JPH084846A - ギヤドモータのシリーズに用いられる変速機 - Google Patents

ギヤドモータのシリーズに用いられる変速機

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JPH084846A
JPH084846A JP13347694A JP13347694A JPH084846A JP H084846 A JPH084846 A JP H084846A JP 13347694 A JP13347694 A JP 13347694A JP 13347694 A JP13347694 A JP 13347694A JP H084846 A JPH084846 A JP H084846A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純遊星歯車構造の変速機と組合わされるギ
ヤドモータをシリーズ化する際に、遊星歯車を保持する
ための遊星枠を共用化する。 【構成】 遊星歯車を保持する一対の遊星枠(出力軸フ
ランジ408B)及びキャリアに、複数の減速比1/
3、1/4、1/5を実現するために選択的に組込む可
能性のある複数種の遊星歯車に対応して、それぞれの遊
星歯車を支持する支持ピンを保持するための保持孔45
2(1/3)、452(1/4)、452(1/5)を
複数形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ギヤドモータのシリー
ズに用いられる変速機(減速機、あるいは入出力系を逆
にした場合は増速機)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種モータ及び減速機を組合せて
成る複数のギヤドモータから構成され、複数の変速比を
選択可能としたギヤドモータのシリーズが広く市場に提
供されている。
【0003】この種のギヤドモータのシリーズにおいて
は、相手機械に合せて用意した、一般に「枠番」と称さ
れる何種類かの大きさ別に前記複数の変速比が用意され
ている。ユーザは目的に応じたトルク(容量)、大き
さ、あるいは回転速度のギヤドモータを、このようにき
め細かく分類化されたギヤドモータのシリーズの中から
選べばよいことになる。
【0004】従来、この種のギヤドモータの変速機の減
速部(増速機として用いるときは増速部、以下同じ)の
構造として、太陽歯車と、該太陽歯車と外接噛合する遊
星歯車と、該遊星歯車を保持する遊星枠と、前記遊星歯
車が内接噛合する内歯歯車とを備えたいわゆる単純遊星
歯車構造を採用した変速機が広く実用化されている。
【0005】図7にその一例を示す。
【0006】この減速機には第1、第2減速部A、Bが
組込まれており、いずれも単純遊星歯車構造が採用され
ている。
【0007】第1、第2減速部A、Bとも、荷重等配を
実現するためにフロート構造とされた太陽歯車602、
702と、該太陽歯車602、702と外接噛合する遊
星歯車604、704と、該遊星歯車604、704が
内接噛合する内歯歯車606、706とを備える。遊星
歯車604、704は遊星枠(ディスク、あるいは出力
軸フランジ)608、708に保持されている。
【0008】この減速機の他の構成の説明を兼ねなが
ら、作用を簡単に説明する。
【0009】入力軸610が回転するとカップリング6
11を介して太陽歯車602が回転する。太陽歯車60
2が回転すると遊星歯車604がケーシング612に固
定された内歯歯車606に内接しながら該太陽歯車60
2の外周を公転する。
【0010】遊星歯車604は支持ピン614により軸
受616を介して支持されており、この支持ピン614
の太陽歯車602に対する公転がディスク(遊星枠)6
08に伝達される。ディスク608が回転すると、該デ
ィスク608に連結された第2減速部Bの太陽歯車70
2が回転する。太陽歯車702が回転すると遊星歯車7
04がケーシング612に固定された内歯歯車706に
内接しながら該太陽歯車702の外周を公転する。
【0011】遊星歯車704は支持ピン714に軸受7
16を介して支持されており、該支持ピン714の太陽
歯車702に対する公転が出力軸フランジ(遊星枠)7
08に伝達される。出力軸フランジ708は出力軸62
0とスプライン結合しており、該出力軸フランジ708
の回転により出力軸620が回転する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなギヤド
モータのシリーズにおいては、従来当該シリーズ中に用
意すべきギヤドモータの各部品をできるだけ共用化し、
シリーズ全体としての部品の種類を減らすことが管理費
や加工費等を低減する上で重要とされている。
【0013】しかしながら、遊星歯車を保持するための
遊星枠に関しては、これを変速比が異なる毎に制作しな
ければならないという問題があった。
【0014】それは、変速比を変更するためには遊星枠
に保持すべき遊星歯車の歯数(直径)を異ならせる必要
があるため、該遊星枠に形成される遊星歯車の支持ピン
の保持孔の軸中心からの距離が、各変速比毎に異なって
しまうためである。そのため変速比毎に、この保持孔の
形成位置の異なる遊星枠を制作しなければならないとい
う不具合があったものである。
【0015】更に、一般に遊星枠は出力軸と一体的に制
作されることが多いため、変速機の部品の中でもかなり
の重量物である出力軸を含めた遊星枠を多種類揃えるの
は在庫管理の面でも好ましくなかった。
【0016】これを避けるためには、図7に示されるよ
うに、遊星枠(出力軸フランジ708)と出力軸620
とを分離し、出力軸620についてはこれを共用すると
いう方法が採用し得るがそれでも出力軸フランジ708
自体についてはやはり変速比の数だけ異なる部品を用意
する必要があり、又、出力軸フランジ708と出力軸6
20とが別部品とされていることから組立工数が増加す
る上に、部品点数もあまり低減できないという問題があ
った。
【0017】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、異なる変速比のギヤドモータに
対して共通に使える遊星枠を提供し、もって部品点数の
大幅削減を図ると共に、遊星枠と出力軸との一体化も不
具合を発生することなく実現することのできるギヤドモ
ータのシリーズに用いられる変速機を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種モータ及
び変速機を組合せて成る複数のギヤドモータから構成さ
れ、相手機械に対する取合寸法が同一という条件下で複
数の変速比を選択可能としたギヤドモータのシリーズに
用いられる前記変速機であって、太陽歯車、該太陽歯車
と外接噛合する遊星歯車、該遊星歯車を保持する遊星
枠、及び前記遊星歯車と内接噛合する内歯歯車を備えた
単純遊星歯車変速部を備えた、ギヤドモータのシリーズ
に用いられる変速機において、前記遊星枠に、前記複数
の変速比を実現するために選択的に組込む可能性のある
複数種の前記遊星歯車に対応して、それぞれの遊星歯車
を支持する支持ピンを保持するための保持孔を複数形成
したことにより、上記課題を解決したものである。
【0019】
【作用】本発明においては、遊星歯車を保持する遊星枠
に、従来のように只1つの変速比に対応する遊星歯車を
保持するための(支持ピンの)保持孔を形成するのでは
なく、複数の変速比を実現するために選択的に組込む可
能性のある複数種の遊星歯車に対応して、それぞれの遊
星歯車を支持する支持ピンを保持するための保持孔を複
数形成するようにした。
【0020】これによって、変速比の異なる遊星歯車を
同一の遊星枠に(只それに対応する支持ピン保持孔を選
択するという作業を行うだけで)共用して取付けること
ができるようになった。
【0021】遊星枠の部品点数自体を低減できるため、
これと出力軸を一体的に制作することも支障なくできる
ようになり、一層の部品点数の低減化を図れるようにな
った。
【0022】なお、本発明は、遊星枠の共用化が図れる
ことに鑑み、後述する実施例のように、遊星枠を遊星歯
車の軸方向両側に一対配置し、遊星歯車の支持ピンを両
持ち支持すると共に、該一対の遊星枠をそれぞれ独立し
てケーシングに回転自在に支持させるような構造を取る
ことが部品点数の増大を生じることなく実現できるよう
になる。
【0023】この構造は、遊星歯車を共にケーシングに
直接的に支持された遊星枠によって保持することから、
遊星歯車を極めて精度良く組付けることができるもので
あり、実施例で説明するように、優れた耐久性を確保す
ると共に、従来は必須であった支持ピンと遊星歯車との
間の軸受をも省略できるようになるという付加効果も得
られるものである。
【0024】なお、このように遊星枠を一対備える場合
には、遊星歯車の支持ピンに接線方向の力がかからない
ように該一対の遊星枠を相対回転不能に互いに固定・連
結するのが望ましいが、この場合に複数設けられている
支持ピン保持孔のうち、当該変速比においては使用しな
い保持孔を利用して、ここにキャリアピンを貫通するこ
とによって両者を連結するようにすると非常に容易に連
結できるようになる。
【0025】即ち、複数開けた支持ピン保持孔の一部を
一対の遊星枠を連結するための貫通孔として利用するこ
とができるようになるものである。
【0026】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0027】図1は本発明が適用された減速機の一部破
断の正面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図であ
る。
【0028】この減速機はモータと連結されることによ
り、いわゆるギヤドモータ用の減速機として用いられて
いる。
【0029】この減速機は、太陽歯車402と、該太陽
歯車402と外接噛合する遊星歯車404と、該遊星歯
車404が内接噛合する内歯歯車406とを備えた単純
遊星歯車構造をその減速部Cの構造として採用してい
る。
【0030】前記太陽歯車402は、入力軸410とス
プライン結合されており、特に荷重等配を実現するため
のフロート構造は採用されていない。入力軸410は、
カップリング411を介してモータ軸430と連結され
ている。
【0031】前記遊星歯車404は、太陽歯車402と
外接噛合すると共に、内歯歯車406と内接噛合してい
る。
【0032】この遊星歯車404は、支持ピン414に
より滑り回転自在に支持されている。支持ピン414
は、一対の遊星枠に滑り回転自在に両持ち支持されてい
る。具体的にはこの実施例では入力軸側(図1中の右
側)に配置されたキャリア408Aと出力軸420に一
体的に成形された出力軸フランジ408Bが一対の遊星
枠を構成している。キャリア408A、出力軸フランジ
408Bには支持ピン保持孔450、452が形成され
ており、支持ピン414はこの支持ピン保持孔450、
452に滑り回転自在に両持ち支持されている。
【0033】両遊星枠、即ちキャリア408A、出力軸
フランジ408Bは、共にそれぞれ独立してケーシング
412に軸受416A、416Bを介して(太陽歯車4
02と同軸に)回転自在に支持されている。
【0034】なお、この軸受416A、416Bは、支
持ピン414が軸方向に抜けるのを防止するためのスト
ッパの機能をも果している。
【0035】前記内歯歯車406はケーシング412に
固定されており、前記入力軸410は前記一対の遊星
枠、即ちキャリア408A及び出力軸フランジ408B
に玉軸受436A、436Bを介して支持されている。
【0036】前記キャリア408A及び出力軸フランジ
408B(一対の遊星枠)は、(支持ピン414とは別
の部材である)キャリアピン440によって強固に固定
・連結されている。具体的には、キャリアピン440の
一端側にはスナップリング442が嵌め込まれている。
又、キャリアピン440の他端側には雌ねじ440Aが
形成されている。更にキャリア408A及び出力軸フラ
ンジ408Bにはキャリアピン孔441A、441Bが
形成されている。キャリアピン440は、スペーサ44
4を介在させた状態でこのキャリアピン孔441A、4
41Bに貫通される。そして該キャリアピン440の雌
ねじにナット446を螺合・締付けることによりキャリ
ア408A、出力軸フランジ408Bが連結される。
【0037】このキャリアピン440によるキャリア4
08A及び出力軸フランジ408Bの連結は、必ずしも
必須のものではないが、キャリアピン440が存在する
ことにより、両遊星枠は必ず同速度で一体回転するた
め、支持ピン414に公転軌道接線方向の偏加重が発生
するのを効果的に防止することができ、支持ピン414
を常に良好に支持することができるようになる。
【0038】ここで、図4〜図6に減速比1/3、1/
4、1/5の3種類の変速比を実現する際に必要となる
遊星歯車404(1/3)、404(1/4)、404
(1/5)の支持ピン保持孔452(1/3)、452
(1/4)、452(1/5)、太陽歯車402(1/
3)、402(1/4)、402(1/5)、及びキャ
リアピン440の(出力軸フランジ408B側の)位置
関係を示す。
【0039】又、図3にはこれらの支持ピン保持孔45
2が干渉せずに形成された様子を示す。図3から明らか
なように、各支持ピン保持孔452はそれぞれの孔に対
応する遊星歯車404が組込まれた時に当該遊星歯車4
04とキャリアピン440のキャリアピン孔441Bが
干渉しないような位置に形成されている。
【0040】なお、全く同様な支持ピン保持孔452が
キャリア408A側にも形成されている。
【0041】次にこの減速機の作用を説明する。
【0042】モータ軸430が回転するとカップリング
411を介して入力軸410が回転し、これとスプライ
ン結合されている太陽歯車402が同速回転する。太陽
歯車402が回転すると、遊星歯車404がケーシング
412に固定された内歯歯車406に内接しながら太陽
歯車402の外周に沿って公転する。
【0043】この公転は、支持ピン414を介して一対
の遊星枠、即ちキャリア408A及び出力軸フランジ4
08Bに伝達される。出力軸フランジ420側に伝達さ
れた公転の動力は直接、キャリア408A側に伝達され
た公転の動力はキャリアピン440、出力軸フランジ4
08Bを介してそれぞれ出力軸420に伝達される。
【0044】この際、キャリア408A及び出力軸フラ
ンジ408Bは共にそれぞれ独立してケーシングに玉軸
受416A、416Bを介して支持されているため、支
持ピン414の組付け及び回転精度を極めて高く維持す
ることができる。又出力軸420側からのラジアル方向
の負荷に対しても減速機全体として高い剛性を確保で
き、従って入力軸410やその他の部材も精度よく支持
することができる。そのため太陽歯車402をフロート
させる必要がなくなり、それだけ低騒音化できる。
【0045】更に、このキャリア408A及び出力軸フ
ランジ408Bはキャリアピン440を介して強固に固
定・連結されているため、両者は必ず同速で回転し、そ
の分支持ピン414に公転軌道接線方向の偏荷重がかか
るのが防止される。
【0046】又支持ピン414は遊星歯車404に対し
て滑り回転自在とされると共に、キャリア408A、出
力軸フランジ408Bに対しても(固定ではなく)滑り
回転自在とされいるため、その分該支持ピン414と遊
星歯車404との相対滑り速度が低減される。従って、
支持ピン414自体の高い組付け精度と相俟って(軸受
けがなくても)遊星歯車404を長期に亘って円滑に回
転支持することができる。そのため軸受騒音がなくなり
一層の低騒音化が実現できる上に、部品点数もそれだけ
低減できる。
【0047】ここで、例えば本減速機を減速比1/3の
減速機として組付ける場合には、図3、図4に示される
ように小さめの遊星歯車404(1/3)を支持ピン保
持孔452(1/3)を用いて組付けることにより実現
できる。又、減速比1/4の減速機を製作する場合に
は、図3及び図5に示されるように、前述した遊星歯車
404(1/3)より若干大きめの遊星歯車404(1
/4)を支持ピン保持孔452(1/4)を利用して組
付けるようにする。更に、減速比1/5の減速機を得る
には、より大きな遊星歯車404(1/5)を支持ピン
保持孔452(1/5)を利用して組付けるようにす
る。
【0048】いずれの場合も出力軸フランジ408Bは
同一のものを使用でき、又、いずれの場合でも遊星歯車
404とキャリアピン440とが干渉することがない。
なお、全く同様な作用がキャリア408A側にも得られ
る。
【0049】ところで、この実施例では、一対の遊星枠
を結合するためのキャリアピンを貫通するためのキャリ
アピン孔を支持ピン保持孔とは別に形成するようにして
いたが、本発明では、もともと複数の変速比用に支持ピ
ン保持孔が多数形成されていることから、この一対の遊
星枠を結合する際に当該変速比においては使用しない支
持ピン保持孔の一部をキャリアピンを貫通させるための
キャリアピン孔として使用することもできるようにな
る。図3の例で言えば、例えば減速比1/3を得るため
に支持ピン保持孔452(1/3)を使用するときは、
支持ピン保持孔452(1/4)が全く支障なくキャリ
アピン孔として使用できる。
【0050】この場合は、専用の(固定された)キャリ
アピン孔を設けるのに比べ遊星歯車との干渉の問題もよ
り容易に解消できるため、より多くの変速比に対応する
支持ピン保持孔を形成することも可能となる。多くの種
類の変速比に対応させる支持ピン保持孔を(多数)形成
した場合には、当該変速比に対応する遊星歯車に対する
支持ピン保持孔と干渉しない保持孔も多数存在するよう
になるため、この干渉しない支持ピン保持孔を複数キャ
リアピン用の孔として利用するようにすれば、強度上も
特に問題は生じない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
従来各変速比毎に制作するのが必須とされていた遊星枠
を複数の変速比において共通化して用いることができる
ようになり、その結果部品点数の削減、管理費の低減等
の優れた効果が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたギヤドモータの変速機部分
の一部破断の正面図
【図2】図1の矢示II−II線に沿う断面図
【図3】出力軸フランジに形成される支持ピン保持孔及
びキャリアピン孔等の位置関係を示した正面図
【図4】減速比1/3を実現する際の各要素の噛合状態
を示した正面図
【図5】減速比1/4を実現する際の各要素の噛合状態
を示した正面図
【図6】減速比1/5を実現する際の各要素の噛合状態
を示した正面図
【図7】従来の単純遊星歯車構造を採用した、ギヤドモ
ータに用いられる変速機の図1相当の正面図
【符号の説明】
C…減速部 402…太陽歯車 404…遊星歯車 406…内歯歯車 408A…キャリア(遊星枠) 408B…出力軸フランジ(遊星枠) 410…入力軸 411…カップリング 412…ケーシング 414…支持ピン 420…出力軸 430…モータ軸 416A、416B、436A、436B…玉軸受 440…キャリアピン 441…キャリアピン孔 444…スペーサ 450、452…支持ピン保持孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種モータ及び変速機を組合せて成る複数
    のギヤドモータから構成され、相手機械に対する取合寸
    法が同一という条件下で複数の変速比を選択可能とした
    ギヤドモータのシリーズに用いられる前記変速機であっ
    て、 太陽歯車、該太陽歯車と外接噛合する遊星歯車、該遊星
    歯車を保持する遊星枠、及び前記遊星歯車と内接噛合す
    る内歯歯車を備えた単純遊星歯車変速部を備えた、ギヤ
    ドモータのシリーズに用いられる変速機において、 前記遊星枠に、前記複数の変速比を実現するために選択
    的に組込む可能性のある複数種の前記遊星歯車に対応し
    て、それぞれの遊星歯車を支持する支持ピンを保持する
    ための保持孔を複数形成したことを特徴とするギヤドモ
    ータのシリーズに用いられる変速機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記遊星枠を前記遊星歯車の軸方向両側に一対配置し、
    前記遊星歯車の支持ピンを両持ち支持すると共に、該一
    対の遊星枠をそれぞれ独立してケーシングに回転自在に
    支持したことを特徴とするギヤドモータのシリーズに用
    いられる変速機。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記一対の遊星枠を前記支持ピンと別の部材によって互
    いに固定・連結したことを特徴とするギヤドモータのシ
    リーズに用いられる変速機。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記一対の遊星枠を互いに固定・連結するための手段
    が、各遊星枠に複数設けられている前記保持孔のうち、
    当該変速比においては使用しない保持孔にキャリアピン
    を貫通させるものであるギヤドモータのシリーズに用い
    られる変速機。
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