JP3321636B2 - 精密洗浄装置 - Google Patents

精密洗浄装置

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JP3321636B2
JP3321636B2 JP34029594A JP34029594A JP3321636B2 JP 3321636 B2 JP3321636 B2 JP 3321636B2 JP 34029594 A JP34029594 A JP 34029594A JP 34029594 A JP34029594 A JP 34029594A JP 3321636 B2 JP3321636 B2 JP 3321636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄物の加工工程中
に該被洗浄物に付着した切粉、油脂等の異物を除去する
ための精密洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、特願
平4−225158号に掲載されているものが知られて
いる。この洗浄装置の概略を説明する。この洗浄装置
は、洗浄室に水平に設けた回転駆動軸に放射状に、複数
の被洗浄物を把持するクランプ装置を回転自在に取付
け、また、洗浄室の下部には高圧洗浄ノズルを具備した
高圧洗浄槽を、洗浄室の上部にはエアーブローノズルを
配設し、さらに、洗浄装置本体の近傍に別途に独立して
クリーン液タンクを設けるようにしたものである。
【0003】そして、洗浄時には、クランプ装置に載置
された被洗浄物を洗浄槽の洗浄液に浸漬し、別途に設け
たクリーン液タンクから高圧洗浄ノズルに高圧洗浄液を
供給して、被洗浄物を回転させながら前記高圧洗浄ノズ
ルから高圧洗浄液を被洗浄物に向けて噴射して、洗浄槽
内の洗浄液を攪拌して被洗浄物の洗浄を行い、洗浄後、
被洗浄物を上部に搬送し、エアーブローノズルからエア
を洗浄後の被洗浄物に向けて噴出し、洗浄後の被洗浄物
の水切りを行うようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、洗浄装置本体に設けた洗浄室の内部に複数
の処理工程を設け、被洗浄物をこれらの処理工程に逐次
搬送するようにしているので、洗浄室自体が大きくなる
と共に洗浄室内が複雑になり、洗浄室が高価なものとな
り、かつ、洗浄室のメンテナンスも困難になる問題があ
った。
【0005】また、洗浄装置本体の近傍に別途に独立し
てクリーン液タンクを設ける構成としているので、洗浄
装置全体が大掛かりなものとなり、設置面積を多く取る
と共に製作費も高くなる問題があった。
【0006】本発明は、上記した問題点を鑑みて成され
たもので、洗浄装置本体を極めてコンパクトな構造に
し、しかも廉価で、より優れた洗浄効果を得ることがで
きる精密洗浄装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、洗浄装置本体1の上部に洗浄
液槽を設け、洗浄装置本体の下部に浄水を生成する浄水
生成槽を設け、該浄水生成槽の内部に気密閉塞手段によ
り気密に閉塞される洗浄槽を配設し、該洗浄槽の上部
に、該洗浄槽と気密に連通するスリットノズルを装着し
たスリットノズルチャンバーを設けると共に、該スリッ
トノズルチャンバーの内部に、スリットノズルを挿通し
て洗浄槽に臨む洗浄ノズルを装着した洗浄ノズルチャン
バーを配設し、また、洗浄装置本体に、洗浄液槽から洗
浄槽に洗浄液を供給する洗浄液供給手段を設けると共
に、洗浄液槽の洗浄液を洗浄ノズルから洗浄槽の内部に
載置した被洗浄物に向けて噴射させる洗浄手段を設け、
更に洗浄槽内の被洗浄物洗浄後の汚液を濾過し、洗浄
液槽に循環させる洗浄液循環手段を設け、また、浄水生
成槽の内部に、浮遊油回収装置と蒸気発生装置とを含ん
でなり、洗浄液循環手段で洗浄槽から洗浄液槽に供給さ
れ更に洗浄液槽から溢れてオーバーフロー配管を経由し
て供給された油水混合液を浄化する液浄化手段を設け
洗浄装置本体に、浄水生成槽に生成された浄水を洗浄液
槽に循環させる浄水戻し手段を設けると共に、強風発生
装置を備えて該強風発生装置で生じた強風をスリットノ
ズルチャンバーに送風してスリットノズルから洗浄槽内
に噴出するエアブロー手段を設けることを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】本発明は、以上説明したように構成したので、
まず、洗浄液槽に洗浄液が供給されると、洗浄液は洗浄
液槽から溢れ、自重によりオーバーフロー配管を経由し
て浄水生成槽の内部に設けた液浄化手段に供給される。
【0009】洗浄装置本体の洗浄液槽及び液浄化手段の
それぞれの所定の位置まで洗浄液が供給されると、液浄
化手段の浮遊油回収装置と蒸気発生装置とが作動する
【0010】この状態において、洗浄槽の被洗浄物搬出
入口は解放されているので、被洗浄物を洗浄槽に載置
し、気密閉塞手段で洗浄槽の被洗浄物搬出入口を気密に
閉塞する。
【0011】洗浄槽の被洗浄物搬出入口が気密に閉塞さ
れると、被洗浄物を回転させると共に、洗浄液供給手段
により、洗浄液槽の洗浄液がスリットノズルから洗浄槽
に供給される。
【0012】洗浄液槽の洗浄液が洗浄槽に供給される
と、洗浄液が洗浄手段により高圧洗浄ノズルから被洗浄
物に向けて噴射される。
【0013】すなわち、被洗浄物は洗浄槽内の洗浄液に
浸漬され、回転している状態で、洗浄液槽内の洗浄液が
高圧洗浄ノズルから高圧噴射されて洗浄槽内の洗浄液が
攪拌されるので、被洗浄物に付着した切粉、油脂等の異
物が完全に除去され、被洗浄物はきれいに洗浄される。
【0014】一方、洗浄液槽の洗浄液が洗浄槽に供給さ
れ、被洗浄物が洗浄された後は、洗浄液循環手段により
洗浄槽内の洗浄後の汚液が濾過され洗浄液槽に循環され
る。
【0015】所定の洗浄サイクルが終了し、洗浄槽内の
洗浄後の汚液が排出されると、強風発生装置が作動し強
風が発生する。発生した強風はエアブロー手段により洗
浄槽内で回転している被洗浄物に向けて噴出され、被洗
浄物の水切りが行われる。被洗浄物の水切後の強風
様にエアブロー手段により強風発生装置に送られる。
【0016】このようにして、洗浄後の被洗浄物の水切
りが終了すると、洗浄槽の被洗浄物搬出入口を気密に閉
塞している気密閉塞蓋手段が移動し、洗浄槽の被洗浄物
搬出入口を解放し、洗浄槽の水切り後の被洗浄物を除去
して全ての洗浄サイクルは終了する。
【0017】次に、精密洗浄装置本体の浄水生成槽につ
いて説明する。上記したように、洗浄液槽と、浄水生成
槽の液浄化手段にはそれぞれ所定の洗浄液が供給されて
いる。
【0018】このとき液浄化手段の浮遊油回収装置及び
蒸気発生装置は作動しているので、液浄化手段内に供給
されている洗浄液は蒸気発生装置により加熱され、液浄
化手段内に蒸気が発生する。
【0019】液浄化手段内に発生した蒸気は、洗浄液槽
の底板に向けて噴出され、洗浄液槽内の洗浄液を加熱
し、加温すると共に、噴出された蒸気は洗浄液槽の底板
等に付着し、冷やされて復水する。
【0020】復水した浄水は浄水戻し手段により洗浄液
槽に供給される。従って、精密洗浄装置本体内の洗浄液
はほとんど消失することはない。
【0021】また、洗浄液槽には洗浄液が満たされてお
り、洗浄液循環手段に設けた濾過装置により濾過されな
かった油は浮遊しているので、この油を含んだ洗浄液は
オーバーフロー配管を通って液浄化手段に溢れ落ちる。
従って、液浄化手段には油分の多い油水混合洗浄液が供
給されることになる。
【0022】液浄化手段に油分の多い油水混合洗浄液が
供給されると、液浄化手段内には浮遊油回収装置が常
時、作動しているので、この浮遊油回収装置が液浄化手
に送られた油分の多い油水混合洗浄液の浮遊油を回収
し、油と水に分離し、分離した油は精密洗浄装置本体外
に排出し、分離した水はそのまま液浄化手段内に循環さ
れる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。符号1は精密洗浄装置本体であり、
符号2は精密洗浄装置本体1の前壁(図2おいて右側)
及び後壁に亙って気密に設けられた略円筒状の洗浄槽で
ある洗浄タンクである。この洗浄タンク2の下部には排
水溝 2′が設けられている。
【0024】また、図1及び図3に示すように、精密洗
浄装置本体1の上部一側(図1及び図3において左側)
には洗浄液槽の一部を構成する、洗浄用クリーン液タン
ク7が設けられている。洗浄用クリーン液タンク7の底
板 7′は外壁側より中心部下方に向けて滑らかな傾斜
面に形成されていると共に、後述する洗浄液槽の他部を
構成する、すすぎ用クリーン液タンク16の底板16′
に向けて上方に傾斜面が形成されている(図1参照)。
【0025】また、精密洗浄装置本体1の前壁には洗浄
タンク2の被洗浄物搬出入口を囲繞して気密に固着され
た環状の気密閉塞基台3(気密閉塞手段)が設けられて
いる。気密閉塞基台3の上面にはシール部材(図示せ
ず)が装着されている。従って、例えばシリンダで作動
する気密閉塞蓋(図示省略、特願平5−294050
号、特願平5−298960のドア式気密閉塞装置参
照)で気密閉塞基台3の上面を圧接すれば、洗浄タンク
2の被洗浄物搬出入口は気密に閉塞されることになる。
【0026】そして、図2に示すように、洗浄タンク2
には被洗浄物回転装置4が回転自在に配設されている。
被洗浄物回転装置4の一側(前記前壁側)には回転自在
にローラ 4′が支持されており、ローラ 4′は気密閉
塞基台3の内側に回転自在に係合されている。また、被
洗浄物回転装置4の他側は精密洗浄装置本体1の後壁に
回転自在に支持されており、駆動モータの駆動軸(共に
図示せず)に連結した回転駆動軸5に固着支持されてい
る。従って、駆動モータが作動して駆動軸が回転する
と、回転駆動軸5も回転し、被洗浄物回転装置4は回転
する。
【0027】また、本精密洗浄装置1の洗浄液供給手段
は、洗浄液供給配管10、バタフライバルブ11及びス
リットノズルチャンバー35により概略構成され、これ
らを介して洗浄液槽としての洗浄用クリーン液タンク7
又はすすぎ用クリーン液タンク16から洗浄槽2へ洗浄
液を供給する構造になっている。洗浄用クリーン液タン
ク7の下部には洗浄液供給配管10の一側が接続されて
おり、洗浄液供給配管10の他側は後述するスリットノ
ズルチャンバー35の後部突出部一側壁35aにバタフ
ライバルブ11を介して接続されている。洗浄液供給配
管10は洗浄液を洗浄用クリーン液タンク7から洗浄タ
ンク2に供給するものである。
【0028】また、精密洗浄装置本体1には、洗浄槽2
内の被洗浄物を洗浄後の汚液を濾過し、洗浄液槽として
の洗浄用クリーン液タンク7又はすすぎ用クリーン液タ
ンク16に循環させる洗浄液循環手段が設けられてい
る。該洗浄液循環手段は、洗浄タンク2の最下部に配置
され一側が洗浄タンク2の排水溝 2′に接続された洗
浄液循環配管6と、該洗浄液循環配管6の他側が接続さ
れた循環ポンプPCと、該循環ポンプPCで汲み上げられ
た汚液を濾過する濾過装置Fと、上記洗浄液循環配管6
を上記洗浄用クリーン液タンク7に接続された循環洗浄
液供給配管9又は上記すすぎ用クリーン液タンク16に
接続された循環すすぎ洗浄液供給配管19に選択的に連
通させて上記濾過装置Fで濾過した洗浄液の流出方向を
制御する切替バルブVと、該切替バルブVと上記循環す
すぎ洗浄液供給配管19との間に介在させた精密濾過装
置FFと、により概略構成されている
【0029】洗浄用クリーン液タンク7には下部が開口
した洗浄液供給口8が設けられており、この洗浄液供給
口8の上部には洗浄液を洗浄用クリーン液タンク7に供
給する循環洗浄液供給配管9の一方側が接続されてい
る。循環洗浄液供給配管9の他方側は洗浄液循環配管6
に連結した切替バルブVに接続されている(図2参
照)。これにより、上記洗浄液循環手段は、洗浄用クリ
ーン液タンク7内の洗浄液を洗浄槽2に循環させること
ができる構造になっている
【0030】また、図1に示すように、洗浄用クリーン
液タンク7には、当該洗浄用クリーン液タンク7に接続
された洗浄液供給配管10の接続部を囲繞するようにし
て仕切板12が設けられている。仕切板12は、洗浄用
クリーン液タンク7内の洗浄液を洗浄タンク2に供給す
る際、洗浄用クリーン液タンク7内の洗浄液が全て排出
されるのを防止するものである。
【0031】さらに、洗浄用クリーン液タンク7精密洗
浄装置本体1の上部他側には洗浄用クリーン液タンク7
に隣接してすすぎ用クリーン液タンク16が設けられて
いる。このすすぎ用クリーン液タンク16の底板16′
は洗浄用クリーン液タンク7の底板7′との接続部から
外方向下方に向いて滑らかな傾斜面に形成されている。
なお、すすぎ用クリーン液タンク16の上部適所には工
業用水供給口(図示せず)が設けられている。
【0032】また、洗浄用クリーン液タンク7とすすぎ
用クリーン液タンク16との境には仕切板17が設けら
れており、仕切板17の上部にはオーバーフローシュー
ト15より上位置になるように配置されたオーバーフロ
ー口17′が設けられている。そして、すすぎ用クリー
ン液タンク16には下部が開口したすすぎ洗浄液供給口
18が設けられている。該洗浄液供給口18には、すす
ぎ用クリーン液タンク16の上部より上記洗浄液循環手
段の一部を構成する循環すすぎ洗浄液供給配管19の一
側が接続されている。なお、循環すすぎ洗浄液供給配管
19はすすぎ用クリーン液タンク16にすすぎ洗浄液を
供給するものである。
【0033】また、循環すすぎ洗浄液供給配管19の他
側は、洗浄液循環配管6の切替バルブVに接続されてい
る。なお、循環すすぎ洗浄液供給配管19の適所には精
密濾過装置FFが設けられている。これにより、上記洗浄
液循環手段は、すすぎ用クリーン液タンク16内の洗浄
液を洗浄槽2に循環させることができる構造になってい
【0034】また、本精密洗浄装置1の洗浄手段は、洗
浄配管13、洗浄ポンプPW 、ウォータトラップ(図示
せず)洗浄ノズルチャンバー37及び洗浄ノズル38に
より概略構成されており、上記洗浄用クリーン液タンク
7の洗浄液を洗浄ノズル38から洗浄槽2の内部に載置
した被洗浄物に向けて噴射する構造になっている。上記
洗浄配管13は洗浄用クリーン液タンク7の下部に接続
され、洗浄配管13の一側は洗浄液供給配管10よりも
下方に位置し、その他側は洗浄ポンプPW (図3参照)
を介して後述する洗浄ノズルチャンバー37(図1をも
参照)の基端部に接続されている。
【0035】なお、洗浄配管13の洗浄ポンプPW の吐
出側適所には、洗浄ポンプPW が停止した際、洗浄用ク
リーン液タンク7から洗浄液が流出するのを防止するウ
ォータトラップ(図示せず)が形成されている。そし
て、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄配管13の接続部
上方には遮蔽板14が設けられており、この遮蔽板14
の上板には、図3に示すように、空気孔14′が穿孔さ
れている。なお、洗浄用クリーン液タンク7の適所には
オーバーフローシュート15が設けられている。
【0036】また、図1に示すように、すすぎ用クリー
ン液タンク16の底板16′には、すすぎ用クリーン液
タンク16から洗浄タンク2にすすぎ洗浄液を供給す
る、すすぎ洗浄液供給配管20の一側が接続しており、
すすぎ洗浄液供給配管20の他側はバタフライバルブ2
1を介して後述するスリットノズルチャンバー35の後
部突出部他側壁35b に接続されている。従って、すす
ぎ用クリーン液タンク16内の洗浄液が、精密洗浄装置
本体1のすすぎ洗浄液供給配管20、バタフライバルブ
21及びスリットノズルチャンバー35を介して洗浄槽
2に供給される構造になっている
【0037】また、図1に示すように、すすぎ用クリー
ン液タンク16の下部適所にはドレーン口22が設けら
れており、上部個所にはエア抜き23が設けられてい
る。そして、精密洗浄装置本体1の下部には浄水生成槽
24が設けられており、浄水生成槽24の底板24′は
精密洗浄装置本体1の一側壁(図1においては、左側)
から他側壁下方に向けて滑らかな傾斜面が形成されてい
る。
【0038】また、浄水生成槽24内であって、洗浄用
クリーン液タンク7の下方には、上記洗浄液循環手段に
より洗浄槽2から洗浄液槽(洗浄用クリーン液タンク7
又はすすぎ用クリーン液タンク16)へ供給されて洗浄
液槽から溢れた油水混合液を浄化する液浄化手段を備え
るアクアクリーンタンク25が設けられている。この液
浄化手段は、アクアクリーンタンク25内の適所に設け
られたオイルスキマー 26(浮遊油回収装置)と、アク
アクリーンタンク25内の下部適所に設けられた電気ヒ
ータ27(蒸気発生装置)と、で概略構成されている
【0039】上記オイルスキマー26は、アクアクリー
ンタンク25に送られた油水混合洗浄液の浮遊油を回収
し、油と水に分離し、分離した油は精密洗浄装置本体1
外に排出し、分離した水はそのままアクアクリーンタン
ク25内に循環するように構成されている(オイルスキ
マーについては、特願平6−228848参照)。
お、上記アクアクリーンタンク25の上板25′には精
密洗浄装置本体1の一側壁(図1においては、左側)か
ら中心部下方に向けて滑らかな傾斜面が形成されてい
る。
【0040】また、上記電気ヒータ27は、アクアクリ
ーンタンク25に供給された洗浄液を加熱し、蒸気を発
生させるものである。この電気ヒータ27には保護板2
7′が設けられている。また、アクアクリーンタンク2
5の下部適所にはドレーン28が設けられいる。また、
アクアクリーンタンク25内に発生した蒸気を浄水生成
槽24に供給するスチーム管29,30が設けられてい
る。スチーム管29の一側はアクアクリーンタンク25
内に連通しており、他側は洗浄用クリーン液タンク7の
底板7′に向けて配設されている。なお、図1に示すよ
うに、スチーム管30の一側はアクアクリーンタンク2
5内に連通し、他側はすすぎ用クリーン液タンク16の
底板16′に向けて配設されている。
【0041】さらに、精密洗浄装置本体1の外壁には、
コ字形のオーバーフロー配管31が設けられ、オーバー
フロー配管31は、一側がオーバーフローシュート15
の下部に接続され他側がアクアクリーンタンク25に接
続されている。従って、洗浄用クリーン液タンク7から
オーバーフローした油水混合洗浄液はオーバーフローシ
ュート15及びオーバーフロー配管31の一側を通て自
重により他側に流れアクアクリーンタンク25に供給さ
れる構造になっている。
【0042】また、浄水戻し手段は、浄水戻し配管32
とクーラントポンプ(図示せず)と で概略構成され、浄
水生成槽24の底部に溜った浄水をすすぎ用クリーン液
タンク16に循環させる構造になっている。上記浄水戻
し配管32は、図1に示すように、浄水生成槽24の外
壁下部に設けられている。すなわち、浄水戻し配管32
の一側は浄水生成槽24の下部に接続され、他側はクー
ラントポンプ(図示せず)を介してすすぎ用クリーン液
タンク16の上部適所に接続されている。なお、浄水戻
し配管32は、浄水生成槽24側にコンデンサータンク
(図示せず)を設け、このコンデンサータンクのすすぎ
用クリーン液タンク16側にクーラントポンプ(図示せ
ず)を配設するように構成してもよい。
【0043】また、精密洗浄装置本体1の上部適所に
は、図1に示すように、浄水生成槽24のエア抜き33
が設けられている。エア抜き33のエア抜き管33′は
すすぎ用クリーン液タンク16内を通て浄水生成槽24
内に連通している。さらに、図1に示すように、浄水生
成槽24の下部適所にはドレーン口34が設けられてい
る。また、洗浄タンク2の上方にはスリットノズルチャ
ンバー35が配設され、スリットノズルチャンバー35
はその一部が精密洗浄装置本体1の後壁側に突出してい
る(図2及び図3参照)。そして、図1に示すように、
このスリットノズルチャンバー35の下部には洗浄タン
ク2に気密に連通するスリットノズル36が形成されて
いる。
【0044】さらに、図1で示すように、スリットノズ
ルチャンバー35内には洗浄ノズルチャンバー37が配
設されている。洗浄ノズルチャンバー37にはスリット
ノズル36を通った、洗浄タンク2に向いた洗浄ノズル
38が装着されている。スリットノズルチャンバー35
の後壁側への突出部の上部には第一のエアダクト39が
固着している。また、精密洗浄装置本体1の後壁には第
二のエアダクト40が固着している。この第二のエアダ
クト40の一側(下)は洗浄タンク2に気密に連通して
おり、他側には第一のエアダクト39と気密に連通した
強風発生装置としての送風機41が装着されている。
【0045】そして、本精密洗浄装置本体1のエアブロ
ー手段は、上記第一のエアダクト3 9、送風機41(強
風発生装置)、スリットノズル36、及び第二のエアダ
クト40で概略構成され、送風機41を作動させること
により、第一のエアダクト39から吸入された空気が、
スリットノズルチャンバー35に供給されて増圧され、
スリットノズル36から洗浄槽2内へ噴射されて第二の
エアダクト40から再び送風機41へ送風される構造に
なっている。なお、符号42は第一のエアダクト39の
適所に設けたエア抜きである。
【0046】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
すすぎ用クリーン液タンク16の上部適所に設けられた
図示しない工業用水供給口からすすぎ用クリーン液タン
ク16に洗浄液を供給すると、洗浄液は仕切り板17の
上部に設けたオーバーフロー口17′から溢れ、洗浄用
クリーン液タンク7に供給される。更に洗浄用クリーン
液タンク7に供給された洗浄液はオーバーフローシュー
ト15から溢れ、オーバーフロー配管31を通て自重に
よりアクアクリーンタンク25に供給される。
【0047】このようにして、精密洗浄装置本体1のす
すぎ用クリーン液タンク16、洗浄用クリーン液タンク
7及びアクアクリーンタンク25のそれぞれ所定の位置
にまで洗浄液が供給されると(図1参照)、液浄化手段
としてのオイルスキマー26及び電気ヒータ27が作動
する。この状態において、洗浄タンク2の被洗浄物搬出
入口は解放されているので、被洗浄物を被洗浄物回転装
置4に載置し、図示しない気密閉塞蓋(気密閉塞手段)
で気密閉塞基台3の面を押圧して、洗浄タンク2の被洗
浄物搬出入口を気密に閉塞する。
【0048】洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口が気密に
閉塞されると、図示しない駆動モータが作動し、被洗浄
物回転装置4を回転し、被洗浄物を回転させると共に洗
浄液供給配管10のバタフライバルブ11を開き、洗浄
用クリーン液タンク7の洗浄液は洗浄液供給配管10、
スリットノズルチャンバー35及びスリットノズル36
を通て自重により洗浄タンク2に供給される。なお、こ
の時、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液は仕切板12
により抑制されるので、全て排出されることはない。し
たがって、洗浄用クリーン液タンク7には一定量の洗浄
液が残ることになる。
【0049】洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液が洗浄
タンク2に供給されると、洗浄液供給配管10のバタフ
ライバルブ11が閉じ、洗浄配管13に設けた洗浄ポン
プPW が作動し、洗浄用クリーン液タンク7には一定量
の洗浄液が残っているので、洗浄用クリーン液タンク7
の洗浄液は洗浄配管13及び洗浄ノズルチャンバー37
を通て洗浄ノズル38に供給され、洗浄ノズル38から
被洗浄物に向けて噴射される。従って、被洗浄物は洗浄
タンク2内の洗浄液に浸漬され、回転している状態で、
洗浄タンク2内の洗浄液が洗浄ノズル38から高圧噴射
されて洗浄液を攪拌する。これにより、被洗浄物に付着
した切粉、油脂等の異物は完全に除去され、被洗浄物は
きれいに洗浄される。
【0050】一方、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液
が洗浄タンク2に供給されると、洗浄液循環配管6の循
環ポンプPC が作動し、洗浄タンク2内の洗浄後の汚液
は洗浄液循環配管6を通って濾過装置Fにより濾過され
切替バルブVに送られる。このとき、切替バルブVは循
環洗浄液供給配管9側に切り替えられているので、循環
洗浄液供給配管9を通って洗浄用クリーン液タンク7の
洗浄液供給口8へ供給される。従って、洗浄サイクル中
においては、洗浄用クリーン液タンク7の洗浄液は、洗
浄配管13、洗浄ノズルチャンバー37を通て洗浄ノズ
ル38に供給され、洗浄タンク2内の被洗浄物に向けて
噴射される。
【0051】洗浄タンク2内の洗浄後の汚液は洗浄液循
環配管6を通って濾過装置Fにより濾過され、切替バル
ブV、循環洗浄液供給配管9を通って洗浄用クリーン液
タンク7の洗浄液供給口8へ供給され、洗浄用クリーン
液タンク7へと循環する。所定の洗浄サイクルが終了す
ると、洗浄配管13の洗浄ポンプPW が停止し、洗浄タ
ンク2内の洗浄後の汚液が排出される。すると、洗浄液
循環配管6の循環ポンプPC が停止し、切替バルブVは
すすぎ洗浄液供給配管19側に切り替えられる。そして
今度は、すすぎ洗浄液供給配管20のバタフライバルブ
21を開き、すすぎ用クリーン液タンク16のすすぎ洗
浄液はすすぎ洗浄液供給配管20、スリットノズルチャ
ンバー35及びスリットノズル36を通て自重により洗
浄タンク2に供給される。
【0052】すすぎ用クリーン液タンク16のすすぎ洗
浄液が洗浄タンク2に供給されると、被洗浄物はまだ回
転しているので、きれいにすすぎ洗浄が行われる。すす
ぎ洗浄サイクルが終了すると、洗浄液循環配管6の循環
ポンプPC が再び作動し、洗浄タンク2内のすすぎ洗浄
後の汚液は洗浄液循環配管6を通って濾過装置Fにより
濾過され、切替バルブVを通て循環すすぎ洗浄液供給配
管19に送られる。このとき、汚液は循環すすぎ洗浄液
供給配管19に設けた精密濾過装置FFにより更にきれい
に濾過されて、すすぎ用クリーン液タンク16のすすぎ
洗浄液供給口18へ送られ、すすぎ用クリーン液タンク
16へ循環される。
【0053】洗浄タンク2内のすすぎ洗浄後の汚液が排
出されると、送風機41が作動し、強風を発生する。送
風機41により発生した強風は第一のエアダクト39、
スリットノズルチャンバー35を経てスリットノズル3
6に送られ、スリットノズル36から洗浄タンク2内で
回転している被洗浄物に向けて噴出され、被洗浄物の水
切りを行い、被洗浄物の水切り後の強風は第二のエアダ
クト40を通て再び送風機41に送られる。
【0054】このようにして、すすぎ洗浄後の被洗浄物
の水切りが終了すると、被洗浄物回転装置4の回転が停
止し、洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口を気密に閉塞し
ている図示しない気密閉塞蓋は気密閉塞基台3から移動
し、洗浄タンク2の被洗浄物搬出入口を解放し、被洗浄
物回転装置4に載置されている水切り後の被洗浄物を除
去して全ての洗浄サイクルは終了する。
【0055】次に、精密洗浄装置本体1の浄水生成シス
テムについて説明する。上記したように、すすぎ用クリ
ーン液タンク16、洗浄用クリーン液タンク7及びアク
アクリーンタンク25にはそれぞれ所定の洗浄液が供給
されている。このアクアクリーンタンク25内に配設さ
れた上記液浄化手段としてのオイルスキマー26(浮
油回収装置)及び電気ヒータ27(蒸気発生装置)は作
動しているので、アクアクリーンタンク25内に供給さ
れている洗浄液は電気ヒータ27により加熱され、アク
アクリーンタンク25内に蒸気が発生する。
【0056】そして、アクアクリーンタンク25内に発
生した蒸気はスチーム管29及びスチーム管30を通っ
て洗浄用クリーン液タンク7の底板 7′及びすすぎ用
クリーン液タンク16の底板16′に向けて噴出され、
洗浄用クリーン液タンク7内の洗浄液及びすすぎ用クリ
ーン液タンク16内のすすぎ用洗浄液を各々加熱し加温
する。アクアクリーンタンク25より噴出した蒸気は洗
浄用クリーン液タンク7の底板 7′およびすすぎ用ク
リーン液タンク16の底板16′等に付着し、冷やされ
て復水する。
【0057】そして、復水した浄水は浄水戻し配管32
の図示しないクーラントポンプによりすすぎ用クリーン
液タンク16に供給される。なお、浄水戻し配管32に
コンデンサータンクが設けられている場合は、復水した
浄水はコンデンサータンクに送られ、このコンデンサー
タンクから図示しないクーラントポンプによりすすぎ用
クリーン液タンク16に供給されることになる。
【0058】更に、浄水生成槽24のエア抜き管33′
を通ってエア抜き33から外部に出ようとする蒸気は、
エア抜き管33′がすすぎ用クリーン液タンク16内の
すすぎ洗浄液の内部を通って配管されているので、エア
抜き管33′を通過している間に冷やされて復水し、浄
水生成槽24内に水滴となって落下する。従って、精密
洗浄装置本体1内の洗浄液はほとんど消失しない。
【0059】このように浄水がすすぎ用クリーン液タン
ク16に供給されると、すすぎ用クリーン液タンク16
にはすすぎ洗浄液が満たされており、洗浄液循環配管6
に設けた濾過装置F及び循環すすぎ洗浄液供給配管19
に設けた精密濾過装置FFにより濾過されなかった油は浮
遊しているので、油分を含んだすすぎ洗浄液は仕切板1
7のオーバーフロー口17′から洗浄用クリーン液タン
ク7に溢れ落ちる。
【0060】さらに、洗浄用クリーン液タンク7におい
ても、洗浄液が満たされており、洗浄液循環配管6に設
けた濾過装置Fにより濾過されなかった油は浮遊してい
るので、洗浄用クリーン液タンク7の油分を含んだ洗浄
液はオーバーフローシュート15およびオーバーフロー
配管31を通ってアクアクリーンタンク25に溢れ落ち
る。従って、アクアクリーンタンク25には油分の多い
油水混合洗浄液が供給されることになる。
【0061】アクアクリーンタンク25に油分の多い油
水混合洗浄液が供給されると、アクアクリーンタンク2
5内にはオイルスキマー26が常に作動しているので、
このオイルスキマー26がアクアクリーンタンク25に
送られた油分の多い油水混合洗浄液の浮遊油を回収し、
油と水に分離し、分離した油は精密洗浄装置本体1外に
排出し、分離した水はそのままアクアクリーンタンク2
5内に循環される。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、精密洗
浄装置本体を幾何学的に一体的に構成し、密閉構造とし
たので、極めて簡素で、コンパクトなものとなり、製作
費を廉価なものにすることができると共に、メンテナン
ス作業も容易なものとなり、ランニングコストを低減さ
せることができる。
【0063】さらに、精密洗浄装置本体を幾何学的に一
体的に構成し、密閉構造としたので、洗浄音も洩れるこ
とがなくなり、作業環境を向上させることができる。
【0064】また、精密洗浄装置本体を簡素で、コンパ
クトな構造としたので、設置面積を低減させることがで
き、低減した設置面積を有効利用することができる。
【0065】そして、洗浄後の汚液に含まれている切粉
等の固体異物は常に濾過装置により濾過され、装置外に
除去すると共に、洗浄液槽に浮遊している油等の浮遊異
物は常に回収され、浮遊回収装置により装置外に排出
し、常時、浄水を生成して洗浄液槽に供給するようにし
ているので、洗浄液槽には常に綺麗な洗浄液が貯えら
れ、しかも洗浄液槽の洗浄液を加温して温水で洗浄する
ように構成したので、洗浄効果を極めて向上させること
ができる。
【0066】また、精密洗浄装置本体は幾何学的に一体
的に構成し、密閉構造とし、洗浄後の汚液に含まれてい
る切粉等の固体異物は常に濾過装置により濾過し、洗浄
液槽に浮遊している油等の浮遊異物は常にオイルスキマ
ーにより回収し、常に浄水を生成して洗浄液槽に供給
し、洗浄液を循環させるようにしたので、洗浄液の消耗
は極めて微小なものとなり、洗浄液の交換周期を従来の
ものと比較して、数倍延長させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の精密洗浄装置の正面図である。
【図2】図1のもののA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 精密洗浄装置本体 2 洗浄槽 3 気密閉塞基台(気密閉塞手段) 6 洗浄液循環配管(洗浄液循環手段) 7 洗浄用クリーン液タンク(洗浄液槽) 9 循環洗浄液供給配管(洗浄液循環手段) 10 洗浄液供給配管(洗浄液供給手段) 11 バタフライバルブ(洗浄液供給手段) 13 洗浄配管(洗浄手段) 16 すすぎ用クリーン液タンク(洗浄液槽) 24 浄水生成槽 26 オイルスキマ(浮遊油回収装置、液浄化手段) 27 電気ヒータ(蒸気発生装置、液浄化手段) 31 オーバーフロー配管 32 浄水戻し配管(浄水戻し手段) 35 スリットノズルチャンバー(洗浄液供給手段) 36 スリットノズル(エアブロー手段) 37 洗浄ノズルチャンバー(洗浄手段) 38 洗浄ノズル(洗浄手段) 39 第1のエアダクト(エアブロー手段) 40 第2のエアダクト(エアブロー手段) 41 送風機(強風発生装置、エアブロー手段) F 濾過装置(洗浄液循環手段) PC 循環ポンプ(洗浄液循環手段) PW 洗浄ポンプ(洗浄手段) V 切換バルブ(洗浄液循環手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄装置本体の上部に洗浄液槽を設け、
    前記洗浄装置本体の下部に浄水を生成する浄水生成槽を
    設け、該水生成槽の内部に気密閉塞手段により気密に
    閉塞される洗浄槽を配設し、該洗浄槽の上部に、該洗浄
    槽と気密に連通するスリットノズルを装着したスリット
    ノズルチャンバーを設けると共に、該スリットノズルチ
    ャンバーの内部に、前記スリットノズルを挿通して前記
    洗浄槽に臨む洗浄ノズルを装着した洗浄ノズルチャンバ
    ーを配設し、また、 前記洗浄装置本体に、前記洗浄液槽から前記洗浄
    槽に洗浄液を供給する洗浄液供給手段を設けると共に、
    前記洗浄液槽の洗浄液を前記洗浄ノズルから前記洗浄槽
    の内部に載置した被洗浄物に向けて噴射させる洗浄手段
    を設け、更に前記洗浄槽内の前記被洗浄物洗浄後の汚
    液を濾過し、前記洗浄液槽に循環させる洗浄液循環手段
    を設け、また、前記浄水生成槽の内部に、浮遊油回収装置と蒸気
    発生装置とを含んでなり、前記洗浄液循環手段で前記洗
    浄槽から前記洗浄液槽に供給され更に前記洗浄液槽から
    溢れてオーバーフロー配管を経由して供給された油水混
    合液を浄化する液浄化手段を設け 、前記洗浄装置本体
    に、前記浄水生成槽に生成された浄水を前記洗浄液槽に
    循環させる浄水戻し手段を設けると共に、強風発生装置
    を備えて該強風発生装置で生じた強風を前記スリットノ
    ズルチャンバーに送風して前記スリットノズルから前記
    洗浄槽内に噴出するエアブロー手段を設けることを特徴
    とする精密洗浄装置。
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