JP2862265B2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JP2862265B2
JP2862265B2 JP1080694A JP8069489A JP2862265B2 JP 2862265 B2 JP2862265 B2 JP 2862265B2 JP 1080694 A JP1080694 A JP 1080694A JP 8069489 A JP8069489 A JP 8069489A JP 2862265 B2 JP2862265 B2 JP 2862265B2
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    • H01Q21/08Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart the units being spaced along or adjacent to a rectilinear path
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    • H01Q21/0006Particular feeding systems
    • H01Q21/0075Stripline fed arrays

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マイクロストリップラインを用いた平面
アンテナに係り、特に斜方向の指向特性付与または小型
化のために素子数が少ないクランク形のマイクロストリ
ップライン・アンテナに関するものである。
〔従来の技術〕
クランク形のマイクロストリップライン・アンテナの
代表的な例は、特開昭57−99803号公報の第9図及び第1
0図、またはこれに対応する米国特許第4,475,107号明細
書の第10図及び第11図に示されているように、比較的長
い山部分と比較的短い谷部分を交互にクランク形に結合
してなる導体ラインの対によって構成されている。ここ
で、対を構成している導体ラインは、その一方の谷部分
が他方の山部分の中央に来る関係で、平行に配置されて
いる。この導体ラインの対は、1個の山部分と1個の谷
部分の合計に相当する長さの区間ごとに、電磁波の2波
長になる円偏波または直線偏波用のアンテナ素子を構成
する。従って、上記特許公開公報の第9図及び第10図ま
たは上記米国特許明細書の第10図及び第11図に示されて
いるアンテナは、何れも3素子構成である。
なお、これらの導体ラインは誘電体基板上に形成され
ているので、周波数が同じであっても、基板が持つ誘電
率εに対応して、導体ライン上の電磁波の波長は空間に
おける波長と違ってくる。例えば、ポリエチレン基板
(ε=2.5)に設けた導体ライン上の電磁波の波長は、
空間における波長の約63%に短縮され、発泡ポリエチレ
ン基板(ε=1.7)に設けた導体ライン上の電磁波の波
長は、空間波長の約80%に短縮される。
上述のクランク形マイクロストリップライン・アンテ
ナは、各アンテナ素子内における各ラインごとの導体長
が電磁波の2波長に相当する長さであるとき、アンテナ
平面に垂直な方向に放射の主ビームが指向する。このよ
うな指向特性を、ブロードサイド型と呼んでいる。
しかし、クランク形の導体の各部の長さをマイクロス
トリップラインの伸延方向に引伸ばすと、放射の主ビー
ムは斜方向に指向するようになる。このような指向特性
を、サイドルッキング型と呼んでいる。
中緯度地域または高緯度地域において、静止人工衛星
からの電波を受信しようとする場合、パラボラアンテナ
またはブロードサイド型平面アンテナを使用すれば、ア
ンテナ開口面またはアンテナ平面が電波の到来方向に垂
直になるように、アンテナを水平面に対して大きく起こ
さなければならぬ。そのために、アンテナを車両の屋根
の上に設置した場合、走行の際にアンテナが受ける風圧
が増大する。しかし、適度に指向特性が傾けられたサイ
ドルッキング型平面アンテナを用いれば、水平に誓い姿
勢で受信を行うことができるので、走行の際にアンテナ
が受ける風圧は僅かになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
マイクロストリップライン・アンテナでは、クランク
形のアンテナ素子が、通常10素子前後直列に結合されて
いる。この素子数を増やすと、アンテナの利得は上がる
が、周波数帯域幅が狭くなる。逆に直列に列ぶクランク
形アンテナ素子の数を減らすと、周波数帯域幅は広がる
が、利得は低下する。そのために、クランク形アンテナ
素子の数が少ないブロードサイド型のアンテナの場合
は、素子列の終端にパッチアンテナ素子を附加し、利得
の改善を行っていた。
前記特許公開公報等に示されているクランク形のアン
テナにサイドルッキング特性を与えようとする場合は、
大幅に各アンテナ素子の長さを増大させなければならな
い。例えば、主ビームの放射方向を28°傾けると、この
方向から見た各アンテナ素子の長さはcos28°=0.88倍
に縮小されるにすぎないが、実際は各アンテナ素子の長
さを1.5倍にしないと、放射方向を28°傾けることがで
きない。そのために直列に並べうるアンテナ素子の数が
激減し、アンテナ利得が著るしく低下する。
このように、アンテナ素子の長さをサイドルッキング
特性を得るために例えば1.5倍に引伸ばすと、28°傾い
た方向に使用しようとする電波の放射の主ビームが指向
するが、約1.5倍の波長を持った電波の主ビームが、ア
ンテナ平面にほぼ垂直な方向に放射されることに注意し
なければならない。同じ理由により、使用しようとする
電波の1倍から1.5倍の間にある波長の電波が、0°か
ら28°の間の各方向に放射される。更に、28°よりも一
層大きく傾いた方向に、使用電波よりも短い波長の電波
が放射されることも理解できよう。
また、ブロードサイド型のクランク型マイクロストリ
ップライン・アンテナの場合も、アンテナ平面に垂直な
方向へ放射される使用電波よりも短かい波長の不所望電
波が、斜方向に放射されることが理解できよう。
従って本発明の第1の目的は、不所望な方向へ向う不
所望な波長の電波の放射を抑圧して、不要な放射による
アンテナの信号対雑音比を改善することにある。
前述のように、ブロードサイド型のマイクロストリッ
プライン・アンテナでは、直列に並ぶアンテナ素子の数
の減少による利得の低下を、列の終端にパッチアンテナ
素子を附加することによって補うことができた。しか
し、パッチアンテナ素子は、正面方向にのみ大きな利得
を持つため、正面方向に放射されるエネルギーを位相差
によって減殺して、サイドルッキング型の特性を得るこ
とが困難であるから、クランク形アンテナにサイドルッ
キング特性を与えることによりアンテナ素子数が減少し
たことの対策としては有効でない。
従って、この発明の第2の目的は、比較的素子数が少
いクランク形のマイクロストリップライン・アンテナ、
特にサイドルッキング特性を与えるために素子数が減少
したクランク形アンテナにおいて、各アンテナ素子の放
射の効率を高めること及び指向性利得の向上によって、
アンテナの利得の向上を計り、開口効率を良くすること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明においては、平面誘電体基板の表面にクラン
ク形の導体ラインの複数本が平行して形成され、その前
面の基板表面から電波の波長の概略半波長またはその整
数倍離れた平面上に、上記クランクの各辺にそれぞれ平
行な半波長導波素子を構成している導体の多数が、互に
接近して配置されている。
ここで、基板の前方面に導体ラインを形成する手段と
しては、基板の表面に積層した銅箔をエッチングするの
が実用的である。ブロードサイド型アンテナの場合、導
体ラインが作るクランクの各部の寸法は、例えば前記特
許公開公報の第10図、または前記米国特許明細書の第11
図に説明されている値に選ばれる。また、サイドルッキ
ング型アンテナの場合のクランクの各部の寸法は、主放
射ビームの傾き角に応じて、導体ラインの伸延方向に引
伸ばされる。
上記半波長導波素子は、例えばポリエステル樹脂の薄
フイルムのような、電波の透過率が良い誘電体フイルム
上に、金属の蒸着または導電性インクによる印刷によっ
て形成するのが望ましい。各半波長導波素子の実際の長
さは、導体が電波の半波長にほぼ共振状態になって、ア
ンテナの利得を高めるのに適した長さであるから、実際
の電波の半波長に較べると、かなり短かい。例えば、電
波の波長をλとし、導体ラインから半波長導波素子まで
の距離hを0.55λ、各半波長導波素子の幅を0.08λとし
た場合は、第6図に示すように、導波素子の長さが0.35
λ近辺であるときに、アンテナの利得が最も大きくなっ
た。
半波長導波素子が設けられているフイルムを、誘電体
基板上の導体ラインから所定距離hだけ隔離する手段と
しては、導体ラインを有する誘電体基板面に低密度の発
泡樹脂、例えば発砲ポリスチロールの板を貼り合わせ、
その表面に半波長導波素子を有するフイルムを貼り合わ
せるのが望ましい。発泡樹脂板の代りに、紙や合成樹脂
のような低損失材料で作ったハニカム構造体の板を用い
ることもできる。導体ラインから半波長導波素子までの
距離h、即ち上述のフイルムを誘電体基板から隔離して
いる板の厚さが、第7図に示すように、電波の波長の約
2分の1に相当する寸法のときに、アンテナの利得は最
大になる。そして、距離hがその整数倍の寸法のとき
も、アンテナの利得を高めることができる。
〔作用〕
クランク形の導体ラインから放射された電波が、半波
長導波素子に到達すると、これに共振電流が流れる。導
体ラインは、水平偏波及び垂直偏波の電波を放射する
が、これにより各半波長導波素子にもクランクの各部に
それぞれ似た状態で共振電流が流れる。
ここで、各半波長導波素子の長さと、これを流れる共
振電流の大きさ及び位相の関係は第8図及び第9図のよ
うになる。即ち、共振電流は、導波素子の長さが電波の
半波長に相当する長さ(0.5λ)のときに最大になる
が、そのときの電流の位相は電波と90°違っているた
め、第6図に示したようにアンテナの利得増加につなが
らない。また、導波素子の長さが0.3波長(0.3λ)以下
になると、これを流れる電流の位相は電波と殆ど一致す
るが、電流値が著るしく減少するために、やはりアンテ
ナの利得増加につながらない。しかし、導波素子の長さ
が0.35波長(0.35λ)近辺のときは、共振電流がかなり
大きく、その位相も電波にかなり近いので、第6図に示
すようにアンテナの利得を大幅に増加させる。
1対の導体ラインで構成されるn個のアンテナ素子の
列は、第10図のように素子E1、E2、……Ei、……Enの直
列回路として表現することができる。各アンテナ素子は
すべて同構造であるから、i番目(iは1からnまでの
間の任意の整数)の素子Eiについての説明は、全アンテ
ナ素子に適用することができる。アンテナ素子EiにPi
る電力が与えられると、Riなる電力の放射が行われ、 Pi−Ri=P(i+1) なる残った電力が次段の素子E(i+1)へ送られる。そし
て、各アンテナ各素子の放射の効率をRi/Pi=Kとする
と、最終段素子Enでは、 P(n+1)=P1(1-K)n なる電力が残り、終端抵抗Rに吸収される。
各アンテナ素子の放射効率Kを横軸に取り、アンテナ
素子を1個しか使わない場合に較べてn個使った場合の
アンテナ利得の上昇を計算して縦軸に示すと、第11図の
ようになる。各アンテナ素子の放射効率は、導体ライン
を形成している導体箔の幅を広げることなどにより、向
上させることができる。しかし、導体箔の幅を過度に広
げると、クランクの形状が損なわれるので、通常は、ア
ンテナ素子の放射効率Kは10〜30%程度にすぎない。
第11図では、アンテナの利得が最も上がる条件を×印
で示している。これによると、各アンテナ素子の放射効
率Kが通常の10〜30%の範囲内であっても、素子数nが
8以上になれば、容易に最高利得条件が得られるが、素
子数nが6以下であれば、放射効率Kを30%以上にしな
いと最高利得条件を得ることができず、これは、通状の
手段では実現できない。しかし、この発明によれば、ア
ンテナ素子の前面に半波長導波素子を配置したことによ
って、Kの値を50%前後にまで引上げることができるの
で、素子数nが4個の場合でも、アンテナ利得を最大限
に高めることができる。従って、小型化、広帯域化、サ
イドルッキング特性付与などの目的で素子数が少ないク
ランク形マイクロストリップライン・アンテナの利得を
効果的に高めることができる。
また、半波長導波素子は、所定の波長の電波に対して
のみ、アンテナ素子の利得を高める機能を発揮するの
で、不所望方向へ向う不所望な波長の電波の放射を抑制
することができる。
なお、以上はアンテナを送信に用いる場合の動作であ
るが、受信に用いればこれと完全に可逆的に動作させる
ことができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、発泡ポリエチレンよりな
る基板1の裏面にはアルミニウム製の接地板2が積層さ
れ、その表面には第3図に示すようなパターンのクラン
ク形の導体ライン31、32、33、34、35、36、37、38が銅
箔によって形成されている。1例として、基板1、接地
板2及び銅箔のそれぞれの厚さは、0.8mm、1mm及び0.03
mmである。
第5図に示すように、導体ライン31〜38の伸延方向を
X、基板1上にあってXに直交する方向をY、基板1に
垂直な方向をZとすると、各導体ラインは、X方向の比
較的長い部分Aと、X方向の比較的短かい部分Bとを交
互に有し、部分Aと部分Bとの間はY方向の部分Cによ
って結合されている。1例として、電波の周波数が12GH
zで、Z方向からX方向へ28°傾いたW方向へ電波を放
射させる場合の各部の寸法は、 ライン31〜38の幅 4.0mm 部分Aの中心部の長さ 29.2mm 部分Bの中心部の長さ 21.0mm 部分Cの中心部の長さ 10.0mm である。
第3図に示すように、導体ライン31及び32の入力導体
311及び321は導体11に、導体ライン33及び34の入力導体
331及び341は導体12に、導体ライン35及び36の入力導体
351及び361は導体13に、導体ライン37及び38の入力導体
371及び381は導体14に、それぞれ結合されている。そし
て、導体11及び12は導体15に、導体13及び14は導体16に
それぞれ結合され、更に導体15及び16は入力端子4に結
合されている。これらの導体311、321、331、341、35
1、361、371、381、11、12、13、14、15、16及び入力端
子4も、各導体ラインと同様に、基板1上に銅箔で形成
されている。
また、導体ライン31及び32の出力導体312及び322と接
地導体41の間、導体ライン33及び34の出力導体332及び3
42と接地導体42の間、導体ライン35及び36の出力導体35
2及び362と接地導体43の間、導体ライン37及び38の出力
導体372及び382と接地導体44の間には、それぞれ終端抵
抗5152、53、54が半田付けされている。これらの導体31
2、322、332、342、352、362、372、382、41、42、43、
44も、各導体ラインと同様に、基板1上に銅箔で形成さ
れている。終端抵抗51〜54の抵抗値は、導体ラインのイ
ンピーダンスに等しく、例えばライン・インピーダンス
が50オームであれば、同様に50オームである。なお、接
地導体41,42,43,44、は接地板2と静電的に結合するこ
とにより、高周波的に接地されている。
基板1の導体ライン31〜38を有する表面の上には、低
密度の発泡スチロール板6が積層され、更に発泡スチロ
ール板6の表面上には薄いポリエステルフイルム7が積
層されている。ポリエステルフイルム7の表面には、第
4図に示すように、多数のX方向の半波長導波素子81、
81……と多数のY方向半波長導波素子82、82……とが、
アルミニウムの蒸着によって形成されている。1例とし
て、12GHzの電波の場合は、発泡スチロール板6の厚さ
は14.5〜15mmであり、半波長導波素子は幅が2mmで長さ
が8.75mmが適当である。
第12図は、上記実施例のように1列が4素子で構成さ
れているアンテナにおいて、入力端子4に加わった電力
と終端抵抗51〜54に吸収される残留電力との比率を示
し、曲線11は半波長導波素子81及び82を有していない場
合のものであり、曲線12は半波長導波素子81及び82を有
する場合のものである。これによると、半波長導波素子
を設けない場合は、入力の75%しか放射が行われない
が、半波長導波素子を設けることにより、実に94〜95%
が放射されることが判る。
第13図は、第5図に示すようにビームの傾斜角が28°
であり、9素子で構成された列を16列有する12GHz用ア
ンテナにおいて、半波長導波素子を用いない場合(Od
B)に較べて、半波長導波素子を設けた場合のアンテナ
利得の増加を示すものである。ここで、矢印13は電波の
使用帯域を示す。
第14図は、本発明で使用される半波長導波素子81、81
……及び82、82……の第4図とは異なる配置例を示す。
第14図では半波長導波素子81、81……は半波長に相当す
る長さだけずらせて配置してあり、各行の半波長導波素
子82、82……は半波長に相当する長さだけずらせて配置
してあるが、このずらせる長さは、半波長に限らず、例
えば1/4波長、1/10波長等のように任意の長さだけずら
せることもできる。
第15図は、本発明で使用できる半波長導波素子の別の
形状の例を示し、各素子はX方向の部分83とY方向の部
分84とからなる十字形をなし、部分83及び84は何れも電
波の波長の0.35倍に相当する長さを有する。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明による
クランク形マイクロストリップライン・アンテナは、指
向性利得の向上と共に1アンテナ素子当りの放射効率を
従来の10〜30%から50%附近まで高めることができるの
で、特に小型化や広帯域化のため、或いはサイドルッキ
ング特性を得るために、同一列上に並ぶアンテナ素子数
が少ない場合に極めて有効である。同時に、不所望の方
向に向う不要な波長の放射を抑制して、アンテナの信号
対雑音比も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の一部破断平面図、第2図は
同実施例の拡大した部分断面図、第3図は同実施例にお
けるマイクロストリップラインの平面図、第4図は同実
施例における半波長導波素子の平面図、第5図は同実施
例における方向の説明図、第6図は半波長導波素子の長
さとアンテナ利得との関係を示す線図、第7図は半波長
導波素子のアンテナ素子からの距離とアンテナ利得との
関係を示す線図、第8図は半波長導波素子の長さと共振
電流の大きさとの関係を示す線図、第9図は半波長導波
素子の長さと共振電流の位相との関係を示す線図、第10
図は各アンテナ素子の電力の移動状態を示すブロック
図、第11図は各アンテナ素子の放射効率と多素子アンテ
ナの利得の関係を示す線図、第12図は従来例及び本発明
における終端残留電力を比較する線図、第13図は本発明
によるアンテナ利得の向上と周波数との関係を示す線
図、第14図はこの発明における半波長導波素子の異なる
配列例を示す部分平面図、第15図はこの発明における異
なる形状の半波長導波素子を示す部分平面図である。 1……平面誘電体基板、2……接地板、31〜38……導体
ライン、6……発砲スチロール板、7……ポリエステル
フイルム、81……X方向半波長導波素子、82……Y方向
半波長導波素子、A……比較的長い部分、B……比較的
短かい部分、C……結合部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X方向及びこれに直交するY方向に横たわ
    る平面誘電体基板上に、上記X方向に伸びる比較的長い
    部分と同方向に伸びる比較的短かい部分とを交互に有
    し、上記Y方向に伸びる部分によって上記両部分がクラ
    ンク形に結合されている導体ラインの複数本を平行に配
    置してなるマイクロストリップライン・アンテナにおい
    て、上記導体ラインの前面に上記マイクロストリップラ
    イン・アンテナの使用電波の約半波長またはその整数倍
    に相当する距離だけ離れた平面内に、上記使用電波の半
    波長に共振し得る長さの導体によって形成され、上記X
    方向及び上記Y方向にそれぞれ伸びる多数の半波長導波
    素子を、互に接近させて配置したことを特徴とする平面
    アンテナ。
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