JPH08328366A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08328366A
JPH08328366A JP7136715A JP13671595A JPH08328366A JP H08328366 A JPH08328366 A JP H08328366A JP 7136715 A JP7136715 A JP 7136715A JP 13671595 A JP13671595 A JP 13671595A JP H08328366 A JPH08328366 A JP H08328366A
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JP
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developer
toner
image forming
carrier
color image
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JP7136715A
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English (en)
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Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー画像形成装置に用いられた複数の現像
器にて使用される二成分現像剤の劣化された現像剤を効
率良く交換、回収し未使用の現像剤を供給して、色毎の
複数の現像器の使用頻度の相違による二成分現像剤の不
均一の劣化や、使用中のトナー濃度の差によるカラーバ
ランスの相違を防止した、カラーバランスの良いカラー
画像が形成されるカラー画像形成装置の提供を目的とし
たものである。 【構成】 複数の現像器の各々より排出される使用済み
の二成分現像剤とクリーニング装置より排出される廃ト
ナーとを回収する現像剤回収容器を備えたことを特徴と
するカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二成分現像剤を使用し
て画像形成を行う電子写真方式の複写機、プリンタ、F
AX等のカラー画像形成装置に用いられる補給用の現像
剤補給容器と回収用の現像剤回収容器を備えたカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体、帯電器、現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転
写体等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成
装置や、1つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電、
像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する
カラー画像形成装置、あるいは、同じく1つの感光体の
一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに現像を順次
行ってカラー画像を形成するカラー画像形成装置等が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の各
カラー画像形成装置は、像形成体に対し現像器を数多く
配置するために構造が複雑化し、像形成体や現像器の着
脱操作が煩雑になって取り扱い性が悪い。また、近年像
形成体の長寿命化により10〜100万コピーに耐用す
る像形成体が一般的に用いられ像形成体の交換が不要に
なりつつあるが、二成分現像剤を用いた現像器において
は、現像器の使用時に現像剤が撹拌されることにより現
像剤が劣化され、おおよそ5000〜50000コピー
の耐用で二成分現像剤の交換が必要とされる。特に、カ
ラー画像形成装置に設けられた複数の現像器において
は、有効な二成分現像剤の入れ換えが無いと、カラー画
像形成に際して使用されるイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒色(K)の現像器の使用
頻度の異なりによる二成分現像剤の色毎の劣化が不均一
となったり、また使用中にそれぞれの現像器のトナー濃
度に差が生じて、形成されるカラー画像のカラーバラン
スに変化が生じ良好なカラー画像が得られない。
【0004】本発明はこの点を解決して改良した結果、
カラー画像形成装置に用いられた複数の現像器にて使用
される二成分現像剤の劣化された現像剤を効率良く交
換、回収し未使用のトナー或は二成分現像剤を供給し
て、色毎の複数の現像器の使用頻度の相違による二成分
現像剤の不均一の劣化や、使用中のトナー濃度の差によ
るカラーバランスの相違を防止した、カラーバランスの
良いカラー画像が形成されるカラー画像形成装置の提供
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナーとキ
ャリアとより成る二成分現像剤を用いる複数の現像器と
像形成体上の残留トナーをクリーニングするクリーニン
グ装置とを有するカラー画像形成装置において、前記複
数の現像器の各々より排出される使用済みの二成分現像
剤と前記クリーニング装置より排出される廃トナーとを
回収する現像剤回収容器を備えたことを特徴とするカラ
ー画像形成装置によって達成される(第一の発明)。
【0006】また、上記目的は、トナーとキャリアとよ
り成る二成分現像剤を用いる複数の現像器と前記複数の
現像器の各々より排出される使用済みの二成分現像剤を
回収する現像剤回収容器とを備えたカラー画像形成装置
において、キャリアを収納するキャリア収納容器と各々
の前記現像器に対しトナーを供給する現像剤収納容器と
を設け、前記キャリア収納容器と前記現像剤収納容器と
が互いに交換可能に設けられ、前記複数の現像器に収納
された二成分現像剤の各々の所定使用回数に応じて、使
用済みの二成分現像剤が前記現像器より前記現像剤回収
容器に排出され、前記キャリア収納容器から未使用のキ
ャリアが対応する前記現像器に供給され、コピー時にお
いては前記現像剤収納容器から未使用のトナーが対応す
る前記現像器に供給されることを特徴とするカラー画像
形成装置によって達成される(第二の発明)。
【0007】また、上記目的は、トナーとキャリアとよ
り成る二成分現像剤を用いる複数の現像器と前記複数の
現像器の各々より排出される使用済みの二成分現像剤を
回収する現像剤回収容器とを備えたカラー画像形成装置
において、トナーとキャリアとが個別に収納された各々
の現像剤格納容器が前記各々の現像器に着脱可能に設け
られ、使用済みの二成分現像剤が前記現像器より前記現
像剤回収容器への排出されることによって、未使用の現
像剤が前記現像剤格納容器より対応する前記現像器に供
給され、コピー時においては前記現像剤格納容器から未
使用のトナーが対応する前記現像器に供給されることを
特徴とするカラー画像形成装置によって達成される(第
三の発明)。
【0008】
【実施例】本発明を構成するカラー画像形成装置の一実
施例の画像形成プロセスおよび各機構について、図1に
示すカラー画像形成装置を用いて説明する。図1は、本
発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の断面構成図
である。
【0009】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基体
の外周に透明導電層、a−Si層あるいは有機感光層
(OPC)等の感光体層をドラム上に形成したものであ
り、接地された状態で時計方向に駆動回転される。
【0010】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例における感光体ドラムの透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダ
ガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光
学部材などに使用されるフッ素、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリエチレンテレフタレート、などの各種
透光性樹脂が使用可能である。また、透光性導電層とし
ては、インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、
酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、N
i、Alなどからなる透光性を維持した金属薄膜が用い
られ、成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、
各種スパッタリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、ス
プレー塗布法などが利用される。また、光導電体層とし
ては、アモルファスシリコン(a−Si)合金感光層、
アモルファスセレン合金感光層や、各種有機感光層(O
PC)が使用可能である。帯電手段であるスコロトロン
帯電器11Y,11M,11C及び11Kはイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、感光体ド
ラム10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保
持された制御グリッドと放電ワイヤによるコロナ放電と
によって帯電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様
な電位を与える。
【0011】像露光手段である露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kは、感光体ドラム10の軸方向に
配列した発光素子をアレイ状に並べた線状のFL(蛍光
体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電),LED(発光ダイオード)や、光シ
ャッタ機能をもつ素子を並べた線状のLISA(光磁気
効果光シャッタアレイ),PLZT(透過性圧電素子シ
ャッタアレイ),LCS(液晶シャッタ)等の露光素子
と、等倍結像素子としてのセルフォックレンズとにより
ユニットとして構成され、感光体ドラム10に内包して
設けられた支持部材20に取り付けられており、別体の
画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信号
がメモリより順次取り出されて露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kにそれぞれ電気信号として入力さ
れる。この実施例で使用される発光素子の発光波長は、
トナーの進光性を考慮し長波長のものを使用し、600
〜900nmの範囲のものである。
【0012】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の二成分の現像剤をそれぞれ収
容する非接触現像法を用いた現像手段である現像器13
Y,13M,13C及び13Kは、それぞれ感光体ドラ
ム10の周面に対し所定の間隙を保って回転する現像ス
リーブ131Y,131M,131C及び131Kを備
えている。
【0013】前記の現像器13Y,13M,13C及び
13Kは、前述したスコロトロン帯電器11Y,11
M,11C及び11Kによる帯電,露光光学系12Y,
12M,12C及び12Kによる像露光によって形成さ
れる感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0014】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0015】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用により感光
体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0016】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すな
わちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0017】前記の潜像が回転、作動される現像器13
Yの現像スリーブ上の二成分現像剤剤のトナーにより非
接触の状態で反転現像され感光体ドラム10の回転に応
じイエロー(Y)のトナー像が形成される。
【0018】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11
Mの帯電作用により電位を付与され、露光光学系12M
の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対
応する電気信号による露光が行われ、回転、作動される
現像器13Mの非接触の反転現像によって前記のイエロ
ー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が
順次重ね合わせて形成される。
【0019】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cの回転、
作動によってさらに第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器11K、
露光光学系12Kおよび現像器13Kの回転、作動によ
って第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順
次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転以
内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0020】これ等露光光学系12Y,12M,12C
及び12Kによる感光体ドラム10の有機感光層に対す
る露光はドラムの内部より前述した透明の基体を透して
行われる。従って第2,第3および第4の色信号に対応
する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響
を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する
画像と同等の静電潜像を形成することが可能となる。な
お露光光学系12Y,12M,12C及び12Kの発熱
による感光体ドラム10内の温度の安定化及び温度上昇
の防止は、前記支持部材20に熱伝導性の良好な材料を
用い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合はヒート
パイプを介して外部に放熱する等の措置を講ずることに
より支障のない程度迄抑制することができる。
【0021】また、後述する各色の補給用のトナー或い
は未使用の二成分現像剤が装置本体の上部開閉蓋7を開
いて図に示す矢印方向に着脱可能な現像剤収納容器21
Y,21M,21Cおよび21Kより現像器13Y,1
3M,13Cおよび13Kに補給される。現像器13
Y,13M,13C及び13Kによる現像作用に際して
は、それぞれ現像スリーブ131Y,131M,131
C及び131Kに対し直流あるいはさらに交流を加えた
現像バイアスが印加され、現像器の収容する二成分現像
剤によるジャンピング現像が行われて、透明電導層を接
地する感光体ドラム10に対してトナーと同極性の直流
バイアスを印加して、露光部にトナーを付着させる非接
触の反転現像が行われるようになっている。
【0022】かくして、感光体ドラム10の周面上に形
成されたカラーのトナー像は、転写器14aにおいて、
給紙カセット15より送り出され、タイミングローラ1
6へ搬送され、タイミングローラ16の駆動によって、
感光体ドラム10上のトナー像と同期して給紙される転
写材である転写紙Pに転写される。
【0023】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より
分離した後、搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬
送される。定着装置17において加熱・圧着されトナー
を転写紙P上に溶着・定着したのち、定着装置17より
排出され、排紙搬送ローラ対18aにより搬送されて排
紙ローラ18を介して装置上部のトレイ上に排出され
る。
【0024】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19aによって感光体ドラム10面を摺擦され残留トナ
ーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続行
するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像
の形成にかかる。クリーニングブレード19a及びクリ
ーニングローラ19bによって掻き落とされた廃トナー
は、トナー搬送スクリュウ19c及びトナー搬送パイプ
19dを通して、現像剤回収容器31へと排出される。
クリーニング終了後、クリーニングブレード19a及び
クリーニングローラ19bは感光体ドラム10の損傷を
防止するために、感光体ドラム10より離間した状態に
保たれる。
【0025】本発明に用いられる現像剤回収の一実施例
を図2及び図3を用いて説明する。図2は、現像剤回収
の一実施例を示す要部図であり、図3は、現像器の断面
を示す図である。現像噐13Y,13M,13C及び1
3Kの構造、機能等は、同等であるので、現像器13K
で代表して説明する。
【0026】固定磁石132Kは、現像スリーブ131
Kに内包され、NおよびSの磁極を交互に配し、現像ス
リーブ131Kと同心に固定されていて、非磁性のスリ
ーブ周面に磁力を作用させる。
【0027】薄層形成部材としての薄層形成棒133K
は、現像スリーブ131Kの周面上の二成分現像剤の層
厚を規制する部材であって、直径3〜10mmの磁性体
の円形断面の金属材から成り、発泡材等の弾性部材13
9Kの付勢により現像スリーブ131Kの周面に所定の
荷重をもって均等に圧接される。
【0028】現像スリーブ131K上より二成分現像剤
を除去するための除去手段であるスクレーパ134K
は、帯状の長辺の一端を現像スリーブ131Kに平行に
圧接して設けられた、例えばSUS、ウレタンゴム等の
板状の弾性部材よりなる。
【0029】撹拌スクリュウ136K及び137Kは、
互いに相反する方向に等速で回転し、現像器13K内の
トナーとキャリアとを撹拌、混合し、所定のトナー成分
を均等に含有する二成分現像剤とする。更に、供給ロー
ラ135Kによりトナー成分を均等に撹拌、混合された
二成分現像剤が現像スリーブ131Kと薄層形成棒13
3Kとの圧接部に搬送、供給される。
【0030】現像剤回収容器31は現像剤回収部312
及び廃トナー回収部311より構成される。クリーニン
グ装置19において感光体ドラム10面よりクリーニン
グブレード19a及びクリーニングローラ19bによっ
て掻き落とされた廃トナーは、トナー搬送スクリュウ1
9c及びトナー搬送パイプ19dを通して、現像剤回収
容器31の廃トナー回収部311へと排出される。ま
た、後述する現像剤収納容器21Kよりのキャリア或い
は未使用の二成分現像剤の供給に時に現像器13Kの棚
140Kを越えて溢れた使用済みの二成分現像剤が現像
剤回収スクリュウ138Kにより現像器13Kより排出
され、現像剤搬送パイプ141Kを通して、現像剤回収
容器31の現像剤回収部312に回収される。
【0031】同様に、他の現像剤収納容器21Y,21
M及び21Cよりのキャリア或いは未使用の二成分現像
剤の供給に時に現像器13Y,13M及び13Cより使
用済みの二成分現像剤が現像剤回収スクリュウ138
Y,138M及び138Cにより排出され、現像剤搬送
パイプ141Y,141M及び141Cを通して、現像
剤回収容器31の現像剤回収部312に回収される。従
って現像器13Y,13M,13C及び13Kよりの使
用済みの二成分現像剤が1カ所の現像剤回収部312に
回収される。
【0032】上記の実施例においては、廃トナー回収部
と現像剤回収部とを別体として現像剤回収容器を設けた
が、廃トナー回収部と現像剤回収部とを一体とした現像
剤回収容器を設け廃トナー及び使用済みの二成分現像剤
を1カ所の現像剤回収部に回収することも可能であり、
複数の現像器からの使用済みの二成分現像剤及び廃トナ
ーの全てを1カ所に回収することにより廃棄回数の減少
によるメンテの効率化、廃トナー回収量及び現像剤回収
量がトナー消費量に比例することによる回収容器のコン
パクト化、従ってカラー画像形成装置本体の小型化等が
なされる。
【0033】本発明に用いられる現像剤回収の他の実施
例を図4を用いて説明する。図4は、現像剤回収の他の
実施例を示す要部図である。現像器については、図3に
て説明した前記実施例と同様である。
【0034】現像剤収納容器21Y,21M,21C及
び21Kよりのキャリア或いは未使用の二成分現像剤の
供給に時に現像器13Y,13M,13C及び13Kよ
り使用済みの二成分現像剤が現像剤回収スクリュウ13
8Y,138M,138C及び138Kにより排出さ
れ、現像剤搬送パイプ141Y,141M,141C及
び141Kを通して、一旦クリーニング装置19に排出
される。更に、感光体ドラム10面よりクリーニングブ
レード19a及びクリーニングローラ19bによって掻
き落とされた廃トナーと使用済みの二成分現像剤とが一
体となって、トナー搬送スクリュウ19c及びトナー搬
送パイプ19dを通して、現像剤回収容器32に回収さ
れる。
【0035】本発明の現像剤供給の一実施例を図5及び
図6を用いて説明する。図5は、現像剤供給の機構及び
制御の一実施例を示す図であり、図6は、図5のキャリ
ア収納容器と現像剤収納容器を示す概要図である。現像
器については、図3にて説明した実施例と同様である。
本実施例は現像剤収納容器とキャリア収納容器とを同一
現像器に対して交換可能なものとしている。
【0036】現像剤収納容器21Kは、内部に黒色のト
ナーが収納されるトナー収納部211Kが設けられ、底
板415K,416Kに挟まれてトナー補給ローラ21
3Kが設けられる。トナー補給ローラ213Kは、両端
が現像剤収納容器21Kの側壁に軸支され片側に設けら
れた歯車214Kによって回転される。現像剤収納容器
21Kの下部の供給開口部217Kがシール部材218
Kによってシールされる。トナーが装填された状態で、
上部が密閉される。
【0037】キャリア収納容器510Kは、内部にキャ
リアが収納されるキャリア収納部212Kが設けられ、
底板415K,416Kに挟まれてキャリア補給ローラ
513Kが設けられる。キャリア補給ローラ513K
は、両端がキャリア収納容器510Kの側壁に軸支され
片側に設けられた歯車214Kによって回転される。キ
ャリア収納容器510Kの下部の供給開口部217Kが
シール部材218Kによってシールされる。キャリアが
装填された状態で、上部が密閉される。
【0038】カラー画像形成装置の装置本体に設けられ
た制御部201はCPU202、不揮発性RAM203
及びROM204よりなり、操作部205よりの入力信
号或いは各種センサ例えば現像器13Kに設けられたト
ナー濃度検知センサ139Kよりの信号を受けて、出力
部206例えば画像形成プロセス制御或いは装置本体の
カウンタ、各種モータ、クラッチ、ソレノイド等の制御
機器のon,off制御を行う。
【0039】操作部205よりのコピーボタンによるコ
ピー信号により、カラー画像形成が行われるが、その際
に、カラー画像形成に使用される色毎のコピー数の累積
値、即ち色毎の現像器の使用頻度の値が不揮発性RAM
203に記憶される。現像器の使用頻度の値が、ROM
204に格納されている色毎の各現像器13Y,13
M,13C及び13Kの二成分現像剤の使用耐用回数、
本実施例においては黒色の現像器13Kの使用頻度の値
が黒色の二成分現像剤の使用耐用回数の値に達すると、
制御部201より現像剤交換信号が操作部205に出力
され操作部205に設けられた、例えばランプや液晶表
示等による現像剤交換シグナルが点灯される。この際、
装置本体のコピー機能が停止される。この点灯タイミン
グは現像剤収納容器内のトナーが空になった時が好まし
い。
【0040】ユーザー或いはサービスマンにより、装置
本体より使用済みの現像剤収納容器21Kが取り外さ
れ、未使用のキャリア収納容器510Kが現像器13K
の上部に装着される。シール部材218Kが取り外され
た状態で、操作部205に設けられた装填ボタンによる
装填信号により制御部201の指令を受けて現像器駆動
モータ及び補給モータが回転、駆動される。不図示の現
像器駆動モータの駆動により現像器13Kに設けられた
現像スリーブ131K、供給ローラ135K、撹拌スク
リュウ136K,137K及び現像剤回収スクリュウ1
38Kがそれぞれ回転される。また不図示の補給モータ
の回転により歯車214Kの駆動を受けてキャリア補給
ローラ513Kが回転される。
【0041】キャリア収納容器510Kのキャリア収納
部212Kから未使用のキャリアが現像器13K内に注
がれると共に前記実施例にて説明した如く、使用済みの
二成分現像剤が現像器13Kより排出される。キャリア
収納部212Kの全ての未使用のキャリアが現像器13
K内に装填され、キャリア収納部212Kの底部に設け
られた不図示の空検知センサの検知信号により補給モー
タが一時停止される。
【0042】次に現像剤収納容器21Kが装填され、操
作部205に設けられた装填ボタンによる装填信号によ
り制御部201の指令を受けて再度補給モータが回転さ
れると、現像剤収納容器21Kのトナー補給ローラ21
3Kの回転によりトナー収納部211Kから未使用のト
ナーが現像器13K内に注がれ、キャリアと撹拌、混合
される。トナー濃度検知センサ139Kにより検知され
るトナー濃度が制御部201のROM204内に格納さ
れている色毎に設定されたトナー濃度基準値、この場合
黒色の二成分現像剤のトナー濃度基準値に達すると、制
御部201の指令を受けて現像器駆動モータ及び補給モ
ータの回転が停止されると共に、操作部205のコピー
可能シグナルが点灯され、カラー画像形成装置がコピー
可能の状態とされる。
【0043】未使用の二成分現像剤が装填されてから、
二成分現像剤が使用耐用回数の値に達する間の、通常の
コピー時においては、トナー濃度検知センサ139によ
り検知されるトナー濃度に応じて補給モータが回転、駆
動され、トナー補給ローラ213Kが回転されてトナー
補給が行われる。
【0044】従って、現像器13Y,13M,13C及
び13Kの色毎の二成分現像剤は、常に劣化の無い状態
で使用され、形成されるカラー画像のカラーバランスに
変化が生じること無く良好なカラー画像が得られる。
【0045】なお、ここでキャリア収納容器510K内
のキャリアに予めトナーを混合し所定のトナー濃度の現
像剤としておくこともできる。この場合は先のトナー濃
度調整の工程が省略できる。
【0046】本発明の現像剤供給の第二の実施例を図7
及び図8を用いて説明する。図7は、現像剤供給の機構
及び制御の第二の実施例を示す図であり、図8は、図7
の現像剤格納容器を示す概要図である。現像器について
は、図3にて説明した実施例と同様である。
【0047】現像剤格納容器610Kは、仕切り部材で
ある中板215K,216Kとによって仕切られ、上部
に黒色のトナーが収納されるトナー収納部211Kと下
部にキャリアが収納されるキャリア収納部212Kとが
設けられ、中板215K,216Kに挟まれてトナー補
給ローラ213Kが設けられる。トナー補給ローラ21
3Kは、両端が現像剤格納容器610Kの側壁に軸支さ
れ片側に設けられた歯車214Kによって回転される。
キャリアが装填された状態で現像剤格納容器610Kの
下部の供給開口部217Kがシール部材218Kによっ
てシールされる。トナーが上部より装填された後、上部
が密閉される。
【0048】カラー画像形成装置の装置本体に設けられ
た制御部201はCPU202、不揮発性RAM203
及びROM204よりなり、操作部205よりの入力信
号或いは各種センサ例えば現像器13Kに設けられたト
ナー濃度検知センサ139Kよりの信号を受けて、出力
部206例えば画像形成プロセス制御或いは装置本体の
カウンタ、各種モータ、クラッチ、ソレノイド等の制御
機器のon,off制御を行う。
【0049】操作部205よりのコピーボタンによるコ
ピー信号により、カラー画像形成が行われるが、その際
に、カラー画像形成に使用される色毎のコピー数の累積
値、即ち色毎の現像器の使用頻度の値が不揮発性RAM
203に記憶される。現像器の使用頻度の値が、ROM
204に格納されている色毎の各現像器13Y,13
M,13C及び13Kの二成分現像剤の使用耐用回数、
本実施例においては、例えば黒色の現像器13Kの使用
頻度の値が黒色の二成分現像剤の使用耐用回数の値に達
すると、制御部201より現像剤交換信号が操作部20
5に出力され操作部205に設けられた、例えばランプ
や液晶表示等による現像剤交換シグナルが点灯される。
この際、装置本体のコピー機能が停止される。この点灯
タイミングは現像剤格納容器610Kのトナーが空にな
った時が好ましい。
【0050】ユーザー或いはサービスマンにより、装置
本体より使用済みの現像剤格納容器610Kが取り外さ
れ、未使用の現像剤格納容器610Kが現像器13Kの
上部に装着される。シール部材218Kが取り外された
状態で、操作部205に設けられた装填ボタンによる装
填信号により制御部201の指令を受けて現像器駆動モ
ータ及び補給モータが回転、駆動される。不図示の現像
器駆動モータの駆動により現像器13Kに設けられた現
像スリーブ131K、供給ローラ135K、撹拌スクリ
ュウ136K,137K及び現像剤回収スクリュウ13
8Kがそれぞれ回転される。また不図示の補給モータの
回転により歯車214Kの駆動を受けてトナー補給ロー
ラ213Kが回転される。
【0051】現像剤格納容器610Kのキャリア収納部
212Kから未使用のキャリアが現像器13K内に注が
れると共に前記実施例にて説明した如く、使用済みの二
成分現像剤が現像器13Kより排出される。キャリア収
納部212Kの全ての未使用のキャリアが現像器13K
内に装填された後も、トナー補給ローラ213Kの回転
によりトナー収納部211Kから未使用のトナーが現像
器13K内に注がれ、キャリアと撹拌、混合される。ト
ナー濃度検知センサ139Kにより検知されるトナー濃
度が制御部201のROM204内に格納されている色
毎に設定されたトナー濃度基準値、この場合黒色の二成
分現像剤のトナー濃度基準値に達すると、制御部201
の指令を受けて現像器駆動モータ及び補給モータの回転
が停止されると共に、操作部205のコピー可能シグナ
ルが点灯され、カラー画像形成装置がコピー可能の状態
とされる。
【0052】未使用の二成分現像剤が装填されてから、
二成分現像剤が使用耐用回数の値に達する間の、通常の
コピー時においては、トナー濃度検知センサ139によ
り検知されるトナー濃度に応じて補給モータが回転、駆
動され、トナー補給ローラ213Kが回転されてトナー
補給が行われる。
【0053】従って、現像器13Y,13M,13C及
び13Kの色毎の二成分現像剤は、常に劣化の無い状態
で使用され、形成されるカラー画像のカラーバランスに
変化が生じること無く良好なカラー画像が得られる。
【0054】なお、ここで現像剤収格納器中のキャリア
に予めトナーを混合し、所定のトナー濃度の現像剤とし
ておくこともできる。この場合は、トナー濃度調整の工
程が不要である。
【0055】本発明の現像剤供給の第三の実施例を図9
及び図10を用いて説明する。図9は、現像剤供給の機
構及び制御の第三の実施例を示す図であり、図10は、
図9の現像剤格納容器を示す概要図である。現像器につ
いては、図3にて説明した実施例と同様である。
【0056】現像剤格納容器410Kは、仕切り部材で
あるシール419Kによって仕切られ、上部にキャリア
が収納されるキャリア収納部212Kと下部に黒色のト
ナーが収納されるトナー収納部211Kとが設けられ、
底板415K,416Kに挟まれて現像剤補給ローラ4
13Kが設けられる。現像剤補給ローラ413Kは、両
端が現像剤格納容器410Kの側壁に軸支され片側に設
けられた歯車214Kによって回転される。現像剤格納
容器410Kの下部の供給開口部217Kがシール部材
218Kによってシールされる。仕切り部材であるシー
ル419Kを挟んでトナー及びキャリアが装填された状
態で、上部が密閉される。
【0057】カラー画像形成装置の装置本体に設けられ
た制御部201はCPU202、不揮発性RAM203
及びROM204よりなり、操作部205よりの入力信
号或いは各種センサ例えば現像器13Kに設けられたト
ナー濃度検知センサ139Kや現像剤格納容器410K
に設けられた残量検知センサ420Kよりの信号を受け
て、出力部206例えば画像形成プロセス制御或いは装
置本体のカウンタ、各種モータ、クラッチ、ソレノイド
等の制御機器のon,off制御を行う。
【0058】カラー画像形成装置の使用にあたって、ユ
ーザー或いはサービスマンにより、現像剤格納容器41
0Kが現像器13Kの上部に装着されるが、事前に仕切
り部材であるシール419Kを引き抜き、現像剤格納容
器410Kを振って内部のトナーとキャリアとを良く混
合させ、後述する現像器13K内の二成分現像剤のトナ
ー濃度上限基準値よりもやや高めに設定される一定のト
ナー濃度の未使用の二成分現像剤とされた状態で現像剤
格納容器410Kの下部の供給開口部217Kを覆うシ
ール部材218Kを剥がして現像器13Kに装着され
る。
【0059】操作部205に設けられた装填ボタンによ
る装填信号により制御部201の指令を受けて現像器駆
動モータ及び補給モータが回転、駆動される。不図示の
補給モータの回転により歯車214Kの駆動を受けて現
像剤補給ローラ413Kが回転され未使用の二成分現像
剤が現像器13K内に送り込まれる。また不図示の現像
器駆動モータの駆動により現像器13Kに設けられた現
像スリーブ131K、供給ローラ135K、撹拌スクリ
ュウ136K,137K及び現像剤回収スクリュウ13
8Kがそれぞれ回転され未使用の二成分現像剤が現像器
13K内に現像可能に装填される。一定時間後に現像器
13K内への未使用の二成分現像剤の装填が完了され、
制御部201の指令を受けて現像器駆動モータ及び補給
モータの回転が停止されると共に、操作部205のコピ
ー可能シグナルが点灯されカラー画像形成装置がコピー
可能の状態とされる。
【0060】操作部205よりのコピーボタンによるコ
ピー信号により、カラー画像形成が行われるが、その際
に、カラー画像形成に使用される色毎のコピーの差によ
って消費されるトナーが異なり色毎の現像器13Y,1
3M,13C及び13Kのトナー濃度が変わってくる。
本実施例においては黒色の現像器13Kに設けられたト
ナー濃度検知センサ139Kにより検知されるトナー濃
度が制御部201のROM204内に格納されているト
ナー濃度下限基準値に達すると、制御部201の指令を
受けて現像器駆動モータ及び補給モータが回転され現像
剤格納容器410Kより未使用の二成分現像剤が現像器
13K内に供給されると共に、前記実施例にて説明した
如く、使用済みの二成分現像剤が現像器13Kより排出
される。
【0061】トナー濃度検知センサ139Kにより検知
されるトナー濃度が制御部201のROM204内に格
納されているトナー濃度上限基準値に達すると、制御部
201の指令を受けて現像器駆動モータ及び補給モータ
の回転が停止される。
【0062】現像剤格納容器410Kに設けられた残量
検知センサ420Kにより現像剤格納容器410K内の
未使用の二成分現像剤が空になったことが検知される
と、制御部201より現像剤交換信号が操作部205に
出力され操作部205に設けられた、例えばランプや液
晶表示等による現像剤交換シグナルが点灯される。この
際、装置本体のコピー機能が停止される。この点灯タイ
ミングは、現像剤格納容器の二成分現像剤が空になった
時が好ましい。
【0063】ユーザー或いはサービスマンにより、装置
本体より使用済みの現像剤格納容器410Kが取り外さ
れ、前述の如くにして未使用のトナーのみが収納された
現像剤収納容器21Kが現像器13Kの上部に装着され
ると操作部205のコピー可能シグナルが点灯されカラ
ー画像形成装置がコピー可能な状態とされる。
【0064】従って、上述の如く現像器13Y,13
M,13C及び13Kの色毎の二成分現像剤は、常に劣
化の無い状態で使用され、形成されるカラー画像のカラ
ーバランスに変化が生じること無く良好なカラー画像が
得られる。
【0065】なお、現像剤格納容器410Kは、トナー
のみの現像剤収納容器21Kと異なって現像剤寿命に応
じて交換して使用したが、図8、図10を用いた実施例
で示した様な,トナーとキャリアとを共に収納した現像
剤格納容器610K,410Kを用いて、トナーが空に
なった毎に現像剤格納容器を換えてキャリアを供給でき
る機構とすることにより、取り扱いが容易となる。
【0066】図11は、本発明の他のカラー画像形成装
置への適用例を示したもので、図1にて説明した部材と
同様な機能、構造の部材には同一の符号を付した。
【0067】図11(A)は、像形成体として感光体ベ
ルト10aを用い、不図示の1つの露光光学系12aと
1つのスコロトロン帯電器11aにて潜像形成を行うも
ので、1つの像形成体を複数回回転して各色毎の帯電、
像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する
カラー画像形成装置に、図11(B)は、画像形成が必
要な色と同数の感光体、帯電器、現像器等を備え、それ
ぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転写体等に重ね
合わせてカラー画像とするカラー画像形成装置にそれぞ
れ適用したものであり、現像剤収納容器21Y,21
M,21C,21K、現像器13Y,13M,13C,
13K及び現像剤回収容器31は上記実施例にて説明し
たと同様な機能、構造を有する。図11(A)の場合、
一点鎖線にて示す転写ドラム51を用いたカラー画像形
成装置とすることも可能である。
【0068】
【発明の効果】請求項1〜3によれば、複数の現像器か
らの使用済みの二成分現像剤及び廃トナーの全てを1カ
所に回収することにより廃棄回数の減少によるメンテの
効率化、廃トナー回収量及び現像剤回収量がトナー消費
量に比例することによる回収容器のコンパクト化、従っ
てカラー画像形成装置本体の小型化等がなされたカラー
画像形成装置が提供される。
【0069】請求項4〜6によれば、カラー画像形成装
置に用いられた複数の現像器にて使用される二成分現像
剤の劣化された現像剤や廃トナーを効率良く交換、回収
し、未使用のトナーや二成分現像剤を供給して、色毎の
複数の現像器の使用頻度の相違による二成分現像剤の不
均一の劣化やトナー濃度の差によるカラーバランスの相
違を防止し現像器に使用される色毎の二成分現像剤が、
常に劣化の無い状態で使用され、形成されるカラー画像
のカラーバランスに変化が生じること無く良好なカラー
画像が得られるカラー画像形成装置の提供が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
断面構成図である。
【図2】現像剤回収の一実施例を示す要部図である。
【図3】現像器の断面を示す図である。
【図4】現像剤回収の他の実施例を示す要部図である。
【図5】現像剤供給の機構及び制御の一実施例を示す図
である。
【図6】図5のキャリア収納容器と現像剤収納容器を示
す概要図である。
【図7】現像剤供給の機構及び制御の第二の実施例を示
す図である。
【図8】図7の現像剤格納容器を示す概要図である。
【図9】現像剤供給の機構及び制御の第三の実施例を示
す図である。
【図10】図9の現像剤格納容器を示す概要図である。
【図11】本発明の他のカラー画像形成装置への適用例
を示した図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 13Y,13M,13C,13K 現像器 19 クリーニング装置 19d トナー搬送パイプ 21Y,21M,21C,21K 現像剤収納容器 31,32 現像剤回収容器 138Y,138M,138C,138K 現像剤回収
スクリュウ 141Y,141M,141C,141K 現像剤搬送
パイプ 311 廃トナー回収部 312 現像剤回収部 410Y,410M,410C,410K,610Y,
610M,610C,610K 現像剤格納容器 510Y,510M,510C,510K キャリア収
納容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/09 G03G 15/09 Z 21/10 21/00 326

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアとより成る二成分現像
    剤を用いる複数の現像器と像形成体上の残留トナーをク
    リーニングするクリーニング装置とを有するカラー画像
    形成装置において、前記複数の現像器の各々より排出さ
    れる使用済みの二成分現像剤と前記クリーニング装置よ
    り排出される廃トナーとを回収する現像剤回収容器を備
    えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の現像器の二成分現像剤の各々
    の使用回数に応じて使用済みの二成分現像剤が前記現像
    器より排出され、未使用のキャリアが対応する現像器に
    供給されることを特徴とする請求項1に記載のカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の現像器の各々のトナー供給に
    応じて使用済みの二成分現像剤が前記現像器より排出さ
    れ、未使用のキャリアが対応する現像器に供給されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 トナーとキャリアとより成る二成分現像
    剤を用いる複数の現像器と前記複数の現像器の各々より
    排出される使用済みの二成分現像剤を回収する現像剤回
    収容器とを備えたカラー画像形成装置において、キャリ
    アを収納するキャリア収納容器と各々の前記現像器に対
    しトナーを供給する現像剤収納容器とを設け、前記キャ
    リア収納容器と前記現像剤収納容器とが互いに交換可能
    に設けられ、前記複数の現像器に収納された二成分現像
    剤の各々の所定使用回数に応じて、使用済みの二成分現
    像剤が前記現像器より前記現像剤回収容器に排出され、
    前記キャリア収納容器から未使用のキャリアが対応する
    前記現像器に供給され、コピー時においては前記現像剤
    収納容器から未使用のトナーが対応する前記現像器に供
    給されることを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 トナーとキャリアとより成る二成分現像
    剤を用いる複数の現像器と前記複数の現像器の各々より
    排出される使用済みの二成分現像剤を回収する現像剤回
    収容器とを備えたカラー画像形成装置において、トナー
    とキャリアとが個別に収納された各々の現像剤格納容器
    が前記各々の現像器に着脱可能に設けられ、使用済みの
    二成分現像剤が前記現像器より前記現像剤回収容器への
    排出されることによって、未使用の現像剤が前記現像剤
    格納容器より対応する前記現像器に供給され、コピー時
    においては前記現像剤格納容器から未使用のトナーが対
    応する前記現像器に供給されることを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤格納容器より未使用のキャリ
    アがトナー供給前に前記現像器に先に供給されることを
    特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成装置。
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