JPH08329005A - 分散処理システムおよびその制御方法 - Google Patents

分散処理システムおよびその制御方法

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JPH08329005A
JPH08329005A JP8068457A JP6845796A JPH08329005A JP H08329005 A JPH08329005 A JP H08329005A JP 8068457 A JP8068457 A JP 8068457A JP 6845796 A JP6845796 A JP 6845796A JP H08329005 A JPH08329005 A JP H08329005A
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JP8068457A
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Daisuke Yamada
大介 山田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンドアローンモードとリモートモードを
有する入出力装置を他の情報処理装置から遠隔制御によ
って使用する場合の操作性を向上させる。 【解決手段】 ネットワーク接続されたパーソナルコン
ピュータ32からOA機器21を遠隔操作(リモートモ
ード)によって使用する場合、OA機器21からパーソ
ナルコンピュータ32に対し、OA機器21をスタンド
アローンモードで使用するときに操作パネル41に表示
されるメニュー画面と同一のメニュー画面を表示するの
に必要な画面情報などが送られる。OA機器21では、
この画面情報を元にメニュー画面の表示が行われ、ユー
ザはこのメニュー画面に従って操作を行う。そして、こ
の操作により、選択された処理内容がOA機器21に送
られて設定され、実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプリンタ、複写
機、ファクシミリ装置などのイメージ入出力装置(以
下、「OA機器」とも称する。)と、ワークステーショ
ン、パソコン等の情報処理(端末)装置とをネットワー
ク接続し、分散処理する分散処理システムおよびその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタや複写機などのOA機
器は、それ自体独立して使用されているが、最近では、
これらの機器はいわゆるクライアント・サーバ方式の分
散環境下でも使用できるように構成されていることが多
い。この方式は、サーバとして機能するOA機器をLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)によってクライ
アントとして機能するワークステーションやパーソナル
コンピュータに接続し、このサーバを共通の資源として
複数のクライアントで共有する方式である。この場合、
クライアント側は接続された機器と提供可能なサービス
とをあらかじめ把握しておき、必要に応じてそれらの各
機器に対してアクセス要求を出すことにより遠隔制御に
よってそれらの機器を使用できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなクライアント・サーバ方式の分散環境下でOA機器
を使用する場合には、次のような問題があった。
【0004】従来は、OA機器を使用する場合、そのO
A機器自体が持っている構成だけで独立して、動作・機
能するような使用モード(スタンドアローンモード)
と、これらの機器をサーバとしてクライアント側から遠
隔制御により使用するモード(リモードモード)とで
は、操作の方法や手順が異なっていた。従って、ユーザ
は各使用形態(モード)ごとに操作方法や手順を知らな
ければならず、操作が煩雑になっていた。
【0005】また、OA機器は前述のスタンドアローン
モードやリモートモードなどのようないくつかの動作モ
ードを備えており、遠隔制御で使用する場合には、リモ
ートモードにセットする必要があった。従って、例えば
サーバとしてのOA機器がクライアントとしてのパーソ
ナルコンピュータから離れた場所に置かれている場合に
は、わざわざOA機器のところまで行ってモードをセッ
トし、それからパーソナルコンピュータの所に戻って遠
隔操作を行うという煩雑な手順が必要となり、遠隔制御
の本来の意味がなくなってしまっていた。
【0006】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的は、スタンドアローンモ
ードとリモートモードとを有する情報処理機器を他の情
報処理装置から遠隔制御によって使用するときの操作性
を向上させることができる分散処理システムおよび分散
処理システムの制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の手段は、情報を表示する表示部を有する情報
処理装置と、実行可能な処理内容のメニュー画面を表示
する表示部および前記処理内容を選択する操作部を有す
るイメージ入力および/または出力装置とをネットワー
クによって接続した分散処理システムにおいて、前記情
報処理装置からのアクセス要求に応じて前記イメージ入
力および/または出力装置から前記情報処理装置に対
し、実行可能な処理内容のメニュー画面の表示に必要な
画面情報を送出する手段と、この送出する手段から送ら
れてきた画面情報に基づいて、前記メニュー画面と同一
画面を前記情報処理装置の表示部に表示させる手段と、
前記情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面に
対する操作内容に基づいて前記イメージ入力および/ま
たは出力装置との間で制御情報を通信し、前記情報処理
装置側から前記イメージ入力および/または出力装置の
動作を制御する手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0008】第2の手段は、第1の手段における制御す
る手段が、前記情報処理装置の表示部に表示されたメニ
ュー画面上の処理項目に対する選択操作を受け付け、選
択された処理項目のメニュー画面上での表示位置を示す
位置情報を前記イメージ入力および/または出力装置に
送出し、前記イメージ入力および/または出力装置側
で、前記情報処理装置から送られてきた前記位置情報に
基づいて処理すべき項目を実行させることを特徴として
いる。
【0009】第3の手段は、第1の手段における制御す
る手段が、前記イメージ入力および/または出力装置に
対して前記メニュー画面の操作制御に関する操作制御フ
ロー情報を送出し、前記情報処理装置の表示部に表示さ
れたメニュー画面上の処理項目に対する選択操作を受け
付け、選択操作の内容に応じて前記操作制御フロー情報
に基づいて処理すべき項目の内容を判定し、判定された
結果を前記イメージ入力および/または出力装置に送出
し、前記イメージ入力および/または出力装置側で、受
け取った判定結果の示す処理内容を実行させることを特
徴としている。第4の手段は、情報処理装置とイメージ
入力および/または出力装置とをネットワークによって
接続した分散処理システムの制御方法において、前記情
報処理装置からのアクセス要求に応じて前記イメージ入
力および/または出力装置から前記情報処理装置に対し
て実行可能な処理内容のメニュー画面の表示に必要な画
面情報を送出する第1の処理工程と、送られてきた画面
情報に基づいて、前記メニュー画面と同一画面を前記情
報処理装置の表示部に表示する第2の処理工程と、前記
情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面に対す
る操作内容に基づいて前記イメージ入力および/または
出力装置との間で制御情報のやり取りを行い、前記情報
処理装置側から前記イメージ入力および/または出力装
置の動作を制御する第3の処理工程とを含んでいること
を特徴としている。
【0010】第5の手段は、第4の手段における前記第
3の処理工程が、前記情報処理装置の表示部に表示され
たメニュー画面上の処理項目に対する選択操作を受け付
ける第4の処理工程と、選択された処理項目のメニュー
画面上での表示位置を示す位置情報を情報処理装置から
前記イメージ入力および/または出力装置に送出する第
5の処理工程と、前記イメージ入力および/または出力
装置側で、前記情報処理装置から送られてきた前記位置
情報に基づいて処理すべき項目の内容を判定する第6の
処理工程と、判定した処理内容を実行する第7の処理工
程とを含んでいることを特徴としている。
【0011】第6の手段は、第4または第5の手段に、
さらに、前記情報処理装置から前記イメージ入力および
/または出力装置に対して前記メニュー画面の操作制御
に関する操作制御フロー情報を送出する第8の処理工程
を有し、前記第3の処理工程が、前記情報処理装置の表
示部に表示されたメニュー画面上の処理項目に対する選
択操作を受け付ける第9の処理工程と、前記情報処理装
置側で、前記選択操作の内容に応じて前記操作制御フロ
ー情報に基づいて処理すべき項目の内容を判定する第1
0の処理工程と、第10の処理工程で判定された結果を
前記情報処理装置から前記イメージ入力および/または
出力装置に送出する第11の処理工程と、前記イメージ
入力および/または出力装置側で、受け取った判定結果
の示す処理内容を実行する第12の処理工程とを含んで
いることを特徴としている。
【0012】第7の手段は、第4ないし第6の手段にお
けるイメージ入力および/または出力装置は、前記第3
の処理工程の実行中は自己のメニュー画面に対する直接
操作を受け付けないことを特徴としている。
【0013】第8の手段は、第4ないし第7の手段にお
いて、前記情報処理装置が複数であって、前記イメージ
入力および/または出力装置が前記情報処理装置からア
クセスされているときには、前記イメージ入力および/
または出力装置はどの情報処理装置がアクセス中である
かを表示することを特徴としている。
【0014】第9の手段は、第4ないし第8の手段にお
いて、前記情報処理装置から前記イメージ入力および/
または出力装置にアクセス中に、このイメージ入力およ
び/または出力装置の操作部に対して操作要求が直接行
われたとき、アクセス権の調停を行う第13の処理工程
と、この第13の処理工程での調停の結果にしたがっ
て、アクセス権を維持または移行させる第14の処理工
程とを含んでいることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の実
施形態について説明する。
【0016】
【発明の実施の形態】
1.第1の実施形態 図1は、第1の実施形態に係る分散処理システムにおけ
る遠隔制御方法を適用したネットワークシステム(LA
N)の概略構成を示す図である。このシステムはオフィ
スAに配設された第1の伝送路11と、オフィスBに配
設された第2の伝送路12と、これら第1および第2の
伝送路間を接続する第3の伝送路13と、前記第1およ
び第2の伝送路11,12に接続された各種の入力装置
あるいは情報処理装置とから構成されている。
【0017】オフィスAには第1および第2のOA機器
21,22と、2台のワークステーション(以下、「W
S」とも称する。)24,25と、スーパープリンタ2
6と、OA機器サービス総括制御装置(以下、単に「サ
ービス総括制御装置」と称する。)27と、プリンタ2
8と、X端末29と、パーソナルコンピュータ(以下、
「PC」とも称する。)31とが設けられ、第1の伝送
路11によって相互に接続されている。一方、オフィス
BにはOA機器23とパーソナルコンピュータ32とが
設けられ、第2の伝送路12によって相互に接続されて
いる。
【0018】OA機器21は操作パネル41を備え、パ
ーソナルコンピュータ31および32はそれぞれ表示装
置(CRT)42,43を備えている。操作パネル41
はOA機器21をスタンドアローンとして使用する場合
に、ユーザが希望する操作を指示するための入力装置で
あり、例えば操作内容(処理可能項目)のメニュー画面
を表示する液晶表示パネルの全面に配置された透明パネ
ルとして構成される。なお、ここでは、OA機器21は
フロア1に設置され、OA機器2はフロア2に設置され
ているものとする。
【0019】OA機器21,22,23は、例えば複写
機(コピー)、プリンタ、ファクシミリ装置(FA
X)、およびスキャナの1つ、またはが複数組み合わさ
れた複合機であり、クライアントであるPC31,32
またはWS24,25に対して所定のサービスを提供す
るサーバとして機能する。サービス総括制御装置27は
PC31,32やWS24,25からOA機器21,2
2,23に対するアクセスの要求が競合した場合に、こ
れを調停する役割を果たすもので、図示のように独立し
た機器として構成されるほか、いずれかのOA機器の内
部に組み込んで構成することも可能である。
【0020】図2は図1におけるサーバとしてのOA機
器の概略構成、およびこれとクライアントとの機能的接
続関係を表すものである。ここではサーバとしてOA機
器21およびクライアントとしてPC32と例にとって
説明するが、他のOA機器22、23についても同様に
構成される。
【0021】図2に示すようにOA機器21は、制御プ
ログラムである5つのマネージャプログラム、すなわち
データベースマネージャ51、サービスマネージャ5
2、ジョブマネージャ53、デバイスマネージャ54お
よびオペレーションマネージャ55を備え、さらに、デ
ータベースマネージャ51によって管理、アクセスされ
るデータベース56、サービスマネージャ52によって
管理される各種のサービスプログラム61〜64、デバ
イスマネージャ54によって管理される各種デバイス情
報65〜68、オペレーションマネージャ55によって
管理される各種の操作情報69、これらの各マネージャ
プログラム全体を管理する基本プログラムとしてのリア
ルタイムOS(オペレーティングシステム)71、印刷
装置、スキャン装置、紙送り装置およびメディア装置な
どのハードウェア72、ならびにこれらのハードウェア
を駆動制御するためのドライバプログラム73を備えて
いる。なお、前記各種サービスプログラムとは、プリン
タサービス61、スキャンサービス62、FAXサービ
ス63および人工知能(AI)サービス64などであ
り、各種デバイス情報とは、印刷装置用データ65、ス
キャン装置用データ66、紙送り装置用データ67およ
びメディア装置用データ68などである。
【0022】このうち操作情報69には、画面ビットマ
ップ情報や画面座標情報などの画面情報、操作パネル情
報やキーオペレーション情報などの操作制御フロー情
報、あるいは機器ビットマップ情報などが含まれる。こ
こで、操作制御フロー情報は、操作パネル(図1)に対
して行われる操作の内容、すなわち操作シーケンスに応
じ、要求されている処理内容を判定するのに用いられる
ものである。
【0023】一方、クライアントであるパーソナルコン
ピュータ32は上記の各マネージャに対して情報取得、
実行指示、状態取得、属性取得および完了通知取得のた
めのアクセスが可能になっている。
【0024】次に、図3ないし図6を参照して、以上の
ような構成のネットワークシステムにおける情報処理機
器の遠隔制御方法について説明する。
【0025】図3は図1のネットワークシステムの全体
動作を表すものである。ここでは、クライアントとして
のパーソナルコンピュータ32からサーバとしてのOA
機器21,22,23に対し、例えば印刷データのプリ
ントアウトサービスを求めるアクセスを行うものとして
説明する。
【0026】まず、パーソナルコンピュータ32がサー
ビス総括制御装置27に対してサービス要求を行うと
[ステップ301]、サービス総括制御装置27は、ま
ず、OA機器21に対してサービスの種類(内容)およ
びサービス提供の可否を問い合わせる[ステップ30
2]。そして、これに対する応答をOA機器21から受
け取る[ステップ303]。次にサービス総括制御装置
27はOA機器22に対して同様の問い合わせを行い
[ステップ304]、これに対する応答をOA機器22
から受け取る[ステップ305]。この結果、例えば、
OA機器21からの応答がパーソナルコンピュータ32
の要求(例えば、プリントアウト要求)に合致したとす
ると、サービス総括制御装置27はOA機器21に対し
て実際のサービス(例えばプリントアウト)の実行を要
求する[ステップ306]。
【0027】これにより、OA機器21はリモートモー
ドとなり、例えば後述する図4に示すようなプロトコル
に従ってサービスを実行する。この場合、具体的には、
パーソナルコンピュータ32から印刷データがOA機器
21に送られ、指定された形式でプリントアウトされ
る。その後、サービス総括制御装置27はOA機器21
からサービス完了を知らせるためのサービス完了応答を
受け取ると[ステップ307]、サービス完了通知をパ
ーソナルコンピュータ32に送る[ステップ308]。
このようにして一連のリモート動作が終了する。なお、
上述したように、サービス総括制御装置27がOA機器
21に組み込まれている場合には、図3におけるサービ
ス総括制御装置27の層を通過して直接OA機器21に
サービス要求を行う。
【0028】図4は、パーソナルコンピュータ32から
の要求に応じてOA機器21がサービスを実行する際に
必要な制御情報をやり取りするためのプロトコルを表す
ものである。この図に示すように、パーソナルコンピュ
ータ32からのサービス要求があると[ステップ40
1]、サービス総括制御装置27は図3のステップ30
2〜305に示した手順で各OA機器にサービス問い合
わせを行い、得られた応答に基づき、提供されるサービ
スの内容をパーソナルコンピュータ32に通知する[ス
テップ402]。
【0029】これに対してパーソナルコンピュータ32
がサービス選択を指示すると[ステップ403]、サー
ビス総括制御装置27は、パーソナルコンピュータ32
がアクセス権を取得した旨をOA機器21に通知する
[ステップ404]。これによりパーソナルコンピュー
タ32はOA機器21との接続を獲得し、OA機器21
はパーソナルコンピュータ32の遠隔制御下、すなわち
リモートモードに入ったことを認識する。そして、OA
機器21のオペレーションマネージャ55は、操作パネ
ル41にパーソナルコンピュータ32からの遠隔制御に
よるアクセス中(リモートモード)であることを表示す
る。なお、このようにしてリモートモードに入った後
は、OA機器21の操作パネル41に対して直接の(ロ
ーカルな)操作が行われたとしても受け付けられない。
【0030】パーソナルコンピュータ32の遠隔制御下
に入ったことを認識したOA機器21は、図2に示した
操作情報69のうち初期メニュー画面の表示に必要な画
面情報、すなわち、画面ビットマップ情報および画面座
標情報をパーソナルコンピュータ32に送出する[ステ
ップ405]。パーソナルコンピュータ32はこれらの
画面情報を元に、OA機器21の操作パネル41のメニ
ュー画面と同一構成のメニュー画面をCRT43に表示
する[ステップ406]。パーソナルコンピュータ32
のユーザがこの画面を見てマウス等のポインティングデ
バイスを用いて希望する処理内容を選択すると、その押
下された点の座標がOA機器21に送られる[ステップ
407]。
【0031】これを受けたOA機器21は、さらに指定
された処理項目の細部を表すメニュー画面の画面情報を
パーソナルコンピュータ32に送る[ステップ40
8]。以下、このような処理、すなわち、パーソナルコ
ンピュータ32側におけるメニュー画面上での処理項目
の選択と、これに対応する次のメニュー画面を表示する
ための新たな画面情報の送出が繰り返し行われる。そし
て、さらにパーソナルコンピュータ32は印刷すべきデ
ータをパーソナルコンピュータ32に送出する。OA機
器21は、印刷データを受け取り、指示された形式に従
ってサービス(プリントアウト)を実行する[ステップ
409]。そして、サービス終了後、パーソナルコンピ
ュータ32からOA機器21にサービス終了要求を通知
すると[ステップ410]、OA機器21はサービス総
括制御装置27に対して接続解除要求を行う[ステップ
411]。これを受けたサービス総括制御装置27は、
パーソナルコンピュータ32に対してサービス終了の通
知を行う[ステップ412]。このようにして、この実
施形態では、ユーザは自分のパーソナルコンピュータ3
2のCRT43上で、OA機器21の操作パネル41の
メニュー画面と同じ画面を見ながら希望するサービス内
容を指定することができるので、OA機器21をスタン
ドアローンモードで直接操作するのと同じ感覚で操作す
ることができ、煩雑さを解消することができる。
【0032】2.第2の実施形態 次に図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係る情
報処理機器の遠隔制御方法について説明する。
【0033】図5はパーソナルコンピュータ32からの
要求に応じてOA機器21がサービスを実行する際に、
これに必要な制御情報をやり取りするための他のプロト
コルの例を示すものである。この実施形態では、アクセ
ス権取得のステップ[ステップ501〜ステップ50
4]は図4に示した第1の実施形態と同様である。すな
わち、図5に示すようにパーソナルコンピュータ32か
らサービス要求があると[ステップ501]、サービス
総括制御装置27は図3のステップ302〜305に示
した手順で各OA機器にサービス問い合わせを行い、得
られた応答に基づき、提供されるサービスの内容をパー
ソナルコンピュータ32に通知する[ステップ50
2]。これに対してパーソナルコンピュータ32がサー
ビス選択を指示すると[ステップ503]、サービス総
括制御装置27はパーソナルコンピュータ32がアクセ
ス権を取得した旨をOA機器21に通知し[ステップ5
04]、これによりパーソナルコンピュータ32はOA
機器21との接続を獲得し、OA機器21はパーソナル
コンピュータ32の遠隔制御下に入ったことを認識す
る。パーソナルコンピュータ32の遠隔制御下に入った
ことを認識したOA機器21は、図2に示した操作情報
69のうち、全てのメニュー画面の表示に必要な全画面
情報、すなわち画面ビットマップ情報および画面座標情
報と、一連の画面操作制御に必要なマネージャ操作制御
フロー情報(操作パネル情報やキーオペレーション情
報)とをパーソナルコンピュータ32に送出する[ステ
ップ505]。パーソナルコンピュータ32は、これら
の画面情報に基づいてOA機器21の操作パネル41の
メニュー画面と同一構成の初期メニュー画面をCR43
に表示し[ステップ506]、処理項目の選択を促す。
【0034】パーソナルコンピュータ32のユーザがこ
の画面を見て、マウスなどのポインティングデバイスを
用いて希望する処理内容を選択すると、パーソナルコン
ピュータ32は操作制御フロー情報に基づいて選択によ
り設定された処理内容を判定し、その設定項目をOA機
器21に通知する[ステップ507]。これを受けたO
A機器21は、その設定項目に関する設定を行うととも
に、パーソナルコンピュータ32にその設定が終了した
ことを知らせる[ステップ508]。これを受けたパー
ソナルコンピュータ32は、さらに、CRT43にその
次の設定項目を選択するためのメニュー画面を表示して
選択操作を促す。以下、このような処理が、すなわち、
パーソナルコンピュータ32側におけるメニュー画面上
での処理項目の設定と、OA機器21への設定項目の送
出が全て終了するまで繰り返し行われる。そして、さら
にパーソナルコンピュータ32は印刷すべきデータをパ
ーソナルコンピュータ32に送出する。
【0035】OA機器21は、印刷データを受け取り、
設定された形式に従ってサービス(プリントアウト)を
実行する[ステップ509]。そして、サービス終了
後、パーソナルコンピュータ32からOA機器21にサ
ービス終了要求を通知すると[ステップ510]、OA
機器21はサービス総括制御装置27に対して接続解除
要求を行う[ステップ511]。これを受けたサービス
総括制御装置27は、パーソナルコンピュータ32に対
してサービス終了の通知を行う[ステップ512]。
【0036】このようにして、この実施形態では、OA
機器21によるサービスに必要な全画面情報と操作の設
定処理に必要なすべての操作制御フロー情報とをOA機
器21からパーソナルコンピュータ32にあらかじめ送
出して登録(アップロード)しておき、この操作制御フ
ロー情報に基づき全ての設定項目の判定をパーソナルコ
ンピュータ32の側で行った上で、その判定結果である
設定項目をOA機器21に通知するようにしている。す
なわち、前述の第1の実施形態(図4)の場合のよう
に、パーソナルコンピュータ32においてポインティン
グデバイスで指定された位置情報をOA機器21に送出
して、OA機器21側で設定項目を判定するのではな
く、この判定処理をすべてパーソナルコンピュータ32
側で行うようにしている。
【0037】そして、この実施形態においても、同様に
ユーザは自分のパーソナルコンピュータ32のCRT4
3上で、OA機器21の操作パネル41のメニュー画面
と同じ画面をみながら希望するサービス内容を指定する
ことができるので、OA機器21をスタンドアローンモ
ードで直接操作するのと同じ感覚で操作することでき、
煩雑さを解消することができる。
【0038】3.第3の実施形態 次に、図6を参照して第3の実施形態に係る情報処理機
器の遠隔制御方法について説明する。
【0039】前述の第1の実施形態においては、リモー
ドモードに入った後は、OA機器21の操作パネル41
に対して直接の(ローカルな)操作が行われたとしても
受け付けられないが、この実施形態では、OA機器21
をリモートモード下で使用中にOA機器21に対するロ
ーカルな操作が行われた場合には、割り込み要求によっ
て対応できるようにしたものである。
【0040】この実施形態では、ます、パーソナルコン
ピュータ32からのサービス要求があると、サービス総
括制御装置27は図3に示すフローチャートにおけるス
テップ302〜305に示した手順で各OA機器21に
サービス問い合わせを行い、得られた応答に基づき、提
供されるサービスの内容をパーソナルコンピュータ32
に通知する。これに対してパーソナルコンピュータ32
がサービス選択を指示すると[ステップ601]、サー
ビス総括制御装置27はパーソナルコンピュータ32が
アクセス権を取得した旨をOA機器21に通信する[ス
テップ602]。これによりパーソナルコンピュータ3
2はOA機器21との接続を獲得し、OA機器21はパ
ーソナルコンピュータ32の制御下に入ったことを認識
する。
【0041】この状態で他のユーザがOA機器21を使
用するためにその操作パネル41を直接操作すると、O
A機器21本体に対して割り込み要求がなされる[ステ
ップ603]。具体的には、操作パネル41からオペレ
ーションマネージャ55を介し、ジョブマネージャ53
に対して割り込み要求信号が与えられる。そして、OA
機器21は、サービス総括制御装置27に対してアクセ
ス権の調停を要求する[ステップ604]。
【0042】これを受けたサービス総括制御装置27は
パーソナルコンピュータ32に対して現在の接続状態を
開放可能な否かを問い合わせる[ステップ605]。こ
の結果、例えば第1のケースとして開放可能である旨の
応答があった場合には[ステップ606]、サービス統
括制御装置27は、OA機器21本体に対してパーソナ
ルコンピュータ32との接続を終了させるための要求を
行うとともに[ステップ607]、スタンドアローンモ
ードでのアクセスを許可する通知を行う[ステップ40
8]。さらに、サービス総括制御装置27は、OA機器
21のジョブマネージャ53を介し、オペレーションマ
ネージャ55に対してスタンドアローンモードでの使用
が可能であることを通知する[ステップ609]。これ
を受けたオペレーションマネージャ55は、それ以降、
ユーザによる操作パネル41への操作を受け付けて動作
する。
【0043】一方、第2のケースとしてパーソナルコン
ピュータ32からサービス総括制御装置27に対して開
放不可能である旨の応答があった場合には[ステップ4
10]、サービス総括制御装置27は、OA機器21の
ジョブマネージャ53を介し、オペレーションマネージ
ャ55に対してスタンドアローンモードでの使用が不可
能であることを通知する[ステップ611]。これを受
けたオペレーションマネージャ55は操作パネル41に
パーソナルコンピュータ32からの遠隔制御によるアク
セス中であること、すなわちリモートモードであること
を表示する。
【0044】このように、本実施形態では、サーバとし
てのOA機器がいずれかのクライアントによってリモー
ドモードで使用されている最中にそのOA機器に対して
スタンドアローンモードでの使用の要求が行われた場合
には、調停を行った上でアクセス権の移行または維持が
行われる。
【0045】なお、これまでの第1ないし第3の実施形
態では、サーバとしてのOA機器21に対してクライア
ントとしてのパーソナルコンピュータ32からアクセス
する場合について説明したが、他のOA機器22または
23に対してパーソナルコンピュータ31またはワーク
ステーション24,25からアクセスする場合について
も同様である。
【0046】4.第4の実施形態 以下、第4の実施形態に係る分散処理システムについて
説明する。
【0047】4.1 分散処理システム環境 この実施形態に係る分散処理システムは、ネットワーク
と、パーソナルコンピュータ(PC)/ワークステーシ
ョン(WS)と、イメージ入出力装置と、ブローカとか
ら基本的に構成されている。
【0048】図7は、この実施形態における分散処理シ
ステムを示すブロック図である。同図において、分散処
理システムは、ネットワーク101と、パーソナルコン
ピュータ(以下、「パソコン」とも称する。)102−
1,102−2もしくはワークステーションと、イメー
ジ出力装置としてのプリンタ103−1,103−2、
イメージ入力装置としてのスキャナ104−1、および
複合機(MFP−Multi Function Printer)105−
1,105−2と、ブローカ106とから構成されてい
る。複合機105−1(MFP1),105−2(MF
P2)は、プリンタ機能、複写機能、ファクシミリ機能
およびスキャナ機能などを一体に備えた装置であり、イ
メージ入出力装置として機能し、ブローカ106は第1
の実施形態におけるサービス統括制御装置と同義であ
り、ネットワーク101に接続されている入出力装置が
有する機能情報を維持、管理し、クライアントとサーバ
の接続を確立する役目を請け負うミドルウエアである。
なお、この実施形態では、クライアントはパソコン10
2が該当し、サーバはイメージ入出力装置が該当する。
【0049】ブローカ106は、CPU106a、RO
M106b、RAM106c、通信制御部106dおよ
び機能情報データベース106eを備え、ワークステー
ションもしくはパソコン上に構築されるのが一般的であ
る。なお、CPU106aはブローカ106の全体を管
理し、ROM106bにはCPU106aの各種制御プ
ログラムが格納され、RAM106cはデータを記憶し
たりCPU106aのワークエリアとして機能する。ま
た、通信制御部106dは、ネットワーク101に接続
されている各構成要素からサービスの要求があったと
き、機能情報データベース106eに格納されている機
能情報に基づいて、サービス可能な構成要素を選択し、
構成要素間の回線を接続するという制御を行う。
【0050】4.2 ハードウエア構成 前記ネットワーク101に接続されている各構成要素の
内、複合機(MFP)105は図8に示すように、当該
複合機105全体の制御を司るCPU105a、CPU
105aの制御下にあるROM105b、RAM105
c、NVRAM105d、操作パネル105e、スキャ
ン/プリントエンジン105f、記憶装置105g、通
信制御部105hおよびモデム105iからなり、操作
パネル105eはパネル制御部105jを介して、スキ
ャン/プリントエンジン105fはエンジン制御部10
5kを介して、記憶装置105gはディスク制御部10
5lを介してそれぞれCPU105に接続されている。
【0051】ROM105bにはプログラムコード、フ
ォントおよびその他のスタティックな情報が格納され、
RAM105cはデータを保存したりCPU105aの
ワークエリアとして機能し、一時的な記憶場所として利
用される。NVRAM105dには不揮発性の情報が格
納される。操作パネル105eとパネル制御部105j
は、ユーザとのインターフェイスを図るためのもので、
ユーザからの指示が複合機105側(CPU105a)
に入力され、複合機105側からの情報が表示される。
スキャン/プリントエンジン105fおよびエンジン制
御部105kは、イメージデータの入出力ユニットとし
て紙原稿の読み取りや紙への印刷を実行する。記憶装置
105gおよびディスク制御装置105lは大量のイメ
ージデータを蓄積するときなどに使用される大容量蓄積
デバイスである。通信制御部105hはイーサーネット
などのネットワーク(LAN)101に接続され、外部
機器との通信を可能とし、モデム105iは公衆回線
(WAN)と接続され、外部機器との通信を可能とす
る。
【0052】4.3 ソフトウエア構成 前記複合機に代表されるOA機器のソフトウエアの構成
は、前述の図2に示した第1の実施形態と同様なので、
重複する説明は省略する。
【0053】4.4 装置構成 図9に複合機105の正面図を示す。この複合機105
は、印刷装置(プロッタ)118a、スキャン装置(ス
キャナ)118b、紙送り装置(ペーパーフィーダ、ペ
ーパーソータ)118c、FAXモデム105i(図
7)などの物理デバイスと、外部記憶装置105g、メ
モリ(RAM105c、NVRAM105d)、フォン
トなどの物理リソースを有し、ユーザインターフェイス
のための操作パネル105eを備えている。なお、図9
において、符号118c−1は給紙トレイ、118c−
2はドキュメントフィーダ、118c−3は排紙ビンを
それぞれ示す。また、この実施形態では、排紙ビン11
8c−3は複数個(複数段)設けられ、排紙ビンごとの
表示部およびロック機構が備えられている。
【0054】また、サーバとクライアント、図8の例で
いうとOA機器(複合機−MFP)105とPC102
との接続形態としては、 (1)1対1接続 (2)複数のクライアント/1つのサーバ(マルチクラ
イアント/シングルサーバ) (3)複数のクライアント/複数のサーバ(マルチクラ
イアント/マルチサーバ) の3つの形態が考えられる。
【0055】また、画面情報のデータ構造として (1)オブジェクトデータ(ボタンとその属性) (2)ビットマップデータ の2つがある。
【0056】4.5 装置選択アルゴリズム 4.5.1 マルチクライアント/シングルサーバ 図10のフローチャートを参照し、マルチクライアント
/シングルサーバの接続形態における装置選択アルゴリ
ズムを示す。すなわち、図10は、複合機105には印
刷処理能力データ、すなわち「印刷可能サイズ」、「印
刷可能解像度」などの能力が設定され、各能力の実現可
能値は列挙型で宣言されているという前提で、シングル
サーバに相当する複合機(MFP)105の印刷可能サ
イズを、A4、B5、B6、A6、B6、A7、印刷可
能解像度を400dpiとし、第1のクライアント(ク
ライアント1−PC1)は「A4、600dpiで印刷
したい。」、第2のクライアント(クライアント2−P
C2)は「A4、400dpiで印刷したい。」、第3
のクライアント(クライアント3−PC3)は「A3、
400dpiで印刷したい。」という要求を持っている
ときのシーケンスを示している。
【0057】このシーケンスによれば、クライアント1
(PC1)がまずサーバ(MFP)に対して使用したい
A4サイズが処理できるかどうかの返答を要求する(サ
イズの処理能力取得要求)[ステップ1001]、サー
バ(MFP)側から処理能力がある旨、返答が返ってき
て処理能力OKであることがクライアント1(PC1)
に認識される(処理能力=OKの返信)[ステップ10
02]。次いで、クライアント1(PC1)は、600
dpiの解像度で処理できるかどうか問い合わせる(解
像度の処理能力取得要求)[ステップ1003]。これ
に対し、サーバの処理能力は400dpiなので、サー
バ側からは処理能力がない旨返答する(処理能力=NG
の返信)[ステップ1004]。これによってクライア
ント1はサーバがクライアント1の要求に応えることが
できないことを認識する。
【0058】次いで、クライアント2がサーバに対して
クライアント1と同様に処理可能サイズを問い合わせ
[ステップ1005]、処理可能である旨回答を得る
[ステップ1006]。今度は解像度について問い合わ
せる[ステップ1007]。サーバの解像度は400d
piなので、解像度の要求に応えることができる旨回答
する[ステップ1008]。これに基づいて、クライア
ント2はサーバに対し装置予約要求を送信する[ステッ
プ1009]。この予約要求に応じてサーバからは予約
が受け入れられたこと(予約OK)を返信する[ステッ
プ1010]。このようにしてサーバに予約することに
よってサーバが有するサービスを利用することが可能な
状態、言い換えればオンライン状態になる。
【0059】クライアント3はA3のサイズを印刷した
いので、サーバに対してA3の処理能力があるかどう
か、すなわちサイズ= A3の処理能力取得要求を送信す
る[ステップ1011]。これに対し、サーバの処理能
力サイズはA4なので、処理能力はない旨、すなわち、
処理能力=NGである旨返信する[ステップ101
2]。これによって、クライアント3はサーバがクライ
アント3の要求には応えられないことを認識する。
【0060】4.5.2 マルチクライアント/マルチ
サーバ 複数のクライアントと複数のサーバがネットワークで接
続されているときには、例えば、第1のサーバ(サーバ
1−MFP1)は、(イ)印刷可能サイズがA4,B
5,A5,B6,A6,B6,A7で、印刷可能解像度
が400dpi、第2のサーバ(サーバ2−MFP2)
は、(ロ)印刷可能サイズがA3,A4,B5,A5,
B6,A6,B6,A7で、印刷可能解像度が400d
pi、第3のサーバ(サーバ3−MFP3)は、(ハ)
印刷可能サイズがA4,B5,A5,B6,A6,A7
で、印刷可能解像度が600dpi、の能力があり、ク
ライアント側では、第1のクライアント(クライアント
1)はA4、400dpi、第2のクライアント(クラ
イアント2)はA4、400dpi、第3のクライアン
ト(クライアント3)はA3、400dpiでそれぞれ
印刷したい場合には、図11のフローチャートに示すよ
うな手順で処理される。すなわち、まず、サーバ1、サ
ーバ2、サーバ3がそれぞれブローカ106に上記
(イ)ないし(ハ)の処理能力を通知し[ステップ11
01,1102,1103]、ブローカ106では、サ
ーバ1〜3から通知された処理能力情報を保存してお
く。一方、クライアント側では、ブローカ106にA
4、400dpiの処理能力のあるサーバについて問い
合わせる(処理能力取得要求)[ステップ1104]。
ブローカ106はこの取得要求に応じてサーバ1および
2が要求に応えられる旨、返答する[ステップ110
5]。この返答に対応してクライアント1はサーバ1に
対して装置予約要求を出し[ステップ1106]、サー
バ1はクライアント1に対して利用許可を返答し[ステ
ップ1107]、クライアント1とサーバ1とがオンラ
イン状態になる。
【0061】4.6 遠隔クライアントからの動作モー
ドの設定 4.6.1 ボタン情報で送受信する場合 図12は、遠隔クライアントから動作モードをボタン情
報で設定する場合の処理の流れを示すフローチャートで
ある。なお、ボタン情報とは後述の図13ないし図16
に示すようなもので、表示画面にサーバの動作を指示す
るボタンを表示し、そのボタンの機能および位置をクラ
イアント側に送信して、クライアント側で当該ボタンの
位置をクリックして動作させることができるような情報
のことである。
【0062】使用するサーバの外観図をクライアント側
の表示装置に表示する場合、クライアント側の表示画面
は前述のように縦400ドット、横600ドットである
ので、まず、クライアント側からサーバ画面情報要求を
送信する[ステップ1201]。この場合、コマンドC
MD=03とドット情報(X=600,Y=400)と
が送信される。これに応じてサーバ側では、windo
w_ptrで示されるボタン情報を取得し[ステップ1
202]、当該ボタン情報があれば[ステップ120
3]、クライアント側にボタン情報を送出する。この場
合のボタン情報は、ID情報、X,Y座標、幅、高さ、
TYPEなどである[ステップ1204]。さらに、T
YPEで示されるボタンラスタデータを取得して送信す
る[ステップ1205]。クライアント側では、送信さ
れたID、TYPE、POSITIONを保管し[ステ
ップ1206]、サーバ側から送信されたデータをクラ
イアントの表示画面に表示する(もしくは表示用メモリ
に書き込む)[ステップ1207]。ユーザもしくはオ
ペレータは、PCの表示を見て、希望するボタンの位置
を図示しないポインティングデバイスで指定すると[ス
テップ1208]、PC側ではポインティグされた指示
座標(x,y)を取得し[ステップ1209]、取得し
た座標から対応するボタンIDを算出し[ステップ12
10]、サーバ側に取得した座標に対応するボタンID
を通知する[ステップ1211]。
【0063】サーバ側では、受信したボタンIDから設
定された値、この場合は「横」を保存し[ステップ12
12]、次の画面データを取得する[ステップ121
3]とともにクライアント側に設定された値を保存した
旨通知する[ステップ1214]。なお、ステップ12
13以降は、ステップ1201に戻り、2回目以降の処
理を繰り返す。その際、ステップ1202における前記
window_ptrで示されるデータは、以降nex
t_ptrで示されるボタン情報となる。
【0064】前記ボタン情報のデータ構造は図13に示
すようになっており、windowポインタからボタン
データがリスト構造になっている。ここで、「ID」は
ボタンごとに付けられた識別子、「TYPE」はボタン
形状、「X座標」は左上原点からのX軸方向座標、「Y
座標」は左上原点からのY方向座標、「幅」はボタンの
幅、「高さ」はボタンの高さ、「next_ptr」は
次のボタンへのポインタ(0でターミネイト)である。
【0065】転送されてくるフォーマットとしては図1
4に示すように図13の構造がシーケンシャルに連な
り、そのヘッダとしてバイト数情報を有する構造とな
る。なお、ここでは、next_ptrはヘッダからの
オフセット値である。
【0066】図15は表示画面に表示されたボタン情報
の具体例で、テンキー、スタートキーなどがX座標およ
びY座標に対応して割り振られている。図16はボタン
のラスタデータ構造を示す図である。
【0067】4.6.2 ラスタデータおよびグラフィ
クスデータの場合 図17は、遠隔クライアントから動作モードを設定する
場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【0068】使用するサーバの外観図をクライアント側
の表示装置に表示する場合、クライアント側の表示画面
は縦400ドット、横600ドットであるので、まず、
クライアント側からサーバ側に画面情報要求を送信する
[ステップ1701]。この場合、コマンドCMD=0
3とドット情報(X=600,Y=400)とが送信さ
れる。これに応じてサーバ側では、画面データを取得し
[ステップ1702]、X/Yサイズをクライアント側
の表示サイズにあわせて拡大もしくは縮小する[ステッ
プ1703]。そして、画面データとしてクライアント
側に返信する[ステップ1704]。クライアント側で
は、受信した画面データに基づいて表示画面に表示する
(もしくは表示用メモリに書き込む)[ステップ170
5]。なお、サーバ側の表示画面は符号1700で示す
ようなもので、縦400ドット、横600ドットの表示
画面に対し、「印刷方向」と「縦」と「横」というよう
な設定画面になる。この画面がプリンタなどの条件設定
画面であり、リモート側、言い換えればクライアント側
でポインティングデバイスでクリックすることによりサ
ーバ側の設定値を変えることができる。そこで、ユーザ
もしくはオペレータは、パーソナルコンピュータ(P
C)の表示を見て、例えば印刷方向「横」の部分をポイ
ンティングデバイスでで指定すると[ステップ170
6]、PC側ではポインティグされた指示座標(x,
y)を取得し[ステップ1707]、サーバ側に取得し
た座標を通知する[ステップ1708]。サーバ側で
は、通知された座標位置を計算し、その位置がどの領域
に対応しているかを判断し、その領域に対応した指示部
分、すなわち、クライアント側でクリックされた表示部
分に対応する動作指示を実行することになる。例えば、
前記サーバ側の表示画面でスタートキー部分をクライア
ント側からクリックすると、サーバをスタートさせるこ
とができる。ステップ1709でサーバ側で指示された
領域がどの領域かが判断されると、設定された値、この
場合は「横」が保存され[ステップ1710]、サーバ
側では次の画面データを取得するとともに[ステップ1
711]、クライアント側に設定値が保存された旨、返
答する[ステップ1712]。
【0069】このような処理を行うため、各画面と一連
の操作フロー及び設定値データ情報を備えている。各1
面ごとの表示画面情報は、図18に示すような前述のボ
タン情報と同様にWindow_ptrから始まるリス
ト構造となる。ただし、付加データとして各ボタンごと
に、そのボタンが押されたときの次の画面へのポインタ
と、設定されたアイテムと、その設定値情報を有する。
なお、設定されたアイテムとは「印刷方向」、「解像
度」などであり、設定値とは「縦」、「横」、「240
dpi」、「400dpi」などの値となる。ここで
は、エスケープシーケンスを持つ構造として説明してい
る。
【0070】すなわち、図18においてnext bu
tton ptrとは、同一画面上の他のボタンへのポ
インタを示し、next window ptrとは、
そのボタンが押されたときに表示する画面へのポインタ
を示す。また、ESC SEQUENCEとは、そのボ
タンが押されたときに設定されるアイテムとその設定値
をプリンタコマンドシーケンスで表現したもので、例え
ば「印刷方法」アイテムの「横」ボタンならば、図19
のようになる。この図19において、0xは16進を表
し、0x1BはESCコードであり、各種ページ記述言
語の仕様によるものである。したがって、図19では、
アイテム9(印刷方向)の2番(横)を設定するコマン
ドである。なお、図20はウインドウとボタンのリスト
構造を示す図である。
【0071】4.6.3 操作フロー情報を全て送信す
る場合 遠隔クライアントから操作フロー情報を全て送信して動
作モードを設定する場合には、図21に示す手順で行わ
れる。この処理では、まず、クライアント(PC]側か
らサーバ(MFP)側に操作制御フロー情報を要求する
[ステップ2101]。サーバ側では、これを受けて操
作制御フロー情報のリストを作成し[ステップ210
2]、クライアント側に送信する[ステップ210
3]。クライアント側では送信された操作制御フロー情
報のリストからボタン入力にしたがって図22のフロー
チャートに示すような手順でMFP送信情報を作成する
[ステップ2104]。そして、作成した設定データを
サーバ側に前述のESCシーケンスとして送信し[ステ
ップ2105]、サーバ側ではESCシーケンスにした
がってMFPのモードを更新する[ステップ210
6]。このMFPのモードの更新は、通常のプリンタ制
御と同様のものである。
【0072】前述のようにステップ2104におけるM
FP送信情報は図22のフローチャートに示す手順で作
成される。この作成手順では、まず、操作制御フロー情
報リストを取得し[ステップ2201]、MFP送信フ
ァイルを初期化する[ステップ2202]。初期化が終
了すると、最初の画面、すなわち、前述のボタンリスト
の構造にしたがって、1画面分のボタンを表示する[ス
テップ2203]。そしてボタンが押し下げられれば
[ステップ2204]、そのボタンが終了ボタンかどう
かをチェックし[ステップ2205]、終了ボタンでな
ければ、ESCシーケンスがあるかどうかをさらにチェ
ックし[ステップ2206]、ESCシーケンスがあれ
ばESCシーケンスをMFP送信ファイルに書き込み
[ステップ2207]、ESCシーケンスがなければそ
のまま次のウインドウのポインタを取得する[ステップ
2208]。そして、ステップ2203に戻って以降の
処理を繰り返し、終了ボタンがおされた時点でMFP送
信ファイルをMFPへ送信して[ステップ2205,2
209]、この処理を終了する。
【0073】4.7 リモートユーザとローカルユーザ
の排他制御 リモートユーザとローカルユーザとの間で一方を優先
し、他方を後回しにすることについて両者の関係に応じ
て種々のバリエーションがある。以下、各場合について
詳しく説明する。
【0074】4.7.1 先にコネクションされている
リモートユーザの優先 この制御は、先にコネクションされているリモートユー
ザを優先し、ローカルユーザの操作パネル入力に対して
は、その入力を拒絶するように制御するものである。こ
のような制御は図23に示すような手順で行われる。
【0075】すなわち、この処理手順では、まずサーバ
(MFP2)からブローカに対して処理処理能力の登録
を行い[ステップ2301]、一方、リモートユーザA
(PC)からブローカに対して処理能力の取得要求が行
われる[ステップ2302]。この場合リモードユーザ
はA4、600dpiの処理能力を要求している。この
要求に対してブローカはMFP2に対応するサーバがそ
の能力を持っていることを通知する[ステップ230
3]。この能力を取得したリモートユーザAは、サーバ
(MFP2)に対して装置予約要求をユーザIDとして
送信する[ステップ2304]。ユーザIDは、リモー
トユーザのサーバ(MFP2)に対するコネクションが
確立した時点で、図24に示すようなデータ構造にセッ
トされる。このデータがセットされていない場合、言い
換えれば「0」の場合、ローカルユーザはMFPサービ
スを利用可能となる。なお、ユーザIDは、MFPの課
金管理などで使用される暗証番号や、部門コード、ある
いはネットワーク上のログイン名などのいずれでも使用
することができる。このようにしてユーザIDがサーバ
(MFP2)にセットされると、このサーバからリモー
トユーザAに予約が完了した旨、通知される[ステップ
2305]。
【0076】このようにリモートユーザAに対して予約
が完了した後に、ローカルユーザBの操作パネルからキ
ー入力が行われ、サーバ(MFP2)に対してアクセス
しようとしても[ステップ2306]、サーバ(MFP
2)では、現在リモートユーザAとコネクション中であ
るため、アクセス要求を拒絶し、サーバ(MFP2)は
使用できない旨、アラート表示を送信し、ローカルユー
ザBに警告表示させる[ステップ2307]。このと
き、サーバ(MFP2)では、図25に示すような処理
が行われる。すなわち、図25はサーバの操作パネル処
理の処理手順を示すフローチャートで、この処理では、
まず、ローカルユーザBの操作パネルからステップ23
06でボタンの押し下げがあるかどうかチェックし[ス
テップ2501]、ボタンの押し下げがあると、リモー
トユーザがあるかどうかチェックする[ステップ250
2]。リモートユーザとのコネクションが確率されてい
ると、リモートユーザありと判断し、アラート画面を表
示するようにローカルユーザに送信し[ステップ250
3、2307]、ステップ2501からの処理を繰り返
す。一方、ステップ2502でリモートユーザがなけれ
ば、通常の画面処理を実行する[ステップ2504]。
【0077】4.7.2 コネクションされているリモ
ートユーザ情報のローカルユーザの操作パネルへの表示 前項4.7.1では、先にコネクションされているリモ
ートユーザを優先し、ローカルユーザの操作パネル入力
に対しては、その入力を拒絶するようにしたが、ローカ
ルユーザ側では、使用できないことはわかってもその内
容までは把握することはできない。そこで、この処理で
は、使用できないローカルユーザの表示装置にユーザ情
報を表示して、その旨、明白にするようにしたもので、
この処理手順を図26に示す。
【0078】この処理手順では、ステップ2601から
ステップステップ2606までは図23のステップ23
01からステップ2306までと同様に処理し、ステッ
プ2607でサーバ(MFP2)からローカルユーザB
の操作パネルにリモートユーザA(PC)のユーザ情報
を表示する。このユーザ情報は前述の図24のような構
造になっているが、このユーザIDに付帯する情報を表
示させるようにすることもできる。この場合、付帯情報
とは例えば、ユーザ名、部署名、電話番号などであり、
これらの付帯情報を格納しているユーザID情報は、図
27のようになる。なお、ユーザIDは、例えば6桁の
数字(ローカルユーザの操作パネルから、あるいはリモ
ートユーザの識別子として入力され、使用される。ユー
ザ名は、20桁のアスキーコードが使用される。なお、
ユーザの名前は一意でなくてもよい。また、装置を管理
している部署の名前である部署名も20桁のアスキーコ
ードで書き込まれる。電話番号は、内線番号などの4桁
の数字が使用される。
【0079】この処理におけるサーバ(MFP2)の操
作パネルの処理手順を図28に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0080】サーバ(MFP2)では、自身の装置のボ
タンの押し下げがあると[ステップ2801]、リモー
トユーザがあるかどうかチェックし[ステップ280
2]、リモートユーザがいれば、そのリモートユーザか
らユーザIDを取得する[ステップ2803]。次い
で、ユーザ付帯情報リストを取得し[ステップ280
4]、ステップ2803で取得したユーザIDとユーザ
付帯情報リストのユーザIDが一致するかどうかをチェ
ックし[ステップ2805]、一致すれば、図27に示
すユーザ名、部署名、電話番号を取得し、操作パネルに
表示して[ステップ2806]ステップ2801に戻
る。
【0081】一致しなければ、次のユーザIDが存在す
るかどうかをチェックし[ステップ2807]、いれ
ば、ステップ2804以降の処理を繰り返し、ユーザI
Dが一致すると、ステップ2806から上記のようにス
テップ2801に戻る。もし、ユーザIDが存在しなけ
れば、ステップ2808で不明ユーザ(anonymo
us user)と表示してステップ2801に戻る。
【0082】4.7.3 リモートユーザとローカルユ
ーザとの調停 コネクションされているリモートユーザと、ローカルユ
ーザの操作パネルキー入力すなわち使用要求に対して
は、両者の要求を調停し、いずれか一方のみのアクセス
を認める。その調停方法としては、 (1)ユーザの優先度に従う。
【0083】(2)双方のユーザとのインタラクティブ
なコミュニケーションによって決定する。
【0084】という2つの方法がある。
【0085】4.7.3.1 ユーザの優先度に従う場
合 ユーザの優先度にしたがって処理する場合の手順を図2
9のフローチャートに示す。
【0086】この場合は、まず、サーバ(MFP2)は
ブローカに対して処理能力を登録する[ステップ290
1]。一方、リモートユーザA(PC)側からはブロー
カに処理能力(A4、600dpi)の取得要求が送信
される[ステップ2902]。ブローカは、この取得要
求を受けてサーバ(MFP2)の処理能力を送信する
[ステップ2903]。リモートユーザAはサーバ(M
FP2)に対して装置予約要求を送る。その際、ユーザ
IDを送信する[ステップ2904]。サーバ(MFP
2)はリモートユーザAからの装置予約要求に応じて
「OK」である旨、送信する[ステップ2905]。こ
のようにしてリモートユーザAとサーバ(MFP2)と
のコネクションが確立した後、ローカルユーザBから、
言い換えればローカルユーザBの操作パネルからキー入
力が行われ、サーバ(MFP2)に対してサービス要求
が行われると[ステップ2906]、サーバ(MFP
2)側では、リモートユーザAとの優先順位を見て、リ
モートユーザAの方が優先順位が高いと、使用できない
旨のアラート表示をローカルユーザB側に送信する[ス
テップ2907]。
【0087】これに対し、優先順位がローカルユーザ場
の方がリモートユーザAよりも高ければ、ローカルユー
ザBからのキー入力によって[ステップ2908]、サ
ーバ(MFP2)はリモートユーザAに対してコネクシ
ョンクローズ要求を送る[ステップ2909]。これに
応じて、リモートユーザA側は、コネクションクローズ
要求を受け取った後、コネクション再開要求が送られる
まで[ステップ2914]、他の要求は強制的に受け付
けないようにする。この間、ローカルユーザB側では、
キー入力を繰り返し[ステップ2910,2911]、
キー入力の実行をサーバに指示し[ステップ291
2]、サーバ(MFP2)では、ローカルユーザBから
の指示の実行が終了した[ステップ2913]時点で、
コネクション再開要求をリモートユーザAに送信し[ス
テップ2914]、リモートユーザAからのサーバ(M
FP2)への指示が可能になる。
【0088】ステップ2906およびステップ2908
でチェックされる優先度は、図30に示すようなデータ
構造で図27に示した前述のユーザID付帯情報に付加
される。優先度は例えば1から255までの数値で、そ
の数値が大きいほど優先度が高く設定される。
【0089】4.7.3.2 双方のユーザのインタラ
クティブなコミュニケーションにより決定する場合 この場合は、まず、サーバ(MFP2)はブローカに対
して処理能力を登録する[ステップ3101]。一方、
リモートユーザA(PC)側からはブローカに処理能力
(A4、600dpi)の取得要求が送信される[ステ
ップ3102]。ブローカは、この取得要求を受けてサ
ーバ(MFP2)の処理能力を送信する。リモートユー
ザAはサーバ(MFP2)に対して装置予約要求を送
る。その際、ユーザIDを送信する[ステップ310
4]。サーバ(MFP2)はリモートユーザAからの装
置予約要求に応じて「OK」である旨、送信する[ステ
ップ3105]。
【0090】このようにしてリモートユーザAとサーバ
(MFP2)とのコネクションが確立した後、ローカル
ユーザBから、言い換えればローカルユーザBの操作パ
ネルからキー入力が行われ、サーバ(MFP2)に対し
てサービス要求が行われると[ステップ3106]、サ
ーバ(MFP2)はリモートユーザAに対して解放可能
かどうか問い合わせる[ステップ3107]。なお、ス
テップ3101から3106までは、前述のステップ2
901から2906と同一である。リモートユーザA側
では、ステップ3107の解放可能問い合わせに対し
て、解放ができなければ、言い換えればコネクションを
クローズすることができなければ、解放不可をサーバ
(MFP2)に送信し[ステップ3108]、ローカル
ユーザB側にアラート表示を送信する[ステップ310
9]。
【0091】これに対し、リモートユーザAとサーバと
のコネクションが確立した後、ローカルユーザBからキ
ー入力が行われ、サーバ(MFP2)に対してサービス
要求が行われると[ステップ3110]、サーバ(MF
P2)はリモートユーザAに対して解放可能かどうか問
い合わせる[ステップ3111]。そして、リモートユ
ーザAが解放することができれば、言い換えば、サーバ
(MFP2)とのコネクションをクローズすることがで
きれば、解放可である旨、サーバ(MFP2)側に送信
する[ステップ3112]。これに応じてサーバ(MF
P2)はリモートユーザAに対してコネクションクロー
ズ要求を送信し[ステップ3113]、ローカルユーザ
Bからのキー入力および実行指示を受け付ける[ステッ
プ3114ないし3116]。そして、これらのキー入
力の実行が終了すると[ステップ3117]、サーバ
(MFP2)は、リモートユーザに対してコネクション
再開要求を送信し[ステップ3118]、リモートユー
ザAとサーバ(MFP2)との予約状態に戻る。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし6
記載の発明によれば、遠隔制御によってイメージ入力お
よび/または出力装置を使用する場合にも、その入出力
装置を直接操作して使用する場合と同じメニュー画面が
得られるようにし、これに対する操作も、その入出力装
置を直接操作して使用する場合と同様にしたので、ユー
ザは自分の情報処理装置(パーソナルコンピュータな
ど)の表示部(ディスプレイ装置)によりイメージ入力
装置および/または出力装置(プリンタなど)の表示メ
ニュー画面と同じ画面を見ながら希望するサービス内容
を指定することができ、しかも、情報処理機器をスタン
ドアローンモードで直接操作するのと同じ感覚で操作す
ることができるため、操作性が向上する。
【0093】また、請求項7記載の発明では、情報処理
装置がリモートモード下で使用されている場合には、そ
の情報処理機器に対するローカルな操作を受け付けない
ようにしたので、リモート制御の優先性を確保すること
ができる。
【0094】また、請求項8記載の発明では、情報処理
装置がリモートモード下で使用されている場合には、そ
のアクセスを行っている情報処理装置を入出力装置の表
示部に表示するようにしたので、その入出力装置にロー
カルなアクセスをしようとするユーザは、現在、その情
報処理装置が、言い換えれば、現在誰がリモート制御に
よって入出力装置を使用しているのかを知ることができ
る。
【0095】さらに、請求項9記載の発明では、入出力
装置がリモートモード下で使用されている場合におい
て、当該入出力装置に対するローカルな操作が行われた
ときには、アクセス権の調停を行い、その調停結果に応
じてアクセス権の維持または移行を行うようにしたの
で、緊急度に応じて入出力装置のリモートまたはローカ
ルな使用制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る分散処理シス
テムの概略構成を示す接続図である。
【図2】図1におけるOA機器(複合機)の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1のシステムの全体的プロトコルを示す図で
ある。
【図4】第1の実施形態における分散処理システムの遠
隔制御方法の詳細を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る分散処理システ
ムの遠隔制御方法の詳細を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る分散処理システ
ムの遠隔制御方法の詳細を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る分散処理システ
ムの概略構成を示す接続図である。
【図8】図7における複合機のハードウエア構成を示す
図である。
【図9】複合機の外観を示す図である。
【図10】図7のシステムにおけるマルチクライアント
/シングルサーバの場合の装置選択アルゴリズムを示す
フローチャートである。
【図11】図7のシステムにおけるマルチクライアント
/マルチサーバの場合の装置選択アルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
【図12】ボタン情報で遠隔クライアントからの動作モ
ード設定のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図13】ボタン情報のデータ構造を示す図である。
【図14】図13のボタンデータの転送時のフォーマッ
トを示す図である。
【図15】ボタンの表示状態を示す図である。
【図16】ボタンのラスタデータ構造を示す図である。
【図17】遠隔クライアントからの動作モードの設定の
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図18】動作モードの設定における操作制御フロー情
報のデータ構造を示す図である。
【図19】図18におけるESC SEQUENCEの
内容を示す図である。
【図20】図18におけるウインドウとボタンのリスト
構造を示す図である。
【図21】操作フロー情報を全て送信し、遠隔クライア
ントから動作モードを設定するアルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。
【図22】図21の処理におけるクライアント側の処理
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図23】先にコネクションされているリモートユーザ
を優先し、ローカルユーザの操作パネルキー入力は拒絶
する制御の処理のアルゴリズムを示すフローチャートで
ある。
【図24】リモートユーザ情報のデータ構造を示す図で
ある。
【図25】図23の処理におけるサーバの操作パネルに
おける処理のアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図26】コネクションされているリモートユーザ情報
をローカルユーザの操作パネル上に表示するときの処理
のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図27】ユーザIDの付帯情報のデータ構造を示す図
である。
【図28】図26の処理におけるサーバの操作パネルに
おける処理のアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図29】ユーザの優先度にしたがっていずれか一方の
ユーザを優先する場合の処理のアルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。
【図30】図29の処理におけるユーザの優先度データ
のデータ構造を示す図である。
【図31】双方のユーザのインタラクティブなコミュニ
ケーションによってユーザの優先度を決定する場合の処
理のアルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
31,32,102 パソコン(PC) 11,12,13 伝送路 21,22,23 OA機器 24,25 ワークステーション 26 スーパプリンタ 27,106 サービス統括制御装置 41,105e 操作パネル 42,43 表示装置 55 オペレーションマネージャ 69 操作情報 101 ネットワーク 105 複合機(MFP) 105a CPU 106 ブローカ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示する表示部を有する情報処理
    装置と、実行可能な処理内容のメニュー画面を表示する
    表示部および前記処理内容を選択する操作部を有するイ
    メージ入力および/または出力装置とをネットワークに
    よって接続した分散処理システムにおいて、 前記情報処理装置からのアクセス要求に応じて前記イメ
    ージ入力および/または出力装置から前記情報処理装置
    に対し、実行可能な処理内容のメニュー画面の表示に必
    要な画面情報を送出する手段と、 この送出する手段から送られてきた画面情報に基づい
    て、前記メニュー画面と同一画面を前記情報処理装置の
    表示部に表示させる手段と、 前記情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面に
    対する操作内容に基づいて前記イメージ入力および/ま
    たは出力装置との間で制御情報を通信し、前記情報処理
    装置側から前記イメージ入力および/または出力装置の
    動作を制御する手段と、を備えていることを特徴とする
    分散処理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御する手段は、前記情報処理装置
    の表示部に表示されたメニュー画面上の処理項目に対す
    る選択操作を受け付け、選択された処理項目のメニュー
    画面上での表示位置を示す位置情報を前記イメージ入力
    および/または出力装置に送出し、前記イメージ入力お
    よび/または出力装置側で、前記情報処理装置から送ら
    れてきた前記位置情報に基づいて処理すべき項目を実行
    させることを特徴とする請求項1記載の分散処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記制御する手段は、前記イメージ入力
    および/または出力装置に対して前記メニュー画面の操
    作制御に関する操作制御フロー情報を送出し、前記情報
    処理装置の表示部に表示されたメニュー画面上の処理項
    目に対する選択操作を受け付け、選択操作の内容に応じ
    て前記操作制御フロー情報に基づいて処理すべき項目の
    内容を判定し、判定された結果を前記イメージ入力およ
    び/または出力装置に送出し、前記イメージ入力および
    /または出力装置側で、受け取った判定結果の示す処理
    内容を実行させることを特徴とする請求項1記載の分散
    処理システム。
  4. 【請求項4】 情報処理装置とイメージ入力および/ま
    たは出力装置とをネットワークによって接続した分散処
    理システムの制御方法において、 前記情報処理装置からのアクセス要求に応じて前記イメ
    ージ入力および/または出力装置から前記情報処理装置
    に対して実行可能な処理内容のメニュー画面の表示に必
    要な画面情報を送出する第1の処理工程と、 送られてきた画面情報に基づいて、前記メニュー画面と
    同一画面を前記情報処理装置の表示部に表示する第2の
    処理工程と、 前記情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面に
    対する操作内容に基づいて前記イメージ入力および/ま
    たは出力装置との間で制御情報のやり取りを行い、前記
    情報処理装置側から前記イメージ入力および/または出
    力装置の動作を制御する第3の処理工程と、を含むこと
    を特徴とする分散処理システムの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の処理工程は、 前記情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面上
    の処理項目に対する選択操作を受け付ける第4の処理工
    程と、 選択された処理項目のメニュー画面上での表示位置を示
    す位置情報を情報処理装置から前記イメージ入力および
    /または出力装置に送出する第5の処理工程と、 前記イメージ入力および/または出力装置側で、前記情
    報処理装置から送られてきた前記位置情報に基づいて処
    理すべき項目の内容を判定する第6の処理工程と、 判定した処理内容を実行する第7の処理工程と、を含ん
    でなることを特徴とする請求項4記載の分散処理システ
    ムの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置から前記イメージ入力
    および/または出力装置に対して前記メニュー画面の操
    作制御に関する操作制御フロー情報を送出する第8の処
    理工程をさらに含み、 前記第3の処理工程は、 前記情報処理装置の表示部に表示されたメニュー画面上
    の処理項目に対する選択操作を受け付ける第9の処理工
    程と、 前記情報処理装置側で、前記選択操作の内容に応じて前
    記操作制御フロー情報に基づいて処理すべき項目の内容
    を判定する第10の処理工程と、 第10の処理工程で判定された結果を前記情報処理装置
    から前記イメージ入力および/または出力装置に送出す
    る第11の処理工程と、 前記イメージ入力および/または出力装置側で、受け取
    った判定結果の示す処理内容を実行する第12の処理工
    程と、を含むことを特徴とする請求項4または5に記載
    の分散処理システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記イメージ入力および/または出力装
    置は、前記第3の処理工程の実行中は自己のメニュー画
    面に対する直接操作を受け付けないことを特徴とする請
    求項4ないし6のいずれか1項に記載の分散処理システ
    ムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置が複数あって、前記イ
    メージ入力および/または出力装置が前記情報処理装置
    からアクセスされているときには、前記イメージ入力お
    よび/または出力装置はどの情報処理装置がアクセス中
    であるかを表示することを特徴とする請求項4ないし7
    のいずれか1項に記載の分散処理システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記情報処理装置から前記イメージ入力
    および/または出力装置にアクセス中に、このイメージ
    入力および/または出力装置の操作部に対して操作要求
    が直接行われたとき、アクセス権の調停を行う第13の
    処理工程と、 この第13の処理工程での調停の結果にしたがって、ア
    クセス権を維持または移行させる第14の処理工程と、
    を含むことを特徴とする請求項4ないし8のいずれか1
    項に記載の分散処理システムの制御方法。
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