中間水放出系統35A
を介してすすぎ後の排水を中間水タンク32に回収す
る。仕上げすすぎ工程は、最終的なリンスのための工程
であり、この排水の汚染度は非常に低い。従って、排水
を中間水タンク32に一時的にストックして先に説明し
た粗すすぎ工程に用いることにより純水の消費量の削減
を図っている。
【0041】洗浄・すすぎの工程が終了すると、ステッ
プST10において乾燥機構8によって乾燥された空気
をワークに向けて供給し、粗乾燥を行う。乾燥された洗
浄済のワークをステップST11において洗浄槽2から
搬出する。
【0042】このように本例の装置1は、1つの洗浄槽
2を用いて洗浄、すすぎを行える洗浄装置であり、洗浄
系10と、すすぎ系30および50が別々に設置されて
いるので、洗浄液とすすぎ液とが混じりあうことはな
い。従って、洗浄装置を小型化でき、洗浄液およびすす
ぎ液の消費を抑制できるので洗浄効率も上げられる。洗
浄効率を上げるために、回収元弁14および排出元弁3
4を洗浄槽2の極めて近傍に設置し、それぞれの系統か
らの洗浄液あるいはすすぎ液が汚染されないようにして
おり、また、粗すすぎに中間水を用いることによってす
すぎ液の消費量を抑制している。
【0043】さらに、本例の洗浄装置においては、洗浄
中に洗浄槽とアクアタンクを接続することによって洗浄
液の発泡の進行を防止している。従って、洗浄槽を小型
化しても発泡した洗浄液によりポンプがキャビテーショ
ンを起こすことはないので、洗浄液の噴出圧が低下する
こともない。このため、高い洗浄効率を維持できる。ま
た、消泡するために設備を追加する必要はないので、洗
浄装置の集積率を高め、小型で洗浄効率の高い洗浄装置
を提供することが可能となる。
【0044】なお、本例の洗浄装置に洗浄液として用い
られている山栄化学株式会社製で本願出願人から購入可
能なアクアクリーナー210SEPは、N−メチルピロ
リドンなどを含んだロジンとの相性の非常に良い溶剤と
界面活性剤とが用いられており、ポストフラックス、ク
リーム半田などを問わず高い洗浄性と信頼性とを有し、
実績も多い洗浄剤である。また、この洗浄剤は、消防法
による危険物を含まず、有機溶剤中毒予防規則、労働安
全衛生法における特定化学物質および水質汚濁防止法に
おける有害物の適用も受けない。また、大気汚染防止法
の適用をうける物質も含まれていない。従って、本例の
洗浄装置のような高洗浄性能で、小型、また廉価な洗浄
装置に適した洗浄剤である。もちろん、本例の洗浄装置
は、この洗浄剤に限らず他の有機系などの洗浄剤を用い
ることも可能である。
【0045】また、すすぎ系を用いたすすぎの回数、あ
るいは洗浄剤を用いた洗浄の回数、さらに、中間水を用
いた粗すすぎの回数等は洗浄剤、ワークの種類、除去す
べき物質の種類などによって最適のものを選択すること
ができ、洗浄工程の調整は制御パネルによって簡単に行
える。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る洗
浄装置は、単一の洗浄槽を採用した小型で簡易な構成の
洗浄装置である。そして、洗浄槽と洗浄液タンクを接続
することによって洗浄液が発泡することを防止できるの
で、高い洗浄効率を維持しながら洗浄槽を小型化でき
る。従って、本発明に係る洗浄装置によって、フロンを
用いない小型で高性能の洗浄装置を提供することが可能
となる。
【0047】また、本発明に係る洗浄装置は、洗浄液の
発泡を抑制するために特別な設備等を必要とせず安価に
高い洗浄効率を備えた装置を提供できる。また、洗浄液
の液切れもスムーズに行えるようになっているので、す
すぎのために必要な純水の消費量を抑制でき、洗浄時間
の短縮も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例の洗浄装置の概要を示す斜視図である。
【図2】図1に示す洗浄装置を上方から見た平面図であ
る。洗浄装置の内部を一部破線にて示す。
【図3】図1に示す洗浄装置を正面から一部装置の内部
を破線で示す正面図である。
【図4】図1に示す洗浄装置を側方から示す側面図であ
る。
【図5】図1に示す洗浄装置の系統を示す系統図であ
る。
【図6】図1に示す洗浄装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1・・洗浄装置 2・・洗浄槽 2a・・洗浄部 2b・・回収部 3・・開閉パイプ 4・・フード 5・・制御パネル 6・・覗き窓 7・・台盤 8・・乾燥機構 10・・洗浄系 11・・アクアポンプ 12・・アクアタンク 16A・・第1の系統 17A・・第2の系統 22・・循環ポンプ 30・・粗すすぎ系 31・・粗すすぎポンプ 32・・中間水タンク 50・・仕上げすすぎ系 51・・仕上げすすぎポンプ 52・・純水タンク 70・・排水処理システム 80・・導水パイプ 81・・導水パイプと循環ポンプの吸入側との隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液とすすぎ液とを用いてワークを洗
    浄する洗浄装置において、前記洗浄液を貯める洗浄液タ
    ンクと、前記洗浄液およびすすぎ液の供給を別々に受け
    て前記ワークの洗浄を行う単一の洗浄槽とを有し、 この洗浄槽は前記ワークを設定する洗浄部と、前記洗浄
    液を回収する回収部とを備えており、さらに、回収され
    た前記洗浄液を前記洗浄部へ循環させる循環系統と、前
    記回収部に回収された前記洗浄液の液面下および前記洗
    浄液タンクを開閉可能に接続する第1の系統と、前記洗
    浄液タンクおよび前記循環系統を開閉可能に接続する第
    2の系統とを備えていることを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記循環系統は前記
    回収部の底部に設けられた吸入口から前記洗浄液を吸入
    する循環ポンプを備えており、前記第2の系統は前記洗
    浄液タンクおよび前記回収部の底部を接続する系統であ
    って、前記洗浄液タンクから洗浄液を前記吸入口の近傍
    まで導く導水ノズルを備えていることを特徴とする洗浄
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記導水ノズルおよ
    び前記吸入口の間に隙間を設けてあることを特徴とする
    洗浄装置。
JP23220994A 1994-08-31 1994-08-31 洗浄装置 Pending JPH0871513A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0914799A1 (en) * 1997-11-05 1999-05-12 Electrolux Zanussi S.p.A. Method for recovering rinse-aid containing water in an automatic dishwashing machine
CN102500568A (zh) * 2011-12-29 2012-06-20 莱顿汽车部件(苏州)有限公司 发电机单向耦合器的分体式清洗车
CN103806010A (zh) * 2014-01-22 2014-05-21 江苏亨特宏业重工有限公司 拉弯矫直机节能环保型化学清洗装置

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CN102500568A (zh) * 2011-12-29 2012-06-20 莱顿汽车部件(苏州)有限公司 发电机单向耦合器的分体式清洗车
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