JPH096083A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH096083A
JPH096083A JP7147735A JP14773595A JPH096083A JP H096083 A JPH096083 A JP H096083A JP 7147735 A JP7147735 A JP 7147735A JP 14773595 A JP14773595 A JP 14773595A JP H096083 A JPH096083 A JP H096083A
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JP
Japan
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image forming
image
forming body
belt
roller
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JP7147735A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の省スペース化、コンパクト化が図ら
れ、且つ装置のコンパクト化に伴った給排紙部の配置が
図られたカラー画像形成装置の提供を目的とし、且つ各
機材相互間の位置精度が保たれ良好なカラー画像の得ら
れるカラー画像形成装置の提供を目的としたものであ
る。 【構成】 像形成体をベルト状とし、ベルト状の像形成
体を上下のローラに張架して縦型に配設し、縦型に配設
された像形成体の一方の側に像形成体の幅方向に複数組
みの現像器を上下に並設し、他方の側に像形成体に沿っ
て排紙部を配設したことを特徴とするカラー画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、F
AX等の画像形成装置で、像形成体の周面に帯電手段、
像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う電子写
真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周面に複
数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成
体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像を必要な色と同数の像形成体としての感
光体、帯電器、現像器等を備え、それぞれ感光体に形成
した単色のトナー像を転写体等に重ね合わせてカラー画
像とするカラー画像形成装置や、1つの感光体を複数回
回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返し
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置、あるい
は、同じく1つの感光体の一回転以内に各色毎の帯電、
像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形成する
カラー画像形成装置等が知られている。
【0003】しかし、1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像
を形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可
能とするものの、感光体の一周内に帯電器、像露光手段
と現像器を複数組配設する必要があること、像露光を行
う光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画
質を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段
と現像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的
に感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う矛
盾がある。この欠点を避ける目的から、感光体の基体を
透明体の素材によって形成し、その内部に複数の像露光
手段を収容して、画像を前記の基体を通してその外周に
形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば、特開
平5−307307号公報によって提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
提案による装置は円筒状の像形成体に対し内部に像露光
手段、外側に帯電器、現像器を数多く配置するために構
造が複雑化する。特に、円筒状の像形成体に対して周囲
に複数の現像器を配設し、像形成体と現像器との相互間
の位置精度を保とうとすると、必然的に像形成体の径を
小さくすることに限界が生じ、装置の大型化が免れな
い。また、現像器や像形成体や像露光手段の着脱操作が
煩雑になり取り扱い性が悪い。また各機材相互間の位置
精度を保つのも難しいと云う難点を抱えている。
【0005】本発明は上記の問題点を解決して改良した
結果、装置の省スペース化、コンパクト化が図られ、且
つ装置のコンパクト化に伴った給排紙部の配置が図られ
たカラー画像形成装置の提供を目的とし、且つ各機材相
互間の位置精度が保たれ良好なカラー画像の得られるカ
ラー画像形成装置の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、潜像を形成
する像形成体の外側に帯電手段と現像手段と、内側に像
露光手段とをそれぞれ複数組み配設し、前記帯電手段に
よって前記像形成体を帯電させ、前記像露光手段によっ
て前記像形成体を像露光をさせ、前記現像手段による現
像によって前記像形成体上にトナー像を形成することを
繰り返すことにより、前記像形成体上に前記トナー像を
重ね合わせて画像形成した後、転写手段により転写材に
一括転写を行なうカラー画像形成装置において、前記像
形成体をベルト状とし、前記ベルト状の像形成体を上下
のローラに張架して縦型に配設し、前記縦型に配設され
た前記像形成体の一方の側に前記像形成体の幅方向に前
記複数組みの現像器を上下に並設し、他方の側に前記像
形成体に沿って排紙部を配設したことを特徴とするカラ
ー画像形成装置によって達成される。
【0007】
【実施例】本発明を構成するカラー画像形成装置の一実
施例の画像形成プロセスおよび各機構について、図1に
示すカラー画像形成装置及び図2に示すベルト感光体ユ
ニットを用いて説明する。図1は、本発明の一実施例を
示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、
カラー画像形成装置に用いられるベルト感光体ユニット
の一実施例を示す図である。本発明のカラー画像形成装
置は、像形成体であるベルト感光体の基体が透明の素材
によって形成され、該透明基体の外周面に感光体層が設
けられたベルト感光体を用い、ベルト感光体が上下のロ
ーラに張架されて縦型に配設され、ベルト感光体に対し
内部に像露光手段が、また外側に帯電器、現像器、転写
器、クリーニング装置等の画像形成プロセス手段が配置
された構造である。
【0008】像形成体であるベルト感光体10は、例え
ば、内側に透明ポリイミド樹脂等によって形成されるエ
ンドレスのベルト状の基体を設け、該基体の外周に透明
導電層,a−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の
感光体層をベルト上に形成したものであり、ベルト感光
体10の透明基体を内面とし駆動ローラ1、従動ローラ
2,3、テンションローラ4及び駆動ローラ1と従動ロ
ーラ2との間に設けられた支持部材50に張架されて縦
型に配置される。帯電、露光、現像プロセスが行われる
ベルト感光体10が内面を支持部材50に押圧された状
態で時計方向に駆動回転される。支持部材50には、露
光光走査用の穴51Y,51M,51C及び51Kが設
けられている。
【0009】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点であるベルト感光体の光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例におけるベルト感光体の透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ポリイ
ミド、フッ素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、などの各種透光性樹脂が使用
可能である。また、透光性導電層としては、インジウム
・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化イン
ジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどから
なる透光性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜法とし
ては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリン
グ法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布法など
が利用される。また、光導電体層としては、アモルファ
スシリコン(a−Si)合金感光層、アモルファスセレ
ン合金感光層や、各種有機感光層(OPC)が使用可能
である。
【0010】帯電手段であるスコロトロン帯電器11
Y,11M,11C及び11Kはイエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画
像形成プロセスに用いられ、ベルト感光体10の前述し
た有機感光体層に対し所定の電位に保持された制御グリ
ッドと放電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用
を行い、ベルト感光体10に対し一様な電位を与える。
【0011】像露光手段である露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kは、ベルト感光体10の幅方向に
配列した発光素子をアレイ状に並べた線状のFL(蛍光
体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電),LED(発光ダイオード)や、光シ
ャッタ機能をもつ素子を並べた線状のLISA(光磁気
効果光シャッタアレイ),PLZT(透過性圧電素子シ
ャッタアレイ),LCS(液晶シャッタ)等の露光素子
と、等倍結像素子としてのセルフォックレンズとにより
ユニットとして構成され、ベルト感光体10に内包して
設けられた保持部材20に取り付けられており、別体の
画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信号
がメモリより順次取り出されて露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kにそれぞれ電気信号として入力さ
れる。この実施例で使用される発光素子の発光波長は6
00〜900nmの範囲のものである。
【0012】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた現像手段で
ある現像器13Y,13M,13C及び13Kは、縦型
に配設されたベルト感光体10の一方の側にベルト感光
体10の移動方向と直行してベルト面に平行に複数組み
の現像器13Y,13M,13C及び13Kを上下に配
設され、それぞれベルト感光体10の周面に対し所定の
間隙を保って同方向に回転する現像スリーブ131Y,
131M,131C及び131Kを備えている。
【0013】前記の現像器13Y,13M,13C及び
13Kは、前述したスコロトロン帯電器11Y,11
M,11C及び11Kによる帯電,露光光学系12Y,
12M,12C及び12Kによる像露光によって形成さ
れるベルト感光体10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0014】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0015】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動してベルト感光体10を時計方向へと回転し、
同時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用によりベル
ト感光体10に電位の付与が開始される。
【0016】ベルト感光体10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すな
わちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0017】前記の潜像は現像器13Yにより現像スリ
ーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像されベルト感
光体10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
【0018】次いでベルト感光体10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11
Mの帯電作用により電位を付与され、露光光学系12M
の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対
応する電気信号による露光が行われ、現像器13Mによ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成される。
【0019】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cによって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、またスコロトロン帯電器11K、露光光学系12K
および現像器13Kによって第4の色信号に対応する黒
色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、ベル
ト感光体10の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
【0020】これ等露光光学系12Y,12M,12C
及び12Kによるベルト感光体10の有機感光層に対す
る露光はドラムの内部より前述した透明の基体を透して
行われる。従って第2,第3および第4の色信号に対応
する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響
を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する
画像と同等の静電潜像を形成することが可能となる。な
お露光光学系12Y,12M,12C及び12Kの発熱
によるベルト感光体10内の温度の安定化及び温度上昇
の防止は、保持部材20に熱伝導性の良好な材料を用
い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合はヒートパ
イプを介して外部に放熱する等の措置を講ずることによ
り支障のない程度迄抑制することができる。
【0021】また、各色の補給用の現像剤が補給槽21
Y,21M,21Cおよび21Kより現像器13Y,1
3M,13Cおよび13Kに補給される。現像器13
Y,13M,13C及び13Kによる現像作用に際して
は、それぞれ現像スリーブ131Y,131M,131
C及び131Kに対し直流あるいはさらに交流を加えた
現像バイアスが印加され、現像器の収容する一成分或い
は二成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透
明電導層を接地するベルト感光体10に対してトナーと
同極性の直流バイアスを印加して、露光部にトナーを付
着させる非接触の反転現像が行われるようになってい
る。
【0022】かくして、ベルト感光体10の周面上に形
成されたカラーのトナー像は、転写部において、給紙装
置である給紙カセット15より送り出され、タイミング
ローラ16へ搬送され、タイミングローラ16の駆動に
よって、ベルト感光体10上のトナー像と同期して給紙
される転写材である転写紙Pに、ベルト感光体10の駆
動用の駆動ローラ1の下部に配置された転写器としての
転写ローラ14aにより転写される。また、転写手段で
ある転写ローラ14aはタイミングローラ16によって
転写部に給送される転写紙Pとの同期がとられ、ベルト
感光体10の周方向に転写紙Pの長さ分の転写が行われ
る間のみベルト感光体10に圧接され、転写プロセスが
行われない状態の時はベルト感光体10と離間された状
態が取られるように、不図示の画像形成装置に設けられ
た制御部と転写ローラの圧接解除機構とによって作動さ
れる。
【0023】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、駆動
ローラ1の曲率によりドラム周面より分離されたのち、
搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬送され、定着
装置17において定着ローラ17a及び圧着ローラ17
bとにより加熱・圧着されトナーが転写紙P上に溶着・
定着されて、定着装置17より排出され、排紙搬送ロー
ラ対18aにより搬送されて排紙ローラ18を介して、
ベルト感光体10に対し現像器13Y,13M,13C
及び13Kの配置されたと反対側の側面の背部に設けら
れた排紙部701上に転写紙P上のトナー面を下面にし
て排出される。
【0024】一方、転写紙を分離したベルト感光体10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19a及びクリーニングローラ19bによってベルト感
光体10面を摺擦され残留トナーを除去、清掃されて原
稿画像のトナー像の形成を続行するかもしくは一旦停止
して新たな原稿画像のトナー像の形成にかかる。クリー
ニングブレード19a及びクリーニングローラ19bに
よって掻き落とされた廃トナーは、トナー搬送スクリュ
ウ19c及びトナー搬送パイプ19dを通して、廃トナ
ー容器22へと排出される。クリーニング終了後、クリ
ーニングブレード19a及びクリーニングローラ19b
はベルト感光体10の損傷を防止するために、ベルト感
光体10より離間した状態に保たれる。
【0025】カラー画像が形成された転写紙Pは、装置
本体の上部に設けられた開口部70より取り出される。
また、排紙経路でのジャム時には排紙搬送ローラ対18
a及び排紙ローラ18が一体に取り付けられた図1左側
の扉9aを開いて処理が行われる。扉9aの開口に応じ
て不図示の圧着解除機構により定着ローラ17aと圧着
ローラ17bとの圧着が解除され定着部でのジャムが処
理される。
【0026】イエロー(Y)の画像形成が行われるため
のスコロトロン帯電器11Y、現像器13Y及び補給槽
21Yが一体として現像器ユニット130Yとして設け
られる。他のマゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)についても同様にスコロトロン帯電器11M,1
1C,11K、現像器13M,13C,13K及び補給
槽21M,21C,21Kがそれぞれ一体として現像器
ユニット130M,130C及び130Kとしてそれぞ
れ設けられる。
【0027】メンテ、交換に際して、現像器ユニット1
30Y,130M,130C及び130Kが、図1の右
側に設けられた現像器ユニット着脱用の開閉扉8Y,8
M,8C及び8Kを開口して着脱され、スコロトロン帯
電器の清掃、交換や現像器のメンテ、交換や補給槽への
現像剤の補給が行われる。
【0028】ベルト感光体及び露光光学系のメンテ、交
換に際しては、図1に点線にて示すベルト感光体ユニッ
ト100が、各現像器13Y,13M,13C及び13
Kとスコロトロン帯電器11Y,11M,11C及び1
1Kとが図1の右側方にそれぞれ退避されてから不図示
の図正面の開閉蓋を開口して手前に取り出される。この
際トナー搬送パイプ19dに設けられた廃トナー容器2
2との不図示の結合部が切り離される。
【0029】ベルト感光体ユニット100には、筺体1
01が設けられ、筺体101の内部に、駆動ローラ1、
従動ローラ2,3及びテンションローラ4が固定されて
設けられ、各ローラにベルト感光体10が張架されてい
る。ベルト感光体10の外側にクリーニング装置19
が、内側にベルト感光体10を支持する支持部材50が
それぞれ筺体101の内部に固定されており、更にベル
ト感光体10に内包された状態で保持部材20に固定さ
れた露光光学系12Y,12M,12C,及び12Kが
支持部材50に設けられた露光用の穴51Y,51M,
51C及び51Kと対峙して取り付けられる。また筺体
101の外部には、駆動ローラ1に結合し画像形成装置
の本体に設けられた不図示の駆動モータよりの駆動を受
けて回動される歯車G1が設けられる。
【0030】更に、筺体101には現像器13Y,13
M,13C及び13K、スコロトロン帯電器11Y,1
1M,11C及び11Kの接合用の穴103、転写ロー
ラ14a作動用の逃げ穴104及び露光光学系12Y,
12M,12C及び12Kが固定された保持部材20の
着脱用の穴102が設けられている。保持部材20が筺
体101に装着されると不図示の係止部材によって係止
される。
【0031】露光光学系12Y,12M,12C及び1
2Kが固定された保持部材20が筺体101の穴102
により着脱される際には、保持部材20に設けられた穴
210,220が筺体101に設けられた支柱105,
106にそれぞれ嵌合されて着脱され、露光光学系12
Y,12M,12C及び12Kと支持部材50に張架さ
れたベルト感光体10とが位置出しされる。
【0032】本発明を構成するカラー画像形成装置の他
の実施例を図3及び図4を用いて説明する。図3は、本
発明の他の実施例を示すカラー画像形成装置の断面構成
図であり、図4は、図3の装置本体の上部部分を開放し
た状態の図である。本実施例のカラー画像形成装置は、
図1にて説明した画像形成プロセスと同一のプロセスに
より画像形成が行われるが、上部に給紙装置、転写器、
定着装置が設けられたもので、転写部における転写紙の
移動方向に合わせて、ベルト感光体の回転が反時計方向
に回転されるので、ベルト感光体に並列に設けられた現
像器、帯電器や露光光学系等の画像形成プロセス手段は
下部よりY,M,C,Kの順で配置される。図1にて示
した部材と同一の機能、構造を有する部材には同一の符
号を付した。
【0033】像形成体であるベルト感光体10は、ベル
ト感光体10の透明基体を内面とし上部に駆動ローラ
1、下部に従動ローラ2、中間の従動ローラ3、テンシ
ョンローラ4及び駆動ローラ1と従動ローラ2との間に
設けられた支持部材50に張架されて縦型に配置され
る。帯電、露光、現像プロセスが行われるベルト感光体
10が内面を支持部材50に押圧された状態で反時計方
向に駆動回転される。前記実施例と同様な部材及び手段
によりカラー画像形成プロセスが行われる。
【0034】ベルト感光体10の周面上に形成されたカ
ラーのトナー像は、転写部において、カラー画像形成装
置本体の上部に設けられた給紙装置である給紙カセット
15より送り出され、タイミングローラ16へ搬送さ
れ、タイミングローラ16の駆動によって、ベルト感光
体10上のトナー像と同期して給紙される転写材である
転写紙Pに、ベルト感光体10の駆動ローラ1の上部に
配置された転写器としての転写ローラ14aにより転写
される。また、転写ローラ14aはタイミングローラ1
6によって転写部に給送される転写紙Pとの同期がとら
れ、ベルト感光体10の周方向に転写紙Pの長さ分の転
写が行われる間のみベルト感光体10に圧接され、転写
プロセスが行われない状態の時はベルト感光体10と離
間された状態が取られるように、不図示の画像形成装置
に設けられた制御部と転写ローラの圧接解除機構とによ
って作動される。
【0035】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、駆動
ローラ1の曲率によりドラム周面より分離されたのち、
トナー像を下面としてベルト帯電器14bにより帯電さ
れた搬送ベルト14eに吸着されて搬送され、搬送部の
分離爪14gにより分離されて定着装置17へ搬送さ
れ、更に定着装置17において定着ローラ17a及び圧
着ローラ17bとにより加熱・圧着され、トナーが転写
紙P上に溶着・定着されて、定着装置17より排出され
る。トナーが定着された転写紙Pが排紙ローラ18を介
して、ベルト感光体10に対し現像器13Y,13M,
13C及び13Kの配置されたと反対側の側面の背部に
設けられた排紙部702上に転写紙P上のトナー面を下
面とし画像先端部を下にして排出される。カラー画像が
形成された転写紙Pは、排紙部702が一体に取り付け
られた図3左側の扉9bを開いて開口部71より取り出
される。
【0036】また、切り替え手段、例えば不図示の操作
部よりの操作ボタン、操作パネルの選択により制御部及
び機構部材を介して定着装置17の出口に設けられた排
紙経路切り替え部材18cの切り替えにより、排紙経路
切り替え部材18cが点線で示す位置に切り替えられる
と、トナーが定着された転写紙Pが排紙ローラ18dを
介して、給紙カセット15の後端に設けられた排紙部7
03上に転写紙P上のトナー面を下面とし画像先端部を
上にして排出される。
【0037】イエロー(Y)の画像形成が行われるため
の現像器13Y及び補給槽21Yが一体とされた現像器
ユニット140Yが設けられる。他のマゼンタ(M),
シアン(C)および黒色(K)についても同様に現像器
13M,13C,13K及び補給槽21M,21C,2
1Kがそれぞれ一体とされて現像器ユニット140M,
140C及び140Kがそれぞれ設けられる。
【0038】メンテ、交換に際して、現像器ユニット1
40Y,140M,140C及び140Kが、図3の右
側に設けられた不図示の現像器ユニット着脱用の開閉扉
を開口して着脱され、現像器のメンテ、交換や補給槽へ
の現像剤の補給が行われる。また、スコロトロン帯電器
の清掃、交換も開閉扉を開口して行われる。
【0039】ベルト感光体及び露光光学系のメンテ、交
換に際しては、各現像器13Y,13M,13C及び1
3Kとスコロトロン帯電器11Y,11M,11C及び
11Kとが図示4の右側方にそれぞれ退避されてから、
給紙カセット15、給紙搬送部16a,16b、タイミ
ングローラ16、転写ローラ14a、搬送ベルト14e
及び定着装置の圧着ローラ17b等を含む装置の上部部
分72が、上部に圧着ローラ17b、下部に定着ローラ
17aとして定着装置17が分割された状態で開口さ
れ、図4に点線にて示すベルト感光体ユニット200が
上方に取り出される。給紙搬送部16b、タイミングロ
ーラ16、転写ローラ14a、搬送ベルト14e及び定
着装置の圧着ローラ17b側にて構成される水平な転写
紙搬送系73が開口されるのでジャム処理が容易であ
る。
【0040】ベルト感光体ユニット200におけるベル
ト感光体10と露光光学系12Y,12M,12C及び
12Kが固定された保持部材20との結合は図2に示す
前記実施例で説明したものと同様である。
【0041】ジャム時には、給紙カセット15、給紙搬
送部、転写ローラ14a、搬送ベルト14e及び定着装
置の圧着ローラ17b等を含む装置の上部部分71が、
上部に圧着ローラ17b、下部に定着ローラ17aとし
て定着装置17が分割された状態で開口されジャム処理
が行われる。
【0042】更に、上記の何れの実施例においても、支
持部材50にベルト感光体10が常に密着するように支
持部材50のベルト感光体10の走行方向と平行な断面
が凸状であり、凸部にベルト感光体10が接しているこ
とが好ましい。
【0043】
【発明の効果】請求項1〜3によれば、像形成体の裏面
より像露光が行われるカラー画像形成装置において、立
体的空間の利用により、従来よりも更に装置の設置面積
を小さくし省スペース化とコンパクト化が図られたカラ
ー画像形成装置の提供が可能となり、また像形成体と複
数の現像器とのそれぞれの相互間の位置精度が一定に保
たれると共に、現像器の交換や現像剤の補給の容易なカ
ラー画像形成装置の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
断面構成図である。
【図2】カラー画像形成装置に用いられるベルト感光体
ユニットの一実施例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すカラー画像形成装置
の断面構成図である。
【図4】図3の装置本体の上部部分を開放した状態の図
である。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2,3 従動ローラ 4 テンションローラ 10 ベルト感光体 12Y,12M,12C,12K 露光光学系 13Y,13M,13C,13K 現像器 14a 転写ローラ 15 給紙カセット 17 定着装置 20 保持部材 50 支持部材 100,200 ベルト感光体ユニット 701,702,703 排紙部 P 転写紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を形成する像形成体の外側に帯電手
    段と現像手段と、内側に像露光手段とをそれぞれ複数組
    み配設し、前記帯電手段によって前記像形成体を帯電さ
    せ、前記像露光手段によって前記像形成体を像露光をさ
    せ、前記現像手段による現像によって前記像形成体上に
    トナー像を形成することを繰り返すことにより、前記像
    形成体上に前記トナー像を重ね合わせて画像形成した
    後、転写手段により転写材に一括転写を行なうカラー画
    像形成装置において、前記像形成体をベルト状とし、前
    記ベルト状の像形成体を上下のローラに張架して縦型に
    配設し、前記縦型に配設された前記像形成体の一方の側
    に前記像形成体の幅方向に前記複数組みの現像器を上下
    に並設し、他方の側に前記像形成体に沿って排紙部を配
    設したことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記カラー画像形成装置の下部に前記転
    写材を収納する給紙装置とトナー像を定着する定着装置
    とを設け、前記像形成体を張架する前記下ローラの下部
    に設けられた前記転写手段により、前記給紙装置より給
    送された前記転写材に前記重ね合わせトナー像を転写
    し、前記定着装置にて前記転写材に転写されたトナー像
    を定着した後、前記トナー像を下面にして前記転写材が
    前記排紙部に排出されることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カラー画像形成装置の上部に前記転
    写材を収納する給紙装置とトナー像を定着する定着装置
    とを設け、前記像形成体を張架する前記上ローラの上部
    に設けられた前記転写手段により、前記給紙装置より給
    送された前記転写材に前記重ね合わせトナー像を転写
    し、前記定着装置にて前記転写材に転写されたトナー像
    を定着した後、前記トナー像を下面にして前記転写材が
    前記排紙部に排出されることを特徴とする請求項1に記
    載のカラー画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6522861B2 (en) 2000-06-21 2003-02-18 Konica Corporation Color image forming apparatus
US6798430B2 (en) * 2000-06-14 2004-09-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tandem type color image forming device having a plurality of process cartridges arrayed in running direction of intermediate image transfer member
JP2006251736A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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