JPH082861A - 非常用エレベータの戸の制御装置 - Google Patents

非常用エレベータの戸の制御装置

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JPH082861A
JPH082861A JP14040794A JP14040794A JPH082861A JP H082861 A JPH082861 A JP H082861A JP 14040794 A JP14040794 A JP 14040794A JP 14040794 A JP14040794 A JP 14040794A JP H082861 A JPH082861 A JP H082861A
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JP
Japan
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door
relay
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button
fire
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Pending
Application number
JP14040794A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Goko
洋 郷古
Shunichiro Hayase
俊一郎 早瀬
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH082861A publication Critical patent/JPH082861A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常用エレベータを消防運転モードにしたと
き、戸開釦あるいは戸閉釦を押し続けている間だけ、戸
の開閉動作を行なわせ、火炎による災害を未然に防止す
る非常用エレベータの戸の制御装置の提供。 【構成】 消防運転モード時、戸開釦CBaを押し続け
ると、リレー12が付勢され、接点12aが閉じ、リレ
ー22が付勢され、戸は開き始める。このとき、戸開釦
CBaを離すと、リレー12が消勢し、接点12aが開
き、リレー22が消勢し、戸はただちに停止する。次
に、戸閉釦CBaを押すと、リレー11、リレー20、
リレー21が付勢され、戸は閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非常用エレベータの戸の
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルには、火災が発生した場合に備え
て、消防士が消火あるいは救出活動するための非常用エ
レベータが設置されている。
【0003】この非常用エレベータは、社団法人日本エ
レベータ協会の日本エレベータ標準集JEAS−C40
1(標改63−3)に記載のように、乗場あるいは管理
室に設けられた呼び戻しスイッチを操作すると、特定階
にたとえば1階に帰着し、待機している。
【0004】そこで、消防士がかごに乗り込み、このか
ごに設けられている一次消防スイッチを投入すると、エ
レベータは消防運転に切り換わる。そして、消防士は目
的階のかご呼び釦をかごが起動するまで押し続けると、
かごは目的階へ向かって出発し、目的階に到着すると、
自動的に戸が開き、待機する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術において、目的階で火災が発生してすでに火炎がエレ
ベータの乗場まで回っている場合、自動的に戸が全開す
ると、火炎がかご内に入り込み非常に危険であるという
問題があった。
【0006】本発明は上記の欠点に鑑みて、消防運転モ
ード時において、かごが目的階に到着したとき、かご内
にいる消防士が火炎による被害を未然に防止することが
できる非常用エレベータの戸の制御装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、消防運転モ
ードを備えた非常用エレベータの戸の制御装置におい
て、前記非常用エレベータが消防運転モードにて目的階
に到着したとき、戸開釦を操作し続けている間だけ戸開
動作を有効とする手段と、戸閉釦を操作すると、ただち
に戸閉動作を有効とする手段を備えることにより達成さ
れる。
【0008】
【作用】本発明によれば、ビルの任意の階で、火災が発
生したので、消防士が待機階より非常用エレベータに乗
ってその火災階に到着したとする。このとき、このまま
では戸は開かない。そこで、消防士が、戸開釦を短時間
押し続けると、戸は少し開く。このとき、消防士は戸の
隙間から乗場の様子を見て、異常がなければ、さらに戸
開釦を押し続けて、戸を開き、異常が発生しているとき
には、たとえば火炎が回っているときには、ただちに戸
開釦を離し、戸閉釦を押して、戸を閉めることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
用いて、説明する。
【0010】図2は非常用エレベータのかご内の運転盤
の正面図である。図2において、1は運転盤で、運転盤
1には、消防運転を行なうための一次消防スイッチE1
B、二次消防スイッチE2B、戸を手動で開あるいは閉
動作させる戸開釦OBおよび戸閉釦CB、かごの行先階
を登録する1階〜5階のかご呼び釦1C〜5C、かごの
行先方向を表示する上昇および下降用表示灯6Uおよび
6Dと管理室等に通報する非常釦7等が設けられてい
る。
【0011】図1は本発明になる非常用エレベータの戸
の制御装置の一実施例になる電気結線図である。図1に
おいて、P、Nは直流電源端子、CBaは戸閉釦CBの
接点で、11は戸閉釦CBを押したとき付勢されるリレ
ーで、11aはそのa接点、11bはそのb接点、OB
aは戸開釦OBの接点で、12は戸開釦OBを押したと
き付勢されるリレーで、12aはそのa接点、12bは
そのb接点、E1Baは一次消防スイッチE1Bの接
点、8は一次消防スイッチE1Bを投入したとき付勢さ
れるリレーで、8a1〜8a2はそのa接点、8b1〜
8b3はそのb接点、20は戸閉指令用のリレーで、戸
閉指令によりかごが走行し、所定階に減速開始するまで
付勢され、20a1、20a2はそのa接点、21は戸
閉用のリレーで、21bはそのb接点、CLbは戸が閉
まりきったことを検出する図示しないリレーのb接点、
22は戸開用のリレーで、22bはそのb接点、OLb
は戸が開ききったことを検出する図示しないリレーのb
接点、OLaはそのa接点、DZaはかごが戸の開き範
囲に停止していることを検出する接点、31aはかごが
走行中であるとき付勢される図示しないリレーのa接
点、31bはそのb接点、32bはかごが減速時に付勢
される図示しないリレーのb接点、23Tは戸が開きき
ってから所定時間後にたとえば3秒後に付勢されるタイ
マで、23Taはそのa接点である。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。
【0013】最初に、平常運転モードの場合を説明す
る。この場合には、一次消防スイッチE1Bは投入され
ていない。したがって、接点E1Baが開いているの
で、リレー8は消勢し、接点8a1〜8a2は開き、接
点8b1〜8b3は閉じている。
【0014】今、かごが減速し始めると、接点32bが
開き、リレー20は消勢し、接点20bは閉じる。かご
が目的階に到着すると、接点DZa、31bが閉じるの
で、P−DZa−31b−20b−8b3−21b−O
Lb−22−Nの回路が形成され、リレー22が付勢さ
れる。そこで、戸は開き始め、戸が開ききると、接点O
Lbが開き、リレー22は消勢する。一方、接点OLa
が閉じ、P−OLa−8b2−23T−Nの回路が形成
され、タイマ23Tがカウントし始める。たとえば、3
秒経過すると、タイマ23Tが動作し、接点23Taが
閉じ、P−23Ta−12b−32b−20−Nの回路
が形成され、リレー20が付勢され、接点20a1によ
り自己保持される。そこで、接点20a2が閉じ、P−
20a2−22b−CLb−21−Nの回路が形成さ
れ、リレー21が付勢され、戸が閉じきると、接点CL
bが開き、リレー21が消勢する。そして、目的階に向
かって、走行する。
【0015】次に、消防運転モードの場合を説明する。
火災が発生し、一次消防スイッチE1Bを投入すると、
接点E1Baが閉じ、リレー8が付勢され、接点8a1
〜8a2は閉じ、接点8b1〜8b3は開く。
【0016】今、待機階において、消防士が火災階であ
る目的階のかご呼び釦を押し続けると、かごは目的階に
向かって走行し、到着する。上記と同様にして、リレー
20は消勢し、接点20bは閉じているが、接点8b3
が開いているので、リレー22は付勢されない。したが
って、かごは停止しても戸は閉じたままとなっている。
そこで、消防士が戸開釦OBを押し続けると、リレー1
2が付勢され、接点12aが閉じ、P−12a−8a2
−21b−OLb−22−Nの回路が形成され、リレー
22は付勢され、戸は開き始める。そして、消防士が戸
開釦OBを離すと、リレー12は消勢し、接点12aが
開き、リレー22は消勢し、戸はただちに停止し、半開
き状態となる。そこで、消防士は戸の隙間から乗場の火
災の状態を見て、危険でないと、判断したときには再度
戸開釦OBを押し続けると、上記と同一動作により、戸
は開き始め、戸が開ききると、接点OLbが開き、リレ
ー22が消勢し、消防士は戸開釦OBを離し、乗場に降
りることができる。一方、危険であると判断した場合に
は、ただちに戸開釦OBを離し、戸閉釦CBを押す。こ
の動作により、リレー11が付勢され、接点11aが閉
じ、P−11a−12b−32b−20−Nの回路が形
成され、リレー20が付勢され、リレー20は接点20
a1を介して自己保持される。接点20a2が閉じ、P
−20a2−22b−CLb−21−Nの回路が形成さ
れ、戸は閉じ始める。そして、戸閉釦CBを離しても、
リレー20は自己保持されているので、戸閉動作には無
関係である。戸が完全に閉まりきると、接点CLbが開
き、リレー21は消勢する。なお、戸閉動作中に、戸開
釦OBを押すと、リレー12が付勢され、リレー20、
リレー21は消勢し、戸はただちに停止する。
【0017】このように、消防士が戸開釦OBを押し続
けている間だけ戸開動作を行ない、この戸開動作中に危
険だと判断したときには、ただちに戸開釦OBを離し、
戸閉釦CBを押すことにより、戸閉動作を開始するの
で、消防士の安全を確保することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、消防モード時において
は、戸開釦を操作し続けている間だけ戸開動作を有効と
し、戸閉釦を操作すると、ただちに戸閉動作を有効とす
るように構成したので、消防士は、戸開動作中に、火炎
による災害を未然に防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる一実施例の非常用エレベータの戸
の制御装置の電気結線図である。
【図2】かご内の運転盤の正面図である。
【符号の説明】
20 戸閉指令用リレー 21 戸閉用リレー 22 戸開用リレー CB 戸閉釦 E1B 一次消防スイッチ OB 戸開釦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消防運転モードを備えた非常用エレベー
    タの戸の制御装置において、前記非常用エレベータが消
    防運転モードにて目的階に到着したとき、戸開釦を操作
    し続けている間だけ戸開動作を有効とする手段と、戸閉
    釦を操作すると、ただちに戸閉動作を有効とする手段を
    備えたことを特徴とする非常用エレベータの戸の制御装
    置。
JP14040794A 1994-06-22 1994-06-22 非常用エレベータの戸の制御装置 Pending JPH082861A (ja)

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JP14040794A JPH082861A (ja) 1994-06-22 1994-06-22 非常用エレベータの戸の制御装置

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ID=15268042

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