JPH0834205A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH0834205A JPH0834205A JP6169091A JP16909194A JPH0834205A JP H0834205 A JPH0834205 A JP H0834205A JP 6169091 A JP6169091 A JP 6169091A JP 16909194 A JP16909194 A JP 16909194A JP H0834205 A JPH0834205 A JP H0834205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- block
- shoulder
- main groove
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1307—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
- B60C11/1346—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 トレッドにおけるショルダ−ブロックの偏摩
耗発生を低減した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 トレッド1にその中央部とショルダ−部を区
画する周方向主溝2を設け、該周方向主溝を境にしてト
レッド端との間にショルダ−ブロック列31を、軸方向
内側に中央部ブロック列32を備えたタイヤにして、上
記ショルダ−ブロック列における各ブロック4は、上記
周方向主溝に面する縁部が同ブロックの残余の部分対比
より硬質のゴムによって形成されている空気入りタイ
ヤ。
耗発生を低減した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 トレッド1にその中央部とショルダ−部を区
画する周方向主溝2を設け、該周方向主溝を境にしてト
レッド端との間にショルダ−ブロック列31を、軸方向
内側に中央部ブロック列32を備えたタイヤにして、上
記ショルダ−ブロック列における各ブロック4は、上記
周方向主溝に面する縁部が同ブロックの残余の部分対比
より硬質のゴムによって形成されている空気入りタイ
ヤ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車用の高性能空気
入りタイヤに関し、特にトレッドショルダ−区域におけ
る偏摩耗の発生を有効に防止するものである。
入りタイヤに関し、特にトレッドショルダ−区域におけ
る偏摩耗の発生を有効に防止するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車用タイヤのトレッドは、周方向に
向かってジグザグ状、もしくは直線状に延びる周方向主
溝を、トレッド中央部とショルダ−部を区画する位置に
設け、該周方向主溝を境にしてトレッド端との間にショ
ルダ−ブロック列を、また軸方向内側に中央部ブロック
列を備えた構造が一般的である。トレッド中央部には更
に1、または2本のブロック列が追加される場合もあ
る。
向かってジグザグ状、もしくは直線状に延びる周方向主
溝を、トレッド中央部とショルダ−部を区画する位置に
設け、該周方向主溝を境にしてトレッド端との間にショ
ルダ−ブロック列を、また軸方向内側に中央部ブロック
列を備えた構造が一般的である。トレッド中央部には更
に1、または2本のブロック列が追加される場合もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トレッドにこのような
ブロック列を有するタイヤでは、例えばサ−キットその
他での高速旋回走行によって、大きな横加速度がブロッ
ク列に作用したとき、特に周方向主溝に面した中央部ブ
ロック列におけるブロックは大きく圧潰され、ショルダ
−ブロック列におけるブロックは逆に路面から浮き上が
る傾向がある。トレッドの部分断面図として示す図3を
用い更に述べると、図3(a)においてトレッド1 は、
赤道O とトレッド端E との間に2本の周方向主溝2 を備
え、トレッド端E とショルダ−周方向主溝21の間にショ
ルダ−ブロック列31を、そしてショルダ−周方向主溝21
によって赤道面側に区画された中央部にもうい1本中央
部周方向主溝22を設けることによって中間ブロック列
32、および中央ブロック列33を区画している。各ブロッ
ク列は、云うまでもないことながら、軸方向に対し傾斜
した横断ラグ溝によってブロックに区分されている。
ブロック列を有するタイヤでは、例えばサ−キットその
他での高速旋回走行によって、大きな横加速度がブロッ
ク列に作用したとき、特に周方向主溝に面した中央部ブ
ロック列におけるブロックは大きく圧潰され、ショルダ
−ブロック列におけるブロックは逆に路面から浮き上が
る傾向がある。トレッドの部分断面図として示す図3を
用い更に述べると、図3(a)においてトレッド1 は、
赤道O とトレッド端E との間に2本の周方向主溝2 を備
え、トレッド端E とショルダ−周方向主溝21の間にショ
ルダ−ブロック列31を、そしてショルダ−周方向主溝21
によって赤道面側に区画された中央部にもうい1本中央
部周方向主溝22を設けることによって中間ブロック列
32、および中央ブロック列33を区画している。各ブロッ
ク列は、云うまでもないことながら、軸方向に対し傾斜
した横断ラグ溝によってブロックに区分されている。
【0004】高速旋回走行時に大きな横加速度が作用す
ると、旋回外側のタイヤにおいては、図3(b)に路面
を取り除いた断面で示すようになることから、変形によ
ってタイヤの半径方向外側への追出量が多くなる部分、
云い換えると、特に強く接地することとなる部分である
ショルダ−ブロック41のトレッド端E に近接する部分A
、並びに周方向主溝21と隣り合った中間ブロック42の
上記主溝21に近接する部分B が、特に大きな路面反力を
担うこととなる一方、ショルダ−ブロック41の周方向主
溝21に近接する部分C が路面から浮き上がることにな
る。その結果ブロックの接地圧が高くなる部分A 、B
は、著しく摩耗するのに対し、接地圧がほとんど作用し
ない部分C は、摩耗せずにそのまま残ると云う偏摩耗が
比較的早期に発生し、それがためにタイヤの寿命の低
下、および振動、操縦安定性など運動性能の低下を来す
こととなる。
ると、旋回外側のタイヤにおいては、図3(b)に路面
を取り除いた断面で示すようになることから、変形によ
ってタイヤの半径方向外側への追出量が多くなる部分、
云い換えると、特に強く接地することとなる部分である
ショルダ−ブロック41のトレッド端E に近接する部分A
、並びに周方向主溝21と隣り合った中間ブロック42の
上記主溝21に近接する部分B が、特に大きな路面反力を
担うこととなる一方、ショルダ−ブロック41の周方向主
溝21に近接する部分C が路面から浮き上がることにな
る。その結果ブロックの接地圧が高くなる部分A 、B
は、著しく摩耗するのに対し、接地圧がほとんど作用し
ない部分C は、摩耗せずにそのまま残ると云う偏摩耗が
比較的早期に発生し、それがためにタイヤの寿命の低
下、および振動、操縦安定性など運動性能の低下を来す
こととなる。
【0005】この問題を解決すべく、周方向溝を、横力
が作用したとき、両溝壁が互いに接触する程度に幅を狭
め、それらの両溝壁の接触下でタイヤの変形を拘束する
ことによって摩耗形態を改善しようとする試みもなされ
たが、この場合トレッドの溝ボリュ−ムが小さくなるこ
とによる、ウエット路面での排水性の低下が不可避であ
った。本発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決す
るものであり、排水性の低下を来すことなく、偏摩耗の
発生を十分に防止することができる空気入りタイヤを提
供することを目的とする。
が作用したとき、両溝壁が互いに接触する程度に幅を狭
め、それらの両溝壁の接触下でタイヤの変形を拘束する
ことによって摩耗形態を改善しようとする試みもなされ
たが、この場合トレッドの溝ボリュ−ムが小さくなるこ
とによる、ウエット路面での排水性の低下が不可避であ
った。本発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決す
るものであり、排水性の低下を来すことなく、偏摩耗の
発生を十分に防止することができる空気入りタイヤを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッドにそ
の中央部とショルダ−部を区画する周方向主溝を設け、
該周方向溝を境にしてトレッド端との間にショルダ−ブ
ロック列を、軸方向内側に中央部ブロック列を備えたタ
イヤにして、上記ショルダ−ブロック列における各ブロ
ックは、上記周方向主溝に面する縁部が同ブロックの残
余の部分対比より硬質のゴムによって形成されているこ
とを特徴とする空気入りタイヤである。
の中央部とショルダ−部を区画する周方向主溝を設け、
該周方向溝を境にしてトレッド端との間にショルダ−ブ
ロック列を、軸方向内側に中央部ブロック列を備えたタ
イヤにして、上記ショルダ−ブロック列における各ブロ
ックは、上記周方向主溝に面する縁部が同ブロックの残
余の部分対比より硬質のゴムによって形成されているこ
とを特徴とする空気入りタイヤである。
【0007】
【作用】本発明に成るタイヤは、周方向主溝を境にして
トレッド端との間にショルダ−ブロック列を、軸方向内
側に中央部ブロック列を備え、上記ショルダ−ブロック
列における各ブロックは、上記周方向主溝に面する縁部
が同ブロックの残余の部分対比より硬質のゴムによって
形成されている。そのため図2(b)に示すように高速
旋回走行時に大きな横加速度が作用したとき、硬質ゴム
による補強によってショルダ−ブロックの軸方向内側へ
の変形、または倒れ込みを抑制する。その結果ショルダ
−ブロックC 部の浮き上がりを防止すると同時に、周方
向溝を隔てた中間部ブロックのB 部における過度の接地
圧が減少し、その部分の異常摩耗が効果的に減少するの
である。
トレッド端との間にショルダ−ブロック列を、軸方向内
側に中央部ブロック列を備え、上記ショルダ−ブロック
列における各ブロックは、上記周方向主溝に面する縁部
が同ブロックの残余の部分対比より硬質のゴムによって
形成されている。そのため図2(b)に示すように高速
旋回走行時に大きな横加速度が作用したとき、硬質ゴム
による補強によってショルダ−ブロックの軸方向内側へ
の変形、または倒れ込みを抑制する。その結果ショルダ
−ブロックC 部の浮き上がりを防止すると同時に、周方
向溝を隔てた中間部ブロックのB 部における過度の接地
圧が減少し、その部分の異常摩耗が効果的に減少するの
である。
【0008】
【実施例】以下図面に基づき説明する。図1は本発明に
おける1実施例を示すタイヤのトレッド部分断面図、図
2は同タイヤの部分平面展開図である。図1、2におい
てトレッド1 は、トレッド端E と赤道面O の間に互いに
平行に延びる2本の周方向主溝、即ちショルダ−周方向
主溝(以下、ショルダ−主溝と云う)21と中央部周方向
主溝(以下、中央部主溝と云う)22を設け、トレッド端
E に面してショルダ−ブロック列31、その隣に中間ブロ
ック列32を備える。ブロック列31、32は、トレッド端E
とショルダ−主溝21間、並びにショルダ−、および中央
部主溝21、22間に延びるラグ溝R によってショルダ−ブ
ロック41、および中間ブロック42を区分している。なお
符号5 は、赤道面上を周方向に延びる比較的幅が狭く、
浅いセンタ−主溝であり、符号6 は、ラグ溝R が主溝21
から中途まで入り込んだ櫛歯状のリブ6 である(図
2)。
おける1実施例を示すタイヤのトレッド部分断面図、図
2は同タイヤの部分平面展開図である。図1、2におい
てトレッド1 は、トレッド端E と赤道面O の間に互いに
平行に延びる2本の周方向主溝、即ちショルダ−周方向
主溝(以下、ショルダ−主溝と云う)21と中央部周方向
主溝(以下、中央部主溝と云う)22を設け、トレッド端
E に面してショルダ−ブロック列31、その隣に中間ブロ
ック列32を備える。ブロック列31、32は、トレッド端E
とショルダ−主溝21間、並びにショルダ−、および中央
部主溝21、22間に延びるラグ溝R によってショルダ−ブ
ロック41、および中間ブロック42を区分している。なお
符号5 は、赤道面上を周方向に延びる比較的幅が狭く、
浅いセンタ−主溝であり、符号6 は、ラグ溝R が主溝21
から中途まで入り込んだ櫛歯状のリブ6 である(図
2)。
【0009】図1、2において赤道面より右側の限られ
たトレッドのみを示しているが、本発明においてタイヤ
は、一対のサイドウォ−ルとクラウン部が、トロイド状
に連なり、クラウン部の外周にトレッド1 を備えると共
に、サイドウォ−ルの一方からクラウン部を通り、他方
サイドウォ−ルに亙って、例えばラジアルカ−カスを、
また該カ−カスとトレッド間に非伸長性ベルト層を配置
することによって強化した構造を適用することができ
る。
たトレッドのみを示しているが、本発明においてタイヤ
は、一対のサイドウォ−ルとクラウン部が、トロイド状
に連なり、クラウン部の外周にトレッド1 を備えると共
に、サイドウォ−ルの一方からクラウン部を通り、他方
サイドウォ−ルに亙って、例えばラジアルカ−カスを、
また該カ−カスとトレッド間に非伸長性ベルト層を配置
することによって強化した構造を適用することができ
る。
【0010】ショルダ−ブロック列31における各ブロッ
ク41は、ショルダ−主溝21に面する縁部に残余の部分対
比硬質の補強ゴム7 が設けられている(図1)。この実
施例においては、ショルダ−ブロックと同様に中間ブロ
ック42も中央部主溝22に面し補強ゴム7 を備えている。
本発明において補強ゴム配置に関する好ましい形態は次
の通りである。 (1) 補強ゴム7 のショアA 硬度は63〜76°、残余の
部分、即ちブロック4主体をなすゴムの上記硬度は、5
5〜68°であって、両者の硬度差は3〜8°である。 (2) 補強ゴム7 のブロック表面位置での幅W は、主溝幅
WMの10〜100% 、但し幅W は、ブロック4 の幅の2
5% 以下である。 (3) 補強ゴム7 の高さD は、主溝深さDMの30〜100
% 。 (4) 補強ゴム7 のブロック表面位置における幅W は、径
方向内側に向かって先細り、即ち底部の幅WIをより狭く
する。
ク41は、ショルダ−主溝21に面する縁部に残余の部分対
比硬質の補強ゴム7 が設けられている(図1)。この実
施例においては、ショルダ−ブロックと同様に中間ブロ
ック42も中央部主溝22に面し補強ゴム7 を備えている。
本発明において補強ゴム配置に関する好ましい形態は次
の通りである。 (1) 補強ゴム7 のショアA 硬度は63〜76°、残余の
部分、即ちブロック4主体をなすゴムの上記硬度は、5
5〜68°であって、両者の硬度差は3〜8°である。 (2) 補強ゴム7 のブロック表面位置での幅W は、主溝幅
WMの10〜100% 、但し幅W は、ブロック4 の幅の2
5% 以下である。 (3) 補強ゴム7 の高さD は、主溝深さDMの30〜100
% 。 (4) 補強ゴム7 のブロック表面位置における幅W は、径
方向内側に向かって先細り、即ち底部の幅WIをより狭く
する。
【0011】
【効果】本発明にに成るタイヤの効果を確かめるべく22
5/50R16 サイズの乗用車用ラジアル構造タイヤを使用
し、比較例を交えて室内におけるコ−ナリングフォ−ス
最大値の測定、実車による操縦安定性テスト、および実
車による偏摩耗テストを行い評価した。テストタイヤ
は、図1、2に示す2対のブロック列31、32と1対のリ
ブ6 を備えたトレッドを共通して用いた。実施例のタイ
ヤのトレッドには補強ゴム7 をブロック41、42共に設け
た。そしてこの場合、トレッドゴムのショアA硬度を6
2°、補強ゴムの同硬度を70°、主溝の幅WMに対す
る補強ゴムの幅Wの平均比率を40% 、(ブロック幅に
対する幅W の平均比率は20% )、そして溝深さDMに対
する高さD の平均比率を75% とし、主溝に面して先細
りに配置した。補強ゴムを用いない比較例のタイヤは、
トレッド全体をショアA 高度62°のゴムによって形成
した。
5/50R16 サイズの乗用車用ラジアル構造タイヤを使用
し、比較例を交えて室内におけるコ−ナリングフォ−ス
最大値の測定、実車による操縦安定性テスト、および実
車による偏摩耗テストを行い評価した。テストタイヤ
は、図1、2に示す2対のブロック列31、32と1対のリ
ブ6 を備えたトレッドを共通して用いた。実施例のタイ
ヤのトレッドには補強ゴム7 をブロック41、42共に設け
た。そしてこの場合、トレッドゴムのショアA硬度を6
2°、補強ゴムの同硬度を70°、主溝の幅WMに対す
る補強ゴムの幅Wの平均比率を40% 、(ブロック幅に
対する幅W の平均比率は20% )、そして溝深さDMに対
する高さD の平均比率を75% とし、主溝に面して先細
りに配置した。補強ゴムを用いない比較例のタイヤは、
トレッド全体をショアA 高度62°のゴムによって形成
した。
【0012】テストタイヤは16×8Jリムに組み、2.2
Kgf/Cm2 の内圧を充填して、コ−ナリングフォ−ス最大
値は、荷重400Kgf 負荷時の値を評価値とした。操縦
安定性は、アスファルト舗装の周回路とハンドリング路
においてドライバ−のフィ−リングによって評価した。
そして偏摩耗テストは、上記操縦安定性テストに使用し
たタイヤを用いて、特設のアスファルト路上を20〜5
0Km/Hの速度で8の字走行を行い摩耗外観を評価した。
テスト結果は表1に示す。
Kgf/Cm2 の内圧を充填して、コ−ナリングフォ−ス最大
値は、荷重400Kgf 負荷時の値を評価値とした。操縦
安定性は、アスファルト舗装の周回路とハンドリング路
においてドライバ−のフィ−リングによって評価した。
そして偏摩耗テストは、上記操縦安定性テストに使用し
たタイヤを用いて、特設のアスファルト路上を20〜5
0Km/Hの速度で8の字走行を行い摩耗外観を評価した。
テスト結果は表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】このようにトレッドのショルダ−ブロック
列における各ブロックの周方向主溝に面する縁部が、同
ブロックの残余の部分対比より硬質のゴムによって形成
された本発明に成るタイヤは、コ−ナリングフォ−スの
最大値が高い。この値が高いことは、コ−ナリング時の
摩擦力が大きく、踏ん張りが効くことを意味し、そのこ
とが操縦安定性テスト結果に表れている。また、接地性
に関連して諸特性の基礎となる偏摩耗も大幅に低減する
ことができる。
列における各ブロックの周方向主溝に面する縁部が、同
ブロックの残余の部分対比より硬質のゴムによって形成
された本発明に成るタイヤは、コ−ナリングフォ−スの
最大値が高い。この値が高いことは、コ−ナリング時の
摩擦力が大きく、踏ん張りが効くことを意味し、そのこ
とが操縦安定性テスト結果に表れている。また、接地性
に関連して諸特性の基礎となる偏摩耗も大幅に低減する
ことができる。
【図1】実施例のトレッド部分断面図。
【図2】実施例のトレッド部分平面展開図。
【図3】従来のタイヤのトレッド部分断面図。
1 トレッド 2 周方向主溝 3 ブロック列 4 ブロック 7 補強ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】 トレッドにその中央部とショルダ−部を
区画する周方向主溝を設け、該周方向主溝を境にしてト
レッド端との間にショルダ−ブロック列を、軸方向内側
に中央部ブロック列を備えたタイヤにして、上記ショル
ダ−ブロック列における各ブロックは、上記周方向主溝
に面する縁部が同ブロックの残余の部分対比より硬質の
ゴムによって形成されていることを特徴とする空気入り
タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169091A JPH0834205A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6169091A JPH0834205A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834205A true JPH0834205A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15880162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6169091A Pending JPH0834205A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834205A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105835633A (zh) * | 2012-09-12 | 2016-08-10 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 具有沟槽增强件的轮胎胎面 |
WO2017046076A1 (fr) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique avec une bande de roulement comportant un renforcement circonferentiel |
FR3042441A1 (fr) * | 2015-10-20 | 2017-04-21 | Michelin & Cie | Pneumatique avec bande de roulement comportant des secteurs renforces et des gorges auto-entretenues |
CN107531097A (zh) * | 2015-04-28 | 2018-01-02 | 米其林集团总公司 | 带有包括增强元件的胎面的轮胎 |
WO2018002488A1 (fr) | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique avec une bande de roulement comportant des éléments de renforcement |
JP2019043239A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2020121641A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
US20210107316A1 (en) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Heavy duty pneumatic tire |
US11697310B2 (en) | 2016-12-13 | 2023-07-11 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire comprising a tread containing reinforcing elements |
WO2023190390A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169091A patent/JPH0834205A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105835633A (zh) * | 2012-09-12 | 2016-08-10 | 固特异轮胎和橡胶公司 | 具有沟槽增强件的轮胎胎面 |
CN107531097A (zh) * | 2015-04-28 | 2018-01-02 | 米其林集团总公司 | 带有包括增强元件的胎面的轮胎 |
US20180117972A1 (en) * | 2015-04-28 | 2018-05-03 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire with a tread comprising reinforcing elements |
WO2017046076A1 (fr) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique avec une bande de roulement comportant un renforcement circonferentiel |
FR3042441A1 (fr) * | 2015-10-20 | 2017-04-21 | Michelin & Cie | Pneumatique avec bande de roulement comportant des secteurs renforces et des gorges auto-entretenues |
WO2017067789A1 (fr) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique avec bande de roulement comportant des secteurs renforcés et des gorges auto-entretenues |
US10967679B2 (en) | 2015-10-20 | 2021-04-06 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire with a tread having reinforced sectors and self-maintaining recesses |
US11518194B2 (en) | 2016-06-30 | 2022-12-06 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire comprising a tread containing reinforcing elements |
WO2018002488A1 (fr) | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Pneumatique avec une bande de roulement comportant des éléments de renforcement |
CN109414961A (zh) * | 2016-06-30 | 2019-03-01 | 米其林集团总公司 | 包括包含增强元件的胎面的轮胎 |
CN109414961B (zh) * | 2016-06-30 | 2020-10-02 | 米其林集团总公司 | 包括包含增强元件的胎面的轮胎 |
US11697310B2 (en) | 2016-12-13 | 2023-07-11 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Tire comprising a tread containing reinforcing elements |
JP2019043239A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2020121641A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ |
JP2021062686A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重用空気入りタイヤ |
US20210107316A1 (en) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Heavy duty pneumatic tire |
US11535060B2 (en) * | 2019-10-11 | 2022-12-27 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Heavy duty pneumatic tire |
WO2023190390A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0233135B1 (en) | All-season pneumatic tire with chamfered tread blocks | |
US6116309A (en) | Tread for a tire including five rib parts | |
US10836215B2 (en) | Tire | |
US10668775B2 (en) | Tire | |
JP2017226366A (ja) | タイヤ | |
JP2008222158A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2003063212A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH10211805A (ja) | タイヤ及びそのトレッドバンド | |
US11541692B2 (en) | Tyre | |
US8887779B2 (en) | Pneumatic tire | |
JPH08324211A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH11321237A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
CN111483272A (zh) | 轮胎 | |
EP3828011B1 (en) | Tyre tread | |
JPH0834205A (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN111038179B (zh) | 轮胎 | |
JP4751070B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP3591991B2 (ja) | 小型トラック用偏平空気入りラジアルタイヤ | |
JP2003104009A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2001260612A (ja) | 重荷重用空気入りタイヤ | |
JP2003127618A (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN115366580A (zh) | 轮胎 | |
US20210061018A1 (en) | Tire | |
JP2002036819A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH10278511A (ja) | 乗用車用高性能空気入りラジアル・タイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |