JPH0838755A - 刺繍データ作成装置 - Google Patents
刺繍データ作成装置Info
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- JPH0838755A JPH0838755A JP6197927A JP19792794A JPH0838755A JP H0838755 A JPH0838755 A JP H0838755A JP 6197927 A JP6197927 A JP 6197927A JP 19792794 A JP19792794 A JP 19792794A JP H0838755 A JPH0838755 A JP H0838755A
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- JP
- Japan
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- embroidery
- data
- pattern
- original image
- embroidery data
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/04—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
- D05B19/08—Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/4093—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/35—Nc in input of data, input till input file format
- G05B2219/35404—Divide scanned pattern in several closed area, store as intermediate data
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/35—Nc in input of data, input till input file format
- G05B2219/35405—Prepare seam data for each pattern size as function of scale and intermediate data
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36109—Flash memory
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- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36248—Generate automatically machining, stitching points from scanned contour
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45195—Sewing machines
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- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45196—Textile, embroidery, stitching machine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Geometry (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 模様の組合わせ等の編集作業を円滑に行える
ようにする。 【構成】 模様サイズを複数指定可能な画面で、３種類
のサイズを作成することが記憶される（Ｓ10）。そし
て、元となる原画がイメージスキャナによって読み取ら
れた後に（Ｓ11）、輪郭線データが抽出される（Ｓ1
2）。その輪郭線データに基づき刺繍ブロックを設定す
る（Ｓ13）。そのブロックデータを拡大或いは縮小し
て、３種類のサイズの模様を縫うための刺繍データが予
め作成され（Ｓ13及至Ｓ22）、更に、３種類の刺繍デー
タがメモリカードに記憶される（Ｓ22）。
ようにする。 【構成】 模様サイズを複数指定可能な画面で、３種類
のサイズを作成することが記憶される（Ｓ10）。そし
て、元となる原画がイメージスキャナによって読み取ら
れた後に（Ｓ11）、輪郭線データが抽出される（Ｓ1
2）。その輪郭線データに基づき刺繍ブロックを設定す
る（Ｓ13）。そのブロックデータを拡大或いは縮小し
て、３種類のサイズの模様を縫うための刺繍データが予
め作成され（Ｓ13及至Ｓ22）、更に、３種類の刺繍デー
タがメモリカードに記憶される（Ｓ22）。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍データ作成装置に
関し、特にイメージスキャナで読取った原画データにつ
いて、複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目デー
タを一括して作成するようにしたものに関する。
関し、特にイメージスキャナで読取った原画データにつ
いて、複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目デー
タを一括して作成するようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、工業用刺繍縫いミシンで図柄を刺
繍縫いする為の刺繍縫目データを、刺繍データ作成装置
で作成する場合、この刺繍データ作成装置に接続された
イメージスキャナで図柄が描かれた原画パターンを読取
って原画データが作成され、この原画データは、三角形
や四角形などの連続した図形からなる複数の閉領域、つ
まりブロックに分割され、これら複数のブロックを規定
する刺繍ブロックデータである中間刺繍データに図形処
理され、この中間刺繍データは、例えば、ハードディス
クドライブ装置などの外部記憶装置にファイルとして一
旦格納される。
繍縫いする為の刺繍縫目データを、刺繍データ作成装置
で作成する場合、この刺繍データ作成装置に接続された
イメージスキャナで図柄が描かれた原画パターンを読取
って原画データが作成され、この原画データは、三角形
や四角形などの連続した図形からなる複数の閉領域、つ
まりブロックに分割され、これら複数のブロックを規定
する刺繍ブロックデータである中間刺繍データに図形処
理され、この中間刺繍データは、例えば、ハードディス
クドライブ装置などの外部記憶装置にファイルとして一
旦格納される。
【０００３】その後、必要に応じてそのファイルが読出
され、刺繍縫いする、前身頃や後身頃の生地の、Ｌサイ
ズやＭサイズやＳサイズなどの大きさに応じた拡大倍率
に基づいて、その読出した中間刺繍データについて、図
形拡大処理が施された拡大中間刺繍データが作成され、
この拡大中間刺繍データに基づいて、１針毎の針位置デ
ータである刺繍縫目データが作成される。そして、この
刺繍縫目データが工業用刺繍縫いミシンに転送されて刺
繍縫いが行なわれる。ここで、同じ図柄について、複数
の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目データを必要と
するときには、外部記憶装置からその図柄の中間刺繍デ
ータを読出して刺繍縫目データを作成する、これら一連
の操作を、複数の異なる模様サイズ分繰り返すようにな
っている。
され、刺繍縫いする、前身頃や後身頃の生地の、Ｌサイ
ズやＭサイズやＳサイズなどの大きさに応じた拡大倍率
に基づいて、その読出した中間刺繍データについて、図
形拡大処理が施された拡大中間刺繍データが作成され、
この拡大中間刺繍データに基づいて、１針毎の針位置デ
ータである刺繍縫目データが作成される。そして、この
刺繍縫目データが工業用刺繍縫いミシンに転送されて刺
繍縫いが行なわれる。ここで、同じ図柄について、複数
の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目データを必要と
するときには、外部記憶装置からその図柄の中間刺繍デ
ータを読出して刺繍縫目データを作成する、これら一連
の操作を、複数の異なる模様サイズ分繰り返すようにな
っている。
【０００４】最近、家庭用の刺繍縫いミシンでも、ユー
ザーが描いた原画パターンの刺繍模様を、Ｔシャツなど
の衣服に刺繍縫いできるように、家庭用刺繍縫いミシン
に、刺繍データ作成装置が内蔵され、或いは接続された
ものが提案されている。例えば、特開平４─１１４６９
２号公報には、イメージスキャナにより読取った原画パ
ターンの原画データについて、スキャン方式により針落
ち点を設定する各種のアルゴリズムを適用して画像処理
を施し、ドットデータが連続する場合に限って、所定ピ
ッチ毎の針落ち点を演算により求めるようにして、刺繍
縫目データを作成するようにしたミシンの刺繍データ生
成方法が記載されている。
ザーが描いた原画パターンの刺繍模様を、Ｔシャツなど
の衣服に刺繍縫いできるように、家庭用刺繍縫いミシン
に、刺繍データ作成装置が内蔵され、或いは接続された
ものが提案されている。例えば、特開平４─１１４６９
２号公報には、イメージスキャナにより読取った原画パ
ターンの原画データについて、スキャン方式により針落
ち点を設定する各種のアルゴリズムを適用して画像処理
を施し、ドットデータが連続する場合に限って、所定ピ
ッチ毎の針落ち点を演算により求めるようにして、刺繍
縫目データを作成するようにしたミシンの刺繍データ生
成方法が記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、工業
用刺繍縫いミシンに用いる刺繍データ作成装置において
は、原画パターンをイメージスキャナで読取った原画デ
ータについて、刺繍ブロックデータである中間刺繍デー
タに図形処理されて、その中間刺繍データがファイルと
して外部記憶装置に一旦格納され、必要に応じて、その
中間刺繍データを読出すので、複数の異なる模様サイズ
の各々毎の刺繍縫目データを必要とするときには、ファ
イルの読出し操作、拡大倍率の設定操作、拡大操作など
の一連の刺繍縫目データ作成操作を、複数の異なる模様
サイズ分繰り返すことから、刺繍データ作成操作が複雑
化するとともに、縫目データ作成能率が低下するという
問題がある。
用刺繍縫いミシンに用いる刺繍データ作成装置において
は、原画パターンをイメージスキャナで読取った原画デ
ータについて、刺繍ブロックデータである中間刺繍デー
タに図形処理されて、その中間刺繍データがファイルと
して外部記憶装置に一旦格納され、必要に応じて、その
中間刺繍データを読出すので、複数の異なる模様サイズ
の各々毎の刺繍縫目データを必要とするときには、ファ
イルの読出し操作、拡大倍率の設定操作、拡大操作など
の一連の刺繍縫目データ作成操作を、複数の異なる模様
サイズ分繰り返すことから、刺繍データ作成操作が複雑
化するとともに、縫目データ作成能率が低下するという
問題がある。
【０００６】一方、家庭用刺繍縫いミシンに組込んだ刺
繍データ作成装置で、刺繍縫目データを作成するように
した特開平４─１１４６９２号公報に記載の、ミシンの
刺繍データ生成方法による刺繍縫目データ作成技術にお
いては、１回の原画パターンのイメージスキャナによる
読取りにより、１種類の模様サイズの刺繍縫目データし
か作成できないことから、例えば、複数の兄弟に着せる
衣服に、同様の図柄の刺繍を施すときなど、複数の異な
る模様サイズの各々毎の刺繍縫目データを必要とすると
きには、イメージスキャナによる原画パターンの読取り
から刺繍縫目データを作成する、一連の縫目データ作成
操作を、複数の異なる模様サイズ分繰り返すことから、
刺繍データ作成操作が複雑化するという問題がある。
繍データ作成装置で、刺繍縫目データを作成するように
した特開平４─１１４６９２号公報に記載の、ミシンの
刺繍データ生成方法による刺繍縫目データ作成技術にお
いては、１回の原画パターンのイメージスキャナによる
読取りにより、１種類の模様サイズの刺繍縫目データし
か作成できないことから、例えば、複数の兄弟に着せる
衣服に、同様の図柄の刺繍を施すときなど、複数の異な
る模様サイズの各々毎の刺繍縫目データを必要とすると
きには、イメージスキャナによる原画パターンの読取り
から刺繍縫目データを作成する、一連の縫目データ作成
操作を、複数の異なる模様サイズ分繰り返すことから、
刺繍データ作成操作が複雑化するという問題がある。
【０００７】本発明の目的は、原画パターンを１回だけ
読取るだけで、複数の異なる模様サイズ分の刺繍縫目デ
ータを一括して簡単に作成し得るような刺繍データ作成
装置を提供することにある。
読取るだけで、複数の異なる模様サイズ分の刺繍縫目デ
ータを一括して簡単に作成し得るような刺繍データ作成
装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る刺繍デー
タ作成装置は、原画パターンから刺繍縫目データを作成
する刺繍データ作成装置において、前記原画パターンの
画像データを入力する画像入力手段と、画像入力手段で
作成した原画データを受けて、原画パターンを複数の閉
領域に分割し、その複数の閉領域を規定する中間刺繍デ
ータを作成する中間刺繍データ作成手段と、中間刺繍デ
ータ作成手段で作成された中間刺繍データをランダム・
アクセス自在に記憶する為の内部メモリからなる中間刺
繍データ記憶手段と、画像入力手段で読取られる各原画
パターン毎に、複数の異なる模様サイズを同時に設定可
能なサイズ設定手段と、サイズ設定手段で設定された複
数の模様サイズと、中間刺繍データ記憶手段に記憶され
た中間刺繍データとに基づいて、複数の模様サイズの各
々毎の刺繍縫目データを、一括して作成する刺繍縫目デ
ータ作成手段と、刺繍縫目データ作成手段で作成された
複数の模様サイズ分の刺繍縫目データを記憶する刺繍縫
目データ記憶手段とを備えたものである。
タ作成装置は、原画パターンから刺繍縫目データを作成
する刺繍データ作成装置において、前記原画パターンの
画像データを入力する画像入力手段と、画像入力手段で
作成した原画データを受けて、原画パターンを複数の閉
領域に分割し、その複数の閉領域を規定する中間刺繍デ
ータを作成する中間刺繍データ作成手段と、中間刺繍デ
ータ作成手段で作成された中間刺繍データをランダム・
アクセス自在に記憶する為の内部メモリからなる中間刺
繍データ記憶手段と、画像入力手段で読取られる各原画
パターン毎に、複数の異なる模様サイズを同時に設定可
能なサイズ設定手段と、サイズ設定手段で設定された複
数の模様サイズと、中間刺繍データ記憶手段に記憶され
た中間刺繍データとに基づいて、複数の模様サイズの各
々毎の刺繍縫目データを、一括して作成する刺繍縫目デ
ータ作成手段と、刺繍縫目データ作成手段で作成された
複数の模様サイズ分の刺繍縫目データを記憶する刺繍縫
目データ記憶手段とを備えたものである。
【０００９】ここで、前記サイズ設定手段は、模様サイ
ズを拡大縮小倍率にて設定するように構成してもよい
（請求項１に従属の請求項２）。
ズを拡大縮小倍率にて設定するように構成してもよい
（請求項１に従属の請求項２）。
【００１０】
【作用】請求項１に係る刺繍データ作成装置において
は、画像入力手段により、原画パターンの画像データを
入力すると、中間刺繍データ作成手段は、画像入力手段
で作成した原画データを受けて、原画パターンを複数の
閉領域に分割し、その複数の閉領域を規定する中間刺繍
データを作成するので、内部メモリからなる中間刺繍デ
ータ記憶手段は、中間刺繍データ作成手段で作成された
中間刺繍データをランダム・アクセス自在に記憶する。
ところで、サイズ設定手段により、画像入力手段で読取
られる各原画パターン毎に、複数の異なる模様サイズが
同時に設定されるので、刺繍縫目データ作成手段は、サ
イズ設定手段で設定された複数の模様サイズと、前記中
間刺繍データ記憶手段に記憶された中間刺繍データとに
基づいて、複数の模様サイズの各々毎の刺繍縫目データ
を、一括して作成し、刺繍縫目データ記憶手段は、その
刺繍縫目データ作成手段で作成された複数の模様サイズ
分の刺繍縫目データを記憶する。
は、画像入力手段により、原画パターンの画像データを
入力すると、中間刺繍データ作成手段は、画像入力手段
で作成した原画データを受けて、原画パターンを複数の
閉領域に分割し、その複数の閉領域を規定する中間刺繍
データを作成するので、内部メモリからなる中間刺繍デ
ータ記憶手段は、中間刺繍データ作成手段で作成された
中間刺繍データをランダム・アクセス自在に記憶する。
ところで、サイズ設定手段により、画像入力手段で読取
られる各原画パターン毎に、複数の異なる模様サイズが
同時に設定されるので、刺繍縫目データ作成手段は、サ
イズ設定手段で設定された複数の模様サイズと、前記中
間刺繍データ記憶手段に記憶された中間刺繍データとに
基づいて、複数の模様サイズの各々毎の刺繍縫目データ
を、一括して作成し、刺繍縫目データ記憶手段は、その
刺繍縫目データ作成手段で作成された複数の模様サイズ
分の刺繍縫目データを記憶する。
【００１１】このように、原画パターンの原画データか
ら中間刺繍データが作成されて、内部メモリに一旦記憶
されるとともに、同時に設定された複数の異なる模様サ
イズの各々毎の刺繍縫目データが一括して作成されるの
で、中間刺繍データの繰り返し読出し操作や、異なる模
様サイズを複数回に亙って個別に設定する設定操作など
の煩雑な操作を一切不要にでき、原画パターンを１回だ
け読取るだけで、複数の異なる模様サイズ分の刺繍縫目
データを、一括して簡単に且つ迅速に作成できる。
ら中間刺繍データが作成されて、内部メモリに一旦記憶
されるとともに、同時に設定された複数の異なる模様サ
イズの各々毎の刺繍縫目データが一括して作成されるの
で、中間刺繍データの繰り返し読出し操作や、異なる模
様サイズを複数回に亙って個別に設定する設定操作など
の煩雑な操作を一切不要にでき、原画パターンを１回だ
け読取るだけで、複数の異なる模様サイズ分の刺繍縫目
データを、一括して簡単に且つ迅速に作成できる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、ユーザーが任意に作成した図柄
原画に基づいて、この原画パターンを読取った原画デー
タを画像データ処理して、加工布に刺繍縫いする為の刺
繍縫目データ（１針毎のステッチデータ）を作成する刺
繍データ作成装置に本発明を適用した場合のものであ
る。図１に示すように、刺繍データ作成装置１は、基本
的には、文字や画像を表示する液晶ディスプレイ２と、
原画パターン２０の読取りや画像処理を実行させる為の
操作キー３・４や、カーソルＫを左方に移動させるカー
ソル左移動キー１５及び右方に移動させるカーソル右移
動キー１６と、原画パターン２０を読取るハンディタイ
プの白黒用のイメージスキャナ装置５と、不揮発性のフ
ラッシュメモリからなるメモリカード６を着脱可能な外
部記憶装置７と、これらが接続された制御本体部８とか
ら構成されている。
説明する。本実施例は、ユーザーが任意に作成した図柄
原画に基づいて、この原画パターンを読取った原画デー
タを画像データ処理して、加工布に刺繍縫いする為の刺
繍縫目データ（１針毎のステッチデータ）を作成する刺
繍データ作成装置に本発明を適用した場合のものであ
る。図１に示すように、刺繍データ作成装置１は、基本
的には、文字や画像を表示する液晶ディスプレイ２と、
原画パターン２０の読取りや画像処理を実行させる為の
操作キー３・４や、カーソルＫを左方に移動させるカー
ソル左移動キー１５及び右方に移動させるカーソル右移
動キー１６と、原画パターン２０を読取るハンディタイ
プの白黒用のイメージスキャナ装置５と、不揮発性のフ
ラッシュメモリからなるメモリカード６を着脱可能な外
部記憶装置７と、これらが接続された制御本体部８とか
ら構成されている。
【００１３】前記イメージスキャナ装置５は、原画パタ
ーン２０の上面を所定の方向（副走査方向）に移動させ
ることにより、ラスター毎のビットマップデータである
原画データに変換して出力するものである。ところで、
このイメージスキャナ装置５で読取る原画パターン２０
には、例えば図５に示すように、図柄である「飛行機」
のアウトライン（輪郭線）が描かれたものである。
ーン２０の上面を所定の方向（副走査方向）に移動させ
ることにより、ラスター毎のビットマップデータである
原画データに変換して出力するものである。ところで、
このイメージスキャナ装置５で読取る原画パターン２０
には、例えば図５に示すように、図柄である「飛行機」
のアウトライン（輪郭線）が描かれたものである。
【００１４】次に、刺繍データ作成装置１の制御系は、
図２のブロック図に示すように構成されている。前記制
御本体部８に制御装置ＣＤが内蔵され、この制御装置Ｃ
Ｄの入出力インターフェース１２には、２つの操作キー
３・４と、左カーソル移動キー１５及び右カーソル移動
キー１６と、イメージスキャナ装置５と、外部記憶装置
７と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）２に表示データを出
力する為のビデオＲＡＭを有するディスプレイコントロ
ーラ（ＬＣＤＣ）９とが夫々接続されている。
図２のブロック図に示すように構成されている。前記制
御本体部８に制御装置ＣＤが内蔵され、この制御装置Ｃ
Ｄの入出力インターフェース１２には、２つの操作キー
３・４と、左カーソル移動キー１５及び右カーソル移動
キー１６と、イメージスキャナ装置５と、外部記憶装置
７と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）２に表示データを出
力する為のビデオＲＡＭを有するディスプレイコントロ
ーラ（ＬＣＤＣ）９とが夫々接続されている。
【００１５】制御装置ＣＤは、ＣＰＵ１０と、このＣＰ
Ｕ１０にデータバスなどのバス１３を介して接続された
入出力インターフェース１２と、ＲＯＭ１１及びＲＡＭ
１４とから構成されている。ＲＯＭ１１には、読取られ
た原画データに基づいてディスプレイコントローラ９を
制御する表示駆動制御プログラム、本願特有の後述の刺
繍データ作成制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。
Ｕ１０にデータバスなどのバス１３を介して接続された
入出力インターフェース１２と、ＲＯＭ１１及びＲＡＭ
１４とから構成されている。ＲＯＭ１１には、読取られ
た原画データに基づいてディスプレイコントローラ９を
制御する表示駆動制御プログラム、本願特有の後述の刺
繍データ作成制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。
【００１６】ここで、この刺繍データ作成制御プログラ
ムには、原画データを受けて、原画パターンを、三角形
や四角形の図形からなる複数の閉領域（ブロック）に分
割し、その複数のブロックを規定する刺繍ブロックデー
タである中間刺繍データを作成する制御プログラムが予
め格納されている。この中間刺繍データ作成制御や、刺
繍ブロックデータから刺繍縫目データを作成する刺繍縫
目データ作成制御の詳細については、例えば、特開平６
─６３２５６号公報（特願平４─２４１１６３号）を参
照のこと。
ムには、原画データを受けて、原画パターンを、三角形
や四角形の図形からなる複数の閉領域（ブロック）に分
割し、その複数のブロックを規定する刺繍ブロックデー
タである中間刺繍データを作成する制御プログラムが予
め格納されている。この中間刺繍データ作成制御や、刺
繍ブロックデータから刺繍縫目データを作成する刺繍縫
目データ作成制御の詳細については、例えば、特開平６
─６３２５６号公報（特願平４─２４１１６３号）を参
照のこと。
【００１７】ＲＡＭ１４には、原画パターン２０をイメ
ージスキャナ装置５で読取って変換された原画データを
格納する原画データメモリ２１、原画データに基づいて
作成された輪郭線データを格納する輪郭線データメモリ
２２、この輪郭線データについて求められた刺繍ブロッ
クデータである中間刺繍データが格納される中間刺繍デ
ータメモリ２３、原画パターンを刺繍縫いする刺繍縫目
データを格納する刺繍縫目データメモリ２４、設定され
た複数の模様サイズを格納する模様サイズメモリ２５、
模様サイズ値ＭＳや刺繍ブロックポインタ値ＢＰを記憶
するパラメータメモリ２６に加えて、ＣＰＵ１０で演算
した演算結果を一時的に格納するワークメモリなど、各
種のメモリが必要に応じて設けられている。
ージスキャナ装置５で読取って変換された原画データを
格納する原画データメモリ２１、原画データに基づいて
作成された輪郭線データを格納する輪郭線データメモリ
２２、この輪郭線データについて求められた刺繍ブロッ
クデータである中間刺繍データが格納される中間刺繍デ
ータメモリ２３、原画パターンを刺繍縫いする刺繍縫目
データを格納する刺繍縫目データメモリ２４、設定され
た複数の模様サイズを格納する模様サイズメモリ２５、
模様サイズ値ＭＳや刺繍ブロックポインタ値ＢＰを記憶
するパラメータメモリ２６に加えて、ＣＰＵ１０で演算
した演算結果を一時的に格納するワークメモリなど、各
種のメモリが必要に応じて設けられている。
【００１８】次に、刺繍データ作成装置１の制御装置Ｃ
Ｄで行なわれる刺繍データ作成制御のルーチンについ
て、図３のフローチャートに基いて説明する。尚、図中
符号Ｓｉ（ｉ＝１０、１１、１２・・・・）は各ステッ
プである。前記操作キー３が操作されると、この制御が
開始され、先ず模様サイズを設定する模様サイズ設定処
理が実行される（Ｓ10）。この模様サイズ設定処理にお
いては、先ず、図４に示すように、模様サイズ設定画面
が表示されるので、この画面に含まれる複数の模様サイ
ズ名「４００％」、「２００％」・・「５０％」、「２
サイズ （１００％、５０％）」、「３サイズ （１０
０％、７０％、５０％）」、「３サイズ （２００％、
１００％、５０％）」、「任意の拡大縮小倍率％」のう
ちから、カーソル左移動キー１５やカーソル右移動キー
１６を操作して、カーソルＫを、所望の模様サイズ名に
移動させた後、操作キー４を操作して設定される。そし
て、図示のように、模様サイズ名「３サイズ （１００
％、７０％、５０％）」が選択されたときには、これら
３つの模様サイズの値が模様サイズメモリ２５に格納さ
れる。
Ｄで行なわれる刺繍データ作成制御のルーチンについ
て、図３のフローチャートに基いて説明する。尚、図中
符号Ｓｉ（ｉ＝１０、１１、１２・・・・）は各ステッ
プである。前記操作キー３が操作されると、この制御が
開始され、先ず模様サイズを設定する模様サイズ設定処
理が実行される（Ｓ10）。この模様サイズ設定処理にお
いては、先ず、図４に示すように、模様サイズ設定画面
が表示されるので、この画面に含まれる複数の模様サイ
ズ名「４００％」、「２００％」・・「５０％」、「２
サイズ （１００％、５０％）」、「３サイズ （１０
０％、７０％、５０％）」、「３サイズ （２００％、
１００％、５０％）」、「任意の拡大縮小倍率％」のう
ちから、カーソル左移動キー１５やカーソル右移動キー
１６を操作して、カーソルＫを、所望の模様サイズ名に
移動させた後、操作キー４を操作して設定される。そし
て、図示のように、模様サイズ名「３サイズ （１００
％、７０％、５０％）」が選択されたときには、これら
３つの模様サイズの値が模様サイズメモリ２５に格納さ
れる。
【００１９】但し、模様サイズ名「任意の拡大縮小倍率
％」が、カーソルＫを介して選択されたときには、デフ
ォルトとして、先ず「１００％」が表示されているの
で、操作キー３を操作する毎に、その任意の拡大縮小倍
率「１００％」が大きく設定され、また操作キー４を操
作する毎に、その任意の拡大縮小倍率「１００％」が小
さく設定される。
％」が、カーソルＫを介して選択されたときには、デフ
ォルトとして、先ず「１００％」が表示されているの
で、操作キー３を操作する毎に、その任意の拡大縮小倍
率「１００％」が大きく設定され、また操作キー４を操
作する毎に、その任意の拡大縮小倍率「１００％」が小
さく設定される。
【００２０】次に、イメージスキャナ装置５を、原画パ
ターン２０の読取り開始位置から順次移動させることに
より、原画パターン２０を読取って原画データに変換し
て、原画データメモリ２１に格納する原画データ入力処
理が実行される（Ｓ11）。次に、原画データメモリ２１
の原画データに基づいて、例えば、周知の境界線追跡ア
ルゴリズム等により、原画パターン２０の輪郭線が求め
られ、その輪郭線データが輪郭線データメモリ２２に格
納される（Ｓ12）。ここで、この境界線追跡アルゴリズ
ムにおいて、輪郭線の連結性の判定として、４連結或い
は８連結判定処理などを用いてもよい。
ターン２０の読取り開始位置から順次移動させることに
より、原画パターン２０を読取って原画データに変換し
て、原画データメモリ２１に格納する原画データ入力処
理が実行される（Ｓ11）。次に、原画データメモリ２１
の原画データに基づいて、例えば、周知の境界線追跡ア
ルゴリズム等により、原画パターン２０の輪郭線が求め
られ、その輪郭線データが輪郭線データメモリ２２に格
納される（Ｓ12）。ここで、この境界線追跡アルゴリズ
ムにおいて、輪郭線の連結性の判定として、４連結或い
は８連結判定処理などを用いてもよい。
【００２１】次に、その輪郭線データに基づいて、三角
形や四角形などの連続した図形からなる複数の閉領域、
つまり刺繍ブロックに分割され、これら複数の刺繍ブロ
ックを規定する刺繍ブロックデータである中間刺繍デー
タに図形処理され、この中間刺繍データが中間刺繍デー
タメモリ２３に格納される（Ｓ13）。例えば、図５に示
すように、Ｓ12で求められた、原画パターン２０の輪郭
線データが、原点をＧ（0,0)とするＸＹ座標系に作成さ
れているので、図形処理により、７つの刺繍ブロック
（Ｂ１〜Ｂ７）に分割され、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７
毎の刺繍ブロックデータが求められる。即ち、刺繍ブロ
ックＢ１については、４つの規定点Ｐ１(x4,y1) 〜Ｐ４
(x3,y2) の座標値からなる刺繍ブロックデータが求めら
れ、また刺繍ブロックＢ２については、４つの規定点Ｐ
２、Ｐ５、Ｐ４、Ｐ６の座標値からなる刺繍ブロックデ
ータが求められ、以下同様にして、刺繍ブロックＢ７ま
での刺繍ブロックデータが求められる。
形や四角形などの連続した図形からなる複数の閉領域、
つまり刺繍ブロックに分割され、これら複数の刺繍ブロ
ックを規定する刺繍ブロックデータである中間刺繍デー
タに図形処理され、この中間刺繍データが中間刺繍デー
タメモリ２３に格納される（Ｓ13）。例えば、図５に示
すように、Ｓ12で求められた、原画パターン２０の輪郭
線データが、原点をＧ（0,0)とするＸＹ座標系に作成さ
れているので、図形処理により、７つの刺繍ブロック
（Ｂ１〜Ｂ７）に分割され、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７
毎の刺繍ブロックデータが求められる。即ち、刺繍ブロ
ックＢ１については、４つの規定点Ｐ１(x4,y1) 〜Ｐ４
(x3,y2) の座標値からなる刺繍ブロックデータが求めら
れ、また刺繍ブロックＢ２については、４つの規定点Ｐ
２、Ｐ５、Ｐ４、Ｐ６の座標値からなる刺繍ブロックデ
ータが求められ、以下同様にして、刺繍ブロックＢ７ま
での刺繍ブロックデータが求められる。
【００２２】次に、模様サイズ値ＭＳとして、模様サイ
ズメモリ２５に格納された複数の模様サイズのうち、先
頭の模様サイズの値がセットされ（Ｓ14）、刺繍ブロッ
クポインタ値ＢＰとして、中間刺繍データメモリ２３に
格納されている複数の刺繍ブロックデータのうち、先頭
の刺繍ブロックデータの先頭アドレスがセットされる
（Ｓ15）。次に、この刺繍ブロックポインタ値ＢＰで指
示する刺繍ブロックデータが、模様サイズ値ＭＳ倍に拡
大する演算処理が実行され（Ｓ16）、更に刺繍ブロック
ポインタ値ＢＰで指示する、拡大処理された刺繍ブロッ
クデータに基づいて、１針毎の針落ちデータである刺繍
縫目データを作成する刺繍縫目データ作成処理が実行さ
れ、その刺繍縫目データが刺繍縫目データメモリ２４に
格納される（Ｓ17）。
ズメモリ２５に格納された複数の模様サイズのうち、先
頭の模様サイズの値がセットされ（Ｓ14）、刺繍ブロッ
クポインタ値ＢＰとして、中間刺繍データメモリ２３に
格納されている複数の刺繍ブロックデータのうち、先頭
の刺繍ブロックデータの先頭アドレスがセットされる
（Ｓ15）。次に、この刺繍ブロックポインタ値ＢＰで指
示する刺繍ブロックデータが、模様サイズ値ＭＳ倍に拡
大する演算処理が実行され（Ｓ16）、更に刺繍ブロック
ポインタ値ＢＰで指示する、拡大処理された刺繍ブロッ
クデータに基づいて、１針毎の針落ちデータである刺繍
縫目データを作成する刺繍縫目データ作成処理が実行さ
れ、その刺繍縫目データが刺繍縫目データメモリ２４に
格納される（Ｓ17）。
【００２３】次に、刺繍ブロックポインタ値ＢＰで指示
する刺繍ブロックが最終でないときには（Ｓ18：No）、
刺繍ブロックポインタ値ＢＰには、次の刺繍ブロックデ
ータの先頭アドレスがセットされ（Ｓ19）、Ｓ16に戻
り、Ｓ16〜Ｓ19が繰り返して実行される。そして、刺繍
ブロックポインタ値ＢＰで指示する刺繍ブロックが最終
となったが（Ｓ18：Yes ）、模様サイズ値ＭＳで指示す
る模様サイズが最終でないときには（Ｓ20：No）、模様
サイズ値ＭＳには、次の模様サイズがセットされ（Ｓ2
1）、Ｓ15に戻り、Ｓ15〜Ｓ19が繰り返して実行され
る。そして、模様サイズ値ＭＳで指示する模様サイズ
が、模様サイズメモリ２５に格納された最後の模様サイ
ズのときには（Ｓ20：Yes ）、刺繍縫目データメモリ２
４に格納された、複数サイズ分の刺繍縫目データが、メ
モリカード６に登録して格納される（Ｓ22）。
する刺繍ブロックが最終でないときには（Ｓ18：No）、
刺繍ブロックポインタ値ＢＰには、次の刺繍ブロックデ
ータの先頭アドレスがセットされ（Ｓ19）、Ｓ16に戻
り、Ｓ16〜Ｓ19が繰り返して実行される。そして、刺繍
ブロックポインタ値ＢＰで指示する刺繍ブロックが最終
となったが（Ｓ18：Yes ）、模様サイズ値ＭＳで指示す
る模様サイズが最終でないときには（Ｓ20：No）、模様
サイズ値ＭＳには、次の模様サイズがセットされ（Ｓ2
1）、Ｓ15に戻り、Ｓ15〜Ｓ19が繰り返して実行され
る。そして、模様サイズ値ＭＳで指示する模様サイズ
が、模様サイズメモリ２５に格納された最後の模様サイ
ズのときには（Ｓ20：Yes ）、刺繍縫目データメモリ２
４に格納された、複数サイズ分の刺繍縫目データが、メ
モリカード６に登録して格納される（Ｓ22）。
【００２４】例えば、模様サイズ名「３サイズ （１０
０％、７０％、５０％）」が選択されて、これら３つの
模様サイズの拡大縮小倍率「１００％、７０％、５０
％」が模様サイズメモリ２５に格納されているときに
は、先ず最初の拡大縮小倍率「１００％」に基づいて、
中間刺繍データメモリ２３に格納されている各刺繍ブロ
ックＢ１〜Ｂ７のデータの各々について、１００％倍、
つまり図５に示すように、刺繍ブロックデータそのもの
について、刺繍縫目データが作成されて、刺繍縫目デー
タメモリ２４に格納される。
０％、７０％、５０％）」が選択されて、これら３つの
模様サイズの拡大縮小倍率「１００％、７０％、５０
％」が模様サイズメモリ２５に格納されているときに
は、先ず最初の拡大縮小倍率「１００％」に基づいて、
中間刺繍データメモリ２３に格納されている各刺繍ブロ
ックＢ１〜Ｂ７のデータの各々について、１００％倍、
つまり図５に示すように、刺繍ブロックデータそのもの
について、刺繍縫目データが作成されて、刺繍縫目デー
タメモリ２４に格納される。
【００２５】そして、次の拡大縮小倍率「７０％」に基
づいて、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの各々につ
いて、７０％倍、つまり図６に示すように、各規定点Ｐ
１〜Ｐ２２の座標値が夫々「0.7 倍」され、これら夫々
「0.7 倍」された各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの
各々について、刺繍縫目データが作成されて、刺繍縫目
データメモリ２４に格納される。更に、次の拡大縮小倍
率「５０％」に基づいて、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７の
データの各々について、５０％倍、つまり図７に示すよ
うに、前記と同様にして、各規定点Ｐ１〜Ｐ２２の座標
値が夫々「0.5倍」され、これら夫々「0.5 倍」された
各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの各々について、刺
繍縫目データが作成されて、刺繍縫目データメモリ２４
に格納される。
づいて、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの各々につ
いて、７０％倍、つまり図６に示すように、各規定点Ｐ
１〜Ｐ２２の座標値が夫々「0.7 倍」され、これら夫々
「0.7 倍」された各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの
各々について、刺繍縫目データが作成されて、刺繍縫目
データメモリ２４に格納される。更に、次の拡大縮小倍
率「５０％」に基づいて、各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７の
データの各々について、５０％倍、つまり図７に示すよ
うに、前記と同様にして、各規定点Ｐ１〜Ｐ２２の座標
値が夫々「0.5倍」され、これら夫々「0.5 倍」された
各刺繍ブロックＢ１〜Ｂ７のデータの各々について、刺
繍縫目データが作成されて、刺繍縫目データメモリ２４
に格納される。
【００２６】次に、メモリカード６に格納された複数の
模様サイズ分の刺繍縫目データのうち、所望の模様サイ
ズの刺繍縫目データを液晶ディスプレイ２に表示して、
この刺繍縫目データについて、部分的に変更や修正する
などの編集処理が実行され（Ｓ23）、この制御を終了し
て、メインルーチンにリターンする。例えば、図８に示
すように、前記拡大縮小倍率「５０％」の刺繍縫目デー
タがメモリカード６から読込まれて、液晶ディスプレイ
２に表示され、前記ＲＯＭ１１に別途記憶しているアル
ファベット文字列「ＡＩＲ ＰＬＡＮＥ」の刺繍縫目デ
ータと組合せられて、編集処理が実行され、編集後の刺
繍縫目データが再度メモリカード６に格納される。
模様サイズ分の刺繍縫目データのうち、所望の模様サイ
ズの刺繍縫目データを液晶ディスプレイ２に表示して、
この刺繍縫目データについて、部分的に変更や修正する
などの編集処理が実行され（Ｓ23）、この制御を終了し
て、メインルーチンにリターンする。例えば、図８に示
すように、前記拡大縮小倍率「５０％」の刺繍縫目デー
タがメモリカード６から読込まれて、液晶ディスプレイ
２に表示され、前記ＲＯＭ１１に別途記憶しているアル
ファベット文字列「ＡＩＲ ＰＬＡＮＥ」の刺繍縫目デ
ータと組合せられて、編集処理が実行され、編集後の刺
繍縫目データが再度メモリカード６に格納される。
【００２７】次に、刺繍データ作成制御により、設定さ
れた複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目データ
を作成する作用について説明する。先ず、模様サイズ設
定処理により、液晶ディスプレイに表示された模様サイ
ズ設定画面を介して、この画面に含まれる複数の異なる
模様サイズが同時に設定される。そして、イメージスキ
ャナ装置５により、原画パターン２０を光学的に読取っ
て原画データが作成され、この原画データを受けて、原
画パターン２０を複数の閉領域である刺繍ブロックに分
割され、その複数の刺繍ブロックを規定する刺繍ブロッ
クデータである中間刺繍データが作成され、制御装置Ｃ
Ｄに設けられた中間刺繍データメモリ２３に、ランダム
・アクセス自在に記憶される。そして、設定された複数
の模様サイズと、中間刺繍データメモリ２３に格納され
た中間刺繍データに基づいて、設定された複数の模様サ
イズの各々について、刺繍縫目データが一括して作成さ
れ、これら複数の模様サイズ分の刺繍縫目データは、刺
繍縫目データメモリ２４に格納される。
れた複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目データ
を作成する作用について説明する。先ず、模様サイズ設
定処理により、液晶ディスプレイに表示された模様サイ
ズ設定画面を介して、この画面に含まれる複数の異なる
模様サイズが同時に設定される。そして、イメージスキ
ャナ装置５により、原画パターン２０を光学的に読取っ
て原画データが作成され、この原画データを受けて、原
画パターン２０を複数の閉領域である刺繍ブロックに分
割され、その複数の刺繍ブロックを規定する刺繍ブロッ
クデータである中間刺繍データが作成され、制御装置Ｃ
Ｄに設けられた中間刺繍データメモリ２３に、ランダム
・アクセス自在に記憶される。そして、設定された複数
の模様サイズと、中間刺繍データメモリ２３に格納され
た中間刺繍データに基づいて、設定された複数の模様サ
イズの各々について、刺繍縫目データが一括して作成さ
れ、これら複数の模様サイズ分の刺繍縫目データは、刺
繍縫目データメモリ２４に格納される。
【００２８】これにより、中間刺繍データの繰り返し読
出し操作や、異なる模様サイズを複数回に亙って個別に
設定する設定操作などの煩雑な操作を一切不要にでき、
原画パターンを１回だけ読取るだけで、複数の異なる模
様サイズ分の刺繍縫目データを一括して簡単に且つ迅速
に作成できる。更に、模様サイズを拡大縮小倍率「％」
で設定するようにしたので、複数の異なる模様サイズの
各々を、例えば、「１２０％」や「７５％」のように、
所望の任意の拡大縮小倍率を簡単に設定することができ
る。また、模様どうしを組み合わせて、オリジナル刺繍
をする場合、１００％の大きさの模様では、他の模様に
対して大きすぎたり、小さすぎたりしても、予め複数の
大きさの模様が用意されているので、刺繍の組合わせが
円滑に行なえる。
出し操作や、異なる模様サイズを複数回に亙って個別に
設定する設定操作などの煩雑な操作を一切不要にでき、
原画パターンを１回だけ読取るだけで、複数の異なる模
様サイズ分の刺繍縫目データを一括して簡単に且つ迅速
に作成できる。更に、模様サイズを拡大縮小倍率「％」
で設定するようにしたので、複数の異なる模様サイズの
各々を、例えば、「１２０％」や「７５％」のように、
所望の任意の拡大縮小倍率を簡単に設定することができ
る。また、模様どうしを組み合わせて、オリジナル刺繍
をする場合、１００％の大きさの模様では、他の模様に
対して大きすぎたり、小さすぎたりしても、予め複数の
大きさの模様が用意されているので、刺繍の組合わせが
円滑に行なえる。
【００２９】尚、模様サイズ名「任意の拡大縮小倍率
％」を選択したときには、この任意の拡大縮小倍率を複
数組み分同時に設定できるように構成したり、本発明の
技術的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関
し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変
更を加えることもあり得る。上述した実施例において
は、画像入力手段が光学的に原画を読み取るイメージス
キャナであったが、デジタイザやフロッピ等から模様に
対応する画像データを入力するものでも良い。
％」を選択したときには、この任意の拡大縮小倍率を複
数組み分同時に設定できるように構成したり、本発明の
技術的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関
し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変
更を加えることもあり得る。上述した実施例において
は、画像入力手段が光学的に原画を読み取るイメージス
キャナであったが、デジタイザやフロッピ等から模様に
対応する画像データを入力するものでも良い。
【００３０】
【発明の効果】請求項１に係る刺繍データ作成装置によ
れば、画像入力手段と、中間刺繍データ作成手段と、中
間刺繍データ記憶手段と、サイズ設定手段と、刺繍縫目
データ作成手段と、刺繍縫目データ記憶手段とを設け、
原画パターンの原画データから中間刺繍データが作成さ
れて、内部メモリに一旦記憶されるとともに、同時に設
定された複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目デ
ータが一括して作成されるので、中間刺繍データの読出
し操作や、異なる模様サイズを複数回に亙って個別に設
定する設定操作などの煩雑な操作を一切不要にでき、原
画パターンを１回だけ読取るだけで、複数の異なる模様
サイズ分の刺繍縫目データを一括して簡単に且つ迅速に
作成できる。
れば、画像入力手段と、中間刺繍データ作成手段と、中
間刺繍データ記憶手段と、サイズ設定手段と、刺繍縫目
データ作成手段と、刺繍縫目データ記憶手段とを設け、
原画パターンの原画データから中間刺繍データが作成さ
れて、内部メモリに一旦記憶されるとともに、同時に設
定された複数の異なる模様サイズの各々毎の刺繍縫目デ
ータが一括して作成されるので、中間刺繍データの読出
し操作や、異なる模様サイズを複数回に亙って個別に設
定する設定操作などの煩雑な操作を一切不要にでき、原
画パターンを１回だけ読取るだけで、複数の異なる模様
サイズ分の刺繍縫目データを一括して簡単に且つ迅速に
作成できる。
【００３１】請求項２に係る刺繍データ作成装置によれ
ば、前記サイズ設定手段は、模様サイズを拡大縮小倍率
にて設定するようにしたので、複数の異なる模様サイズ
の各々を、例えば、「１２０％」や「７５％」のよう
に、所望の任意の拡大縮小倍率を簡単に設定することが
できる。
ば、前記サイズ設定手段は、模様サイズを拡大縮小倍率
にて設定するようにしたので、複数の異なる模様サイズ
の各々を、例えば、「１２０％」や「７５％」のよう
に、所望の任意の拡大縮小倍率を簡単に設定することが
できる。
【図１】刺繍データ作成装置の斜視図である。
【図２】刺繍データ作成装置の制御系のブロック図であ
る。
る。
【図３】刺繍データ作成制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
ャートである。
【図４】模様サイズ設定画面の表示例の図である。
【図５】拡大倍率「１００％」の中間刺繍データを説明
する図である。
する図である。
【図６】拡大倍率「７０％」の中間刺繍データを説明す
る図である。
る図である。
【図７】拡大倍率「５０％」の中間刺繍データを説明す
る図である。
る図である。
【図８】拡大倍率「５０％」の刺繍縫目データに文字列
の刺繍縫目データを組合わせた表示例の図である。
の刺繍縫目データを組合わせた表示例の図である。
【符号の説明】 １ 刺繍データ作成装置 ５ イメージスキャナ装置 １０ ＣＰＵ １１ ＲＯＭ １４ ＲＡＭ ２０ 原画パターン ２１ 中間刺繍データメモリ ２４ 刺繍縫目データメモリ ２５ 模様サイズメモリ Ｂ１〜Ｂ７ 刺繍ブロック ＣＤ 制御装置
Claims (2)
- 【請求項１】 原画パターンから刺繍縫目データを作成
する刺繍データ作成装置において、 前記原画パターンの画像データを入力する画像入力手段
と、 前記画像入力手段で作成した原画データを受けて、原画
パターンを複数の閉領域に分割し、その複数の閉領域を
規定する中間刺繍データを作成する中間刺繍データ作成
手段と、 前記中間刺繍データ作成手段で作成された中間刺繍デー
タをランダム・アクセス自在に記憶する為の内部メモリ
からなる中間刺繍データ記憶手段と、 前記画像入力手段で読取られる各原画パターン毎に、複
数の異なる模様サイズを同時に設定可能なサイズ設定手
段と、 前記サイズ設定手段で設定された複数の模様サイズと、
前記中間刺繍データ記憶手段に記憶された中間刺繍デー
タとに基づいて、複数の模様サイズの各々毎の刺繍縫目
データを、一括して作成する刺繍縫目データ作成手段
と、 前記刺繍縫目データ作成手段で作成された複数の模様サ
イズ分の刺繍縫目データを記憶する刺繍縫目データ記憶
手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍データ作成装置。 - 【請求項２】 前記サイズ設定手段は、模様サイズを拡
大縮小倍率にて設定するように構成されたことを特徴と
する請求項１に記載の刺繍データ作成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197927A JPH0838755A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 刺繍データ作成装置 |
| US08/493,315 US5558032A (en) | 1994-07-29 | 1995-06-21 | Embroidery data preparing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197927A JPH0838755A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 刺繍データ作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838755A true JPH0838755A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16382601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6197927A Pending JPH0838755A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 刺繍データ作成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5558032A (ja) |
| JP (1) | JPH0838755A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100460795B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-12-09 | 박영근 | 이음매 처리기법을 활용한 컴퓨터자수 제품의 제작방법 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07334309A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-22 | Brother Ind Ltd | 記憶装置 |
| EP0753614B1 (de) * | 1995-07-14 | 2000-05-10 | Fritz Gegauf Ag Bernina-Nähmaschinenfabrik | Verfahren zur Gestaltung des Programmspeichers einer elektronischen Nähmaschine, Nähmaschine zur Durchführung dieses Verfahrens und Anwendung der Nähmaschine |
| US6004018A (en) * | 1996-03-05 | 1999-12-21 | Janome Sewing Machine | Device for producing embroidery data on the basis of image data |
| JP3959791B2 (ja) * | 1997-08-27 | 2007-08-15 | ブラザー工業株式会社 | 刺繍データ処理装置及び記憶媒体 |
| JP2000051556A (ja) * | 1998-08-05 | 2000-02-22 | Brother Ind Ltd | 刺繍データ作成編集装置 |
| GB2387854B (en) * | 2002-04-22 | 2005-12-07 | Viking Sewing Machines Ab | Providing character data for use by an embroidery machine |
| EP1921193A2 (de) * | 2006-11-10 | 2008-05-14 | BERNINA International AG | Vorrichtung und Verfahren zum Ändern von Stickmustern |
| US9661886B1 (en) * | 2016-05-15 | 2017-05-30 | v Personalize Inc. | System and method for capturing design state of apparel or accessory to enable extrapolation for style and size variants |
| US10706636B2 (en) | 2017-06-26 | 2020-07-07 | v Personalize Inc. | System and method for creating editable configurations of 3D model |
| CN113388971B (zh) * | 2021-06-19 | 2022-05-10 | 汝州玛雅机电科技有限公司 | 多花样顺序刺绣控制***及其方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4499838A (en) * | 1984-09-04 | 1985-02-19 | The Singer Company | Pattern data storage by equations in an electronically controlled sewing machine |
| JP2903499B2 (ja) * | 1989-12-22 | 1999-06-07 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシンの模様の大きさ調節装置 |
| JPH04114692A (ja) * | 1990-09-05 | 1992-04-15 | Janome Sewing Mach Co Ltd | ミシンの刺しゅうデータ生成方法 |
| JP2880306B2 (ja) * | 1991-02-22 | 1999-04-05 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 刺繍データ作成装置 |
| JP3144082B2 (ja) * | 1992-08-17 | 2001-03-07 | ブラザー工業株式会社 | 刺繍ミシン用ステッチデータ作成装置 |
| JPH06233883A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-23 | Brother Ind Ltd | 刺繍ミシンのための刺繍データ作成装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6197927A patent/JPH0838755A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-21 US US08/493,315 patent/US5558032A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100460795B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-12-09 | 박영근 | 이음매 처리기법을 활용한 컴퓨터자수 제품의 제작방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5558032A (en) | 1996-09-24 |
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