JPH082836Y2 - カセットオートチェンジャ - Google Patents

カセットオートチェンジャ

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JPH082836Y2
JPH082836Y2 JP1988076190U JP7619088U JPH082836Y2 JP H082836 Y2 JPH082836 Y2 JP H082836Y2 JP 1988076190 U JP1988076190 U JP 1988076190U JP 7619088 U JP7619088 U JP 7619088U JP H082836 Y2 JPH082836 Y2 JP H082836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序でこの考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.先行技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.カセットオートチェンジャ全体の構成 G2.カセット搬送装置全体の構成 G3.第1のカセット搬出入手段の構成 G4.第2のカセット搬出入手段の構成 G5.カセット受渡切替手段の構成 G6.カセット出入手段の構成 G7.実施例の動作 H.考案の効果 A.産業上の利用分野 この考案は、複数のカセットを収納したカセット収納
棚とビデオテープレコーダ(VTR)等の再生装置との間
を往復移動して複数のカセットを選択的に受け渡しする
ことにより、例えば長時間にわたって連続的にビデオ再
生を行うカセット搬送装置を備えたカセットオートチェ
ンジャに関する。
B.考案の概要 この考案は、カセット押出手段を有する複数のカセッ
ト収納棚に収納された複数のカセットを選択的に再生装
置に装填し、再生終了後該再生装置から排出された上記
カセットを上記カセット収納棚に収納するカセット搬送
装置を備えたカセットオートチェンジャであって、 上記カセット搬送装置に、上記カセットを押圧するこ
とにより上記カセット収納棚に該カセットを収納させ、
且つ上記カセット押出手段を押圧することにより上記カ
セット収納棚からカセットを取り出すカセット出入手段
を設けたことにより、 1つのカセット出入手段によりカセット収納棚とカセ
ット搬送装置間のカセットの受け渡しをすることがで
き、部品点数を減らして省スペース,軽量化を図ると共
に、製造コストの低コスト化を図ることができるように
したものである。
C.先行技術 本出願人は、例えばテレビジョン放送局において長時
間にわたる連続ビデオ再生を可能にしたカセットオート
チェンジャ(カセット自動装填装置)を、実願昭62-151
148号で開示している。これを、第10,11図によって簡単
に説明すると、1はカセットオートチェンジャであり、
前後に所定距離隔ててカセット2を上下,左右に多数収
納したカセット収納棚3,3を有していると共に、この一
対のカセット収納棚3,3の図中左端側に跨がるように上
下に複数のカセット式VTR(再生装置)4,…を有してい
る。これら一対のカセット収納棚3,3とVTR4との間に
は、移動機構6により各カセット収納棚3とVTR4との間
を往復移動してカセット2の受け渡しを選択的にするカ
セット搬送装置10を備えてある。
また、このカセット搬送装置10の装置本体11と上記カ
セット収納棚3間のカセット2の受け渡しをするカセッ
ト押出手段を、本出願人は実願昭62-125257号で開示し
ている。これを、第12,13図によって簡単に説明する
と、110はカセット収納棚3の各棚部3aに設けられたカ
セット押出手段である。このカセット押出手段110は、
先端(カセット搬送装置10側)に垂直に起立したカセッ
トロック部111を有し、前後に往復移動すると共に、棚
部3aに往動した時に外側へ揺動して該カセットロック部
111によりカセット2のロックを解除する第1の水平板1
12と、基部にカセット2を押し出しするカセット押出部
113を有し、扇形ギヤ114を介して第1の水平板112と近
接,離反自在に往復移動する第2の水平板115とで大略
構成されている。
そして、第12図に示すように、カセット搬送装置10か
らカセット収納棚3上にカセットを搬入する際には、カ
セット搬送装置10側に設けられたレバー等から成る図示
しないカセット搬出手段によりカセット搬送装置10内の
カセット2を押し出し、カセット2の一方のコーナ部に
よりカセットロック部111を乗り越えることにより、カ
セット押出手段110の第2の水平板115の押出部113と第
1の水平板112のカセットロック部111間にカセット2を
係止して、カセット収納棚3の各棚部3a上にカセット2
を収納するようになっている。
また、第13図に示すように、カセット収納棚3からカ
セット搬送装置10にカセット2を搬入する際には、カセ
ット搬送装置10に設けられたレバー等から成るカセット
搬入手段Aによりカセット押出手段110のカセットロッ
ク部111を押してそのロックを解除すると、第2の水平
板115のカセット押出部113が往動してカセット2をカセ
ット搬送装置10内に押し出すようになっている。これを
反復することにより、前記各カセット収納棚3とVTR4間
でカセット2の受け渡しができるようになっている。
D.考案が解決しようとする課題 しかしながら、前記先行技術のカセット搬送装置10で
は、カセット収納棚3にカセット2を押し出すカセット
搬出手段と、装置本体11内にカセット2を搬入するカセ
ット搬入手段Aとがそれぞれ別個に設けられているた
め、その分部品点数が多く、製造コストが高くなると共
に、設置スペースが必要となり、装置本体11の重量が重
くなる欠点が指摘されている。このように、カセット搬
送装置10が重いと、カセット収納棚3とVTR4間を速く移
動できないので、その改良が望まれていた。
そこで、この考案は、低コスト化,軽量化等を図るこ
とができるカセットオートチェンジャを提供するもので
ある。
E.課題を解決するための手段 カセット押出手段を有する複数のカセット収納棚に収
納された複数のカセットを選択的に再生装置に装填し、
再生終了後該再生装置から排出された上記カセットを上
記カセット収納棚に収納するカセット搬送装置を備えた
カセットオートチェンジャであって、上記カセット搬送
装置に、上記カセットを押圧することにより上記カセッ
ト収納棚に該カセットを収納させるカセット搬出手段と
上記カセット押出手段を押圧することにより上記カセッ
ト収納棚からカセットを取り出すカセット搬入手段兼用
のレバーを備えたカセット出入手段を設けてある。
F.作用 カセット搬送装置内に配設した1つのカセット出入手
段のレバーによりカセットの出し入れが自在にされるの
で、その分カセット搬送装置の省スペース,軽量化が図
られ、製造コストの低コスト化が図られる。
G.実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に詳述する。
尚、第10,11図に示す先行技術のカセットオートチェン
ジャ1、及び第12,13図に示すカセット収納棚3のカセ
ット押出手段110は援用する。
G1.カセットオートチェンジャ全体の構成 第10,11図において、1はカセットオートチェンジャ
であり、前後に所定距離隔ててカセット2を上下,左右
に多数収納したカセット収納棚3,3を有していると共
に、この一対のカセット収納棚3,3の図中左端側に跨が
るように上下に複数のカセット式VTR(再生装置)4,…
を有している点、これら一対のカセット収納棚3,3とVTR
4との間には、移動機構6により各カセット収納棚3とV
TR4との間を往復移動してカセット2の受け渡しを選択
的にするカセット搬送装置10を備えてある点は前記先行
技術と同様である。
G2.カセット搬送装置全体の構成 第1図に示すように、カセット搬送装置10の略箱型の
装置本体11の前記カセット収納棚3及びVTR4のカセット
挿入口5に相対向する位置には、一対の第1のカセット
出入口12,12及び第2のカセット出入口13をそれぞれ設
けてある。これら第1,第2のカセット出入口12,13から
上記装置本体11内に上記カセット2を搬出入させる第1,
第2のカセット搬出入手段14,15を上記装置本体11内に
それぞれ配設してある。これら第1,第2のカセット搬出
入手段14,15は、後述する伝達手段60を介して1つのモ
ータ(駆動源)61により駆動自在にしてある。
また、上記第1,第2のカセット搬出入手段14,15に
は、第1のカセット搬出入手段14、或いは第2のカセッ
ト搬出入手段15により上記装置本体11内に搬出入された
カセット2を第2のカセット搬出入手段15、或いは第1
のカセット搬出入手段14に受け渡しする後述のカセット
受渡切替手段85をそれぞれ連係してある。これにより、
第1のカセット搬出入手段14、或いは第2のカセット搬
出入手段15により上記装置本体11内に搬出入されたカセ
ット2は、第2のカセット搬出入手段15或いは第1のカ
セット搬出入手段14に受け渡し自在になり、前記各カセ
ット収納棚3とVTR4間でカセット2の受け渡しができる
ようになっている。
さらに、上記装置本体11内の一対の第1のカセット出
入口12,12寄りの位置には、カセット2に貼られたバー
コード7を該カセット2の搬出入時に読み取る一対のセ
ンサ8,8をブラケット9,9を介して斜め上方に少し傾斜す
るように取り付けてある。また、上記装置本体11内に
は、カセット2を押圧することにより前記カセット収納
棚3,3にカセット2を収納させ、且つ各カセット収納棚
3に設けられたカセット押圧手段110を押圧することに
より、各カセット収納棚3からカセット2を取り出すカ
セット出入手段90を設けてある。尚、装置本体11内にお
いて第2のカセット出入口13から前記第2のカセット搬
出入手段15,第1のカセット搬出入手段14,各センサ8,カ
セット出入手段90をそれぞれ順に配設してある。
G3.第1のカセット搬出入手段の構成 前記第1のカセット搬出入手段14は、装置本体11の各
第1カセット出入口12,12の下方間に架け渡されて固定
された一対の垂直固定片16,16の前後に一対それぞれ設
けられている。この各第1のカセット搬出手段14は、上
記一対の垂直固定片16,16上部間の中央に回転自在に支
持された駆動軸17と、この駆動軸17の両端に固定された
駆動ローラ18,18と、上記一対の垂直固定片16,16上部間
の両端に回転自在に支持された従動軸19と、この従動軸
19の両端に固定された従動ローラ20,20と、これら一対
の駆動ローラ18,18と従動ローラ20,20間にそれぞれ掛け
渡された一対の搬送ベルト21,21と、上記各従動軸19,19
の上方の装置本体11に固定された各ブラケット22に対し
て一対の引張コイルバネ23,23、一対のアーム24,24を介
して常時下方に付勢された支軸25の両端に回転自在に支
持された一対のローラ26,26とで大略構成されている。
上記各駆動ローラ18と従動ローラ20間の垂直固定片16
の外側(第2のカセット搬出入手段15側及びセンサ8
側)には複数の補助ローラ27をそれぞれ回転自在に支持
してある。また、隣接する各駆動ローラ18間には中間ロ
ーラ28を回転自在に支持してある。
上記各一対の従動ローラ20,20の前記一対のセンサ8,8
側の各従動ローラ20は、第7図に示すように、偏心ロー
ラ(この偏心ローラを第1,7,8図のみ符号20′で示す)
になっている。この偏心量をX、偏心ローラの最短半径
をR1、最長半径をR2、偏心ローラ以外の従動ローラ20の
半径をRとすると、R1=R,R2>R,X=R2−(R1/2+R2/
2)となる形状に上記偏心ローラは形成してある。これ
により、上記一対のセンサ8,8側の偏心した各従動ロー
ラ20により第1のカセット出入口12,12側のカセット2
の搬出入の際に該カセット2のセンサ8側が偏心量Xの
2倍上下方向に振動するようになっている。
前記各駆動軸17,17は平行に並んでおり、第2のカセ
ット出入口13側の一方の垂直固定片16の内側(他方の垂
直固定片16の相対向側)に駆動ギヤ29をそれぞれネジ止
め等により固定してある。また、他方の垂直固定片16に
は前記モータ61を固定してあり、その回転軸61aに固定
したピニオン61bを該他方の垂直固定片16の内側に突設
してある。これら各駆動ギヤ29,29とピニオン61bは減速
ギヤ列30により連結してある。
この減速ギヤ列30は、上記一対の垂直固定片16,16間
に回転自在に支持された第1中間軸31に固定され、上記
ピニオン61bに噛合する第1中間ギヤ32と、上記一対の
垂直固定片16,16間に回転自在に支持された第2中間軸3
3に固定され、大径ギヤ部34aと小径ギヤ部34bとを有し
て一方の大径ギヤ部34aを上記第1中間ギヤ32に噛合さ
せた一対の第2中間ギヤ34,34と、上記一方の垂直固定
片16の内側に回転自在に支持され、大径ギヤ部35aと小
径ギヤ部35bとを有して該大径ギヤ部35aを上記他方の第
2中間ギヤ34の小径ギヤ部34bに噛合させると共に該小
径ギヤ部35bを一対の第4中間ギヤ36,36を介して前記各
駆動ギヤ29,29にそれぞれ噛合させた第3中間ギヤ35
と、上記第2中間軸33の一端側に固定され、一方の垂直
固定片16の外側に突出した傘歯車37とで構成されてい
る。尚、前記ギヤ32,34,35,36等は合成樹脂で成形して
あり、軽量化が図られている。
G4.第2のカセット搬出入手段の構成 前記第2のカセット搬出入手段15は、上記一方の垂直
固定片16の外側の前後,両端に固定された略コ字型の一
対のブラケット38,38と、この各ブラケット38の上部に
支軸39を介して上方に回動自在に支持され、所定間隔を
有して対向した一対の回動片40,40と、この一対の回動
片40,40間に回転自在に支持された駆動軸41の一端に固
定され、一方の回動片40(第1のカセット出入口12側)
に突出した駆動ローラ42と、上記一対の回動片40,40間
に回転自在に支持された従動軸43の一端に固定され、一
方の回動片40より突出した従動ローラ44と、これら駆動
ローラ42と従動ローラ44に掛け渡された搬送ベルト45
と、前記一対の垂直固定片16,16の前後両端側に垂直に
固定された一対のコ字型の垂直プレート46,46に対して
上下方向にスライド自在の各スライダ47に回転自在に支
持された一対のローラ48,48と、上記一対の搬送ベルト4
5,45の上方の装置本体11に固定された各ブラケット49に
対して引張コイルバネ50,アーム51を介して常時下方に
付勢された支軸52の一端に回転自在に支持されたローラ
53とで大略構成されている。
上記一対のコ字型のブラケット38,38間には長尺のシ
ンクロシャフト54を回転自在に支持してある。このシン
クロシャフト54の略中央には、前記傘歯車37に噛合する
傘歯車55を固定してあると共に、両端の各ブラケット38
内にはギヤ56,56をそれぞれ固定してある。この各ギヤ5
6は上記支軸39に固定されたギヤ57に噛合していると共
に、中間ギヤ58を介して駆動軸41に固定された駆動ギヤ
59に噛合している。これらシンクロシャフト54,傘歯車5
5,ギヤ57〜59,モータ61及び減速ギヤ列30により前記伝
達手段60が構成されている。
G5.カセット受渡切替手段の構成 前記装置本体11の第2のカセット出入口13の両側に位
置する前記各一対の回動片40,40の下部には、支軸62を
介してコ字型のプレート63を回動自在に支持してある。
この各プレート63にはバー63aを介して合成樹脂製のラ
ック64を取り付けてある。この各ラック64の上,下に
は、縦長の孔64a,64aを形成してあり、この上下一対の
孔64a,64aに、装置本体11の第2のカセット出入口13の
下方に垂直に固定されたプレート11aに突出したピン65,
65を嵌挿してワッシャ止めすることにより、該各ラック
64はプレート11aに対して上下方向にスライド自在に取
り付けてある。
また、前記装置本体11の一対のカセット出入口12,12
側に配設された前記一対のスライダ47,47は合成樹脂製
に形成してあると共に、その上下に各一対の縦長の孔47
a,47aをそれぞれ形成してあり、この上下の孔47a,47a
に、前記各垂直プレート46,46にそれぞれ突出したピン6
6,66を嵌挿してワッシャ止めすることにより、該各スラ
イダ47,47は各垂直プレート46,46に対して上下方向にス
ライド自在に取り付けてある。さらに、この各スライダ
47の下部がラック47bに形成してある。
而して、上記装置本体11のプレート11aとカセット出
入手段90側の垂直枠部11b間の一対の第1のカセット出
入口12,12下方には、一対のギヤシャフト67,67を回転自
在に支持してある。この一対のギヤシャフト67,67に
は、上記垂直枠部11bから上記プレート11aにかけて、傘
歯車68と、ギヤ69と、上記各スライダ47のラック47bに
噛合するギヤ70と上記各ラック64に噛合するギヤ71とを
順にそれぞれ固定してある。尚、前記ギヤ69〜71は、合
成樹脂にて成形してあり、軽量化が図られている。
また、上記垂直枠部11bの内面側に固定された一対の
L字型のブラケット72,72間には、長尺のシンクロシャ
フト73を回転自在に支持してある。このシンクロシャフ
ト73の両端には、前記一対の傘歯車68,68に噛合する傘
歯車74,74を固定してある。さらに、一方のギヤシャフ
ト67の上記垂直枠部11bの外側の端部にはギヤ75を固定
してある一方、該垂直枠部11bの外面側にはウォームギ
ヤ77を有したモータ76をコ字型のブラケット78を介して
固定してある。このモータ76のウォームギヤ77と上記一
方のギヤシャフト67の端部のギヤ75は減速ギヤ列80によ
り連結してある。
この減速ギヤ列80は、上記垂直枠部11bに回転自在に
支持され、上記ギヤ75に噛合するピニオン81と、上記垂
直枠部11bに回転自在に支持され、小径ギヤ部82aと大径
ギヤ部82bとを有して小径ギヤ部82aを上記ピニオン81に
噛合させた中間ギヤ82と、上記垂直枠部11b回転自在に
支持され、大径ギヤ部83aと小径ギヤ部83bとを有して該
小径ギヤ部83bを上記中間ギヤ82の大径ギヤ部82aに噛合
させた中間ギヤ83と、上記垂直枠部11bとブラケット782
間に回転自在に支持され、両端部に一対のギヤ部84a,84
bを有して一方のギヤ部84aを上記中間ギヤ83の大径ギヤ
部83aに噛合させ、他方のギヤ部84bを上記モータ76のウ
ォームギヤ77に噛合させたギヤ84とで構成されている。
これら減速ギヤ列80,モータ76,各シャフト67と73,ギヤ6
9〜71と75,ラック64及びスライダ47等により前記カセッ
ト受渡切替手段85が構成されている。尚、前記ギヤ75.8
2.83等は合成樹脂にて成形してあり、軽量化が図られて
いる。
G6.カセット出入手段の構成 前記装置本体11の一対の第1のカセット搬出入手段1
4,14とシンクロシャフト73間には前記カセット出入手段
90を配設してある。このカセット出入手段90は、第2の
カセット搬出入手段15の一対の搬送ベルト45,45の回動
及び各一対のローラ48,48を有した一対のスライダ47,47
の上下動と共に同期して上下動する前後片91a,91aと左
右側片91b,91cとから成る移送体91と、この移送体91の
前後片91a,91a間に架け渡された一対のシャフト92,92に
沿って前後方向(一対の第1のカセット出入口12,12の
方向)に往復移動するスライダ93の上面に取り付けら
れ、前記カセット2を押圧することにより前記カセット
収納棚3,3にカセット2を収納させるカセット搬出手段
と、各カセット収納棚3に設けられたカセット押出手段
110のカセットロッド部111を押圧することにより、各カ
セット収納棚3からカセット2を取り出すカセット搬入
手段を兼ねた一対のレバー94,94とで大略構成されてい
る。
詳述すると、上記移送体91は、装置本体11の垂直枠部
11bの上,下部に取り付けられたブラケット95,96を介し
て立設した支軸97に沿って上下移動自在に配設してある
と共に、前後片91a,91aの凹部にそれぞれ固定されたラ
ック98,98を前記一対のギヤシャフト67,67に固定の各ギ
ヤ69,69に噛合してある。この各ギヤ69の回動により各
ラック98を介して上記移送体91は上下動するようになっ
ている。
また、移送体91の左右側片91b,91c間の前後と中央及
び中央下部には、一対の従動プーリ99,99と一対の中間
プーリ100,100及び駆動プーリ101を回転自在に支持して
ある。これら各プーリ99〜101間にはベルト102を略T字
状に掛け渡してある。このベルト102の中途部に前記ス
ライダ93を固定してある。さらに、上記駆動プーリ101
には駆動ギヤ103を固定してある。この駆動ギヤ103は移
送体91の左側片91bに取り付けられたモータ104のピニオ
ン105に減速ギヤ列106を介して回転自在になっている。
このモータ104の駆動により上記スライダ93が前後方向
に往復移動することにより、上記一対のレバー94,94が
移動するようになっている。尚、上記移送体91の右側片
91cの中央部は上方に突出しており、この突出部より該
右側片91cより垂直に延びたバー107にはカセット2の上
面を押さえる大径ローラ108及び複数の小径ローラ109を
回転自在にそれぞれ取り付けてある。
G7.実施例の動作 以上実施例のカセットオートチェンジャ1のカセット
搬送装置10によれば、各カセット収納棚3に収納されて
いるカセット2をカセット搬送装置10内に取り入れる際
に、該カセット搬送装置10を所定のカセット収納棚3に
移動機構6により移動させ、モータ104を駆動させる
と、カセット出入手段90の一対のレバー94,94が第1の
カセット出入口12,12の前後方向に移動し、一方のレバ
ー94が上記カセット収納棚3に設けられたカセット押圧
手段110のカセットロック部111を押圧することにより、
カセット収納棚3からカセット2が第1のカセット出入
口12に入って第1のカセット搬出入手段14の一対の搬送
ベルト21,21上に載る。
次に、上記一対のレバー94,94を元の位置に戻し、例
えば前方よりカセット2が第1のカセット搬出入手段14
の一対の搬送ベルト21,21に載った場合には、モータ61
を駆動させて減速ギヤ列30等を介して各一対の搬送ベル
ト21,21を第5図に示す矢印の方向に回ってカセット搬
送装置10の装置本体11内にカセット2が取り込まれて搬
入される。
この搬入の際に、カセット2に貼り付けられたバーコ
ード7のラベルに記載された情報をセンサ8が読み取
る。このセンサ8寄りの一方の従動ローラ20は偏心ロー
ラに成っているので、上記カセット2はこの偏心ローラ
上で上下方向に振動する。この振動によりセンサ8のス
ポットの軌跡は第9図の曲線に示すようになり、情報の
読み取りエラーが無いようになっている。
また、前記各一対の搬送ベルト21,21が回っている時
に、伝達手段60により1つのモータ61で第2のカセット
搬出入手段15の一対の搬送ベルト45,45も第5図中矢印
の方向に同時に回っているが、各支軸39を中心として各
回動片40に取り付けられている上記搬送ベルト45が下方
に移動しているので、カセット2と搬送ベルト45とは接
触せず、第2,3図に実線で示すように、カセット2は第
1のカセット出入口12,12の前後方向の一方向にのみ水
平移動するようになっている。
次に、VTR4とカセット搬送装置10間で上記カセット2
を受け渡しする際には、移動機構6により該カセット搬
送装置10を所定位置のVTR4に移動させ、VTR4のカセット
挿入口5にカセット搬送装置10の第2のカセット出入口
13を近接させる。
そして、モータ76を駆動させて減速ギヤ列80を介して
一対のギヤシャフト67,67を第5図中矢印の方向に回転
させると、各ギヤシャフト67に固定してある各ギヤ69〜
71に噛合のラック98,47b,64により、カセット出入手段9
0の移送体91,一対のスライダ47の各一対のローラ48,48,
第2のカセット搬出入手段15の一対の搬送ベルト45,45
が同期して上昇する。これにより、上記一対の搬送ベル
ト45,45が各支軸39を中心として上方に移動して水平に
なり、この水平状態の一対の搬送ベルト45,45と上記各
一対のローラ48,48によりカセット2が第2図中1点鎖
線に示すように持ち上げられる。
この状態から、モータ61を駆動させ、一対の搬送ベル
ト45,45を第5図中矢印の方向に回すことにより、カセ
ット2はカセット搬送装置10からVTR4に取り入れること
ができる。この際、一対の搬送ベルト45,45及び各一対
のローラ48,48は第1のカセット搬出入手段14,14の各一
対の搬送ベルト21,21より上方に移動しているので、カ
セット2と上記各一対の搬送ベルト21,21とは接触せ
ず、第2図中1点鎖線で示すように、カセット2は第2
のカセット出入口13の左右方向の一方向にのみ水平移動
してカセット2の受け渡しができるようになっている。
そして、上記VTR4でカセット2の再生が終了した後
で、VTR4からカセット搬送装置10にカセット2を搬入す
るときは、上記一対の搬送ベルト45,45及び一対のスラ
イダ47,47の各一対のローラ48,48が上昇した状態で上記
カセット2をカセット搬送装置10の第1のカセット搬出
入手段14,14の各一対の搬送ベルト21,21まで搬入する。
この状態から、上記一対の搬送ベルト45,45及び各一対
のローラ47,47を下降させ、上記各一対の搬送ベルト21,
21によりカセット収納棚3にカセット2を搬出する。上
記一対の搬送ベルト21,21からカセット2が完全に離れ
た所で、カセット出入手段90の移送体91を上方に移動さ
せ、一対ののレバー94,94を第1のカセット出入口12,12
の方向に移動して上記カセット2を押圧することにより
上記カセット収納棚3にカセット2を完全に収納させる
ことができる。
このように、カセット搬送装置10の装置本体11内に配
設した1つのカセット出入手段90のカセット搬出手段と
カセット搬入手段を兼ねた一対のレバー94,94によりカ
セット2の出し入れを自在にしたので、先行技術のもの
と比較して部品点数を減らすことができ、その分カセッ
ト搬送装置10の省スペース,軽量化を図ることができる
と共に、製造コストの低コスト化を図ることができる。
これにより、カセット搬送装置10が先行技術のものより
一段と軽くなるので、該カセット搬送装置10をカセット
収納棚3とVTR4間にスムーズに速く移動させることがで
き、カセット収納棚3とVTR4間におけるカセット2の受
け渡し時間を大幅に短縮することができる。
尚、前記実施例によれば、ビデオカセットを用いたカ
セットオートチェンジャに付いて説明したが、これに限
られず、光ディスク等の各種記録媒体を収納した各種カ
セットのオートチェンジャに用いてもよいことは勿論で
ある。
H.考案の効果 以上のようにこの考案によれば、カセット搬送装置内
に配設した1つのカセット出入手段のカセット搬出手段
とカセット搬入手段を兼ねたレバーによりカセットの出
し入れを自在にしたので、部品点数を減らすことがで
き、カセット搬送装置の省スペース化及び軽量化を図る
ことができると共に、製造コストの低コスト化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すカセット搬送装置の
斜視図、第2図は同正面図、第3図は同側面図、第4図
は同平面図、第5図は同要部の斜視図、第6図は第1の
カセット搬出入手段に用いられる普通のローラの説明
図、第7図は同偏心ローラの説明図、第8図はカセット
のバーコードを読み取る状態を示す斜視図、第9図は同
センサのスポットの軌跡を示す説明図、第10図はカセッ
トオートチェンジの全体概略を示す正面図、第11図は同
平面図、第12図及び第13図は先行技術のカセット押出手
段を示す平面図である。 1……カセットオートチェンジャ、2……カセット、3
……カセット収納棚、4……VTR(再生装置)、10……
カセット搬送装置、90……カセット出入手段、94……レ
バー、110……カセット押出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット押出手段を有する複数のカセット
    収納棚に収納された複数のカセットを選択的に再生装置
    に装填し、再生終了後該再生装置から排出された上記カ
    セットを上記カセット収納棚に収納するカセット搬送装
    置を備えたカセットオートチェンジャにおいて、 上記カセット搬送装置に、上記カセットを押圧すること
    により上記カセット収納棚に該カセットを収納させるカ
    セット搬出手段と上記カセット押出手段を押圧すること
    により上記カセット収納棚からカセットを取り出すカセ
    ット搬入手段兼用のレバーを備えたカセット出入手段を
    設けたことを特徴とするカセットオートチェンジャ。
JP1988076190U 1988-06-08 1988-06-08 カセットオートチェンジャ Expired - Lifetime JPH082836Y2 (ja)

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JPH01181153U JPH01181153U (ja) 1989-12-27
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234362A (ja) * 1985-08-08 1987-02-14 Pioneer Electronic Corp マルチデイスクプレ−ヤ
JPS62241167A (ja) * 1986-04-14 1987-10-21 Sony Corp カセツト移送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234362A (ja) * 1985-08-08 1987-02-14 Pioneer Electronic Corp マルチデイスクプレ−ヤ
JPS62241167A (ja) * 1986-04-14 1987-10-21 Sony Corp カセツト移送装置

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