JP4043769B2 - タンク洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品や薬品等を収容するタンクの洗浄装置及び洗浄方法、特に食品等をタンクに収容し、これを所定の場所に運搬することで食品等を配送するシステムに使用するタンクの洗浄装置及び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液状の食品や薬品等を収容するタンクの内部に洗浄液を供給し、供給された洗浄液でタンク内の汚れを洗浄することが一般に行われている。従来、洗浄に用いられた洗浄液は、タンクから排出された後、大抵そのまま廃棄されていた。その一方で、環境対策を考慮して、洗浄装置に濾過装置を設け、使用済みの洗浄液を濾過することで再使用することも行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、洗浄に用いられた洗浄液をその都度廃棄していたのでは、大量の洗浄液を廃棄することになり、環境汚染を引き起こすおそれがある。また、タンク内を一度だけ洗浄した洗浄液には、洗浄後にあっても未だ十分にタンク内を洗浄する能力を残していることが多く、この状態で洗浄液を廃棄するのは、洗浄液の浪費にもつながる。一方、洗浄装置に濾過装置を設けると、洗浄装置のコストが高くなる。
【0004】
そこで、本発明ではコストを低廉に抑え、環境に悪影響を与えることが無く、しかも、使用する洗浄液の性能を十二分に引き出すことのできるタンクの洗浄装置およびタンクの洗浄方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、洗浄液を収容する複数の収容部(22,23,24)と、洗浄の対象となるタンク(9)と前記収容部(22,23,24)との間で内部を流れる流体が循環するように設けられた循環路(30)と、この循環路(30)を介して、前記タンク(9)と複数の前記収容部(22,23,24)の1つとを択一的に連通させる収容部選択手段(26)が設けられているタンク洗浄装置(20)を採用した。
【0006】
この発明によれば、タンク(9)内部の汚染度に応じ、洗浄液を選択して洗浄するなど、複数の種類の洗浄液でタンク(9)を洗浄することができる。なお、複数の洗浄液の中から1つの収容部(22,23,24)を選択し、選択された収容部(22,23,24)とタンク(9)とを連通するに当たり、移動を行うのが困難な大きなタンク(9)の場合には、タンク(9)を一定の位置に固定し、固定されたタンク(9)に選択された収容部(22,23,24)を連通されるように構成するのが経済性、信頼性を維持できる。ただし、収容部(22,23,24)の位置はそのまま固定し、タンク(9)を選択された収容部(22,23,24)の位置まで移動する構成を採用しても構わない。
【0007】
なお、上記タンク洗浄装置(20)において、前記循環路(30)が、その内部を流れる液体が所定の時間前記タンク(9)と一定の収容部(22)との間を循環した後、前記一定の収容部(22)とは別の収容部(23)に流れるように回路配置されることにより、タンク(9)を洗浄した回数に応じて、順番に洗浄液を収容部(22,23)に収容することができる。これにより、汚染度の高い洗浄液から順に使用してタンク(9)を洗浄する構成を容易に採用することができる。かかる構成を採用することで、洗浄液の洗浄能力を十分に発揮させることができる。さらに、使用する洗浄液の絶対量を節減し、コストダウンを図ることができるばかりか、環境に対する悪影響をおさえることもできる。
【0008】
また、本発明では上記タンク洗浄装置(20)において、前記収容部選択手段(26)は切換バルブ(26)であり、この切換バルブ(26)が前記循環路(30)に取り付けられたことを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、タンク(9)を移動させることなく、複数の収容部(22,23)の中から択一的に1つの収容部(22,23)を選択し、選択された収容部(22,23)とタンク(9)とを連通することができる。タンク(9)を移動させる手段を設けると、装置が大がかりとなり、製造コストがかかるだけでなく、ランニングコストもかかってしまうが、本発明のように切換バルブ(26)を設け、このバルブ(26)を切換える構成を採用することにより装置の構造を簡素化し、コストを抑えることができる。
【0010】
なお、上記タンク洗浄装置(20)において、未使用の新洗浄液を供給する洗浄液供給部(21)が前記循環路(30)に連通されており、前記切換バルブ(26)は、前記タンク(9)を洗浄した前記新洗浄液を複数の前記収容部(22,23)の中の一定の収容部(22)に誘導し、この一定の収容部(22)に誘導された前記新洗浄液は、前記タンク(9)を洗浄し終えた後、前記切換バルブ(26)により再び当該一定の収容部(22)に誘導され、所定の時間前記タンク(9)と当該一定の収容部(22)との間を循環することを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、未使用の新洗浄液を貯留させることなく循環路(30)に導入後にそのままタンク(9)を洗浄し、タンク(9)を洗浄した新洗浄液を一定の収容部(22)に収容している。そして、この洗浄液を循環させているので、新洗浄液を収容する収容部を設ける必要がなく、収容部(22,23)の数を減らすことができる。これにより、装置の構造を簡素化し、製造コストを低減できる。
【0012】
そして、本発明では上記タンク洗浄装置(20)において、前記洗浄液による洗浄の後に、前記タンク(9)内を濯ぐための濯ぎ水を供給する水源(60)が前記循環路(30)に連通され、前記タンク(9)を濯ぎ終えた前記濯ぎ水を複数の前記収容部(22,23,24)の中から所定の収容部(24)に誘導していることを特徴する。
【0013】
本発明によれば、タンク(9)に残留する洗浄液を濯ぎ水が洗い落とし、タンク(9)内から洗浄液を除去することができる。飲食品が充填されるタンク(9)では特に有効である。
【0014】
また、本発明では上記タンク洗浄装置(20)において、前記循環路(30)にはその内部に残留する液体を除去するためのエアを供給するエア供給源(40)が連通されていることを特徴としており、循環路(30)を循環させる洗浄液又は濯ぎ水を変更する毎に、循環路(30)にエアを供給し、前工程で用いた洗浄液又は濯ぎ水を循環路(30)から除去することができる。これにより前工程で用いた洗浄水又は濯ぎ水と現工程で使用している洗浄液又は濯ぎ水とが混合することを確実に防止する。
【0015】
さらに、本発明では前記タンク(9)内にエアを供給するエア供給源(41)が設けられていることを特徴としており、タンク(9)内を所定の圧力に調圧することができ、洗浄液による洗浄、濯ぎ水による濯ぎ洗いの後、タンク(9)の内部の水切りを効率よく行うことができる。この場合は、ポンプを使用しないので、残液が発生せず、洗浄液等を収容部に完全に回収することができる。
【0016】
また、本発明では上記課題を解決するために、タンク(9)に洗浄液を供給してタンク(9)内を洗浄するタンク(9)の洗浄方法において、タンク(9)内を洗浄した前記洗浄液をその洗浄の回数毎に所定の収容部(22,23)に区分けし、区分けされた前記洗浄液の中から洗浄回数の多い洗浄液から順に前記タンク(9)に供給してタンク(9)内を洗浄し、これら洗浄液でタンク(9)内を洗浄した後に未使用の洗浄液をタンク(9)に供給して前記タンク(9)内を洗浄することとしている。
【0017】
本発明によれば、汚染度の高い洗浄液から順に再使用してタンク(9)を洗浄するので、洗浄液の洗浄能力を無駄なく十分に発揮させることができる。これにより少量の洗浄液で効果的にタンク(9)を洗浄できる。
【0018】
また、前記未使用の洗浄液で前記タンク(9)を洗浄した後、このタンク(9)内に濯ぎ水を供給してタンク(9)内を濯ぐことにより、タンク(9)内から洗浄液を確実に除却できる。この発明は、飲食物を充填するタンク(9)に極めて有効である。なお、濯ぎ水についても、前記タンク(9)内を濯いだ回数に応じて所定の収容部(24)毎に区分けされ、濯ぎ回数の多い濯ぎ水から順に前記タンク(9)に供給してタンク(9)を濯ぐことで、濯ぎ水の能力を無駄なく発揮させることができ、少量の濯ぎ水でタンク(9)を濯ぎ洗いすることができる。
【0019】
また、本発明では上記タンク(9)の洗浄方法において、前記タンク(9)を所定の位置に停止させ、このタンク(9)と前記収容部(22,23,24)との間で前記洗浄液又は前記濯ぎ水を循環させる循環路(30)でこれらを連通させ、前記区分けされた洗浄液を前記循環路(30)に設けられた所定の切換手段(26)を切換えて前記タンク(9)に導入させることを特徴とする。かかる方法を採用することで、洗浄液又は濯ぎ水の収容された複数の収容部(22,23,24)から1つの収容部(22,23,24)を択一的に連通させることが極めて容易に行える。すなわち、タンク(9)を移動させて、各収容部(22,23,24)とタンク(9)とを連通させると装置が大がかりなものとなる。また、作動させるためのコストも高くつく。本発明が採用する構成では、例えば、循環路(30)に切換バルブ(26)を設け、この切換バルブ(26)を切換えるだけで、複数の収容部(22,23,24)の中から択一的に所望の収容部(22,23,24)とタンク(9)とを連通させることができる。これにより、簡素な構造の装置を実現でき、さらに経済的にタンク(9)を洗浄できる。
【0020】
また、本発明では上記タンク(9)の洗浄方法において、前記タンク(9)に供給する洗浄液を変更する毎に、前記タンク(9)と前記収容部(22,23,24)との間で前記洗浄液を循環させる循環路(30)にエアを供給し、この循環路(30)に残留する前工程で使用された洗浄液を除去することを特徴とする。
【0021】
洗浄液を変更する順序は汚染度の高い洗浄液から、低い洗浄液が使用される。このため、前工程で使用した汚染度の高いが循環路(30)に残留していると、次工程でより汚染度の低いと前工程で使用した洗浄液とが混合してしまい、洗浄力を低下させるおそれがある。本発明では、洗浄液を変更する毎に循環路(30)にエア供給し、前工程で使用した洗浄液を除去するので、洗浄効果を高く維持できる。
【0022】
なお、前記タンク(9)に供給する洗浄液又は濯ぎ水を変更する毎に、前記タンク(9)と前記収容部(22,23)との間で前記洗浄液または前記濯ぎ水を循環させる循環路(30)にエアを供給し、この循環路(30)に残留する前工程で使用された洗浄液または濯ぎ水を除去することで、洗浄液のみならず濯ぎ水についても同様に高い濯ぎ効果を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は、本発明にかかるタンク洗浄装置20が使用されている液体配送システムの概要を示している。この液体配送システムは、タンク9に液状の食品を収容し、このタンク9を搬送台車10で所定の場所に運搬することで液状の食品を配送するシステムである。この実施形態では、かかる液体配送システムに使用されるタンク9を洗浄することにタンク洗浄装置20を使用している。
【0025】
まず、本タンク洗浄装置20が使用される液体配送システムの概要について説明する。
【0026】
この図1に示す液体配送システムでは、空のタンク9が保管されるタンク保管エリア1と、タンク9の内部に供給される液体を撹拌するミキサー11を脱着するミキサー脱着エリア2と、タンク9の中に液状の食品や添加物などを注入する注入エリア4と、食品の注入されたタンク9を受取り、所定の容器14…14にこの食品を充填する受取エリア5とを備えている。さらに、この液体配送システムは、ミキサー脱着エリア2から注入エリア4にタンク9を搬送する途中に、タンク9の内部を熱水で洗浄する熱水洗浄エリア3を備えると共に、タンク9内の食品を容器14…14に充填した後、タンク9の内部を洗浄する洗浄エリア6を備えている。洗浄の対象となるタンク9はこれらエリアの間を搬送台車10で運搬される。
【0027】
タンク保管エリア1では、洗浄され、内部に残留物のないタンク9が複数保管されている。
【0028】
ミキサー脱着エリア2には、タンク9に装着するミキサー11を洗浄する複数の洗浄槽8…8が設置されている。これら洗浄槽8…8の内部には、ミキサー11がそれぞれ収容されており、このミキサー脱着エリア2にて待機しているミキサー11を洗浄している。また、ミキサー脱着エリア2には、ミキサー11を保持し、タンク9と洗浄槽8…8との間を移動させるためのハンドリフター7が設置されている。このハンドリフター7を使用することで、臨機応変に、しかも楽にミキサー11を移動させることが可能になっている。
【0029】
このミキサー脱着エリア2にて、洗浄槽8…8に収容されたミキサー11をタンク9に装着し、次工程の熱水洗浄エリア3にミキサー11の装着されたタンク9を送り出している。その一方で、タンク9内の食品を容器14…14に充填し終えたタンク9は、このミキサー脱着エリア2にて、ミキサー11が取り外される。取り外されたミキサー11は、再び洗浄槽8…8に収容され、洗浄されながら次にタンク9に装着されるまで待機されている。
【0030】
熱水洗浄エリア3では、タンク9の内部に熱水が散布され、タンク9に装着されたミキサー11と共にタンク9が洗浄される。洗浄されたタンク9は搬送台車10で注入エリア4に搬送される。
【0031】
注入エリア4では、液状の食品、添加物が注入される。この注入エリア4には、配送する液状の食品と添加物とが予め用意されており、この用意された食品及び添加物がタンク9に注入される。また、注入エリア4にはタンク9に装着されたミキサー11を駆動させる電源(不図示)が設けられており、ミキサー11はこの注入エリア4で駆動される。このように、ミキサー11を駆動してタンク9に注入された食品及び添加物を撹拌している。
【0032】
注入エリア4にて食品の注入されたタンク9の配送される受取エリア5では、タンク9内の食品が当該受取エリア5に用意された複数の容器14…14に分配される。この図1に示す受取エリア5では、1階部5aは容器14…14を搬送しているコンベヤ13が設置されており、2階部5bが搬送台車10で運搬されてきたタンク9がおかれるタンク設置部として構成されている。また、受取エリア5には、2階部のタンク設置部と、1階部に設置されたコンベヤ13とを連絡している充填機15が設けられている。タンク9内の食品はこの充填機15によりタンク9から容器14…14に分配される。
【0033】
そして、洗浄エリア6には、食品を充填し終えたタンク9の内部を洗浄する本発明のタンク洗浄装置20が設けられている。タンク洗浄装置20はタンク9に対して着脱自在に構成されたスプレーノズル12を備えている。スプレーノズル12は、タンク9上部に設けられた装着から内部に挿入されるように取り付けられる。このスプレーノズル12は、タンク9内に挿入された噴射部12aを回転させながらタンク9内に洗浄液を散布している。これによりタンク9内をまんべんなく洗浄する。この洗浄エリア6に搬送されているタンクは、受取エリア5で内部の食品を容器14…14に充填した後、ミキサー脱着エリア2でミキサー11が取り外された後のものである。
【0034】
図2は、洗浄エリア6に設置されたタンク洗浄装置20の回路図を示している。このタンク洗浄装置20は、新しい洗浄液を生成し、生成された洗浄液を回路に供給する洗浄液供給部21と、タンク9を洗浄した洗浄液を収容する2つの洗浄液収容部22,23とを備えている。2つの洗浄液収容部22,23のうち、一方は、1度だけタンク9内を洗浄した洗浄液(以下、この洗浄液を1古洗浄液という。)が収容されるもので、他方は2度タンク9の内部を洗浄した洗浄液(以下この洗浄液を2古洗浄液という。)が収容される。また、このタンク洗浄装置20は洗浄液で洗浄した後にタンク9内を濯ぎ洗いするようになっており、タンク9内を濯いだ濯ぎ水を収容する濯ぎ水収容部24を別途有している。さらにタンク洗浄装置20は、洗浄液並びに濯ぎ水を最後に収集する廃液タンク25を備えている。
【0035】
この図2に示すように、タンク洗浄装置20は、洗浄の対象となるタンク9と3つの収容部との間を洗浄液が循環するように回路設計されている。洗浄液については、タンク9を洗浄液供給部21から供給される生成されたばかりの洗浄液(以下、新洗浄液という。)がタンク9を洗浄する毎に循環路30を循環し、1番目の洗浄液収容部22、2番目の洗浄液収容部23と、収容される場所が順に変更される。
【0036】
洗浄の対象となるタンク9は、2つの洗浄液収容部22,23及び濯ぎ水収容部24と循環路30により接続される。この循環路30には、これら収容部22,23,24の出口側にポンプ31が設けられており、このポンプ31が、循環路30内の洗浄液又は濯ぎ水を循環させている。洗浄液供給部21は、このポンプ31の上流部にて循環路30と配管35で連通されており、生成された新しい新洗浄液を循環路30に供給している。また、ポンプ31の下流側、かつ、タンク9への入口より上流側には、熱交換器32が設けられている。循環路30を流れる洗浄液を所定の温度に上昇させてタンク9に送り込んでいる。これにより洗浄力を向上させている。
【0037】
また、循環路30には、切換バルブ26が設けられており(図2の二点鎖線で示した部品)、タンク9から排出された液体が、2つの洗浄液収容部22,23、濯ぎ水収容部24又は廃液タンク25のいずれか1つに択一的に流入させている。このように切換バルブ26が順次切換えられて、2つの洗浄液収容部22,23または濯ぎ水収容部24とタンク9とを順に連通させることにより、循環路30を流れる液体を2古洗浄液、1古洗浄液、新洗浄液、濯ぎ水の順に循環させている。
【0038】
さらに、この循環路30はエア供給源40と接続されている。エア供給源40は、循環路30にエアを流入せしめ、循環路30の内部に残留する液体を風圧で除去している。例えば、2古洗浄液を循環させ、タンク9をこの2古洗浄液で洗浄した後には、1古洗浄液を循環させてタンク9を洗浄するが、循環させる洗浄液を変更する工程の間にエアを流入する。これにより、循環路30内に残留する2古洗浄液を循環路30から除去し、除去された後に1古洗浄液を循環させる。これによって、循環路30の内で1古洗浄液と2古洗浄液とが混合することを防止している。
【0039】
一方、洗浄の対象となるタンク9には、この循環路30の他、タンク9内自体にエアを供給するエア供給装置41、タンク9の外周部に形成されたジャケット内にスチームを供給するスチーム供給装置42が接続されている。エア供給装置41は、例えば、循環させる洗浄液を2古洗浄液から1古洗浄液に切換える際、タンク9にエアを供給し、タンク9内部に微圧を張ることで調圧している。これにより、タンク9の内部の液切れをバランス良く行っている。また、スチーム供給装置42は、タンク9洗浄後に高温のスチームをジャケットに供給し、タンクの内部を高温にすることでタンク9内に残留する液体を蒸発させている。
【0040】
以上の構成を備えたタンク洗浄装置20によれば、以下に説明するようにしてタンク9の内部は洗浄される。
【0041】
まず、図3に示すように、このタンク洗浄装置20にセットされたタンク9は、2古洗浄液により洗浄される。洗浄液収容部22,23の第2番目の洗浄液収容部23には2古洗浄液が収容されており、循環路30に設けられた切換バルブ26が切換えられて、この第2番目の洗浄液収容部23を連通するように、循環路30を形成する。この図3に示す実線が形成された循環路30である。
【0042】
洗浄液収容部23の2古洗浄液はポンプ31により吐出されて熱交換器32で昇温された後にタンク9に導入される。熱交換器32により2古洗浄液が昇温されるため、2古洗浄液の洗浄力は向上される。タンク9に到達した2古洗浄液は、タンク9に装着された上述のスプレーノズル12によってタンク9内にまんべんなく散布される。このスプレーノズル12によってタンク9の内部に2古洗浄液がまんべんなく散布されるため、タンク9の内壁は未洗浄の部分が形成されることなく洗浄される。この際、タンク9には所定の圧力のエアが同時に供給される。このエアは、タンク9内に導入された洗浄液をタンク9内で撹拌する役割を果たしており、洗浄液をタンク9の隅々まで行き渡らせると共に、2古洗浄液をタンク9内で撹拌することで洗浄作用を向上させている。
【0043】
タンク9内を洗浄した2古洗浄液はタンク9の下部に設けられた排出部から排出され、再び循環路30を循環する。上述のように、切換バルブ26は、循環路30が2古洗浄液の収納される第2番目の洗浄液収容部23に連通するように切換えられているため、タンク9洗浄後の2古洗浄液は、第2番目の洗浄液収容部23に再び収容される。この作用が所定時間行われることで、タンク9は2古洗浄液により洗浄される。
【0044】
所定時間経過後、切換バルブ26が切換えられて、図4に示すように、循環路30は廃液タンク25に連通される。これにより、2古洗浄液は第2番目の洗浄液収容部23から排出され、タンク9を洗浄した後、廃液タンク25に誘導される。この作用は2番目の洗浄液収容部23が空になるまで行われる。なお、この工程においても、タンク9にはエアが供給され、タンク9内の洗浄作用を向上させている。
【0045】
第2番目の洗浄液収容部23が空になった後、この第2番目の洗浄液収容部23の出口側の切換バルブ26が閉じられる。その後エア供給源40から循環路30にエアが供給され、循環路30の内部、及びタンク9内部に残留している2古洗浄液が廃液タンク25にすべて除却される(図5参照)。
【0046】
以上のように、2古洗浄液による洗浄工程が行われた後、1古洗浄液による洗浄が行われる。図6に示すように、第1番目の洗浄液収容部22の出口側の切換バルブ26が開かれると共に、タンク9と洗浄液収容部との間に設けられた切換バルブ26が切換えられ、循環路30は第1番目の洗浄液収容部22と連通する。これにより、タンク9には1古洗浄液が導入される。そして、2古洗浄液の場合と同様に、1古洗浄液が所定の時間循環されると共に、タンク9内にエアが供給されて、タンク9内部は1古洗浄液により洗浄される。
【0047】
1古洗浄液によりタンク9が所定時間洗浄された後、循環路30に設けられた切換バルブ26が切換られ、循環路30は第2番目の洗浄液収容部23と連通される(図7参照)。これにより、第1番目の洗浄液収容部22から排出された1古洗浄液は、タンク9を洗浄した後、第2番目の洗浄液収容部23へ誘導される。この洗浄液は、次のタンク9を洗浄する際、2古洗浄液として利用される。
【0048】
第1番目の洗浄液収容部22が空になるまで1古洗浄液が排出された後、この第1番目の洗浄液収容部22の出口側の切換バルブ26が閉じられる。その後、図8に示すように、循環路30にはエアが供給され、循環路30、及びタンク9に残留する1古洗浄液が第2番目の洗浄液収容部23へ押し流される。
【0049】
以上のように1古洗浄液により洗浄された後、タンク9は未使用の新しい洗浄液により洗浄される。洗浄液供給部21には洗浄液の原液が注入されると共に、水道水が注入され、適切な濃度の新洗浄液が生成される。この生成された新洗浄液が、配管35を介して循環路30に供給される(図9参照)。この新洗浄液についても、循環路30に供給されるとポンプ31で吐出されて循環路30内を移動し、循環路30に設けられた熱交換器32で温度上昇された後にタンク9に到達する。
【0050】
そして、タンク9にエアが供給され、エアにより新洗浄液が撹拌されながらタンク9を洗浄した後、新洗浄液は第1番目の洗浄液収容部22へ誘導され、当該第1番目の洗浄液収容部22に収容される。このように、当該タンク洗浄装置20では、新洗浄液要の収容部を特に設けておらず、1古洗浄液を収容する洗浄液収容部22を新洗浄液の収容部と共用している。これにより、部品点数を削減し、装置の構造を簡素化すると共にコストダウンを図っている。
【0051】
洗浄液供給部21にて生成された新洗浄液がすべてタンク9の洗浄に使用されるまでこの作用が行われ、その後、図10に示すように、第1番目の洗浄液収容部22の出口側の切換バルブ26が開かれ、新洗浄液はタンク9と、この第1番目の洗浄液収容部22との間を所定時間循環して、引き続きタンク9を洗浄する。
【0052】
所定時間タンク9を洗浄した後、第1番目の洗浄液収容部22の出口側の切換バルブ26が閉じられ、図11に示すように、エア供給源40から循環路30にエアが供給され、循環路30、及びタンク9に残留する洗浄液がすべて第1番目の洗浄液収容部22に収容される。第1番目に収容された洗浄液は、次のタンク9を洗浄する際、1古洗浄液として利用される。
【0053】
以上のように2古洗浄液から新洗浄液によって洗浄されたタンク9には、その後、濯ぎ水が導入され、濯ぎ洗いが行われる。
【0054】
まず、図12に示すように、1古濯ぎ水によりタンク9は濯ぎ洗いされる。この1古濯ぎ水は、一度タンク9を濯ぎ洗いしたものであり、濯ぎ水収容部24に収容されている。濯ぎ水収容部24から排出された濯ぎ水は、ポンプ31により吐出されてタンク9に導入される。濯ぎ水についても循環路30に設けられた熱交換器32により昇温された後にタンク9へ導入されており、昇温されることで濯ぎ力が向上されている。濯ぎ洗いに使用された1古濯ぎ水は、タンク9から排出された後、廃液タンク25へ誘導される。濯ぎ水収容部24の1古濯ぎ水がすべてタンク9の濯ぎ洗いに使用された後、濯ぎ水収容部24の出口側の切換バルブ26が閉じられ、その後、エアが循環路30に供給される(図13参照)。これにより、循環路30及びタンク9に残留している1古濯ぎ水はすべて除去されて、廃液タンク25に廃棄される。
【0055】
その後、図14に示すように、外部の水源60から未使用の濯ぎ水が循環路30に供給される。この濯ぎ水が供給される位置は熱交換器32より下流側であり、ポンプ31を使用せずとも自然にタンク9まで到達する。タンク9に到達した濯ぎ水は、タンク9の内部を濯ぎ洗いした後、濯ぎ水収容部24に誘導される。濯ぎ水収容部24に収容された濯ぎ水は、1古濯ぎ水として次のタンク9を洗浄する際に利用される。
【0056】
一方、この工程において、廃液タンク25に収容されている廃液が当該廃液タンク25から廃水処理プラント50へ移動される。廃液は廃液タンク25から一旦、循環路30に排出される。循環路30に排出された廃液はポンプ31により吐出され、循環路30と連通している廃液管51へ誘導されて廃水処理プラント50へ導かれる。
【0057】
廃液タンク25が空にされた後、タンク9と各収容部22,23,24との間に設けられた切換バルブ26が切換えられ、水源60から供給された濯ぎ水はタンク9を濯ぎ洗いし、その後、一般廃水系55へと流出される(図15参照)。その後、切換バルブ26が切換えられ、当該タンク洗浄装置20が設置された室内廃水溝56にタンク9を濯ぎ洗いした濯ぎ水が直に廃水される(図16参照)。これらの作用を所定時間行うことで、タンク9内に残留している洗浄液が完全に濯ぎ出される。なお、図15に示す工程、及び図16に示す工程のいずれの工程においても、タンク9内に供給された濯ぎ水が効率良く洗浄液を洗い落とすようにタンク9内にはエアが供給される。
【0058】
その後、タンク9には図17に示すように、タンク9の内部にエアが引き続き供給されると共に、タンク9の外周部に形成されたジャケットにスチームが供給される。ジャケットに供給されるスチームはタンク9の内部の温度を上昇させる役割を果たしている。このスチームによりタンク9の内部に供給されるエアの温度が上昇され、タンクの内部に残留している濯ぎ水を蒸発させ、タンク9の内部に濯ぎ水が残留することを確実に防止している。
【0059】
以上、洗浄液収容部を2つ、濯ぎ水収容部を1つ設けた装置を例に説明したが、収容部の数はこれに限定されるものではない。すなわち、異なる洗浄液、濯ぎ水を順次タンクに供給するように装置が構成されていれば、これら収容部の数は、本発明にかかるタンク洗浄装置の作用効果を得ることができる。
【0060】
また、上述の例では、タンクに液状の食品を収容し、このタンクを所定の場所に搬送することで液状の食品を配送するプラントに適用されたタンクの洗浄装置を例に説明したが、適用の対象はこれに限定されるものではない。例えば、廃液処理プラントにおいて、複数の廃棄部から廃液処理部に廃液を配送する際に、タンクに廃液を収容し、タンクを搬送することで廃液を配送するプラントに適用してもよい。また、単に液体を貯留しておく目的で設けられたタンクに本発明のタンク洗浄装置及び洗浄方法を適用することもできる。
【0061】
また、タンクを一定の位置に設置し、循環路に設けられた切換バルブを切換えることで2古洗浄液、1古洗浄液、新洗浄液、1古濯ぎ水、新濯ぎ水の順にタンクにタンクにこれら液を導入する実施の形態について説明したが、タンクを移動させて導入する液を切換えてもよい。例えば、洗浄回数に応じた洗浄液をそれぞれ収容するとともに、濯ぎ水についても濯ぎの回数毎に別々に収容する。これら別々に収容された洗浄液又は濯ぎ水について、各々独立した循環路を設ける。そして、タンク洗浄装置にコンベヤなどの移動手段を設け、この移動手段でタンクを移動して各循環路と順に接続する構成を採用しても構わない。
【0062】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、一度使用した洗浄液を使用してタンクを複数回洗浄すること並びに一度タンクを濯ぎ洗いした濯ぎ水を使用してタンク濯ぐので、廃棄する洗浄液並びに濯ぎ水の絶対量を低減し、環境対策を図ることができる。また、洗浄又は濯いだ回数の多い洗浄液又は濯ぎ水から順に使用するので、洗浄液の洗浄能力を十分に発揮させ、また濯ぎ水の濯ぐ能力を十分に発揮させることができる。
【0063】
洗浄に使用した回数の多い順に洗浄液又は濯ぎ水を使用するに当たり、洗浄の対象となるタンクと収容部とを連通している循環路に設けられたバルブを切換える構成を採用している。また、洗浄回数を重ねるたびに、洗浄液又は濯ぎ水を前工程で使用下ものと区分けして収容することをバルブの切換えより行っている。このよに、バルブを使用することで、洗浄装置の構造を簡素にすることができる。
【0064】
なお、洗浄液を変更するたびに循環路及びタンクにエアを供給して残留する液を除去しているので、前工程で使用した洗浄液又は濯ぎ水と次工程で使用する洗浄液又は濯ぎ水とが混合することを防止する。これにより、洗浄並びに濯ぎを効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタンクの洗浄装置が使用されている液体配送プラントの全体の流れを示す図。
【図2】本発明のタンクの洗浄装置が採用する一実施形態にかかる回路配置を示す図。
【図3】2古洗浄液でタンクを洗浄する工程を示す図。
【図4】2古洗浄液が廃液タンクに廃棄される工程を示す図。
【図5】循環路にエアを供給する工程を示す図。
【図6】タンクを1古洗浄液で洗浄する工程を示す図。
【図7】タンクを洗浄し終えた1古洗浄液が、第2の洗浄液収容部に誘導される工程をしめす図。
【図8】循環路にエアを供給する工程を示す図。
【図9】生成されたばかりの新洗浄液が循環路に供給され、この新洗浄液でタンクを洗浄する工程を示す図。
【図10】新洗浄液が第1の収容部とタンクとの間を循環し、循環している洗浄液でタンクを洗浄している工程を示す図。
【図11】循環路にエアを供給する工程を示す図。
【図12】1古濯ぎ水でタンクを濯ぎ洗いする工程を示す図。
【図13】タンクを濯ぎ洗いし終えた1古濯ぎ水が廃液タンクに廃棄される工程を示す図。
【図14】水源から供給される新濯ぎ水でタンクを濯ぎ洗いすると共に、廃液タンクの廃液を廃水処理プラントへ排出する工程を示す図。
【図15】水源から供給される新濯ぎ水でタンクを濯ぎ洗いし、その後、濯ぎ水を一般廃水系へ流出する工程を示す図。
【図16】水源から供給される新濯ぎ水でタンクを濯ぎ洗いし、その後、濯ぎ水を室内廃水溝に直に廃水する工程を示す図。
【図17】タンクのジャケットにスチームを注入し、タンク内を乾燥する工程を示す図。
【符号の説明】
9 タンク
12 スプレーノズル
20 洗浄装置
21 洗浄液供給部
22,23 洗浄液収容部
24 濯ぎ水収容部
25 廃液タンク
26 切換バルブ(収容部選択手段)
30 循環路
31 ポンプ
32 熱交換器
40 エア供給源
41 エア供給装置
42 スチーム供給装置
60 水源

Claims (5)

  1. 洗浄液を収容する複数の収容部と、
    洗浄の対象となるタンクと前記収容部との間で内部を流れる流体が循環するように設けられた循環路と、
    この循環路を介して、前記タンクと複数の前記収容部の1つとを択一的に連通させる収容部選択手段と、を備え、
    前記収容部選択手段は切換バルブであり、
    この切換バルブが前記循環路に取り付けられ、
    未使用の新洗浄液を供給する洗浄液供給部が前記循環路に連通されており、前記新洗浄液は貯留されることなく前記タンクを洗浄し、
    前記切換バルブは、前記タンクを洗浄した前記新洗浄液を複数の前記収容部の中から一定の収容部に誘導し、この一定の収容部に誘導された前記新洗浄液は、前記タンクを洗浄し終えた後前記切換バルブによって再び当該一定の収容部に誘導され、所定の時間前記タンクと当該一定の収容部との間を循環し、
    前記循環路は、その内部を流れる液体が所定の時間前記タンクと一定の収容部との間を循環した後、前記液体を次のタンクの洗浄に利用するために、切換バルブが切り換えられることによって、循環路及びタンクに残留する液体のすべてが、前記一定の収容部とは別の収容部に流れて貯留されるように回路配置されることを特徴とするタンク洗浄装置。
  2. 前記循環路は、その内部を流れる液体が所定の時間前記タンクと前記一定の収容部との間を循環した後、前記液体を次のタンクの洗浄に利用するために、切換バルブが切換られることによって、循環路及びタンクに残留する液体のすべてが、前記一定の収容部とは別の空の収容部のみ貯留されるように回路配置されたことを特徴とする請求項1記載のタンク洗浄装置。
  3. 前記洗浄液による洗浄の後に前記タンク内を濯ぐための濯ぎ水を供給する水源が前記循環路に連通され、
    前記タンクを濯ぎ終えた前記濯ぎ水を複数の前記収容部の中から所定の収容部に誘導していることを特徴する請求項1および2のいずれかに記載のタンク洗浄装置。
  4. 前記循環路にはその内部に残留する液体を除去するためのエアを供給するエア供給源が連通されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のタンクの洗浄装置。
  5. 前記タンク内にエアを供給するエア供給源が設けられ、
    当該エア供給源は、前記タンク内部に微圧を張ることで前記タンク内を所定の圧力に調圧し、前記タンクの内部の液体の液切れを効率良く行うことができることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のタンクの洗浄装置。
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