JPH084205B2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JPH084205B2
JPH084205B2 JP9465592A JP9465592A JPH084205B2 JP H084205 B2 JPH084205 B2 JP H084205B2 JP 9465592 A JP9465592 A JP 9465592A JP 9465592 A JP9465592 A JP 9465592A JP H084205 B2 JPH084205 B2 JP H084205B2
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齋藤  健
活也 塚本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面アンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円偏波変換器である3層ミアンダ
ーラインにおいては、下から第1層目(又は第3層目)
のピッチp1 と、第2層目のピッチp2 との比率を0.
67としている。また4層ミアンダーラインにおいては
第1層目(第4層目)のミアンダーラインのピッチp1
と、第2層目(第3層目)のミアンダーラインのピッチ
2 との比率を0.44というように、ピッチp1 がピ
ッチp2 よりも狭いものが検討されてきた。
【0003】(文献:宮原他、電子情報通信学会論文誌
(B),J71−B,No11,pp.1358〜1
364.1988年11月;L.Young他:IEE
ETrans.,AP−21,pp336−338,M
ay,1983;CHUAND LEE:IEEE T
rans.,AP−35,No.6,June,198
7 参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のものは偏波変換器器単独のものであり、直線偏波励振
の平面アンテナ部と組み合わせた場合、広帯域に亘る軸
比の改善が困難であった。 本発明は、上述の問題点に
鑑みて為されたもので、その目的とするところは、広帯
域な軸比を有する円偏波用の平面アンテナを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、地導体、給電回路、放射回路
が夫々別の層からなり、放射回路と給電回路とを電磁気
的に結合させる直線偏波励振の平面アンテナ部と、この
平面アンテナ部上に円偏波変換器を装荷した平面アンテ
ナにおいて、上記円偏波変換器は単層ミアンダーライン
をスペーサを介して3層重ねた構成で、下から第1層目
の単層ミアンダーラインと下から第3層目の単層ミアン
ダーラインとを同一形状とし、下から第2層目の単層ミ
アンダーラインは第1層目、第3層目の単層ミアンダー
ラインと、ピッチ、高さ、線幅、間隔の何れかが異な
り、第1層目、第3層目の単層ミアンダーラインのピッ
チと、第2層目の単層ミアンダーラインのピッチとの比
率を約0.8より大きくしたものである。
【0006】請求項2の発明は、上記円偏波変換器を構
成する各層の単層ミアンダーラインの間隔を自由空間波
長の1/7〜1/4とし、自由空間波長の約1/10以
下の厚さのプラスチック層で形成したレドームと上記円
偏波変換器とをスペーサを介して配置してその間隔を自
由空間波長の約1/10とし、上記円偏波変換器と上記
平面アンテナ部とをスペーサを介して配置してその間隔
を自由空間波長の約1/10としたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、円偏波変換器は単層
ミアンダーラインをスペーサを介して3層重ねた構成
で、下から第1層目の単層ミアンダーラインと下から第
3層目の単層ミアンダーラインとを同一形状とし、下か
ら第2層目の単層ミアンダーラインは第1層目、第3層
目の単層ミアンダーラインと、ピッチ、高さ、線幅、間
隔の何れかが異なり、第1層目、第3層目の単層ミアン
ダーラインのピッチと、第2層目の単層ミアンダーライ
ンのピッチとの比率を約0.8より大きくしたので、広
帯域に亘る軸比の改善が得られ、円偏波性能に優れた平
面アンテナが実現できる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、円偏波変換
器を構成する各層の単層ミアンダーラインの間隔を自由
空間波長の1/7〜1/4とし、自由空間波長の約1/
10以下の厚さのプラスチック層で形成したレドームと
上記円偏波変換器とをスペーサを介して配置してその間
隔を自由空間波長の約1/10とし、上記円偏波変換器
と上記平面アンテナ部とをスペーサを介して配置してそ
の間隔を自由空間波長の約1/10としたので、レドー
ムが設けられる場合においても軸比が改善され、軸比1
dB以下の優れた円偏波用の平面アンテナが実現でき
る。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
直線偏波励振の平面アンテナ部1と、円偏波変換器2
と、レドーム3とを含めた円偏波用の平面アンテナから
なる実施例の分解斜視図を示し、図2はその断面図を示
している。本実施例の直線偏波励振の平面アンテナ部1
は、下から地導体10、給電回路板11、放射回路板1
2をスペーサ41 、42 を介して積層して構成される。
給電回路板11はフイルム状等の基板上に銅箔を積層し
たものからなり、エッチングにより給電回路13を形成
している。また放射回路板4は図3に示すように給電回
路13の給電プローブ13aと電磁気的に結合が可能な
一対のスロット14,14(一つのスロットの大城は4
mm×15mm)を等間隔に打ち抜いて放射回路を形成
した、例えば0.5mmのアルミニュウム板のような金
属板からなる。
【0010】円偏波変換器2は、単層ミアンダーライン
を3層重ねて構成されたもので、平面アンテナ部1の上
方に自由空間波長(以下λ0 と略す)の約1/10の厚
さのスペーサ43 を介して装荷されている。ここで下か
ら第1層目の単層ミアンダーライン20と、下から第3
層目の単層ミアンダーライン22とが同じ形状で、第2
層目の単層ミアンダーライン21が別形状となってお
り、各単層ミアンダーライン20〜22は間隔がλ0
7〜λ0 /4程度となるように夫々スペーサ44、45
を介して積層されている。
【0011】そして第3層目の単層ミアンダーライン2
2の上方には厚さ約λ0 /10のスペーサ46 を介して
厚さ約λ0 /10以下のプラスチック層からなるレドー
ム3を配置している。ここで単層ミアンダーラインの設
計パラメータは図4に示すようにピッチp、高さb、周
期h、幅w1 、w2 からなるが、本実施例ではこの設計
パラメータの内ピッチpを次のように設定した。
【0012】つまり第1層目(第3層目)の単層ミアン
ダーライン20(22)のピッチp 1 と、第2層目の単
層ミアンダーライン21のピッチp2 との比率p1 /p
2 を種々に変化させた場合における軸比を測定してみた
ところ、図5に示すような結果が得られ、この結果から
比率p1 /p2 が0.8以上あれば軸比が1dB以下と
なって軸比が改善されることが分かる。
【0013】そこで本実施例では比率p1 /p2 を1.
25に設定した。図6は比率p1 /p2 を1.25に設
定した本実施例の軸比の周波数特性を示している。尚上
記実施例では比率p1 /p2 を1.25に設定したが、
0.8以上あれば軸比が改善されるため、上記実施例の
比率に特に限定されるものでない。また放射回路板12
の放射回路として上記のように一対のスロット14,1
4の代わりに図7に示すように正方形のアパーチャ15
を用いても良い。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、円偏波変換器は単層
ミアンダーラインをスペーサを介して3層重ねた構成
で、下から第1層目の単層ミアンダーラインと下から第
3層目の単層ミアンダーラインとを同一形状とし、下か
ら第2層目の単層ミアンダーラインは第1層目、第3層
目の単層ミアンダーラインと、ピッチ、高さ、線幅、間
隔の何れかが異なり、第1層目、第3層目の単層ミアン
ダーラインのピッチと、第2層目の単層ミアンダーライ
ンのピッチとの比率を約0.8より大きくしたので、広
帯域に亘る軸比の改善が得られ、円偏波性能に優れた平
面アンテナが実現できるという効果がある。
【0015】特に請求項2記載の発明は、円偏波変換器
を構成する各層の単層ミアンダーラインの間隔を自由空
間波長の1/7〜1/4とし、自由空間波長の約1/1
0以下の厚さのプラスチック層で形成したレドームと上
記円偏波変換器とをスペーサを介して配置してその間隔
を自由空間波長の約1/10とし、上記円偏波変換器と
上記平面アンテナ部とをスペーサを介して配置してその
間隔を自由空間波長の約1/10としたので、レドーム
が設けられる場合においても軸比が改善され、軸比1d
B以下の優れた円偏波用の平面アンテナが実現できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部破断省略した分解斜視
図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】放射回路板の放射回路の他の例の一部省略した
上面図である。
【図4】単層ミアンダーラインの設計パラメータの説明
図である。
【図5】ピッチの比率p1 /p2 と軸比との関係特性図
である。
【図6】本発明の一実施例の周波数特性図である。
【図7】放射回路板の放射回路の他の例の一部省略した
上面図である。
【符号の説明】
1 平面アンテナ部 2 円偏波変換器 3 レドーム 10 地導体 11 給電回路板 12 放射回路板 20〜22 単層ミアンダーライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地導体、給電回路、放射回路が夫々別の層
    からなり、放射回路と給電回路とを電磁気的に結合させ
    る直線偏波励振の平面アンテナ部と、この平面アンテナ
    部上に円偏波変換器を装荷した平面アンテナにおいて、
    上記円偏波変換器は単層ミアンダーラインをスペーサを
    介して3層重ねた構成で、下から第1層目の単層ミアン
    ダーラインと下から第3層目の単層ミアンダーラインと
    を同一形状とし、下から第2層目の単層ミアンダーライ
    ンは第1層目、第3層目の単層ミアンダーラインと、ピ
    ッチ、高さ、線幅、間隔の何れかが異なり、第1層目、
    第3層目の単層ミアンダーラインのピッチと、第2層目
    の単層ミアンダーラインのピッチとの比率を約0.8よ
    り大きくしたことを特徴とする平面アンテナ。
  2. 【請求項2】上記円偏波変換器を構成する各層の単層ミ
    アンダーラインの間隔を自由空間波長の1/7〜1/4
    とし、自由空間波長の約1/10以下の厚さのプラスチ
    ック層で形成したレドームと上記円偏波変換器とをスペ
    ーサを介して配置してその間隔を自由空間波長の約1/
    10とし、上記円偏波変換器と上記平面アンテナ部とを
    スペーサを介して配置してその間隔を自由空間波長の約
    1/10としたことを特徴とする請求項1記載の平面ア
    ンテナ。
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