JPH08506308A - 紙巻き煙草の検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 紙巻き煙草マガジン（12）内において、紙巻き煙草（10）の端部が、検査位置（20）において紙巻き煙草（10）の端部と調整され、検査ユニット（24，25）によって検査される。検査ユニット（24，25）は、互いに隣り合い、取り外しが可能な、紙巻き煙草の両側面にある投光器（28，29）と偏平な受光器（30，31）を備える検査部材（33）で構成される。検査ユニット（24，25）は、紙巻き煙草マガジン（12）に対して、紙巻き煙草（10）の軸と平行に移動することができるように形成されているので、検査ユニット（25）は、紙巻き煙草をマガジン（12）から下に進めるために避退することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 紙巻き煙草の検査装置 詳細な説明 この発明は、直立した複数の検査チャンネル内において、紙巻き煙草の端部を 検査するための装置に関し、前記チャンネル内においては、紙巻き煙草の積み重 なった列を構成するそれぞれの列が、特に、包装機の紙巻き煙草マガジン内で、 端部が横方向を向く状態で上部から底部へと移動され、この場合、検査面の区域 内で、センサー、特定すれば、紙巻き煙草の検査グループの端部とその隣接側面 内で検査ビームを投光する投光器と、受光する受光器を有する検査ユニットが、 検査チャンネルの少なくとも片側に設けられる。 上記のような検査装置は、EP-A-0,338,241号の主題となっている。その目的と するところは、紙巻き煙草が正しい構造を形成しているかどうかを、特に紙巻き 煙草内部に原料煙草が適確に充填されているかどうか、また必要に応じてフィル ターの有無を紙巻き煙草の２つの区域について検査を行うことである。欠陥のあ る紙巻き煙草は特定されて、紙巻き煙草マガジンから排出される。紙巻き煙草マ ガジンの内部には、その検査面の両側に１つの検査ユニットが設けられている。 この検査ユニットは、投光器と受光器とを備えている。この投光器は検査グルー プの紙巻き煙草の端部面に向かって光を 当てる。端部と隣り合う区域において、検査対象である紙巻き煙草の両側に受光 器が設けられており，これが片側を透過する光、すなわち紙巻き煙草の紙を透過 した光を受光する。出力光が多すぎると、紙巻き煙草の欠陥構造が知られる。既 知の装置では、２つの重なったセンサーが、各紙巻き煙草の両側に設けられてで きるだけ正確な検査が行えるようにしている。 この発明は、上記の、または上記と類似した実施例を有する検査装置を対象と して、センサーの構造と設計および検査ユニットを、設計、取扱いを簡単化する とともに信頼性の高い検査が行えるように、さらに発展させることを目的とする 。 この目的を達成するために、この発明の装置は、受光器が複数の検査グループ 、特に、２つの検査グループの区域に亘って延在し、それぞれの検査グループか らの反射光を、好ましくは片側の区域で受光する点に特徴を有する。 この発明の装置においては、一検査グループの紙巻き煙草、好ましくは二層の 紙巻き煙草が、ユニットまたは均一な部材として、（両）紙巻き煙草の区域に亘 って延在する受光器に専用に配分される。それによって、大きな受光面を、紙巻 き煙草から横方向に反射される光のために利用することが可能になる。その結果 として、検査がより正確となる。 この発明の別の実施例に示される受光器は、偏平なシリコン光電素子であり、 太陽電池としても知られている。 この発明によれば、検査は、検査サイクル内において、一方の紙巻き煙草が先 ず検査ビーム（光）の照射を受け、次ぎに他方の紙巻き煙草が上記の照射を受け る態様で行われる。両紙巻き煙草に共通である偏平な受光器は、かくて、先ず一 方の紙巻き煙草からの反射光を受光し、次いで、他方の紙巻き煙草からの反射光 を受光する。 この発明の別の特徴は、検査ユニットの設計に関する。この検査ユニットは、 検査チャンネルを横断するように、または、紙巻き煙草の長手方向に、反復して 移動することが可能である。検査サイクルの完了後、紙巻き煙草を下方に移送す るために、検査ユニットは、紙巻き煙草が妨げなく前進できるように後退する。 検査を反復して行うために、検査ユニットは紙巻き煙草の端部に向かって前進す る。 別の特徴点は、検査ユニットが、各紙巻き煙草それぞれに、または検査グルー プに専用に配分される個々の検査部材から構成されることである。Ｕ字状の基礎 偏平面を有する検査部材は、それぞれが、検査ユニットに必要なセンサーを備え ており、これらが互いに隣り合うように、特に取り外しの容易な連結部材で組み 立てられて、検査ユニットを形成する。その結果、検査ユニットの組み立てが単 純化される。さらには、 後になってからの個々の検査部材を交換し、修理し、および清掃を行うことが可 能となる。 この発明の有利な実施例によれば、紙巻き煙草のそれぞれに、その長手方向に 可変な圧力を作用させる位置決めユニットが検査チャンネルすなわち紙巻き煙草 マガジンの片側に設置される。したがって、紙巻き煙草、特にそれらの両端部を 、検査ユニットに対して僅かな圧力の下できちんと隣り合わせることによって、 紙巻き煙草の長手方向に存在する空隙を検査中に補償することが可能である。紙 巻き煙草の長手方向に空隙がある結果として、紙巻き煙草と検査ユニットの間に 形成される可能性があり、検査ユニットの受光器に対して外からの光を誤作動さ せるかもしれない間隙の発生が、前記位置決めユニットの援用によって解消また は回避される。したがって、紙巻き煙草の検査にさらに正確を期することができ る。 この発明の別の細部は、検査ユニットとその作用のみならず、検査部材とセン サーの設計に関する。 添付図面を参照しつつ、以下にこの発明の検査装置の模範実施例を解説する。 図１は、紙巻き煙草マガジンの一部の垂直断面図である。 図２は、検査ユニット内部の検査区域の極端な拡大図である。 図３は、検査装置、特定すれば細長い検査ユニットの断面 の細部の正面図である。 図４は、図３の細部の横断面図である。 図５は、検査ユニットの一部をさらに極端に拡大した分解組み立て図の斜視図 である。 図６は、この発明の第２実施例による紙巻き煙草マガジンの内部の検査区域を 極端に拡大した水平断面図である。 図７は、検査ユニットの細部、特定すれば細長い検査ユニットの断面図である 。 図示の細部は、端部区域を正確に形成するフィルター11を有する紙巻き煙草10 の検査に関する。紙巻き煙草10は、紙巻き煙草10は、紙巻き煙草マガジン内に無 秩序に挿入されるが、互いに平行する位置に整列する。この紙巻き煙草マガジン は基本構造上はEP-A-0,338,241号記載の紙巻き煙草マガジンとほぼ一致する。紙 巻き煙草マガジン12の内部において、紙巻き煙草は、上下方向に収束するマガジ ンハウジング14内の最も広い位置に設けられた検査域13を通り抜ける。検査を完 了した正常な紙巻き煙草10は、検査域13の下方にある収集室15に到達する。紙巻 き煙草は、ここから、直立したマガジン通路16内に挿入される。グループを形成 するマガジン通路16の下端部において、紙巻き煙草10は、パックの中味と一致す る紙巻き煙草のグループとして排出される。 検査域13もまた、互いに平行に設けられた多数の通路すなわち検査チャンネル 17で構成される。検査チャンネルの幅は、 個々の紙巻き煙草の重なりからなるそれぞれの紙巻き煙草の列18が、検査チャン ネル17の内部に形成されるように、紙巻き煙草の径よりも僅かに大きい。紙巻き 煙草10すなわち紙巻き煙草の列18は、自重で複数の検査チャンネル内部で落下す る。検査チャンネル17は、ウエブ状のチャンネル壁19によって互いに分離される 。 紙巻き煙草10は、検査域13の検査区域内で検査される。一検査サイクルでは、 積み重なった紙巻き煙草10の複数列が各検査チャンネル内で検査を受ける。現実 施例では、この検査グループ45が２つの積み重なった紙巻き煙草10からなる。こ の配列は、紙巻き煙草10がその正確な静止位置で検査が行われるように、紙巻き 煙草10が検査チャンネル17内に固定されるように選択されている。この目的で、 検査面の下側にある検査チャンネル17内に紙巻き煙草10用の支持部材、特に細長 い把持フィンガー19が設けられる。その結果として、その上方にある紙巻き煙草 の列18もまた位置決めされる。 把持フィンガーが形成する水平面から一定の距離を隔てた所に、紙巻き煙草10 のための可動支持部材、特定していえばコーム22が設けられ、このコーム22は、 そのウエブ23が各検査チャンネル17専用に設けられる検査域13を完全に完全に横 断するように延在する。このコーム22は、水平面内のユニットとして往復動が可 能である。（図１に示す）１つの位置では、ウエブ23が検査チャンネル17の区域 に設けられる。コー ム22の上方に位置する紙巻き煙草18の列は、ウエブ23によって支持される。この 位置において、そしてすなわち２つの露出した紙巻き煙草10によって形成される ２つの区域のうちの１つにおいて、詳細には示さないが、紙巻き煙草の長手方向 で作用する部材によって、欠陥煙草が排除される。 コーム22を他方の位置に移動することによって、検査チャンネル17が下に向か って開く。それとともにウエブ23は、（遮断部を備える）チャンネル壁の区域に 位置する。ウエブ23との間に形成される間隙部は、それにしたがって検査チャン ネル内に位置を占める。検査を終了した正常な紙巻き煙草10は、いまや収集室15 内に落下する。検査チャンネル17は、同一の寸法を有する、すなわち延在するチ ャンネル壁19によって、コーム22の面を越えて下方に延在する。 紙巻き煙草10は、検査面20において、特別に設計された検査装置によって、そ れらの端部区域が正確に形成されているか否かを検査される。図２の模範実施例 においては、検査装置は、２つの検査ユニット24，25からなっており、これらの ユニットは、紙巻き煙草マガジン12の両側に設けられる。検査ユニット24，25は 、EP-A-0,338,241号に記載の装置と同様な直立した凹部26を形成している。紙巻 き煙草10は、一端部の区域とともに下降し、これらの凹部26内に進入する。この 一端部区域は検査サイクルにおいて検査を受ける。 紙巻き煙草10の検査を行うために、各紙巻き煙草10すなわち各一端部区域は、 特別なセンサーに任される。紙巻き煙草10の各端部面27と隣り合ってセンサー、 特に発光器28，29が配置されている。この発光器は検査ビーム、特定していえば 光のビームを検査対象である紙巻き煙草10の長手方向に向かって放射する。さら に、紙巻き煙草10は、受光器30，31として作用する両側に配置されたセンサーに 任される。これらの受光器は特別な態様で設計され、配置される。これらの受光 器は平面または薄板状の感光性の強いセンサー、特に、薄板化技術を応用したシ リコン受光素子である。これらは全面に亘って受光するので、計測が広範囲な利 点がある。 他の特殊性として、共通の受光器30，31が、それぞれ向き合う側にある検査グ ループ45の２つの紙巻き煙草にも利用できる点が挙げられる。検査は一検査サイ クル中に検査グループの２本の紙巻き煙草10が好ましく連続して行われるので、 受光器30，31が、それぞれ１本の紙巻き煙草に利用できる。このことによって、 正常な煙草と欠陥煙草の間の区別をつけることが可能なので特に正確な検査を期 することが可能となる。 構造に関しては、検査ユニット24，25が特別な態様で設計される。個々の検査 部材は、細長いキャリアー32に分解または取り外し可能に固定され、現実施例の 場合は、前記キャリアー32が、Ｔ字を重ねた左右に非対称な断面（図４、５参照 ） に設計される。（２本の）紙巻き煙草からなる各検査グループは、そのような検 査部材33に委ねられる。検査用チャンネル45と等しい数の検査部材が、各検査ユ ニット24，25上に互いに隣接して設けられる。 検査部材33は、Ｕ字状の基面または断面を有するように設計される。紙巻き煙 草10に面する側において、２つの脚部35，36が基体部34に設けられ、これらが横 方向に凹部26を規定するとともに、紙巻き煙草10の端部と隣り合うように延在す る。検査部材33は、成型可能な硬化材料、例えばプラスチックで構成することが できる。センサー、特定すれば発光器28，29および受光器30，31は検査部材33中 に埋設することができる。２つの発光器28，29は、基体部34に、そして２つの受 光器30，31はそれらの一部が基体部34の区域に、他の一部が脚部35，36の区域に 配設されている。検査部材33の材料は透明材なので、受光器30，31および／また は受光器30，31は、前記材料と重なるように埋設されてもよい。センサーはそれ によって機械的な影響力、とくに汚染から保護され、センサーの効果を損なうこ とがない。 各検査ユニット24，25は、同時に検査の対象となる検査グループ45の数と一致 する数の検査部材33を備えている。これらの検査部材33は、列をなして互いに接 した状態でキャリアー32に固定される。検査部材33は、紙巻き煙草の２つの列18 の間の距離に極めて近くなるように設けられるような大きさ に決められる。 検査部材33は、その基体部34とともにキャリアー32の凹部37内に配設される。 検査部材33は、取り外し自在な接続手段によって、相互に、またキャリアー32、 特にキャリアー32の直立ウエブ38に連結される。Ｕ字断面部材39が検査部材33を 前記のように連結する機能を遂行する。Ｕ字断面部材は、そのフランジ部で、隣 接する検査部材33の相接する脚部35，36を抱く。両脚部35，36は、そのための凹 部を具備するので、Ｕ字断面部材39は両脚部35，36の自由表面と密接している。 Ｕ字断面部材39自体は、支持手段によって、キャリアー32、特定すれば直立ウエ ブ38に取り付けられる。これらの支持手段は、スクリュー40であって、これらは 、隣り合う２つの検査部材33の間をＵ字断面部材39の自由な側から直立ウエブ38 に亘って延在し、ねじ山によって前記直立ウエブ38に錨着されている。これらの スクリューは、それらの頭部が反対方向に沈み込むように設計されているので、 チャンネル壁19と向き合うＵ字断面部材の表面は滑らかである。２つの重層配置 されたスクリュー40がＵ字断面部材39を直立ウエブ38に錨着する機能を果たす。 キャリアー32の検査部材33とは反対の側には、長手方向に延在する凹部41を備 えている。凹部41は、その外側がカバー42で閉じられる。このチャンネル状凹部 41は、基体部34内に埋設されセンサー28-31と接続する導線のような電気部材の 収容に適っている。 この実施例の別の特徴として、検査ユニット24，25の移動構造を挙げることが できる。２つの検査ユニットの少なくとも一方、図２の実施例では検査ユニット 25が、水平面内で、特に、紙巻き煙草マガジン12を横断する方向に、したがって また紙巻き煙草10の長手方向に移動することができる。そのために、キャリアー 32は、マガジンハウジング14の一部内にその延在部を有する案内ロッド43の両端 部に移動可能に装着されている。検査ユニット25は、図示しない付勢部材によっ て、紙巻き煙草の両端部が露出するように紙巻き煙草マガジンから扛上または後 退することができる。検査ユニット25がこの位置をとるときは、検査チャンネル 17内の紙巻き煙草が遮るものがなくなって落下する。紙巻き煙草10の検査が行わ れる間検査ユニットは図２の位置を占め、このとき紙巻き煙草マガジン内にある 紙巻き煙草10の両端部が凹部26内に進入する。 反対側の検査ユニット24も、移動自在に同様な態様で配置されてもよい。しか しながら、現模範実施例では、検査ユニット24は、紙巻き煙草マガジン12の現位 置（検査位置）に不動に維持される。検査ユニット24は、しかしながら、その一 端部が回動軸受け44に装着されている。検査ユニット24は、回動軸受け44を中心 として回動することができ、このようにして紙巻き煙草マガジン12から扛上する ことができる。回動 軸受け44は、キャリアー32の横方向すなわち端部に設けられているので、検査ユ ニット24は、全体として紙巻き煙草マガジンから完全に後退することができ、検 査部材33が清掃または修理のために露出される。 検査装置の別の模範実施例が図６、７に示されている。この実施例では、ただ 一つの検査ユニット46のみが備わっている。この検査ユニット46は、紙巻き煙草 マガジン12または検査チャンネル17の一方の側の検査位置20に設けられる。検査 ユニット46は、紙巻き煙草10のフィルターのない端部の専用に設けられる。検査 ユニット46の構造と機能は、図２の模範実施例の検査ユニット24,25と同一であ る。したがって、同一の用語を使用する。 検査ユニット46の反対側すなわち紙巻き煙草マガジン12の他方の側に、位置決 めユニット49が設けられる。位置決めユニット49は、紙巻き煙草10のフィルター 11を備える端面に専ら使用される。 位置決めユニット49は、互いに距離を置いて配置され、弾力的に圧力を受ける 複数個の圧力部材を有する。これらの圧力部材は、ラム50として設計される。ラ ム50は、位置決めユニット49を収容するキャリアー52の凹部51内に設けられる。 ラム50は、それぞれに専用に設けられたばね53と相互作用を行い、検査グループ 45の紙巻き煙草10の端面48に弾力的な、 個々の力を作用させる。これらのラムは、紙巻き煙草10すなわちそれらの端面48 が紙巻き煙草10の長手方向に力が作用するように設けられる。紙巻き煙草10の長 手方向中心軸は、ラム50と、大体重なっており、互いに平行に延在する。ラム50 は、マガジンハウジング14の横方向のオリフィス54を貫通して検査チャンネル17 内に突出しており、このような態様で紙巻き煙草10の端面48に接触する。 位置決めユニット49の援用によって、紙巻き煙草10の長さの許容誤差を打ち消 すこと、または、長さの許容誤差に起因して紙巻き煙草10の計測が不正確になる のを避けることができる。圧力部材57すなわちラム50によって紙巻き煙草10の端 面48に圧力が作用する結果、端面47は圧力を受けた状態で検査ユニット46とぴっ たり接触する。紙巻き煙草10と検査ユニット46の間に間隙部が生じることは回避 される。紙巻き煙草10と検査ユニット46の間の間隙部の生成が避けられるので、 外光が検査ユニット46の受光器30，31に漏洩することが阻止される。このことに よって、紙巻き煙草の長さの許容誤差とは無関係に紙巻き煙草10の正確な位置決 めが可能となる。 検査ユニット46の設計に対応して、ラム50の数は検査チャンネル17と同数に調 節される。各検査チャンネル17には、紙巻き煙草のーグループ45当たりの紙巻き 煙草10の数にしたがってラムが設けられる。現模範実施例では、一検査チャンネ ル17当たり２つのラムが設けられており（図７参照）、これ らは、互いに距離を隔てて上下に配設される。 位置決めユニット49は、水平方向に、特に、紙巻き煙草マガジン12を横断する 向きに、したがって紙巻き煙草10の長手方向に移動することが可能である。この 目的で、キャリアー52は、マガジンハウジング14内にある複数の案内ロッド55の 両側またはそれらの両端部に移動が可能なように装着される。位置決めユニット 49は、図示しない付勢手段によって、紙巻き煙草の端部が露出するように、紙巻 き煙草マガジンから持ち上げられるか、避退することができる。位置決めユニッ ト49の反対側にある検査ユニット46は、紙巻き煙草マガジンの本来位置に支持さ れている。位置決めユニット49は、回動軸受け56に装着されており、これを中心 として回動することによって、紙巻き煙草マガジン12から持ち上げられることが できる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 感光性受光器（30，31）がそれぞれ、複数本、特に重なった２本の紙巻 き煙草（10）を有する検査グループ（45）の区域に亘って延在しており、検査グ ループの紙巻き煙草（10）のそれぞれからの反射光を、好ましくは紙巻き煙草（ 10）の側面の区域で受光する点を特徴とし、 検査位置（20）の区域内で、検査チャンネル（17）の少なくとも一方の側に、 検査ユニット（24，25）が設けられており、これらの前記ユニットが、センサー （28-31）、特定すれば、紙巻き煙草（10）の検査グループ（45）の端面および これらと隣り合う側面の区域において検査ビームを投光し、受光する投光器（28 ，29）と受光器（30，31）を有する、 積み重なった紙巻き煙草（10）のそれぞれの列（18）が、特に、包装機の紙巻 き煙草マガジン（12）内で、端部が横方向を向く状態で上部から底部へと移動さ れる、直立した複数の検査チャンネル内において、紙巻き煙草の端部を検査する ための装置。 ２． 検査グループ（45）の紙巻き煙草（10）が、共通の受光器（30，31）の 区域内で連続して検査される、特定していえば、別々の投光器（28，29）からの 光を受ける点に特徴を有する請求の範囲１記載の装置。 ３． 感光性受光面、特に、シリコン光学素子を備える偏平な受光器（30，31 ）が、検査対象である紙巻き煙草の両側に設けられており、１つの投光器（28， 29）が各端面（27）に設け られている点に特徴を有する請求の範囲１または２記載の装置。 ４． 投光器（28，29）および／または受光器（30，31）が、共通の検査部材 （33）に、特に、埋設され、透明な外層に被覆されて設けられている点に特徴を 有する請求の範囲１またはその他の請求の範囲の１記載の装置。 ５． 検査ユニット（24，25）が、紙巻き煙草の各１検査グループのために互 いに隣接して設けられた複数の検査部材（33）からなり、 前記検査部材（33）は、互いに取り外し自在に、また検査ユニット（24，25） または共通のキャリアー（32）と連結されている点に特徴を有する請求の範囲１ またはその他の請求の範囲の１記載の装置。 ６． 各検査部材（33）が、Ｕ字型断面と投光器（28，29）を収容するための 基体部（34）を有し、脚部（35，36）が、受光器（30，31）の一方をそれぞれ収 容するために、紙巻き煙草（10）の端部に隣接して延在する点に特徴を有する請 求の範囲５またはその他の請求の範囲の１記載の装置。 ７． 検査部材（33）が、連結手段、特に断面Ｕ字部材（39）によって、脚部 （35，36）の自由端部の区域において互いに連結されている点に特徴を有する請 求の範囲５または６記載の装置。 ８． 検査部材（33）が、取り外し可能な連結手段、特にスクリュー（40）に よって、検査ユニット（24，25）のキャリアー（32）に連結されており、 前記スクリュー（40）もまた、好ましくは、同時に断面Ｕ字部材（39）を脚部 （35，36）に連結する点に特徴を有する請求の範囲６または７記載の装置。 ９． 少なくとも１つの検査ユニット（24，25）が、紙巻き煙草マガジン（12 ）を横断して移動することができ、紙巻き煙草（10）が下方へ移動する間は紙巻 き煙草マガジン（12）から避退し、検査サイクルの間は紙巻き煙草マガジン（12 ）と隣り合う点に特徴を有する請求の範囲１またはその他の請求の範囲の１記載 の装置。 １０． 少なくとも１つの検査ユニット（24，25）が、 検査ユニット（24，25）が、回動によって紙巻き煙草マガジン（12）から完全 に避退することができるような垂直な回転軸を備えた水平に装着された回動軸受 け（44）を中心に、回動自在に設けられた点に特徴を有する請求の範囲１または その他の請求の範囲の１記載の装置。 １１． 紙巻き煙草に、弾力的に、また個別に圧力を及ぼすための位置決めユ ニット（49）が、検査ユニット（49）とは反対側の検査チャンネル（17）の側に 設けられる点を特徴とし、 検査位置（20）の区域内で、検査チャンネル（17）の少なくとも一方の側に、 検査ユニット（46）が設けられており、これらの前記ユニットが、センサー（28 -31）、特定すれば、紙巻き煙草（10）の検査グループ（45）の端面およびこれ らと隣り合う側面の区域において検査ビームを投光し、受光する投光器（28，29 ）と受光器（30，31）を有する、 積み重なった紙巻き煙草（10）のそれぞれの列（18）が、特に、 包装機の紙巻き煙草マガジン（12）内で、端部が横方向を向く状態で上部から底 部へと移動される、直立した複数の検査チャンネル内において、紙巻き煙草の端 部を検査するための装置。 １２． 位置決めユニット（49）が、圧力部材（57）、特に、互いに距離を隔 てて設けら、弾性的に圧力を受けることができるラム（50）を備えており、 前記圧力部材（57）の数は、それぞれの検査グループ（45）の１グループ当た りの紙巻き煙草（10）の本数に照らして調整される点に特徴を有する請求の範囲 １１記載の装置。 １３． 位置決めユニット（49）が、案内ロッド（55）上を横断的に移動する ことができ、 検査ユニット（46）が、 位置決めユニット（49）と検査ユニット（46）とが、紙巻き煙草マガジン（12 ）から持ち上げられるか、避退することができるように、 回動軸受け（44）に回動自在に装着されている点に特徴を有する請求の範囲１ １または１２記載の装置。